JPH042351Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042351Y2 JPH042351Y2 JP15052387U JP15052387U JPH042351Y2 JP H042351 Y2 JPH042351 Y2 JP H042351Y2 JP 15052387 U JP15052387 U JP 15052387U JP 15052387 U JP15052387 U JP 15052387U JP H042351 Y2 JPH042351 Y2 JP H042351Y2
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- JP
- Japan
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- air
- air outlet
- height
- indoor
- room
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 10
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 claims description 9
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案はタバコの煙が非喫煙者にかからないよ
うに考慮された空調装置に関するものである。
うに考慮された空調装置に関するものである。
《従来の技術》
従来の空調装置は温湿度を調整した調和空気を
天井面に開口した吹き出し口から室内へ垂直に吹
き出し、或いは吹き出し口に設けた整風翼で吹き
出し角を可変にしており、還気口もまた天井面の
適当な目立たない位置に配していた。
天井面に開口した吹き出し口から室内へ垂直に吹
き出し、或いは吹き出し口に設けた整風翼で吹き
出し角を可変にしており、還気口もまた天井面の
適当な目立たない位置に配していた。
そのため、吹き出し口からはかなり強く吹き出
してダウンフオースを強め、床面付近の温度と天
井付近の温度とが均一になるようにしている。
してダウンフオースを強め、床面付近の温度と天
井付近の温度とが均一になるようにしている。
《考案が解決しようとする問題点》
したがつて、室内の位置によつては風上の人が
喫煙するタバコの煙が風下の人に及び、風下の人
は迷惑する場合を生じていた。特に会議室などで
は叙上の事が問題であつた。
喫煙するタバコの煙が風下の人に及び、風下の人
は迷惑する場合を生じていた。特に会議室などで
は叙上の事が問題であつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的はタバコの煙が喫煙者外に影響しな
いような室内空間を実現する空調装置の提供にあ
る。
て、その目的はタバコの煙が喫煙者外に影響しな
いような室内空間を実現する空調装置の提供にあ
る。
《問題点を解決するための手段》
上記目的を達成するために、本考案に係るタバ
コの煙に対応した空調装置は、室内の床面近くか
ら室内の机ぐらいの高さまで適宜に高さを調整で
きるように壁面に配した吹き出し口と、室内天井
中央部に臨ませた還気口とからなるものである。
コの煙に対応した空調装置は、室内の床面近くか
ら室内の机ぐらいの高さまで適宜に高さを調整で
きるように壁面に配した吹き出し口と、室内天井
中央部に臨ませた還気口とからなるものである。
《作用》
吹き出し口から吐出された調和空気は室の周縁
底部から室の中央天面へ円錘状に立ち上る。
底部から室の中央天面へ円錘状に立ち上る。
この立ち上りを鋭く効率的にするには、該調和
空気の流速が該吹き出し口から水平方向へ出て室
中心位置（平面の中心）で零になるように調整す
る。
空気の流速が該吹き出し口から水平方向へ出て室
中心位置（平面の中心）で零になるように調整す
る。
《実施例》
以下、本考案の好適な実施例について図面を参
照にして詳細に説明すると、第１図に会議室１の
概略側面を示し、この考案に係る空調装置は、会
議室１の天面中央位置に還気口２を配し、室１の
壁内に給気ダクト３を構成し、その吹き出し口４
は壁の床面近くに開口形成している。
照にして詳細に説明すると、第１図に会議室１の
概略側面を示し、この考案に係る空調装置は、会
議室１の天面中央位置に還気口２を配し、室１の
壁内に給気ダクト３を構成し、その吹き出し口４
は壁の床面近くに開口形成している。
そして、各還気ダクト５及び給気ダクト６は天
井裏に配した高性能フイルター（例えば、電気集
塵器）内蔵の給排気チヤンバー７に通じる。
井裏に配した高性能フイルター（例えば、電気集
塵器）内蔵の給排気チヤンバー７に通じる。
こうして、室１の壁面下部から吹き出る調和空
気の吹き出し口４と天井の還気口２は側面視する
と下方から上方へ斜めに立ち上る直線の両端に位
置する。
気の吹き出し口４と天井の還気口２は側面視する
と下方から上方へ斜めに立ち上る直線の両端に位
置する。
したがつて、会議室１内の汚染空気等は下方か
らほぼ室の上方中央へ流れながら排気される。そ
の様子を第２図に吹き出し口４の正面方向から示
している。
らほぼ室の上方中央へ流れながら排気される。そ
の様子を第２図に吹き出し口４の正面方向から示
している。
なお、第１図では正面の、また第２図では側面
の吹き出し口４を略しており、実際には壁面下部
の各面、即ち四面に夫々配してあつて会議室１の
下部周囲から調和空気が吹き出る。
の吹き出し口４を略しており、実際には壁面下部
の各面、即ち四面に夫々配してあつて会議室１の
下部周囲から調和空気が吹き出る。
この調和空気の吹き出し高さは吹き出し口４の
床面からの高さで決まり、吹き出し口４からの給
気が床面を匍うような低い位置から立ち上ること
は滞流層を生ぜず好ましいのであるが、現実には
還気口２へ向つて立ち上る途中で会議室１内の椅
子やテーブルに衝突し、調和空気の流れが大いに
乱れてタバコの煙等汚染空気が拡散し、また気流
が床面を匍つて足のくるぶしに当り、寒さを感じ
ることもある。
床面からの高さで決まり、吹き出し口４からの給
気が床面を匍うような低い位置から立ち上ること
は滞流層を生ぜず好ましいのであるが、現実には
還気口２へ向つて立ち上る途中で会議室１内の椅
子やテーブルに衝突し、調和空気の流れが大いに
乱れてタバコの煙等汚染空気が拡散し、また気流
が床面を匍つて足のくるぶしに当り、寒さを感じ
ることもある。
そこで、第３図に示す通り、吹き出し口４の高
さをテーブルや机の高さぐらいに調整できるよう
にしている。即ち、壁８にはその下端部から机の
高さ程度迄の高さに亙る縦長な吹き出し口用の開
口１０を開設し、その内側にて上下に接触摺動移
動する可動吹き出し口１２がある。
さをテーブルや机の高さぐらいに調整できるよう
にしている。即ち、壁８にはその下端部から机の
高さ程度迄の高さに亙る縦長な吹き出し口用の開
口１０を開設し、その内側にて上下に接触摺動移
動する可動吹き出し口１２がある。
可動吹き出し口１２は整風翼を有する四角形な
開口の枠部材上下に端縁を連結した可撓性のあ
る、例えばスラツトを簾状に組んだシヤツター１
４等を給気ダクト３内において開口１０の上下に
配した回転ローラ１６−１６に掛け回しており、
吹き出し口１２を手で上下動させることができ
る。
開口の枠部材上下に端縁を連結した可撓性のあ
る、例えばスラツトを簾状に組んだシヤツター１
４等を給気ダクト３内において開口１０の上下に
配した回転ローラ１６−１６に掛け回しており、
吹き出し口１２を手で上下動させることができ
る。
吹き出し口１２を持ち上げると、回転ローラ１
６にシヤツター１４が案内されながら、吹き出し
口１２は上方へ移動する。その際、壁８の開口１
０は吹き出し口１２の部分を除き、常にシヤツタ
ー１４で閉塞されている。
６にシヤツター１４が案内されながら、吹き出し
口１２は上方へ移動する。その際、壁８の開口１
０は吹き出し口１２の部分を除き、常にシヤツタ
ー１４で閉塞されている。
このようにして吹き出し高さを調整し、会議室
１内の空気の流れかたを変える。また、給気フア
ンの回転速度を変えて調和空気の流速を調節し、
還気が円滑に行なわれるようにするとよい。
１内の空気の流れかたを変える。また、給気フア
ンの回転速度を変えて調和空気の流速を調節し、
還気が円滑に行なわれるようにするとよい。
《効果》
以上詳しく説明したように、本考案によれば調
和空気は調和空気の吹き出し高さを室内の状況に
応じて変え、効率よく室の下部周囲から天面中央
位置へ吹き上げるように流れるので、タバコの煙
の上昇力に逆らわずタバコの煙は喫煙者の斜め上
方へ押し上げられるような気流に乗る。
和空気は調和空気の吹き出し高さを室内の状況に
応じて変え、効率よく室の下部周囲から天面中央
位置へ吹き上げるように流れるので、タバコの煙
の上昇力に逆らわずタバコの煙は喫煙者の斜め上
方へ押し上げられるような気流に乗る。
その結果、タバコの煙が隣人の方へ漂よい流れ
ることもなく、また吹き出た空気が机等の障害物
に当つて乱気流を生み、或いは旋回流を生じるこ
ともなく、煙は円滑に排出されるとともに、足元
に寒さを感じるような気流を発生させることもな
くなる効果がある。
ることもなく、また吹き出た空気が机等の障害物
に当つて乱気流を生み、或いは旋回流を生じるこ
ともなく、煙は円滑に排出されるとともに、足元
に寒さを感じるような気流を発生させることもな
くなる効果がある。
第１図は会議室に本考案を適用した場合を例示
する概略の側面図、第２図は吹き出し口と気流を
示す概略の正面図、第３図は吹き出し口の構成を
例示した断面図である。 １……会議室、２……還気口、３……給気ダク
ト、４……吹き出し口、５……還気ダクト、６…
…給気ダクト、７……チヤンバー、８……壁、１
０……開口、１２……可動吹き出し口、１４……
シヤツター、１６……回転ローラ。
する概略の側面図、第２図は吹き出し口と気流を
示す概略の正面図、第３図は吹き出し口の構成を
例示した断面図である。 １……会議室、２……還気口、３……給気ダク
ト、４……吹き出し口、５……還気ダクト、６…
…給気ダクト、７……チヤンバー、８……壁、１
０……開口、１２……可動吹き出し口、１４……
シヤツター、１６……回転ローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 室内の床面近くから室内の机ぐらいの高さまで
適宜に高さを調整できるように壁面に配した調和
空気の吹き出し口と、 室内天井中央部に臨ませた還気口とからなるタ
バコの煙に対応した空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15052387U JPH042351Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15052387U JPH042351Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0158028U JPH0158028U (ja) | 1989-04-11 |
| JPH042351Y2 true JPH042351Y2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=31423749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15052387U Expired JPH042351Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042351Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2862149B2 (ja) * | 1990-10-02 | 1999-02-24 | 日本フレクト 株式会社 | 換気方法 |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP15052387U patent/JPH042351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0158028U (ja) | 1989-04-11 |
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