JPH04236080A - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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Publication number
JPH04236080A
JPH04236080A JP1263291A JP1263291A JPH04236080A JP H04236080 A JPH04236080 A JP H04236080A JP 1263291 A JP1263291 A JP 1263291A JP 1263291 A JP1263291 A JP 1263291A JP H04236080 A JPH04236080 A JP H04236080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
absorber
compartment
refrigerant vapor
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1263291A
Other languages
English (en)
Inventor
Osayuki Inoue
修行 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収冷凍機に係り、特に
縦型の伝熱部及び吸収部を持つ吸収器を用いた吸収冷凍
機に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収冷凍機において、吸収器では、吸収
溶液と冷媒蒸気の気液が混合しながら、吸収溶液に、冷
媒蒸気が吸収される。気液の二相流れであることから、
圧力損失も多く蒸気圧は、吸収器の蒸気入口から、末端
に向い、次第に低下する。蒸気圧の低い所では、吸収剤
濃度が濃く、蒸気圧の低い吸収溶液を用いる必要があり
、逆に、蒸気圧の高い所では、吸収剤濃度が希く、蒸気
圧が高めであっても差し支えない。従来の吸収器は、冷
媒蒸気を下から導入して、吸収溶液を上から流入あるい
は散布する形式のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式の吸収
器では、吸収器の高さが充分にとれる場合はよいが、高
さ制限があり、高さが充分にとれない場合は吸収効率が
悪い。そこで、本発明は、高さ制限などで高さが充分に
とれない場合でも吸収効率のよい吸収器を用いた吸収冷
凍機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、発生器、吸収器、蒸発器、凝縮器、溶
液熱交換器を主要構成機器とし、これらを溶液配管、冷
媒配管で結んでサイクルを構成する吸収冷凍機において
、上記吸収器は、複数区画に横に区分されて構成され、
発生器から戻った吸収剤濃度の高い溶液が該区分を順次
通って流れ、一方蒸発器からの冷媒蒸気は該区分を前記
溶液とは逆に通って流れるように構成されることを特徴
とする吸収冷凍機としたものである。
【0005】そして、前記吸収冷凍機において、吸収器
の複数区画の横の区分は、発生器からの吸収溶液が最初
の区画の下部から導入され、該区画の上部から出て次の
区画の下部に導入するように順次連結され、一方蒸発器
からの冷媒蒸気は最後の区画の下部から入り、該区画の
上部から出て最後から2番目の区画の下部に導入するよ
うに吸収溶液とは逆に順次連結されて構成されている。
【0006】すなわち、吸収器を複数区画1,2,・・
・Nに区分し、発生器から戻った吸収剤濃度の高い溶液
を先ず区画1の下部に導き、次いで、区画1の上部の溶
液を、区画2の下部に導き、同様にして、順次・・・N
と導き、蒸発器からの冷媒蒸気を、区画Nの下部から入
れ、区画Nの上部から、区画(N−1)の下部に蒸気を
導き、順次、・・2,1と導き、各区画の吸収器の位置
が、高さ方向でほぼ同一であることとするのがよい。ま
た、本発明で用いる吸収器の伝熱/吸収管の断面形状は
、円形でも、長円形でも、矩形、その他でも差し支えな
い。管内に、吸収溶液と冷媒蒸気が流れ、管外に冷却媒
体例えば空気が流れる。
【0007】また、吸収冷凍機で吸収剤の沸点温度と冷
媒の沸点温度との差が大きくない吸収剤−冷媒の組合せ
では、発生器での発生冷媒蒸気の精溜を行っても、ある
程度の吸収剤が凝縮器を経由して蒸発器に入る。蒸発器
では、気液平衡の関係から冷媒の多い蒸気が蒸発し、吸
収剤濃度が上昇する。吸収剤濃度の上昇により、蒸発温
度が上がり、次第に吸収剤の多い蒸気になっていく。こ
のように、蒸発器で蒸発する冷媒中にも、吸収剤が含ま
れており、それが吸収器に行く。このような蒸発器での
吸収剤の上昇を押さえるため、蒸発器を気液混合の流下
式として蒸発器の出口に気液分離器を設けて、吸収剤と
冷媒蒸気を分離して冷媒蒸気だけを吸収器に通して、吸
収剤は吸収器出口で吸収溶液と合流させるようにするこ
ともできる。
【0008】
【作用】本発明では、吸収冷凍機の吸収器を複数区画に
区分され、その区画された区分を順次吸収溶液を流し、
逆の区分から冷媒蒸気を通すようにしたことにより、高
さ制限などで高くできない吸収器においても、複数に分
割することにより、吸収効率よく吸収することができる
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。図1に
本発明の吸収冷凍機のフロー構成図を示す。図1におい
て、Gは発生器、Aは吸収器、Eは蒸発器、Cは凝縮器
、HS は溶液熱交換器、HC は冷媒熱交換器、a1
 ,a2 ,a3 は吸収器の区画、11は気液分離器
、12は合流槽、13はポンプ、管1〜4は溶液通路、
管5〜10は冷媒通路を示している。
【0010】そして、この装置の運転において、冷媒を
吸収した希溶液は吸収器Aから合流槽12に至り、気液
分離器11の液体相を合流して、ポンプ13により管1
から溶液熱交換器HS の被加熱側を通り、加温されて
管2から発生器Gに導入される。そして希溶液は、発生
器において熱源により加熱されて冷媒蒸気を蒸発して濃
縮される。濃縮された濃溶液は管3から溶液熱交換器H
S の加熱側を通って、管4から吸収器Aに導入され、
再び冷媒を吸収して希溶液となって管1から循環される
【0011】一方、発生器Gで発生した冷媒蒸気は、管
5から凝縮器Cに導入され、凝縮器C中で冷却空気によ
って冷却されて凝縮し、管6から冷媒熱交換器HC の
加熱側を通り、冷媒液は冷却して管7を通り蒸発器Eに
至り、冷房効果を発揮して冷媒は蒸発し気液混合相とし
て蒸発器E内を流下する。気液混合相として蒸発器Eを
出た冷媒は、冷媒熱交換器HC の被加熱側を通り、加
温されて管8から気液分離器11に導入され、蒸気相1
0と液体相9に分離され、蒸気相10は吸収器に導入さ
れる。
【0012】吸収器Aは、この例ではa1 ,a2 ,
a3 に区画されている。そして、濃溶液は区画a1 
の下部に導入され、a1 の上部に至り、上部から出て
次の区画a2 の下部に導入され上部から出て、a3 
の下部に導入され上部から出て合流槽12に至る。一方
冷媒蒸気は管10から区画a3 の下部から導入され、
溶液中に吸収されながらa3 の上部に至り、吸収され
ない冷媒蒸気はa3 の上部から出てa2 の下部に導
入されさらに吸収される。そこでも吸収されない冷媒蒸
気はa2 の上部からa1 の下部に導入されて吸収さ
れる。区画内では吸収液と冷媒蒸気は二相流となって上
昇しながら吸収され、上部で気液に分かれて,それぞれ
逆方向の次の段に導入される。
【0013】図2は、吸収器の別の例を示し、区画構成
を1断面内に設けたものであり、図3は、図2のA−A
断面図、図4は図3のB−B断面図である。図5、図6
は溶液の一部について、吸収器の同一区画を循環させる
ようにしたものであり、図5は溶液を上で分割したもの
で、図6は下で分割した例を示している。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、吸収器を横に区画して
設けたことにより、吸収器の高さを押えることができ、
また、吸収器の吸収効率もよい吸収冷凍機とすることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す吸収冷凍機のフロー構成図
である。
【図2】本発明の吸収冷凍機に用いる吸収器の一例を示
す断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】本発明に用いる吸収器のフローを示す説明図で
ある。
【図6】本発明に用いる吸収器の他のフローを示す説明
図である。
【符号の説明】
G  発生器、A  吸収器 E  蒸発器、C  凝縮器 HS   溶液熱交換器 HC   冷媒熱交換器 a1 ,a2 ,a3   吸収器区画11  気液分
離器 12  合流槽 13  ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  発生器、吸収器、蒸発器、凝縮器、溶
    液熱交換器を主要構成機器とし、これらを溶液配管、冷
    媒配管で結んでサイクルを構成する吸収冷凍機において
    、上記吸収器は、複数区画に横に区分されて構成され、
    発生器から戻った吸収剤濃度の高い溶液が該区分を順次
    通って流れ、一方蒸発器からの冷媒蒸気は該区分を前記
    溶液とは逆に通って流れるように構成されることを特徴
    とする吸収冷凍機。
  2. 【請求項2】  前記吸収器の複数区画の横の区分は、
    発生器からの吸収溶液が最初の区画の下部から導入され
    、該区画の上部から出て次の区画の下部に導入するよう
    に順次連結され、一方蒸発器からの冷媒蒸気は最後の区
    画の下部から入り、該区画の上部から出て最後から2番
    目の区画の下部に導入するように、吸収溶液とは逆に順
    次連結されていることを特徴とする請求項1記載の吸収
    冷凍機。
JP1263291A 1991-01-11 1991-01-11 吸収冷凍機 Pending JPH04236080A (ja)

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JP1263291A JPH04236080A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 吸収冷凍機

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JPH04236080A true JPH04236080A (ja) 1992-08-25

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JP1263291A Pending JPH04236080A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 吸収冷凍機

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JP (1) JPH04236080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06241612A (ja) * 1992-11-03 1994-09-02 Samsung Electronics Co Ltd 吸収式冷房機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06241612A (ja) * 1992-11-03 1994-09-02 Samsung Electronics Co Ltd 吸収式冷房機

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