JPH04235898A - ドラム回転装置および回転方法 - Google Patents
ドラム回転装置および回転方法Info
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- JPH04235898A JPH04235898A JP231191A JP231191A JPH04235898A JP H04235898 A JPH04235898 A JP H04235898A JP 231191 A JP231191 A JP 231191A JP 231191 A JP231191 A JP 231191A JP H04235898 A JPH04235898 A JP H04235898A
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 37
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 4
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊星歯車減速装置を用
いたドラム回転装置、特にロープウインチ等に用いられ
るドラム回転装置および回転方法に関するものである。
いたドラム回転装置、特にロープウインチ等に用いられ
るドラム回転装置および回転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロープウインチ等に用いられるドラム回
転装置として、遊星歯車減速装置を用いたものが提案さ
れている(例えば特開昭52−88953号)。このよ
うな従来のドラム回転装置は単一のモータを用いている
ため、変速を行うことができず、特に低速運転を行うこ
とができない。
転装置として、遊星歯車減速装置を用いたものが提案さ
れている(例えば特開昭52−88953号)。このよ
うな従来のドラム回転装置は単一のモータを用いている
ため、変速を行うことができず、特に低速運転を行うこ
とができない。
【0003】一方、変速要求に対しては、直流モータ制
御、VVVF(VariableVoltage V
ariable Frequency)制御、油圧制
御等により無段変速させるものもあるが、低速から高速
に至る間における効率の違いが大きく、また装置が複雑
化し、コスト高になるとともに、メンテナンスも困難に
なるなどの問題点がある。
御、VVVF(VariableVoltage V
ariable Frequency)制御、油圧制
御等により無段変速させるものもあるが、低速から高速
に至る間における効率の違いが大きく、また装置が複雑
化し、コスト高になるとともに、メンテナンスも困難に
なるなどの問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
な汎用モータを用いて、簡単な操作により、低速から高
速に至る変速をオンロードで、かつ高効率の状態で行う
ことができるドラム回転装置および回転方法を提供する
ことである。
な汎用モータを用いて、簡単な操作により、低速から高
速に至る変速をオンロードで、かつ高効率の状態で行う
ことができるドラム回転装置および回転方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次のドラム回転
装置および回転方法である。
装置および回転方法である。
【0006】(1) 回転可能なドラムと、このドラ
ムを回転させる駆動用モータと、この駆動用モータの回
転力を減速して前記ドラムに伝える遊星歯車減速装置と
、この遊星歯車減速装置の出力回転数を変化させる変速
用歯車装置と、この変速用歯車装置を駆動する変速用モ
ータとを有することを特徴とするドラム回転装置。
ムを回転させる駆動用モータと、この駆動用モータの回
転力を減速して前記ドラムに伝える遊星歯車減速装置と
、この遊星歯車減速装置の出力回転数を変化させる変速
用歯車装置と、この変速用歯車装置を駆動する変速用モ
ータとを有することを特徴とするドラム回転装置。
【0007】(2) 変速用歯車装置が、遊星歯車減
速装置の最終減速段の回転数を変化させる遊星歯車変速
装置および/または遊星歯車減速装置の第1減速段の回
転数を変化させる歯車変速装置である上記(1)記載の
ドラム回転装置。
速装置の最終減速段の回転数を変化させる遊星歯車変速
装置および/または遊星歯車減速装置の第1減速段の回
転数を変化させる歯車変速装置である上記(1)記載の
ドラム回転装置。
【0008】(3)上記(1)または(2)において、
遊星歯車減速装置または変速用歯車装置を構成する歯車
の一部もしくは全部を他の動力伝達機構に置換えた装置
を用いたドラム回転装置。
遊星歯車減速装置または変速用歯車装置を構成する歯車
の一部もしくは全部を他の動力伝達機構に置換えた装置
を用いたドラム回転装置。
【0009】(4) 上記(1),(2)または(3
)のドラム回転装置を用い、駆動用モータおよび/また
は変速用モータを正転、逆転または停止させて回転数を
変化させることを特徴とするドラム回転方法。
)のドラム回転装置を用い、駆動用モータおよび/また
は変速用モータを正転、逆転または停止させて回転数を
変化させることを特徴とするドラム回転方法。
【0010】本発明において、駆動用モータおよび変速
用モータとしては、電動機、油圧モータ、空圧モータな
ど、回転出力が得られるものであれば、任意のものが使
用できるが、正逆回転可能で、制動機付のものが好まし
い。
用モータとしては、電動機、油圧モータ、空圧モータな
ど、回転出力が得られるものであれば、任意のものが使
用できるが、正逆回転可能で、制動機付のものが好まし
い。
【0011】上記(3)のドラム回転装置において、遊
星歯車減速装置または変速用歯車装置を構成する歯車の
一部もしくは全部に置換えて用いられる動力伝達機構と
しては、ローラー、VベルトとVプーリ、平ベルトと平
プーリ、チェーンとスプロケットなどがあげられる。
星歯車減速装置または変速用歯車装置を構成する歯車の
一部もしくは全部に置換えて用いられる動力伝達機構と
しては、ローラー、VベルトとVプーリ、平ベルトと平
プーリ、チェーンとスプロケットなどがあげられる。
【0012】
【作用】本発明のドラム回転装置は、駆動用モータを回
転させ、その回転力を遊星歯車減速装置で減速してドラ
ムに伝え、これと同時に変速用モータを回転させ、変速
用歯車装置により遊星歯車減速装置の出力回転数を変化
させてドラムを回転させる。
転させ、その回転力を遊星歯車減速装置で減速してドラ
ムに伝え、これと同時に変速用モータを回転させ、変速
用歯車装置により遊星歯車減速装置の出力回転数を変化
させてドラムを回転させる。
【0013】このとき駆動用モータおよび/または変速
用モータの正転、逆転または停止を組合せることにより
、ドラムの回転数は多段に変速でき、この変速はモータ
の効率を低下させることなく、オンロードで行うことが
できる。
用モータの正転、逆転または停止を組合せることにより
、ドラムの回転数は多段に変速でき、この変速はモータ
の効率を低下させることなく、オンロードで行うことが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明する
。図1ないし図3は別の実施例のドラム回転装置を示す
模式断面図である。各図中において模式的に表示する各
部の記号は図1に示されている。
。図1ないし図3は別の実施例のドラム回転装置を示す
模式断面図である。各図中において模式的に表示する各
部の記号は図1に示されている。
【0015】図1は変速用歯車装置として、遊星歯車減
速装置の最終減速段の回転数を変化させる遊星歯車変速
装置を用いた実施例を示す。
速装置の最終減速段の回転数を変化させる遊星歯車変速
装置を用いた実施例を示す。
【0016】図1において、1はドラムで、一端部が軸
受2により遊星歯車減速装置3に軸支され、回転可能と
なっている。遊星歯車減速装置3は、架台4に固定され
た円筒状のケーシング5内に第1減速段3a、第2減速
段3b…最終減速段3nが設けられ、駆動用モータ6の
回転力を減速するようになっている。
受2により遊星歯車減速装置3に軸支され、回転可能と
なっている。遊星歯車減速装置3は、架台4に固定され
た円筒状のケーシング5内に第1減速段3a、第2減速
段3b…最終減速段3nが設けられ、駆動用モータ6の
回転力を減速するようになっている。
【0017】ドラム1の他端部には変速用歯車装置とし
ての遊星歯車変速装置7のケーシング8が固着されてお
り、架台4に固定された円筒状の保持部9に、軸受10
により軸支されている。保持部9には変速用モータ11
が設けられている。
ての遊星歯車変速装置7のケーシング8が固着されてお
り、架台4に固定された円筒状の保持部9に、軸受10
により軸支されている。保持部9には変速用モータ11
が設けられている。
【0018】遊星歯車減速装置3の第1、第2…最終減
速段3a、3b…3nは、それぞれケーシング5の内周
部に設けられた内歯歯車20a、20b、…20nと、
軸受21a、21b…21nに軸支された駆動軸22a
、22b…22nに連結する太陽歯車23a、23b…
23nと、これらの太陽歯車23a、23b…23nお
よび内歯歯車20a、20b…20nにかみ合う遊星歯
車群24a、24b…24nと、各段の遊星歯車群24
a、24b…24nを結合して次段の駆動軸22b…2
2nおよび出力軸26に連結する遊星アーム25a、2
5b…25nとからなる。
速段3a、3b…3nは、それぞれケーシング5の内周
部に設けられた内歯歯車20a、20b、…20nと、
軸受21a、21b…21nに軸支された駆動軸22a
、22b…22nに連結する太陽歯車23a、23b…
23nと、これらの太陽歯車23a、23b…23nお
よび内歯歯車20a、20b…20nにかみ合う遊星歯
車群24a、24b…24nと、各段の遊星歯車群24
a、24b…24nを結合して次段の駆動軸22b…2
2nおよび出力軸26に連結する遊星アーム25a、2
5b…25nとからなる。
【0019】駆動軸22aは軸継手27により駆動用モ
ータ6の回転軸28に連結されている。出力軸26は軸
受29に軸支され、軸継手30により遊星歯車変速装置
7の駆動軸31に連結されている。
ータ6の回転軸28に連結されている。出力軸26は軸
受29に軸支され、軸継手30により遊星歯車変速装置
7の駆動軸31に連結されている。
【0020】遊星歯車変速装置7には、回転筒32が軸
受33によりケーシング8内に支持されており、軸受3
4により軸支された駆動軸31に連結されている。回転
筒32の内周部には第1減速段7aの内歯歯車36aが
設けられ、遊星歯車群37aがかみ合っている。遊星歯
車群37aにかみ合う太陽歯車38aの駆動軸39は軸
継手40により変速用モータ11の回転軸41に連結さ
れている。
受33によりケーシング8内に支持されており、軸受3
4により軸支された駆動軸31に連結されている。回転
筒32の内周部には第1減速段7aの内歯歯車36aが
設けられ、遊星歯車群37aがかみ合っている。遊星歯
車群37aにかみ合う太陽歯車38aの駆動軸39は軸
継手40により変速用モータ11の回転軸41に連結さ
れている。
【0021】遊星歯車群37aを結合する遊星アーム4
2は、軸受43により駆動軸39に軸支された中空駆動
軸44により最終減速段7nの太陽歯車38nに連結さ
れている。最終減速段7nの内歯歯車36nはケーシン
グ8の内周部に設けられている。内歯歯車36nおよび
太陽歯車38nにかみ合う遊星歯車群37nは保持部9
に連結されている。
2は、軸受43により駆動軸39に軸支された中空駆動
軸44により最終減速段7nの太陽歯車38nに連結さ
れている。最終減速段7nの内歯歯車36nはケーシン
グ8の内周部に設けられている。内歯歯車36nおよび
太陽歯車38nにかみ合う遊星歯車群37nは保持部9
に連結されている。
【0022】上記のドラム回転装置においては、駆動用
モータ6を回転させると、その回転力は遊星歯車減速装
置3の第1、第2…最終減速段3a、3b…3nにより
順次減速される。遊星歯車減速装置3の出力は出力軸2
6から遊星歯車変速装置7に伝えられ、回転筒32を回
転させる。
モータ6を回転させると、その回転力は遊星歯車減速装
置3の第1、第2…最終減速段3a、3b…3nにより
順次減速される。遊星歯車減速装置3の出力は出力軸2
6から遊星歯車変速装置7に伝えられ、回転筒32を回
転させる。
【0023】遊星歯車変速装置7の変速用モータ11を
回転させると、その回転力は駆動軸39から第1減速段
7aの太陽歯車38aに伝えられる。このため第1減速
段7aでは、遊星歯車減速装置3の出力と、変速用モー
タ11の回転力の回転数の差に対応した回転数が遊星ア
ーム42から得られ、最終減速段7nの太陽歯車38n
に伝えられる。
回転させると、その回転力は駆動軸39から第1減速段
7aの太陽歯車38aに伝えられる。このため第1減速
段7aでは、遊星歯車減速装置3の出力と、変速用モー
タ11の回転力の回転数の差に対応した回転数が遊星ア
ーム42から得られ、最終減速段7nの太陽歯車38n
に伝えられる。
【0024】最終減速段7nの遊星歯車群37nは保持
部9に固定されているので、最終減速段7nで減速され
た回転力がケーシング8に伝えられ、ケーシング8と一
体化したドラム1が回転する。
部9に固定されているので、最終減速段7nで減速され
た回転力がケーシング8に伝えられ、ケーシング8と一
体化したドラム1が回転する。
【0025】このとき駆動用モータ6および/または変
速用モータ11の正転、逆転、停止を組合せることによ
り、ドラム1の回転は多段に変速でき、この変速はモー
タ6、11の効率を低下させることなく、オンロードで
行うことができる。
速用モータ11の正転、逆転、停止を組合せることによ
り、ドラム1の回転は多段に変速でき、この変速はモー
タ6、11の効率を低下させることなく、オンロードで
行うことができる。
【0026】上記実施例の正方向の回転では、表1の4
速の変速が可能である。
速の変速が可能である。
【0027】
【表1】
速度 駆動用モータ6 変速用モータ11
1 正転
停止2 停止
正転3 正転
正転4 正転
逆転
1 正転
停止2 停止
正転3 正転
正転4 正転
逆転
【0028】図2は
変速用歯車装置として遊星歯車減速装置の第1減速段の
回転数を変化させるカサ歯車変速装置を用いた実施例を
示す。
変速用歯車装置として遊星歯車減速装置の第1減速段の
回転数を変化させるカサ歯車変速装置を用いた実施例を
示す。
【0029】図2では、図1とほぼ同様の遊星歯車減速
装置3が設けられているが、変速用歯車装置としてカサ
歯車変速装置12が設けられ、変速用モータ13に連結
している。図1の遊星歯車変速装置7は省略されている
。
装置3が設けられているが、変速用歯車装置としてカサ
歯車変速装置12が設けられ、変速用モータ13に連結
している。図1の遊星歯車変速装置7は省略されている
。
【0030】遊星歯車減速装置3の第1減速段3aの内
歯歯車20aは、軸受51によりケーシング5に軸支さ
れた中空駆動軸52に連結されている。中空駆動軸52
にはカサ歯車53が一体的に設けられ、カサ歯車54に
かみ合っている。カサ歯車54に連結する駆動軸55は
軸受56に軸支され、軸継手57により変速用モータ1
3の回転軸58に連結されている。遊星歯車減速装置3
の出力軸26はドラム1の側面に固着されるとともに、
軸受59により架台4に軸支されている。
歯歯車20aは、軸受51によりケーシング5に軸支さ
れた中空駆動軸52に連結されている。中空駆動軸52
にはカサ歯車53が一体的に設けられ、カサ歯車54に
かみ合っている。カサ歯車54に連結する駆動軸55は
軸受56に軸支され、軸継手57により変速用モータ1
3の回転軸58に連結されている。遊星歯車減速装置3
の出力軸26はドラム1の側面に固着されるとともに、
軸受59により架台4に軸支されている。
【0031】上記のドラム回転装置においては、駆動用
モータ6を回転させることにより、その回転力は遊星歯
車減速装置3により減速されて、出力軸26からドラム
1に伝えられ、ドラム1を回転させる。このとき変速用
モータ13を回転させると、その回転力はカサ歯車54
、53を介して第1減速段3aの内歯歯車20aを回転
させる。このため駆動軸22bの回転数は太陽歯車23
aと内歯歯車20aの差に対応する回転数となり、出力
軸26aの回転数もこれに対応して変化する。
モータ6を回転させることにより、その回転力は遊星歯
車減速装置3により減速されて、出力軸26からドラム
1に伝えられ、ドラム1を回転させる。このとき変速用
モータ13を回転させると、その回転力はカサ歯車54
、53を介して第1減速段3aの内歯歯車20aを回転
させる。このため駆動軸22bの回転数は太陽歯車23
aと内歯歯車20aの差に対応する回転数となり、出力
軸26aの回転数もこれに対応して変化する。
【0032】こうして駆動用モータ6および/または変
速用モータ13の正転、逆転、停止を組合せることによ
り、ドラム1の回転は多段に変速される。上記実施例の
正方向の回転は、表2の4速の変速が可能である。
速用モータ13の正転、逆転、停止を組合せることによ
り、ドラム1の回転は多段に変速される。上記実施例の
正方向の回転は、表2の4速の変速が可能である。
【0033】
【表2】
速度 駆動用モータ6 変速用モータ13
1 正転
停止2 停止
正転3 正転
正転4 正転
逆転
1 正転
停止2 停止
正転3 正転
正転4 正転
逆転
【0034】図3は
変速用歯車装置として、遊星歯車変速装置7およびカサ
歯車変速装置12を用いた実施例を示す。
変速用歯車装置として、遊星歯車変速装置7およびカサ
歯車変速装置12を用いた実施例を示す。
【0035】図3のドラム回転装置は、図1および図2
のものを組合せた構造となっている。すなわちドラム1
の一端部に図2と同様の構成の遊星歯車減速装置3、駆
動用モータ6、カサ歯車変速装置12および変速用モー
タ13が設けられ、他端部に遊星歯車変速装置7および
変速用モータ11が設けられており、遊星歯車減速装置
3と遊星歯車変速装置7は図1と同様に連結されている
。
のものを組合せた構造となっている。すなわちドラム1
の一端部に図2と同様の構成の遊星歯車減速装置3、駆
動用モータ6、カサ歯車変速装置12および変速用モー
タ13が設けられ、他端部に遊星歯車変速装置7および
変速用モータ11が設けられており、遊星歯車減速装置
3と遊星歯車変速装置7は図1と同様に連結されている
。
【0036】上記のドラム回転装置においては、遊星歯
車変速装置7により図1と同様に変速されると同時に、
カサ歯車変速装置12により図2と同様に変速され、両
者の組合せにより多段に変速される。上記実施例の正方
向の回転は、表3の13速の変速が可能である。
車変速装置7により図1と同様に変速されると同時に、
カサ歯車変速装置12により図2と同様に変速され、両
者の組合せにより多段に変速される。上記実施例の正方
向の回転は、表3の13速の変速が可能である。
【0037】
【表3】
【0038】なお、上記実施例では、遊星歯車減速装置
3および遊星歯車変速装置7として多段のものを用いた
が、単段でもよい。また歯車変速装置としてカサ歯車変
速装置12を用いたが、平歯車その他の歯車による変速
装置でもよく、歯車の数も限定されない。
3および遊星歯車変速装置7として多段のものを用いた
が、単段でもよい。また歯車変速装置としてカサ歯車変
速装置12を用いたが、平歯車その他の歯車による変速
装置でもよく、歯車の数も限定されない。
【0039】モータ6、11、13としては定速のもの
を使用できるが、2速以上の多速モータを組合せること
により、さらに多段の変速が可能であり、また油圧モー
タ、空圧モータなどを組合せることにより、無段変速可
能となる。モータの停止は電源の切断とブレーキの併用
によるものが好ましい。
を使用できるが、2速以上の多速モータを組合せること
により、さらに多段の変速が可能であり、また油圧モー
タ、空圧モータなどを組合せることにより、無段変速可
能となる。モータの停止は電源の切断とブレーキの併用
によるものが好ましい。
【0040】また上記実施例において、遊星歯車減速装
置3および歯車変速装置7,12を構成する歯車の一部
または全部をローラ、VベルトとVプーリ、平ベルトと
平プーリ、チェーンとスプロケットなどの他の動力伝達
機構に置換えた装置を用いても同様の効果が得られる。
置3および歯車変速装置7,12を構成する歯車の一部
または全部をローラ、VベルトとVプーリ、平ベルトと
平プーリ、チェーンとスプロケットなどの他の動力伝達
機構に置換えた装置を用いても同様の効果が得られる。
【0041】上記のドラム回転装置は、ロープウインチ
のほか、掘削ドラム等としても用いることができる。い
ずれの場合も、荷重の大小、運転条件等に応じて、任意
の速度に調整することができる。
のほか、掘削ドラム等としても用いることができる。い
ずれの場合も、荷重の大小、運転条件等に応じて、任意
の速度に調整することができる。
【0042】例えば屋外クレーンとして用いる場合、荷
重の起動、停止のほか、風速の大小等に応じて変速する
ことができる。また斜抗の車両牽引に用いる場合、牽引
荷重、起動停止のほか、勾配の大小等に応じて変速可能
である。掘削ドラムとして用いる場合、掘削対象の硬軟
等に応じて変速することができる。
重の起動、停止のほか、風速の大小等に応じて変速する
ことができる。また斜抗の車両牽引に用いる場合、牽引
荷重、起動停止のほか、勾配の大小等に応じて変速可能
である。掘削ドラムとして用いる場合、掘削対象の硬軟
等に応じて変速することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、安価な汎用モータを用
いて、簡単な操作により、低速から高速に至る変速をオ
ンロードで、かつ高効率の状態で行うことができ、これ
により荷重その他の条件に合せてドラムを最適条件で回
転させることができる。
いて、簡単な操作により、低速から高速に至る変速をオ
ンロードで、かつ高効率の状態で行うことができ、これ
により荷重その他の条件に合せてドラムを最適条件で回
転させることができる。
【図1】本発明の実施例を示す模式断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す模式断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す模式断面図である。
1 ドラム
2、10、21a、21b、21n、29、33、34
、43、51、56、59 軸受 3 遊星歯車減速装置 3a、7a 第1減速段 3b 第2減速段 3n、7n 最終減速段 4 架台 5、8 ケーシング 6 駆動用モータ 7 遊星歯車変速装置 9 保持部 11、13 変速用モータ 12 カサ歯車変速装置 20a、20b、20n、36a、36n 内歯歯車
22a、22b、22n、31、39、55 駆動軸
23a、23b、23n、38a、38n 太陽歯車
24a、24b、24n、37a、37n 遊星歯車
群25a、25b、25n、42 遊星アーム26
出力軸 27、30、40、57 軸継手 28、41、58 回転軸 32 回転筒 44、52 中空駆動軸 53、54 カサ歯車
、43、51、56、59 軸受 3 遊星歯車減速装置 3a、7a 第1減速段 3b 第2減速段 3n、7n 最終減速段 4 架台 5、8 ケーシング 6 駆動用モータ 7 遊星歯車変速装置 9 保持部 11、13 変速用モータ 12 カサ歯車変速装置 20a、20b、20n、36a、36n 内歯歯車
22a、22b、22n、31、39、55 駆動軸
23a、23b、23n、38a、38n 太陽歯車
24a、24b、24n、37a、37n 遊星歯車
群25a、25b、25n、42 遊星アーム26
出力軸 27、30、40、57 軸継手 28、41、58 回転軸 32 回転筒 44、52 中空駆動軸 53、54 カサ歯車
Claims (4)
- 【請求項1】 回転可能なドラムと、このドラムを回
転させる駆動用モータと、この駆動用モータの回転力を
減速して前記ドラムに伝える遊星歯車減速装置と、この
遊星歯車減速装置の出力回転数を変化させる変速用歯車
装置と、この変速用歯車装置を駆動する変速用モータと
を有することを特徴とするドラム回転装置。 - 【請求項2】 変速用歯車装置が、遊星歯車減速装置
の最終減速段の回転数を変化させる遊星歯車変速装置お
よび/または遊星歯車減速装置の第1減速段の回転数を
変化させる歯車変速装置である請求項1記載のドラム回
転装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、遊星歯車
減速装置または変速用歯車装置を構成する歯車の一部も
しくは全部を他の動力伝達機構に置換えた装置を用いた
ドラム回転装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3のドラム回転装
置を用い、駆動用モータおよび/または変速用モータを
正転、逆転または停止させて回転数を変化させることを
特徴とするドラム回転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002311A JP2705316B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ドラム回転装置および回転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3002311A JP2705316B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ドラム回転装置および回転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235898A true JPH04235898A (ja) | 1992-08-24 |
JP2705316B2 JP2705316B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=11525807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3002311A Expired - Lifetime JP2705316B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ドラム回転装置および回転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705316B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10328438A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-12-15 | Izumi Prod Co | 電気かみそり |
JP2005263420A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | ウインチの構造 |
JP2006096500A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Mori System:Kk | 巻上装置 |
WO2021219942A1 (en) * | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Konecranes Global Corporation | Lifting apparatus of crane and method of operation thereof |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6017128B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2016-10-26 | 利晃 島田 | 歯車装置及び駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147847A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-08 | Toa Hatsudouki Kk | Winch |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3002311A patent/JP2705316B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147847A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-08 | Toa Hatsudouki Kk | Winch |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10328438A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-12-15 | Izumi Prod Co | 電気かみそり |
JP2005263420A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | ウインチの構造 |
JP2006096500A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Mori System:Kk | 巻上装置 |
WO2021219942A1 (en) * | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Konecranes Global Corporation | Lifting apparatus of crane and method of operation thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2705316B2 (ja) | 1998-01-28 |
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