JPH0423450A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0423450A
JPH0423450A JP2126611A JP12661190A JPH0423450A JP H0423450 A JPH0423450 A JP H0423450A JP 2126611 A JP2126611 A JP 2126611A JP 12661190 A JP12661190 A JP 12661190A JP H0423450 A JPH0423450 A JP H0423450A
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Yukihiro Tominaga
冨永 之廣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体ウェハのデバイス作成中の応力緩和
と、デバイス作成完了後チップ分割用のスクライブライ
ンとして用いるパターンの構造およびその作成方法に関
するものである。
(従来の技術) 第5図は、従来における半導体デバイスのCMOS作成
プロセスを示した工程断面図である。図においてはN型
の半導体ウェハを用いたCMOSプロセスで説明する。
(参考文献:特開昭60−253241号報)第5図計
a)においては、半導体ウェハ61上に熱酸化膜62を
成長させホトリソグラフィ技術でPウェル部63とデバ
イス完了後チップを分割するためのスクライブライン6
4が開孔される。このスクライブライン64は、スクラ
イブの位置を認識させるためと同時に、半導体ウェハ6
1と酸化膜62との熱樹長率の違いから生ずる応力を酸
化膜62を分離することにより緩和させウェハの反りや
、結晶欠陥の発生を減少させることを目的にしている。
このスクライブライン64のウェハ全体へのパターン配
置を模式的に示したのが、第6図である。又、第5図6
5はNMOS領域となるPウェルを形成するために注入
されたP型不純物であり一般的にスクライブライン64
にも注入されている。
その後、アクティブ領域を作る、LOGO5等の工程を
行ない、NMOSのソース、ドレインを形成するための
N型不純物注入を行なう。これを示したのが第5図(b
)であり、66はPウェル層、66′はスクライブライ
ンに注入されたPウェル層、67はNMOSのソース、
ドレインとなるN型不純物。
67′はスクライブラインに注入されたN型不純物であ
り、68は、PH10部へのN型不純物を防止するため
のレジストである。同様の方法でPH10部を形成し、
CVD法でゲート電極と配線材とを分離する絶縁膜を形
成したのが第5図(C)である。図において、69はポ
リシリコンゲート電極、70はCVD絶縁膜でスクライ
ブライン64は、応力を緩和するためエツチングで除去
されている。又、71はN型のソース、ドレイン拡散層
、71′はスクライブラインのN型拡散層で、72はP
型のソース、ドレイン拡散層、72′はスクライブライ
ンの拡散層である。さらに第5図(d)は配線用の金属
パターン73を形成し、さらにデバイス保護用のパッシ
ベーション膜74を成長させるが、これらの膜もスクラ
イブ部75は応力緩和のためエツチングしている。この
段階でデバイス作成工程は完了であるが、チップ実装上
の問題のため、半導体ウェハ61は、200〜400μ
m程度の厚さに研削している。しかる後スクライブ部7
5にそってダイヤモンドホイールで半導体ウェハ61は
、第5図(e)に示すように61■と61oのチップに
分割される。このときスクライブライン部75はPウェ
ル拡散層66’、N型高濃度拡散層71′ P型高濃度
拡散層72′等の種々の不純物が注入されているため、
結晶中への不純物が析出し、表面欠陥を作っている。こ
のため機械的なスクライブによりクランク76がチップ
端面77に発生する。
このようなプロセスで処理された厚さ260μm。
チップサイズ7、0 mm X 7. Ommのチップ
程度を示したのが第7図である。この図は横軸を測定し
たICの個数、縦軸を強度(kg/チップ)としたヒス
トグラムで、図から解るように3kg/チップ強度でチ
ップは破壊する。又第8図は、その測定方法を示したも
のであり、78はチップの支持台で支持間隔79は4.
5mmで、チップ61■はデバイス作成面を支持台78
に接するようにつまりチップ端面のクラック76が支持
台方向にセットされ、測定針80で加圧し、チップの破
壊強度を測定している。(チップを裏返しにして支持台
78に載せる。チップは四角なのでその各辺の端面77
にクラックがある。) しかし、このようにスクライブ時、発生したクランクは
、チップ強度測定において加圧されることにより引張り
の応力となり、クランク部に集中し、チップ強度低下の
要因となってしまうという問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、以上述べたウェハスクライブ時において、
デバイス作成面側のチップ端面にクランクが生じて、チ
ップ強度が低下するという問題点を除去するため、スク
ライブライン部への不純物拡散を防止し、結晶欠陥の発
生を無くすことにより、スクライブ時におけるクシツク
の発生を押えチップ強度を向上させることを目的とする
(課題を解決するための手段) この発明の第1の実施例においては、不純物注入工程に
おいて、レジストでスクライブ部を被うことにより、ス
クライブ部に不純物が注入されないようにしたものであ
る。
第2の実施例では、デバイス作成用の各種の膜において
、熱膨張率の差等から発生する応力の緩和をするスクラ
イブラインのパターン巾をスクライブ用のホイール巾よ
り充分に小さくし、スクライブ後のチップ端面が不純物
拡散層とならないようにしたものである。
第3の実施例では、前述した応力緩和用のパターンを、
スクライブ部の外の部分に作成することにより、スクラ
イブ用のブレードでスクライブ領域内に拡散層を有しな
い構造としたものである。
(作用) 前述した何れの手段でも半導体ウェハのチップ分割のた
めのスクライブライン部分に不純物が注入されないため
、スクライブした後の半導体端面。
に結晶欠陥が発生しない。それはチップ強度の向上につ
ながる。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例の工程断面図を示したも
のである。
(a)  図はPウェルイオン注入工程を示している。
N型半導体ウェハlに酸化膜2を成長させ、Pウェル部
3とスクライブライン4を同時に開孔し、さらにスクラ
イブライン4部にホトリソグラフィ法でレジスト5を残
す。この状態でPウェル形成用のP型不純物6の注入を
行なうことによりスクライブライン4にはP型不純物の
注入は阻止されることになる。
(b)  図はPウェル7形成後、LOCO8法でアク
ティブパターンを作成し、ゲート酸化膜8.ゲート電極
9形成を経て、NHO2のソースドレインとなるN型不
純物注入プロセスを示したものであり、10はフィール
ド酸化膜、11はPMOS部へのイオン注入を阻止する
N゛レジストあり、(a)図と同様スクライブライン部
12もこのレジスト11で被ってあり、N型の不純物は
NMOSVJ域には注入されるが、PMO3領域とスク
ライブライン部12には注入されない。
(C)  次にアニール処理を行ないNHO3のソース
ドレイン13を形成し、その後PMO3形成のためのP
型不純物注入も同様にレジストでスクライブライン部1
2を保護して行ないソース、ドレイン14を形成し、ス
クライブライン部12においては、P型不純物の注入を
阻止する。さらに従来方法と同様に絶縁膜15.金属配
線16.パッシベーション膜17を形成する工程とする
。以上のようにレジストでスクライブライン部12を被
い、イオン注入を行なうことにより、スクライブライン
部12においては、いずれの工程においても、不純物が
注入されない。このため、種々の不純物を注入すること
により生じる、結晶欠陥の発生のないスクライブライン
部12にするこ七が出来る。
(d)  図は(C)図の構造を有する半導体ウェハ1
をスクライブ処理し、チップla、lb、・・・に分割
したものである。スクライブライン部12は、種々の不
純物注入による結晶欠陥が無いためスクライブ端面18
のクラック発生が抑制される。
以上の工程で処理した厚さ260μmチップサイズ7、
0 X 7.0 mmのチップ強度を示したものが第2
図であり、測定方法は従来方法第8図と同様デバイス面
を下にし、裏面より加圧測定を行なっている。この結果
チップ強度は大巾に向上し、4.5kg/チップ以下の
発生が無くなり、平均値も約6.8kg/チップとなっ
ている。
第3図の工程断面図は、第2の実施例を示したものであ
る。第1の実施例では、不純物注入工程においては、ス
クライブラインをレジストで被って不純物注入処理を行
なわねばならなかったがこの点を改良したのが第2の実
施例である。
(a)図においては、Pウェルの不純物注入工程を示し
ている。N型半導体ウェハ21上に酸化膜22を成長さ
せ、Pウェル23を形成するが同時に作成する応力緩和
のためのスクライブライン24の巾W1は拡散等の熱処
理でウェハ21の中に拡散する巾を含めて、チップ分割
時におけるホイールのブレード巾より狭い巾、たとえば
ブレード巾が40μmなら、ライン巾WIを110l1
以下とすれば拡散層を含めても充分に40μm以下とす
ることが出来る。
(ロ)図はPウェル26およびスクライブライン24部
のPウェル26′を形成後、アクティブパターンをLO
CO3法で形成する工程であるが、この工程においては
、ブレード巾より大きな巾W2とする。
たとえばブレード巾40μmであればアクティブパター
ン11 W zは、切りしろを含めて60〜100μm
とする。このように形成されたパターンにおいて、NM
O3作成のためのホトリソグラフィを行ないレジスト2
8を残すが、このとき応力緩和のスクライブラインのレ
ジスト巾W3もブレード巾より狭い巾、たとえば10μ
m以下としてN型の不純物注入を行なう。
(C)図は次にP型不純物注入処理も同様に行ない、そ
の後第1の実施例と同様に絶縁膜30等の処理を行なう
工程である。31はNHO2のN型拡散層で31′はス
クライブライン部のN型拡散層、32はPMO3のP型
拡散層で32′はスクライブライン部のP型拡散層であ
る。このようにスクライブライン巾W4を拡散層を含め
スクライブ用のホイール巾より小さくする。
このことにより、(d)図のようにスクライブ時におい
て、ブレードで結晶欠陥の多く発生している部分33を
研削除去するため、チップの端面33は結晶欠陥のない
構造とすることが出来る。このため第2図に示すチップ
強度と同等にすることができる。
第4図の工程断面図は第3の実施例を示したものである
。(a)図はPウェル注入工程を示している。
N型半導体ウェハ41に酸化膜42を成長させPウェル
パターン43を形成するがこの時応力緩和のためのパタ
ーン43は、後の工程でスクライブライン44となる領
域よりデバイス寄りに2〜10μmの巾45でスクライ
ブライン44に沿ってデバイスを囲むように配置する。
46はPウェル注入におけるP型不純物である。
(b)図はPウェル47と応力緩和のパターンのPウェ
ル47′形成後アクティブパターンをLOCO5法で形
成するが、この工程においても、応力緩和のアクティブ
パターン48をPウェル応力緩和パターン43と同様に
デバイスを囲むようにスクライブライン部44に沿って
形成し、レジスト45をマスクとしてN型不純物46を
注入する。
次に(C)図のようにP型不純物注入処理も同様に行な
い、その後第1の実施例と同じように絶縁膜48等の処
理を行なう。49はNHO2のN型拡散層で49′は応
力緩和パターンのN型拡散層、50はPMO3のP型拡
散層で50′は応力緩和パターンのP型拡散層である。
このように応力緩和のパターンをスクライブラインとデ
バイス間にデバイスを囲むように設置する。
このことにより(d)図のようにスクライブライン部4
4にそって半導体ウェハ41をスクライブすれば、スク
ライブ部分は種々の拡散層の領域にかからない構造とす
ることができ、チップ端面51のクラックの発生が押え
られる。このことにより第2図に示すチップ強度と同等
の値とすることが出来る。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、チップ分割の
ためのスクライブライン部分の半導体ウェハに、種々の
工程で不純物注入を行なわないようにしたため、各種の
不純物が高濃度でスクライブラインに注入され、結晶欠
陥が発生し、スクライブ処理で、この欠陥がクラックに
拡大し、チップ強度が低下するという問題点を解決出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の実施例の工程断面図、第2
図は本発明の実施例によるチップ強度のグラフ、第3図
は本発明による第2の実施例の工程断面図、第4図は本
発明による第3の実施例の工程断面図、第5図は従来の
工程断面図、第6図はスクライブパターンの模式図、第
7図は従来構造のチップ強度のグラフ、第8図は強度測
定法を示す図である。 12.24.44・・・スクライブライン部、2゜22
.42・・・酸化膜、5.11・・・レジスト、18゜
33.51・・・チップ端面、76・・・クラック、4
3・・・応力緩和パターン、W+、Wz、W3.W 4
・・・スクライブライン部の各工程での幅。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体装置の製造において半導体ウェハ上にパタ
    ーンを形成する際、その後の工程で該ウェハをチップに
    分割するときのスクライブライン部に前記分割以前の各
    工程で不純物の注入が行なわれないようにしたことを特
    徴とする半導体装置のスクライブラインの製造方法。
  2. (2)請求項1項記載のスクライブライン部を少なくと
    も不純物注入時においてレジストで被い、不純物が該ス
    クライブライン部に注入されないようにしたことを特徴
    とする請求項1項の半導体装置のスクライブライン部の
    製造方法。
  3. (3)請求項1項のスクライブライン部の幅を、チップ
    分割用のホィールのブレード幅より小さくなるようにパ
    ターン形成し、チップを分割してその端面を研削した後
    の該端面に不純物が注入されていないようにすることを
    特徴とする請求項1項の半導体装置のスクライブライン
    の製造方法。
  4. (4)請求項1項のスクライブライン部の周辺に該部よ
    りデバイスパターン寄りに応力緩和のためのパターンを
    設けることを特徴とする請求項1項の半導体装置のスク
    ライブラインの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005123279A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2007201182A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Seiko Epson Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005123279A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
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