JPH0423448Y2 - - Google Patents

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JPH0423448Y2
JPH0423448Y2 JP17429185U JP17429185U JPH0423448Y2 JP H0423448 Y2 JPH0423448 Y2 JP H0423448Y2 JP 17429185 U JP17429185 U JP 17429185U JP 17429185 U JP17429185 U JP 17429185U JP H0423448 Y2 JPH0423448 Y2 JP H0423448Y2
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reed switch
heat
heat sensitive
temperature sensor
sensitive body
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JP17429185U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は内鍋を置くことによつて外鍋の底の中
央部に設けた永久磁石で動作されるリードスイツ
チによつて熱板が制御され空炊き防止が行なわれ
る調理器用温度センサに関する。
<従来の技術> 従来の調理器用温度センサは、第7図に示すよ
うに外鍋の底内にヒータが内蔵された環状の熱板
12の中央部に設けられた外ケース7内で上下に
移動する感熱体1内に配設された熱検出素子3に
より内鍋の温度が検出され、制御回路により熱板
12の通電が制御される。熱板12の中央より垂
設された外ケース7の底面の中央に厚さの方向に
磁化された環状の永久磁石4が固着され、また外
ケース7の底中央に永久磁石4の内壁に沿つて貫
通孔が貫設されている。外ケース7内で上下に進
退する感熱体1を構成するケース11の底に永久
磁石4の外栓より大きな直径の孔15を貫設し、
ケース11の上面は熱の良伝導材よりなる上部蓋
板14で覆われ、その内部下面に熱検出素子3が
固定金具16によつて固定され、また固定金具1
6の下面中央より非磁性材よりなる保護管17が
ケース11の底の孔15に貫入垂設されている。
この保護管17の外周に永久磁石4に達しない長
さの磁性材よりなる筒状の磁気遮蔽筒18が周設
され、保護管17の管内で永久磁石4の磁極の中
央の位置に接点の位置を置きリードスイツチ8が
長手方向を保護管17の軸方向にして固定され
る。感熱体1の外筐と外ケース7の内壁との間に
常時感熱体1を上昇させるコイルバネ6が設けら
れている。
いま図面のように、この温度センサ上に内鍋が
置かれず、感熱体1が上昇位にあるとき永久磁石
4とリードスイツチ8の接点とは同位置で磁気遮
蔽筒18は、それらの間に挿入されていないの
で、永久磁石4からの磁束は、リードスイツチ8
に流入され接点は閉成状態であり、熱検出素子3
の温度検出信号は出力の有無にかかわらず、制御
回路の動作を停止させ熱板12への通電は遮断さ
れている。ここで内鍋を感熱体1の上に置くと感
熱体1が下降するにしたがつて永久磁石4よりリ
ードスイツチ8に流入する磁束は減少し、リード
スイツチ8は開離状態となる。しかし感熱体1が
ある程度下降すると、感熱体1が上昇位にあると
きの永久磁石4よりリードスイツチ8に流入する
磁束と極性が逆な磁束がリードスイツチ8に流入
され、再び閉成状態となる。したがつてリードス
イツチ8と永久磁石4との間に磁気遮蔽筒18が
挿入され永久磁石4から流れる逆の磁性の磁束が
流入され、リードスイツチ8を開離状態に保ち、
制御回路を介し熱板12への通電が行なわれる。
<考案が解決しようとする問題点> 内鍋を感熱体1上に置くことにより感熱体1が
下降しはじめ、任意の位置においてリードスイツ
チ8の接点の切換が行なわれるためには、感熱体
1が上昇位にあるときリードスイツチ8の接点と
永久磁石4の磁性面とはあらかじめ任意の位置関
係に配置する必要がありリードスイツチ8を保護
管17に挿入し固定のとき位置関係を調整する必
要が生じる。
また環状の永久磁石4の内径孔内にリードスイ
ツチ8を固定する保護管17の外周に磁気遮蔽筒
18を貫入しなければならず永久磁石4の内径を
十分に大きくしなければならず、且つリードスイ
ツチ8の接点の切換えを十分に行うためには磁束
量が多い大きな永久磁石を使用しなければならな
い。また、保護管17はリードスイツチ8を固定
するためリードスイツチ8の長さ以上に長さを必
要とし、保護管17は感熱体1の進退方向に配置
されているので温度センサは長くなり小型化でき
ない欠点がある。
又熱検出素子3は金属による固定金具16で固
定されているので、絶縁性を良くするために熱検
出素子3に厚みがあり機械的強度のあるたとえば
ガラス編組入りチユーブなどで保護しなければな
らず熱伝導性が悪くなり、且つ上部蓋板14より
受けた熱量は、チユーブ22より熱伝導性の良い
固定金具16を通して放出された熱検出素子3
は、正確な温度を検出できない欠点がある。
<問題点を解決するための手段> 被加熱体の搭載の有無により可動する感熱体1
の可動運動を検出し、磁束の変化により接点が切
換えられる永久磁石とリードスイツチ8および感
熱体1の温度を検出する熱検出素子3を設けてな
る調理器用温度センサにおいて、底面に基板を設
けて引き出し線が接続された熱検出素子3が設け
られた感熱体1の可動方向と垂直方向に軸方向を
配設するリードスイツチ8と、感熱体1を支持す
る外ケース7の底に永久磁石をリードスイツチ8
の軸方向と平行で対向し配設するとともに、熱検
出素子3とこれを支持する固定金具との間に熱伝
導が悪い絶縁シートを設けた調理器用温度センサ
である。
<作用> 取り付け基板19を設けることによりリードス
イツチ8、熱検出素子3のリード線はすべてプリ
ントされた基板19に取り付け接続され、また基
板19上にリードスイツチ8は見える状態であり
取り付けも簡単で精度よく位置合せできリードス
イツチ8の接点が確実に決められた範囲内で切換
ることができる。また、絶縁シート21を用いる
ことにより放熱量が小となり外気と遮断され熱検
出素子3は上部蓋板14のみの温度が検出され
る。
<実施例> 本考案による調理器用温度センサの実施例を第
1図、第2図、および第3図に示す。図に示すよ
うに上下に進退する感熱体1は、熱の良伝導材よ
りなる上面蓋板14で覆われ、その内部下面に熱
検出素子3が固定金具13の上に敷いてある熱伝
導性の悪い絶縁シート21によつて固定され、厚
みの小さい熱伝導性の良いチユーブ22等によつ
て保護される。基板19は、固定金具13の下部
に取り付けられ、リードスイツチ8と熱検出素子
3からの2本の引き出し線20は基板19に半田
付けされて取り付けられる。可動体である感熱体
1は、外ケース7とコイルばね6によつて支持さ
れ、外ケース7の底面には永久磁石9,10とそ
れらを固定するホルダ23から構成される。永久
磁石9,10は同一軸上に反発するような向きに
着磁されている。
いまこの温度センサに内鍋が置れず第2図のよ
うに感熱体1が上昇位にあるとき第4図に示され
るように永久磁石9,10からの磁束は矢印のよ
うにリードスイツチ8に流入し、リードスイツチ
8は閉成状態であり、熱検出素子3の温度検出信
号の有無にかかわらず制御回路の動作を停止させ
熱板12への通電は遮断される。ここで内鍋を感
熱体1の上に置くと感熱体が下降するにしたがつ
て第3図、第5図に示されるようにリードスイツ
チ8は、永久磁石9,10から離れリードスイツ
チ8に流入する永久磁石9,10からの磁束矢印
のようには急激に減少しリードスイツチ8は開離
状態となる。また取り付けにおける永久磁石およ
びリードスイツチの位置ずれ、または上下運動に
よる振動などによつてリードスイツチ8に流れる
磁束の良に変化を起こし、第4図からわかるよう
に永久磁石9,10を同一軸に反発する向きに着
磁することによりリードスイツチ8に流入する磁
束の良の変化を小にすることができ、位置ずれ、
振動などの影響を少なくできる。またリードスイ
ツチ8を基板19に半田付の際、従来のように位
置を調整することがなく、基板19上に並列、も
しくは直列に配線され引き出し線20が、2本の
みで済み、部品点数が減り、且つ従来のように、
端子圧着の必要がなくなる。
つぎに固定金具13上に絶縁シート21を敷く
ことにより、熱検出素子3の保護および絶縁は従
来より薄くてよく、熱伝導性のよいチユーブ22
を使用して正確な被加熱体の温度が検出でき、ま
た固定金具13を通して放出される熱量も小さく
なり、絶縁シート21によつて外気と遮断され、
周囲温度の影響がない。
なお以上の実施例では第1図のように永久磁石
9,10を外ケース7に、リードスイツチ8をケ
ース11内に固定したが、第6図の他の実施例の
ように永久磁石9,10をケース11内にリード
スイツチ8を外ケース7に固定することもでき
る。
<考案の効果> 以上に述べたように本考案によれば、2個の永
久磁石9,10を使用することにより位置ずれ、
振動などに対して影響の少ない信頼性の高いスイ
ツチ機構を提供でき、且つリードスイツチ8は進
退方向に対し垂直に配置され小型化ができ、また
周囲温度の影響が少なく被加熱体の温度が正確に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による調理器用温度センサの実
施例の分解外観斜視図、第2図は本考案による調
理器用温度センサにおいて感熱体が上昇位のとき
の縦断正面図、第3図は第2図における感熱体が
下降位のときの縦断正面図、第4図は第2図にお
けるリードスイツチと永久磁石との関係位置を示
す斜視図、第5図は第3図におけるリードスイツ
チと永久磁石との関係位置を示す斜視図、第6図
は本考案による他の実施例の縦断正面図、第7図
は従来の調理用温度センサの例の縦断正面図であ
る。 なお、1……感熱体、2,11……ケース、3
……熱検出素子、4,9,10……永久磁石、6
……コイルばね、7……外ケース、8……リード
スイツチ、12……熱板、13,16……固定金
具、14……上部蓋板、15……孔、17……保
護管、18……磁気遮蔽筒、19……基板、20
……引き出し線、21……絶縁シート、22……
チユーブ、23……ホルダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 被加熱体の搭載の有無により可動する感熱体
    1の可動運動を検出し磁束の変化により接点が
    切換えられる永久磁石9,10とリードスイツ
    チ8、および前記感熱体1の温度を検出する熱
    検出素子3を設けてなる調理器用温度センサに
    おいて、前記感熱体1の底面に可動方向と垂直
    方向に前記リードスイツチ8の軸方向を配設す
    るとともに、前記感熱体1を支持する外ケース
    7の底面に永久磁石9,10を配設してなる調
    理器用温度センサ。 2 前記永久磁石9,10は前記リードスイツチ
    8に対し対称で軸方向を同じくし、且つ磁極が
    反発し合うように配設されてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の調理器用温度センサ。 3 前記可動体に基板19を取りつけるとともに
    前記リードスイツチ8から可動運動による検出
    信号と前記熱検出素子3からの信号とが並列ま
    たは直列に接続されて外部に出力される2本の
    引き出し線20を設けてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の調理器用温度センサ。 4 前記熱検出素子3が固定される感熱体1にお
    いて、前記熱検出素子3が前記感熱体1を覆う
    上部蓋体14との間に絶縁シート21によつて
    固定されてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項、第2項、または第3項記載の調理器用温度
    センサ。
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