JPH04233616A - 静電放電ノイズ防止装置および方法 - Google Patents

静電放電ノイズ防止装置および方法

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JPH04233616A
JPH04233616A JP3191422A JP19142291A JPH04233616A JP H04233616 A JPH04233616 A JP H04233616A JP 3191422 A JP3191422 A JP 3191422A JP 19142291 A JP19142291 A JP 19142291A JP H04233616 A JPH04233616 A JP H04233616A
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power supply
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electrostatic discharge
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/005Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection avoiding undesired transient conditions

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子デバイスおよび該
電子デバイスに接続されているデータバスに影響を及ぼ
す静電放電(ESD)ノイズを防止するための、電子デ
バイス用ノイズ防止方法および回路に関する。
【0002】ESDが抱える問題の多くは、静電帯電さ
れた人体が電子デバイス、そのシャシかまたは外部ケー
ブルに触れ、放電電流をアースに流すこによって惹き起
こされる。例えば、テープカセット、カートリッジまた
はディスケットがデータ記憶デバイス内に挿入されてい
るとき、この問題を解決することは困難である。このよ
うなデバイスは通例、サブアッセンブリーとしてコンピ
ュータシャシに組み込まれている。
【0003】放電事象の期間中、1ナノ秒より短い時間
、数十アンペアが流れる可能性がある。電磁波は、シャ
シおよびデバイスから出ているケーブルにおいてアース
に向かって伝搬する。必然的に生じる非常に高い周波数
のため、ESD問題を解決する従来技術の多くは、電子
デバイスを適当にシールドすることおよび接地すること
に向けられていた。結合方法は次の4つ、すなわち直接
導電、2次電弧、電界結合および磁界結合に分類するこ
とができる。回路と結合している電界に関連した問題を
解決するために、シャシアースに関して信号アースをフ
ローティングしないことまたは電子デバイスに対するシ
ャシアースに無関係に外部アース接続部を設けないこと
が望ましい。それ故に種々の接地形式が、シャシ内部の
デバイスに対して屡々使用される。磁気結合に関する問
題を解決するために、通例シールドすることが望まれる
。しかしながら、データバスのために使用されるケーブ
ルに対して、この種々の接地形式が原因となる問題が生
じる。データバスケーブルの両端の信号アースがシャシ
に接続されているとき、アースループが形成される。 その場合、シャシ電位が両端において異なっているかま
たは磁気結合のためループ内に電圧が誘起されると、ノ
イズ電流が流れる可能性がある。従来の研究として次の
ものが参考になる。Ott, H.W., “Nois
e Reduction Techniques in
 Electronic Systems”, 2nd
 ed. John Wiley & Sons, N
ew York, 1988; および Hewlet
t Packard Course No. HP 1
1949A; “Designing for Ele
ctromagnetic Compatibilit
y”, Application Support D
ivision, Mountain View, C
A, U. S. A., 1989 。データバスの
ESD保護を、フェライト管または信号ケーブルの回り
のクランプされたフェライトピースを使用することによ
って実現できることが従来より知られている。このため
には、Murakami, Yuichi, JEEJ
ournal of Electronic Engi
neering, Vol. 18, No. 174
, July 1981, 第49頁、図8;および 
Hewlett Packard Course No
. HP 11949A, supra が参考になる
【0004】この場合このようなフェライト素子はコモ
ンモードインダクタとして機能する。
【0005】このようなデータバス保護方式に関する問
題は2つの部分に分けることができる。第1に、使用さ
れるコモンモードインダクタの漏れインダクタンスのた
め、差分信号電流の高周波成分は、コモンモードインピ
ーダンスが著しく高ければ、減衰されるかもしれない。 それ故にノイズに対して申し分ない保護を実現すること
は非常に難しい。第2に、データバスは典型的には50
程の多くの信号およびアース線から成りかつこれらすべ
ての信号に対するコモンモードインダクタは非常に高価
になる。別の例によれば、ケーブルの周りのフェライト
クランプ材を使用しているが、それらは高価な部品とな
り易い。
【0006】ここで、コモンモードインダクタに対して
別の形式の使用法が存在することを述べる。それらは、
電導され、放射された電磁ノイズがケーブルを介してデ
バイスから離れることを防止するために使用することが
できる。例えば、Siemens Aktienges
ellshaft, “EMC EMI Suppre
ssion Components, Filters
”, Data Book1987/88 が参考にな
る。信号線に対して、漏れインダクタンスは、ケーブル
上に伝送された差動信号波形の帯域幅を制限するために
も利用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パル
スの形式にしかも特発的にしか生じないが、重大なノイ
ズ電流を形成するおそれがある静電ノイズ放電を、簡単
かつコストのかからない方法で確実に制御することがで
きるようにした、電子デバイスに対するノイズ防止装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】実験室での研究において
、強い、主に誘導的な、電磁結合は、通例電子装置内に
含まれている、シャシアースとDC電源との間に存在す
ることがわかった。その理由は、電源が必ず、AC電源
ケーブルのアース線がシャシに接続されているところの
近傍に配設されていること、また電源内にあるインダク
タまたは変圧器の漏れインダクタンスが結合路を形成す
ることにある。ESD電流は電源ケーブルを介してシャ
シを出る前にここに集中するので、結合ノイズは非常に
強くなることになる。
【0009】本発明によれば、重要なESD問題は、D
C電源に対する結合から派生すること、かつ多様なアー
スループは、DC電源の線路、障害が生じる可能性があ
る電子デバイスにおける局部アースに対する結合、更に
信号が障害を受けているデータバスを介して、かつバス
およびアースまたは同じ信号バスに接続されているその
他のデバイスの接続部を介して再び戻って、シャシ間に
形成されることが認められている。電界結合または2次
電弧を回避するために、信号アースまたはデータバスア
ースはシャシアースに接続されている。それ故に本発明
のESD保護方法および装置は、有利にはそれらのコア
を飽和することなしに動作するコモンモードインダクタ
を挿入しかつそれらを最も効果的であるところ、すなわ
ちDC電源それ自体の中、DC電源接続部の中、または
電子デバイスにおけるDCコネクタの丁度後ろに配設す
ることによって高周波アースループを遮断することから
成る。測定の結果は、本発明の方法および装置により従
来より知られているバス保護方法に比べて著しい改善が
実現されたことを示している。コモンモードインダクタ
のコアの飽和は、コモンモードインダクタにおける電源
電流および帰還電流を等しくしかつDCアース電流が電
源と電子デバイスとの間のシャシを流れないようにする
ことによって有利な方法で防止される。
【0010】
【実施例】図1には、本発明による静電放電ノイズ防止
方法および装置の第1の実施例が示されている。参照番
号10は、アース記号21および22とともに示されて
いる共通のシャシ1内に収容された直流電源である。上
記のアースはこの直流電源と接続され、これによりこの
ような共通のシャシにアースされていることが示されて
いる。もちろん、破線で示された101と102のよう
な2つの別個のシャシが設けられている場合には典型的
には、破線で示されたアース接続線100がそれらの間
に設けられる。しかしこのアース線100を省略しても
よい。電力ユニット自体は参照番号14で示されている
。典型的にはこの電力ユニット14内には線形トランス
またはスイッチングトランスが設けられている。電力ユ
ニット14の正の出力側は、導線9を介して電子機器1
3の電力入力ピンと接続されている。直流電流は、図示
されていない負荷を介して電子機器13の信号用アース
”SGND”へ導かれ、ピン20を介して出力される。 信号用アースSGNDはシャシアースとは別個のもので
もよく、例えばシャシ1内に取り付けられたプリント回
路基板上の金属箔とすることができる。シャシアース接
続部22が導線8と接続されていなければ、直流電流は
ピン20から導線8を介して電力ユニット14の負の側
へ帰還する。直流電源10と電子機器13との間に、そ
れぞれ等しい巻回数でかつ同じ方向で共通のコア18上
に巻かれた巻線16および17を備えたコモンモードイ
ンダクタ15が挿入接続されている。2つのコネクタア
センブリが参照番号11および12として示されており
、これによりインダクタ15を直流電源10と電子機器
13の間に簡単に挿入接続することができる。通常、電
子機器13のシャシアース21は、リボンデータケーブ
ルまたは信号ケーブル内の多重アース線を介して、電子
機器13と類似の他の機器へ導かれている。この構成は
図7に詳細に示されている。
【0011】インピーダンス、自己共振周波数、サイズ
およびコストを考慮してコモンモードインダクタを最適
化させるために、電流”I”と”Ir”とは等しくすべ
きである。したがって導線8を22にてアース接続すべ
きではない。導線8が22と接続された場合、図1にお
いて破線で示されたアース電流”Ig”が電流”Ir”
から減じられるので、Ir<Iとなり、コア18が飽和
する危険がある。コア18が飽和すると、機器は波面に
対して意図されたコモンモードインピーダンスを得られ
なくなる。一般に市販されている電源は、アース接続部
22のためであり帰還導線のためでないオプションを備
えている。このオプションは開放位置で示されたスイッ
チ70により示されている。アースされた帰還導線の使
用を強いられている場合、例えばこれが既に装置内に設
計されているのならば、(プリント回路基板の金属箔上
のような)信号用アース”SGND”とシャシアース接
続部21の間に抵抗”Y”を挿入接続すべきであり、あ
るいは別個の信号用アースが設けられていない場合には
、電子機器13における直流電流帰還線路20と、21
におけるシャシアースとの間に、抵抗”Y”を挿入接続
すべきである。この抵抗が数オームのオーダの小さな値
を有していれば、ほぼすべての帰還電流は導線8へ戻り
、コア18は飽和しない。何故ならば巻線16と17の
典型的な直流抵抗は0.01Ω以上の範囲にあるからで
ある。
【0012】静電放電ノイズ電流が流れる交流幹線アー
ス接続部は、シャシアース接続部22近傍に位置する。 迅速に変化する著しく強い磁界により、22、並列に接
続された導線9および8から成るループ内に高い電圧パ
ルスが誘導される。これは15を介して20および”S
GND”へ導かれ、さらに19および減結合コンデンサ
”X”を介して”SGND”へも、さらにはシャシアー
ス接続部21へも導かれ、再び第1のシャシアース接続
部22へ戻る。コモンモードインダクタ15は波面に対
して高いインピーダンスを有しており、大きなノイズ電
流が前記ループ内に流れるのを阻止する。
【0013】すべての機器が同じシャシ内に収容されて
いる場合、つまり例えば22と21とが、実線のブロッ
クにより示されているような同じ共通のシャシ上に物理
的に別個に配置された接続部である場合、コモンモード
波を局部的なものとみなすことができる。しかしインダ
クタ15は、放電励振後に生じる、典型的には比較的低
いMHzの範囲の低い周波数の振動に対して高いインピ
ーダンスを有するようにも設計されている。単純なモデ
ルを用いてこの振動を説明することができる。即ち、メ
インケーブル中のアース線は、抵抗と直列のインダクタ
ンスとして表わされ、この回路は、シャシにおける充電
を擬似的に表わすシャシから外部のアースへのキャパシ
タンスと並列である。したがってこの装置は、放電パル
スにより励起されたときに、外部のアースに関して防止
された振動を表わす。外部のアース接続部が、例えばプ
リンタケーブルまたはローカルエリアネットワークケー
ブルを介して、内部のアース点21と接続されていれば
、コモンモード波と振動電流とはそれらの導線内で発生
する。静電放電ノイズからの保護のためにここで開示さ
れている本発明による方法および装置は、比較的低いM
Hzの範囲におけるこれらの振動電流を防止するために
とりわけ適している。何故ならばコモンモードインダク
タの自己共振周波数を、振動が発生するこの周波数範囲
に簡単に設定できるからである。
【0014】図1には第2のループ、即ち差動ループが
存在する。この場合、帰還導線8が22にアースされて
いなければ、このループには直流電流が流れる。このル
ープは9から16を介して19へ至り、さらに減結合コ
ンデンサ”X”を介して”SGND”および20へ至り
、17および8を介して電源14へ帰還する。放電発生
中、差動電圧はこのループ内にも誘導される。通常、こ
の電圧はコモンモード電圧よりもはるかに小さい。何故
ならばこの差動ループはコモンモードループよりもはる
かに小さいからである。コイル16および17ならびに
減結合コンデンサ”X”の漏れインダクタンスによりこ
の差動電圧は弱められる。この後者のループへの磁気的
な結合も、導線8および9をいっしょに撚り合わせるこ
とによりできる限り小さくすることができる。
【0015】図2には、図1に用いられた静電放電ノイ
ズ防止コイルが示されている。コモンモードインダクタ
15は、電源ユニット10と電子機器13との間に挿入
接続されている。これらのユニットは、実線で示された
1つの共通のシャシ構成体内に収容されている。インダ
クタ15を電源ユニット10の一部として、あるいは電
子機器13の一部としても構成できることは自明である
。電源ユニット10の一部とする場合、ユニット10内
のコモンモードインダクタの実際の位置に関して、静電
放電シャシ電流からの磁気結合を回避することおよび1
5の漏れインダクタンスに対して細心の注意を払う必要
がある。また、著しく低い容量結合を保証するように注
意を払う必要もある。
【0016】図2には、リング形状のコアまたはトロイ
ダルコアの各半部に配置された巻線16および17が示
されている。この場合、巻線16と17との間で、典型
的には0.8である結合係数が得られ、これにより差動
モードの効果的な減衰のために十分な漏れインダクタン
スが供給される。コモンモードの減衰に重点をおく必要
がある場合には、コイル16および17を2本巻の一部
分とするよう考慮すべきである。これにより巻線16と
17のいっそう強固な結合が得られる。さらに、コア1
8の高周波の性能を高める目的で、インダクタ15の入
力側と出力側との間に低いキャパシタンスの経路が提供
されるように特別の注意を払うべきである。他の形式の
コアであっても同様にコモンモードインダクタを形成す
るために使用することができる。
【0017】図3には、本発明による静電放電ノイズ防
止方法および装置の第2の実施例が示されている。参照
番号23は、多くのコンピュータシステムに典型的に設
けられている電源モジュールである。この電源モジュー
ルは、出力側39と帰還入力側40とを備えた+5Vの
電源35と、出力側42と帰還入力側41とを備えた+
12vの電源36とを有している。この実施例の場合、
電源ユニット23内において、帰還入力側40と41は
互いに接続されていないが、いくつかの電源が設けられ
ている場合には、破線4で示されているように、それら
を互いに接続することもできる。図1の場合と同様、開
放されたスイッチ5により示されているように、帰還導
線40と41はシャシと接続されていない。しかしいく
つかのケースでは、このような接続部38も既に設けら
れている。このことはスイッチ5が閉じられていること
により表わされる。これは電源モジュール23からの電
磁放射を低減するために設けられている。電源モジュー
ル23と電子機器26との間に、それぞれコア29上の
巻線30/31とコア32上の巻線33/34とから成
る2つのコモンモードインダクタ27、28が挿入接続
されている。参照番号24および25としてコネクタア
センブリが示されているが、この場合、第1の実施例の
ようにコモンモードインダクタは同様に、細心の注意を
払うならば電源ユニット23の側に同様に配置され、よ
り有利にするならば電子機器26の側に配置される。電
子モジュール26内部では、帰還導線”I1r”と”I
2r”は、ほとんど常に相互に結合されなければならな
い。つまりこれらの帰還導線は、モジュール26内で信
号用アース”SGND”と接続されている。図1の実施
例に関して述べたように、シャシ接続部37はモジュー
ル26における信号用アース”SGND”に対して、図
示されているように直接設けられるか、あるいは26と
類似のサブアセンブリと接続されたデータケーブルまた
は信号ケーブルの多重アース線を介して設けられる。コ
モンモードループの理解を容易にする目的で、減結合コ
ンデンサ”X”および”Z”は、電子機器26内に示さ
れている。この場合、実際の直流負荷は示されていない
。任意に設けることのできる低い値の抵抗”Y”は、電
源ユニット35および36の帰還導線がシャシ38と接
続されている場合(閉成されたスイッチ5により表わさ
れる)のために示されている。この抵抗の目的は、第1
の実施例の場合と同じである。つまり直流電流”Ig”
を低減し良好な近似でI1r=I2rを実現するためで
ある。
【0018】第1の実施例と同様にすべてのユニットを
、実線7で示されており参照番号37および38のアー
ス記号を有する1つのシャシ内に収容できることは自明
である。択一的に、アース線200を有する別個のシャ
シ201、202を設けることもできる。
【0019】第1の実施例を理解すれば、第2の実施例
の動作および防止状態は容易に理解される。したがって
図中で破線4により示されているような、電源モジュー
ル23にて帰還導線40と41とが互いに接続される場
合に関する重要な説明以外はここでは詳細には述べない
。帰還導線40および41を相互に接続するのは、既に
装置内に設計されている多くの電源が設けられている場
合である。このケースの場合、巻線31および33の直
流抵抗を等しくすることに細心の注意を払う必要がある
。27および28はコモンモードインダクタの1つの大
きな製造バッチから任意に選択されるかまたは異なる複
数個の製造バッチから取り出されるため直流抵抗を等し
くするのは非常に困難であるので、通常、電流”I1r
”および”I2r”は異なるようにして、巻線31およ
び32の実際のコンダクタンスにしたがってこれらの巻
線を分割するように構成する。それ故図3の実施例が用
いられる場合、40と41との間の直流接続が行なわれ
ないようにする必要があり、したがって破線4で示され
た接続がなされないようにすべきである。このような分
離に留意すれば、たとえ2つのインダクタの自己共振周
波数のふり分けのためにその設計において最大の自由度
がなくても、インピーダンスレベルおよび直流抵抗に関
して2つのコモンモードインダクタを自由に最適化する
ことができる。
【0020】図4には、図3の実施例で用いられた静電
放電ノイズ防止コイル27および28が示されている。 参照番号29および32はフェライトコアであり、これ
らのコアの上には、I1=I1rとI2=I2rである
場合にだけ、電流I1/I1rおよびI2/I2rによ
り生じる磁界がそれぞれのコアにおいて打ち消されるよ
うに、巻線30/31および33/34が巻回される。 前記のことに細心の注意が払われる場合にはコンポーネ
ント27および28を同じように電源ユニット23内に
配置することができ、あるいはコンポーネント27およ
び28を電子機器26内に配置することができることは
自明である。
【0021】図5には、多数の電源のための第3の好適
な実施例による静電放電ノイズ防止方法および装置を示
す図である。図3の実施例とは異なり、実線3で示すご
とく帰還導線56と57とを互いに自由に接続すること
ができる点で、第2の実施例よりも改善されている。直
流のシャシ電流Igがゼロであれば、つまりシャシ接続
部54が帰還導線56および57と接続されておらず、
I1+I2=I1r+I2rであれば、コア48は直流
磁界により飽和せず、あるいはほとんど飽和せず、本発
明による最大の利点が得られる。電源側における帰還導
線56および57のシャシ接続部54と接続させておく
必要がある場合には、第1の実施例に関して説明したよ
うに、信号用アース”SGND”とシャシ接続点53と
の間に低い値の抵抗”Y”を挿入接続することにより、
直流シャシ電流Igを最低限に抑えることができる。図
示された導線55、56、57、58だけでなくユニッ
ト43、44、47、45、46を、参照番号53、5
4の付されたアース記号とともに示されている同じシャ
シ内にすべて収容されることは自明である。択一的に、
アース接続線300と接続された別個のシャシ301お
よび302を設けることもできる。また、例えばプリン
タケーブルまたはローカルエリアネットワークケーブル
を介した外部のアースへの接続を行なうこともできる。 したがってこのような接続により、主電源のアースケー
ブルとの外部のアースループを形成することができる。 その際この主電源は、安全性の見地から、通常、接続点
54にてシャシと接続しなければならない。
【0022】図5の参照番号43は電源モジュールであ
る。このモジュールは2つの電力ユニット59および6
0を有しており、これらのユニットはそれぞれ+5ボル
トと+12ボルトの電圧を供給する。他の電圧レベルを
使用できることは自明である。また、磁気フェライトコ
ア48に多数の巻線の組みが設けられている場合には、
多数の電力ユニットを用いることもできる。+5Vの電
源ユニット59からの導線55および56は、コネクタ
44を介しそれぞれコア48上の巻線49および50を
通って他のコネクタ45へ導かれ、さらに電子機器46
へ導かれる。導線55には電流I1が流れ、この電流は
信号用アース”SGND”へ戻る。同様に、導線58お
よび57は、コネクタ44を介してそれぞれコア48上
の巻線52および51と接続されており、コネクタ45
を介して電子機器46へ導かれる。導線58には電流I
2が流れ、この電流は図示されていない負荷を介して信
号用アース”SGND”へ導かれる。これらの直流帰還
電流I1rおよびI2rは、いくつかの実際の装置では
低い値の抵抗”Y”を流れるようにしてもよい小さな電
流Igを除いて、巻線の直流コンダクタンスにしたがっ
てそれらの巻線50および51との間で分離される。し
かし4つの巻線49、50、51、52はすべてコア4
8上で同じ方向に巻回されているので、電流Igがゼロ
または無視できるほど小さいと仮定すれば、I1+I2
=I1r+I2rの場合、電流I1rを電流I1と等し
くする必要はなく、さらに電流I2rを電流I2と等し
くする必要はない。
【0023】第1の実施例のために説明したように、コ
モンモードインダクタ47の目的は、高い周波数に対す
るコモンモードインピーダンスのレベルが高い場合に、
静電放電発生中に生ずる、シャシ内部のアース電流と外
部のアース電流の両方の流れを阻止するためである。コ
モンモードインダクタ47は、放電波形の波面に対して
と、さらに第1の実施例のために説明したように通常比
較的低いMHzの範囲内である外部のアース電流の振動
波形との両方に対して著しく効果的である。また一般的
に、導線55、56、57、58は相互に撚り合わせら
れており、ループに対して最も強い磁気結合の生じる電
源側のシャシアース接続点54において始まるメインの
シャシ内部アースループを考慮することができる。この
ループは+5Vの経路と+12Vの経路との並列接続か
ら成る。即ちA)55/56と直列接続された59、お
よびB)57/58と直列接続された60から成る。こ
のループは4つのすべての導線55、56、57、58
上をコモンモードインダクタ47へ導かれ、さらに両方
の帰還導線およびコンデンサ”X”および”Z”を介し
て信号用アース”SGND”へ導かれる。さらにこのル
ープは、択一的に低い値の抵抗”Y”を介して、他方の
シャシ接続部53へ導かれる。この場合、上記抵抗”Y
”は、ノイズ電流がシャシを介して電流ユニット側の接
続部54へ戻るのを阻止できないほど小さな値を有する
。外部アースループは以下のようであると考えることも
できる。即ち、この外部アースループは磁気結合が最も
強い点54からスタートし、前述の内部アースループを
とおってシャシ接続部53へ導かれ、さらにこのシャシ
接続部53と接続された外部信号ケーブルを介してシャ
シから出力される。さらにこの外部アースループは、代
表的には例えばディスプレイモニタまたはプリンタのよ
うな他の主電源装置のメインアース接続部に設けられた
外部のアース接続部へ導かれ、最後にメインアースを介
してスタートしたシャシの接続点54へ導かれてループ
を閉じる。さらに、図5に示された実施例には副次的な
差動ループが存在する。この差動電圧に対して、回路の
動作は第1の実施例に関するものと同様であるので、こ
こでは説明しない。
【0024】図6は、図5の第3の実施例で用いられた
静電放電ノイズ防止コイル47を示す図である。両方の
電源43、導線55、56、57、58、コモンモード
インダクタ47、ならびに電子機器46は同じシャシ6
内に収容されているものとする。一方の電力ユニットか
らの電流I1およびI1rは両方とも一方の巻線対49
および50へ導かれる。他方の電力ユニットからの電流
I2およびI2rは、他方の巻線対51および52へ導
かれる。導線55/56または57/58を流れるコモ
ンモード波に対するインピーダンスのバランスを改善す
る目的で、これらの巻線対は、代表的には2本巻きによ
り構成することができる。電流I1およびI2も導線対
55/56を介して流すことができ、さらに電流I1r
およびI2rは導線対57/58を介して流すことがで
きる。他の巻線構造もあり得る。
【0025】図7は、図5および図6の第3の実施例に
よる、本発明の静電放電ノイズ防止方法および装置の1
つの適用例を詳細に表わした図である。この場合、電子
機器は参照番号63、64および65のようなコンピュ
ータシステムモジュールから成る。しかしモジュールの
個数は、図面に示された3個という個数より多くてもか
まわない。電源モジュール43から導出される1組の出
力直流電圧だけが示されており、この直流電圧はすべて
のモジュール63、64および65に供給される。さら
にたくさんの出力側が設けられていることも多く、その
場合、典型的には各出力側は2つの電子モジュールへ給
電する。この図の場合、図5および図6に示された4つ
の巻線から成る1つのコモンモードインダクタ47は、
電源モジュール43内に収容されている。このようにし
た場合、直流導線により伝わる静電放電ノイズは、それ
が生じた個所で抑止される。この場合、組み込み型の2
本線のまたは4本線の、静電放電に対するコモンモード
保護策を有していない多数のサブアセンブリ63、64
および65を保護することができる。図7には、両方の
電源モジュール43、電子機器63、64、65...
.、ならびにデータバス67を含むシャシが参照番号4
6として示されている。電子機器69、70および71
の内部には、減結合コンデンサが”X1”、”X2”、
”X3”、”Z1”、”Z2”、”Z3”として示され
ている。これにより、53a、53bおよび53cとし
て示された局所的な信号用アースへノイズ電流が導かれ
る前に、静電放電コモンモード電流の経路には帰還導線
だけでなく前記のキャパシタンスも含まれていることが
示されている。前記の信号用アースは、通常、データバ
ス67/68と接続されたアースと同じものである。し
たがってデータバス信号用アースはこれに対応した参照
番号を有する。さらにコモンモードノイズの経路は、こ
のデータバス信号用アースを介してシャシ接続点53へ
導かれる。この場合、前述のように電源が浮動的でない
場合―このことはスイッチ71が閉じられていることに
より表わされる―には、択一的に抵抗”Y”を挿入接続
することができる。さらに参照番号80によって、デー
タバスを外部の機器へ延ばすことができることも示され
ている。放電ノイズの経路はやはり外部のアースループ
を含み、振動コモンモード電圧(図8参照)が発生する
。本発明による方法および装置は、とりわけこの数MH
zの振動を低減させるのに適している。さらにモジュー
ル自体は、接続点73、74および75にてシャシと接
続されている。内部の漏れ直流電流は”Ig”で表わさ
れている。この電流は理想的には抵抗”Y”によりゼロ
にあるいは最低限に抑えられるべきである。
【0026】図7の実施例の変形において、コモンモー
ドインダクタ47を電源ユニット43から取り出し、各
電子機器63、64、65....内にコモンモードイ
ンダクタを設けることにより、分散された静電放電保護
を行ってもよい。上記の構成の利点は、各モジュール6
3、64、65....により引き込まれる直流電流に
対して各コモンモードインダクタを最適化することがで
き、したがってそれが配置されているサブループにおけ
るインピーダンスを可能なかぎり高くすることができる
、という点にある。この構成に関連して、図示されてい
るようにモジュール63がデータ記憶用のテープカート
リッジストリーマである場合、このモジュール内で4本
線または2本線のコモンモードインダクタを使用するこ
とも本発明に含まれることは自明である。さらに、例え
ばモジュール64がハードディスクでありモジュール6
5がディスクドライブであれば、このようなコモンモー
ドインダクタを他のデータ記憶用周辺機器において使用
することも本発明に含まれる。さらに、例えば光学的な
記憶装置のように電子機器モジュールが他のいかなるサ
ブシステムであろうと、本発明は同様に有効である。
【0027】図8には、図7に示されているようなデー
タバスであるが本発明による保護装置の設けられていな
いデータバスのうちの1本の線において測定されたノイ
ズ波形が示されている。この場合、外部のコモンモード
ループにおける放電は擬似的に測定された。最初のパル
スは−4Vのピーク値を有しており、数MHZの振動が
それにつづいている。本発明による4本線のコモンモー
ドインダクタを挿入した後ではこの振動波形は完全に除
去され、負のピーク値はー1Vまで低減した。
【0028】本発明の特許請求の範囲を逸脱することな
く、種々の変更および変形を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による静電放電ノイズ防
止装置を示す図である。
【図2】図1の第1の実施例で用いられた静電放電ノイ
ズ防止コイルアセンブリを示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例による静電放電ノイズ防
止装置を示す図である。
【図4】図3の第2の実施例で用いられた静電放電ノイ
ズ防止コイルアセンブリを示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例による静電放電ノイズ防
止装置を示す図である。
【図6】図5の第3の実施例で用いられた静電放電ノイ
ズ防止コイルアセンブリを示す図である。
【図7】図5の実施例を示す図であるが、電子機器が電
子コンピュータモジュールを含むようにした本発明の方
法および装置の適用例を拡張して示す図である。
【図8】本発明による装置が設けられていないときに図
7に示されたデータバスの1本の線路において測定され
た静電放電ノイズ振動を示す典型的なパルスのダイアグ
ラムである。
【符号の説明】
1,7  共通のシャシ 10  直流電源 11,12  コネクタアセンブリ 13  電子機器 14  電力ユニット 15  コモンモードインダクタ 16,17  巻線 18  コア 23  電源モジュール 24,25  コネクタアセンブリ 26  電子機器 27,28  コモンモードインダクタ29  コア 30,31,32,33,34  巻線43  電源モ
ジュール 44,45  コネクタアセンブリ 46  電子機器 47  コモンモードインダクタ 48  コア 49,50,51,52  巻線 63,64,65  電子機器 101,102,201,202,301,302  
別個のシャシ

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子デバイスと該電子デバイス用電源
    と、該電源および前記電子デバイスを収容するためのシ
    ャシ手段と該シャシグラウンド(アース)を形成する手
    段とを備え、前記電源は前記シャシ手段の或一部分に配
    設されておりかつ第1の極性のDC電圧出力側および逆
    の第2の極性のDC電圧帰還部(リターン回路)を有し
    ており、前記電子デバイスは前記シャシ手段の別の部分
    に配設されておりかつ第1の極性のDC電圧入力側およ
    び逆の第2の極性のDC電圧帰還部(リターン回路)を
    有しており、共通のコアおよびその上の第1および第2
    の巻線を有している静電放電ノイズ防止のためのコモン
    モードインダクタ手段を備え、前記第1の巻線は前記電
    源のDC電圧出力側を前記電圧デバイスのDC電圧入力
    側に接続しかつ前記第2の巻線は前記電源のDC電圧帰
    還部を前記電子デバイスのDC電圧帰還部に接続し、か
    つ前記電源から前記第1の巻線を介して前記電子デバイ
    スに流れるDC電源電流および前記電子デバイスから前
    記第2の巻線を介して前記電源に戻るDC帰還電流の合
    成としての前記共通のコアの飽和を防止するための手段
    を備えていることを特徴とする静電放電ノイズ防止装置
  2. 【請求項2】  前記飽和防止手段は、前記DC電源電
    流の大きさと前記DC帰還電流の大きさとの間の差によ
    り前記共通のコアの飽和が惹き起されることがないよう
    に前記共通のコアを選定して成る請求項1記載の静電放
    電ノイズ防止装置。
  3. 【請求項3】  前記飽和防止手段は、電源電流および
    帰還電流を、比較的小さな共通のコアの飽和を起こすこ
    となく使用することができるように実質的に同じである
    ようする手段から成る請求項1記載の静電放電ノイズ防
    止装置。
  4. 【請求項4】  前記電源電流および帰還電流を実質的
    に同じにする手段は、電源電流のすべてが前記帰還電流
    として前記第2の巻線を介して戻るようにアース帰還電
    流が前記電子デバイスから前記シャシグラウンド(アー
    ス)を介して前記電源に流れることを防止する手段から
    成る請求項3記載の静電放電ノイズ防止装置。
  5. 【請求項5】  前記グラウンド(アース)帰還電流を
    防止する手段は、前記電源の逆の極性のDC電圧帰還部
    を前記電源部においてシャシグラウンド(アース)に電
    気的に接続しないようにして成る請求項4記載の静電放
    電ノイズ防止装置。
  6. 【請求項6】  前記電子デバイスにおける前記DC電
    圧帰還部は、前記電子デバイスのある場所においてシャ
    シグラウンド(アース)に電気的に接続されている請求
    項5記載の静電放電ノイズ防止装置。
  7. 【請求項7】  前記アース帰還電流を防止する手段は
    、前記電子デバイスのDC帰還部を前記電子デバイスの
    ある場所においてシャシグラウンド(アース)に直接接
    続しないようにして成る請求項5記載の静電放電ノイズ
    防止装置。
  8. 【請求項8】  前記アース帰還電流を防止する手段は
    、シャシグラウンド(アース)に直接接続されていない
    前記電源かまたは前記電子デバイスにおけるDC帰還部
    から成る請求項4記載の静電放電ノイズ防止装置。
  9. 【請求項9】  前記アース帰還電流を防止する手段は
    、前記電子デバイスにおけるDC帰還部と前記電子デバ
    イス部におけるシャシグラウンド(アース)との間に抵
    抗を設けることから成り、前記電源における前記DC帰
    還部は前記電源部においてシャシグラウンド(アース)
    に接続されており、かつ前記抵抗の大きさは、前記コモ
    ンのコアの飽和を惹き起こし得る、前記第1および第2
    の巻線を流れる電源電流および帰還電流の差を生じさせ
    るおそれのあるアース電流が流れるのを実質的に防止す
    るように選択されている請求項4記載の静電放電ノイズ
    防止装置。
  10. 【請求項10】  電子デバイスは、前記DC電圧入力
    側とDC電圧帰還部との間に減結合容量を有する請求項
    1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  11. 【請求項11】  前記電子デバイスにおいて前記DC
    帰還部は信号グラウンド(アース)に接続されており、
    かつ前記DC帰還部は前記電源部においてフローティン
    グされている請求項1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  12. 【請求項12】  前記信号グラウンド(アース)は、
    前記電子デバイスの一部であるプリント回路上にある請
    求項1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  13. 【請求項13】  前記電子デバイスのシャシグラウン
    ド(アース)から前記シャシ手段を介して前記電源に実
    質的にアース電流が流れないように、前記電源から電子
    デバイスへのDC出力電流を、前記電子デバイスから前
    記電源への前記帰還路上の帰還電流に実質的に等しくす
    るように、前記DC帰還部は電子デバイスにおけるシャ
    シグラウンド(アース)に接続されているが、前記電源
    部におけるシャシグラウンド(アース)には接続されて
    いない請求項1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  14. 【請求項14】  前記シャシ手段は、前記電源および
    前記電子デバイスがその中に配設されている1つの共通
    のシャシから成る請求項1記載の静電放電ノイズ防止装
    置。
  15. 【請求項15】  前記シャシ手段は、2つの別個のシ
    ャシから成っており、そのうち一方は前記電源のための
    ものであり、もう一方は前記電子デバイスのためのもの
    である請求項1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  16. 【請求項16】  アース電流が一方のシャシから他方
    のシャシに流れることができるようにする電気接続手段
    が設けられている請求項15記載の静電放電ノイズ防止
    装置。
  17. 【請求項17】  前記電気接続手段は、一方のシャシ
    を他方のシャシに電気的に接続する線材から成る請求項
    16記載の静電放電ノイズ防止装置。
  18. 【請求項18】  前記電子デバイスは、少なくとも1
    つのコンピュータモジュールまたはコンピュータ周辺モ
    ジュールから成る請求項1記載の静電放電ノイズ防止装
    置。
  19. 【請求項19】  前記電子デバイスは、コンピュータ
    に対するテープ駆動手段から成る請求項1記載の静電放
    電ノイズ防止装置。
  20. 【請求項20】  前記コモンモードインダクタ手段上
    の2つの巻線は、同じ方向に巻き付けられている請求項
    1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  21. 【請求項21】  前記コモンモードインダクタ手段は
    、トロイダルコアから成る請求項1記載の静電放電ノイ
    ズ防止装置。
  22. 【請求項22】  前記コモンモードインダクタ手段の
    2つの巻線は、差動モード干渉電流が打ち消されるよう
    に巻き付けられている請求項1記載の静電放電ノイズ防
    止装置。
  23. 【請求項23】  前記電源のDC電圧出力側およびD
    C電圧帰還部は、第1のDC電圧出力側および第1のD
    C電圧帰還部から成り、かつ前記第1の極性の第2のD
    C電圧出力側および前記逆の第2の極性の第2のDC電
    圧帰還部が設けられており、前記第1および第2のDC
    電圧出力側における電圧は異なっており、前記電子デバ
    イスの前記DC電圧入力側および関連のDC電圧帰還部
    は第1のDC電圧入力側および第1のDC電圧帰還部か
    ら成っており、かつ相応の第2のDC電圧帰還部を備え
    た第2のDC電圧入力側が、前記電子デバイスに設けら
    れており、かつ前記コモンモードインダクタ手段は、前
    記電源の前記第1のDC電圧出力側および第1のDC電
    圧帰還部を前記電子デバイスの相応の第1のDC電圧入
    力側および第1のDC電圧帰還部に接続する第1のコモ
    ンモード誘導体と、第1の巻線が前記電源の第2の電圧
    DC出力側および第2のDC電圧帰還部を前記電子デバ
    イスの前記第2のDC電圧入力側および第2のDC電圧
    帰還部に接続する第2のコモンモードインダクタとから
    成り、かつ前記電源において第1および第2のDC電圧
    帰還部は該電源部においてシャシグラウンド(アース)
    に接続されておらずかつ前記電源において相互に接続さ
    れていないが、前記電子デバイスにおいて前記第1およ
    び第2のアース帰還部はともに、該電子デバイスにおけ
    るシャシグラウンド(アース)に接続されている請求項
    1記載の静電放電ノイズ防止装置。
  24. 【請求項24】  前記電源のDC電圧出力側およびD
    C電圧帰還部は、第1のDC電圧出力側および第1のD
    C電圧帰還部から成り、かつ前記第1の極性の第2のD
    C電圧出力側および前記逆の第2の極性の第2のDC電
    圧帰還部が設けられており、前記第1および第2のDC
    電圧出力側における電圧は異なっており、前記電子デバ
    イスの前記DC電圧入力側および関連のDC電圧帰還部
    は第1のDC電圧入力側および第1のDC電圧帰還部か
    ら成っており、かつ相応の第2のDC電圧帰還部を備え
    た第2のDC電圧入力側が、前記電子デバイスに設けら
    れており、かつ前記コモンモードインダクタ手段は、前
    記電源の前記第1のDC電圧出力側および第1のDC電
    圧帰還部を前記電子デバイスの相応の第1のDC電圧入
    力側および第1のDC電圧帰還部に接続する第1のコモ
    ンモードインダクタと、第1の巻線が前記電源の第2の
    DC電圧出力側および第2のDC電圧帰還部を前記電子
    デバイスの前記第2のDC電圧入力側および第2のDC
    電圧帰還部に接続する第2のコモンモードインダクタと
    から成り、かつ前記電源において第1および第2のDC
    電圧帰還部は該電源において相互に接続されているが、
    前記電源部においてシャシグラウンド(アース)に接続
    されておらず、前記電子デバイスにおいて前記第1およ
    び第2のアース帰還部はともに、該電子デバイスにおけ
    る前記シャシグラウンド(アース)に接続されており、
    かつ前記第1および第2のインダクタは、前記電源から
    前記電子デバイスに流れる電流が前記電子デバイスから
    前記電流に流れる帰還電流に比較して等しくないことか
    ら生じる飽和を防止するのに十分な大きさに選定されて
    いるコアを有しており、ただし前記このような電流は、
    シャシグラウンド(アース)を介するアース電流の観点
    では異なっている請求項1記載の静電放電ノイズ防止装
    置。
  25. 【請求項25】  電子デバイスと該電子デバイス用電
    源と、該電源および前記電子デバイスを収容するための
    シャシ手段と該シャシグラウンド(アース)を形成する
    手段とを備え、前記電源は前記シャシ手段の或一部分に
    配設されておりかつ第1の極性のDC電圧出力側および
    逆の第2の極性のDC電圧帰還部を有しており、該逆の
    極性のDC電圧帰還部は前記電源部においてシャシグラ
    ウンド(アース)に電気的に接続されておらず、前記電
    子デバイスは前記シャシ手段の別の部分に配設されてお
    りかつ第1の極性のDC電圧入力側および逆の第2の極
    性のDC電圧帰還部(リターン回路)を有しており、該
    帰還部は前記電子デバイス部においてシャシグラウンド
    (アース)に電気的に接続されており、かつ共通のコア
    およびその上の第1および第2の巻線を有している静電
    放電ノイズ防止のためのコモンモードインダクタ手段を
    備え、前記第1の巻線は前記電源のDC電圧出力側を前
    記電圧デバイスのDC電圧入力側に接続しかつ前記第2
    の巻線は前記電源のDC電圧帰還部を前記電子デバイス
    のDC電圧帰還部に接続することを特徴とする静電放電
    ノイズ防止装置。
  26. 【請求項26】  電子デバイスと該電子デバイス用電
    源と、該電源および前記電子デバイスを収容するための
    シャシ手段と該シャシグラウンド(アース)を形成する
    手段とを備え、前記電源は前記シャシ手段の或一部分に
    配設されておりかつ第1の極性のDC電圧出力側および
    逆の第2の極性のDC電圧帰還部を有しており、該逆の
    極性のDC電圧帰還部は前記電源部においてシャシグラ
    ウンド(アース)に電気的に接続されておらず、前記電
    子デバイスは前記シャシ手段の別の場所に配設されてお
    りかつ前記第1の極性のDC電圧入力側および前記逆の
    第2の極性のDC電圧帰還部を有しており、該帰還部は
    、前記電子デバイス部において抵抗を介して前記シャシ
    グラウンド(アース)に電気的に接続されており、かつ
    共通のコアおよびその上の第1および第2の巻線を有し
    ている静電放電ノイズ防止のためのコモンモードインダ
    クタ手段を備え、前記第1の巻線は前記電源のDC電圧
    出力側を前記電圧デバイスのDC電圧入力側に接続しか
    つ前記第2の巻線は前記電源のDC電圧帰還部を前記電
    子デバイスのDC電圧帰還部に接続し、かつ前記抵抗の
    大きさは、前記第1の巻線を介して前記電子デバイスに
    流れかつ前記第2の巻線を介して前記電源に戻る負荷電
    流の差から結果的に生じる、前記コモンモードインダク
    タ手段の前記共通のコアの飽和を来すことになる相当の
    アース電流が流れることがないように選定されており、
    ただし前記差は流れるアース電流の合成であるが、飽和
    を防止するように前記抵抗によって最小限にされている
    ことを特徴とする静電放電ノイズ防止装置。
  27. 【請求項27】  電子デバイスと該電子デバイス用電
    源と、該電源および前記電子デバイスを収容するための
    シャシ手段と該シャシグラウンド(アース)を形成する
    手段とを備え、前記電源は前記シャシ手段の或一部分に
    配設されておりかつ第1の極性の第1および第2のDC
    電圧出力側を有しているが、異なった電圧および逆の第
    2の極性の相応の第1および第2のDC電圧帰還部を有
    しており、前記電子デバイスは前記シャシ手段の別の部
    分に配設されておりかつ第1の極性の第1および第2の
    DC電圧入力側を有しているが、異なった電圧および前
    記逆の第2の極性の相応の第1および第2のDC電圧帰
    還部を有しており、共通のコアおよびその上の第1、第
    2、第3および第4の巻線を有している静電放電ノイズ
    防止のためのコモンモードインダクタ手段を備え、前記
    第1の巻線は前記第1の電圧出力側を前記第1の電圧入
    力側に接続し、第2の巻線は前記第2の電圧出力側を前
    記第2の電圧入力側に接続し、第3の巻線は前記第1の
    電子デバイス帰還部を前記第1の電源帰還部に接続しか
    つ第4の巻線は前記第2の電子デバイス帰還部を前記第
    2の電源帰還部に接続し、かつ前記第1ないし第4の巻
    線を介して流れるDC電源および帰還電流の合成として
    の前記コアの飽和を防止するための手段を備えているこ
    とを特徴とする静電放電ノイズ防止装置。
  28. 【請求項28】  前記第1および第3の巻線は、前記
    共通のコア上の第1のバイファイラ巻線から成りかつ前
    記第2および第4の巻線は前記共通のコア上の第2のバ
    イファイラ巻線から成る請求項27記載の静電放電ノイ
    ズ防止装置。
  29. 【請求項29】  前記第1および第2の巻線は前記コ
    ア上の第1のバイファイラ巻線から成りかつ前記第3お
    よび第4の巻線は前記コア上の第2のバイファイラ巻線
    から成る請求項27記載の静電放電ノイズ防止装置。
  30. 【請求項30】  前記電子デバイスにおける前記第1
    および第2のDC帰還部は該電子デバイス部において電
    気的に接続されている請求項27記載の静電放電ノイズ
    防止装置。
  31. 【請求項31】  前記電源の前記第1および第2のD
    C帰還部は該電源部において相互に接続されている請求
    項27記載の静電放電ノイズ防止装置。
  32. 【請求項32】  前記第1および第2の帰還部は前記
    電源部においてシャシグランド(アース)に接続されて
    おりかつ前記電子デバイスにおける第1および第2の帰
    還部はシャシグラウンド(アース)に抵抗を介して接続
    されており、該抵抗は、前記電子デバイスから前記電源
    に戻って流れるアース電流を最小化することによって前
    記コアの飽和を防止し、前記コアの相応の巻線を介して
    前記第1および第2のDC線路を流れる電源電流の和が
    、前記コアの相応の巻線において前記電源に戻る前記第
    1および第2の帰還部を流れる帰還電流の和に等しくな
    るように前記DC電流の均衡を維持するように選定され
    ている請求項27記載の静電放電ノイズ防止装置。
  33. 【請求項33】  前記コモンモードインダクタ手段は
    、電源部において配設されている請求項27記載の静電
    放電ノイズ防止装置。
  34. 【請求項34】  前記電源における前記帰還部は、電
    気的に相互に接続されているが、前記電源部においてシ
    ャシグラウンド(アース)に接続されておらずかつ前記
    電子デバイスにおける帰還部は、前記電子デバイス部に
    おいてシャシグラウンド(アース)に接続されている請
    求項27記載の静電放電ノイズ防止装置。
  35. 【請求項35】  前記電子デバイスにおける前記第1
    および第2の帰還線路に、信号グラウンド(アース)が
    設けられている請求項27記載の静電放電ノイズ防止装
    置。
  36. 【請求項36】  前記飽和防止手段は、前記コアの相
    応の巻線において前記電源に戻る、前記第1および第2
    の帰還部を流れる帰還電流の和に等しい、前記コアの相
    応の巻線を介して前記第1および第2のDC線路を流れ
    る電源電流の和を形成する手段から成る請求項27記載
    の静電放電ノイズ防止装置。
  37. 【請求項37】  電子デバイスおよび該電子デバイス
    用電源を設け、前記電源および前記電流デバイスを収容
    するためのシャシおよびシャシグラウンド(アース)を
    設け、前記シャシの或一部分に前記電源を配設しかつ第
    1の極性のDC電圧出力側および逆の第2の極性のDC
    電圧帰還部を有する前記電源を設け、前記シャシの別の
    部分に前記電子デバイスを配設しかつ前記第1の極性の
    DC電圧入力側および前記逆の第2の極性のDC電圧帰
    還部を有する前記電子デバイスを設け、静電放電ノイズ
    を防止するためのコモンモードインダクタを設けかつ1
    つの共通のコアおよびその上の第1および第2の巻線を
    有する前記インダクタを設け、前記第1の巻線は前記電
    源のDC電圧出力側を前記電子デバイスのDC電圧入力
    側に接続しかつ前記第2の巻線は前記電源のDC電圧帰
    還部を前記電子デバイスのDC電圧帰還部に接続し、前
    記電源から前記第1の巻線を介して前記電子デバイスに
    流れるDC電源電流および前記電子デバイスから前記第
    2の巻線を介して前記電源に戻るDC帰還電流から生じ
    る前記共通のコアの飽和を防止することを特徴とする静
    電放電ノイズ防止方法。
  38. 【請求項38】  電子デバイスおよび該電子デバイス
    用電源を設け、前記電源および前記電流デバイスを収容
    するためのシャシおよびシャシグラウンド(アース)を
    設け、前記シャシの或一部分に前記電源を配設しかつ第
    1の極性だが、異なった電圧の第1および第2のDC電
    圧出力側および逆の第2の極性の相応の第1および第2
    のDC電圧帰還部を有する前記電源を設け、前記シャシ
    の別の部分に前記電子デバイスを配設しかつ前記第1の
    極性だが、前記異なった電圧の第1および第2のDC電
    圧入力側および前記逆の第2の極性の相応の第1および
    第2のDC電圧帰還部を有する前記電子デバイスを設け
    、静電放電ノイズを防止するためのコモンモードインダ
    クタを設けかつ1つの共通のコアおよびその上の第1、
    第2、第3および第4の巻線を有する前記インダクタを
    設け、前記第1の巻線は前記第1のDC電圧出力側を前
    記第1の電圧入力側に接続し、前記第2の巻線は前記第
    2の電圧出力側を前記第2の電圧入力側に接続し、前記
    第3の巻線は前記第1の電子デバイス帰還部を前記第1
    の電源帰還部に接続し、かつ前記第4の巻線は前記第2
    の電子デバイス帰還部を前記第2の電源帰還部に接続し
    、かつ前記電源から前記第1の巻線ないし前記第4の巻
    線を介して流れるDC電源電流および帰還電流から生じ
    る前記共通のコアの飽和を防止することを特徴とする静
    電放電ノイズ防止方法。
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