JPH0423840Y2 - - Google Patents
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- JPH0423840Y2 JPH0423840Y2 JP17056487U JP17056487U JPH0423840Y2 JP H0423840 Y2 JPH0423840 Y2 JP H0423840Y2 JP 17056487 U JP17056487 U JP 17056487U JP 17056487 U JP17056487 U JP 17056487U JP H0423840 Y2 JPH0423840 Y2 JP H0423840Y2
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- scrap material
- baler
- conveyor
- scrap
- intermediate storage
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- Expired
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 36
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Landscapes
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はプレス機械から排出される2種類のス
クラツプ材を2台のベーラーに効率よく振分けて
搬入するための振分けホツパーに関するものであ
る。
クラツプ材を2台のベーラーに効率よく振分けて
搬入するための振分けホツパーに関するものであ
る。
従来の技術
一般に、所定の製品を製造するため、製造ライ
ン中に設けたプレスラインに於いて、プレスライ
ン中に配置した各プレス機械から排出されるスク
ラツプ材の処理は次のようにして行われている。
即ち、各プレス機械から排出されたスクラツプ材
は、先ず、第2及び第3図に示す如く、各プレス
機械1の設置面に床下に設けたサブトンネル2内
に配設されたスクラツプコンベヤー3上に落下す
る。そして、このスクラツプコンベヤー3上に落
下したスクラツプ材は、各サブトンネル2と連通
するメイントンネル4内に配設したメインコンベ
ヤー5上に搬送される。このようにして、各プレ
ス機械1からメインコンベヤー5上に集められた
スクラツプ材は、メインコンベヤー5によつて順
次ベーラー6に送られ、ベーラー6によつて所定
量ずつブロツク状にプレスされた後、所定の収容
場所に搬送される。
ン中に設けたプレスラインに於いて、プレスライ
ン中に配置した各プレス機械から排出されるスク
ラツプ材の処理は次のようにして行われている。
即ち、各プレス機械から排出されたスクラツプ材
は、先ず、第2及び第3図に示す如く、各プレス
機械1の設置面に床下に設けたサブトンネル2内
に配設されたスクラツプコンベヤー3上に落下す
る。そして、このスクラツプコンベヤー3上に落
下したスクラツプ材は、各サブトンネル2と連通
するメイントンネル4内に配設したメインコンベ
ヤー5上に搬送される。このようにして、各プレ
ス機械1からメインコンベヤー5上に集められた
スクラツプ材は、メインコンベヤー5によつて順
次ベーラー6に送られ、ベーラー6によつて所定
量ずつブロツク状にプレスされた後、所定の収容
場所に搬送される。
また、上記プレスラインによつて、例えば自動
車の部品を製造する場合には、メツキ処理を施こ
していない鋼板をプレスすることにより形成され
るスクラツプ材(以下第1スクラツプ材と称す)
と、亜鉛メツキ等を施したメツキ鋼板をプレスす
ることにより形成されるスクラツプ材(以下第2
スクラツプ材と称す)の2種類のスクラツプ材が
出ることがある。このようにして2種のスクラツ
プ材が出る場合に於いて、スクラツプ材の再処理
等の都合上、両スクラツプ材をベーラーによつて
別々に圧縮し、ブロツク状にする時には、第4図
及び第5図に示す如く、メイントンネル4内に、
第1メインコンベヤー5a、第2メインコンベヤ
ー5bの2条のメインコンベヤーを併設してお
き、各プレス機械1からスクラツプコンベヤー3
を介して送られて来る第1或いは第2スクラツプ
材は、それぞれ振分けシユート7を介して第1或
いは第2メインコンベヤー5a,5b上に落下す
るようにしておく。そして第1メインコンベヤー
5a上には第1スクラツプ材のみが、又第2メイ
ンコンベヤー5b上には第2スクラツプ材のみが
落下するようにしておき、各メインコンベヤー5
a,5bによつて搬送される第1及び第2スクラ
ツプ材を、それぞれ両メインコンベヤー5a,5
b専用の第1及び第2ベーラー6a,6bによつ
てブロツク状に圧縮することにより、2種のスク
ラツプ材を分離した状態で処理できるようにして
ある。
車の部品を製造する場合には、メツキ処理を施こ
していない鋼板をプレスすることにより形成され
るスクラツプ材(以下第1スクラツプ材と称す)
と、亜鉛メツキ等を施したメツキ鋼板をプレスす
ることにより形成されるスクラツプ材(以下第2
スクラツプ材と称す)の2種類のスクラツプ材が
出ることがある。このようにして2種のスクラツ
プ材が出る場合に於いて、スクラツプ材の再処理
等の都合上、両スクラツプ材をベーラーによつて
別々に圧縮し、ブロツク状にする時には、第4図
及び第5図に示す如く、メイントンネル4内に、
第1メインコンベヤー5a、第2メインコンベヤ
ー5bの2条のメインコンベヤーを併設してお
き、各プレス機械1からスクラツプコンベヤー3
を介して送られて来る第1或いは第2スクラツプ
材は、それぞれ振分けシユート7を介して第1或
いは第2メインコンベヤー5a,5b上に落下す
るようにしておく。そして第1メインコンベヤー
5a上には第1スクラツプ材のみが、又第2メイ
ンコンベヤー5b上には第2スクラツプ材のみが
落下するようにしておき、各メインコンベヤー5
a,5bによつて搬送される第1及び第2スクラ
ツプ材を、それぞれ両メインコンベヤー5a,5
b専用の第1及び第2ベーラー6a,6bによつ
てブロツク状に圧縮することにより、2種のスク
ラツプ材を分離した状態で処理できるようにして
ある。
考案が解決しようとする問題点
上記した如く、各プレス機械から排出させる2
種のスクラツプ材を第1及び第2のメインコンベ
ヤー5a,5bに別々に落下させ、両メインコン
ベヤー5a,5bに対応した第1及び第2ベーラ
ー6a,6bによつてブロツク状に圧縮するよう
にすると、各プレス機械から排出される2種のス
クラツプ材の排出量が略等しい場合は特に問題は
ないが、排出量にバラツキがある場合は下記する
ような問題が生じる。即ち、例えば各プレス機械
から排出されるスクラツプ材の大半が第1スクラ
ツプ材となつた場合、第1メインコンベヤー5a
には大量の第1スクラツプ材が投入されるが、第
2メインコンベヤー5bには極少量の第2スクラ
ツプ材しか投入されず、第1メインコンベヤー5
aに対応した第1ベーラー6aにのみ大量の第1
スクラツプ材が搬送されて来ることになる。そし
て場合によつては、第1ベーラー6aに隣接する
第2ベーラー6bには極少量の第2スクラツプ材
しか搬送されて来ないにもかかわらず、第1ベー
ラー6aのみがその処理能力を越えてしまい、第
1ベーラー6a手前で第1スクラツプ材を一時的
にストツクしておく必要が生じるといつた問題が
あつた。また、上記問題を解決するためには、両
メインコンベヤー5a,5bの端部に配設する第
1及び第2ベーラー6a,6bに処理能力の非常
に大きなものを用いる必要が生じるが、こうする
と、搬送量の少なくなつている側のメインコンベ
ヤーに対応しているベーラーはその処理能力が大
幅に余ることになり、設備に大きな無駄が生じる
といつた問題があつた。
種のスクラツプ材を第1及び第2のメインコンベ
ヤー5a,5bに別々に落下させ、両メインコン
ベヤー5a,5bに対応した第1及び第2ベーラ
ー6a,6bによつてブロツク状に圧縮するよう
にすると、各プレス機械から排出される2種のス
クラツプ材の排出量が略等しい場合は特に問題は
ないが、排出量にバラツキがある場合は下記する
ような問題が生じる。即ち、例えば各プレス機械
から排出されるスクラツプ材の大半が第1スクラ
ツプ材となつた場合、第1メインコンベヤー5a
には大量の第1スクラツプ材が投入されるが、第
2メインコンベヤー5bには極少量の第2スクラ
ツプ材しか投入されず、第1メインコンベヤー5
aに対応した第1ベーラー6aにのみ大量の第1
スクラツプ材が搬送されて来ることになる。そし
て場合によつては、第1ベーラー6aに隣接する
第2ベーラー6bには極少量の第2スクラツプ材
しか搬送されて来ないにもかかわらず、第1ベー
ラー6aのみがその処理能力を越えてしまい、第
1ベーラー6a手前で第1スクラツプ材を一時的
にストツクしておく必要が生じるといつた問題が
あつた。また、上記問題を解決するためには、両
メインコンベヤー5a,5bの端部に配設する第
1及び第2ベーラー6a,6bに処理能力の非常
に大きなものを用いる必要が生じるが、こうする
と、搬送量の少なくなつている側のメインコンベ
ヤーに対応しているベーラーはその処理能力が大
幅に余ることになり、設備に大きな無駄が生じる
といつた問題があつた。
問題点を解決するための手段
第1コンベヤーによつて搬送されて来る第1ス
クラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値にな
ると、第1スクラツプ材を第1ベーラー側或いは
中間ストレージ側に排出する第1計量ホツパー
と、第2コンベヤーによつて搬送されて来る第2
スクラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値に
なると、第2スクラツプ材を第2ベーラー側或い
は中間ストレージ側に排出する第2計量ホツパー
と、上記第1及び第2計量ホツパーの下方に配置
され、第1或いは第2計量ホツパーから排出され
る第1或いは第2スクラツプ材を一旦収納し、こ
の後第1或いは第2ベーラー側に排出するための
中間ストレージと、第1計量ホツパー或いは中間
ストレージから排出された第1或いは第2スクラ
ツプ材を圧縮する第1ベーラーと、第2計量ホツ
パー或いは中間ストレージから排出された第1或
いは第2スクラツプ材を圧縮する第2ベーラー
と、第1ベーラーから排出される第1スクラツプ
材或いは第2ベーラーから揺動シユートを介して
排出される第1スクラツプ材を所定位置に搬送す
る第3コンベヤーと、第2ベーラーから排出され
る第2スクラツプ材或いは第1ベーラーから揺動
シユートを介して排出される第2スクラツプ材を
所定位置に搬送する第4コンベヤーとによつて振
分けホツパーを構成したものである。
クラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値にな
ると、第1スクラツプ材を第1ベーラー側或いは
中間ストレージ側に排出する第1計量ホツパー
と、第2コンベヤーによつて搬送されて来る第2
スクラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値に
なると、第2スクラツプ材を第2ベーラー側或い
は中間ストレージ側に排出する第2計量ホツパー
と、上記第1及び第2計量ホツパーの下方に配置
され、第1或いは第2計量ホツパーから排出され
る第1或いは第2スクラツプ材を一旦収納し、こ
の後第1或いは第2ベーラー側に排出するための
中間ストレージと、第1計量ホツパー或いは中間
ストレージから排出された第1或いは第2スクラ
ツプ材を圧縮する第1ベーラーと、第2計量ホツ
パー或いは中間ストレージから排出された第1或
いは第2スクラツプ材を圧縮する第2ベーラー
と、第1ベーラーから排出される第1スクラツプ
材或いは第2ベーラーから揺動シユートを介して
排出される第1スクラツプ材を所定位置に搬送す
る第3コンベヤーと、第2ベーラーから排出され
る第2スクラツプ材或いは第1ベーラーから揺動
シユートを介して排出される第2スクラツプ材を
所定位置に搬送する第4コンベヤーとによつて振
分けホツパーを構成したものである。
作 用
上記の如く構成された振分けホツパーを用いる
ことにより、第1及び第2メインコンベヤーによ
つて搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材
を、第1及び第2ベーラーの内、処理能力に余裕
のある側に投入することを可能にすると同時に、
第1及び第2ベーラーによつて圧縮された第1ス
クラツプ材は第3コンベヤー上に、又第1及び第
2ベーラーによつて圧縮された第2スクラツプ材
は第4コンベヤー上に落下させることを可能にす
るものである。
ことにより、第1及び第2メインコンベヤーによ
つて搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材
を、第1及び第2ベーラーの内、処理能力に余裕
のある側に投入することを可能にすると同時に、
第1及び第2ベーラーによつて圧縮された第1ス
クラツプ材は第3コンベヤー上に、又第1及び第
2ベーラーによつて圧縮された第2スクラツプ材
は第4コンベヤー上に落下させることを可能にす
るものである。
実施例
第1図は本考案に係る振分けホツパーを示すも
のであり、図中20aは各プレス機械から出る第
1スクラツプ材を搬送する第1メインコンベヤ
ー、20bは各プレス機械から出る第2スクラツ
プ材を搬送する第2メインコンベヤーであり、上
記第1及び第2メインコンベヤー20a,20b
は従来と同様に構成してある。21aは第1メイ
ンコンベヤー20aの端部に配置した第1シユー
ト、21bは第2メインコンベヤー20aの端部
に配置した第2シユート、22aは第1シユート
21aの下方に配置した第1計量ホツパー、22
bは第2シユート21bの下方に配設した第2計
量ホツパーである。この第1及び第2計量ホツパ
ー22a,22bは、図示の如く、底部に対向す
る一対の開閉蓋22a′,22a″を有している。そ
して、第1計量ホツパー22aの開閉蓋22a′が
開くと、第1計量ホツパー22a内の第1スクラ
ツプ材は後述する第1ベーラー26a側に向けて
排出され、又開閉蓋22a″が開くと、第1スクラ
ツプ材は後述す中間ストレージ24側に向けて排
出される。又第2計量ホツパー22bの開閉蓋2
2b′が開くと、第2計量ホツパー22b内の第2
スクラツプ材は後述する第2ベーラー26b側に
向けて排出され、又開閉蓋22b″が開くと、第2
スクラツプ材は中間ストレージ24側に向けて排
出される。23aは第1計量ホツパー22aの開
閉蓋22a′の下方に配置した第3シユート、23
bは第2計量ホツパー22bの開閉蓋22b′の下
方に配置した第4シユート、24は第1及び第2
計量ホツパー22a,22bの両開閉蓋22a″,
22b″の下方に配置した中間ストレージである。
この中間ストレージ24の座部にも対向する一対
の開閉蓋24′,24″が組み込まれており、開閉
蓋24′は第1ベーラー26a側に、又開閉蓋2
4″は第2ベーラー26b側にそれぞれ開くよう
にしてある。25は上部が第3、第4シユート2
3a,23b及び中間ストレージ24に開口し、
不部に2方向に別れた第1及び第2排出口25′,
25″を有する分離シユートであり、第3シユー
ト23a或いは中間ストレージ24の開閉蓋2
4′側から排出されたスクラツプ材は第1排出口
25′から第1ベーラー26a側に排出され、ま
た第4シユート23b或いは中間ストレージ24
の開閉蓋24″側から排出されたスクラツプ材は
第2排出口25″から第2ベーラー26b側に排
出される。26aは分離シユート25の第1排出
口25′と対向する位置に設置した第1ベーラー、
26bは第2排出口25″と対向する位置に設置
した第2ベーラー、27aは第1ベーラー26a
の側方に配設した第3コンベヤー、27bは第2
ベーラー26aの側方に配設した第4コンベヤー
である。28a,28bは両コンベヤー27a,
27b間に併設した第1及び第2揺動シユートで
あり、両揺動シユート28a,28bはシリンダ
29a,29bの伸縮によつて支柱30a,30
bの上端を回転中心として揺動するようにしてあ
る。そして、例えばシリンダ29aを短縮させ
て、第1揺動シユート28aを図中反時計方向に
回転させると、第1揺動シユート28aの一端は
第1ベーラー26aのスクラツプ排出口に位置
し、第1ベーラー26aから排出されるブロツク
状のスクラツプ材は、第1揺動シユート28a上
に乗り移る。そしてこの状態でシリンダ29aを
伸長させ、第1揺動シユート28aを図中一点鎖
線に示す如く時計方向に回転させると、圧縮され
たスクラツプ材は第1揺動シユート28a上を滑
つて第4コンベヤー27b上に落下する。又、第
1揺動シユート28aが図中実線のままの状態の
時、には、第1ベーラー26aから排出されたス
クラツプ材はそのまま第3コンベヤー29a上に
落下する。又第2揺動シユート28bを上記と同
様に操作すれば、第2ベーラー26bから排出さ
れるスクラツプ材を第3及び第4コンベヤー27
a,27bのいずれにでも落下させることができ
る。
のであり、図中20aは各プレス機械から出る第
1スクラツプ材を搬送する第1メインコンベヤ
ー、20bは各プレス機械から出る第2スクラツ
プ材を搬送する第2メインコンベヤーであり、上
記第1及び第2メインコンベヤー20a,20b
は従来と同様に構成してある。21aは第1メイ
ンコンベヤー20aの端部に配置した第1シユー
ト、21bは第2メインコンベヤー20aの端部
に配置した第2シユート、22aは第1シユート
21aの下方に配置した第1計量ホツパー、22
bは第2シユート21bの下方に配設した第2計
量ホツパーである。この第1及び第2計量ホツパ
ー22a,22bは、図示の如く、底部に対向す
る一対の開閉蓋22a′,22a″を有している。そ
して、第1計量ホツパー22aの開閉蓋22a′が
開くと、第1計量ホツパー22a内の第1スクラ
ツプ材は後述する第1ベーラー26a側に向けて
排出され、又開閉蓋22a″が開くと、第1スクラ
ツプ材は後述す中間ストレージ24側に向けて排
出される。又第2計量ホツパー22bの開閉蓋2
2b′が開くと、第2計量ホツパー22b内の第2
スクラツプ材は後述する第2ベーラー26b側に
向けて排出され、又開閉蓋22b″が開くと、第2
スクラツプ材は中間ストレージ24側に向けて排
出される。23aは第1計量ホツパー22aの開
閉蓋22a′の下方に配置した第3シユート、23
bは第2計量ホツパー22bの開閉蓋22b′の下
方に配置した第4シユート、24は第1及び第2
計量ホツパー22a,22bの両開閉蓋22a″,
22b″の下方に配置した中間ストレージである。
この中間ストレージ24の座部にも対向する一対
の開閉蓋24′,24″が組み込まれており、開閉
蓋24′は第1ベーラー26a側に、又開閉蓋2
4″は第2ベーラー26b側にそれぞれ開くよう
にしてある。25は上部が第3、第4シユート2
3a,23b及び中間ストレージ24に開口し、
不部に2方向に別れた第1及び第2排出口25′,
25″を有する分離シユートであり、第3シユー
ト23a或いは中間ストレージ24の開閉蓋2
4′側から排出されたスクラツプ材は第1排出口
25′から第1ベーラー26a側に排出され、ま
た第4シユート23b或いは中間ストレージ24
の開閉蓋24″側から排出されたスクラツプ材は
第2排出口25″から第2ベーラー26b側に排
出される。26aは分離シユート25の第1排出
口25′と対向する位置に設置した第1ベーラー、
26bは第2排出口25″と対向する位置に設置
した第2ベーラー、27aは第1ベーラー26a
の側方に配設した第3コンベヤー、27bは第2
ベーラー26aの側方に配設した第4コンベヤー
である。28a,28bは両コンベヤー27a,
27b間に併設した第1及び第2揺動シユートで
あり、両揺動シユート28a,28bはシリンダ
29a,29bの伸縮によつて支柱30a,30
bの上端を回転中心として揺動するようにしてあ
る。そして、例えばシリンダ29aを短縮させ
て、第1揺動シユート28aを図中反時計方向に
回転させると、第1揺動シユート28aの一端は
第1ベーラー26aのスクラツプ排出口に位置
し、第1ベーラー26aから排出されるブロツク
状のスクラツプ材は、第1揺動シユート28a上
に乗り移る。そしてこの状態でシリンダ29aを
伸長させ、第1揺動シユート28aを図中一点鎖
線に示す如く時計方向に回転させると、圧縮され
たスクラツプ材は第1揺動シユート28a上を滑
つて第4コンベヤー27b上に落下する。又、第
1揺動シユート28aが図中実線のままの状態の
時、には、第1ベーラー26aから排出されたス
クラツプ材はそのまま第3コンベヤー29a上に
落下する。又第2揺動シユート28bを上記と同
様に操作すれば、第2ベーラー26bから排出さ
れるスクラツプ材を第3及び第4コンベヤー27
a,27bのいずれにでも落下させることができ
る。
上記構成に於いて、本考案に係る振分けホツパ
ーにより、第1及び第2メインコンベヤー20
a,20bによつて搬送されて来る第1及び第2
スクラツプ材を第1及び第2ベーラー26a,2
6bに効率よく搬入し、かつ、両ベーラー26
a,26bによつて圧縮した第1スクラツプ材を
第3コンベヤー27a上に、かつ、両ベーラー2
6a,26bによつて圧縮した第2スクラツプ材
を第4コンベヤー27b上に落下させるには、下
記するような制御を行う。
ーにより、第1及び第2メインコンベヤー20
a,20bによつて搬送されて来る第1及び第2
スクラツプ材を第1及び第2ベーラー26a,2
6bに効率よく搬入し、かつ、両ベーラー26
a,26bによつて圧縮した第1スクラツプ材を
第3コンベヤー27a上に、かつ、両ベーラー2
6a,26bによつて圧縮した第2スクラツプ材
を第4コンベヤー27b上に落下させるには、下
記するような制御を行う。
即ち、第1及び第2メインコンベヤー20a,
20bによつて各プレス機械から搬送されて来た
第1及び第2スクラツプ材は、それぞれ、第1及
び第2シユート21a,21bを通つて第1及び
第2計量ホツパー22a,22b内に落下し、第
1及び第2計量ホツパー22a,22bによる計
量が開始される。そして、例えば第1計量ホツパ
ー22a内に投入された第1スクラツプ材が規定
重量に達した時、第1ベーラー26aの処理能力
に余裕のある時には、第1計量ホツパー22aの
開閉蓋22a′を開き、第1計量ホツパー22a内
の第1スクラツプ材を第3シユート23a及び分
離シユート25を通して第1ベーラー26a内に
投入し、かつ、第1ベーラー26a内にて圧縮さ
れた第1スクラツプ材を第3コンベヤー27a上
に落下させる。又、第1ベーラー26aの処理能
力に余裕のない時には、第1計量ホツパー22a
の開閉蓋22a″を開き、第1計量ホツパー22a
内の第1スクラツプ材を中間ストレージ24内に
一旦収容する。そしてこの状態に於いて、第1ベ
ーラー26aの処理能力に余裕ができれば、中間
ストレージ24の開閉蓋24′を開き、中間スト
レージ24内の第1スクラツプ材を分離シユート
25を介して第1ベーラー26aに投入し、後は
第1ベーラー26a内にて圧縮された第1スクラ
ツプ材を第3コンベヤー27a上に落下させる。
又、この状態に於いても、第1ベーラー26aの
処理能力に余裕ができず、かつ、この時第2ベー
ラー26bの処理能力に余裕がある場合には、中
間ストレージ24の開閉蓋24″を開き、中間ス
トレージ24内の第1スクラツプ材を分離シユー
ト25を介して第2ベーラー26b内に投入す
る。又これに速動して第2揺動シユート28bの
シリンダ29bを短縮させ、第2揺動シユートを
時計方向に回動させておく。そして第2ベーラー
26b内にて圧縮された後、第2ベーラー26b
から排出される第1スクラツプ材が第2揺動シユ
ート28b上に乗り移ると、シリンダ29bを伸
長させ、第2揺動シユート28bを反時計方向に
回動させることにより、第2揺動シユート28b
上の第1スクラツプ材を第3コンベヤー27a上
のに落下させる。尚、上記説明は、第1計量ホツ
パー22a内に第1スクラツプ材が規定量溜つた
時の制御について行なつたが、第2計量ホツパー
22b内に第2スクラツプ材が規定量溜つた時に
も上記と同様の制御を行い、第2スクラツプ材を
第1及び第2ベーラー26a,26bの内、処理
能力に余裕のある側に送り、かつ、第1及び第2
ベーラー26a,26b内で圧縮された第2スク
ラツプ材を第4コンベヤー27b上に落下させる
ようにする。
20bによつて各プレス機械から搬送されて来た
第1及び第2スクラツプ材は、それぞれ、第1及
び第2シユート21a,21bを通つて第1及び
第2計量ホツパー22a,22b内に落下し、第
1及び第2計量ホツパー22a,22bによる計
量が開始される。そして、例えば第1計量ホツパ
ー22a内に投入された第1スクラツプ材が規定
重量に達した時、第1ベーラー26aの処理能力
に余裕のある時には、第1計量ホツパー22aの
開閉蓋22a′を開き、第1計量ホツパー22a内
の第1スクラツプ材を第3シユート23a及び分
離シユート25を通して第1ベーラー26a内に
投入し、かつ、第1ベーラー26a内にて圧縮さ
れた第1スクラツプ材を第3コンベヤー27a上
に落下させる。又、第1ベーラー26aの処理能
力に余裕のない時には、第1計量ホツパー22a
の開閉蓋22a″を開き、第1計量ホツパー22a
内の第1スクラツプ材を中間ストレージ24内に
一旦収容する。そしてこの状態に於いて、第1ベ
ーラー26aの処理能力に余裕ができれば、中間
ストレージ24の開閉蓋24′を開き、中間スト
レージ24内の第1スクラツプ材を分離シユート
25を介して第1ベーラー26aに投入し、後は
第1ベーラー26a内にて圧縮された第1スクラ
ツプ材を第3コンベヤー27a上に落下させる。
又、この状態に於いても、第1ベーラー26aの
処理能力に余裕ができず、かつ、この時第2ベー
ラー26bの処理能力に余裕がある場合には、中
間ストレージ24の開閉蓋24″を開き、中間ス
トレージ24内の第1スクラツプ材を分離シユー
ト25を介して第2ベーラー26b内に投入す
る。又これに速動して第2揺動シユート28bの
シリンダ29bを短縮させ、第2揺動シユートを
時計方向に回動させておく。そして第2ベーラー
26b内にて圧縮された後、第2ベーラー26b
から排出される第1スクラツプ材が第2揺動シユ
ート28b上に乗り移ると、シリンダ29bを伸
長させ、第2揺動シユート28bを反時計方向に
回動させることにより、第2揺動シユート28b
上の第1スクラツプ材を第3コンベヤー27a上
のに落下させる。尚、上記説明は、第1計量ホツ
パー22a内に第1スクラツプ材が規定量溜つた
時の制御について行なつたが、第2計量ホツパー
22b内に第2スクラツプ材が規定量溜つた時に
も上記と同様の制御を行い、第2スクラツプ材を
第1及び第2ベーラー26a,26bの内、処理
能力に余裕のある側に送り、かつ、第1及び第2
ベーラー26a,26b内で圧縮された第2スク
ラツプ材を第4コンベヤー27b上に落下させる
ようにする。
振分けホツパーを上記のように制御すれば、第
1及び第2メインコンベヤー20a,20bによ
つて搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材
を、第1及び第2ベーラー26a,26bの内、
処理能力に余裕のある側のベーラーに投入できる
と同時に、第1及び第2ベーラー26a、26b
によつて圧縮された第1スクラツプ材は必ず第3
コンベヤー27a上に、又第2スクラツプ材は必
ず第4コンベヤー27b上に落下させることがで
きる。従つて、第1及び第2スクラツプ材の発生
する比率に関係なく、第1及び第2ベーラー26
a,26bを常にフル稼働状態におくことが可能
となり、第1及び第2ベーラー26a,26bに
小型のものを使用しながら、第1及び第2スクラ
ツプ材の処理を確実に行うことが可能になる。
1及び第2メインコンベヤー20a,20bによ
つて搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材
を、第1及び第2ベーラー26a,26bの内、
処理能力に余裕のある側のベーラーに投入できる
と同時に、第1及び第2ベーラー26a、26b
によつて圧縮された第1スクラツプ材は必ず第3
コンベヤー27a上に、又第2スクラツプ材は必
ず第4コンベヤー27b上に落下させることがで
きる。従つて、第1及び第2スクラツプ材の発生
する比率に関係なく、第1及び第2ベーラー26
a,26bを常にフル稼働状態におくことが可能
となり、第1及び第2ベーラー26a,26bに
小型のものを使用しながら、第1及び第2スクラ
ツプ材の処理を確実に行うことが可能になる。
考案の効果
上記した如く、本考案に係る振分けホツパーを
用いれば、第1及び第2メインコンベヤーによつ
搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材を、第
1及び第2ベーラーの内、処理能力に余裕のある
側のベーラーに投入することが可能になると同時
に、第1及び第2ベーラーによつて圧縮された第
1スクラツプ材は第3コンベヤー上に、又、第1
及び第2ベーラーによつて圧縮された第2スクラ
ツプ材は第4コンベヤー上に落下させることが可
能となる。従つて、第1及び第2スクラツプ材の
発生する比率に関係なく、第1及び第2ベーラー
を常にフル稼働状態におくことが可能となり、第
1及び第2ベーラーに小型のものを使用すること
ができるようになり、従来のように設備に無駄が
生じるのを防止できる。
用いれば、第1及び第2メインコンベヤーによつ
搬送されて来た第1及び第2スクラツプ材を、第
1及び第2ベーラーの内、処理能力に余裕のある
側のベーラーに投入することが可能になると同時
に、第1及び第2ベーラーによつて圧縮された第
1スクラツプ材は第3コンベヤー上に、又、第1
及び第2ベーラーによつて圧縮された第2スクラ
ツプ材は第4コンベヤー上に落下させることが可
能となる。従つて、第1及び第2スクラツプ材の
発生する比率に関係なく、第1及び第2ベーラー
を常にフル稼働状態におくことが可能となり、第
1及び第2ベーラーに小型のものを使用すること
ができるようになり、従来のように設備に無駄が
生じるのを防止できる。
第1図は本考案に係る振分けホツパーの正面
図、第2図乃至第5図は、プレス機械設置面の床
下に形成されるスクラツプ材収集用のトンネル及
びコンベヤーの配置例を示す断面図である。 20a……第1メインコンベヤー、20b……
第2メインコンベヤー、22a……第1計量ホツ
パー、22b……第2計量ホツパー、24……中
間ストレージ、26a……第1ベーラー、26b
……第2ベーラー、27a……第3コンベヤー、
27b……第4コンベヤー、28a……第1揺動
シユート、28b……第2揺動シツート。
図、第2図乃至第5図は、プレス機械設置面の床
下に形成されるスクラツプ材収集用のトンネル及
びコンベヤーの配置例を示す断面図である。 20a……第1メインコンベヤー、20b……
第2メインコンベヤー、22a……第1計量ホツ
パー、22b……第2計量ホツパー、24……中
間ストレージ、26a……第1ベーラー、26b
……第2ベーラー、27a……第3コンベヤー、
27b……第4コンベヤー、28a……第1揺動
シユート、28b……第2揺動シツート。
Claims (1)
- 第1コンベヤーによつて搬送されて来る第1ス
クラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値にな
ると、第1スクラツプ材を第1ベーラー側或いは
中間ストレージ側に排出する第1計量ホツパー
と、第2コンベヤーによつて搬送されて来る第2
スクラツプ材を計量し、かつ、計量値が所定値に
なると、第2スクラツプ材を第2ベーラー側或い
は中間ストレージ側に排出する第2計量ホツパー
と、上記第1及び第2計量ホツパーの下方に配置
され、第1或いは第2計量ホツパーから排出され
る第1或いは第2スクラツプ材を一旦収納し、こ
の後第1或いは第2ベーラー側に排出するための
中間ストレージと、第1計量ホツパー或いは中間
ストレージから排出された第1或いは第2スクラ
ツプ材を圧縮する第1ベーラーと、第2計量ホツ
パー或いは中間ストレージから排出された第1或
いは第2スクラツプ材を圧縮する第2ベーラー
と、第1ベーラーから排出される第1スクラツプ
材或いは第2ベーラーから揺動シユートを介して
排出される第1スクラツプ材を所定位置に搬送す
る第3コンベヤーと、第2ベーラーから排出され
る第2スクラツプ材或いは第1ベーラーから揺動
シユートを介して排出される第2スクラツプ材を
所定位置に搬送する第4コンベヤーとによつて構
成したことを特徴とする振分けホツパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17056487U JPH0423840Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17056487U JPH0423840Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0176494U JPH0176494U (ja) | 1989-05-23 |
JPH0423840Y2 true JPH0423840Y2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=31461623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17056487U Expired JPH0423840Y2 (ja) | 1987-11-07 | 1987-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423840Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-07 JP JP17056487U patent/JPH0423840Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0176494U (ja) | 1989-05-23 |
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