JPH04236020A - 電気暖房器 - Google Patents

電気暖房器

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JPH04236020A
JPH04236020A JP310591A JP310591A JPH04236020A JP H04236020 A JPH04236020 A JP H04236020A JP 310591 A JP310591 A JP 310591A JP 310591 A JP310591 A JP 310591A JP H04236020 A JPH04236020 A JP H04236020A
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Japan
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temperature
heat
sensitive
electric heater
wire
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JP310591A
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Hirobumi Tokuda
徳田 博文
Koji Takigawa
滝川 幸二
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気暖房器に関し、さら
に詳細にいえば、温度に応じて抵抗率が変化する感熱層
を2本の導線の間に介在させて構成した感熱線により温
度を検知して電熱線への通電を制御する電気暖房器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電熱線を用いた暖房機器、例えば暖気毛
布、電気カーペットには、電熱線に添って感熱線を配置
し、この感熱線にサーモスタットの役割を果たさせてい
る。感熱線の典型的な構成を図4に示す。感熱線11は
、互いに逆向きに巻いた2つの導線2a,2bからなり
、その間に特殊ナイロンの感熱層1を介在させたもので
ある。
【0003】温度が上がると感熱層1の抵抗が減少する
ので、これを検出器で検出して温度制御に用いることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の電気
暖房器では、感熱層の経年変化、変質等で感熱層の抵抗
が変化したり、感熱層が破れて導線間の短絡、あるいは
コネクタに異物が挾まって導線の開放が発生した場合、
感熱線の温度検知機能が働かなくなり、温度制御ができ
なくなる。
【0005】このため、暖房機器の温度が異常に上がり
、焦げや火災等の事故に発展する可能性がある。本発明
は、感熱線に二重の温度検知機能を設けることにより、
感熱線の異常を検知して安全に温度を制御することがで
きる電気暖房器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電気暖房器は、図1に示すように、温度に
応じて抵抗率が変化する感熱層1を2本の導線2a,2
bの間に介在させた感熱線と、上記2本の導線2a,2
bの間の抵抗値により温度を検知する第一の温度検知手
段3とを設け、この第一の温度検知手段3で検知した温
度により電熱線への通電を制御する電気暖房器において
、上記2本の導線2a,2bのうち少なくとも1本(図
では2a)を、温度により抵抗値が変化する金属で構成
し、その導線自体の抵抗値により温度を検知する第二の
温度検知手段4を設け、上記第一の温度検知手段3の検
知温度Ts2と第二の温度検知手段4の検知温度Ts1
との比較に基づいて感熱線の温度検知機能の異常を検知
する異常検知手段5と設けたものである。
【0007】
【作用】上記の構成の電気暖房器によれば、感熱線を構
成する2本の導線2a,2bのうち少なくとも1本を、
温度により抵抗値が変化する金属で構成し、その導線2
a,2b自体の抵抗値の変化により温度を検知し、第一
の温度検知手段3の検知温度と比較することによって、
検知温度が違っていれば感熱線の温度検知機能の異常を
判断する。
【0008】そこで、この判断に基づいて、電熱線への
通電を停止したり異常表示を出したりすることができる
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2は電気暖房器の電気回路の概略を示す。商
用電源の電圧は、抵抗R1と導線2aの抵抗で分圧され
、導線2aの電圧はフォトトライアックPHT1を通し
て抵抗R3とR4で分圧され、ダイオードD1で整流さ
れる。C1は平滑コンデンサである。ダイオードD1で
整流された電圧Vs1はマイクロコピュータ51に入力
される。したがって、電圧Vs1は導線2aの抵抗値に
相当する直流電圧となる。
【0010】導線2aは、温度により抵抗値が著しく変
化する金属、例えばNi ,Al で構成される。一方
、感熱層1を介して導線2aと対向して設けられた導線
2bの電圧は、フォトトライアックPHT2、コンデン
サC2を通して抵抗R6,R7で分圧され、ダイオード
D2で整流される。C3は平滑コンデンサである。ダイ
オードD2で整流された電圧Vs2はマイクロコピュー
タ51に入力される。電圧Vs2は感熱層1と導線2a
との合成抵抗に相当する直流電圧となる。コンデンサC
2を挿入したのは、感熱層1に蓄積される電荷に起因し
て発生する直流電圧成分をカットするためである。
【0011】VRは、使用者の設定する温度設定器であ
り、両端の電圧Vs2と中間タップの電圧Vrefとの
比を測定することにより、使用者が設定した温度を読み
取ることができる。演算増幅器OP1 は電圧Vs1を
入力として基準電圧Eと比較し、電圧Vs1>Eとなっ
たとき、SCRをオンして抵抗R5に電流を流し、抵抗
R5と熱結合させているヒューズFを切って電熱線Hへ
の通電を停止させるものである。基準電圧Eの値は、電
気暖房器の異常温度上昇を防止する観点から決められる
【0012】RYはマイクロコンピュータ51の指令に
よって動作する両切りのリレー、LPは異常表示点滅ラ
ンプである。図3は上記実施例における温度制御のフロ
ーチャートである。まず商用電源を入れるとマイクロコ
ンピュータ51はフォトトライアックPHT1をオン、
PHT2をオフし(ステップ(1) )、電圧Vs1を
観測する(ステップ(2) )。これにより導線2aの
インピーダンスを検出する。次にフォトトライアックP
HT1をオフ、PHT2をオンし(ステップ(3) )
、電圧Vs2と電圧Vrefを測定する(ステップ(4
) )。そして、比Vref/Vs2をとることによっ
て温度設定器VRに設定された温度を調べ(ステップ(
5) )、この設定温度をTref とする。また、電
圧Vs1、電圧Vs2から感熱線の温度Ts1,Ts2
をそれぞれ算出する(ステップ(6) )。
【0013】次に、ステップ(7) においてTs1と
Ts2とを比較する。感熱線に断線、短絡があったり、
感熱線の接続端子Tの接触に異常があったりすると、T
s1とTs2とは原則として一致しない。この時は異常
とみなし、トランジスタTr をオンしてリレーRYを
カットし(ステップ(8) )、ランプLPを点滅させ
る。Ts1とTs2とが一致またはほぼ一致していれば
、通常の温度制御を行う。すなわち、温度Ts1,Ts
2のうちいずれかの温度(実施例ではTs2)と設定温
度Tref とを比較して(ステップ(9) )、Ts
2>Tref ならばリレーRYをオフし(ステップ(
10))、Ts2<Tref ならばリレーRYをオン
する(ステップ(11))。そして、スタートに戻り以
上の手順を繰り返す。
【0014】なお、以上の手順中でTs1とTs2とが
一致しながら共に上昇する場合が考えられるが、Ts1
が基準温度を超えると演算増幅器OP1 の働きにより
ヒューズFを切断して危険を防止できる。以上のように
、この実施例では、感熱線を構成する導線の一つを、温
度に対する抵抗変化の大きな金属で形成し、この金属の
抵抗から算出される感熱線の温度と、従来どおり感熱層
1の抵抗変化から算出される温度との比較の結果、不一
致が認められれば、リレーをカットし電熱線Hへの通電
を遮断できるので、従来のように感熱線の温度検知機能
に異常が発生したまま温度制御を続行していた場合と比
べ、安全性が高くなっている。
【0015】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば感熱線を構成する導線を、両方と
も温度に対する抵抗変化の大きな金属で形成し、これら
の金属の合成抵抗により温度Ts1を検知するようにし
てもよい。その他本発明の要旨を変更しない範囲内にお
いて、種々の設計変更を施すことが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の電気暖房器によ
れば、感熱線を構成する2本の導線のうち少なくとも1
本を、温度により抵抗値が変化する金属で構成し、その
導線自体の抵抗値の変化により温度を検知し、第一の温
度検知手段の検知温度と比較することによって、感熱線
の温度検知機能の正常・異常を判断できるようになるの
で、この判断に基づいて電熱線への通電を制御すれば、
非常に安全な電気暖房器の温度制御を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気暖房器の要部構成を示すブロック
図である。
【図2】電気暖房器の電気回路図である。
【図3】温度制御のフローチャートである。
【図4】従来の感熱線の構成図である。
【符号の説明】
1  感熱層 2a,2b  導線 3  第一の温度検知手段 4  第二の温度検知手段 5  異常検知手段 H  電熱線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度に応じて抵抗率が変化する感熱層(1
    ) を2本の導線(2a,2b) の間に介在させて構
    成した感熱線と、上記2本の導線(2a,2b) の間
    の抵抗値により温度を検知する第一の温度検知手段(3
    )とを設け、この第一の温度検知手段(3) で検知し
    た温度により電熱線への通電を制御する電気暖房器にお
    いて、上記2本の導線(2a,2b) のうち少なくと
    も1本を、温度により抵抗値が変化する金属で構成し、
    その導線自体の抵抗値により温度を検知する第二の温度
    検知手段(4) を設け、上記第一の温度検知手段(3
    ) の検知温度Ts2と第二の温度検知手段(4) の
    検知温度Ts1との比較に基づいて感熱線の温度検知機
    能の異常を検知する異常検知手段(5) と設けたこと
    を特徴とする電気暖房器。
JP310591A 1991-01-16 1991-01-16 電気暖房器 Expired - Lifetime JP2626260B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113950867A (zh) * 2019-05-29 2022-01-18 捷温有限责任公司 用于确定电阻加热装置的温度的设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113950867A (zh) * 2019-05-29 2022-01-18 捷温有限责任公司 用于确定电阻加热装置的温度的设备

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JP2626260B2 (ja) 1997-07-02

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