JPH0423343A - 半導体素子の突き上げ方法 - Google Patents

半導体素子の突き上げ方法

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JPH0423343A
JPH0423343A JP2123926A JP12392690A JPH0423343A JP H0423343 A JPH0423343 A JP H0423343A JP 2123926 A JP2123926 A JP 2123926A JP 12392690 A JP12392690 A JP 12392690A JP H0423343 A JPH0423343 A JP H0423343A
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JP
Japan
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pellet
needle
pushing
tape
stage
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Application number
JP2123926A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0423343A publication Critical patent/JPH0423343A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体ペレットマウント装置において、半導体
素子(以下、ペレットという)を粘着テープより剥がす
ためのペレット突き上げ方法に関する。
[従来の技術] 従来、この種のペレットの突き上げ機構は第3図(a)
に示すような構造であった。すなわち、取りはずし可能
なペレットステージ40は突き上げ機梼本体41に固定
されており、本体41内部には真空源に接続された継手
42を備えており、常に真空保持されている。突き上げ
針43は図示されない駆動源により上下動するホルダ4
4に固定されている。またペレット45は粘着テープ4
6に貼付けられ、一定間隔ごとに並べられている。そし
て粘着テープ46は図示されないリングに固定されてい
る。
このペレット突き上げ方法による動作を第3図(ロ)に
より説明する。まず、第3図(ハ)に示すようにペレッ
ト45は粘着テープ46ごとペレットステージ40に真
空保持され、突き上げ針43は粘着テープ46より下方
に位置している。その状態でペレット吸着ノズル47が
下降してくる。
第3図(c)に示すようにペレット吸着ノズル47がペ
レット45の表面近傍に達したら該ペレット45を吸着
し、第3図(d)に示すように数十ms後に今度は上昇
し始め、それに合わせ突き上げ針43が上昇する。
第3図(e)に示すように突き上げ針43がペレットを
突き上げ、ペレット吸着ノズル47とでペレット45を
挾んだ状態で上昇する。これにより、ペレット45が粘
着テープ46から剥がれ始め、遂には粘着テープ46上
より突き上げ針43が飛び出し、ペレット45は完全に
剥がれる(第3図(0)。その間粘着テープはペレット
ステージ40に真空吸着されている。
ここで、突き上げ針43の上昇は停止し、ペレット45
は図示されないフレーム上へ運ばれる(第3図(ロ))
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の突き上げ機構での真空源は真空ポンプ又
は工事配管が使用されているが、リークや配管サイズ及
びペレットステージ形状の影響により、ペレットステー
ジ内で400〜500mm)Igと真空力が落ちている
その圧力で粘着テープを、ペレットステージ上面の吸着
孔を通して真空引きをしても、ペレットが大きくなれば
なる程、粘着テープに対するペレットの接着強度は強い
ため、突き上げ針で突き上げた際、ペレットが粘着テー
プより剥がれるよりも先に粘着テープがペレットステー
ジより離れてしまい、粘着テープを突き破ることができ
ず、ペレットがうまく剥がれないという問題があった。
本発明の目的は前記課題を解決した半導体素子の突き上
げ方法を提供することにある。
[発明の従来技術に対する相違点] 上述した従来のペレットの突き上げ方法に対し、本発明
は、突き上げ針がペレットをテープ下方から突き上げよ
うとしたときに先端に突き上げ針を固定した円柱形状ホ
ルダとペレットステージ内部とで密閉した空間を作り真
空を遮断し、密封したまま、突き上げ針を徐々に上昇さ
せペレットを突き上げてペレットを剥離させるという相
違点を有する。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明に係る半導体素子の突
き上げ方法においては、第1及び第2の突き上げ工程と
、吸着工程と、密閉空間形成工程とを含む半導体素子の
突き上げ方法であって、吸着工程は、半導体素子を貼付
けたテープをペレットステージ上に真空吸着するもので
あり、第1の突き上げ工程は、ペレット吸着ノズルに吸
着された半導体素子をテープを介して、ペレットステー
ジを貫通する突き上げ針にてペレットステージに対して
設定高さ位置まで押上げるものであり、 密閉空間形成工程は、半導体素子がペレットステージに
対して設定高さ位置まで押上げられた際に、テープとペ
レットステージとの間に真空引きされた密閉空間を形成
するものであり、第2の突き上げ工程は、真空引きされ
た密閉空間内の真空圧をテープに作用させつつ、さらに
半導体素子の突き上げ針にて突き上げることにより該半
導体素子をテープから剥離するものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図(a)は本発明に係る半導体素子の突き上げ方法
を実施するための装置を示す断面図、第1図(ロ)は同
平面図である。
図において、本発明に係る装置は、ペレットステージ4
と、突き上げ機構本体1と、ホルダ7と、遮断部品11
と、突き上げ針5とを有する。
突き上げ機構本体(以下本体という)■は筒状体であり
、その内部に図示されない真空源に接続された継手2が
開口して取付けられ、常に本体1の内部は真空引きされ
ている。さらに、本体1の上部開口縁には、内方に張出
した環状の鍔部3を一体に設けである。
ペレットステージ4は本体1に連通して取付けられ、そ
の上部のステージ面4aの中央部には突き上げ針5を挿
通させる軸孔4bを備え、軸孔4bを中心として複数の
吸着孔6,6・・・を同心円上に開口しである。
突き上げ針5は図示されない駆動源により上下動するホ
ルダの上端に固定されている。また突き上げ針5はホル
ダ上面8に接する部分に、ホルダ上面8より外方に張り
出した環状のストッパ部9を形成しである。
ホルダ7は円柱形状になっており、本体1内に上下方向
に摺動可能に収納してあり、その先端部に縮径したスラ
イド部10を備え、スライド部10の先端に位置するホ
ルダ上面8に突き上げ針5を備えている。
遮断部品11は、ホルダ7のスライド部10に摺動可能
に保持してあり、その上端面に、本体lの鍔部3に着座
させる環状のOリング12を装着してあり、また、遮断
部品11はスプリングI3により上方向に付勢され、突
き上げ針5のストッパ部9に押し当てられている。また
ペレット14は粘着テープ15ごとペレットステージ4
に真空保持され、突き上げ針5は粘着テープ15より下
方に位置している。
本発明の方法では、第1図(c)に示すようにペレット
吸着ノズル16がペレット14の表面近傍に達した時点
でホルダ7を基準高さより距離aたけ上昇させ、突き上
げ針5の先端をペレットステージ4の軸孔4bに通して
ペレット14の裏面に移動させる。
この際遮断部品+1上のOリング12は本体1の鍔部3
に接し、ペレットステージ4内の空間Aは密封される。
その密封された空間A(容積を■とする)はそのときの
圧力Pで保持される。ホルダ7が上昇してもOリング1
2はスプリング13により鍔部3に当接されたままであ
り、空間Aは密閉状態に保持される。さらに、第1図(
d)に示すように突き上げ針5を距離すだけ突き上げる
と、粘着テープ15はペレットステージ4の中央部で離
れようとするが、仮にbたけ離れて粘着テープ15とペ
レットステージ4との間に空間B(容積VL)が形成さ
れたとすると、このときの容積と真空の関係はpv =
 p 、 (V+V1)になり空間内の圧力は減少する
。したがって、より高い真空圧力で粘着テープ】5を吸
着したのと同様にペレットステージ4に吸着保持できる
第1図(e)、(ト)のようにさらに距離Cだけ突き上
げると、突き上げ針5は粘着テープ15を破り、ペレッ
ト14の裏面は粘着テープ15より完全に剥がれる。そ
の際空間C内の体積P2は増大するため、圧力■2は減
少し、高い真空圧力で粘着テープ15を吸着する。続い
てペレット吸着ノズル16がペレット14を吸着したま
ま上昇し、突き上げ針5は下降し、第1図(c)の位置
に戻る。
(実施例2) 第2図(a)は本発明に係る半導体素子の突き上げ方法
を実施する装置の他の実施例を示す断面図、第2図(ロ
)は同平面図である。
本実施例の本体17は筒状形状となっており、本体1の
上面18においてペレットステージ19が乗せられるよ
うに縁が高くなっている。上面18よりわずかばかり下
方位置に本体17の中心に向けて接続口22が開口され
、そこに継手20が固定されている。
継手20にはチューブ21が固定され、チューブ21は
図示されない真空源に接続されている。接続口22から
は接続口23が分岐されており、本体17の上面18に
開口している。本体17は接続口22より上部の内径が
縮径され、内方に張り出した鍔部24を備えている。ペ
レットステージ19はテフロンからなる薄形円板25を
2枚貼り合わせである。
第2図(ロ)で示すように外周吸着孔26.27は円板
25の外周縁に設けられており、各外周吸着孔26゜2
7は環状の吸着管路28により相互に連通しており、一
部の外周吸着孔26は本体17の接続口23に達するよ
うに延長されている。また、ペレットステージ19上に
は、その中心に突き上げ針34を挿通させる軸孔39a
と、その周囲に内部吸着孔39bが開口しである。
ホルダ29は円柱形状になっており、上部で直径が小さ
くなっており、スライド部30が形成しである。遮断部
品31は円柱管状になっておりスライド部30上を摺動
可能になっている。遮断部品31の外形は本体内径より
わずか小さくなっている。遮断部品31はスプリング3
2により常にホルダ先端のストッパ部33に押し当てら
れている。ホルダ中心において真上に向かって突き上げ
針34が固定されている。尚、ホルダ29は図示されな
い駆動源により本体内を摺動する。
以上の機構を使いペレットを突き上げる方法を説明する
第2図(a)、 (c)に示すように、ホルダ上面は基
準高さの位置にある。この位置において、接続口22゜
本体内、ペレットステージ上面の吸着孔を通してペレッ
ト35を粘着テープ36ごと真空保持している。
また接続口23においても外周吸着孔を通して粘着テー
プ36を真空保持している。
ペレット吸着ノズル37は図示されない駆動機構により
下降されてペレット表面近傍で停止している。続いてホ
ルダ29を高さa上昇させると、突き上げ針34の先端
は粘着テープ36の表面に達する。
そのときには遮断部品31の側面により接続口22は遮
へいされ、遮断部品31の上面は鍔部24に当たりそれ
以上上に上昇しない。それにより遮断部品上面と本体内
面と吸着孔と粘着テープ36とで密封された空間38が
形成される(第2図(d))。
これ以降の動作は第2図(e)、(f)に示すように実
施例1と同様である。
但し、本実施例においては接続口22を遮断部品31で
遮断しても、もう一方の接続口23を通して常に外周吸
着孔で粘着テープを真空保持しているので、さらにテー
プが剥がれにくく、より確実にペレットの突き上げが可
能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は突き上げ針がペレットをテ
ープ下方から突き上げようとしたときに突き上げ針を固
定したホルダとペレットステージ内部とで密封した空間
を作り真空を遮断し、その空間内の圧力を保持した状態
で突き上げ針を徐々に上昇させペレットを突き上げるた
め、ペレットがテープごと上に持ち上げられた際にペレ
ットステージ上面とテープとの間に形成される空間が増
すにつれて真空度を増し、ペレットが粘着テープより剥
離する前にペレットステージより粘着テープが離れるこ
とはなく、突き上げ針が確実にテープを突き剥すペレッ
トを剥がすことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る半導体素子の突き上げ方法
を実施する装置を示す断面図、第1図(ロ)は同平面図
、第1図(c)〜(ト)は動作説明図、第2図(a)は
本発明に係る半導体素子の突き上げ方法を実施する装置
の他の例を示す断面図、第2図(ロ)は同平面図、第2
図(C)〜■は動作説明図、第3図(a)は従来例の装
置を示す断面図、(ロ)〜■は動作説明図である。 l、17・・・本体      2,20.42・・・
継手3.24・・・鍔部    4,19.40・・・
ペレットステージ5.34.43・・・突き上げ針 6
・・・吸着孔7.29.44・・・ホルダ    8・
・・ホルダ上面9.33・・・ストッパ部   10.
30・・・スライド部11.31・・・遮断部品   
12・・・○リング1.3.32・・スプリング  1
4,35.45・・・ペレット15.36.46・・・
粘着テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1及び第2の突き上げ工程と、吸着工程と、密
    閉空間形成工程とを含む半導体素子の突き上げ方法であ
    って、 吸着工程は、半導体素子を貼付けたテープをペレットス
    テージ上に真空吸着するものであり、第1の突き上げ工
    程は、ペレット吸着ノズルに吸着された半導体素子をテ
    ープを介して、ペレットステージを貫通する突き上げ針
    にてペレットステージに対して設定高さ位置まで押上げ
    るものであり、 密閉空間形成工程は、半導体素子がペレットステージに
    対して設定高さ位置まで押上げられた際に、テープとペ
    レットステージとの間に真空引きされた密閉空間を形成
    するものであり、 第2の突き上げ工程は、真空引きされた密閉空間内の真
    空圧をテープに作用させつつ、さらに半導体素子の突き
    上げ針にて突き上げることにより該半導体素子をテープ
    から剥離するものであることを特徴とする半導体素子の
    突き上げ方法。
JP2123926A 1990-05-14 1990-05-14 半導体素子の突き上げ方法 Pending JPH0423343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102496594A (zh) * 2011-11-16 2012-06-13 扬州扬杰电子科技股份有限公司 一种适用于轻、薄片形元器件的提放吸嘴

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102496594A (zh) * 2011-11-16 2012-06-13 扬州扬杰电子科技股份有限公司 一种适用于轻、薄片形元器件的提放吸嘴

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