JPH04234347A - パラ位をc1〜c4−アルコキシ基で置換した芳香族アミンの製造法 - Google Patents

パラ位をc1〜c4−アルコキシ基で置換した芳香族アミンの製造法

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JPH04234347A
JPH04234347A JP3198269A JP19826991A JPH04234347A JP H04234347 A JPH04234347 A JP H04234347A JP 3198269 A JP3198269 A JP 3198269A JP 19826991 A JP19826991 A JP 19826991A JP H04234347 A JPH04234347 A JP H04234347A
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ハンス・ラントシヤイト
Alexander Klausener
アレクサンダー・クラウゼナー
Heinz U Blank
ハインツ・ウルリツヒ・ブランク
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C213/00Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、硫酸およびC1〜C4−アルコ
ールから成る反応媒質中において、いわゆるバンベルガ
ー型の転位を行うことにより、パラ位をC1〜C4−ア
ルコキシ基で置換した芳香族アミンを対応する芳香族ニ
トロ化合物を接触的に水素化して製造する方法に関する
【0002】バンベルガー転位においては、例えば求核
試薬としてメタノールを添加すれば、鉱酸の作用により
フェニルヒドロキシルアミンからp−メトキシアニリン
が生じる。下記の反応式から判るように、求核試薬とし
て水がパラの位置を占めp−アミノフェノールが生じる
ことも公知であり、また求核試薬がもとのヒドロキシル
アミン基に対しオルト位を占めることもできる。長い間
、このバンベルガー転位では、接触水素化または電気化
学的還元反応により原料のニトロ化合物から中間的にヒ
ドロキシルアミンが生じるとされて来た。大部分の場合
、この目的のために鉱酸が使用され、工業的な利用に適
した唯一のものは硫酸である。ニトロ基の水素化とバン
ベルガー転位とを組み合わせる場合、副反応として原料
のニトロ化合物から他に置換基をもたないアミノ化合物
が生成する。この過程は、ニトロベンゼンの還元および
反応を例とした場合、次のように要約することができる
【0003】
【化3】
【0004】p−メトキシアニリン(a)は、硫酸/メ
タノール媒質中で最も多量に生じる生成物であり、一般
的に望ましい生成物である。これに加えて、副成物とし
てp−アミノフェノール(b)、o−メトキシアニリン
(c)およびアニリン(d)が生じる。この場合アニリ
ン(d)は、フェニルヒドロキシルアミンがさらに還元
されることにより明らかにバンベルガー化合物と競合し
て生成する。
【0005】他に起こり得る望ましくない副反応は、使
用されるアルコールからエーテルが生成する反応である
。ニトロ化合物の還元と組み合わされたバンベルガー転
位は、数時間継続する反応であり、一般にこの反応は長
引くのを防ぐために高温で行われるからである。
【0006】ニトロ芳香族化合物、例えばニトロベンゼ
ン、2−および3−ニトロトルエン、2,3−ジニトロ
トルエンまたは6−クロロ−2−ニトロトルエンは、硫
酸またはメチル硫酸の存在下においてメタノール中で電
気化学的に還元され、4−アルコキシアミノ芳香族化合
物を生じることは知られている(ドイツ特許公開明細書
第2,617,808号、特許第55/154,590
号、化学工業、56巻293〜296頁(1982年)
参照)。この型の方法は、エネルギー的に高価になり、
装置的な投資も多額になる。
【0007】またニトロ芳香族化合物、例えば2−クロ
ロニトロベンゼン、2−ニトロトルエンまたは2,6−
ジメチルニトロベンゼンは、アルコール溶液中で水素圧
0.01〜1バールにおいて、加えられた水またはカル
ボン酸と反応し4−アルコキシアミノ芳香族化合物を生
じることも知られている(ドイツ特許公開明細書第3,
443,385号、特許第61/109,759号参照
)。これらの文献から知られるように、水が存在すると
水性反応媒質中で起こる通常の競合型のバンベルガー反
応によりp−ヒドロキシアミノ芳香族化合物の生成が予
期される「フーベン・ワイル(HOUBEN−WEYL
)VI/1c、91〜92頁参照]。カルボン酸を加え
ることは経済的に不利である。
【0008】また種々のニトロ芳香族化合物、例えばニ
トロベンゼンは、アルコール溶液中で硫酸を存在させ、
触媒毒、例えばジメチルスルホキシドを加え、或いは変
性し失活させた触媒、例えば酸化白金または硫化白金を
使用し、水素圧最高6バールで反応させ、4−アルコキ
シアミノ芳香族化合物を得ることも知られている(SU
第523,081号、同第520,347号、同第51
4,811号、同第578,302号、日本化学会誌1
982年1237頁、1980年245頁および197
9年1532頁参照)。この種の変性触媒は高価であり
、大部分の場合再使用できないか、できても非常に限ら
れた範囲であり、これが大きな経済的欠点となっている
。ジメチルスルホキシドのような抑制剤または禁止剤を
使用すると、反応粗製物の回収および精製を困難にし、
貴金属触媒の活性が失われているために反応時間が長引
き、空間−時間収率が悪くなる。
【0009】文献によれば、p−アルコキシアミノ芳香
族化合物を製造するためにバンベルガー反応をアルコー
ル性の反応媒質中で行い、約0.2〜2バールよりも高
い水素圧を使用すると、単にニトロ基が還元されただけ
のアミノ芳香族化合物或いは環が水素化された化合物が
主として得られることが予期される。これを防ぐために
は、一般に高い圧力を避け、場合によっては反応時間を
大幅に長くすることも行われる(ドイツ特許公開明細書
第3,443,385号、特許第53/084,925
号、同第57/072,945号および同第57/00
2,247号参照)。
【0010】本発明においては、驚くべきことには、こ
の反応を高圧、特に高い水素圧をかけまた高温において
失活させない触媒を存在させて行うと、実質的に有利な
結果が得られることが見出だされた。従来の専門家の知
識によれば、このような条件下においては芳香環の完全
な水素化が起こり、脂環式の環が生じる反応が優勢であ
ると考えられるから、本発明方法は極めて驚くべきこと
である。さらに驚くべきことには、本発明方法において
は高温が好適に用いられるにもかかわらず、恐れていた
エーテルの生成が著しく抑制される。本発明方法の大き
な利点は、反応時間が実質的に短縮されて従来法の僅か
に数分の一になり、これによって装置の利用率(空間−
時間収率)が著しく増加することである。
【0011】本発明によれば、硫酸およびC1〜C4−
アルコールから成る反応媒質中で高温において芳香族ニ
トロ化合物を接触水素化してパラ位をC1〜C4−アル
コキシ基で置換した式
【0012】
【化4】
【0013】式中、Aはベンゼンまたはナフタレン環を
表し、pはアミノ基に関しパラの位置を示し、R1およ
びR2は互いに独立に水素、C1〜C4−アルキル、C
1〜C4−アルコキシまたはハロゲンを表す、の芳香族
アミンを製造する方法において、式
【0014】
【化5】
【0015】式中、A、p、R1およびR2は上記意味
を有する、で表されるニトロ化合物を、水素の分圧が1
〜100バールをなす高圧下において白金族金属から選
ばれた失活していない触媒を存在下に反応させることを
特徴とする方法が提供される。
【0016】C1〜C4−アルキルは、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル
、好ましくはメチル、またはエチル、特に好ましくはメ
チルである。
【0017】C1〜C4−アルコキシは、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ
、イソブトキシ、好ましくはメトキシまたはエトキシ、
特に好ましくはメトキシである。
【0018】ハロゲンは、例えばフッ素、塩素、または
臭素、好ましくは塩素またはフッ素である。
【0019】C1〜C4−アルコールは、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノル、イソプロパノール、ブ
タノールまたはイソブタノール、好ましくはメタノール
またはエタノール、特に好ましくはメタノールである。
【0020】反応媒質としては、芳香族ニトロ化合物1
モル当たり5〜100モル、好ましくは8〜80モル、
特に好ましくは10〜60モルのアルコールを使用する
【0021】反応媒質に対する硫酸の量は、芳香族ニト
ロ化合物1モル当たり0.8〜2.5モル、好ましくは
0.9〜1.5モル、特に好ましくは1〜1.3モルで
ある。
【0022】高温としては、50〜110℃、好ましく
は60〜100℃、特に好ましくは70〜90℃の範囲
が考えられる。
【0023】本発明の方法の特徴は、それを高温で行う
ことである。このためには、反応をオートクレーブ、加
圧ボイラー、圧力管または同様な耐圧反応装置中で行う
が、これらの装置の原理的な特徴は当業界の専門家には
知られている。高圧としては、2バールより高く、最高
50バールの圧力を考えることができる。この高圧の内
、水素の分圧は少なくとも1バールであるが、最高50
バールの全部を占めることもできる。1バールの水素分
圧と2バールより高い全圧との差は、一般に反応系の内
部圧力、即ちアルコールおよびニトロ化合物(程度は少
ない)の実質的な蒸気圧である。他の特徴としては、例
えば芳香族ニトロ化合物および反応媒質を最初オートク
レーブに導入し、この混合物に不活性ガス、例えば窒素
、貴ガス等を通じ、オートクレーブを密封し、所望の反
応温度に加熱するとき、還元に必要な水素を本発明方法
におけるの圧力(分圧)で注入する前に、液相の上部の
ガス空間の圧力を増加させることである。好適方法にお
いては、水素の分圧は3〜100バール、特に好ましく
は6バールより高く100バールまでの圧力である。
【0024】本発明方法に適した触媒は、白金族の貴金
属、特に白金自身である。金属の白金、好ましくは白金
自身を担体を用いまたは用いないで使用する。担体の例
にはシリカ・ゲル、アルミナまたは炭素があり、好まし
くは炭素である。担体の上に担持させる金属の量は、触
媒全体に関し0.05〜8重量%、好ましくは0.1〜
6重量%、特に好ましくは0.25〜5重量%である。 反応の前または途上において担体の上に担持させた白金
化合物を還元して金属にする。白金金属は、失活剤を用
いないで使用する。同様にそれ自身が失活剤となる白金
金属の化合物は担体に担持させない。特にチオフェンま
たはジメチルスルホキシドのような硫黄化合物は使用し
ない。
【0025】担体に担持されたまたはされない触媒は、
反応させるニトロ化合物に関し白金金属が0.001〜
0.3重量%、好ましくは0.005〜0.1重量%、
特に好ましくは0.01〜0.1重量%存在するような
量で使用される。
【0026】本発明方法は、式(I)の随時置換基を有
するニトロベンゼンまたは1−ニトロナフタレンを用い
て行うことができる。好適方法においては、置換基をも
ったまたはもっていないニトロベンゼンを使用して行う
ことができる。
【0027】好適方法においては、式
【0028】
【化6】
【0029】のニトロベンゼンをメタノールまたはエタ
ノールを存在させて上記条件下で反応させ、式
【003
0】
【化7】
【0031】のp−メトキシ−またはp−エトキシアニ
リンが得られる。上記二つの式においていずれもR1お
よびR2は、互いに独立に水素、C1〜C4−アルキル
、C1〜C4−アルコキシまたはハロゲンを表す。
【0032】他の好適な方法においては、本発明方法は
、式(I)においてR2が水素を表す芳香族ニトロ化合
物を用いて行われる。
【0033】本発明方法におけるo−およびm−ニトロ
トルエンまたはニトロベンゼンの反応は極めて重要であ
る。
【0034】さらに反応速度を増加させるばかりでなく
、所望のp−アルコキシアミノ芳香族化合物への選択性
を向上させるためには、本発明の反応中、反応混合物全
体をかなり激しく循環させると有利であることが判った
。これは、撹拌速度を増加させ、往復式撹拌機付きのオ
ートクレーブの場合には往復速度を増加させ、振盪式オ
ートクレーブの場合には振盪速度を増加させ、またポン
プまたは同様の効果を生じる他の手段を用いて、高圧下
において水素の循環速度を増加させることにより達成さ
れる。
【0035】回収は、触媒を濾過し、濾液を蒸溜、晶出
、抽出またはクロマトグラフ法で当業界の専門家に公知
の方法により行う。
【0036】本発明方法においては、パラ位をC1〜C
4−アルコキシ基で置換した式(I)の芳香族アミンが
高収率で、しかも短い反応時間で得られる。失活させな
い形で使用された触媒は、極めて簡単な方法で回収でき
、繰り返し使用することができる。
【0037】
【実施例】実施例  1 45.7gの3−ニトロトルエン(0.333モル)、
40gのH2SO4(98%)、577gのメタノール
および2gのPt/炭素触媒(Pt含量5%)の混合物
をエナメル掛けオートクレーブ中において、温度80℃
、水素圧8バールで水素化する。60分後に水素の吸収
が完了する。高圧液体クロマトグラフで反応混合物を分
析し、基準物質と比較して組成を定量した。データを表
1に示す。 実施例  2実施例1と同様に行ったが、水素圧を15
バールとした(表1参照)。
【0038】実施例  3 実施例1と同様に行ったが、水素圧を25バールとした
(表1参照)。
【0039】実施例  4(対照例) 実施例1と同様に行ったが、水素圧を0.5バールとし
た(表1参照)。
【0040】実施例  5450gのメタノール、36
.3g(0.3モル)のニトロベンゼン、35gのH2
SO4(98%)および0.2gのPt/C触媒(Pt
含量5%)を先ず1.5リットルのエナメル掛けオート
クレーブの中に導入する。激しく撹拌しながらこの混合
物を90℃に加熱し、20バールのH2を注入する。3
5分後に水素化は完了する。触媒を濾過した後、反応混
合物を実施例1と同様に分析した。データを表2に示す
【0041】実施例  6 実施例5と同様に行ったが、水素圧を10バールとした
(表2参照)。
【0042】実施例  7(対照例) 実施例5と同様に行ったが、水素圧を1.3バールとし
、5%Pt/C触媒3gを使用した(表2参照)。
【0043】実施例  8 350gのメタノール、21.2g(0.15モル)の
2−フルオロニトロベンゼン、20gのH2SO4(9
8%)および2gのPt/C触媒(Pt含量1%)を先
ず1リットルのガラス掛けオートクレーブの中に導入す
る。
【0044】激しく撹拌しながらこの混合物を90℃に
加熱し、6バールのH2を注入する。
【0045】1時間後触媒を濾過し、回転蒸発器で反応
混合物を濃縮する。残留物に50mlのH2Oおよび7
0mlの10%NaOHを加え、この混合物を3回10
0mlのトルエンで抽出し、回転蒸発器でトルエン相を
濃縮し、生成物を蒸溜する。2−フルオロ−4−メトキ
シアニリンの収率:9.5g(理論収率の45%)。
【0046】
【表1】  表1(実施例1〜4) 実施例  H2の分圧  0−クレシ  m−トルイ 
 2−メチル−4−ア   反応時間  抽出物   
               ジン      ジン
      ミノフェノール        [バール
]   [%]       [%]       [
%]           [分]         
    1        8.0     59.3
      18.5       14.3    
        60      0   2    
   15.0     58.8      19.
7       14.0            1
5−30   0   3       25.0  
   54.5      23.8       1
5.3            10      0 
  4(対照)  0.5     56.3    
   6.5       13.6        
   510      8.5
【0047】
【表2】 表2(実施例5〜7) 実施例  H2の分圧  p−NH2−ア  o−NH
2−ア  p−NH2−フェ  アニリン  反応時間
                  ニソール  ニ
ソール  ノール                 
  (%)       (%)       (%)
       (%)      (分)      
5       20       66.4    
  12.1        9.2       1
0.2        35   6       1
0       64.9      11.6   
     8.6       12.9      
  60   7(対照)  1.3     56.
4      10.2        8.0   
    23.5       230   本発明の主な特徴及び態様は次の通りである。 1.硫酸およびC1〜C4−アルコールから成る反応媒
質中で、高温において芳香族ニトロ化合物を接触水素化
してパラ位を、C1〜C4−アルコキシ基で置換した式
【0048】
【化8】
【0049】式中、Aはベンゼンまたはナフタレン環を
表し、pはアミノ基に関しパラの位置を示し、R1およ
びR2は互いに独立に水素、C1〜C4−アルキル、C
1〜C4−アルコキシまたはハロゲンを表す、の芳香族
アミンを製造する方法において、式
【0050】
【化9】
【0051】式中、A、p、R1およびR2は上記意味
を有する、で表されるニトロ化合物を水素の分圧が1〜
100バールをなす高圧下において白金族金属から選ば
れた失活していない触媒の存在下に反応させる方法。
【0052】2.C1〜C2−アルコール、好ましくは
メタノールを含む反応媒質中で反応を行い、パラの位置
にC1〜C2−アルコキシ、好ましくはメトキシが置換
した芳香族アミンを製造する上記第1項記載の方法。
【0053】3.アルコールの量は芳香族ニトロ化合物
1モル当たり5〜100モル、好ましくは8〜80モル
、特に好ましくは10〜60モルである上記第1項記載
の方法。
【0054】4.硫酸の量は芳香族ニトロ化合物1モル
当たり0.8〜2.5モル、好ましくは0.9〜1.5
モル、特に好ましくは1〜1.3モルである上記第1項
記載の方法。
【0055】5.高温は50〜110℃、好ましくは6
0〜100℃、特に好ましくは70〜90℃である上記
第1項記載の方法。
【0056】6.水素の分圧は3〜100バール、好ま
しくは6バールより高く100バールまでである上記第
1項記載の方法。
【0057】7.式
【0058】
【化10】
【0059】式中、R1およびR2は互いに独立に水素
、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまた
はハロゲンを表す、のニトロベンゼンをメタノールまた
はエタノールの存在下において反応させ、式
【0060】
【化11】
【0061】式中、R1およびR2は上記意味を有する
、のp−メトキシ−またはp−エトキシアニリンを製造
する上記第2項記載の方法。
【0062】8.反応中かなり激しく反応混合物を循環
させる上記第1項記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  硫酸およびC1〜C4−アルコールか
    ら成る反応媒質中で、高温において芳香族ニトロ化合物
    を接触水素化してパラ位をC1〜C4−アルコキシ基で
    置換した式 【化1】 式中、Aはベンゼンまたはナフタレン環を表し、pはア
    ミノ基に関しパラの位置を示し、R1およびR2は互い
    に独立に水素、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ア
    ルコキシまたはハロゲンを表す、の芳香族アミンを製造
    する方法において、式 【化2】 式中、A、p、R1およびR2は上記意味を有する、で
    表されるニトロ化合物を、水素の分圧が1〜100バー
    ルをなす高圧下において、白金族金属から選ばれた失活
    していない触媒を存在下に反応させることを特徴とする
    方法。
JP3198269A 1990-07-20 1991-07-15 パラ位をc1〜c4−アルコキシ基で置換した芳香族アミンの製造法 Pending JPH04234347A (ja)

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DE4023056A DE4023056A1 (de) 1990-07-20 1990-07-20 Verfahren zur herstellung von in p-stellung durch c(pfeil abwaerts)1(pfeil abwaerts)-c(pfeil abwaerts)4(pfeil abwaerts)-alkoxysubstituierten aromatischen aminen

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