JPH042413A - 深穴自動ねじ切り方法 - Google Patents

深穴自動ねじ切り方法

Info

Publication number
JPH042413A
JPH042413A JP10335990A JP10335990A JPH042413A JP H042413 A JPH042413 A JP H042413A JP 10335990 A JP10335990 A JP 10335990A JP 10335990 A JP10335990 A JP 10335990A JP H042413 A JPH042413 A JP H042413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cycle
point
spindle
tap
tapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10335990A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Takeya
竹谷 亮三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP10335990A priority Critical patent/JPH042413A/ja
Publication of JPH042413A publication Critical patent/JPH042413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マシニングセンタ等のNC工作機械にて同期
送りタップにより深穴ねじ切りを行う方法に関するもの
である。
従来の技術 従来、第8図に示すようなタンピング動作の機械タップ
加工では、第7図に示すように、被削材が切粉のつなが
りやすい鋼材等で、しかも止まりねじの場合、比較的切
粉の排出がよいとされているスパイラルタップを使用し
ても、加工深さの最大値しは、タップ径φDの1.5倍
(1,5D)が限度で、それ以上は切粉のからみつきが
多くなってタップが折損す・る確率が高くなるため、1
.5D以下の安全な深さで加工を止めていた。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた機械タップ加工のできる深さLは、
通常図面等にて指定される深さが、使用するボルト等に
対する余裕と、タップ先端の不完全ねじ部等を考慮して
タンプ径の2〜2.5倍程度に指定されていることが多
く、殆どの場合手作業で追加ねじ切り加工をせねばなら
ないという問題点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、自動ね
じ切りサイクルにより深穴ねじ切りを機械加工できる方
法を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における深穴自動ね
じ切り方法は、同期送りタップによる自動ねじ切り方法
において、タッピング中に少なくとも1個所の指定位置
で前記タップが僅かに逆転するものである。
また同期送りタップによる自動ねじ切り方法において、
タフピング中に少なくとも1個所の指定位置で前記タッ
プが工作物より完全に抜けるまで逆転するようにするこ
ともできる。
作用 同期送りタップによる自動ねじ切りの途中で、プログラ
ム指定位置で、タップが僅かに逆転して、切粉を切りな
がらねじ切りを行う。
またプログラム指定位置で、工作物から完全に抜けるま
でタップが逆転して、切粉の排出を行いながらねじ切り
を行う。
実施例 実施例について第1図〜第6図を参照して説明する。
公知のたて形マンニングセンタにおいて、図示しないベ
ツド上の前側に設けられた左右(X軸)方向の案内上に
、テーブル1が移動位置決め可能に載置され、テーブル
上に工作物Wが取付けられている。ベツド上の後側に設
けられた前後(Y軸)方向の案内上に、図示しないコラ
ムが移動位置決め可能に載置され、コラムの前面に設け
られた上下(Z軸)方向の案内上に、主軸頭2が移動可
能に設けられており、主軸頭2はコラムに固着のNcm
mのサーボモータ3によりボールねじ4を介して移動位
置決めされ、サーボモータに位置検出器5が同心に固着
されている。主軸頭2には主軸6が複数の軸受により回
転可能に軸承されており、主軸6の先端に工具ホルダ1
0が装着され、工具ホルダlOにタップTが取付けられ
ている。主軸6は歯車7,8を介してNC制御のサーボ
モータ9により回転制御され、主軸後端に位置検出器1
1が同心に取付けられている。工具ホルダ10は市販の
ミーリングチャ、り等軸方向のフローティング機構を有
しないものが使用されている。
第1図のブロック線図部分は、前記Z軸周サーボモータ
3及び主軸回転制御軸(以下C軸と呼ぶ)用サーボモー
タ9のNCサーボシステムの一例を示すものであり、本
発明の深穴ねじ切り方法に関する部分はA部で、他の部
分は一般的なNCサーボシステムである。
次にサーボシステムの内容を説明する。プログラムメモ
リ13は、入力されたプログラムを記憶する部分、プロ
グラム解釈部14は、プログラムメモリ13からの信号
を解釈して必要部所に仕分ける部分である。ステップね
じ切りサイクルパラメータ設定部15は、プログラム解
釈部14から■信号を含むねじ切りサイクル(ステップ
ねじ切りサイクル)指令を入力すると後述のタッピング
サイクル手順に従って信号を出力する部分、ステップバ
ンクねじ切りサイクルパラメータ設定部16は、プログ
ラム解釈部14からJ信号を含むねじ切りサイクル(ス
テップバンクねじ切りサイクル)信号を入力すると、後
述のタッピングサイクル手順に従って信号を出力する部
分である。
位置指令演算部17は、C軸指令値にZ軸指令値を同期
させるとともに、Z軸位置検出器5及びC軸位置検出器
11が出力するZ軸現在位置及びC軸現在位置の値と位
置指令値とを比較して、現在位置が指令値と一致できる
ような信号を出力する部分、速度指令演算部18は、位
置指令演算部17の出力信号から速度指令値を求め、位
置−速度変換部19から送られてくる現在速度値が速度
指令値と1敗できるような信号を出力する部分、電流指
令演算部21は、速度指令演算部18の出力信号を電流
指令値に変換する部分である。Z軸パワー増幅部22は
、電流指令演算部21からのZ軸に関する出力信号によ
り、Z軸サーボモータ3に電力を供給する部分、C軸パ
ワー増幅部23は、電流指令演算部21からのC軸に関
する出力信号によりC軸サーボモータ9に電力を供給す
る部分である。
次に第2図、第3図のプログラムの一例について説明す
ると、Gooでタップ下穴の同心上方位置に、タップT
の先端を指定し、G284でねじ切リサイクルを指定す
る。そしてG284の内容中に第2図のように■記号が
入るとステップねじ切りサイクル指定となり、第3図の
ようにJ記号が入るとステップバックねじ切りサイクル
指定となる。
更にステップねじ切りサイクルの内容及び動作を第2図
、第4図を参照して説明すると、Rでねじ切りサイクル
開始点(以下アプローチ点と呼ぶ)を指定し、2でねじ
切りの最終点即ちねじの全深さ位置を指定し、■指令値
で途中ステップ点までの距離を指定し、Fでねじのピッ
チとステップ点からバック点までの距離を指定する。そ
してこのステップねじ切りサイクルの内容を、ステップ
ねじ切りサイクルパラメータ設定部15が読み込むと、
設定部15からの出力信号により主軸回転にZ輸送りを
同期させながら、■指令量だけ主軸正転にてタッピング
を行い、F指令量(主軸1回転に相当)だけ僅かにバッ
クしたのち、再びF+1指令量だけ主軸正転にてタッピ
ングをする。このサイクルを繰り返しながら最終点Z指
令位置に達すると、主軸逆転でアプローチ点Rに戻って
停止しサイクルが終了するようになっている。またステ
ップバックねじ切りサイクルの場合を第3図。
第5図を参照して説明すると、R,Zはステップねじ切
りサイクルと同一で、Fはねじのピッチだけの指定とな
り、J指令値でステップ点までの距離を指定する。そし
てこのステップバックねじ切りサイクル内容をステップ
バックねじ切りサイクルパラメータ設定部16が読み込
むと、設定部16からの出力信号により、主軸回転にZ
輸送りを同期させながら、J指令値だけ主軸正転にてタ
ッピングを行い、主軸逆転にてアプローチ点Rにまでス
テップバックしたのち、再び主軸正転にてJ指令値の2
倍のZ軸位置までタッピングする。このサイクルを繰り
返しながら最終点Z指令位置に達すると、主軸逆転でア
プローチ点Rに戻って停止しサイクルが終わるようにな
っている。
続いて本実施例の作用を第6図のフローチャート図に従
うて説明する。
ステップS1において、プログラム解釈部14がねじ切
りサイクル指令6284を読み取ると、ステップS2に
おいて、■指令があるかが確認され、イエスの場合には
ステップねじ切りサイクル設定部15に信号が出力され
る。ステップS3において、主軸頭2がZ軸方向下側に
早送り速度で移動して、タップT先端がアプローチ点R
に位置決めされ、ステップS4において、ステップねじ
切りサイクルが開始される。ステップS5において、1
回目のス)7プ点のZ軸座標値が算出され、ステップS
6において、算出されたステップ点の座標値がプログラ
ム指定の最終点Z位置の座標値より大きいかが確認され
、イエスの場合にはステップS7において、主軸が正転
しこれに同期して主軸頭2がZ軸方向下側に移動して、
タップTが工作物Wの下穴に切込まれタッピングが行わ
れ、タップTの先端がステップ点位置に達して停止し、
ステップS8において、主軸が逆回転に切換えられ、同
時に主軸頭の送り方向も上向に切換わり、主軸6が1回
転するとタンプT先端が1ピンチ量だけ上昇して戻し点
まで僅かに戻る0次いでステップS5に戻り、次のステ
ップ点の座標値が算出され、ステップ$6において、こ
の算出された2回目のステップ点座標値が最終点Z位置
の座標値より大きいかが確認され、ノーの場合にはステ
ップS9において、最終点Z位置指令値が指定され、ス
テップ510において、主軸正転で最終点位置までタッ
ピングする。ステップSllにおいて主軸逆転し、アプ
ローチ点Rまで戻って停止し、ストップね゛し切りサイ
クルが終了する。
またステップ$2において、ノーとなった場合には、ス
テップS12において、J指令があるかが確認され、イ
エスの場合にはプログラム解釈部14よりステップバン
クねじ切りサイクルパラメータ設定部16に信号が出力
され、ステップS14において、ステップねじ切りサイ
クルが開始される。ステップ315において、1回目の
ステップ点のZ軸座標値が算出され、ステップS16に
おいて、ステップ点位置の座標値が最終点2位置の座標
値より大きいかが確認され、イエスの場合にはステップ
S17において、主軸正転でステップ点位置までタフピ
ングする0次いでステンプS1Bにおいて、主軸逆転で
アプローチ点Rまで戻り、再びステップ315に戻って
2回目のステップ点位置のZ軸座標値を夏出し、ステッ
プS16において、ノーとなった場合はステップS9に
戻る。そしてステップSIO,Sllを経てステップね
じ切りサイクルが終了する。
尚、ステップS2及びS12ともにノーとなった場合即
ち0284の内容中にI指令、J指令ともにないときに
はステップS19において、アプローチ点Rへ早送り位
置決めされたのち、ステップS20において普通ねじ切
りサイクルが開始され、ステップS9,310.Sll
を経てアプローチ点Rまで戻ってサイクルが終了する。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
同期送りタップによる自動ねじ切りの途中においてプロ
グラム指定位置でタップが僅かに逆転して切粉を切り又
はタップが完全に工作物より抜けるまで逆転して切った
切粉を排出するようにしたので、深穴タッピング加工を
、自動ねじ切りサイクルにより機械加工することが可能
となり、加工時間が大幅に短縮する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例のマシニングセンタの部分構造図を含
むNCサーボシステムのブロック線図、第2図はステッ
プねじ切りサイクルのプログラム例を示すプログラムシ
ートの図、第3図はステップバックねじ切りサイクルの
プログラム例を示すプログラムシートの図、第4図は第
2図のプログラムシートにもとづくタンピング動作の説
明図、第5図は第3図のプログラムシートにもとづくタ
ッピング動作の説明図、第6図は本実施例の作用説明用
フローチャート図、第7図は従来の技術説明用で機械加
工可能なタンピング深さの説明図、第8図は従来のタフ
ピング動作の説明図である。 T・・タップ   W・・工作物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同期送りタップによる自動ねじ切り方法において
    、タッピング中に少なくとも1個所の指定位置で前記タ
    ップが僅かに逆転することを特徴とする深穴自動ねじ切
    り方法。
  2. (2)同期送りタップによる自動ねじ切り方法において
    、タッピング中に少なくとも1個所の指定位置で前記タ
    ップが工作物より完全に抜けるまで逆転することを特徴
    とする深穴自動ねじ切り方法。
JP10335990A 1990-04-19 1990-04-19 深穴自動ねじ切り方法 Pending JPH042413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335990A JPH042413A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 深穴自動ねじ切り方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335990A JPH042413A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 深穴自動ねじ切り方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH042413A true JPH042413A (ja) 1992-01-07

Family

ID=14351936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10335990A Pending JPH042413A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 深穴自動ねじ切り方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312348A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Kira Corp:Kk 電子ボ−ル盤
US6681437B1 (en) 1999-04-30 2004-01-27 Ntt Advanced Technology Corporation Cleaning tool for optical fiber connectors

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224520A (ja) * 1986-03-25 1987-10-02 Fanuc Ltd タツピング加工制御方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224520A (ja) * 1986-03-25 1987-10-02 Fanuc Ltd タツピング加工制御方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312348A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Kira Corp:Kk 電子ボ−ル盤
US6681437B1 (en) 1999-04-30 2004-01-27 Ntt Advanced Technology Corporation Cleaning tool for optical fiber connectors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0025652B1 (en) Control system for synchronising machine tool motors for tapping operations
US4604705A (en) Numerical control machining method and system therefor
JP2661422B2 (ja) 加工装置および加工方法
EP0592682A4 (en) Machining condition generation method for numerically controlled machine tool
EP0104542B1 (en) Numerically controlled machining method
EP0394459B1 (en) Device for confirming the tap operation in the rigid tapping
JP3038160B2 (ja) 旋盤におけるネジ切リ加工方法
JPS5851046A (ja) 自動工具交換方式
KR880001305B1 (ko) 수치 제어 가공 방법
JPH042413A (ja) 深穴自動ねじ切り方法
JPH11202926A (ja) 数値制御における送り速度制御方法および装置
JPH0453649A (ja) 不規則回転速度切削方法
JPH08263114A (ja) Nc工作機械の制御方法
JP3198010B2 (ja) 工作機械の制御方法及び制御装置
JPH0716806B2 (ja) 旋盤工作機
JPH0691479A (ja) 非円形ワークの加工方法
JPS62188645A (ja) 自動プログラミングにおける同時加工編集方法
JPH04193417A (ja) 同期タツプサイクルによる高速ねじ切り方法
JP3313001B2 (ja) Nc旋盤の加工開始及び終了時の制御方法
JP2521530B2 (ja) 回転差制御装置付複合nc旋盤及びこれによる加工方法
JPH04240011A (ja) 穴開け加工方式
JP3180513B2 (ja) ドリルタップ加工装置
JPS62246459A (ja) 自動プログラミングにおける4軸同時加工再組合せ決定方法
EP0584370B1 (en) Method of screwing a pipe having threads with a different pitch on its outside and inside into an object
JPH0735708Y2 (ja) 歯車斜面取加工装置