JPH04234482A - 蛍光高圧水銀灯 - Google Patents

蛍光高圧水銀灯

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JPH04234482A
JPH04234482A JP40905490A JP40905490A JPH04234482A JP H04234482 A JPH04234482 A JP H04234482A JP 40905490 A JP40905490 A JP 40905490A JP 40905490 A JP40905490 A JP 40905490A JP H04234482 A JPH04234482 A JP H04234482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
pressure mercury
film
lamp
trivalent
Prior art date
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Pending
Application number
JP40905490A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Iwama
克昭 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は演色性を改善した蛍光高
圧水銀灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛍光高圧水銀灯の演色性を改善するため
に、600〜700nmに発光ピークを有する3価のユ
ーロピウムで付活されたバナジン酸イットリウム蛍光体
または3価のユーロピウムで付活されたリンバナジン酸
イットリウム蛍光体からなる第1蛍光体被膜と、この第
1蛍光体被膜の発光管側に形成された490〜600n
mに発光ピークを有する3価のセリウムおよび3価のテ
ルビウムで付活されたリン酸ランタン蛍光体からなる第
2蛍光体被膜とを外管内面に形成する方法が特開平2−
66847号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蛍光高圧水銀灯は、そ
の優れた寿命特性により屋外照明を中心にして広く一般
照明に使用されている代表的な高圧放電灯である。この
ランプの欠点は演色性が低いことにあり、C.I.E.
の平均演色評価数Raは43程度である。近年、蛍光高
圧水銀灯の演色性改善が試みられ、例えば特公昭57−
31623号公報に示されているように、従来の赤色蛍
光体に加えて青緑色蛍光体を付加することにより、その
Raは400Wタイプで52程度にまで改善されている
。また、従来の赤色蛍光体に加えて緑色蛍光体として3
価のテルビウムで付活されたイットリウムアルミネート
を付加する方法、および3価のセリウムと3価のテルビ
ウムで付活されたリン酸ランタン蛍光体を付加する方法
が、それぞれ特開昭53−10569号公報および特開
平2−66847号公報に示されている。しかしながら
、この改善された演色性を有する蛍光高圧水銀灯におい
ても、そのRaは400Wタイプで51程度であり、色
の見え方を重視する屋内照明に用いるにはなお不十分で
あるため、広く普及するには至っていない。
【0004】このように、従来、演色性の改善が十分に
なされない理由の一つは、発光管から放出されている4
05nmおよび436nmの水銀輝線出力が強すぎるた
めであることが知られている。これらのうち、405n
mの水銀輝線出力については酸化チタン被膜を利用する
などして抑制することが可能であるが、このように単に
水銀輝線出力を抑制することはランプ効率の低下を伴う
ため、不適当とされている。すなわち、従来の演色性改
善形高圧水銀灯では前記短波長青色域の水銀輝線出力を
抑制することなく演色性の改善を図っているため、その
改善も十分ではなく屋内照明に広く普及させていくため
には、なお一層の改善が望まれている。
【0005】このような事情に基づいて、近年、短波長
青色域に吸収を有する蛍光体が開発され、上記のような
短波長青色域の水銀輝線出力を抑制することによって生
じるランプ効率の低下を防止する検討がなされている。 例えば、短波長青色域に吸収を有する蛍光体としてY3
Al5O12:Ce+3(以下、一般式としてYAG:
Ceと略記する)を用い、従来の赤色蛍光体とともに高
圧水銀灯に適用して演色性の改善を試みた例が米国特許
第4034257号明細書に示されているが、それらの
ランプのRaは51程度であり、満足できるものではな
かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明の蛍光高圧水銀灯は、外管内に可視輻射と紫外
線輻射とを放出する発光管が設けられ、前記外管内面に
第1蛍光体被膜および第2蛍光体被膜が順次形成されて
おり、前記第1蛍光体被膜は3価のセリウムで付活され
たイットリウムアルミネートを含み、発光時440〜5
30nmおよび600〜660nmの波長域にそれぞれ
発光ピークを有する蛍光体からなり、前記第2蛍光体被
膜は3価のセリウムおよび3価のテルビウムで付活され
たランタンフォスフェートからなる。
【0007】
【作用】かかる構成によると、高圧水銀灯の発光管が放
出する405nmおよび436nmの水銀輝線出力を吸
収する作用と、紫外線によって励起され黄緑色域に発光
を生じる作用を併せ持つYAG:Ceを用いることによ
る演色性改善の効果と、高圧水銀灯の発光スペクトルに
おいて欠如している440nm〜540nmおよび59
0nm〜700nm付近の波長域の光出力を蛍光体を用
いて補うことによる演色性改善の効果が相乗的に作用す
る。また、第2蛍光体被膜により強比視感度の高い55
0nm付近に強い発光を生じる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0009】実施例1 Y0.95VO4:Eu0.05          
    80重量%Ba0.8Mg1.93Al14O
24:Eu0.2,Mn0.07     15重量%
Y2.9Al5O12:Ce0.1         
  5重量%上記混合物を用い、それに5重量%のSi
O2 粉末を加えて水溶液とし、十分に混合した後、図
1に示すように、100W高圧水銀灯の外管1の内面に
1.6mg/cm2の塗布量となるように塗布し第1蛍
光体被膜2を形成する。次いでLaPO4:Ce,Tb
蛍光体を用い、3重量%のSiO2 粉末を加えて水溶
液とし十分に混合した後、第1蛍光体被膜2の上に1.
4mg/cm2の塗布量で第2蛍光体被膜3を形成する
。その後、外管1内に発光管4を組み込み、以後通常の
ランプ製造方法のとおり100W蛍光高圧水銀灯を作製
した。得られたランプの100時間光束は4620ルー
メン,色温度は4200K,平均演色評価数Raは60
であり、従来の蛍光高圧水銀灯のRa(50〜55程度
),100時間光束4200ルーメンに比べて明らかな
改善がみられた。
【0010】図2(A),(B)にYAG:Ce蛍光体
の発光スペクトルおよび反射スペクトルをそれぞれ示す
。図3に各蛍光体の発光スペクトルを示す。図3の曲線
5はBa0.8Mg1.93Al14O24:Eu0.
2,Mn0.07、曲線6はLa0.5PO4:Ce0
.2,Tb0.3、曲線7はY0.95VO4:Eu0
.05の各場合である。
【0011】実施例2 実施例1と同じ2層構造からなる蛍光体被膜を実施例1
と同様にして400W用外管内面に形成し、400W蛍
光高圧水銀灯を作製した。
【0012】得られたランプの100時間光束は245
00ルーメン,色温度は4050K,平均演色評価数R
aは58であり、従来の蛍光高圧水銀灯のRa(50〜
55程度),100時間光束22000ルーメンに比べ
て明らかな改善がみられた。
【0013】実施例3 Y0.95V0.55P0.45O4:Eu0.05 
  90重量%Sr3.85Si3O8Cl4:Eu0
.15        5重量%Y2.9Al5O12
:Ce0.1                   
 5重量%上記混合物を用い、それに3重量%のSiO
2 粉末を加えて水溶液とし、十分に混合した後、10
0W高圧水銀灯の外管内面に2.0mg/cm2の塗布
量となるように塗布し第1蛍光体被膜を形成する。 次
いで、LaPO4:Ce,Tb蛍光体を用い3重量%の
SiO2粉末を加えて水溶液とし十分に混合した後、前
記第1蛍光体被膜の上に1.2mg/cm2の塗布量で
第2蛍光体被膜を形成する。その後、通常のランプ製造
方法のとおり100W蛍光高圧水銀灯を作製した。得ら
れたランプの100時間光束は4400ルーメン,色温
度は3900K,Raは60であり、従来の蛍光高圧水
銀灯のRa(50〜55程度),100時間光束420
0ルーメンに比べて明らかな改善がみられた。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光高圧
水銀灯によれば、高圧水銀灯の発光管が放出する405
nmおよび436nmの水銀輝線出力を吸収する作用と
、紫外線によって励起され黄緑色域に発光を生じる作用
を併せ持つYAG:Ceを用いることによる演色性改善
の効果と、高圧水銀灯の発光スペクトルにおいて欠如し
ている440nm〜540nmおよび590nm〜70
0nm付近の波長域の光出力を蛍光体を用いて補うこと
による演色性改善の効果が相乗的に作用することによっ
て、演色性の大幅な向上が図れ、比視感度の高い550
nm付近に第2蛍光体被膜による強い発光があるため、
ランプ効率も改善され、その用途を屋内照明の分野にも
拡大できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の蛍光高圧水銀灯の一部切欠正
面図
【図2】(A)YAG:Ce蛍光体の発光スペクトル図
(B)YAG:Ce蛍光体の反射スペクトル図
【図3】
本発明にかかる蛍光体の発光スペクトル図
【符号の説明】
1  外管 2  第1蛍光体被膜 3  第2蛍光体被膜 4  発光管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外管内に可視輻射と紫外線輻射とを放出す
    る発光管が設けられ、前記外管内面に第1蛍光体被膜お
    よび第2蛍光体被膜が順次形成されており、前記第1蛍
    光体被膜は3価のセリウムで付活されたイットリウムア
    ルミネートを含み、発光時440〜530nmおよび6
    00〜660nmの波長域にそれぞれ発光ピークを有す
    る蛍光体からなり、前記第2蛍光体被膜は3価のセリウ
    ムおよび3価のテルビウムで付活されたランタンフォス
    フェートからなることを特徴とする蛍光高圧水銀灯。
JP40905490A 1990-12-28 1990-12-28 蛍光高圧水銀灯 Pending JPH04234482A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060595A (ja) * 1996-06-26 2008-03-13 Siemens Ag 半導体素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060595A (ja) * 1996-06-26 2008-03-13 Siemens Ag 半導体素子
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