JPH0424304B2 - - Google Patents
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- JPH0424304B2 JPH0424304B2 JP27072684A JP27072684A JPH0424304B2 JP H0424304 B2 JPH0424304 B2 JP H0424304B2 JP 27072684 A JP27072684 A JP 27072684A JP 27072684 A JP27072684 A JP 27072684A JP H0424304 B2 JPH0424304 B2 JP H0424304B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal ash
- sand
- parts
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- Expired
Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/02—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
- C04B18/021—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates agglomerated by a mineral binder, e.g. cement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば建築材料の原料等に使用し
て好適する石炭灰砂の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 周知のように、例えば建築材の原料等として使
用される砂を人工的に製造するために、従来より
次のような各方法が用いられている。まず、第１
は、水または増粘材を加えた石炭灰を、パン型造
粒機を用いてころがし造粒するかもしくはブリケ
ツト型造粒機を用いて加圧造粒し、その後焼結し
て製造するようにしたものである。また、第２
は、水とセメント、石膏、石灰、ベントナイト等
との結合材を混合した石炭灰を、上記パン型造粒
機またはブリケツト型造粒機を用いて造粒するよ
うにしたものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のような各方法には、次の
ような問題がある。まず、第１の方法では、ころ
がし造粒または加圧造粒した生成物を、1100℃〜
1300℃で数時間焼結する必要があるので、焼結用
の設備やエネルギー源が必要となるものである。
また、上記第１及び第２の方法に共通する問題点
として、パン型造粒機及びブリケツト型造粒機
は、共に粒径が５mm以上25mm程度のいわゆる砂利
のような粗骨材を製造するのに適しており、粒径
が５mm以下0.15mm程度の砂のような細骨材を製造
することはできないものである。 このため、従来では細骨材を必要とする場合に
は、上記各方法によつて製造された粗骨材を粉砕
して生成するようにしているが、粉砕作業が必要
であるとともに、粉砕砂は角ばつているためコン
クリート等に使用する場合、セメントを多量に必
要とし、施工性が悪化する等の問題が生じるもの
である。 この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、施工性及び経済性に優れ特に建築材の原料に
使用して好適する細骨状の石炭灰砂を、容易にか
つ短時間で製造し得る極めて良好な石炭灰砂の製
造方法を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段・作用〕 すなわち、この発明に係る石炭灰砂の製造方法
は、石炭灰100重量部に対して、セメントを10重
量部位上100重量部以下と適量の水を加え、低速
回転する容器内に高速回転する攪拌羽根を備えた
高速混合機にて造粒することにより、粒径が0.15
mm〜５mm程度の粒を生成し、これを養生硬化して
石炭灰砂を製造するようにしたものである。 ここで、上記高速混合機としては、高粘度のも
のを混ぜ合わせる汎用のミクサーが用いられる
が、内容物の粉体粒度、水分量、攪拌羽根の回転
数及び容器自体の回転数等を、所定の値に調整す
れば、数10秒の短時間で石炭灰砂の造粒を行なう
ことができるものである。また、上記水分量や羽
根及び容器の回転数、攪拌時間等を適宜設定する
ことにより、目的に応じた粒度分布の石炭灰砂を
生成することができるものである。 また、上記石炭灰に加える水に、増粘剤として
少量のポリビニールアルコール、メチルセルロー
ズやふのり等の接着剤を加えたり、さらにコンク
リート用の急結剤、防水剤及び発泡剤等を加える
ようにしてもよいものである。 そして、上記のようにして製造された石炭灰砂
は、軽量で断熱性に優れ、従来の焼結による粗骨
材の粉砕砂に比して流動性及び施工性がよく、例
えば非構造コンクリートやモルタル等の建築材の
原料に使用して好適するものである。また、従来
の焼結骨材に比して大幅に安価に製造することが
できるとともに、大量に流出される石炭灰の有効
利用を図ることになり、経済的に有利となるもの
である。さらに、吸水性が高いので吸放湿能力が
大きく、使用目的によつては多大な効果を奏する
ことができる。また、高速混合機で造粒された石
炭灰砂は角がないため、コンクリートやモルタル
等に使用する場合、少量の水でも流動性が高くな
り施工性を良くすることができるという利点も有
する。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
まず、石炭灰100重量部に対して、セメントを10
重量部加えた場合と、セメントを20重量部加えた
場合とにおける粒径分布を次表に示す。この場
合、メチルセルローズの0.1％溶液を29.5重量部
加え、攪拌羽根の回転数を450r.p.m.、容器の回
転数を36r.p.m.として60秒摩攪拌した条件で測定
したものである。
て好適する石炭灰砂の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 周知のように、例えば建築材の原料等として使
用される砂を人工的に製造するために、従来より
次のような各方法が用いられている。まず、第１
は、水または増粘材を加えた石炭灰を、パン型造
粒機を用いてころがし造粒するかもしくはブリケ
ツト型造粒機を用いて加圧造粒し、その後焼結し
て製造するようにしたものである。また、第２
は、水とセメント、石膏、石灰、ベントナイト等
との結合材を混合した石炭灰を、上記パン型造粒
機またはブリケツト型造粒機を用いて造粒するよ
うにしたものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のような各方法には、次の
ような問題がある。まず、第１の方法では、ころ
がし造粒または加圧造粒した生成物を、1100℃〜
1300℃で数時間焼結する必要があるので、焼結用
の設備やエネルギー源が必要となるものである。
また、上記第１及び第２の方法に共通する問題点
として、パン型造粒機及びブリケツト型造粒機
は、共に粒径が５mm以上25mm程度のいわゆる砂利
のような粗骨材を製造するのに適しており、粒径
が５mm以下0.15mm程度の砂のような細骨材を製造
することはできないものである。 このため、従来では細骨材を必要とする場合に
は、上記各方法によつて製造された粗骨材を粉砕
して生成するようにしているが、粉砕作業が必要
であるとともに、粉砕砂は角ばつているためコン
クリート等に使用する場合、セメントを多量に必
要とし、施工性が悪化する等の問題が生じるもの
である。 この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、施工性及び経済性に優れ特に建築材の原料に
使用して好適する細骨状の石炭灰砂を、容易にか
つ短時間で製造し得る極めて良好な石炭灰砂の製
造方法を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段・作用〕 すなわち、この発明に係る石炭灰砂の製造方法
は、石炭灰100重量部に対して、セメントを10重
量部位上100重量部以下と適量の水を加え、低速
回転する容器内に高速回転する攪拌羽根を備えた
高速混合機にて造粒することにより、粒径が0.15
mm〜５mm程度の粒を生成し、これを養生硬化して
石炭灰砂を製造するようにしたものである。 ここで、上記高速混合機としては、高粘度のも
のを混ぜ合わせる汎用のミクサーが用いられる
が、内容物の粉体粒度、水分量、攪拌羽根の回転
数及び容器自体の回転数等を、所定の値に調整す
れば、数10秒の短時間で石炭灰砂の造粒を行なう
ことができるものである。また、上記水分量や羽
根及び容器の回転数、攪拌時間等を適宜設定する
ことにより、目的に応じた粒度分布の石炭灰砂を
生成することができるものである。 また、上記石炭灰に加える水に、増粘剤として
少量のポリビニールアルコール、メチルセルロー
ズやふのり等の接着剤を加えたり、さらにコンク
リート用の急結剤、防水剤及び発泡剤等を加える
ようにしてもよいものである。 そして、上記のようにして製造された石炭灰砂
は、軽量で断熱性に優れ、従来の焼結による粗骨
材の粉砕砂に比して流動性及び施工性がよく、例
えば非構造コンクリートやモルタル等の建築材の
原料に使用して好適するものである。また、従来
の焼結骨材に比して大幅に安価に製造することが
できるとともに、大量に流出される石炭灰の有効
利用を図ることになり、経済的に有利となるもの
である。さらに、吸水性が高いので吸放湿能力が
大きく、使用目的によつては多大な効果を奏する
ことができる。また、高速混合機で造粒された石
炭灰砂は角がないため、コンクリートやモルタル
等に使用する場合、少量の水でも流動性が高くな
り施工性を良くすることができるという利点も有
する。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
まず、石炭灰100重量部に対して、セメントを10
重量部加えた場合と、セメントを20重量部加えた
場合とにおける粒径分布を次表に示す。この場
合、メチルセルローズの0.1％溶液を29.5重量部
加え、攪拌羽根の回転数を450r.p.m.、容器の回
転数を36r.p.m.として60秒摩攪拌した条件で測定
したものである。
【表】
また、石炭灰100重量部に対して、セメント20
重量部を加え、攪拌羽根の回転数を900r.p.m.に
した場合と、450r.p.m.にした場合とにおける粒
径分布を次表に示す。ただし、他の条件は、上記
と同様にして測定したものである。
重量部を加え、攪拌羽根の回転数を900r.p.m.に
した場合と、450r.p.m.にした場合とにおける粒
径分布を次表に示す。ただし、他の条件は、上記
と同様にして測定したものである。
したがつて、以上詳述したようにこの発明によ
れば、施工性及び経済性に優れ特に構造用コンク
リート以外の建築材の原料に使用して好適する細
骨材の石炭灰砂を、容易にかつ短時間で製造し得
る極めて良好な石炭灰砂の製造方法を提供するこ
とができる。
れば、施工性及び経済性に優れ特に構造用コンク
リート以外の建築材の原料に使用して好適する細
骨材の石炭灰砂を、容易にかつ短時間で製造し得
る極めて良好な石炭灰砂の製造方法を提供するこ
とができる。
Claims (1)
- １ 石炭灰にセメント及び水を加え、低速回転す
る容器内に高速回転する攪拌羽根を備えた高速混
合機で高速混合造粒して、粒径が0.15〜５mm程度
の石炭灰砂を製造することを特徴とする石炭灰砂
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27072684A JPS61151052A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 石炭灰砂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27072684A JPS61151052A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 石炭灰砂の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61151052A JPS61151052A (ja) | 1986-07-09 |
| JPH0424304B2 true JPH0424304B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=17490099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27072684A Granted JPS61151052A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 石炭灰砂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61151052A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH083162B2 (ja) * | 1986-08-05 | 1996-01-17 | 中国電力株式会社 | 路盤材 |
| JPS63201045A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-19 | 東北電力株式会社 | 砂の製造方法 |
| JPH0774484B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1995-08-09 | 大成ロテック株式会社 | 石炭灰砂を添加した耐流動性アスファルト舗装材 |
| JPH0734855B2 (ja) * | 1989-03-27 | 1995-04-19 | 東北電力株式会社 | 石炭灰砂の製造方法 |
| JPH0645490B2 (ja) * | 1989-04-11 | 1994-06-15 | 日本磁力選鉱株式会社 | 石炭灰の利用方法 |
| JPH02293366A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-04 | Shimizu Corp | 現場打ちコンクリートパネルの製造方法 |
| JPH02293362A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-04 | Shimizu Corp | 石炭灰砂組成物 |
| JPH02293361A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-04 | Shimizu Corp | 石炭灰砂組成物 |
| DE4101347A1 (de) * | 1991-01-18 | 1992-07-23 | Bergwerksverband Gmbh | Verwertungsverfahren fuer muell-, klaerschlamm- und sondermuellverbrennungsasche |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27072684A patent/JPS61151052A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61151052A (ja) | 1986-07-09 |
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