JPH0423972B2 - - Google Patents

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JPH0423972B2
JPH0423972B2 JP13365385A JP13365385A JPH0423972B2 JP H0423972 B2 JPH0423972 B2 JP H0423972B2 JP 13365385 A JP13365385 A JP 13365385A JP 13365385 A JP13365385 A JP 13365385A JP H0423972 B2 JPH0423972 B2 JP H0423972B2
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JP
Japan
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signal
circuit
analog multiplier
subcarrier
output
Prior art date
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JP13365385A
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English (en)
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JPS61292429A (ja
Inventor
Takashi Matsura
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61292429A publication Critical patent/JPS61292429A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFM放送用ステレオ信号発生装置に関
し、特にアナログ乗算器を用いたパイロツトトー
ン方式ステレオ信号発生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のステレオ信号発生装置は、第3
図のブロツク図に示すように、直流バイアス電圧
をそれぞれつくるバイアス回路3,5と、38KHz
正弦波を発生するサブキヤリア信号発生回路4
と、このサブキヤリア信号を非反転および反転増
幅する非反転増幅器7および反転増幅器8と、こ
れら増幅器7,8の各出力にバイアス電圧を印加
した各信号と左チヤンネル入力端子1および右チ
ヤンネル入力端子2からの各オーデイオ信号とを
それぞれ乗算するアナログ乗算器6,9と、19K
Hzの正弦波を発生するパイロツト信号発生器10
と、これら各乗算器6,9の出力を19KHzパイロ
ツト信号と共に加算する加算回路11とから構成
される。
いま、左チヤンネル信号をL、右チヤンネル信
号をR、サブキヤリア信号をAsinωt、バイアス
回路が発生する直流電圧をA、パイロツト信号を
VPsioωt/2とすると、左チヤンネル信号Lと、
非反転増幅器7を経たサブキヤリア信号、直流バ
イアス電圧は、アナログ乗算器6に印加され次式
を得る。
Comp1=L・A(1+sin〓st) ……(1) 同様にして右チヤンネル信号と、反転増幅器8
を経たサブキヤリア信号、直流バイアス電圧は、
アナログ乗算器9に印加され次式を得る。
Comp2=R・A(1+sin〓st) ……(2) これら各信号は、加算回路11により加算され
次式のようになる。
Comp3=Comp1+Comp2+vpsioωst/2 =A〔L+R+(L−R)sin〓st〕 +VPsin〓st/2 ……(3) すなわち、パイロツトトーン方式のステレオ混
合信号を得ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のステレオ信号発生装置は、波形
歪を全く発生させない理想的なアナログ乗算器を
用いる事により実現できる。しかし、実際のアナ
ログ乗算器は入出力特性が非直線であり、周波数
特性も平坦でないために、入力信号、特にサブキ
ヤリア信号が歪んで高調波成分を発生し、この高
調波成分とオーデイオ信号が乗算されてステレオ
サブチヤンネル信号の高調波成分を発生するため
に、これを除去するローパスフイルタが必要とな
る。このため回路が複雑となり、またフイルタの
位相回転によりステレオセパレーシヨン特性が悪
化するという欠点がある。
本発明の目的は、これらの欠点を除き、回路を
簡単にしたまま良好なステレオセパレーシヨン特
性を得られるステレオ信号発生回路を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のステレオ信号発生装置は、所定サブキ
ヤリア信号を所定値まで減衰させる減衰回路と、
この減衰回路の出力サブキヤリア信号と所定の直
流電圧とを乗算する第1のアナログ乗算器と、こ
の第1のアナログ乗算器の出力を前記サブキヤリ
ア信号から差引き補正サブキヤリア信号として出
力する差動増幅器とを含む歪補正回路と;左ある
いは右チヤンネル信号のうちの一方の信号と前記
補正サブキヤリア信号とを乗算する第2のアナロ
グ乗算器と;前記チヤンネル信号のもう一方の信
号と前記補正サブキヤリア信号の180度位相の異
なる信号とを乗算する第3のアナログ乗算器と;
パイロツト信号発生器と;このパイロツト信号発
生器の出力と前記第2および第3のアナログ乗算
器の各出力とを加算する加算器とを含む構成され
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。このステレオ信号発生装置は、直流バイアス
電圧をそれぞれつくるバイアス回路3,5と、
38KHz正弦波を発生するサブキヤリア信号発生回
路4と、このサブキヤリア信号を非反転および反
転増幅する非反転増幅器7および反転増幅器8
と、これら増幅器7,8の各出力にバイアス電圧
を印加した各信号と左チヤンネル入力端子1およ
び右チヤンネル入力端子2からの各オーデイオ信
号とをそれぞれ乗算するアナログ乗算器6,9
と、19KHzの正弦波を発生するパイロツト信号発
生器10と、これら乗算器6,9の出力をパイロ
ツト信号と共に加算し出力端子12に出力する加
算回路11と、各アナログ乗算器6,9の歪を補
正するようにサブキヤリア信号発生回路4の後に
挿入される歪補正回路13とから構成される。
第2図は第1図の一構成要素である歪補正回路
の一例のブロツク図である。この歪補正回路13
は、入力端子14からのサブキヤリア入力信号を
6dB減衰させる減衰回路15と、アナログ乗算器
6,9と同一の入出力特性および周波数特性を有
し直流電圧発生回路17の出力と減衰回路15の
出力とを乗算するアナログ乗算器16と、このア
ナログ乗算器16の出力をサブキヤリア入力信号
から差引き出力端子19にとり出す差動増幅器1
8とによつて構成される。
いま、左チヤンネル入力端子1に印加されるオ
ーデイオ左チヤンネル信号をL、右チヤンネル入
力端子2に印加されるオーデイオ右チヤンネル信
号をR、サブキヤリア信号発生回路が発生するサ
ブキヤリア信号をxとし、バイアス回路3が発生
する直流電圧をB、バイアス回路5が発生する直
流電圧をC、パイロツト信号発生回路10が発生
するパイロツト信号をPとすると、サブキヤリア
信号発生回路4で発生されたサブキヤリア信号x
は歪補正回路13に供給される。すなわち、その
入力端子14に印加され、差動増幅器18の加算
入力端子(+)に印加されると同時に、減衰回路
15に印加され、6dB減衰を受けた後アナログ乗
算器16に印加され、規定レベル、ここでは直流
電圧発生回路17が発生する単位電圧“1”と乗
算され、アナログ乗算器の非直線性から次式を得
る。ただし、ひずみ成分を簡単のため3次までと
している。
D=1/2ax+bx2+cx3 ……(4) ここで、a、b、cは定数とする。この信号は
差動増幅器18の減衰入力端子(−)に印加さ
れ、次式に示す出力x′を得る。
x′=x−(1/2ax+bx2+cx3) ……(5) いまa=1とすると次のようになる。
x′=1/2x−(bx2+cx3) ……(6) 以上のように歪補正回路13によつて歪補正さ
れたサブキヤリア信号x′は、非反転増幅器7を経
て、バイアス電圧Bと加算され次式のようになつ
てアナログ乗算器6に印加される。
E=B+x′ ……(7) これと同時に反転増幅器8を経てバイアス電圧
Cと加算され次式得てアナログ乗算器9に印加さ
れる。
F=C−x′ ……(8) 一方、左チヤンネル入力端子1に印加された信
号Lはアナログ乗算器6に印加され、7式のEと
乗算され、次式を得る。
Comp1′=L(B+x′+bx2+cx3) ={B+1/2x−(bx2+cx3)+bx2+cx3} =L(B+1/2) ……(9) 同様にして、右チヤンネル入力端子2に印加さ
れた信号Rは、アナログ乗算器9に印加され下式
を得る。
Comp2′=R(C−x′−bx2−cx3) =R{C−1/2x+(bx2+cx3)−bx2−cx3} =R(C−1/2x) ……(10) これらComp1′、Comp2′及びP信号は加算回路
11により加算され出力端子12に次式の出力信
号を得る。
Comp′=LB+RC+1/2(L−R)x……(11) ここでB=C=1/2とすると、次式のように所 望のステレオ複合信号を得る事ができる。
Comp′=1/2{L+R+(L−R)x} ……(12) 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、サブキヤリア
信号を規定値まで減衰させる減衰回路と、アナロ
グ乗算器、減算回路より構成される歪補正回路と
を備え、オーデイオ左右チヤンネルと、歪補正回
路にて補正されたサブキヤリア信号を乗算する事
により、高調波除去用のローパスフイルタを用い
る事なく、セパレーシヨン特性の良好なステレオ
複合信号を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のステレオ信号発生
回路のブロツク図、第2図は第1図の歪補正回路
のブロツク図、第3図は従来のステレオ信号発生
回路のブロツク図である。 図において、1……左チヤンネル入力端子、2
……右チヤンネル入力端子、3,5……バイアス
回路、4……サブキヤリア信号発生回路、6,9
……アナログ乗算器、7……非反転増幅器、8…
…反転増幅器、10……パイロツト信号発生回
路、11……加算回路、12……出力端子、13
……歪補正回路、14……入力端子、15……減
衰回路、16……アナログ乗算器、17……直流
電圧発生回路、18……差動増幅器、19……出
力端子、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定サブキヤリア信号を所定値まで減衰させ
    る減衰回路と、この減衰回路の出力サブキヤリア
    信号と所定の直流電圧とを乗算する第1のアナロ
    グ乗算器と、この第1のアナログ乗算器の出力を
    前記サブキヤリア信号から差引き補正サブキヤリ
    ア信号として出力する差動増幅器とを含む歪補正
    回路と;左あるいは右チヤンネル信号のうちの一
    方の信号と前記補正サブキヤリア信号とを乗算す
    る第2のアナログ乗算器と;前記チヤンネル信号
    のもう一方の信号と前記補正サブキヤリア信号の
    180度位相の異なる信号とを乗算する第3のアナ
    ログ乗算器と;パイロツト信号発生器と;このパ
    イロツト信号発生器の出力と前記第2および第3
    のアナログ乗算器の各出力とを加算する加算器と
    を含むステレオ信号発生装置。
JP13365385A 1985-06-19 1985-06-19 ステレオ信号発生装置 Granted JPS61292429A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13365385A JPS61292429A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 ステレオ信号発生装置

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JP13365385A JPS61292429A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 ステレオ信号発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS61292429A JPS61292429A (ja) 1986-12-23
JPH0423972B2 true JPH0423972B2 (ja) 1992-04-23

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