JPH04236676A - 多関節構造体の干渉チェック方法 - Google Patents

多関節構造体の干渉チェック方法

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JPH04236676A
JPH04236676A JP3005005A JP500591A JPH04236676A JP H04236676 A JPH04236676 A JP H04236676A JP 3005005 A JP3005005 A JP 3005005A JP 500591 A JP500591 A JP 500591A JP H04236676 A JPH04236676 A JP H04236676A
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cylinder
interference
polygon
radius
central axis
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JP3005005A
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Kiyoshi Arai
清志 新井
Tsuneya Kurihara
恒弥 栗原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元物体の干渉チェッ
クを行う方法に係り、特に多関節構造体と周囲の物体と
の干渉チェックに好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータグラフィックスの分野にお
いて、複数の三次元物体を動かすとき、三次元物体間の
衝突を避ける必要が生じる場合がある。特に、多数の関
節を持ち、その関節角の変化によって動く多関節構造体
の姿勢を制御するとき、周囲の物体との衝突回避が必要
になることが多い。
【0003】多関節構造体と周囲の物体との衝突を回避
するときには、情報処理学会  グラフィックスとCA
D研究会報告、31,3(1988年)第1頁から第7
頁において論じられているように、物体の面,稜線,頂
点などの軌跡を時間の関数で表わし、これらの間の方程
式を解いて衝突の瞬間を求める方法が知られている。
【0004】また、日本ロボット学会誌、4,2(19
86年)第5頁から第13頁までにおいて論じられてい
るように、十分小さい時間間隔で干渉チェックを繰り返
す方法も知られている。ここで論じられている方法にお
いては、多関節構造体をいくつかの円柱で被覆し、周囲
の物体を多面体で表わし、円柱間、および円柱と多面体
との距離計算を行い、干渉の有無を判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】方程式を解いて衝突の
瞬間を求める方法は、干渉チェックを繰り返す方法に比
べて計算量が多くなるため、多関節構造体の姿勢を対話
的に制御する際に用いることは難しかった。干渉チェッ
クを繰り返す方法においては、円柱と多面体との距離計
算の際に、円柱の底面での処理に要する計算が、干渉チ
ェックの計算量を増加させていた。このため、多関節構
造体を被覆する円柱の総数と、周囲の物体を表わす多面
体を構成するポリゴンの総数がそれぞれ数個程度でない
と、対話的な制御に用いることは難しかった。
【0006】本発明の目的は、多関節構造体と周囲の物
体との干渉チェック処理において、多関節構造体を、干
渉チェックの計算量が少なくてすむ形状で被覆し、周囲
の物体との衝突を回避した多関節構造体の姿勢を、対話
的に容易に制御できるようにする干渉チェック方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、多関節構造体を、円柱の両端に半球を付けた形状をい
くつか用いて被覆する。周囲の物体の表面には、円柱の
半径分だけオフセットを与える。そして、円柱の両端に
半球を付けた形状間の干渉の有無を、円柱の中心軸を用
いて判断し、円柱の両端に半球を付けた形状と周囲の物
体との干渉の有無を、円柱の中心軸と周囲の物体にオフ
セットを与えた形状とを用いて判断する。
【0008】
【作用】多関節構造体を、円柱の両端に半球を付けた形
状をいくつか用いて被覆することによって、これらの形
状間の干渉の有無は、円柱の中心軸間の距離によって判
断できる。また、これらの形状と周囲の物体との干渉の
有無は、円柱の中心軸と周囲の物体にオフセットを与え
た形状との交差の有無によって判断でき、距離計算が不
要になる。さらに、周囲の物体にオフセットを与えた形
状は、予め計算しておくことができる。以上により、少
ない計算量で多関節構造体を被覆する形状間、および多
関節構造体を被覆する形状と周囲の物体との干渉チェッ
クができる。
【0009】
【実施例】本発明の処理の概念を図1に、処理の概要を
図2に示す。多関節構造体は、いくつかの関節(103
)と、隣接する関節の間を結ぶ部分(101a,101
b,101c)とからなり、後者を多関節構造体のリン
クと呼ぶ。各々のリンク(101a,101b,101
c)を、円柱の両端に半球を付けた形状(105a,1
05a′,105b,105c)を一個または複数個用
いて被覆する(202)。これらの形状(105a,1
05a′,105b,105c)を、リンクの近似形状
と呼ぶ。処理202により、多関節構造体のリンクの形
状と位置(201)から、リンクの近似形状と位置(2
05)を求める。周囲の物体(104)の表面に、リン
クの近似形状(105a,105a′,105b,10
5c)の表面と円柱の中心軸(106a,106a′,
106b,106c)との距離の分だけ、すなわち円柱
の半径分だけオフセットを与えた形状(107)を得る
(204)。処理204により、周囲の物体の形状と位
置(203)から、オフセットを与えた周囲の物体の表
面の形状と位置(207)を求める。干渉チェックは、
データ205の要素間での干渉チェック(206)、お
よびデータ205の要素とデータ207の要素との間で
の干渉チェック(208)によって行う。処理206お
よび処理208の結果から、多関節構造体のリンク間、
およびリンクと周囲の物体との干渉の有無の情報(20
9)を得る。
【0010】図2に示す処理を、人体モデルのアニメー
ション制作に応用する場合のシステム構成を図3に示す
。このシステムを用いると、人体モデルが周囲の床・椅
子・机等との衝突を回避しながら部屋の中等で動くアニ
メーションを効率良く制作できる。ユーザは、マウスや
キーボード等の入力装置(308)を用いて、人体モデ
ルの姿勢制御プログラム(304)を実行し、人体モデ
ルの位置や関節角を変更することにより、データ201
に相当する人体モデルのリンクの形状と位置(301)
を変更する。データ203に相当する床・椅子・机等の
形状と位置(303)、およびデータ301を、三次元
物体の表示プログラム(302)に入力してディスプレ
イ(300)に表示し、ユーザはこれを見ながら操作を
行う。データ303およびデータ301を、処理202
、処理204、処理206、処理208からなる人体モ
デルの干渉チェックプログラム(305)に入力し、デ
ータ209に相当する人体モデルの干渉の有無の情報(
309)を得る。データ309をプログラム304に入
力し、人体モデルのリンク間、またはリンクと周囲の床
・椅子・机等との間に干渉がある場合は、データ301
を干渉前のデータに戻す処理を行う。この処理により、
人体モデルは周囲の床・椅子・机等と接触したところで
止まる。一方、データ301の内容は、アニメーション
データ入出力プログラム(307)により、一定の時間
間隔でサンプリングし、人体モデルのアニメーションデ
ータ(306)として蓄積する。人体モデルの制御終了
後、データ306の内容をプログラム307を用いて逐
次呼び出すことにより、制作したアニメーションを再生
できる。
【0011】以下、処理202,処理204,処理20
6,処理208を、図4から図15までにより詳細に説
明する。
【0012】[1]多関節構造体のリンクの近似形状の
生成(処理202) 多関節構造体のリンクを円柱で被覆すると、少ない計算
量で干渉チェックを行うことができる。この円柱の側面
上の点は、円柱の中心軸から等距離にある。したがって
、円柱と他の物体表面とが干渉するための必要条件は、
この中心軸と他の物体表面との最短距離が円柱の半径以
下になることである。しかし、円柱の底面においては、
これだけの条件では干渉は起きるとは限らない。このた
め、さらに十分条件についても調べることによって、初
めて干渉の有無が判断でき、この処理が干渉チェックの
計算量を増加させてしまう。そこで、本実施例では、図
4に示すように、多関節構造体の各々のリンクを、円柱
(401)の両端に円柱と同じ半径を持つ半球(402
)を付けた形状(405)を一個または複数個用いて被
覆する。この形状の表面上のすべての点は、円柱の中心
軸(406)から等距離にある。このため、この線分と
他の物体表面との最短距離が円柱の半径以下になること
が、この形状と他の物体表面とが干渉するための必要十
分条件になる。その結果、干渉チェック計算量は、リン
クを円柱で被覆する手法よりもさらに少なくなる。
【0013】円柱(401)の中心軸(406)の位置
、および円柱(401)の半径は、以下の手順で決定す
る。
【0014】(1)多関節構造体のリンク(400)の
両端の関節(403)を結ぶ線分(404)を作成する
。(2)線分404と同一の線分を、円柱(401)の
中心軸(406)とする。(3)リンク(400)の表
面から点をサンプリングし、これらの点と円柱(401
)の中心軸(406)との距離を求める。(4)求めた
距離の最大値を、円柱(401)の半径とする。(5)
円柱(401)の両端に半球(402)を付けた形状(
405)を作成する。 (6)形状405の体積に対するリンク(400)の体
積の割合が一定値以上の場合は、処理を終了する。この
割合が一定値未満の場合は、手順(7a)または手順(
7b)の処理を行う。(7a)円柱(401)の中心軸
(406)を線分404と平行な位置に移動し、手順(
3)から手順(5)までの処理を行う。(7b)線分4
04に垂直なn個の平面でリンク(400)および中心
軸(406)をn+1個の部分に分割し、それぞれの部
分に対して手順(3)から手順(5)までの処理を行う
【0015】[2]多関節構造体のリンク間の干渉チェ
ック(処理206) 多関節構造体のリンクの近似形状(405)を、円柱の
中心軸(406)から等距離にある点の集合で定義した
ので、これらのリンク間の干渉チェックは、それぞれの
リンクに対応する近似形状(405)の円柱部分の中心
軸(406)間の距離を求める問題に置き換えて行う。 近似形状を円柱で定義した場合と異なり、中心軸(40
6)どうしがどのような位置関係にある場合も、中心軸
(406)間の距離計算の他にはいかなる処理も必要と
せず、その分だけ計算量も少ない。図5に示すように、
リンクの近似形状(405)をA1,A2、とし、A1
,A2の円柱部分の半径をr1,r2、中心軸(406
)をそれぞれC1,C2とする。C1の端点の位置ベク
トルをE11,E12,C2の端点の位置ベクトルをE
21,E22とし、C1とC2の最短距離mを次式によ
って求める。
【0016】
【数1】
【0017】A1とA2が干渉するための必要十分条件
の成立・不成立を、次式の成立・不成立によって判断す
る。
【0018】
【数2】
【0019】[3]多関節構造体のリンクと周囲の物体
の干渉チェック(処理204および処理208)本実施
例では、多関節構造体のリンクと周囲の物体との2つの
干渉チェック方法を示す。いずれの方法においても、周
囲に存在する物体の形状を多面体とみなし、多面体の要
素であるポリゴンを干渉チェックの対象とする。 リンクと周囲の物体の干渉チェックは、ポリゴンにオフ
セットを与えた形状と、リンクの近似形状の円柱部分の
中心軸との交差の有無を調べる問題に置き換えて行う。 第1の干渉チェック方法においては、オフセットをポリ
ゴンで表わし、第2の干渉チェック方法においては、オ
フセットを多角柱で表わす。
【0020】なお、ここで扱う多面体は、複数のポリゴ
ンによって内部と外部とに完全に分離されており、穴が
開いていないものとする。すなわち、多面体を構成する
任意のポリゴンの任意の辺は、隣接する他のポリゴンと
共有されているものとする。 [3.1]オフセットをポリゴンで表わす第1の干渉チ
ェック方法 図6に示すように、リンクの近似形状(405)をAと
し、Aの円柱部分の半径をr、中心軸(406)をCと
する。ここで扱うポリゴンP(601)およびPを含む
平面は表側(603)(物体の外側)と裏側(604)
(物体の内側)が定義でき、表向きの法線ベクトル(6
02)を持つものとする。また、点と平面との距離には
符号を与え、点が平面の表側に存在するとき正、裏側に
存在するとき負の値を持つものとする。A(405)と
P(601)の第1の干渉チェック方法は、図14に示
すアルゴリズムを用い、以下の手順で行う。手順(1)
から(3)まで(処理1401,処理1402,処理1
403)が処理204であり、手順(4)から(6)ま
でが処理208である。
【0021】(1)図7に示すように、ポリゴンP(6
01)をその法線ベクトル(602)の方向に距離rだ
け移動させて得られるポリゴンをP′(701)とする
(処理1401)。 (2)図7に示すように、ポリゴンP′(701)を含
む平面内で、P′の各辺を、その辺に対して垂直な方向
(705〜716)にrだけ移動させる(処理1402
)。 (3)図7に示すように、分離したポリゴンP′(70
1)の各辺を結んで得られるポリゴンをQ(702)と
する(処理1403)。図7から図13までにおいて、
網かけで表わした部分がポリゴンQ(702)である。 (4)図8および図9に示すように、A(405)の円
柱部分の中心軸C(406)の2つの端点とポリゴンQ
(702)を含む平面との距離をd1,d2とする(処
理1404)。 (5)d1,d2がともに−r以上0以下のとき(判断
1405がYesのとき)は、図8に示すように、円柱
の中心軸C(406)の2つの端点からポリゴンQ(7
02)を含む平面に下した垂線の足をH1,H2とする
(処理1406)。そして、H1,H2がともにQ(7
02)の内部にあれば(判断1408がYesならば)
近似形状A(405)とポリゴンP(601)が干渉し
ていると判断し(処理1410)、さもなければ(判断
1408がNoならば)A(405)とP(601)が
干渉していないと判断する(処理1411)。(6)d
1,d2の少なくとも一方が−r未満または0より大き
いとき(判断1405がNoのとき)は、図9に示すよ
うに、円柱の中心軸C(406)を含む直線とポリゴン
Q(702)を含む平面との交点をGとする(処理14
07)。 そして、GがC(106)上にありかつQ(702)の
内部にあれば(判断1409がYesならば)近似形状
A(405)とポリゴンP(601)が干渉していると
判断し(処理1410)、さもなければ(判断1409
がNoならば)A(405)とP(601)が干渉して
いないと判断する(処理1411)。
【0022】手順(5)において、H1,H2のうちの
少なくとも一方がポリゴンQ(702)の外部にあると
きは、近似形状A(405)とポリゴンP(601)は
干渉していないと判断している。しかし実際には、図1
0に示すように、H1,H2のうちの一方がQ(702
)の外部に、他方が内部にあるときにはA(405)と
P(601)は必ず干渉し、図11に示すように、H1
,H2がともにQ(702)の外部にあるときでも、干
渉の可能性はある。上記の手順では、このような干渉は
検出できない。しかしこの場合、近似形状A(405)
はポリゴンP(601)と辺を共有する他のポリゴンと
干渉しており、これは上記の手順(6)で検出できる。 したがって、A(405)と他のポリゴンとの干渉チェ
ックの結果から、間接的にA(405)とP(601)
の干渉が検出できる。ただし、ポリゴンP(601)と
辺を共有する他のポリゴンとのなす角がちょうど180
度のときは、間接的な検出はできない。このような場合
は、これらのポリゴンを合わせたものをひとつのポリゴ
ンとみなすか、または手順(5)において、H1,H2
のうちの少なくとも一方がQ(702)の内部にあれば
干渉が生じたと判断するように、判断1408を変更す
ればよい。
【0023】[3.2]オフセットを多角柱で表わす第
2の干渉チェック方法 A(405)とP(601)の第2の干渉チェック方法
は、図15に示すアルゴリズムを用いる。第2の干渉チ
ェック方法の手順の前半の処理は、第1の干渉チェック
方法の手順(1)から(3)までと全く同じである。そ
して、後半の処理は、第1の干渉チェック方法の手順(
4)から(6)のかわりに、以下の手順で行う。手順(
1)から(3)までと手順(4′)(処理1401,処
理1402,処理1403,処理1501)が処理20
4であり、手順(5′)が処理208である。
【0024】(4′)図12に示すように、ポリゴンQ
(702)の各頂点からポリゴンP(601)を含む平
面に垂線を下し、多角柱R(1201)を得る(処理1
501)。(5′)近似形状A(405)の円柱部分の
中心軸C(406)とR(1201)が交差していれば
(判断1502がYesならば)A(405)とP(6
01)が干渉していると判断し(処理1410)、さも
なければ(判断1502がNoならば)A(405)と
P(601)が干渉していないと判断する(処理141
1)。
【0025】第1の干渉チェック方法および第2の干渉
チェック方法において、周囲の物体の形状が変形しない
限り、オフセットの計算(処理204)のうちrに依存
しない部分は予め1回だけ計算しておけばよい。具体的
には、r=1の場合のポリゴンQ(702)または多角
柱R(1201)の形状を予め計算しておき、多関節構
造体の姿勢が変化するたびに行う干渉チェックの際には
、rの値に応じてこれらの形状を修正してオフセットを
求め、干渉の判断を行えばよい。
【0026】以上のようにして、多関節構造体のリンク
間、およびリンクと周囲の物体との干渉の有無の情報(
209)を、少ない計算量で得ることができる。本発明
の方法を用いることにより、周囲の物体との衝突を回避
した多関節構造体の姿勢を、対話的に容易に制御できる
ようになる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、少ない計算量で多関節構
造体のリンク間、およびリンクと周囲の物体との干渉チ
ェックができるようになり、周囲の物体との衝突を回避
した多関節構造体の姿勢を、対話的に容易に制御できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理の概念図である。
【図2】本発明の処理の概要図である。
【図3】本発明の処理を、人体モデルのアニメーション
制作に応用する場合のシステム構成図である。
【図4】多関節構造体のリンクの近似形状を示す図であ
る。
【図5】リンクの近似形状間の干渉チェックの説明図で
ある。
【図6】リンクの近似形状と、多面体で表わされた周囲
の物体の要素であるポリゴンPとを示す図である。
【図7】ポリゴンPにオフセットを与えて得られるポリ
ゴンQを示す図である。
【図8】リンクの近似形状の円柱部分の中心軸Cの端点
からポリゴンQを含む平面に下した垂線の足によって、
リンクの近似形状とポリゴンとの干渉の有無を判断する
説明図である。
【図9】円柱の中心軸Cを含む直線とポリゴンQを含む
平面との交点によって、リンクの近似形状とポリゴンと
の干渉の有無を判断する説明図である。
【図10】円柱の中心軸Cの端点からポリゴンQを含む
平面に下した2つの垂線の足のうち、一方がポリゴンQ
の外部に、他方が内部にある場合を示す図である。
【図11】円柱の中心軸Cの端点からポリゴンQを含む
平面に下した2つの垂線の足が、ともにポリゴンQの外
部にある場合を示す図である。
【図12】ポリゴンQから得られる多角柱Rを示す図で
ある。
【図13】円柱の中心軸Cと多角柱Rの交差の有無によ
って、リンクの近似形状とポリゴンとの干渉の有無を判
断する説明図である。
【図14】多関節構造体のリンクと周囲の物体の第1の
干渉チェック方法のアルゴリズムを示す図である。
【図15】多関節構造体のリンクと周囲の物体の第2の
干渉チェック方法のアルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
101a,101b,101c…多関節構造体のリンク
、102…多関節構造体のリンクの両端の関節を結ぶ線
分、103…多関節構造体の関節、104…多面体で表
わされた周囲の物体、105a,105a′,105b
,105c…円柱の両端に半球を付けた近似形状、10
6a,106a′,106b,106c…近似形状の円
柱部分の中心軸、107…周囲の物体の表面にオフセッ
トを与えた形状、201…多関節構造体のリンクの形状
と位置、202…リンクの近似形状の生成、203…周
囲の物体の形状と位置、204…周囲の物体の表面のオ
フセットの計算、205…リンクの近似形状と位置、2
06…リンクの近似形状間の干渉チェック、207…オ
フセットを与えた周囲の物体の表面の形状と位置、20
8…リンクの近似形状と周囲の物体の干渉チェック、2
09…干渉の有無の情報。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一個以上の関節を持つ多関節構造体と、周
    囲の物体との干渉チェック処理において、該多関節構造
    体の部分形状を被覆する円柱の中心軸と、該周囲の物体
    を該円柱の半径分だけオフセットして作成する形状との
    間で干渉チェックを行うことを特徴とする多関節構造体
    の干渉チェック方法。
  2. 【請求項2】前記円柱の中心軸の決定方法は、前記多関
    節構造体の隣接する関節を含む各々の部分形状において
    、(1)隣接する関節を結ぶ線分を作成し、これと同一
    の線分を円柱の中心軸とし、(2)該部分形状の表面か
    ら点をサンプリングし、これらの点と該中心軸との距離
    の最大値を、該円柱の半径とし、(3)該円柱の両端に
    半球を付けた近似形状を作成し、(4)該近似形状の体
    積に対する該部分形状の体積の割合が一定値以上の場合
    は、処理を終了し、(5)この割合が一定値未満の場合
    は、該円柱の中心軸を、該隣接する関節を結ぶ線分と平
    行な位置に移動し、改めて該サンプリングと該最大値の
    計算を行い、該最大値を該円柱の半径とすることを特徴
    とする請求項1記載の多関節構造体の干渉チェック方法
  3. 【請求項3】前記円柱の中心軸の決定方法は、前記多関
    節構造体の隣接する関節を含む各々の部分形状において
    、(1)隣接する関節を結ぶ線分を作成し、これと同一
    の線分を円柱の中心軸とし、(2)該部分形状の表面か
    ら点をサンプリングし、これらの点と該中心軸との距離
    の最大値を、該円柱の半径とし、(3)該円柱の両端に
    半球を付けた近似形状を作成し、(4)該近似形状の体
    積に対する該部分形状の体積の割合が一定値以上の場合
    は、処理を終了し、(5)この割合が一定値未満の場合
    は、該隣接する関節を結ぶ線分に垂直な平面で該部分形
    状および該中心軸を分割し、それぞれの部分について該
    サンプリングと該最大値の計算を行い、それぞれの該最
    大値をそれぞれの該円柱の半径とすることを特徴とする
    請求項1記載の多関節構造体の干渉チェック方法。
  4. 【請求項4】前記周囲の物体のオフセット方法は、(1
    )前記周囲の物体を表わす多面体を構成する各々のポリ
    ゴンについて、該ポリゴンの各辺を、前記円柱の半径分
    だけ、該ポリゴンに垂直な方向、および該ポリゴンに平
    行かつ該各辺に垂直な方向に移動し、(2)該移動の結
    果離れた該各辺を結んで作成するオフセットポリゴンの
    全体を、前記周囲の物体にオフセットを与えた形状とす
    ることを特徴とする請求項1記載の多関節構造体の干渉
    チェック方法。
  5. 【請求項5】前記周囲の物体のオフセット方法は、(1
    )前記周囲の物体を表わす多面体を構成する各々のポリ
    ゴンについて、該ポリゴンの各辺を、前記円柱の半径分
    だけ、該ポリゴンに垂直な方向、および該ポリゴンに平
    行かつ該各辺に垂直な方向に移動し、(2)該移動の結
    果離れた該各辺を結んで作成するオフセットポリゴンを
    上底面とし前記円柱の半径を高さとする多角柱の全体を
    、前記周囲の物体にオフセットを与えた形状とすること
    を特徴とする請求項1記載の多関節構造体の干渉チェッ
    ク方法。
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