JPH04233998A - 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤 - Google Patents

潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤

Info

Publication number
JPH04233998A
JPH04233998A JP40856290A JP40856290A JPH04233998A JP H04233998 A JPH04233998 A JP H04233998A JP 40856290 A JP40856290 A JP 40856290A JP 40856290 A JP40856290 A JP 40856290A JP H04233998 A JPH04233998 A JP H04233998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
aluminum plate
saturated
esters
ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40856290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tanizawa
谷澤 康雄
Shoji Okamoto
岡本 昭治
Yasuo Imai
康夫 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Parkerizing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Parkerizing Co Ltd filed Critical Nihon Parkerizing Co Ltd
Priority to JP40856290A priority Critical patent/JPH04233998A/ja
Publication of JPH04233998A publication Critical patent/JPH04233998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工性並びにプ
レス加工後にアルミニウムの表面に残留した潤滑皮膜の
洗浄除去性に優れた潤滑処理アルミニウム板並びに該潤
滑皮膜の形成に適した潤滑処理剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム板のプレス加工用の
潤滑剤としてはプレス加工油が使われている。市販のプ
レス加工油は鉱油、合成油などを基油とし、それに油脂
と各種の潤滑添加剤と防錆添加剤を含有した高粘度の油
が使用されている。近年自動車の軽量化の要求のために
鋼板に替えてアルミニウム板の使用が試みられているが
、合金化され高強度化されたアルミニウム板は鋼板に比
べ加工性が劣るため、従来のプレス加工油では潤滑性能
が不足し、高加工度のプレス加工が出来ないという問題
がある。また、プレス加工は一般に連続加工で行なわれ
ており、工具と加工材料の摩擦熱、加工材料の塑性変形
に伴う発熱などにより工具温度が50〜80℃になるた
めに、鋼板に比べ吸着性の強いアルミニウム板を、この
様な状況のもとでプレス加工を行うと、加工後の残留油
膜の洗浄除去性が悪いといった問題もある。従って、優
れた潤滑性を持ち、洗浄除去性も優れる潤滑処理アルミ
ニウム板並びに該潤滑皮膜の形成に適した潤滑処理剤の
開発要望が生じてきたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のプレ
ス加工油を用いてアルミニウム板のプレス加工する場合
の低い潤滑性能、化学吸着の強さによる潤滑剤の洗浄除
去性の悪さといった問題を解決するためになされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の問
題点を解決し得る潤滑処理剤について研究し、特願平1
−272998を出願している。しかし更に検討を進め
た結果、下記の新たな知見を得るに至った。即ち、(1
)従来のプレス加工油の成形性能の低さは、プレス加工
油が液状であるためにプレス加工時の圧力により排除さ
れ、アルミニウム板の軟らかい表面と工具の硬い表面と
の間の摩擦力が増加し、プレス割れの問題が起こる。こ
のためアルミニウム板のプレス強加工用の潤滑は被加工
物と工具との接触を防ぐことの出来る常温で固型状態の
潤滑皮膜(以下潤滑皮膜と略称する)が適していること
。 (2)アルミニウム板のプレス加工に良好な固体潤滑皮
膜は季節による温度変化、プレス加工による工具温度の
上昇等を考慮にいれ、融点が好ましくは30℃以上、よ
り好ましくは40℃以上である必要がある。また洗浄除
去性、洗浄液の老化等を考慮すると融点は好ましくは8
0℃以下、より好ましくは70℃以下である必要がある
こと。この潤滑皮膜の融点と潤滑性及び洗浄除去性との
関係を脂肪族アルコールを例として実施例に示す試験評
価を行った結果を図1に示す。この図からも融点30℃
以下のアルコールでは潤滑性が劣り、融点80℃以上の
物は洗浄除去性が劣ること。 (3)プレス加工油のアルミニウム板に対する洗浄除去
性の悪さは、主にプレス加工油に含まれる成分物質の極
性基の影響である。このためアルミニウム表面に対する
極性基の影響を調査した結果潤滑成分中に含有する遊離
脂肪酸と不飽和結合の影響が大きく、水酸基、エステル
結合の影響が極めて小さいこと。従って影響度の大なる
遊離酸と不飽和結合とを持たないものが好ましいこと。 (4)従ってアルミニウム板に対する洗浄除去性の良い
潤滑剤は化学吸着力の強い遊離の脂肪酸の量である酸価
は好ましくは5以下、より好ましくは3以下である必要
があること。この潤滑皮膜の酸価と洗浄除去性との関係
を脂肪族アルコールに脂肪酸を添加して試験を行った結
果を図2に示す。この図からも皮膜の酸価は好ましくは
5以下、より好ましくは3以下であると洗浄除去性が優
れること。(5)従ってアルミニウム板に対する洗浄除
去性の良い潤滑剤は酸化重合、酸化分解により化学吸着
の原因となる不飽和結合の量であるヨウ素価が好ましく
は10以下、より好ましくは5以下である必要があるこ
と。この潤滑皮膜のヨウ素価と洗浄除去性との関係を飽
和脂肪族アルコールに不飽和脂肪族アルコールを添加し
て試験を行った結果を図3に示す。この図からも皮膜の
ヨウ素価は好ましくは10以下、より好ましくは5以下
であると洗浄除去性が優れること等を挙げることが出来
る。
【0005】以上の知見に基づいて更に検討を進めた結
果、アルミニウムの板材表面にネオ骨格を有するヒンダ
ードアルコール以外の多価アルコールと炭素数10以上
の高級脂肪酸との部分エステル又は飽和エステルであっ
てその化合物の融点が30℃以上であるエステル、飽和
多塩基有機酸と炭素数10以上の脂肪族アルコールとの
飽和エステルであってその化合物の融点が30℃以上で
あるエステル及び融点が30℃以上の脂肪族アルコール
から選ばれる1種又は2種以上の化合物を60%以上含
有し、かつ融点が30〜80℃、酸価が5以下並びにヨ
ウ素価が10以下である潤滑皮膜を形成させることによ
り、プレス成形性並びにプレス加工後に残留した潤滑皮
膜の洗浄除去性に優れた潤滑処理アルミニウム板が得ら
れることを見出すに至った。
【0006】本第1発明においては、アルミニウムの板
材表面への潤滑皮膜の形成方法及び該皮膜量について何
ら限定するものではないが、形成方法としてはロールコ
ーター、スプレー、カーテンフロー等を適用することが
出来、又皮膜量としては特に0.3〜3.0g/m2の
範囲が好ましい。この皮膜量の範囲で皮膜を形成させる
ためには、該皮膜形成に適用する潤滑処理剤は潤滑成分
のみから成るものでも可能であるが、潤滑成分を揮発性
石油系溶剤により希釈したものを塗布し、その後揮発性
石油系溶剤を揮発乾燥することにより作業性良く皮膜形
成させることが出来る。
【0007】このため本第1発明における潤滑皮膜を形
成するために、ネオ骨格を有するヒンダードアルコール
以外の多価アルコールと炭素数10以上の高級脂肪酸と
の部分エステル又は飽和エステルであってその化合物の
融点が30℃以上であるエステル、飽和多塩基有機酸と
炭素数10以上の脂肪族アルコールとの飽和エステルで
あってその化合物の融点が30℃以上であるエステル及
び融点が30℃以上の脂肪族アルコールから選ばれる1
種又は2種以上の化合物を60%以上含有し、かつ融点
が30〜80℃、酸価が5以下並びにヨウ素価が10以
下である潤滑成分を20〜100%含有し他の成分が揮
発性石油系溶剤であることを特徴とするアルミニウム板
用潤滑処理剤を完成するに至った。
【0008】
【組成の説明】先ず本第1発明における潤滑皮膜に関し
て説明する。先ず皮膜成分の1つとして、ネオ骨格を有
するヒンダードアルコール以外の多価アルコールと炭素
数10以上の高級脂肪酸との部分エステル又は飽和エス
テルであってその化合物の融点が30℃以上であるエス
テルについて説明する。
【0009】前述のネオ骨格を有するヒンダードアルコ
ール以外の多価アルコールとしては、2価アルコールと
してエチレングリコール、プロピレングリコール等のグ
リコール等が挙げられ、またグリコールのポリエーテル
も2価のアルコールとして挙げられる。3価のアルコー
ルとしてグリセリン等が挙げられ、6価のアルコールと
してソルビット、マンニット等が挙げられる。またグリ
セリンのポリエーテルもネオペンチル骨格を有さない多
価アルコールとして挙げられる。使用される多価アルコ
ールはヨウ素価を下げる必要から、不飽和結合のないも
のでなければならない。ネオ骨格を有するヒンダードア
ルコール以外の多価アルコールに限定した理由は前述の
特願平1−272998に示すように、ネオ骨格を有す
るヒンダードアルコールのエステルでは水酸基価が10
以下、融点が50℃以下でないと洗浄除去性が劣ること
にある。
【0010】次に炭素数10以上の高級脂肪酸として具
体的にはカプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、牛脂脂肪酸、ヤシ油脂肪酸等
が挙げられるが、ヨウ素価を下げる必要から不飽和脂肪
酸は水素添加等を行い飽和脂肪酸とすることが必要であ
る。高級脂肪酸の炭素数が10以上に限定した理由は、
炭素数10未満の脂肪酸のエステルでは潤滑性が劣って
いるためである。この脂肪酸の炭素数と潤滑性の関係を
グリセリンの飽和エステルを例として試験した結果を図
4に示す。この図からも脂肪酸の炭素数が10以上のエ
ステルは潤滑性が優れていることがわかる。
【0011】次に皮膜成分の1つとして挙げられる飽和
多塩基有機酸と炭素数10以上の脂肪族アルコールとの
飽和エステルで融点が30℃以上のエステルについて説
明する。前記の飽和多塩基有機酸として具体的にはシュ
ウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、水素添加ダ
イマー酸等が挙げられる。次に脂肪族アルコールとして
具体的にはカプリルアルコール、ラウリルアルコール、
ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、牛脂アルコール、ヤシ油アルコール等が挙
げられるが、ヨウ素価を下げる必要から不飽和アルコー
ルは水素添加等を行い飽和アルコールとすることが必要
である。飽和有機酸に限定した理由は、可能な限りにお
いてヨウ素価を下げるためであり、飽和エステルとした
理由は、未反応の遊離脂肪酸をなくして可能な限り酸価
を下げるためである。また脂肪族アルコールの炭素数1
0以上とした理由は、炭素数10未満のアルコールのエ
ステルでは潤滑性が劣っているためである。この脂肪族
アルコールの炭素数と潤滑性との関係をコハク酸の飽和
エステルを例として試験した結果を図5に示す。この図
からも脂肪族アルコールの炭素数が10以上のエステル
は潤滑性が優れていることがわかる。
【0012】次にもう1つの皮膜成分として挙げられる
ものは融点が30℃以上の脂肪族アルコールがあり、こ
れについて説明する。この脂肪族アルコールとして具体
的にはミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、牛脂アルコール、ヤシ油アルコール
等が挙げられるが、ヨウ素価を下げる必要から不飽和ア
ルコールは水素添加等により飽和アルコールとすること
が必要である。
【0013】本第1発明に於ける潤滑皮膜は、以上説明
した3種類の皮膜成分の1種又は2種以上の化合物を6
0%以上含有しているものであって、60%以上とした
理由は、60%未満だとプレス加工時に潤滑不良を起こ
すためである。この皮膜成分中の化合物の含有比率と潤
滑性との関係を脂肪族アルコールにパラフィンワックス
を添加したものを例として試験した結果を図6に示す。 この図からも潤滑成分が60%以上含有していると潤滑
性が良好であることがわかる。
【0014】上記成分以外の40%未満の成分としては
、上記以外のエステル、アルコール、鉱物油、パラフィ
ンワックス等の希釈剤、或は潤滑性向上を目的としたリ
ン酸エステル、硫黄化合物等に代表される極圧添加剤、
潤滑剤の酸化劣化防止を目的としたジターシャルブチル
パラクレゾールに代表される酸化防止剤、防錆性を目的
とした石油酸化物のバリウム塩等に代表される防錆添加
剤等の添加剤が挙げられ、これ等の物質から任意に選ん
で使用することが出来る。しかしながら潤滑皮膜は、融
点が30〜80℃、酸価が5以下並びにヨウ素価が10
以下の条件を満たさなければならない。
【0015】次に本第2発明における潤滑処理剤につい
て説明する。本潤滑処理剤に含まれる潤滑成分に関して
は本第1発明において説明した通りであり、潤滑成分の
含有量は20〜100%である。次に他の成分として8
0%未満配合し得るものは揮発性石油系溶剤であり、具
体的にはケロシン(灯油)、ソルベントパラフィン等が
挙げられる。本潤滑処理剤が揮発性石油系溶剤を80%
以上含有してはならない理由は、石油系溶剤を80%以
上含有させるとプレス加工の潤滑に必要な皮膜量の5倍
量以上の潤滑剤を塗布する必要があり、乾燥前に付着む
らや液流れ等が起こり均一な皮膜を形成させることが困
難であるからである。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の潤滑処理アルミニウム板の
実施例と比較例を挙げこれらを表にしてその効果を説明
する。
【0017】試験方法 (1)試験片の作成 試験板として、アルミニウム合金板JIS−H4000
−A5052P(板厚0.8mm)を使用し、アセトン
溶剤脱脂により表面の油を除去し、ケロシン(灯油)で
50%に希釈した潤滑皮膜組成物をロールコーターにて
塗布後、ケロシンを熱風にて揮発除去した。皮膜量は0
.5g/m2に調整した。なお市販のプレス加工油及び
液状物については希釈せずにそのまま付着量2.0g/
m2塗布した。 (2)潤滑性試験(深絞り試験) a.試験板の寸法:90mmφ b.ダイス径:42,5mm c.ポンチ径:40.0mm d.ダイス、ポンチの肩半径:4mm e.絞り速度:400mm/min f.しわ押え荷重:1000kgf g.試験温度:RT  28℃ h.判定:下式の絞り率で行った。 絞り率%=(1−D/D0)×100 D0 :試験前の試験片の直径 D  :試験後の試験片の直径 評価    絞り率(%) ◎      20%以上 ○      15〜20% △      10〜15% ×      10%以下 (3)洗浄除去性試験(脱脂試験) a.試験片の寸法:70mm×150mmb.試験片の
調整:各試験片に潤滑処理後、温度50℃、相対湿度9
5%の恒温恒湿試験機中に、7日間放置経時し、試験材
とした。 c.脱脂剤:商品名  ファインクリーナーL4480
(日本パーカライジング(株)製) d.濃度:18g/l e.温度:40℃ f.時間:完全静止浴に3分 g.判定:脱脂後の試験片を30秒流水中で水洗した後
、30秒間静止後の水 濡れ面積比率(%)で評価した。 評価  水濡れ面積比率(%) ◎  100% ○  90%以上100%未満 △  80%以上90%未満 ×  80%未満 表1に実施例14種類,表2に参考例として特願平1−
272998に示す実施例2種類、表3に比較例10種
類での試験結果を示した。表1の試験No.1〜4にネ
オ骨格を有するヒンダードアルコール以外の多価アルコ
ールと高級脂肪酸の部分エステルの例、No.5にネオ
骨格を有するヒンダードアルコール以外の多価アルコー
ルと高級脂肪酸の飽和エステルの例、No.6〜8に飽
和多塩基有機酸と脂肪族アルコールとの飽和エステルの
例、No.9,10に脂肪族アルコールの例、No.1
1,12に2種、3種の混合の例、No.13,14に
希釈の例を示した。この表より、明らかなように本発明
の潤滑剤は潤滑性、洗浄除去性ともに従来技術に比べ優
れていることがわかる。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により乗用
車の軽量化を検討している自動車産業等に潤滑性並びに
洗浄除去性に優れた潤滑皮膜を形成したアルミニウム板
並びに該潤滑皮膜を形成させるために適した潤滑処理剤
を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図1は潤滑皮膜の融点と潤滑性および洗浄除去性の関係
の例の図、 図2は、潤滑皮膜の酸価と洗浄除去性の関係の例の図、
図3は潤滑皮膜のヨウ素価と洗浄除去性の関係の例の図
図4は脂肪酸の炭素数と潤滑性の関係の例の図、図5は
脂肪族アルコールの炭素数と潤滑性の関係の例の図、 図6は潤滑皮膜中の潤滑化合物の成分比率と潤滑性の関
係の例の図、 である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム又はアルミニウム合金(以下
    アルミニウムと略称する)の板材表面に、ネオ骨格を有
    するヒンダードアルコール以外の多価アルコールと炭素
    数10以上の高級脂肪酸との部分エステル又は飽和エス
    テルであってその化合物の融点が30℃以上であるエス
    テル、飽和多塩基有機酸と炭素数10以上の脂肪族アル
    コールとの飽和エステルであってその化合物の融点が3
    0℃以上であるエステル及び融点が30℃以上の脂肪族
    アルコールから選ばれる1種又は2種以上の化合物を6
    0%(重量%以下同じ)以上含有し、かつ融点が30〜
    80℃、酸価が5以下並びにヨウ素価が10以下である
    潤滑皮膜を形成したことを特徴とする潤滑処理アルミニ
    ウム板。
  2. 【請求項2】ネオ骨格を有するヒンダードアルコール以
    外の多価アルコールと炭素数10以上の高級脂肪酸との
    部分エステル又は飽和エステルであってその化合物の融
    点が30℃以上であるエステル、飽和多塩基有機酸と炭
    素数10以上の脂肪族アルコールとの飽和エステルであ
    ってその化合物の融点が30℃以上であるエステル及び
    融点が30℃以上の脂肪族アルコールから選ばれる1種
    又は2種以上の化合物を60%(重量%以下同じ)以上
    含有し、かつ融点が30〜80℃、酸価が5以下並びに
    ヨウ素価が10以下である潤滑成分を20〜100%含
    有し他の成分が揮発性石油系溶剤であることを特徴とす
    るアルミニウム板用潤滑処理剤。
JP40856290A 1990-12-28 1990-12-28 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤 Pending JPH04233998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40856290A JPH04233998A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40856290A JPH04233998A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04233998A true JPH04233998A (ja) 1992-08-21

Family

ID=18518002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40856290A Pending JPH04233998A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04233998A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5761941A (en) * 1994-12-22 1998-06-09 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Lubricant composition for cryogenic forming of aluminum or aluminum alloy sheets
JP2012052108A (ja) * 2010-08-04 2012-03-15 Nippon Steel Corp アルミニウム合金板の温間成形用潤滑油、アルミニウム合金板及びその温間成形方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832695A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 Miyoshi Oil & Fat Co Ltd 金属加工用潤滑剤
JPS58187493A (ja) * 1982-04-28 1983-11-01 Nippon Oil Co Ltd 金属加工用潤滑剤
JPS62181394A (ja) * 1985-12-06 1987-08-08 アルカン・インタ−ナシヨナル・リミテツド プレス成形用潤滑組成物及びプレス成形方法
JPH05501427A (ja) * 1989-10-31 1993-03-18 アルカン・インターナショナル・リミテッド 無ステイン性固体潤滑剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832695A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 Miyoshi Oil & Fat Co Ltd 金属加工用潤滑剤
JPS58187493A (ja) * 1982-04-28 1983-11-01 Nippon Oil Co Ltd 金属加工用潤滑剤
JPS62181394A (ja) * 1985-12-06 1987-08-08 アルカン・インタ−ナシヨナル・リミテツド プレス成形用潤滑組成物及びプレス成形方法
JPH05501427A (ja) * 1989-10-31 1993-03-18 アルカン・インターナショナル・リミテッド 無ステイン性固体潤滑剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5761941A (en) * 1994-12-22 1998-06-09 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Lubricant composition for cryogenic forming of aluminum or aluminum alloy sheets
JP2012052108A (ja) * 2010-08-04 2012-03-15 Nippon Steel Corp アルミニウム合金板の温間成形用潤滑油、アルミニウム合金板及びその温間成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0917559B1 (en) Waterborne lubricant for the cold plastic working of metals
US5761941A (en) Lubricant composition for cryogenic forming of aluminum or aluminum alloy sheets
EP0227360B1 (en) Lubricating composition and method
US4113635A (en) Rust-proof lubricant compositions
JPH0747756B2 (ja) 金属の冷間塑性加工用水系潤滑処理液
US3124531A (en) Metal working lubricant
JP2002146380A (ja) アルミニウムdi缶用成形加工潤滑剤組成物および該潤滑剤組成物を用いたアルミニウムdi缶成形加工方法
CN1082085C (zh) 一种挥发型金属加工润滑油
US2151353A (en) Composition for treating ferrous metals
US6107260A (en) Aluminium or aluminium alloy moulding process lubricant, and aluminium or aluminium alloy plate for moulding processes
CA1203436A (en) Method for drawing aluminum and other soft metals
JPH04233998A (ja) 潤滑処理アルミニウム板並びにアルミニウム板用潤滑処理剤
US2662836A (en) Preparing metal surfaces for drawing operations
JPS6324037B2 (ja)
US5091100A (en) Fatty triglyceride-in-water solid film high temperature prelube emulsion for hot rolled steel
JPH06108079A (ja) ブリキ用冷間圧延油
US3031749A (en) Metal lubricant
JPH06330077A (ja) アルミニウム及びアルミニウム合金の極低温加工用潤滑剤及び極低温加工方法
US2935432A (en) Metal treatment
US3192619A (en) Lubricant coating composition and method of cold forming metals
US2196101A (en) Lubricating oil
JP2984026B2 (ja) 金属加工油剤及び金属加工方法
JPH0718284A (ja) アルミニウム系板材プレス加工用潤滑油
JP2957026B2 (ja) 鋼板の冷間圧延用潤滑油
JPS63162792A (ja) 水系潤滑油組成物