JPH04236069A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH04236069A
JPH04236069A JP318291A JP318291A JPH04236069A JP H04236069 A JPH04236069 A JP H04236069A JP 318291 A JP318291 A JP 318291A JP 318291 A JP318291 A JP 318291A JP H04236069 A JPH04236069 A JP H04236069A
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JP
Japan
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buffer tank
cryopumps
pressure
cryopump
volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP318291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Murayama
茂 村山
Tokuji Nishijo
徳二 西場
Kazuo Nomura
和雄 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04236069A publication Critical patent/JPH04236069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍装置に関し、特に複
数のクライオポンプを並列に配管接続した冷凍装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、クライオポンプはヘリウムガス
を吸入し、その際圧力は約1kg/cm2低下する。そ
して、クライオポンプが1台の場合には、クライオポン
プの吸入圧と排気圧は図2に実線で示したように変化す
る。又、1台の圧縮機から複数のクライオポンプに冷媒
を供給して、クライオポンプのマルチ運転を行う場合、
クライオポンプが同期したとき、即ち、それぞれのクラ
イオポンプでのヘリウムガスの吸入、排気のタイミング
が同時になった場合には、図2に破線で示したように、
クライオポンプの吸入圧(高圧側)の低下幅及び排気圧
(低圧側)の上昇幅が大きくなる。このため、図2のA
に示したように平均高低圧差がクライオポンプ1台の運
転のときの平均高低圧差Bより小さくなり、クライオポ
ンプの能力が低下する。
【0003】上記クライオポンプの能力の低下を防止す
るために、例えば特開昭63−162977号公報には
、ヘリウムガス吸排気弁の開閉サイクルの位相を位相検
出センサにより検出し、位相検出センサから位相信号が
位置差検出比較装置に送られて吸排気弁の位相差が求め
られ、この位相差があらかじめ設定された位相差と異な
れば、吸排気弁タイミング制御装置によって設定位相差
になるようにそれぞれのクライオポンプの冷凍機駆動源
の動作タイミングを調節するクライオポンプシステムが
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、複数のクライオポンプの位相差を求め、この位相差
が設定された位相差になるように制御するため、各クラ
イオポンプに位相検出センサを取り付ける必要があり、
又、吸排気タイミング制御装置が必要であり、制御機構
が複雑になるという問題が発生していた。又、例えば3
台以上のクライオポンプを並列に接続して運転している
とき、例えば2台或いは3台のクライオポンプが同期し
た場合には、クライオポンプの能力がアンバランスにな
り、冷凍能力が低下するおそれがあった。
【0005】本発明は、複数台のクライオポンプが同期
したときの吸入圧の低下幅或いは排気圧の上昇幅を抑え
、クライオポンプの能力の低下を防止するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、圧縮機5、熱交換器6、オイルセパレータ
7、アドソーバ8及び並列に接続した複数のクライオポ
ンプ1,2,3,4をそれぞれ環状に配管接続した冷凍
装置において、オイルセパレータ7からクライオポンプ
1,2,3,4に至る高圧側の配管に第1バッファタン
ク9を設けた冷凍装置を提供するものであり、冷凍装置
の平均高低圧差の減少を僅かに抑え、能力の低下を僅か
にするものである。
【0007】又、オイルセパレータ7からクライオポン
プ1,2,3,4に至る高圧側の配管に第1バッファタ
ンクを設け、かつ、クライオポンプ1,2,3,4から
圧縮機5に至る低圧側の配管に第1バッファタンク9よ
り容量が大きい第2バッファタンク10を設け、冷凍装
置の平均高低圧差の減少を抑え、能力の低下を防止する
ものである。
【0008】
【作用】冷凍装置の運転中、ヘリウムガスが第1バッフ
ァタンク9内或いは第3バッファタンク15内に貯えら
れ、クライオポンプ1,2,3及び4が2台同期したと
き、3台同期したとき、或いは4台同期したときに、第
1バッファタンク9内或いは、第3バッファタンク15
内のヘリウムガスが各クライオポンプ1,2,3及び4
に分散して流れ、各クライオポンプの吸入圧の低下幅が
僅かに抑えられ,平均高低圧差の低下を小さく抑えるこ
とができ、冷凍装置の能力の低下を僅かにすることが可
能になる。
【0009】又、クライオポンプ1,2,3及び4が同
期した場合にも、第1バッファタンク9内或いは第3バ
ッファタンク15内に貯えられていたヘリウムガスが各
クライオポンプに流れ、かつ、各クライオポンプから圧
縮機5に至る低圧側の空間の容積が第2バッファタンク
10によって大幅に大きくなり、各クライオポンプから
吐出したヘリウムガスが第2バッファタンク10を含む
低圧側の空間に吸収され、各クライオポンプの吸入圧の
低下幅及び排出圧の上昇幅を僅かに抑え、この結果、平
均高低圧差の減少を抑え、冷凍能力の低下を防止するこ
とが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1は複数のクライオポンプが接続され、
ヘリウムガスを用いた冷凍装置の冷媒回路図である。 1,2,3及び4はクライオポンプであり、各クライオ
ポンプ1,2,3及び4は並列に配管接続されている。 又、5は圧縮機、6は熱交換器、7は内部にグラスウー
ルが設けられたオイルセパレータ、8は内部に活性炭が
充填されたアドソーバ、9は第1バッファタンク、10
は第2バッファタンク、11はアキュームレータ(以下
アキュームという)であり、それぞれは環状に配管接続
されている。又、12は差圧弁であり、この差圧弁12
は第1バッファタンク9の出口側の配管13と第2バッ
ファタンク10の入口側の配管14との間に配管接続さ
れ、クライオポンプ1,2,3及び4の入口側と出口側
との圧力差(以下高低圧差という)を例えば14kg/
cm2以下に保つ。
【0012】上記のように4台のクライオポンプ1,2
,3及び4を並列に配管接続した場合には、第1バッフ
ァタンク9の容積を圧縮機5からクライオポンプ1,2
,3及び4に至る高圧側の回路の容積の4倍程度にする
。ここで、クライオポンプが3台並列に接続された場合
には第2バッファタンク10の容積を3倍程度、2台並
列の場合は2倍程度にする。そして、オイルセパレータ
7の容積が例えば3リットル、アドソーバ8の容積が例
えば3リットルであり、配管を含めた高圧側の回路の容
積が例えば7リットルの場合には、第1バッファタンク
9の容積は高圧側の容積の3倍の例えば21リットルに
する。又、第1バッファタンク9の圧力、即ち、クライ
オポンプ1,2,3及び4の入口側(低圧側)の圧力が
例えば約21kg/cm2であり、第2バ ッファタン
ク10の圧力、即ち、クライオポンプ1,2,3及び4
の出口側(高圧側)の圧力が例えば7kg/cm2であ
る場合には、第2バッファタンク10の容積は第1バッ
ファタンク9の容積の3倍であり、例えば63リットル
である。
【0013】上記のように第1バッファタンク9を高圧
側に設けることによって、第1バッファタンク9にヘリ
ウムガスが貯えられ、高圧側の容積は増加し、冷凍装置
の運転中にクライオポンプ1,2,3及び4が同期した
場合に、第1バッファタンク9に貯えられたヘリウムガ
スがクライオポンプ1,2,3及び4へ送られて吸入圧
の低下幅を抑えることができる。又、第2バッファタン
ク10を低圧側に設けることによって、低圧側の容積は
大幅に増加し、クライオポンプ1,2,3及び4が同期
した場合にクライオポンプ1,2,3及び4から吐出し
たヘリウムガスが第2バッファタンク10に吸収され、
排気圧の上昇幅を抑えることができる。この結果、平均
高低圧差が減少することを回避することができ、冷凍能
力の低下を防止することができる。
【0014】又、クライオポンプ1,2,3及び4のう
ち例えば3台のクライオポンプ1,2及び3又は2台の
クライオポンプ1及び2が同期した場合に、第1バッフ
ァタンク9に貯えられていたヘリウムガスが各クライオ
ポンプへ流出し、又、各クライオポンプから流出したヘ
リウムガスが第2バッファタンク10によって吸収され
て吸入圧の低下幅及び排気圧の上昇幅を抑えることがで
き、それぞれのクライオポンプ1,2,3及び4の能力
がアンバランスになることを回避できる。この結果、冷
凍装置の能力の低下を防止することができる。
【0015】上記実施例において、アドソーバ8の出口
側、即ち高圧側に第1バッファタンク9を設け、アキュ
ーム11の入口側、即ち低圧側に第2バッファタンク1
0を設けた冷凍装置について説明したが、例えば、高圧
側に第1バッファタンク9を備え、低圧側に第2バッフ
ァタンク10を備えていない冷凍装置においても、吸入
圧の低下幅を抑えて平均高低圧差の低下を小さく抑える
ことができ、この結果、能力の低下を僅かにすることが
できる。
【0016】又、図1に破線で示したように、オイルセ
パレータ7からアドソーバ8に至る配管の途中に第3バ
ッファタンク15を設けた場合にも、吸入圧の低下幅を
僅かに抑え、冷凍能力の低下を僅かに抑えることができ
る。又、第3バッファタンク15にオイルセパレータ7
からヘリウムガスと共に流れて来たオイルの一部が付着
し、第3バッファタンクにオイルが溜るので、アドソー
バ8に流れるオイルの量を減少することができ、アドソ
ーバ8の交換期間を長くすることができる。
【0017】又、第3バッファタンク15及び第2バッ
ファタンク10を高圧側及び低圧側に設けることによっ
て吸入圧の低下幅及び排気圧の上昇幅を抑えることがで
き、この結果、冷凍能力の低下を防止することができる
【0018】さらに、上記実施例において、クライオポ
ンプを4台並列に接続した冷凍装置について説明したが
、例えば2台、3台、或いは5台等の複数のクライオポ
ンプを並列に接続した冷凍装置においても、アドソーバ
の出口側、或いはアキュームの入口側にバッファタンク
を設けることによって吸入圧の低下及び排気圧の上昇を
僅かに抑えることができ、この結果、能力の低下を回避
することができる。ここで、例えば3台のクライオポン
プを並列に接続した場合には、アドソーバの出口側のバ
ッファタンクの容積を高圧側の容積の例えば2倍に設定
し、バッファタンクの入口側のバッファタンクの容積を
アドソーバの出口側のバッファタンクのさらに3倍に設
定する。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成された冷凍装
置であり、オイルセパレータから圧縮機に至る高圧側の
配管にバッファタンクを設けているので、複数のクライ
オポンプが同期した場合に、バッファタンクに貯えられ
ていたガスが各クライオポンプへ流出し、吸入圧の低下
幅を僅かに抑えることができ、冷凍能力の低下を僅かに
抑えることができる。
【0020】又、高圧側の配管にバッファタンクを設け
、かつ、圧縮機の入口側の配管に高圧側のバッファタン
クより容量が大きいバッファタンクを設けることによっ
て高圧側及び低圧側の容積は増加し、複数のクライオポ
ンプが同期した場合に、高圧側のバッファタンクに貯え
られていたヘリウムガスが各クライオポンプへ流れ、か
つ、バッファタンクを備えて容積が大きくなった低圧側
の空間に各クライオポンプから流出したヘリウムガスが
吸収され、吸入圧の低下幅及び排出圧の上昇幅を僅かに
抑え、平均圧力差の低下を防止して、冷凍能力の低下を
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷媒回路図である。
【図2】クライオポンプの吸入圧と排気圧の特性図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4  クライオポンプ 5  圧縮機 6  熱交換器 7  オイルセパレータ 8  アドソーバ 9  第1バッファタンク 10  第2バッファタンク 15  第3バッファタンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧縮機、熱交換器、オイルセパレータ
    、アドソーバ及び並列に接続した複数のクライオポンプ
    をそれぞれ環状に配管接続した冷凍装置において、オイ
    ルセパレータからクライオポンプに至る高圧側の配管に
    バッファタンクを設けたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】  圧縮機、熱交換器、オイルセパレータ
    、アドソーバ及び並列に接続した複数のクライオポンプ
    をそれぞれ環状に配管接続した冷凍装置において、オイ
    ルセパレータからクライオポンプに至る高圧側の配管に
    バッファタンクを設け、かつ、クライオポンプから圧縮
    機に至る低圧側の配管に上記バッファタンクより容量が
    大きいバッファタンクを設けたことを特徴とする冷凍装
    置。
JP318291A 1991-01-16 1991-01-16 冷凍装置 Pending JPH04236069A (ja)

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JP318291A JPH04236069A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 冷凍装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013006299A1 (en) * 2011-07-06 2013-01-10 Sumitomo (Shi) Cryogenics Of America, Inc. Gas balanced brayton cycle cold water vapor cryopump
US10677498B2 (en) 2012-07-26 2020-06-09 Sumitomo (Shi) Cryogenics Of America, Inc. Brayton cycle engine with high displacement rate and low vibration
US11137181B2 (en) 2015-06-03 2021-10-05 Sumitomo (Shi) Cryogenic Of America, Inc. Gas balanced engine with buffer

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