JPH04238425A - アダプタ接続機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 　　　　 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は、ハンドヘルドターミナ
ルに蓄積されたデータをデータ送信用のアダプタに接続
する機構に係り、特にハンドヘルドターミナルをアダプ
タに載置した時に吸着手段によって固定することができ
るアダプタ接続機構に関する。 【０００２】近来、金融機関の外交や流通業における商
品管理等にハンドヘルドターミナル（Ｈａｎｄｈｅｌｄ
　Ｔｅｒｍｉｎａｌ：以下ＨＨＴという）が広く普及し
ており、ＨＨＴに入力して蓄積されたデータをホストコ
ンピュータ等に送信する時に、送信用のアダプタを介し
て送信しており、アダプタにＨＨＴを載せて光コネクタ
の接続によってデータ送信している。 【０００３】しかしながら、例えば車の中から自動車電
話を利用して送信するような場合も多々あり、このよう
な場合に振動や不用意な衝撃によりコネクタ接続が不安
定になるので、安定したアダプタ接続ができる機構が望
まれている。 【０００４】 【従来の技術】図３にＨＨＴ及びデータ通信用アダプタ
の接続方法の構成図を示す。図３において、１ａはＨＨ
Ｔ，　２ａはデータ通信用アダプタ　（以下アダプタと
いう），３ａはホストコンピュータ　（以下ホストとい
う）　である。 【０００５】ＨＨＴ１ａは、制御部１０，　操作パネル
１１，　データメモリ１２，　データ変換部１３，　及
び発光素子４０を備えたコネクタ４ａで構成され、アダ
プタ２ａは、制御部２０，　データ変換部２１，　送信
部２２，　及び受光素子４１を備えた光コネクタ４ｂで
構成されている。 【０００６】操作パネル１１は、データを入力するテン
キー及び送信指示釦等の操作釦を備えている。制御部１
０は、ＣＰＵ及び制御プログラムを備え、操作パネル１
１からの入力に基いて制御プログラムにより各部を制御
して、データのアクセス等を遂行する。データメモリ１
２は、操作パネル１１から入力されたデータを蓄積する
。データ変換部１３は、データメモリ１２から出力され
たデータを光データに変換する。 【０００７】制御部２０は、ＣＰＵ及び制御プログラム
を備え、制御プログラムにより各部を制御してＨＨＴ１
ａから送られたデータの送信を遂行する。データ変換部
２１は光データを送信データに変換する。送信部２２は
、送信データをホスト３ａへ送信する。 【０００８】このような構成及び機能を有するので、Ｈ
ＨＴ１ａをアダプタ２ａの上面に発光素子４０と受光素
子４１を対向させて載置し、操作パネル１１の送信指示
釦を押下するとデータメモリ１２に蓄積されたデータが
出力して、データ変換部１３で光データに変換され、光
データは発光素子４０から受光素子４１に受光されてデ
ータ変換部２１で送信データに変換されて送信部２２か
らホスト３ａへ送信される。 【０００９】ＨＨＴ１ａに蓄積されたデータのホスト３
ａへの送信は事務所内で行われることもあるが、外渉係
等が出先で、例えば車中から送信する場合が多い。 【００１０】 【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれば
、外交係等が車中から送信する車載型のＨＨＴ等の場合
には、アダプタと接続する際に、光コネクタ，　即ち、
非接触型コネクタでは固定する方法がないために、車が
揺れる度に接続が不安定な状態になり、データ送信が確
実に行われないことがあり、またデータ送信時に不用意
に手や物が触れてコネクタ部分の接続が不安定な状態に
なるという問題点がある。 【００１１】これに対して接触型コネクタを使用する方
法が考えられるが、ＨＨＴでは着脱の頻度が多いために
接触部のスプリングのへたりが速く、接触不良を生ずる
ために使用することができない。 【００１２】本発明は、振動や衝撃があってもＨＨＴと
アダプタの接続が安定するアダプタ接続機構を提供する
ことを目的としている。 【００１３】 【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理図を
示す。図において、３は上位装置、１は可搬型の端末装
置、２は端末装置１に蓄積されたデータを上位装置３へ
送信するデータ送信用のアダプタ、４は端末装置１及び
アダプタ２に夫々設けられた非接触型コネクタ、５はア
ダプタ２の上面の所定位置に設けられた吸着手段、６は
端末装置１に設けられ、アダプタ２の吸着手段５に対向
する位置に磁性材で形成された吸着部材である。 【００１４】従って端末装置１をアダプタ２の上面に非
接触型コネクタ４を対向させて載置した時に、吸着手段
５が吸着動作を行うように構成されている。 【００１５】 【作用】端末装置１をアダプタ２の上面に非接触型コネ
クタ４を対向させて載置すると吸着手段５が吸着動作を
行って吸着部材６が吸着されるので、アダプタ２に端末
装置１に固定され、振動や衝撃に対して影響を受けずに
安定した状態で、端末装置１に蓄積されたデータを上位
装置３へ送信することができる。 【００１６】 【実施例】図２により本発明による一実施例を説明する
。図２は従来例で説明したアダプタ接続方法に本発明を
適用した構成図を示す。 【００１７】図２のＨＨＴ１ｂ，　ホスト３ａ，光コネ
クタ４ａ，４ｂ，電磁石５ａ及び吸着板６ａは、図１の
端末装置１，上位装置３，非接触型コネクタ４，吸着手
段５及び吸着部材６に夫々対応している。 【００１８】図２に示すように、アダプタ２ｂの上面に
電磁石５ａ，及び励磁用スイッチ５０が設けられている
。また５１は解除用スイッチ，５２は電源を示す。励磁
用スイッチ５０は常態ではＯＦＦ状態で、アダプタ２ｂ
の上面にＨＨＴ１ｂを載置すると押されてＯＮ状態にな
って電磁石５ａが励磁される。また解除用スイッチ５１
は常態ではＯＮ状態で、アダプタ２ｂ上に載置されたＨ
ＨＴ１ｂを取り外す時に押すとＯＦＦになって電磁石５
ａの励磁が解除される。 【００１９】またＨＨＴ１ｂのアダプタ２ｂの電磁石５
ａに対向する位置に、磁性材，例えば鉄板で形成された
吸着板６ａが設けられている。このような構成を有する
ので、ＨＨＴ１ｂに蓄積されたデータをホスト３ａへ送
信する時は、アダプタ２ｂ上に光コネクタ４ａ，４ｂ　
を対向させてＨＨＴ１ｂを載置すると、励磁用スイッチ
５０が押されてＯＮ状態になって電磁石５ａが励磁され
て吸着板６ａを吸着してＨＨＴ１ｂが固定される。 【００２０】そこで送信指示釦を押下すると蓄積データ
がアダプタ２ｂを介してホスト３ａへ送信される。ＨＨ
Ｔ１ｂをアダプタ２ｂ上から外す時は、解除用スイッチ
５１を押すと電磁石５ａの励磁が解除されて、容易にＨ
ＨＴ１ｂを外すことができる。 【００２１】このようにして、アダプタ上面にＨＨＴを
磁石で吸着して固定することにより振動や衝撃に対して
影響のないアダプタ接続ができる。上記例では、吸着手
段に電磁石５ａを使用した場合を説明したが、電磁石５
ａに代えて永久磁石としても良い。また永久磁石をＨＨ
Ｔの下面に設け、吸着板をアダプタ上面に設ける方法と
しても良い。 【００２２】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ送信用のアダプタの上面に可搬型の端末装置を載置
して吸着手段及び吸着部材で固定して接続することによ
り、振動や外部からの不用意な接触等による衝撃による
データ送信時の不安定状態を回避することができ安定し
た送信を行うことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明の原理図

【図２】　　本発明の実施例を示す構成図

【図３】　　
従来例を示す構成図

【符号の説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　データ送信用のアダプタ（２）　の上
   面に可搬型の端末装置（１）　を載置して、該端末装置
   （１）　及び該アダプタ（２）　に夫々設けられた非接
   触型コネクタ（４）　を対向させて、該端末装置（１）
   　に蓄積されたデータを該アダプタ（２）　を介して上
   位装置（３）　へ送信するデータ送信システムにおける
   アダプタ接続機構であって、前記アダプタ（２）　の上
   面の所定位置に吸着手段（５）　を設け、前記端末装置
   （１）　の該吸着手段（５）　に対向する位置に磁性材
   で形成された吸着部材（６）　を設けて、該端末装置（
   １）　を前記アダプタ（２）　の上面に前記非接触型コ
   ネクタ（４）　を対向させて載置した時に、該吸着手段
   （５）　が吸着動作を行うことを特徴とするアダプタ接
   続機構。