JPH04241187A - 広範囲流量用単層または多層ヘッドボックスおよびヘッドボックス流量率調整方法 - Google Patents

広範囲流量用単層または多層ヘッドボックスおよびヘッドボックス流量率調整方法

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JPH04241187A
JPH04241187A JP2405707A JP40570790A JPH04241187A JP H04241187 A JPH04241187 A JP H04241187A JP 2405707 A JP2405707 A JP 2405707A JP 40570790 A JP40570790 A JP 40570790A JP H04241187 A JPH04241187 A JP H04241187A
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JP
Japan
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flow
headbox
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raw material
slicing
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JP2405707A
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Juha Keskiivari
ユハ ケスキイヴァリ
Tapani Nyman
タパニ ニュマン
Tapio Waris
タピオ ワリス
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Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Karhula Inc
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    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙機械または厚紙製
造機のヘッドボックス内に設置し、原料濃度0.7−2
.2%で運転した場合に、ヘッドボックスの運転パラメ
ータを著しく広い範囲から選択することができる装置に
関する。より正確には、本発明は、ヘッドボックスのス
ライス流量を調節し、同時にスライスに向かう流路の重
要な幾何学的寸法を、その調節に関係なく、機械の断面
方向における望ましい乱流および流れの均質性を本質的
に維持できる許容差内に保つことができる装置に関する
。その上マニホルドが異なった部分に分割できるので、
スライスから放出される原料が多層ウェブを構成する。
【0002】また、本発明は、問題のヘッドボックスを
、スライス流路8における全乱流のパターンを変える流
路3の異なった流速で運転することにより、単層または
多層ウェブを製造する方法にも関する。このパターンは
、仕切り壁3aの異なった長さおよび形状を選択するこ
とによっても調節することができる。
【0003】
【従来の技術】ヘッドボックスの調節は、いわゆる大量
生産品種用には運転せず、その製品を比較的頻繁に変更
する様な製紙機械では、問題が多いことが分かっている
。ヘッドボックスの機能は、ワイヤ上に原料を噴出させ
ることである。ヘッドボックスから出てきた原料はワイ
ヤと同じ速度で移動する。ワイヤ上に留まる繊維層の厚
さは、ワイヤ速度が一定の場合は、原料の粘度およびス
ライス開口部の大きさにより決定される。ワイヤ速度が
変化する場合は、ヘッドボックスから放出される原料の
速度はヘッドボックス内の内部水圧を調節することによ
り、変化させることができる。結局、水圧は供給ポンプ
により決定される。したがって、供給ポンプの吐出量/
圧力特性がヘッドボックス調節の絶対的な限界となる。
【0004】また、他の制限もある。原料は、繊維の束
の形成を防ぐ乱流状態で流れる必要がある。整流ロール
ヘッドボックスと水圧ヘッドボックスとで異なった様式
で、この必要条件を満たしている。整流ロールヘッドボ
ックスは水圧ヘッドボックスよりも広い流量範囲で調節
できる。しかし、例えば通常よりも高い濃度の原料混合
物の使用あるいは高運転速度などの、水圧ヘッドボック
スが好まれる幾つかの理由がある。水圧ヘッドボックス
は乱流の攪乱に対して敏感である。それは乱流発生機の
パイプ内である狭い範囲内の流速を必要とするからであ
る。この必要条件が満たされないと、ワイヤ上に来るウ
ェブは十分良好な構成にならず、高品質は得られない。
【0005】先行技術の解決法では、流量調節は、供給
ポンプの他に、2つの異なった原理で行なっている。即
ち、その1つではヘッドボックスの幾つかの点で流れの
断面の一部を減少させている。もう一つの方法は、スラ
イス開口部の前の幾つかの点にバイパス流を設け、原料
流の一部を再循環させることによって、スライス流を減
少させている。さらに、これらの先行技術の解決策では
、前の幾つかの点で流れが減少すると、スライス室の断
面が減少する様に、ヘッドボックスの寸法を調節してい
る。このことは、流れを減少させた後も、スライス室内
で十分な流速および乱流水準を保つ必要があると考えて
いることを示している。
【0006】しかし、先行技術の解決策には、本発明が
解決しようとする欠点がある。代表的な欠点は、得られ
た流量制御方法がヘッドボックス内全体の流速を変化さ
せることである。もう一つの欠点は、ヘッドボックスの
幾つかの流路を閉じることにより、目詰まり、およびそ
のためにワイヤ上に繊維の束が放出される危険性がある
ことである。第三の欠点は、バイパスの配置により、ス
ライス室内の乱流パターンが根本的に変化することであ
る。第三の欠点に比較できる第四の欠点は、寸法変化し
ていないスライス室内に減少した流量が向けられるので
、流速の低下により乱流が損なわれることである。第五
の欠点としては、調節の機械的な解決方法が非実用的で
あることである。
【0007】本発明は、一つの解決策で、これら5つの
欠点すべてを解決し、さらに、同じヘッドボックスを多
層ウェブの製造にも使用できる様にする。
【0008】整流ロールヘッドボックス(例えば米国特
許3,972,771)は、ここで説明したヘッドボッ
クス構造の中で最も古い。このヘッドボックスは、0.
1−1.0%の通常濃度を処理するのに使用できる。こ
の種のヘッドボックスは、より高濃度に使用するのは困
難である。他方、このヘッドボックスは、流れ通過率の
調節範囲が広い、即ちその最高および最低許容通過流量
間の関係が比較的大きく、恐らくS=2.5(Sは最低
許容通過流量に対する最高許容通過流量の関係を表わし
、「許容」の語は、それを越えると、ウェブの品質が、
品質または運転性の必要条件に適合しなくなる限界を意
味する)である。このヘッドボックスは、ヘッドボック
ス内でゆっくり回転し、スライス開口部に流れる前の原
料を混合している、孔の開いたシェルを備えた中空ロー
ル(66)により、この名前が付いている。
【0009】水圧ヘッドボックス(例えば米国特許4,
133,715)は、原料と水を均一に混合し、機械を
横切る大きな流れに水を与えるための整流ロールは備え
ていないが、いわゆる乱流発生機を使用して上記の機能
を果たしている。通常、この乱流発生機は流れの方向で
直径が段階的に大きくなる、かなり短いパイプの密な束
からなる。これらのパイプには、その断面が始めから終
りにかけて増加する様にテーパーを付けることができる
。パイプの断面は、丸型または多角形でよく、通常は長
方形である。この型のヘッドボックスは、整流ロールヘ
ッドボックスと同様に0.1−1.0%の原料濃度を扱
うが、その流量率は小さい。
【0010】高濃度ヘッドボックス(米国特許4,02
1,296および米国特許4,285,767)は、特
殊な型の水圧ヘッドボックスである。その方法に関して
、このヘッドボックスは、原料流量が低いために整流ロ
ールで原料を混合することができないという点で、水圧
ヘッドボックスとは異なっている。また、管状構造の乱
流発生機も不十分であろう。ヘッドボックスの詰まりを
防ぐためには、原料はヘッドボックスを通って流れる時
に内部運動させている必要がある。この目的には、波形
のスライス室または段階的に湾曲したスライス室が最も
有効であることが分かっている。スライス室の末端で、
原料は既にウェブの形に固まり、スライス開口部からワ
イヤ上に放出される。この段階では、繊維は相互に移動
することができず、水だけが繊維間から除去される。高
濃度ヘッドボックスの一般的な濃度範囲は2−6%であ
る。この装置は「ヘッドボックス」と呼ぶ代わりに、「
ウェブ押出し機」と呼ぶこともできようが、この名称は
使用されていない。
【0011】主として厚紙製造用に、上記のヘッドボッ
クスには約0.7−2.2%の原料濃度の範囲が残され
ている。厚紙製造には、これらの濃度を使用するのが経
済的であろうが、ヘッドボックス調節性および/または
運転性が劣るこの種の原料を使用する場合、それらの調
節範囲の極限では、整流ローラーヘッドボックスおよび
水圧ヘッドボックスの両方を運転する必要がある。
【0012】ここで、ヘッドボックスの調節性とは、次
の式で表わされる、流量率Sを意味する。 S=Qmax /Qmin ここでS=流量率 Qmax =適度のウェブ品質および十分な運転性を与
える、ヘッドボックスに適用できる最高通過流量Qmi
n =同じ条件における最低通過流量
【0013】整流
ロールヘッドボックスでは、流量率が約2.5である。 水圧ヘッドボックスの弱点は、制御範囲がよりせまいこ
とであり、その流量率Sは、条件に応じて1.5−2.
0の間で変化する。
【0014】本発明の目的は、特に流量率に関して調節
性が良い、0.7−2.2%の中程度の濃度に適用でき
るヘッドボックスを提供することである。
【0015】流量率は、原料−水混合物の乱流状態によ
り制限される。品質が一様で、良く構成されたウェブを
形成するためにスライスから原料を放出するには、乱流
状態は一定の必要条件を満たしていなければならない。 水圧ヘッドボックスでは、可動部分を持たない乱流発生
機が望ましい乱流水準に達することができる様に、一定
の最低流量を維持していなければならない。他方、一定
の最大流量を超えた場合、ヘッドボックス内に過剰の乱
流が造り出され、スライスから放出されるウェブの品質
に悪影響を与える。これらの極限はある程度あいまいだ
が、その存在が一般に知られている程明らかである。
【0016】以下に説明する先行技術の解決策は、整流
ロールヘッドボックス(米国特許3,972,771)
、水圧ヘッドボックス(米国特許4,133,715)
および高濃度ヘッドボックス(米国特許4,021,2
96)間の明白な違いを示している。これらの内で、最
初に述べた2つの形のヘッドボックスには、追加の特徴
があり、その目的は問題のヘッドボックスの流量率を調
節することである、あるいは場合によっては、スライス
流れ中の局所的な欠陥を補正してより良好な製品を得る
ために、原料または水を加えること又はスライス室から
除去することだけである。
【0017】
【先行技術の解決策の説明】米国特許4,133,71
5は、管状構造の乱流発生機およびそれと約75°の角
度を形成するスライス室からなる水圧ヘッドボックスを
開示している。スライス室の上壁は乱流発生機の上端に
回転できる様に軸受けしている。上壁をこの回転軸を中
心に調節し、スライス室の高さをスライス開口部に最も
近い所で増加または減少させることができる。この調節
の結果、スライス室の高さは僅かに変化するが、スライ
ス室に原料を供給するマニホルド放出区域は一定のまま
である。このための調節装置はない。スライスの流れか
ら原料は除去されず、ヘッドボックス内に供給された原
料はすべてスライスから流れ出る。この種のヘッドボッ
クスは最高流量率S=2.0で運転することができ、最
高および最低流量設定近くではウェブの品質が落ちる。 この例は流量調節装置を持たないヘッドボックスの基礎
的な解決策である。
【0018】米国特許3,972,771は、乱流発生
機およびスライス室を一列に配置した整流ロールヘッド
ボックスを開示している。スライス室の高さは、上の例
で記載した方法により、およびそれに加えてスライス室
の上壁の軸受け点を垂直に移動させることによっても調
節できる。軸受け点を垂直下方に移動することにより、
上部の乱流発生機開口部が閉じる、つまり作動する乱流
発生機のパイプの数が減少する。スライス室の流量が低
下し、したがって乱流発生機中の流量も低下すると、ヘ
ッドボックスの他のすべての部分においても低下する。 流量は、例えばヘッダーの作動範囲を下回る程度まで下
げることができる。
【0019】独国特許3439051は、水圧ヘッドボ
ックス(図7)のための原理的な解決策を開示している
が、そこではスライス室(61)に流れ込んだ原料の少
量を、スライス開口部に流す代わりに、ハッチ(59)
を通して循環させることにより、スライス開口部の流量
を減少させるが、乱流発生機の流量は高水準に保ち、良
好な乱流を達成している。もう一つの原料放出開口部は
スライド(58)である。このスライドの開口部は、無
論、乱流発生機(54)の流量を低下させる。この発明
の目的は流量の調節ではなく、構成の管理を改善するこ
とである。この種の解決策は、スライス流から大量の原
料流を放出するのに使用した場合、スライス室内に十分
安定した流れを形成しない。これは、スライス室の寸法
がバイパス設定の関数として変化しないためである。そ
の上、流れの分離点が、スライス開口部へ向かう流れの
中に好ましくない渦を引き起こす。
【0020】米国特許4,162,189は、案内路(
21)(図1)を使用することにより、スライス室(2
0a)の上壁を上昇または下降させることができるヘッ
ドボックスを開示している。また、原料の一部を敷居(
26a)の上を通してパイプ(27)の中に流すことに
よって原料を放出することもできる。しかし、この配置
の目的は、原料水準(S)を一定に保つことであり、ス
ライス流量を減少させるためではない。この種のオーバ
ーフロー構造は多くのヘッドボックスに見られる。乱流
発生機(15)の区域は調節できない。原料の表面水準
(S)は、その敷居(26a)により決定される。スラ
イス室の高さの調節は、ここではスライス開口部を調節
するための手段に過ぎない。
【0021】米国特許3,837,999はヘッドボッ
クスとして理解される。スライス室の断面は、図3、4
、6および7に見られる。図3におけるスライス室の寸
法は、スライス室の内側に固体物体(44)を設置する
ことにより変えることができる。恐らく、このヘッドボ
ックスには乱流発生機はない。この調節は非常に面倒な
ので、製紙業においては問題外である。主目的はスライ
ス開口部の調節で、これは図6および7から明らかであ
る。
【0022】米国特許4,604,164および米国特
許3,843,470の様な幾つかの解決策においては
、主として大きな乱流を防ぐために、スライス室をシー
トで縦に次々と幾つかの室に分割しているので、それぞ
れの分離された室内には小乱流が生じる。流路の寸法は
実際には調節されず、分割壁の厳密な位置は各流路内の
圧力により決定される。マニホルドの放出表面も調節し
ていない。これらの特許では、流量率の調整は、流れの
区域を変えたり、あるいは途中で原料を除去して行なう
のではない。
【0023】米国特許3,802,960は、単層また
は多層ウェブを製造するヘッドボックスを開示している
。装置(20)は乱流発生機、装置(23)はスライス
室と考えられる。乱流発生機の内側には、可動くさび(
29)を配置することができる。乱流発生機(20)の
断面積並びにスライス室の断面積は、このくさびにより
変えることができる。しかし、このくさびを少し動かし
ただけでかなり大きな流れの変化が起こり、原料乱流の
状態を予想するのは困難である。バイパスは使用してい
ない。この装置を現場で製作するのはかなり困難である
。小さな寸法上の欠陥でも流れのパターンを大きく変化
させる。この発明の目的は、流量率調整ではなく、乱流
制御およびスライス流の品質改善である。この装置は、
乱流発生機(20)の後では、スライスへの原料流が多
かれ少なかれ薄層状である、即ち方向および速度の変化
がほとんどないので、高原料濃度(1.5%以上)には
不適当である。乱流は、原料速度が非常に高い場合にの
み達成できる。速度を下げると、凝集物形成の危険性が
非常に高くなる。くさびで支持する方法も、くさびの偏
りのために、幅の広い機械には向いていない。くさびが
中央で曲り、振動して、ヘッドボックスを中央部で締め
付ける。速度および濃度の変化は制御しにくい。
【0024】米国特許4,285,767も、上記の特
許と同様に、内部くさびを使用したスライス室の調整を
記載している。スライス室に供給する乱流発生機(22
,23)の放出表面積はこの発明でも一定である。バイ
パスは使用していない。
【0025】フィンランド出願No.853293は、
米国特許3,972,771に非常に良く似た種類の、
水圧ヘッドボックスに適用する解決策を記載している。 図1および2における乱流発生機の最上列のマニホルド
パイプ、または図3および4における最下列のマニホル
ドパイプは、スライド(10a)により覆うことができ
、スライス室の回転軸受けした上壁(8)がスライス室
の寸法を変化させる。この出願では、バイパスは使用し
ていない。このために、調節の結果、点(20,21)
および(3)で流速が変化する。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の特徴を
同一のヘッドボックス構造の中で組み合わせている。 1.本ヘッドボックスは0.7−2.2%濃度の原料を
処理するのに適しており、そのために乱流発生機を備え
ている。乱流発生機の流路中で、原料流は流れ方向また
は流れの断面で急激な変化を受ける。 2.ヘッドボックス流量率Sを変えても、流量変化に関
係なく、供給パイプからスライスまで、ヘッドボックス
のすべての部分で、スライス流量以外の流れ条件を一定
に保つ。 3.本ヘッドボックスは多層ヘッドボックスとしても設
計できるが、その場合、2で記載した調整は、少なくと
も一つの原料層の流れに適用される。 4.本ヘッドボックスは、その調整機構の、一定の原料
流で洗い流されていない部分に原料が付着するのを防止
する、内部清掃機構を備えている。
【0027】
【実施例】図1に示す解決策では、ヘッダー1が原料を
3列の孔2を備えたマニホルド2a内に送る。これらの
孔を経由して、原料はマニホルド2aを通して流れる。 ヘッダー1は一つ以上の仕切り壁1bで個別のヘッダー
に分割できる。この場合、このヘッドボックスで多層ウ
ェブを製造することができる。図1の解決策では、一番
下にある、仕切り壁間の流路3が、その上の2つの、仕
切り壁間の流路を流れる原料とは別の原料を運ぶ。バイ
パスに関して、この解決策では、流量調節は上の2つの
流路にのみ適用される。仕切り壁1bは、製品にとって
最も好ましい点に配置することができる。原料は、機械
を横切って伸びる、階段が付いた仕切り壁3a間の流路
3の中に入る。この解決策では、3つの離れた流路中の
原料流は、これらの流路の階段形状により、望ましい乱
流状態に達する。これらの流路から原料はスライス室8
の中に流れる。このスライス室は下側が固定壁6aによ
り限定され、上側は軸支した可動壁6により限定され、
その可動壁の軸支点7は、垂直に移動できるフローガイ
ド4上にある。壁6は、調節装置10により、軸支点7
を中心に回転する。スライス室8を通過した後、原料は
スライス開口部9を通して、製紙機械(図には示してい
ない)のワイヤ上に放出される。軸支点7は、弾性接続
、すなわち弾性を利用してスライス開口部9で部材6を
垂直方向に曲げることができる。固定取り付けで置き換
えることもできる。分割壁3aはマニホルド末端に固く
固定してあるが、例えば形状が異なった板に変えること
もできる。分割板は同じ長さにする必要なない。
【0028】フレーム本体11には横滑り表面が付いて
おり、その表面に沿って、フローガイド4が垂直方向に
移動できる。フローガイド4には、図2に示す最上位置
および図3および4に示す最下位置の、2つの極限位置
がある。また、フローガイドをこれらの極限位置の中間
に調節することもできる(図には示していない)。フロ
ーガイド中の流路5の開口部の高さは、ヘッドボックス
の幅方向で変えてもよい。これによって、例えばヘッド
ボックスの縁区域で、スライスとバイパスとの間の原料
流の分割をヘッドボックスの中央におけるのとは異なっ
た比率にすることができる。この特徴は、ウェブの幅方
向における、配向および重量プロファイルを一様に均す
のに利用できる。
【0029】また、流路5に流れ込む原料の量は、流路
5をヘッドボックスの幅方向で幾つかの室に分割し、そ
れらの室から原料を異なった真空度合いで吸い出すこと
により、ヘッドボックス幅の異なった点で変えることも
できる。
【0030】フローガイド4がその最上位置にある時、
ヘッドボックスは乱流発生機3の放出面全体を使用して
、最高許容流量で運転される。
【0031】フローガイドを図3に示す最下位置に調節
すると、フローガイド4内の流路5は、3つの水平流路
の中の最上部の流路に移動し、分割壁3aとフローガイ
ド4の下縁4aとの間の透き間をふさぐ。最上部の流路
の流れはすべて流路5を通して、放出開口部5aに向け
られ、再循環される。フローガイド4は、2つ以上の流
路から来る原料が同じ原理により、流路5に流れ込む様
に設計することもできる(図4)。フローガイド4が最
上位置にある時(図2)、その流路5および5aは、繊
維の束が形成されるのを防ぐために、真水Wで洗い流す
ことができる。
【0032】1図のフローガイド4が最下位置(図3)
にある場合、下側の2つの流路だけが原料をスライスに
放出する。しかし、同時にスライス室の上側壁6が下降
しているので、スライス室8の断面を減少させ、原料の
流れを乱流を起こすのに十分な速度にする。スライス開
口部9は、別の装置10により、好適な大きさに調節す
る。流路3内の流れに関して、フローガイド4の移動は
、流れ方向に対して、15−165°の角度にすること
ができる。この図における角度は90°である。3つの
水平乱流流路を備えたこの解決策では、フローガイド4
を下げることにより、ヘッドボックスの流量をスライス
で3分の1低くする。流路5aは、バイパス流を好まし
くはヘッドボックスの側面を通してヘッドボックスの外
に導いているが、他の出口方向も可能である。
【0033】通過流量S1 =1.6におけるヘッドボ
ックスの本来の調整許容差を考慮すると、以下に示す限
界値を全体調整に対して引き出すことができる(この本
来の調整許容差は、原料がかなり粘調であるために、比
較的小さいと考えられる)。フローガイド4が最上位置
にある場合:(ヘッドボックス幅のメートルあたりの流
れ) 最大流れ    5000(l /分xm)     
     =5000=Q1最小流れ    5000
/1.6(l  /分xm)  =3125=Q2 フ
ローガイド4が最下位置にある場合:最大流れ    
2x5000/3(l /分xm)         
 =3333=Q3 最小流れ    2x5000/
3x1.6(l /分xm)  =2080=Q4 
【0034】このことから、フローガイド4を使用する
場合、流量率Sに対する調整範囲は S=Q1 /Q4 =5000/2080=2.4フロ
ーガイド4を使用しない場合は、 S=Q1 /Q2 =5000/3125=1.6であ
る。
【0035】図1に示す様な、仕切り壁1bを備えたヘ
ッドボックスの場合、バイパスによる流量率の調整は、
上側の2つの流路を通って流れる原料だけに関連する。 流れの半分は再循環に戻されるので、この原料品種の流
量率の値は、上記の数値よりも大きい。
【0036】3つの乱流流路を備えたヘッドボックスに
加えて、本発明は、より少ない、またはより多い流路を
備えたヘッドボックスにも適用される。さらに、図に示
す、マニホルドがスライス室と60°の角度をなす構造
が唯一ではなく、その角度は0°〜180°の間のどの
角度でもよい。乱流発生機の流路は、パイプに置き換え
ることができる。しかし、パイプを使用する場合、原料
濃度は、1.5%を超えることはできない。また、同一
のヘッドボックス内に流路とパイプの両方を備えること
もできる。多層ヘッドボックスで、例えば、2種類の異
なった原料を使用する場合、一方を流路を通して、もう
一方をパイプを通して送ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドボックスの断面図。
【図2】フローガイド4がその最上位置にある、図1の
拡大図。
【図3】フローガイド4がその最下位置にある、図1の
拡大図。
【図4】フローガイド4が2つの流路の流れをスライス
流れからどの様に分離するかを示す図。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一つ以上の流路を備えたヘッダー(1
    )、マニホルド(2a)、分散室(2b)、仕切り壁(
    3a)、これらの仕切り壁間の流路(3)、フローガイ
    ド(4)、フローガイド(4)の垂直位置に応じてその
    寸法を変えるために、その壁の一方をヒンジ(7)また
    は弾性接続によりフローガイド(4)に取り付けたスラ
    イス室(8)およびスライス(9)からなる、製紙機械
    または厚紙製造機のヘッドボックスにおいて、フローガ
    イド(4)が流路(3)の流れ方向に対して15−16
    5°の角度で移動できること、該フローガイド(4)が
    バイパス用の流路(5,5a)を含むこと、その流路(
    5,5a)は原料を、流路(3)の出口端の前に位置す
    るフローガイド(4)表面を通し、フローガイド本体を
    通して、ヘッドボックスの側方に位置するフローガイド
    の一端または両端に向け、あるいはフローガイドの他の
    面を通して、さらにヘッドボックスの外に導くこと、お
    よび仕切り壁(3a)がマニホルド部分(2a)に固く
    固定されているが、取り外し可能な継ぎ手により固定さ
    れているのでその仕切り壁(3a)を形状の異なる仕切
    り壁(3a)で置き換えられること、およびヘッドボッ
    クス本体(11)並びにスライス室の底壁(8)が仕切
    り板(3a)の所で階段形状を有し、乱流を増加させる
    ことを特徴とするヘッドボックス。
  2. 【請求項2】  フローガイド(4)が一つ以上の流路
    (3)から原料を完全に、または部分的に除去できるこ
    とを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】  フローガイド(4)が、一つの原料品
    種のスライス流を部分的に、あるいは、多層ヘッドボッ
    クスでは、幾つかの原料品種のスライス流を部分的に除
    去できること、およびフローガイド(4)の流路(5)
    が、ヘッドボックス幅の異なった点で、異なった比率で
    、流れがスライスおよびバイパスに配分される様な形状
    を有することを特徴とする請求項1の装置。
  4. 【請求項4】  フローガイド(4)の底アングル(4
    a)が、その最下位置に下がった時に、仕切り壁(3a
    )の階段に接触し、密閉性を改善することを特徴とする
    請求項1の装置。
  5. 【請求項5】  フローガイド(4)がその最上位置に
    ある時、その内部原料流路(5)が真水の供給(W)に
    接続するので、流路(5)は、それを使用していない時
    も、確実に清掃されることを特徴とする請求項1の装置
  6. 【請求項6】  仕切り壁(3a)を、それらの両端が
    原料流の方向で測定して異なった位置に配置される様に
    、異なった長さにできることを特徴とする請求項1の装
    置。
  7. 【請求項7】  乱流発生機の仕切り壁(3a)または
    それらのいくつかがパイプで置き換えてあることを特徴
    とする請求項1の装置。
  8. 【請求項8】  スライス開口部の前にバイパス流を使
    用して原料をヘッドボックスの外に向けることによって
    、ヘッドボックス流量率を調整するための方法において
    、そのバイパスを流れ方向で乱流発生機の直後に配置し
    、その容量を調節できる様にし、バイパス流量がヘッド
    ボックスの他の部分における流速または乱流のパターン
    に影響しない様にすることを特徴とするヘッドボックス
    流量率調整方法。
  9. 【請求項9】  多層ヘッドボックスにおいて、分離し
    た流路(3)内の流れを異なった速度にし、それによっ
    てスライス(9)の前のスライス流路(8)における乱
    流状態に影響を及ぼすことができることを特徴とする請
    求項8の方法。
  10. 【請求項10】  多層ヘッドボックスにおいて、個別
    の原料層が、異なった種類の乱流発生機(仕切り壁また
    はパイプ)を通して流れることを特徴とする請求項8の
    方法。
  11. 【請求項11】  ヘッドボックス幅の異なった点で、
    異なった比率で、流れがスライスおよびバイパスに配分
    されることを特徴とする請求項8の方法。
JP2405707A 1989-12-22 1990-12-25 広範囲流量用単層または多層ヘッドボックスおよびヘッドボックス流量率調整方法 Withdrawn JPH04241187A (ja)

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