JPH04234795A - デジタル・シンセサイザ励起信号の高調波成分を選択的に低減させる変換回路 - Google Patents

デジタル・シンセサイザ励起信号の高調波成分を選択的に低減させる変換回路

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JPH04234795A
JPH04234795A JP3219982A JP21998291A JPH04234795A JP H04234795 A JPH04234795 A JP H04234795A JP 3219982 A JP3219982 A JP 3219982A JP 21998291 A JP21998291 A JP 21998291A JP H04234795 A JPH04234795 A JP H04234795A
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    • G10H5/10Instruments in which the tones are generated by means of electronic generators using generation of non-sinusoidal basic tones, e.g. saw-tooth
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    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
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    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/541Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはデジタル・
ミュージック・シンセサイザの分野に関し、そして詳細
には、デジタル・シンセサイザ励起信号の高調波成分を
選択的に低減させるための方法と装置に関するものであ
る。より詳細には、本発明は、鋸歯状波形の周波数の増
大に応答して、その鋸歯状波形を三角波形に選択的に変
換する方法と装置に関している。
【0002】
【従来の技術】ミュージック・シンセサイザは、ここし
ばらくの間に、当該分野においてよく知られたものとな
ってきている。初期の頃のアナログ・シンセサイザは、
鋸歯状波形、三角波形、方形波を生成可能な励起波形ジ
ェネレータを使用するのが普通であった。この励起波形
ジェネレータの出力周波数は、その所望のピッチに応答
して制御可能であり、そしてこの励起波形ジェネレータ
に対しよく低周波発振器を接続して、ビブラート効果を
生成できるようにしていた。
【0003】このようなシステムでは、その励起波形ジ
ェネレータのその選択可能の出力を次に、フィルタと増
幅器に結合し、そしてこの後、スピーカの如きオーディ
オ出力デバイスに接続するのが普通である。
【0004】このミュージック・シンセサイザ分野の初
期の研究者は、適当なフィルタ及び電圧制御形増幅器の
制御を、いわゆるアタック−ディケイ−サステイン−リ
リース(ADSR)回路によって迅速に行うことができ
る、ということを発見した。このADSR回路の出力を
その4つのセグメントの各々で選択的に制御することに
よって、上記の励起信号を、整形/フィルタ処理して所
望の楽器音を近似することができるのである。
【0005】減算形合成法を用いたデジタル・ミュージ
ック・シンセサイザ・システムでは、鋸歯状波形を励起
信号として利用するのが普通である。このことが望まし
いのは、デジタル・システムでは、ある信号を開始させ
そしてその信号をある一定値だけ増分させてその新たな
値をストアすることによって、鋸歯状波形を簡単かつ容
易に発生させることができるためである。この技法は、
通常、その実行には3つのプロセッサ・ステップしか必
要としていない。更に、鋸歯状波形の調波特性が豊かで
あるために、この鋸歯状波形は、励起信号としては優れ
た選択であると言える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル・ミュージック・シンセサイザの励起信号としてこの
鋸歯状波形を使用する場合、鋸歯状波形のその豊富で高
い調波成分の結果として、1つの問題が生ずる。即ち、
エリアシングという問題は、以下に詳細に述べるように
、高周波サウンドどうしを合成しようとする際に、ある
問題を生じさせる。サンプリング・レートを大きくする
と、そのエリアシングの影響を最小限にできるかもしれ
ないが、しかし、単一のデジタル信号プロセッサを使用
してデジタル・シンセサイザを構成しようとする試みに
おいてはどのような場合でも、各ノートに対し利用可能
な処理ステップの数は、限られている。従って、そのよ
うなシステムにおいて使用するサンプリング・レートは
、一般に、1秒当たり2万〜5万サンプルのオーダーに
なっている。
【0007】このデジタル信号処理分野の当業者には理
解されるように、1秒当たり20,000サンプルのサ
ンプリング・レートの場合、その結果として得られるシ
ステムにおいて、このシステム中に存在するその最高周
波数は、ナイキスト定理に述べられたルールの結果、1
秒当たり10,000サイクルとなる。
【0008】この結果、より高い周波数を、ある低いサ
ンプリング・レートのデジタル・サンプル・データ・シ
ステムを使用して合成するときには、ナイキスト周波数
に近付くにつれて、それら高い周波数では、これらの周
波数で生ずる“折り返し”のためにエリアシングの問題
が発生することになる。このエリアシング問題は、ロー
パス・フィルタを用いて上記の鋸歯状波形励起信号のそ
の高調波成分を除去することにより、マスクすることが
できる。しかしながら、このアプローチでは、そのエリ
アシング問題を治癒させることができず、またローパス
・フィルタは、デジタル・システム内で実現することは
困難であって、しかもその利用可能なプロセッサ資源の
かなりの量を必要とするものである。
【0009】このように、鋸歯状波形励起信号の高調波
成分を、広範なプロセッサ資源の使用を必要とせずに最
小限にすることのできる、方法と装置に対するニーズが
あることは、明らかであろう。
【0010】従って、本発明の目的は、改良したデジタ
ル・ミュージック・シンセサイザを提供することである
【0011】本発明の別の目的は、デジタル・シンセサ
イザ励起信号の高調波成分を選択的に低減させるための
改良した方法と装置を提供することである。
【0012】本発明の更に別の目的は、その鋸歯状励起
波形の周波数の上昇に応答して、その鋸歯状励起波形を
三角波形へ選択的に変換するための改良した方法と装置
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の如
くして実現することができる。即ち、デジタル・ミュー
ジック・シンセサイザでは、励起信号として可変周波数
の鋸歯状波形を使用していることが多い。このようなシ
ステムでサンプリング・レートを低くすると問題が生ず
るが、それは、ナイキスト・レート付近の周波数でエリ
アシングの問題が生ずるためである。この問題をマスク
するために、ローパス・フィルタ処理を利用することが
できるが、ローパス・フィルタ処理は、デジタル信号プ
ロセッサ内で実現するには、すこぶる時間のかかるもの
である。本発明の方法と装置では、鋸歯状波形の周波数
の変化に応答して、その鋸歯状波形の高調波成分の低減
を、それに比例してその鋸歯状波形を三角波形に変換す
ることによって行う。これは、鋸歯状波形に対してある
選択可能なオフセットを加え、そして次にその合成波形
の絶対値を取ることによって実現する。こうして得た波
形をゼロのオフセットに戻すことによって、その鋸歯状
波形の励起信号を、高調波成分が相当低減した三角波形
に変換するようにする。この鋸歯状波形の周波数の変化
に応答してその選択可能オフセットを変化させることに
より、発生するその変換の量を効率的に変化させること
が可能である。
【0014】
【実施例】次に、図面、特に図1を参照して説明すると
、この図1には、本発明の方法および装置によるミュー
ジック・シンセサイザを構成するのに使用可能な、コン
ピュータ・システムを例示するブロック図を示してある
。図示の通り、コンピュータ・システム10を描いてあ
る。このコンピュータ・システム10の実現は、MID
Iシンセサイザを実現する能力のある適当なデジタル信
号プロセッサをその内部に配置した、現行技術の任意の
デジタル・コンピュータ・システムを使用することによ
って可能である。例えば、このコンピュータ・システム
10は、IBMオーディオ捕獲/再生アダプタ(ACP
A)を含むIBM PS/2タイプのコンピュータを利
用して構成するようにできる。
【0015】また、このコンピュータ・システム10内
には、ディスプレイ14を設けている。このディスプレ
イ14は、以下に詳細に説明するように、ミュージック
・シンセサイザのオーディオ・エディタ能力やその他の
特徴を表示するのに使用することができる。また、この
コンピュータ・システム10には、コンピュータ・キー
ボード16を接続してある。
【0016】次にデジタル・プロセッサ12について述
べると、コンピュータ・システム内でデジタル信号プロ
セッサを使用したMIDIシンセサイザを実現したもの
を、例示してある。図示の通り、MIDIファイル18
内に含んだデータは、インターフェース20へ結合する
ようになっている。このインターフェース20は、好ま
しくは任意の適当なオーディオ・アプリケーション・プ
ログラミング・インターフェースを使用して構成してあ
り、そしてこれは、MIDIプロトコル・ファイルのア
クセスと、それらファイルの適当なデバイス・ドライバ
への結合を可能にしている。デバイス・ドライバ22は
、好ましくはソフトウエアで実現してあり、そしてその
MIDIファイル・データを、このデータを利用して合
成音楽の作成を可能にするような方法で、処理するよう
に働く。この処理を行った後、ドライバ22の出力は、
シンセサイザ24に結合する。このシンセサイザ24は
、好ましくは減算形シンセサイザであり、そしてこれは
、上記のIBMオーディオ捕獲/再生アダプタ(ACP
A)内に含まれたデジタル信号プロセッサの如き適当な
デジタル信号プロセッサを使用して構成してある。 次に、このシンセサイザ24の出力を、スピーカ26の
如きオーディオ出力デバイスに結合するようにすること
ができる。
【0017】かくして、図1に例示した形態で最新のデ
ジタル・コンピュータを使用してMIDIシンセサイザ
をエミュレートすることができるが、これは、そのコン
ピュータ内のメモリ内にストアしたMIDIファイルに
アクセスし、そして楽曲を作成したりあるいはデジタル
MIDIファイルとしてストアしてある楽曲を作り直し
たりするのに専用デジタル信号プロセッサを用いること
により行う。
【0018】さて今度は、図2について述べると、この
図には、本発明の方法を実施するのに使用できるシンセ
サイザ装置の詳細ブロック図を示してある。もちろん、
この図2内に示したシンセサイザは、個々のブロック部
分として示してあるが、当業者には分かるように、上記
のIBMオーディオ捕獲/再生アダプタ(ACPA)カ
ード内に含んだテキサス・インスツルメンツ社のTMS
320C25の如き単一の専用デジタル信号プロセッサ
を利用することによって実現するようにできることは、
言うまでもない。
【0019】図2の例示では、1つの励起信号源28を
描いてある。この励起信号源28は、好ましくは鋸歯状
波ジェネレータであり、このジェネレータは、デジタル
回路内で、ある1つの信号を開始させそしてこの信号を
ある一定値だけ増分させる一方でその先の値をストアす
ることによって、簡単かつ効率的に構成することができ
る。この励起信号源28の出力は、次に変換回路30へ
結合する。この変換回路30は、本発明の重要な特徴部
分を表しており、これにより、励起信号源28の可変周
波数の鋸歯状波形出力を三角波形に比例的に変換するこ
とによって、デジタル・サンプル・データ・システムで
のナイキスト・レートもしくはその付近の周波数で典型
的に生ずるようなエリアシングの問題を、最小限にする
ことができる。
【0020】次に、その変換回路30の出力は、オプシ
ョンとしてフィルタ32に結合する。このフィルタ32
は、所望の楽器のサウンドにより一層近似するためには
、変換結果として得られた励起信号をフィルタ処理し整
形するのに使用することが好ましい。最後に、フィルタ
32のその出力は、増幅器34に結合しそしてその後ス
ピーカ26に結合して、シンセサイズした音楽を生成さ
せるようにする。
【0021】再び励起信号源28について述べると、図
示から分かるように、このデバイスを2つの別々の入力
で制御するようにしてある。楽器デジタル・インターフ
ェース(MIDI)ファイルから読み出したりあるいは
電子音楽キーボードで生成したいわゆる“ノート番号”
に従って、その励起信号源28から出力するピッチ又は
基本周波数を制御するために、好ましくはノート番号ジ
ェネレータ38を使用する。また、低周波発振器36を
設け、そして加算形ミキサ40でそのノート番号ジェネ
レータ38の出力とミックスし、これにより、励起信号
源28の出力信号のピッチの低周波変動を可能にして、
ビブラート効果が実現できるようにしている。
【0022】次に、図示から分かるように、変換回路3
0を、シンセサイザ技術分野で周知の方法でアタック−
ディケイ−サステイン−リリース(ADSR)回路によ
り制御する。このADSR波形電圧制御形増幅器の4フ
ェーズの各フェーズのパラメータを変化させることによ
って、フィルタ並びにこれと同様なデバイスを、効果的
に制御することができる。変換回路30と共にADSR
回路を使用することによって、励起信号源28の出力の
比例的変換を実現すると共に、以下に詳細に説明するよ
うな形態で信号整形も行う。また、ノート番号ジェネレ
ータ38の出力は、ADSR42にも結合してある点に
注意されたい。このようにすることによって、図3のa
〜eに関して説明するように、励起信号源28の出力の
その比例的変換を、励起信号源28の出力の周波数の変
化に応答して行うようにすることができる。
【0023】その変換回路30に関して述べたのと同様
な方法で、フィルタ32および電圧制御形増幅器34も
、ADSR回路を使用して制御するようにすることがで
きる。励起信号のそのフィルタ処理と増幅とを選択的に
変化させることにより、非常に多くの楽器のサウンドを
シミュレートすることが可能となる。
【0024】次に、図3のa〜eについて見ると、これ
らには、本発明の方法および装置に従って鋸歯状波形の
高調波成分の選択的低減を例示した波形例について示し
ている。当業者には分かるように、図2のブロック30
にてブロック図形式で示したこの変換は、好ましくは、
図1のコンピュータ・システム内のMIDIシンセサイ
ザを構成するのに使用したデジタル信号プロセッサを利
用して実現するようにする。
【0025】先ず、図3aを見ると、波形例48は、−
5から+5までの範囲で変化する鋸歯状波形58を示し
ている。この鋸歯状波形は、その調波成分が極めて豊富
であり、従ってデジタル・ミュージック・シンセサイザ
における励起信号として利用することが多い。次に、図
3bは、波形例50内に、ある選択可能なオフセット6
0を示している。本発明のある1つの好ましい実施例で
は、この選択可能オフセット60は、ゼロと+5の範囲
で変化させるようにすることができるが、これと同様の
効果は、その選択可能オフセット60をゼロと−5の範
囲で変化させることによっても得ることができる。
【0026】図3cには、オフセットさせた鋸歯状波形
62を含んだ波形例52を示す。このオフセット鋸歯状
波形62は、上記の鋸歯状波形58と選択可能オフセッ
ト60とを加算して作ったものである。従って、図3c
内に示した合成波形は、図示実施例では、図3a内に示
した波形を+2だけオフセットさせたものである。
【0027】図3dの波形例54は、図3cのオフセッ
ト鋸歯状波形62の絶対値をとった後の波形を示してい
る。これは、通常、デジタル信号プロセッサもしくはマ
イクロプロセッサ上での単一サイクル命令である。当業
者には理解されるように、オフセット鋸歯状波形62の
絶対値を取ることによって、図3d内の波形64の如き
三角波形を発生することができる。
【0028】最後に、図3eは、三角波形66を含む波
形例56を示している。その三角波形66は、図3dの
波形64をほぼゼロのオフセットにまで復帰させた後の
波形であり、その復帰は、2.5の定数(その入力波形
レベルのピーク値の1/2)と図3bの選択可能オフセ
ットの0.5倍したものとの和を差し引くことによって
行う。その結果、ゼロ・オフセットの三角波形66とな
る。当業者には理解されるように、その合成出力波形は
、相当低減した高調波成分を有することになる。
【0029】この変換技法の興味深い点は、比例的な変
換が利用可能なことである。選択可能オフセット60を
+5ボルトに引き上げることにより、その合成波形は、
変換後に純粋な鋸歯状波形となる。同様に、選択可能オ
フセット60をゼロにセットすることによって生ずる合
成波形は、変換後に純粋な三角波形となる。従って、そ
の選択可能オフセット60のレベルを変化させることに
より、その変換の量、従って高調波成分の低減量は、そ
の変換にたった3つのプロセッサ・サイクルを使用する
ことによって、簡単かつ効率的に制御することができる
【0030】
【効果】再び図2を参照すると、これから当業者であれ
ば分かるように、ノート番号ジェネレータ58の出力を
ADSR42を介してその変換回路30へ結合すること
により、励起信号の周波数に直接呼応してその励起信号
の高調波成分を自動的に変化させることが可能である。 従って、エリアシング問題を原因とする高調波成分の除
去に対して必要なことは、励起信号ジェネレータ28の
出力の変換を自動的に制御することになる。加えて、A
DSR回路を利用して変換回路30を更に制御すること
により、フィルタ32およびこれに関連したADSR回
路の必要性を除き、また更にこの技法を利用するデジタ
ル・ミュージック・シンセサイザのプロセッサ要件を単
純化させることができる。
【0031】以上、本発明についてその好ましい1実施
例で詳しく図示し記述したが、当業者には理解されるよ
うに、本発明の精神並びに範囲から外れずに形態並びに
細部において種々の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法と装置に従ってミュージック・シ
ンセサイザを実現するために使用可能なコンピュータ・
システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の方法を実施するのに使用可能なシンセ
サイザ装置のより詳細なブロック図である。
【図3】a,b,c,dおよびeは、本発明の方法と装
置による鋸歯状波形の高調波成分の選択的低減を例示す
る波形図である。
【符号の説明】
10:コンピュータ・システム 12:デジタル・プロセッサ 14:ディスプレイ 16:キーボード 18:MIDIファイル 20:インターフェース 22:デバイス・ドライバ 24:シンセサイザ 28:励起信号源 58:鋸歯状波形 60:選択可能オフセット 62:オフセット鋸歯状波形

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鋸歯状波形の高調波成分を選択的に低
    減させる変換回路であって、 イ)  選択可能なオフセットを発生するためのオフセ
    ット発生手段と、 ロ)  前記選択可能オフセットと鋸歯状波形とを加算
    して合成波形を生成するための加算手段と、ハ)  前
    記合成波形の絶対値をとって変換合成波形を生成するた
    めの絶対値変換手段と、 ニ)  前記変換合成波形を、前記鋸歯状波形よりも小
    さな高調波成分を有するゼロ・オフセットの波形に復帰
    させるオフセット復帰手段と、から成っている変換回路
  2. 【請求項2】  前記オフセット発生手段は、アタック
    −ディケイ−サステイン−リリース回路より成っている
    、請求項1の変換回路。
  3. 【請求項3】  前記選択可能オフセットは、前記鋸歯
    状波形の周波数に応答して変化させる、請求項1の変換
    回路。
  4. 【請求項4】  前記選択可能オフセットはゼロを成し
    、そして前記の復帰させたゼロ・オフセット波形は三角
    波形を成す、請求項1の変換回路。
  5. 【請求項5】  デジタル・ミュージック・シンセサイ
    ザ回路であって、 イ)  1つの出力を有する可変周波数鋸歯状波形ジェ
    ネレータと、 ロ)  該可変周波数鋸歯状波形ジェネレータの前記出
    力に結合した比例変換回路であって、前記可変周波数鋸
    歯状波形を、前記出力の周波数に応答して可変周波数三
    角波形へ選択的に変換するための比例変換回路と、ハ)
      該比例変換回路へ結合したオーディオ出力手段と、
    から成っているデジタル・ミュージック・シンセサイザ
    回路。
  6. 【請求項6】  前記比例変換回路と前記オーディオ出
    力手段との間に結合したフィルタ手段を更に備えている
    、請求項5のデジタル・ミュージック・シンセサイザ回
    路。
  7. 【請求項7】  前記比例変換回路と前記オーディオ出
    力手段との間に結合した増幅手段を更に含んでいる、請
    求項6のデジタル・ミュージック・シンセサイザ回路。
  8. 【請求項8】  前記オーディオ出力手段はオーディオ
    ・スピーカより成っている、請求項5のデジタル・ミュ
    ージック・シンセサイザ回路。
  9. 【請求項9】  前記比例変換回路は、選択可能なオフ
    セットを前記可変周波数鋸歯状波形に加えて合成波形を
    生成するための加算回路を含んでいる、請求項5のデジ
    タル・ミュージック・シンセサイザ回路。
  10. 【請求項10】  前記選択可能オフセットは、前記出
    力の前記周波数に応答して決める、請求項9のデジタル
    ・ミュージック・シンセサイザ回路。
  11. 【請求項11】  前記比例変換回路は、前記合成波形
    の絶対値をとって変換合成波形を生成する絶対変換手段
    を更に含んでいる、請求項10のデジタル・ミュージッ
    ク・シンセサイザ回路。
  12. 【請求項12】  前記変換合成波形をゼロ・オフセッ
    トへ復帰させるオフセット復帰手段を更に含んでいる、
    請求項7のデジタル・ミュージック・シンセサイザ回路
  13. 【請求項13】  鋸歯状波形の高調波成分を選択的に
    低減させるための低減方法であって、 イ)  選択可能なオフセットを発生するステップと、
    ロ)  該選択可能オフセットと鋸歯状波形を加算して
    合成波形を生成するステップと、 ハ)  該合成波形の絶対値をとるステップと、ニ) 
     前記絶対値の前記合成波形を、前記鋸歯状波形よりも
    少ない高調波成分を有するゼロ・オフセット波形に復帰
    させるステップと、から成っている低減方法。
JP3219982A 1990-11-01 1991-08-30 デジタル・シンセサイザ励起信号の高調波成分を選択的に低減させる変換回路 Expired - Fee Related JPH06103438B2 (ja)

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