JPH0424171Y2 - - Google Patents

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JPH0424171Y2
JPH0424171Y2 JP8631488U JP8631488U JPH0424171Y2 JP H0424171 Y2 JPH0424171 Y2 JP H0424171Y2 JP 8631488 U JP8631488 U JP 8631488U JP 8631488 U JP8631488 U JP 8631488U JP H0424171 Y2 JPH0424171 Y2 JP H0424171Y2
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JP
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soft stopper
bolts
hole
nut body
nut
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JP8631488U
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JPH026808U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ケーブルラツクや鋼管等を天井か
ら吊り下げるときに使用する吊りボルト等の継ぎ
ナツトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように、ケーブルラツク5
1を天井から吊り下げるに際し、天井が高くてケ
ーブルラツク51までの距離が長い場合、市販の
吊りボルトは1m程度のものであるため、2〜3
本の吊りボルト52を継ぎナツト53で継いで用
いている。
継ぎナツト53は、第3図に示すように、6角
柱状として雌ねじ53aを形成したものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図の従来の継ぎナツト53は、上下の吊り
ボルト52が継ぎナツト53の中央まで確実にね
じ込まれているか否かを確認することができな
い。万一、片方の吊りボルト52のねじ込みが不
充分であつた場合、振動等で継ぎナツト53が緩
み、吊りボルト52が抜けるという重大な事故が
発生する。
そのため、吊りボルト52に継ぎナツト53の
全長の半分の長さの箇所をフエルトペン等でマー
キングすることがあるが、手間がかかるという問
題点がある。
この考案の目的は、マーキング等の作業を行わ
なくても、ボルトを所定長さまでねじ込んだこと
が簡単に目視により確認できる継ぎナツトを提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の継ぎナツトは、雌ねじを形成した筒
状のナツト本体の長手方向中間部に孔を設け、軟
質ストツパを前記孔の位置で前記ナツト本体内に
設けたものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、ナツト本体に両側か
らボルトを所定位置までねじ込むと、これらボル
トの先端間で圧迫されて軟質ストツパが変形し、
軟質ストツパの一部が孔からはみ出す。このはみ
出しを見てボルトが所定長さねじ込まれたことを
確認できる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
ナツト本体1の長手方向の中心部に孔3を直角
方向に貫通して設け、この孔3の内側に位置して
軟質ストツパ4をナツト本体1に収納してある。
軟質ストツパ4は、ゴム等の弾力性のある部材か
らなり、球状に形成してある。軟質ストツパ4
は、ナツト本体1に対して目立ち易い色にするこ
とが望ましい。ナツト本体1の孔3の近傍部分
は、他の部分よりも若干拡径した広がり部1aと
し、軟質ストツパ4は広がり部1aに嵌合して抜
け止めされている。ナツト本体1の内面は、ボル
ト5,6を螺合する雌ねじに形成してある。ボル
ト5,6は吊りボルト等からなる。
つぎに使用方法を説明する。まず、ナツト本体
1に何れか片方のボルト5,6を軟質ストツパ4
に当たるまでねじ込み、反対側からもう片方のボ
ルト5,6を軟質ストツパ4に当たるまでねじ込
む。この後、両ボルト5,6を軽く増し締めす
る。
このとき、両側のボルト5,6の先端面間で軟
質ストツパ4が圧迫されて第1図Bのように変形
し、軟質ストツパ4の一部が孔3からはみ出す。
この状態がボルト5,6の中央部までねじ込まれ
た状態である。
そのため、軟質ストツパ4のはみ出し部分を見
ることにより、両側のボルト5,6が確実にねじ
込まれたことがわかる。したがつて、ボルト5,
6のねじ込み不足によるトラブルの発生を未然に
防止でき、防災上の効果も大きい。また、ボルト
5,6にマークを施す必要がなく、作業性が良
い。軟質ストツパ4を目立ち易い色とした場合
は、確認がより一層容易になる。
なお、前記実施例では軟質ストツパ4を弾性体
としたが、軟質ストツパ4は塑性変形するもので
あつても良い。すなわち、圧迫により変形して孔
3からはみ出すものであれば良い。また、軟質ス
トツパ4の形状も種々の形状とできる。ナツト本
体1の軟質ストツパ4の収納位置は、中央に限ら
ず、偏つた位置であつても良い。
〔考案の効果〕
この考案の継ぎナツトによると、ナツト本体に
孔を形成して軟質ストツパを収納したため、両側
からボルトを所定位置までねじ込むと、前記軟質
ストツパが変形して前記孔からはみ出す。そのた
め、このはみ出しを見ることにより、ボルトが所
定位置までねじ込まれたことを確認でき、ねじ込
み不足によるトラブルの発生を未然に防止するこ
とができる。また、ボルトにマークを付ける作業
が不要であり、作業性が良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは各々この考案の一実施例の接続
前および接続後の状態の断面図、第2図は従来の
ケーブルラツクの斜視図、第3図はその継ぎボル
トの斜視図である。 1……ナツト本体、3……孔、4……軟質スト
ツパ、5,6……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌ねじを形成した筒状のナツト本体の長手方向
    中間部に孔を設け、前記ナツト本体の両側からね
    じ込んだ一対のボルト間で圧迫されて前記孔から
    一部がはみ出す軟質ストツパを前記孔の位置で前
    記ナツト本体内に設けた継ぎナツト。
JP8631488U 1988-06-27 1988-06-27 Expired JPH0424171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8631488U JPH0424171Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JP8631488U JPH0424171Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Publication Number Publication Date
JPH026808U JPH026808U (ja) 1990-01-17
JPH0424171Y2 true JPH0424171Y2 (ja) 1992-06-08

Family

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JPH026808U (ja) 1990-01-17

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