JPH04237303A - プログラマブルコントロ―ラ - Google Patents

プログラマブルコントロ―ラ

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JPH04237303A
JPH04237303A JP523291A JP523291A JPH04237303A JP H04237303 A JPH04237303 A JP H04237303A JP 523291 A JP523291 A JP 523291A JP 523291 A JP523291 A JP 523291A JP H04237303 A JPH04237303 A JP H04237303A
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JP
Japan
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program
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Application number
JP523291A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Okedoi
桶土井 利信
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエ―タ等の被
制御部材の異常動作の原因を迅速に作業者に把握させる
ことができるプログラマブルコントロ―ラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動化技術の進歩に伴なって各種
生産工場では、ロボットやNC工作機械等の自動機械の
導入が進められており、省力化や生産効率の向上が図ら
れている。このような自動化に伴ってそれらの自動機械
を制御する制御装置も同様に進歩している。
【0003】従来には、比較的規模の小さい自動機械を
制御するものとして、シ―ケンス制御装置があり、最近
では、制御内容を任意に設定でき、汎用性に優れている
プログラマブルコントロ―ラ(以下にPCという。)と
呼ばれるシ―ケンス制御装置が主流になっている。
【0004】一般的なPCは、制御に関する情報を出力
するセンサやスイッチ等の制御情報出力部材が接続され
る入力モジュ―ルと、モ―タやアクチュエ―タ等の制御
される部材つまり被制御部材が接続される出力モジュ―
ルと、予め設定されたシ―ケンスプログラムに従いつつ
入力モジュ―ルが入力した情報に応じて出力モジュ―ル
を介して被制御部材を制御する制御モジュ―ルとにより
構成されている。
【0005】従来には、シ―ケンスプログラムとしては
、例えば図4に示すようなラダ―図の通りにシ―ケンス
制御を行なわせるラダ―ダイヤグラム方式と呼ばれるの
ものがある。
【0006】図4に示すラダ―図は、図5に示すコンベ
ア1を制御する制御内容になっており、図示するように
作業者2の配置間隔に合せてコンベア1を所定距離Aづ
つ間欠的に移動させる必要がある場合に、図6に示す従
来のリレ―シ―ケンス制御に代ってコンベア1の駆動用
のモ―タ3を制御する制御内容となっている。
【0007】このようなラダ―図で示されるシ―ケンス
プログラムは、制御モジュ―ルの内部のメモリに予めデ
―タ化されて記憶されるようになっており、このシ―ケ
ンスプログラムの作成は、図示するように予め設定され
た符号に基づいて行なわれている。
【0008】これらの符号は、図7に示すように入力モ
ジュ―ル4の入力端子(X)や出力モジュ―ル5の出力
端子(Y)や制御モジュ―ル6の内部メモリ(M)並び
に制御モジュ―ル6の内部タイマ(T)等を示すもので
あり、シ―ケンスプログラムにおいては、入出力モジュ
―ル4,5の夫々の端子に接続された部材が、夫々の端
子に予め設定された端子番号で表わされるようになって
いる。
【0009】このため、一般的にはシ―ケンスプログラ
ムの作成に際しては、図8に示すように夫々の端子番号
に対応する部材名の一覧表である入出力割付表を作成し
ている。図中「X」は、入力モジュ―ル4の端子を示し
、「Y」は、出力モジュ―ル5の端子を示している。
【0010】これにより、プログラミングを行なう作業
者は、図8に示す入出力割付表を見ることによって、ど
の部材がどの端子に接続されているか、つまり、どの部
材がどの符号に設定されているかが一目瞭然であり、こ
の符号に基づいて図4に示すようなラダ―図に示される
シ―ケンスプログラムを作成することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のPCにあっては、何らかの原因により被制御
部材が異常動作した場合等には、その原因を発見するま
でに時間がかかってしまい、異常動作発生に対する復旧
作業を迅速に行なえないという問題があった。例えば、
図5に示すリミットスイッチLSが故障してモ―タ3が
異常動作した場合、作業者は、モ―タ3が異常動作した
原因を以下のように追及することになる。
【0012】まず、作業者は、異常動作したモ―タ3が
どのような条件において正常に動作するようになってい
るかを確認するために、図8に示す入出力割付表又は図
7に示す配線図に基づいてモ―タ3に対応するシ―ケン
スプログラム上の符号を確認する。この場合は、モ―タ
3を作動させるためのマグネットコンタクタMCが出力
端子430に接続されているので、「Y430」である
【0013】そして、シ―ケンスプログラム中において
、これを制御するプログラムを検索し、どういう条件で
正常に作動するようになっているかを確認する。この作
業は、通常、グラフィックプログラマと呼ばれるPCの
支援装置により図4に示すようなラダ―図を表示させて
行なったり、プリンタにより予め印刷した図示するラダ
―図を参照して行なわれている。
【0014】さらに、該当する夫々の条件(M201、
M202、X401)の動作が正常であるか否かを確認
する。M201及びM202については、さらに、X4
00、X501、X502及びT450についての動作
確認を行なう。これにより、この場合はリミットスイッ
チLSの故障によりモ―タ3が異常動作したので、作業
者は、X400が異常であることを認識することになる
【0015】すると、作業者は、再び図8に示す入出力
割付表又は図7に示す配線図に基づいてこの符号「X4
00」に対応する部材(LS)を確認し、これが取付け
られているコンベア1に移動してこのLSの故障に対処
する作業を行ない、モ―タ3の異常動作を解消すること
になる。
【0016】このように、従来のPCにおいては、シ―
ケンスプログラムが予め設定された端子番号等の符号に
より表わされるようになっているので、上記のように異
常動作の原因を追及するような場合には、シ―ケンスプ
ログラム上の符号がどの部材に相当するかを入出力割付
表や配線図により確認する必要があり、このような確認
作業が極めて煩雑であり、これにより異常動作の原因の
発見までに時間がかかってしまう等の問題があった。
【0017】又、入出力割付表や配線図に記載されてい
る部材の名称は、設計者や配線者等が理解できる程度の
名称になっている場合が多く、特に同じようなスイッチ
やセンサ等が多数使用されているような設備においては
、現場の作業者がこれらの入出力割付表や配線図に基づ
いてシ―ケンスプログラムに示された符号に対応する実
際の部材を識別することが困難な場合もあり、このよう
な場合には、作業者は、上記入出力割付表及び配線図の
他に夫々の部材の配置位置が示された配置図を参照した
りして実際の部材を識別していたので、上記に増して異
常動作の原因の発見までに時間がかかってしまう虞れが
あった。
【0018】本発明は、このような従来の問題点を解決
するために成されたものであり、アクチュエ―タ等の被
制御部材の異常動作の原因を迅速に作業者に把握させる
ことができ、異常動作発生に対する復旧作業を迅速に行
なえるプログラマブルコントロ―ラを提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、被制御部材の制御に関する情報を出力する
制御情報出力部材の作動状態と予め設定されたシ―ケン
スプログラムとに基づいて被制御部材をシ―ケンス制御
するプログラマブルコントロ―ラであって、制御情報出
力部材及び被制御部材の実際の配置位置を示すと共に該
配置位置に前記シ―ケンスプログラムに使用した制御情
報出力部材及び被制御部材に対応する符号を付した配置
図と該配置図に対応した前記シ―ケンスプログラムの内
容を示すプログラム図とを作成する図形作成手段により
作成した該夫々の図を記憶する図形記憶手段と、前記配
置図とプログラム図とを同時に表示させる同時表示要求
を入力する同時表示要求入力手段が該同時表示要求を入
力した場合に、前記配置図とプログラム図とを表示する
表示手段に前記図形記憶手段に記憶された配置図及びプ
ログラム図を同時に表示させる図形表示制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記のように構成された本発明のプログラマブ
ルコントロ―ラは、以下のように作用する。まず、図形
作成手段によって制御情報出力部材と被制御部材との実
際の配置位置を示すと共にこの配置位置にシ―ケンスプ
ログラムに使用した対応する符号を付した配置図と、こ
の配置図に対応したシ―ケンスプログラムの内容を示す
プログラム図とを予め作成しておき、これらの図を図形
記憶手段に記憶させておく。例えば、スイッチやセンサ
の作動状態に応じて特定のアクチュエ―タの動作を制御
するとすると、スイッチ、センサ、アクチュエ―タが設
けられた状態の設備の図を図形作成手段により作成して
図形記憶手段に記憶させておく。又、そのアクチュエ―
タを制御するために予め設定されたシ―ケンスプログラ
ムも同様に図形作成手段により図示化して(例えばラダ
―図にして)図形記憶手段に記憶させておく。そして、
何等かの原因によりアクチュエ―タの動作が異常になっ
た場合には、この異常を認識した作業者が同時表示要求
入力手段にそれらの図を表示させる旨の要求を行なうと
、図形表示制御手段は、図形記憶手段に記憶された配置
図及びプログラム図を表示手段に同時に表示させる。 これにより表示手段には、シ―ケンスプログラムに使用
されている符号が付されたスイッチ、センサ、アクチュ
エ―タの実際の配置位置を示す配置図と、シ―ケンスプ
ログラムの内容を示す例えばラダ―図とが表示されるこ
とになり、作業者は、表示された配置図に示された符号
に基づいて、異常を起したアクチュエ―タをラダ―図中
つまりシ―ケンスプログラム中で認識でき、これにより
このアクチュエ―タが異常動作を行なう原因つまり異常
動作を起す条件を把握することができる。そして、作業
者は、この条件を示す符号により示されるスイッチやセ
ンサを配置図により特定でき、これらが実際の設備にお
いてどこに配置されているかを認識でき、異常動作を引
き起す原因となる部材を迅速に発見することができる。 このように、作業者は、表示手段の表示内容に基づいて
異常動作の原因を迅速に把握することができ、異常動作
を解消する作業を迅速に行なうことができるようになる
【0021】
【実施例】以下に、本発明のプログラマブルコントロ―
ラを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
プログラマブルコントロ―ラの概略構成図であり、図2
は、本発明のプログラマブルコントロ―ラの動作フロ―
チャ―トである。又、図3は、図1に示すグラフィック
プログラマに表示される表示内容の一例を示す図である
。尚、本実施例で例示する制御対象及び制御内容は、従
来の技術で説明したコンベア及びシ―ケンスプログラム
と同一であり、同一部材には、同一符号が付してある。
【0022】図1に示すように、本発明のPC10には
、前記図形表示制御手段としての制御モジュ―ル11の
内部に前記図形記憶手段としての図形デ―タメモリ12
が備えられており、これ以外は、従来の一般的なPCと
同様に構成されている。
【0023】制御モジュ―ル11には、従来と同様の入
力モジュ―ル4及び出力モジュ―ル5が接続されており
、夫々のモジュ―ル4,5の夫々の端子には、従来と同
様に、前記制御情報出力部材としてのスタ―トボタンP
B1 、ストップボタンPB2、リミットスイッチLS
、過電流リレ―OCR並びに前記被制御部材としてのマ
グネットコンタクタMCが接続されている。
【0024】制御モジュ―ル11には、前記シ―ケンス
プログラムをデ―タ化して記憶しているプログラムデ―
タメモリ15と、そのシ―ケンスプログラムに従いつつ
入力モジュ―ル4の夫々の入力端子の作動状態に応じて
出力モジュ―ル5の出力端子をON,OFFさせるCP
U16とが備えられている。つまり、CPU16は、プ
ログラムデ―タメモリ15に記憶されたシ―ケンスプロ
グラムに従い、従来と同様に入力モジュ―ル4の夫々の
入力端子X501,X502,X400,X401の作
動状態に応じて、出力モジュ―ル5の出力端子Y430
をON,OFFさせるシ―ケンス制御を行なうようにな
っている。
【0025】又、このCPU16には、プログラムデ―
タメモリ15に記憶させるシ―ケンスプログラムを作成
するプログラミングを行なうための前記図形作成手段、
同時表示要求入力手段及び表示手段としてのグラフィッ
クプログラマ(以下にGPという。)17が接続できる
ようになっている。
【0026】このGP17には、シ―ケンスプログラム
を作成するためのキ―ボ―ド部17aと、このキ―ボ―
ド部17aにより入力した情報を図示表示する表示部1
7bとが備えられており、これらのキ―ボ―ド部17a
及び表示部17bは、内蔵された図示省略するCPUに
より制御されるようになっている。
【0027】キ―ボ―ド部17aには、シ―ケンスプロ
グラムを作成するプログラミングモ―ド、このモ―ドに
より作成されたシ―ケンスプログラムに従ってPC10
を自動運転状態にさせる運転モ―ド、並びに、同様にP
C10を自動運転状態にしつつ表示部17bにそのシ―
ケンスプログラムに基づくラダ―図を表示してこれを構
成する前記入力端子(X)、出力端子(Y)、内部メモ
リ(M)、内部タイマ(T)等の作動状態をモニタリン
グさせるモニタモ―ドを選択するモ―ドスイッチが備え
られている。
【0028】そして、このモ―ドスイッチによりプログ
ラミングモ―ドを選択することによって、キ―ボ―ド部
17aを操作に応じて、表示部17bに図4に示したよ
うなラダ―図を表示しつつシ―ケンスプログラムを作成
することができるようになっている。
【0029】又、GP17には、入出力モジュ―ル4,
5に接続される各種部材の実際の配置位置を示す配置図
を作成する作図機能が備えられている。キ―ボ―ド部1
7aには、図形を作成するための図形キ―が備えられて
おり、内蔵されたCPUは、この図形キ―の操作に従っ
て、表示部17bに図形を表示させるようになっており
、この作図機能によって、上記プログラミングにより作
成したシ―ケンスプログラムに使用した符号に対応する
制御情報出力部材及び被制御部材がどこに配置されてい
るかがわかる配置図を作成することができるようになっ
ている。
【0030】そして、その作図機能によって、作成した
配置図の図中の夫々の制御情報出力部材及び被制御部材
には、シ―ケンスプログラムに使用した符号を付すこと
ができるようになっている。
【0031】このような作図作業は、前記プログラムモ
―ドにおいて行なえるようになっており、表示部17b
には、上記プログラミングにより作成したシ―ケンスプ
ログラムを示すラダ―図と、これに対応する上記配置図
とが同時に表示されるようになっている。
【0032】このようにGP17により作成されたラダ
―図及び配置図は、制御モジュ―ル11の内部に備えら
れた図形デ―タメモリ12にCPU16を介してデ―タ
化されて記憶されるようになっている。そして、CPU
16は、GP17のキ―ボ―ド部17aのモ―ドスイッ
チによりモニタモ―ドが選択された場合に、図形デ―タ
メモリ12に記憶されたラダ―図及び配置図をGP17
に出力し、これらを前記自動運転と同時に表示部17b
に表示させるようになっている。
【0033】これにより、作業者は、必要に応じてGP
17の表示部17bにラダ―図及び配置図を同時に表示
させることができるので、従来のように入出力割付表や
配線図にてラダ―図に示されたシ―ケンスプログラム上
の符号がどの部材に相当するかを確認する必要なく、一
見してシ―ケンスプログラム上の符号がどの部材に相当
するかを認識することができる。
【0034】このように構成された本発明のPC10は
、図2に示すフロ―チャ―トに基づいて動作する。作業
者が制御モジュ―ル11にGP17を接続し、キ―ボ―
ド部17aのモ―ドスイッチによりプログラムモ―ドを
選択した場合(ステップ1)には、GP17は、作業者
が行なうキ―ボ―ド部17aの操作により入力されたシ
―ケンスプログラムを示すラダ―図を表示部17bに表
示させつつシ―ケンスプログラムのプログラミングを行
なわせ、第3図に下部に示すようなラダ―図を作成させ
る。
【0035】又、GP17は、完成したシ―ケンスプロ
グラムをCPU16に出力し、CPU16は、このシ―
ケンスプログラムをデ―タ化してプログラムデ―タメモ
リ15に記憶する(ステップ2)。
【0036】次に、GP17は、作業者が行なうキ―ボ
―ド部17aの図形キ―の操作に応じて、上記プログラ
ミングにより作成したシ―ケンスプログラムに使用した
符号に対応する制御情報出力部材及び被制御部材がどこ
に配置されているかがわかる図3上部に示すような配置
図を作成する(ステッブ3)。
【0037】さらに、GP17は、作業者が行なうキ―
ボ―ド部17a操作に応じて、その配置図の図中の夫々
の制御情報出力部材及び被制御部材に、シ―ケンスプロ
グラムに使用した符号を付す(ステップ4)。
【0038】そして、GP17は、このような作業によ
り完成した図3に示すようなラダ―図及びこれに対応す
る配置図とをデ―タ化してCPU16に出力し、CPU
16は、これらのデ―タを図形デ―タメモリ12に記憶
させる(ステップ5)。
【0039】次に、CPU16は、GP17のキ―ボ―
ド部17aのモ―ドスイッチによりモニタモ―ドが選択
されるまで待機し(ステップ6,7)、モニタモ―ドが
選択されると、従来と同様に、プログラムデ―タメモリ
15に記憶されたシ―ケンスプログラムに従いつつ入力
モジュ―ル4の夫々の入力端子X501,X502,X
400,X401の作動状態に応じて、出力モジュ―ル
5の出力端子Y430をON,OFFさせるシ―ケンス
制御を行なう。
【0040】さらに、CPU16は、図形デ―タメモリ
12に記憶されたラダ―図及び配置図に相当するデ―タ
をGP17に出力し、これらを図3に示すように表示部
17bに表示させる。
【0041】そして、CPU16は、表示させたラダ―
図に示された入力端子(X)、出力端子(Y)、内部メ
モリ(M)、内部タイマ(T)等の作動状態を上記シ―
ケンス制御に応じてモニタリングさせる(ステップ8)
【0042】これにより、GP17の表示部17bには
、シ―ケンスプログラムに使用されている符号が付され
た制御情報出力部材と被制御部材との実際の配置位置が
示された配置図と、シ―ケンスプログラムの内容を示す
ラダ―図とが表示されるので、作業者は、表示された配
置図の符号に基づいて異常動作した被制御部材をプログ
ラム中で認識でき、これにより異常動作を行なう原因つ
まり異常動作を起した条件を把握することができる。
【0043】そして、作業者は、この条件となる符号に
より示される制御情報出力部材を特定でき、同時に表示
されている配置図により、その制御情報出力部材を表示
された符号に基づいて実際にはどこに配置されているか
を認識できるので、従来のような入出力割付図や配線図
に基づく煩雑な確認作業を行なうことなく、異常動作を
引き起した制御情報出力部材の発見を迅速に行なえる。
【0044】したがって、作業者は、異常動作の原因を
迅速に把握することができ、異常動作を解消する作業を
迅速に行なうことができるようになる。
【0045】又、従来のように入出力割付表や配線図に
記載されている部材の名称に基づいてシ―ケンスプログ
ラムに示された符号に対応する実際の部材を識別するの
ではなく、表示された配置図に基づいて実際の部材を識
別することができるので、同じような部材が多数使用さ
れていても、現場において確実に目的の部材を識別でき
、上記に加えて異常動作の原因の発見までの時間を短縮
できるようになり、異常動作発生に対する復旧作業をよ
り迅速に行なえるようになる。
【0046】尚、本発明のPC10は、シ―ケンスプロ
グラムがラダ―ダイヤグラム方式となっているものを例
示したが、これに限らず、例えば従来のフロ―チャ―ト
方式のPCにも適用できるのはもちろんである。この場
合には、ラダ―図に代ってシ―ケンス制御内容を示すフ
ロ―チャ―トが表示されることになる。
【0047】又、本実施例において、前記表示手段とし
ては、GP17を例示したが、これに限らずラダ―図等
のシ―ケンスプログラムの内容を示すプログラム図及び
配置図を表示するものであれば良く、例えば、いわゆる
プリンタを適用することもできる。しかし、これにより
出力されたラダ―図においては、これを構成する夫々の
端子等の作動状態を表示することができないので、本実
施例のようにGP17を使用し、モニタリングを行なわ
せる方が望ましい。
【0048】さらに、配置図を作成するものとしては、
上記実施例のGP17に限らず、例えば従来のいわゆる
イメ―ジリ―ダを利用するようにしても良い。
【0049】さらには、本実施例では、作業者が被制御
部材の異常動作を認識し、この異常動作の原因を迅速に
発見できるようにしたPCを例示したが、本発明のPC
によれば、例えば被制御部材の異常動作を検出する異常
動作検出装置を備えておき、GP17の表示部17bに
表示されたラダ―図において、異常動作した被制御部材
に対応する符号を点滅させる等して作業者に異常動作を
起した被制御部材を認識させたり、その異常動作の原因
の内容を表示部17bに表示させたりすることも可能で
ある。この場合には、ラダ―図が理解できない作業者に
対しても確実に異常動作した原因を認識させることがで
きるので、作業者の適用範囲が広げられるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明により明らかように、本発明
にあっては以下のような効果を奏す。表示手段には、シ
―ケンスプログラムに使用されている符号が付された制
御情報出力部材及び被制御部材の実際の配置位置を示す
配置図と、シ―ケンスプログラムの内容を示すプログラ
ム図とが表示されるので、作業者は、表示された配置図
に示された符号に基づいて、異常を起こした被制御部材
をプログラム図中で認識でき、これによりこの被制御部
材が異常動作を行なう条件となる符号により示される制
御情報出力部材を配置図により特定できる。さらに、配
置図に基づいてこれらが実際の設備においてどこに配置
されているかを認識できるので、異常動作を引き起す原
因となる制御情報出力部材を従来のような入出力割付図
や配線図に基づく煩雑な確認作業を行なうことなく、迅
速に発見することができ、異常動作を解消する作業を迅
速に行なうことができるようになる。
【0051】又、従来のように入出力割付表や配線図に
記載されている部材の名称に基づいてシ―ケンスプログ
ラムに示された符号に対応する実際の制御情報出力部材
を識別するのではなく、表示手段に表示された配置図に
基づいて実際の制御情報出力部材を識別することができ
るので、同じような制御情報出力部材が多数使用されて
いても、現場において確実に目的の制御情報出力部材を
識別でき、上記に加えて異常動作の原因の発見までの時
間を短縮できるようになり、異常動作発生に対する復旧
作業をより迅速に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラマブルコントロ―ラの概略構
成図である。
【図2】本発明のプログラマブルコントロ―ラの動作フ
ロ―チャ―トである。
【図3】図1に示すグラフィックプログラマに表示され
る表示内容の一例を示す図である。
【図4】従来のプログラマブルコントロ―ラの説明図で
ある。
【図5】従来のプログラマブルコントロ―ラの説明図で
ある。
【図6】従来のプログラマブルコントロ―ラの説明図で
ある。
【図7】従来のプログラマブルコントロ―ラの説明図で
ある。
【図8】従来のプログラマブルコントロ―ラの説明図で
ある。
【符号の説明】
MC…マグネットコンタクタ(被制御部材)、PB1 
…スタ―トボタン(制御情報出力部材)、PB2 …ス
トップボタン(制御情報出力部材)、LS…リミットス
イッチ(制御情報出力部材)、OCR…過電流リレ―(
制御情報出力部材)、11…制御モジュ―ル(図形表示
制御手段)、12…図形デ―タメモリ(図形記憶手段)
、17…グラフィックプログラマ(図形作成手段、同時
表示要求入力手段、表示手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被制御部材の制御に関する情報を出力
    する制御情報出力部材の作動状態と予め設定されたシ―
    ケンスプログラムとに基づいて被制御部材をシ―ケンス
    制御するプログラマブルコントロ―ラであって、制御情
    報出力部材及び被制御部材の実際の配置位置を示すと共
    に該配置位置に前記シ―ケンスプログラムに使用した制
    御情報出力部材及び被制御部材に対応する符号を付した
    配置図と該配置図に対応した前記シ―ケンスプログラム
    の内容を示すプログラム図とを作成する図形作成手段に
    より作成した該夫々の図を記憶する図形記憶手段と、前
    記配置図とプログラム図とを同時に表示させる同時表示
    要求を入力する同時表示要求入力手段が該同時表示要求
    を入力した場合に、前記配置図とプログラム図とを表示
    する表示手段に前記図形記憶手段に記憶された配置図及
    びプログラム図を同時に表示させる図形表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするプログラマブルコントロ―ラ
JP523291A 1991-01-21 1991-01-21 プログラマブルコントロ―ラ Pending JPH04237303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP523291A JPH04237303A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 プログラマブルコントロ―ラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP523291A JPH04237303A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 プログラマブルコントロ―ラ

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JPH04237303A true JPH04237303A (ja) 1992-08-25

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JP523291A Pending JPH04237303A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 プログラマブルコントロ―ラ

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JP (1) JPH04237303A (ja)

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