JPH0423445Y2 - - Google Patents

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JPH0423445Y2
JPH0423445Y2 JP180485U JP180485U JPH0423445Y2 JP H0423445 Y2 JPH0423445 Y2 JP H0423445Y2 JP 180485 U JP180485 U JP 180485U JP 180485 U JP180485 U JP 180485U JP H0423445 Y2 JPH0423445 Y2 JP H0423445Y2
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reed switch
permanent magnet
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はリードスイツチと永久磁石とを組み合
わせヒータへの電源を切断を行わせるスイツチを
中央部に設けた外鍋内に内鍋を入れて空炊きを防
止する調理器の熱検出装置に関する。
従来の技術 外鍋内に内鍋を入れて調理する調理器において
は第8図のように外鍋の底の環状のヒータまたは
ヒータを内蔵した環状熱板12の中心より重設さ
れた外ケース7内で、上部蓋体11で密蔽された
ケース2がその周囲に設けられたコイルばね6に
よつて進退する感熱体1を形成している。感熱体
1の表面に被加熱体の内鍋の外底を接触させ、内
鍋内の料理品によつて変化する内鍋外底の温度を
感熱体1の上部蓋体11の内面に固定されたサー
ミスタなどの熱センサ3で検出し、熱板12への
通電が制御回路で制御されている。この種の調理
器においては内鍋の有無により進退する感熱体1
の動作によつて移動する永久磁石4の磁束の変化
によつてリードスイツチ8を開閉させるとともに
熱センサ3で感知された温度とともに熱板12の
通電が制御され熱検出装置が形成される。しかし
従来この種の熱検出装置は第8図に示すように外
ケース7底部の内側中央に間隔を置き平行に細長
く棒状の永久磁石4を収める凹部21と常開形の
リードスイツチ8を収める2個の凹部21,2
1′の凹溝内にリードスイツチ8と永久磁石4と
が収められており、またこれら凹部21,21′
の中間に細長孔22が貫設されている。これに対
しケース2の底部外側中央に細長孔22に貫入で
きる磁気遮蔽板23が突設される。いま内鍋がな
い場合感熱体1の底部は外ケース7の底部とが隔
れているので磁気遮蔽板23は細長孔22の中に
貫入されていないので、リードスイツチ8は永久
磁石4からの磁束の影響を受けてその接点を閉成
している。しかし内鍋を置くと感熱体1は押し下
げられ磁気遮蔽板23は細長孔22の中に貫入さ
れ、リードスイツチ8と永久磁石4との間に入
り、永久磁石4からの磁束を遮断するのでリード
スイツチ8の接点は開離される。したがつて感熱
体1の熱検出器3の温度検出出力によつて制御回
路が作動し熱板12に通電される。これに対しこ
の種の熱検出装置はすでに特開昭59−164021号公
報による被加熱体検出装置として示されている
が、この装置においてはリードスイツチ8と永久
磁石4とは感熱体1の底内に配設され、その間隙
の間に平行に細長孔が貫設され、外ケース7の底
内に磁気遮蔽板23が固設されたものである。
考案が解決しようとする問題点 従来のこの種の熱検出装置として特開昭59−
164021号公報に記載されている装置は可動体であ
る感熱体1のケース2の底内に永久磁石4とリー
ドスイツチ8とが固設されているので、内鍋の有
無によつて感熱体1が上下に進退するごとにガラ
スで封入されたリードスイツチ8が移動して破損
するおそれがあり、また重い永久磁石4を設けた
まま進退させるため内鍋を取り去るとき感熱体1
を復帰させるコイルばね6の付勢は大きくなる。
これに対し第8図の装置においては破損しやすい
リードスイツチ8と重い永久磁石4とは固定され
ている外ケース7の底内に固設され可動体である
感熱体1には軽い遮蔽板23が固着されているの
で感熱体1の進退運動は円滑に行なわれる。
しかしいずれの装置においても感熱体1が進退
運動を行なうとき感熱体1は横方向に横振れし永
久磁石4からリードスイツチ8に達する磁束に変
化を生じ、また磁気遮蔽板23が貫入される細長
孔22の幅を広くする必要がある。したがつて永
久磁石4からの磁束が大きくなるような永久磁石
を選ばなければならない。したがつて永久磁石4
は高価なものとなる欠点がある。また特開昭59−
164021号公報に記載のものにおいては可動する感
熱体1にリードスイツチが水平に配設されている
ので、内鍋を着脱するときの衝撃によつてリード
スイツチ8が永久歪を起こし動作状態が変わり、
時には不動作となる欠点がある。
問題点を解決するための手段 本考案は従来のかかる欠点を除き可動する感熱
体1の底内面の中央にリング状の永久磁石4を固
定させ、その中心に貫設する貫設孔を通し、外ケ
ース7の底内面中央に円筒状の磁気遮蔽筒を立設
するとともに、磁気遮蔽筒の内部に感熱体1の進
退方向と長手方向とが平行となるようにリードス
イツチ8を固設してなる熱検出装置である。
作 用 いま内鍋を置くと可動する感熱体1が下降し、
その底内面に配設されたリング状の永久磁石4の
内側の孔に、固定された外ケース7に配設された
リードスイツチ8と磁気遮蔽筒とが貫入し、磁気
遮蔽筒によつて永久磁石からの磁束が遮蔽されリ
ードスイツチ8を切り換え、制御回路を作動させ
て熱板12に通電が行なわれ、内鍋を除いたとき
は感熱体1が上昇し永久磁石4からの磁束によつ
てリードスイツチ8を切り換え通電が遮断され安
全が保たれる。
実施例 本考案の熱検出装置の実施例について第1図に
分解斜視図、および第2図に縦断正面図を示す。
図面に示すように外ケース7の中央に貫設された
貫通孔の周囲に非磁性材よりなる保護管5が立設
され、可動する感熱体1のケース2の底面外と外
ケース7の底面と間の保護管5の外周にその下端
末より鍔を張り出した磁性材よりなる磁気遮蔽筒
10が外ケース7に固定される。またケース2の
底面中央に保護管5が外周で貫入する貫入孔を貫
設するとともに、リング状の永久磁石4が内側に
保護管5が貫入されるように固定される。可動す
る感熱体1は熱伝導のよい金属板よりなる、上部
蓋板11の下面にサーミスタなどの感温素子3が
固定用金具9にて保持固定されて構成され、外ケ
ース7は熱板12の中央に配設固定される。さら
に保護管5内にリードスイツチ8がその長手方向
を保護管5の軸方向と平行にして配設され、その
リード線は保護管5の下部より引き出され熱検出
装置が形成される。このとき第2図のようにリー
ドスイツチ8の接点の位置を永久磁石4の磁極の
中心面より下部になるようにリードスイツチ8を
配設する。
いま第2図のような熱検出装置において感熱体
1が上昇した位置にあるときは永久磁石4からの
磁束は磁気遮蔽筒10によつて遮蔽されないの
で、リードスイツチ8には何の影響もおよぼされ
ない。しかし内鍋が感熱体1の上に置かれると第
3図のように感熱体1が下降し永久磁石よりのリ
ードスイツチ8に流入する磁束が急激に減少しリ
ードスイツチ8を開離させる。ここで磁気遮蔽筒
10がない場合、第4図のように感熱体1が上の
位置から下降するときリードスイツチ8は開離す
るがさらに下昇するとき再び閉成する。しかし本
考案のように磁気遮蔽筒10を設けることによつ
て第5図のように下の位置においては磁気遮蔽筒
10が磁束を遮蔽リードスイツチ8は急激に開離
し続る。
また本考案による他の実施例は第6図並びに第
7図に示すように感熱体1が上の位置にあるとき
リードスイツチ8の接点の位置を永久磁石4の中
央面と同じ位置におき、この位置で永久磁石4か
らの磁束が遮蔽されるように磁気遮蔽筒10を保
護管5の上段に配設する。ここで感熱体1が下降
すると永久磁石4からの磁束はリードスイツチ8
に影響を与えないので、感熱体1の進退にともな
つてリードスイツチ8の接点が切り換わる。した
がつてリードスイツチ8は上の位置においては開
離し下の位置においては閉成する。
考案の効果 以上に述べたように本考案によればリードスイ
ツチ8は長さの方向に可動体である感熱体1が移
動するのでケース2の横振れに対しても磁束の量
の変化に影響はない。また衝撃で損傷しやすいリ
ードスイツチ8が固定された外ケース7に固着さ
れているので耐衝撃性が増し、またリードスイツ
チ8の切換動作が確実で信頼性が高く安価な調理
器用の熱検出装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の調理器の熱検出装置の実施例
による熱検出機構部分の分解斜視図、第2図は本
考案による熱検出装置の内鍋を置いていないとき
の縦断正面図、第3図は本考案における内鍋を置
いたときの縦断正面図、第4図は磁気遮蔽筒がな
い熱検出装置において感熱体が進退するにともな
つて移動する永久磁石の影響によるリードスイツ
チの作動領域図、第5図は本考案による熱検出装
置において感熱体が進退にともなつて永久磁石の
影響によるリードスイツチの作動領域図、第6図
は本考案の他の実施例の熱検出装置における内鍋
を置いていないときの縦断正面図、第7図は第6
図における内鍋を置いたときの縦断正面図、第8
図は従来の調理器における熱検出装置の例の縦断
正面図である。 なお、1……感熱体、2……ケース、3……感
温素子、4……永久磁石、5……保護管、6……
コイルばね、7……外ケース、8……リードスイ
ツチ、10……遮蔽筒、12……熱板、22……
細長孔、23……遮蔽板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部に感温素子3を添設し被加熱体の有無に
    よつて進退して熱板12への通電が制御される
    感熱体1内の永久磁石4からの磁束の変化によ
    つて接点の切換が行なわれるリードスイツチ8
    を具備する温度センサにおいて、前記感熱体1
    の進退方向と前記リードスイツチ8の長手方向
    とを平行で且つ接点の位置を磁極の中心面上に
    配設してなる熱検出装置。 2 前記永久磁石4の着磁方向を厚さの方向とす
    るリング状の中心孔内に前記リードスイツチ8
    を配設してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の熱検出装置。 3 前記リング状の永久磁石4の中心孔内に内接
    し、前記リードスイツチ8の一部に外接する磁
    性材よりなる遮蔽筒を前記感熱体1の進退動作
    を支持する外ケース7の底内部に立設してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の熱検出装置。
JP180485U 1985-01-12 1985-01-12 Expired JPH0423445Y2 (ja)

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JP180485U JPH0423445Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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JP180485U JPH0423445Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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JPS61118520U JPS61118520U (ja) 1986-07-26
JPH0423445Y2 true JPH0423445Y2 (ja) 1992-06-01

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JPS61118520U (ja) 1986-07-26

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