JPH04236013A - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH04236013A
JPH04236013A JP1397291A JP1397291A JPH04236013A JP H04236013 A JPH04236013 A JP H04236013A JP 1397291 A JP1397291 A JP 1397291A JP 1397291 A JP1397291 A JP 1397291A JP H04236013 A JPH04236013 A JP H04236013A
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JP
Japan
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cooking
key
microcomputer
conditions
cooking conditions
Prior art date
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Pending
Application number
JP1397291A
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English (en)
Inventor
Masayuki Aoki
政幸 青木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶手段に記憶された
調理メニューの調理条件を読出してこの調理条件に基づ
き調理を実行させるようにした調理器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、調理器例えば電子レンジにお
いては、調理メニュー設定キーを操作することにより調
理メニューを設定し、この設定された調理メニューの調
理条件をROMから読出して、この読出した調理条件に
基づいて調理を実行させるようにしたものが供されてい
る。この場合、調理の出来具合の良否は個人の好みによ
って異なるので、電子レンジには、前記読出した調理条
件中の例えば加熱出力或いは加熱時間等を予め増減調節
するための強調節キー,弱調節キーといった調節手段も
設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、使用
者は、調理メニュー毎に過去の調理結果を記憶しておい
て、次に調理を行なう度毎に強調節キー或いは弱調節キ
ーの操作を行なう必要があり、使用上極めて不便であっ
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、調理メニューの調理条件を個人の好みに
応じて調理の度毎に調節する必要がなく、使用上極めて
便利な調理器を提供するにある。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の調理器は、調理
メニュー設定手段を設け、調理メニューの調理条件を記
憶する記憶手段を設け、この記憶手段から前記調理メニ
ュー設定手段により設定された調理メニューの調理条件
を読出してこの調理条件に基づき調理を実行させるため
の制御手段を設け、調理結果の評価情報を入力するため
の評価入力手段を設け、そして、前記制御手段を、前記
評価入力手段より入力された評価情報により前記設定さ
れた調理メニューの調理条件を変更して前記記憶手段に
書換え記憶させるように構成するとともに、上記変更さ
れた調理条件が許容限度外の異常時には報知手段を動作
させるように構成するところに特徴を有する。
【0008】上記場合において、制御手段を、異常時に
は特定の操作に基づいて記憶手段に初期調理条件を書換
え記憶させる構成とするとよい。
【0009】
【作用】本発明の調理器によれば、調理メニュー設定手
段により設定された調理メニューの調理終了後にその調
理の出来具合の個人の好みに応じた評価情報を評価入力
手段によって入力させれば、記憶手段には前記評価情報
に基づいて変更された調理条件が書換え記憶される。従
って、次に、調理メニュー設定手段により前述の調理メ
ニューを設定した時には、記憶手段に書換え記憶された
調理条件に基づいて調理が実行されるようになる。更に
、評価情報に基づいて変更された調理条件が許容限度外
の異常時には、制御手段は報知手段に報知動作を行なわ
せるようになるので、使用者は変更された調理条件では
調理が不可であることを知ることができる。
【0010】そして、制御手段が異常時に特定の操作に
基づいて記憶手段に初期調理条件を書換え記憶させるよ
うにした場合には、評価入力手段による評価情報の入力
を最初からやり直すことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した第1の
実施例につき図1乃至図6を参照しながら説明する。
【0012】先ず、図1及び図2に従って、全体の概略
的構成につき述べる。1は内部に加熱室(図示せず)を
有する本体であり、その前面開口部には該加熱室と対応
してドア2が枢設されているとともに、前面開口部の右
端部には操作パネル3が付設されている。この操作パネ
ル3において、上部には螢光表示管或いは液晶表示器か
らなる表示部4が設けられ、下部にはキー操作部5が設
けられている。
【0013】そして、キー操作部5において、上部には
スタートキー6及び取消キー7が並設されており、取消
キー7の下方部位には例えば「酒のかん」,「牛乳」,
……の6品目の調理メニューが記載されていて、夫々の
左側に調理メニュー設定手段の一部をなす発光ダイオー
ド8a乃至8fが取付けられているとともに、これらの
下方に位置して調理メニュー設定手段たるレンジオート
キー8が取付けられており、又、取消キー7の下方部位
には例えば「クッキー」,「バターロール」,……の6
品目の調理メニューが記載されていて、夫々の左側に調
理メニュー設定手段の一部をなす発光ダイオード9a乃
至9fが取付けられているとともに、これらの下方に位
置して調理メニュー設定手段たるオーブンオートキー9
が取付けられている。
【0014】この場合、レンジオートキー8が押圧操作
された時には、その押圧操作される毎に或いは押圧操作
されている間中、発光ダイオード8a乃至8fはこの順
序で発光がシフトされ、レンジオートキー8の押圧操作
が行なわれなくなって発光のシフトが停止されると、そ
の時に発光している発光ダイオードに対応する調理メニ
ューが設定されたことになる。同様にして、オーブンオ
ートキー9が押圧操作された時には、その押圧操作され
る毎に或いは押圧操作されている間中、発光ダイオード
9a乃至9fはこの順序で発光がシフトされ、オーブン
オートキー9の押圧操作が行なわれなくなって発光のシ
フトが停止されると、その時に発光している発光ダイオ
ードに対応する調理メニューが設定されたことになる。
【0015】そして、キー操作部5の最下段には、評価
入力手段たる不足用キー10及び過剰用キー11が配設
されている。尚、12は操作パネル3に取付けられた報
知手段たる報知器である。
【0016】さて、図3に従って、電気的構成について
述べる。電源プラグ13は図示しない100ボルトの交
流電源たる電源コンセントに差込み接続されるものであ
り、その両端子間にヒューズ14,加熱室を照明する庫
内灯15及び後述するリレースイッチ16の直列回路が
接続され、庫内灯15及びリレースイッチ16の直列回
路に並列にドアスイッチ17,ショートスイッチ18及
びドアスイッチ19の直列回路が接続されている。ドア
スイッチ17及び19はドア2の開放及び閉塞に連動し
て夫々オフ及びオンし、ショートスイッチ18はドア2
の開放及び閉塞に連動して夫々オン及びオフするように
なっている。
【0017】更に、ドアスイツチ17及びショートスイ
ッチ18の共通接続点は高圧トランス20の一次コイル
20aの一方の端子に接続され、ドアスイッチ19及び
ショートスイッチ18の共通接続点は後述する切換スイ
ッチからなるリレースイッチ21の可動接片cに接続さ
れ、そのリレースイッチ21の常開側の固定接片aはこ
れも後述するリレースイッチ22を介して一次コイル2
0aの他方の端子に接続されている。
【0018】又、高圧トランス20の一方の二次コイル
20bの両端子間には高圧コンデンサ23及び高圧整流
器24の直列回路が接続されており、その高圧整流器2
4のアノードはマグネトロン25のカソードの一方の端
子に接続され、高圧整流器24のカソードはマグネトロ
ン25のアノードに接続されているとともにアースされ
ている。そして、高圧トランス20の他方の二次コイル
20cの両端子はマグネトロン25のカソードの両端子
に接続されている。
【0019】更に、一次コイル20a及びリレースイッ
チ22の直列回路に並列に冷却用ファンモータ26が接
続されており、このファンモータ26の運転によりマグ
ネトロン25等に冷却風が送られるようになっている。 又、前記ドアスイッチ17及びショートスイッチ18の
共通接続点はヒータ27及び後述するリレースイッチ2
8を介してリレースイッチ21の常閉側の固定接片bに
接続され、ヒータ27に並列に熱風用ファンモータ29
が接続されている。
【0020】一方、制御電源回路30は、その交流入力
端子の一方の端子がヒューズ14及びドアスイッチ17
の共通接続点に接続され、他方の端子がリレースイッチ
16及びドアスイッチ19の共通接続点に接続されてい
て、100ボルトの交流電源電圧を降圧し整流し且つ定
電圧化して複数の直流電源電圧を複数の直流出力端子に
出力するもので、その複数の直流出力端子はマイクロコ
ンピュータ31の複数の電源ポートに接続され、共通出
力端子はアースされている。
【0021】又、マイクロコンピュータ31において、
複数の入力ポート及び出力ポートはキー操作部5の複数
の出力端子及び入力端子に接続され、他の複数の出力ポ
ートは表示部4の複数の入力端子に接続され、一つの出
力ポートは報知器12に接続され、アースポートはアー
スされている。
【0022】而して、マイクロコンピュータ31は、キ
ー操作部5の各種キーの押圧操作に基づく入力情報に応
じて内蔵の基準ROM32及び記憶手段たる書換え可能
なROM33並びにRAM34から各種の調理メニュー
の調理条件を読出してリレースイッチ16,21,22
及び28をオンオフさせることにより調理を実行させる
ものである。
【0023】即ち、マイクロコンピュータ31は、運転
停止時にはリレースイッチ16,21,22及び28を
図3に示すオンオフ状態にしているが、「レンジ」に選
択設定された時には、リレースイッチ16及び22をオ
ンさせるとともにリレースイッチ21の接片c−a間を
オンさせて、庫内灯15,冷却用ファンモータ26及び
高圧トランス20の一次コイル20aに通電し、マグネ
トロン25の出力の「強」,「中」及び「弱」の設定及
び調節はリレースイツチ22のオンオフのデューティ比
を変化させることにより行なうようになっている。これ
により、マグネトロン25からの高周波が導波管を介し
て加熱室内に供給されて、レンジ調理が行なわれる。
【0024】又、マイクロコンピュータ31は、「オー
ブン」に選択設定された時には、リレースイッチ16及
び28をオンさせるとともにリレースイツチ21の接片
c−b間をオンさせて、庫内灯15,ヒータ27及び熱
風用ファンモータ29に通電し、ヒータ27の出力の「
強」,「中」及び「弱」の設定及び調節はリレースイツ
チ28のオンオフのデューティ比を変化させることによ
り行なうようになっている。これにより、ヒータ27及
び熱風用ファンによる熱風が加熱室内に供給されて、オ
ーブン調理が行なわれる。
【0025】尚、「レンジ」或いは「オーブン」による
調理時間はマイクロコンピュータ31に内蔵されたカウ
ンタがカウント動作をすることにより計測され、表示部
4に残り時間として表示されるようになっている。
【0026】次に、本実施例の作用につき図4乃至図6
をも参照しながら説明する。
【0027】今、電源プラグ13を電源コンセントに差
込み接続すると、マイクロコンピュータ31に制御電源
回路30から直流電源電圧が加えられて、該マイクロコ
ンピュータ31は動作を開始(スタート)する。そこで
、マイクロコンピュータ31は、先ず処理ステップS1
となり、ここでは所定の初期化処理が行なわれるととも
に、表示部4に「0」の表示がなされる。尚、マイクロ
コンピュータ31は、この処理ステップS1においては
、基準ROM32に記憶された内容を全てROM33に
書込み記憶させるようになっている。マイクロコンピュ
ータ31は、次に判断ステップS2に移行し、ここでは
レンジオートキー8若しくはオーブンオートキー9によ
り調理メニューが設定されたか否かを判断し、「NO」
(設定なし)の時にはこの判断ステップS2を繰返すこ
とになる。
【0028】ここで、レンジオートキー8が押圧操作さ
れて例えば「牛乳」の調理メニューが選択設定されたと
すると、「牛乳」の項目の左側の発光ダイオード8bが
発光する。そして、マイクロコンピュータ31は、判断
ステップS2で「YES」(設定あり)と判断して処理
ステップS3に移行し、ここではROM33から「牛乳
」の調理メニューの調理条件を読出してRAM34に書
込み記憶させ、次の出力ステップS4に移行する。マイ
クロコンピュータ31は、この出力ステップS4ではR
AM34に記憶された調理条件の情報を表示部4に表示
させるもので、表示部4には例えば「あたため  牛乳
」の調理メニュー及び「レンジ強」の調理態様が表示さ
れる。
【0029】この場合、基準ROM32及び書換え可能
なROM33には、「牛乳」の調理メニューに対応して
図4に実線で示す如き初期調理条件たる初期加熱パター
ンが記憶されている。即ち、この初期加熱パターンは、
残り時間たる調理時間がT2(例えば2分30秒)で、
その内の初めの時間T1は高出力P2となり、その後は
低出力P1となるものである。そして、各時間T1及び
T2には、許容限度たる下限時間T1a 及びT2a 
と上限時間T1b 及びT2b とが設定され、又、各
出力P1及びP2には、許容限度たる下限出力P1a 
及びP2a と上限出力P1b 及びP2b とが設定
されている。
【0030】その後、マイクロコンピュータ31は、更
に判断ステップS5に移行して、ここでスタートキー6
が押圧操作されたか否かを判断し、「NO」の時には出
力ステップS4に戻る。調理を開始させるべくスタート
キー6が押圧操作されると、マイクロコンピュータ31
は、判断ステップS5で「YES」と判断して出力ステ
ップS6に移行し、図4の実線で示す初期加熱パターン
の調理態様で調理を実行させる。
【0031】而して、マイクロコンピュータ31は、次
に判断ステップS7に移行し、ここでは取消キー7が押
圧操作されたか否かを判断するもので、「NO」と判断
した時には判断ステップS8に移行し、「YES」と判
断した時には判断ステップS2に戻るようになる。マイ
クロコンピュータ31は、判断ステップS8に移行した
時には、ここで調理が終了したか否かを判断するもので
、「NO」と判断した時には出力ステップS6に戻り、
以下、判断ステップS7,S8及び出力ステップS6を
繰返すことになる。
【0032】尚、このような調理運転中は、マイクロコ
ンピュータ31の内蔵のカウンタがカウント動作するよ
うになっており、表示部4の残り時間「2分30秒」の
表示は1秒毎に減算されるようになっている。
【0033】その後、調理が終了すると(表示部4の残
り時間の表示は「0」となる。)、マイクロコンピュー
タ31は、判断ステップS8で「YES」と判断して出
力ステップS9となり、ここではリレースイツチ16,
21,22及び28を図3に示すオンオフ状態に戻し、
以て、調理運転を終了させるものである。尚、このよう
な調理運転終了時には、マイクロコンピュータ31は短
時間だけ報知器12に報知音を発生させるようになって
いる。
【0034】マイクロコンピュータ31は、次いで判断
ステップS10に移行してここでは不足用キー10が押
圧操作されたか否かを判断し、「NO」と判断した時に
は判断ステップS11に移行してここでは過剰用キー1
1が押圧操作されたか否かを判断し、「NO」と判断し
た時には判断ステップS12に移行して調理終了からT
3時間(例えば1分)経過したか否かを判断し、ここで
も「NO」と判断した時には判断ステップS10に戻り
、以下、判断ステップS11,S12及びS10を繰返
すことになる。そして、調理終了からT3時間(1分)
経過すると、マイクロコンピュータ31は、判断ステッ
プS12で「YES」と判断し、判断ステップS2に戻
るようになる。
【0035】さて、使用者は上述したように調理終了時
の報知器12の報知音により調理終了を知って、加熱室
内からあたため調理された牛乳を容器とともに取出して
飲むのであるが、この場合、一口飲めば牛乳のあたため
加減が自分の好みにあうかどうかを直ちに判断できるも
のである。そこで、牛乳のあたため加減が自分の好みに
あわなかった場合には、使用者は調理終了後T3時間(
1分)経過以前に評価入力手段たる不足用キー10若し
くは過剰用キー11を押圧操作する。この場合、マイク
ロコンピュータ31のROM32及び33には、不足用
キー10が押圧操作された時においては、調理条件を一
段階上げるプログラム、即ち、「牛乳」の調理メニュー
では、高出力時間T1若しくは調理時間T2を一段階長
くし、又、低出力P1若しくは高出力P2を一段階増加
するプログラムが記憶され、逆に、過剰用キー11が押
圧操作された時においては、調理条件を一段階下げるプ
ログラム、即ち、「牛乳」の調理メニューでは、高出力
時間T1若しくは調理時間T2を一段階短かくし、又は
、低出力P1若しくは高出力P2を一段階減少させるプ
ログラムが記憶されている。
【0036】そこで、例えば、使用者が不足用キー10
を押圧操作したとすると、マイクロコンピュータ31は
、判断ステップS10で「YES」と判断して処理ステ
ップS13となり、ここで不足用キー10に対応するプ
ログラムをROM33から読込んでそのプログラムに基
づき前述したような調理条件を一段階上げる演算を行な
い、その演算結果をRAM34に記憶させるとともに表
示部4に表示させる。その後、マイクロコンピュータ3
1は、判断ステップS14に移行して、ここで、上記演
算結果が限度以内か否かを判断する。即ち、マイクロコ
ンピュータ31は、演算結果たる変更加熱パターンにお
いて、変更後の高出力時間T1x ,調理時間T2x 
,低出力P1x 若しくは高出力P2x が上限時間T
1b ,T2b,上限出力P1b 若しくはP2b を
上回ったか否かを判断し、「NO」と判断した時には次
の処理ステップS15において演算結果をROM33の
「牛乳」の調理メニューの項に書換え記憶させ、そして
、判断ステップS2に戻るようになる。
【0037】この結果、その後、牛乳をあたためる場合
には、使用者がレンジオートキー8により「牛乳」の調
理メニューを設定してスタートキー6を押圧操作すると
、ROM33から書換えられた変更加熱パターンが読出
されて、これに基づいて牛乳のあたため調理が実行され
るようになる。
【0038】尚、上述したような変更加熱パターンによ
る牛乳のあたため調理によっても自分の好みのあたたか
さにならなかった場合には、前述同様にして不足用キー
10を押圧操作すれば、再び調理条件の変更が行なわれ
るものであり、従って、確実に自分の好みの加熱温度に
設定することができる。
【0039】又、例えば、使用者が過剰用キー11を押
圧操作したとすると、マイクロコンピュータ31は、判
断ステップS11で「YES」と判断して処理ステップ
S16となり、ここで過剰用キー11に対応するプログ
ラムをROM33から読込んでそのプログラムに基づき
前述したような調理条件を一段階下げる演算を行ない、
その演算結果をRAM34に記憶させるとともに表示部
4に表示させる。その後、マイクロコンピュータ31は
、判断ステップS14に移行して、ここで、上記演算結
果が限度以内か否かを判断する。即ち、マイクロコンピ
ュータ31は、演算結果たる変更加熱パターンにおいて
、変更後の高出力時間T1x ,調理時間T2x ,低
出力P1x 若しくは高出力P2x が下限時間T1a
 ,T2a ,下限出力P1a 若しくはP2a を下
回ったか否かを判断し、「NO」と判断した時には次の
処理ステップS15において演算結果をROM33の「
牛乳」の調理メニューの項に書換え記憶させ、そして、
判断ステップS2に戻るようになる。
【0040】この結果、その後、牛乳をあたためる場合
には、使用者がレンジオートキー8により「牛乳」の調
理メニューを設定してスタートキー6を押圧操作すると
、ROM33から書換えられた変更加熱パターンが読出
されて、これに基づいて牛乳のあたため調理が実行され
るようになる。
【0041】尚、上述したような変更加熱パターンによ
る牛乳のあたため調理によっても自分の好みのあたたか
さにならなかった場合には、前述同様にして過剰用キー
11を押圧操作すれば、再び調理条件の変更が行なわれ
るものであり、従って、確実に自分の好みの加熱温度に
設定することができる。
【0042】さて、前述したように、調理終了後に不足
用キー10若しくは過剰キー11を押圧操作することに
よって「牛乳」の調理メニューの調理条件たる加熱パタ
ーンが一段階づつ変更されるのであるが、このような変
更を繰返えすと、変更加熱パータンが許容限度外になっ
て調理不能たる加熱不能になったり、或いは、調理過剰
たる加熱過剰になったりする。このような事態に対処す
るために、マイクロコンピュータ31は次のように動作
する。
【0043】即ち、マイクロコンピュータ31は、判断
ステップS14において、変更加熱パターンにおける変
更高出力時間T1x が下限時間T1a と上限時間T
1b との間に入っているか否か、変更調理時間T2x
 が下限時間T2a と上限時間T2b との間に入っ
ているか否か、変更低出力P1x が下限出力P1a 
と上限出力P1b との間に入っているか否か、そして
、変更高出力P2x が下限出力P2a と上限出力P
2b との間に入っているか否かを判断し、いずれか一
つでも否である場合には「NO」(異常)と判断して出
力ステップS17に移行する。マイクロコンピュータ3
1は、この出力ステップS17では報知器12に一定時
間だけ報知動作を行なわせ後、判断ステップS18に移
行する。
【0044】マイクロコンピュータ31は、この判断ス
テップ18では異常と判断された操作に係る不足用キー
10若しくは過剰用キー11が再び押圧操作されたか否
かを判断し、「NO」の時には判断ステップS19に移
行する。そして、マイクロコンピュータ31は、判断ス
テップS19では異常と判断された操作に係る不足用キ
ー10若しくは過剰用キー11の押圧操作時点からT4
時間(例えば10秒)経過したか否かを判断し、「NO
」と判断した時には判断ステップS18に戻るようにな
る。その後、T4時間経過すると、マイクロコンピュー
タ31は、判断ステップS19で「YES」と判断して
判断ステップS2に戻るようになる。従って、ROM3
3には異常と判断された不足用キー10若しくは過剰用
キー11の押圧操作の一段階前の加熱パターンが記憶さ
れていることになる。
【0045】一方、異常と判断された操作に係る不足用
キー10若しくは過剰用キー11が特定の操作として再
び押圧操作されると、マイクロコンピュータ31は、判
断ステップS18で「YES」と判断して処理ステップ
S20に移行するようになり、ここではROM33に基
準ROM32から図4に実線で示す如き初期加熱パター
ンを読出して書換え記憶させるようになり、その後は判
断ステップS2に戻るようになる。
【0046】以上は、レンジオートキー8により「牛乳
」の調理メニューを設定した場合について述べたもので
あるが、他の調理メニューを設定した場合及びオーブン
オートキー9によりオーブンによる調理メニューを設定
した場合も同様であり、ROM32及び33には各調理
メニュー毎に不足用キー10及び過剰用キー11に対応
して調節すべき調理条件の内容が記憶されて、これに基
づき演算が行なわれ、演算結果が逆にROM33に新た
に書換え記憶される。
【0047】このような本実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。即ち、使用者が自動調理終了
後に不足用キー10或いは過剰用キー11を押圧操作す
ることによって、ROM33に予め記憶された調理メニ
ューの調理条件が調節変更されて変更された調理条件が
新たにROM33に書換え記憶されるようになる。従っ
て、以後は、使用者の好みに応じた出来具合の調理を行
なうことができるようになって、従来とは異なり、使用
者が過去の調理の出来具合を記憶しておいて調理の都度
調節手段で調理条件を調節する煩わしさがなくなり、使
用上極めて便利になり、例えば、加熱不足で再度加熱を
行なわなければならないといったような面倒さは全くな
くなる。
【0048】更に、不足用キー10若しくは過剰用キー
11の押圧操作に基づく変更加熱パターンが許容限度外
の異常になった時には、マイクロコンピュータ31がこ
れと判断して報知器12に報知動作を行なわせるように
したので、使用者は変更加熱パターンでは加熱不足或い
は加熱過剰等の調理不可状態になることを知ることがで
きるものである。
【0049】そして、前述したように変更加熱パターン
が異常になった場合には、そのまま放置しておけば、R
OM33には異常になる一段階前の加熱パターンが記憶
されるようになって、使用上便利であり、又、異常にな
った操作に係る不足用キー10若しくは過剰用キー11
を再度押圧操作すれば、ROM33には初期加熱パター
ンが書換え記憶されるようになって、評価情報の入力を
最初からやり直すことができる。
【0050】図7は本発明の第2の実施例であり、図6
と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分
についてのみ説明する。
【0051】即ち、この実施例では、判断ステップS1
8の代りに判断ステップS21が設けられている。そし
て、マイクロコンピュータ31(図3参照)は、この判
断ステップ21では取消キー7(図1参照)が押圧操作
されたか否かを判断するもので、「NO」と判断した時
には判断ステップS2(図5参照)に戻るようになって
いる。又、マイクロコンピュータ31は、判断ステップ
S19で「YES」判断した時には判断ステップS20
と同様の判断ステップS22に移行するようになってお
り、従って、T4時間内に取消キー7が押圧操作されな
かった時には、ROM33(図3参照)には初期加熱パ
ターン(図4の実線)が書換え記憶されるようになる。
【0052】従って、この第2の実施例によっても前記
実施例と同様の効果が得られる。
【0053】尚、上記実施例では、マイクロコンピュー
タ31は不足用キー10或いは過剰用キー11のいずれ
かが押圧操作される毎に調理条件の調節演算を行なうよ
うにしたが、例えば数回の評価に基づいて調理条件の調
節演算を行なうようにしてもよい。
【0054】更に、上記実施例では、調理条件の変更と
して加熱時間(調理時間)及び加熱出力の増減について
述べたが、これに限らず、加熱温度を調節するようにし
てもよい。
【0055】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例にのみ限定されるものではなく、例えば電子レンジ
に限らず調理器全般に適用し得る等、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
次のような効果を奏する。
【0057】請求項1に記載の調理器によれば、使用者
の好みに応じて調理条件を変更してその変更後の調理条
件を記憶手段に書込み記憶させ、以後はその記憶手段に
より記憶された調理条件によって調理を実行させるよう
にしたので、調理の度毎に調節手段により調理条件を調
節する必要がなくて、使用上極めて便利であり、更に、
変更後の調理条件が許容限度外の異常には報知手段が報
知動作を行なうので、使用者はその変更後の調理条件で
は調理不可であることを知り得るものである。
【0058】請求項2に記載の調理器によれば、異常時
には特定の操作により記憶手段に初期調理条件を書換え
記憶させるようにしたので、評価情報の入力を最初から
やり直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す操作パネルの正面
【図2】全体の斜視図
【図3】電気的構成図
【図4】出力特性図
【図5】フローチャートその1
【図6】フローチャートその2
【図7】本発明の第2の実施例を示す図6相当図
【符号の説明】
図面中、1は本体、3は操作パネル、4は表示部、5は
キー操作部、6はスタートキー、7は取消キー、8はレ
ンジオートキー(調理メニュー設定手段)、8a乃至8
fは発光ダイオード(調理メニュー設定手段)、9はオ
ーブンオートキー(調理メニュー設定手段)、9a乃至
9fは発光ダイオード(調理メニュー設定手段)、10
は不足用キー(評価入力手段)、11は過剰用キー(評
価入力手段)、12は報知器(報知手段)、25はマグ
ネトロン、27はヒータ、31はマイクロコンピュータ
(制御手段)、32は基準ROM、33はROM(記憶
手段)示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  調理メニュー設定手段と、調理メニュ
    ーの調理条件を記憶する記憶手段と、この記憶手段から
    前記調理メニュー設定手段により設定された調理メニュ
    ーの調理条件を読出してこの調理条件に基づき調理を実
    行させるための制御手段と、調理結果の評価情報を入力
    するための評価入力手段とを具備してなり、前記制御手
    段は、前記評価入力手段より入力された評価情報により
    前記設定された調理メニューの調理条件を変更して前記
    記憶手段に書換え記憶させるように構成されているとと
    もに、上記変更された調理条件が許容限度外の異常時に
    は報知手段を動作させるように構成されていることを特
    徴とする調理器。
  2. 【請求項2】  制御手段は、異常時には特定の操作に
    基づいて記憶手段に初期調理条件を書換え記憶させるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1記載の調理器
JP1397291A 1991-01-11 1991-01-11 調理器 Pending JPH04236013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013019575A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Sharp Corp 加熱調理器
JP2015232437A (ja) * 2015-08-18 2015-12-24 シャープ株式会社 加熱調理器
JP2018141627A (ja) * 2018-06-22 2018-09-13 シャープ株式会社 加熱調理器

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