JPH0423297B2 - - Google Patents

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JPH0423297B2
JPH0423297B2 JP55128205A JP12820580A JPH0423297B2 JP H0423297 B2 JPH0423297 B2 JP H0423297B2 JP 55128205 A JP55128205 A JP 55128205A JP 12820580 A JP12820580 A JP 12820580A JP H0423297 B2 JPH0423297 B2 JP H0423297B2
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JP
Japan
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conversion
key
word
input
kanji
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Katsumi Masaki
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS5752963A publication Critical patent/JPS5752963A/ja
Publication of JPH0423297B2 publication Critical patent/JPH0423297B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
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    • G06F40/53Processing of non-Latin text

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、第1の文字列或は第2の文字列を表
示することができ、文字列の入力順とは逆の順に
1つづつカーソルを移動させることを指示し、そ
の指示に基づいて、適宜、カーソルを文字列の入
力順とは逆の順に1つづつ移動させることができ
る文字処理装置に関する。
[従来技術] 従来、特開昭52−115127号公報等、文字処理装
置が種々提案されている。又、出願人において
も、特開昭53−121336号公報において、種々、提
案している。しかし、文字処理装置における操作
性については、まだまだ改良の余地があり、例え
ばカーソルを文字列の入力順とは逆の順に1つづ
つ移動させる等の操作性の良さは期待できるもの
ではなかつた。
[目的] 以上の点に鑑み、本発明の目的は、第1の文字
列上の位置を指示する場合を第1のカーソルと呼
び、第2の文字列上の位置を指示する場合を第2
のカーソルと呼ぶとすると、第1の文字列が存在
するか否かと判定し、前記第1の文字列が存在す
ると判定された場合は、前記第1の文字列上で前
記第1のカーソルを文字列の入力順とは逆の順に
1つづつ移動させる様に移動させ、前記第1の文
字列が存在しないと判定される場合は、前記第2
の文字列上で前記第2のカーソルを文字列の入力
順とは逆の順に1つづつ移動させる様にした文字
処理装置を提供することを目的としている。
[実施例] 以下本発明による一実施例を図面を用いて説明
するが、説明を始めるにあたつて本実施例におい
て使われる用語の説明を簡単に行う。
第1の文字あるいは第1の文字列とは、本装置
に対する初期入力の文字あるいは文字列を指す。
第2の文字あるいは第2の文字列とは、第1の文
字あるいは第1の文字列が本装置により変換され
た結果の文字あるいは文字列を指す。又第2の文
字列は一義的に決まるものではなく、部分的に複
数個の変換された文字を含むことがある。
変換単位とは、第1の文字列の内、第2の文字
列への変換のために特別に指定された範囲の文字
又は文字列を指す。
変換語とは、第2の文字又は第2の文字列の
内、第1の文字又は第1の文字列に含まれる変換
単位に対応する文字又は文字列を指す。
語とは、変換語を構成する最小単位である。即
ち、変換語は単数個あるいは複数個の語から成り
立つ。
以上の用語の説明を具体的に例をとつて説明す
る。今、“〓きほんてき〓な”という入力文字列
が“基本的な”という出力文字列に変換されたと
すると、上記用語はそれぞれ下記の様になる。
第1の文字列 “〓きほんてき〓な” 第2の文字列 “基本的な” 変換単位 “きほんてき” 変換語 “基本的” 語 “基本”及び“的” さてここで第1図に示すのは本発明の一実施例
であるところの文字変換装置を示すものである
が、この文字変換装置11は前記第1の文字列及
び種々の命令等を入力するキーボード12、前記
第1の文字列に対応する第2の文字列を表示する
CRTの如きスクリーン13、第1の文字列を表
示するCRTの如きスクリーン51、スクリーン
13上に表示された第2の文字列を記録紙14上
に記録するべく文字変換装置筐体内に収納された
不図示の記録装置、及び前記筐体内もしくは不図
示の別個の筐体内に収納された前記第1の文字列
を第2の文字列に変換処理する処理部より成るも
のである。
この文字変換装置の詳細な説明を始める前に、
前記キーボード12上のキーの機能について説明
することにより、文字変換装置の概略の機能につ
いて説明する。
第1図において15で示すのは前記第1の文字
列を入力するためのキー群KB1であり、後述の
選択キーにより入力文字を選択することにより、
それぞれのキートツプ上に表記されている記号の
1つに対応する情報を入力するものである。即
ち、16で示すのは和文字を入力するか英文字を
入力するかを選択する選択キーであり、ローマ字
で入力するか仮名で入力するかを選択するキー1
7と共働して以下の如く入力文字を決定するもの
である。
即ち、キー16を和文字入力モードとした状態
でキー17をローマ字入力モードとすると、キー
群15のアルフアベツトを付したキーを操作して
ローマ字入力することができ、この入力されたロ
ーマ字は仮名に変換されて前記処理部において処
理され表示に際しても仮名もしくは仮名漢字まじ
りで表示されるものである。又この状態でキー1
7を仮名モードとすると、キー群15の仮名を付
したキーを操作して仮名入力することができるも
のである。
前記キー16を英文字入力モードとした時は、
キー群15のアルフアベツトを付したキーを操作
して前記キー17のモードとは無関係に英文字を
そのまま(ローマ字としてではなく)処理部にお
いて処理し、表示に際しても英文字のまま表示す
るものである。
18で示すキーは前記キー16が和文モードの
時用いるものであり、前記キー17が仮名モード
の時該キー18を押すことにより平仮名の小文字
又はキー15−44,15−45のキートツプの
右端に表示した記号を入力するものであり、前記
キー17がローマ字モードの時は入力されたロー
マ字を平仮名の小文字に変換して処理部で処理す
るものである。
19で示すキーは平仮名の大文字を入力するか
英文字の小文字を入力するかを選択するキーであ
り、前記キー16が和文モードで前記キー17が
仮名モードの時、キー群15において仮名が付さ
れたキーを操作することにより平仮名の大文字を
入力し、前記キー17がローマ字モードの時はキ
ー群15において英文字を付したキーを操作して
ローマ字入力することにより、該ローマ字が平仮
名の大文字に変換されて処理部に入力するもので
ある。
又前記キー16を英文字入力モードとした状態
でキー19を英文字小文字モードとすることによ
り、キー群15において英文字が付されたキーを
操作することにより英文字の小文字を入力するも
のである。
なおかかるキー16,18,19はシフトキー
SHK1を構成するものである。
20で示すキーはスペースキーであり、このキ
ー20を押すことにより入力した文字間にスペー
スを形成するものである。
21で示すのは片仮名小文字及びキートツプ
(例えば15−44,15−45)の左端に表記
してある記号を入力するためのキーであり、キー
16を和文字入力モードとしキー17を仮名入力
モードとしておくならば、キー群15において仮
名を付したキーを操作することにより該仮名を片
仮名小文字として入力し、キー17をローマ字入
力モードとするならば入力されたローマ字を対応
する仮名の小文字に変換して入力するものであ
る。
22で示すキーは片仮名大文字を入力するか、
英大文字を入力するかを選択するキーであり、キ
ー16を和文モードとしてキー17を仮名モード
とすることにより、キー群15において仮名を付
したキーを操作することにより片仮名大文字を入
力することができ、キー17をローマ字モードと
することにより、キー群15において英文字を付
したキーを操作して入力したローマ字を片仮名大
文字に変換して入力することができるものであ
る。なおかかるキー21,22でシフトキー
SHK2を構成しているものである。
23で示すのは漢字に変換すべき文字の入力開
始もしくは入力終了を知らせるキーである。
24で示すキーはカーソルキーであり、スクリ
ーン13上に現われるカーソルを1文字相当分ず
つ移動して所望の場所に移動させるためのもので
ある。
50で示すのはバツクスペースキーBSKであ
り、第1の文字列の入力誤まりを訂正するために
用いられるものであり、スクリーン51あるいは
スクリーン13上のカーソルを1つずつ戻す役割
を担う。
25で示すのは初期セツトキーであり、本文字
変換装置11の使用に先だつて押下することによ
り処理部を初期状態に設定するためのものであ
る。
26で示すのは編集キーであり、スクリーン1
3上に表示された第2文字列において、複数個の
変換語が存在する個所を探すことを指令するキー
である。
27で示すのはプリント指令キーであり、スク
リーン13上に表示された第2文字列を記録紙1
4上に記録することを指令するキーである。
28で示すのは、第1文字列が第2文字列に変
換され、変換語が複数個存在した場合にスクリー
ン上に表示されている1つの変換語が正しい変換
語であることを指示するキーであり、キー29は
誤つた変換語であることを指示し、このキー29
を押すことによりスクリーン上には他の変換語が
表示されるものである。従つて正しい変換語がス
クリーン13上に表示されるまでキー29を押
し、正しい変換語が表示された時キー28を押す
ことにより、該正しい変換語が選択されることと
なる。
キー30は前記キー29とその機能は同じもの
であるが、変換語の表示順序を前記キー29と逆
方向としてあるものである。
キー31は表示されている第2文字列(変換
語)を第1の文字列(変換単位)に変換すること
を指示するキーである。
32で示すのはキー群15より入力した第1の
文字列を処理部において第2の文字列に変換して
スクリーン13上に表示する自動変換モード、も
しくはキー群15より単漢字に相当する文字を入
力し、該入力した文字に対応するすべての漢字を
スクリーン13上に表示し、この表示された単漢
字より所望の漢字を選択する単漢字入力モードを
選択するキーである。
33で示すのは数値キー34を用いて漢字コー
ドを直接入力する直接入力モードと、キー群15
により第1文字列を入力することにより処理部よ
り第2文字列を出力する間接入力モードとを選択
するキーである。
上述の如き機能を有するキーを用いて、第2図
に示す原稿に従つて入力をし、第5図に示す如き
出力をスクリーン13上に得るための操作につい
て説明する。
先ず平仮名で入力する場合は、先ずキー25で
初期リセツトをした後キー16を和文モードと
し、キー17を仮名モードとし、キー19を平仮
名大文字モードとする。但し第3図において丸印
で示した文字37−1は小文字平仮名であるの
で、この文字を入力する時はキー18を押す。
そうして第3図に示す如くキー23を押して漢
字に変換すべき文字入力の開始を報知した後キー
群15を操作して漢字に変換すべき仮名“こんか
い”を入力し、しかる後キー23を押して漢字に
変換すべき文字の入力が終つたことを報知し、こ
れに続いて仮名“の”を入力し、と言う具合に仮
名で第3図に示す如く順次入力していく。
後述の如く本実施例による文字変換装置におい
ては、キーボード12から点「、」丸「。」等の文
章の区切れを示す記号が入力されることにより、
第1の文字列から第2の文字列への変換を開始す
るものであるので、点36が入力されたならば第
2の文字列が第5図の如くスクリーン13上に表
示される。そして更に第3図の如くして入力が続
けられ、最後の丸37が入力されたならば、第5
図に示す如くすべての第2の文字列が表示され
る。
なお、第3図において35で示す記号はキー2
3が押されたことを示す記号である。
この第5図において*で示す記号38が付され
ている変換語は表示されている語以外にも同音語
が存在していることを示しているものである。換
言するならば記号38が付されていない変換語
は、入力された文字に対して一義的に決定する変
換語である。
この様にしてすべての入力が終了したならば、
次はキー26を押すとカーソル39が最初の記号
38−1の位置に配置される。
このカーソル39が指示する変換語“基本的”
は正しい変換語であるのでキー28を押すと、カ
ーソル39は次の記号38−2の下まで移動す
る。カーソル39が指示する変換語“以降”も正
しい変換語であるのでキー28を押すと、カーソ
ル39は次の記号38−3の下まで移動する。
カーソル39が指示する変換語“帰途”は誤つ
ているのでキー29を押すと次の同音語“企図”
が前記“帰途”の替りにスクリーン13上に表示
される。
この変換語“企図”は正しい変換語であるので
キー28を押すと、この変換語“企図”が選択さ
れる。
この様にしてすべての編集が終了したならば、
キー27を押すことにより、スクリーン13上に
表示されている第2文字列をそのまま記録紙14
上に記録するものである。
次にローマ字モードで入力する場合を例にとり
本装置を更に詳細に説明するならば、キー16を
和文モードとし、キー17をローマ字モードと
し、キー19を平仮名大文字モードとして第4図
に示す如き順序で入力する。但し丸印で示した文
字40を入力する時はキー18を押す。
上述の如く入力された原稿の内容は装置内で処
理され、例えば第5図に図示する如く漢字仮名ま
じり文で表示される。
上述の処理において、同音の漢字が複数組存在
した場合、第5図の如く*付で表示される。
(例 *帰途) ここで*は、同音漢字(変換語)が2つ以上あ
ることをオペレータに知らせるためのものであ
る。
入力された原稿の読みに対して複数の同音漢字
(変換語)が存在した場合、以下の様な手段で必
要な漢字(変換語)を選択する。
例えば第5図の“*基本的”の表示の“*”の
位置にカーソル記号CCを移動させる。かかる移
動はEDITキーを操作することで自動的に行うこ
とができる。今選択したい漢字は、表示されてい
る漢字そのものであるのでYESキーが操作され
る。すると、カーソル記号CCは自動的に次に選
択すべき“*以降”の“*”の位置に移動する。
今選択したい漢字は“移行”であるので、表示さ
れていない漢字を呼び出すために、NOキーが操
作される。すると、“以降”が表示面から消え
“威光”がその同じ場所に表示される。更にNO
キーが操作されると、上述の表示手順が表1に示
す如く行われ、当面必要とする“移行”が表示さ
れた時、YESキーが操作されると、“移行”が選
択され、装置はカーソル記号CCを次の“*帰途”
の“*”の位置に自動的にシフトさせ、操作者に
次の選択対象の位置を知らせる。
表 1 操 作 表 示 EDITキー↓ 基本的 YESキー↓ 〓基本的……以降 NOキー↓ 威光 NOキー↓ 意向 NOキー↓ 移行 YESキー↓ 〓移行……帰途 NOキー↓ 企図 YESキー↓ 〓企図……年 YESキー↓ 〓年…… 上述と同様なキー操作を繰り返すことによつ
て、その選択を終えることができる。
ここで、前記選択の操作性をより良くするため
の機能について表2を用い説明する。
NOキーを操作した結果“*移行”と表示され
た時、更にNOキーを操作すると、“*移項”が
表示される。(表2,6行目)ここで“いこう”
に対応する同音漢字(変換語)はすべて表示され
たことになる。ここで更にNOキーを操作すると
再び第1番目に表示された“*以降”が出力され
る。この様に常に繰り返し表示することにより、
選択の容易さが向上される。次に、BACKキー
を操作すると、NOキーを操作した時と全く逆の
表示の仕方をする。即ち、再び“*移項”が表示
され、更にBACKキーの操作により“*移行”
が表示されることになる。
ここで前回と同じくYESキーを操作すること
により移行を選択することができる。以下前回と
同様である。
表 2 操 作 表 示 EDITキー↓ 基本的 YESキー↓ 〓基本的……以降 NOキー↓ 威光 NOキー↓ 意向 NOキー↓ 移行 NOキー↓ 移項 NOキー↓ 以降 BACKキー↓ 移項 BACKキー↓ 移行 YESキー↓ 〓移行……帰途 表 3 操 作 表 示 EDITキー↓ 基本的な考え…… INVキー↓ 〓きほんてきな考え…… 次に以上の方法で訂正できないものについて
は、もとの第1の文字(該当する変換単位)に簡
単にもどせる必要がある。このためにはINVキ
ーを用いる。先ずカーソルを前述した方法
(EDITキーあるいはYESキーを用いる方法)あ
るいはCURSOR SHIFTキー(CURSOR
SHIFTキーは1操作により1文字分だけカーソ
ルを移動させることができる)を用いる方法で、
第1の文字に変換したい漢字に対応する“*”の
位置に、カーソル記号CCを移動させる。ここで
INVキーを操作することにより第2の文字が第
1の文字に変換され表示される。
この様子を表3に示す。
次に第1の文字列のモニタ表示について説明す
る。
第1の文字列の入力に対して第2の文字列が直
ぐ得られるわけではなく、第2の文字列に変換す
るに十分なだけの第1の文字列が入力されて初め
て変換が行なわれる。従つて、オペレータが第1
の文字列を入力し始じめてもCRT上には、文字
列は表われない。例えば“{きほんてき}な”と
オペレータが入力してもまだ変換は実行されず
CRT上には表示されない。そこで、この変換が
実行されていない間CRTとは別の表示装置であ
る。モニタ表示手段MONITに表示する。第61
図にその例を示す。ここでは、オペレータが
“{きほんてき}な”と入力した時のモニタ表示手
段MONITの表示例である。
表示部の最右端は、次にモニタ表示される文字
の位置を指し示すためのカーソルCC1が表示さ
れている。
このカーソルCC1は、第1の文字列の入力に
あたつて役立つものであり、前述したカーソル記
号CCが第2の文字列の表示位置を指定するのと
根本的に異なる。
なお、上記例に表わされた“{“と”}”のマーク
は漢字部分の始まりと、終わりとを識別するため
のマークであり、漢字シフトキー23を押下した
時に表示されるものである。漢字シフトキー23
を押下して漢字部分始まりを指示した時には
“{“マークが漢字部分終わりを指示した時には”}
マークが表示される。漢字始マーク“{“と漢字終
マーク”}”とは、漢字シフトキーの押下に対しオ
ルタネートに変わるものである。
次にキーBSKの使用法について述べる。
第1の文字列がモニタ表示手段に表示されてい
る状態でキーBSKを押下すると、モニタ表示手
段に表示されているカーソルが1つ戻り、モニタ
表示手段(スクリーン51)の最後尾に表示され
ている文字がキヤンセルされ、再入力が可能とな
る。
さらにキーBSKを押し続けると、モニタ表示
手段に表示されている表示文字は最後尾から次々
にキヤンセルされる。モニタ表示手段に表示され
ている文字等がすべて無くなりモニタ表示手段の
カーソルがモニタ表示手段の先頭に来た時、さら
にキーBSKを押下すると、こんどは第1文字列
表示手段(スクリーン13)のカーソルの位置が
1つ戻る。このことにより、オーバーライトによ
つて文章の作成を行つている際にバツクスペース
キーBSKによる入力文字類のキヤンセルを容易
に行うことができる。
なおキーBSKを押下した時に漢字始マークあ
るいは漢字終マークをキヤンセルすることがあ
る。この時には、漢字シフトキーの押下に対しオ
ルタネートに変更した漢字始マークと漢字終マー
クとの関係を逆転する必要がある。本装置には、
自動的にこの逆転を行う手段が設けられておりオ
ペレータは、このことを全く意識せず入力を続行
することができるようになつている。
以上第1の文字列を第2の文字列に変換する過
程において自動的に変換する方法について述べて
きた。
次に、漢字単位に1字ずつ入力する方法につい
て述べる。
漢字単位の入力方法には2種類ある。一方は間
接的に入力する方法であり他は直接的に入力する
方法である。
先ず自動単漢字選択キーAMKを、単漢字側に
セツトし、次に間接直接選択キーIDKを、オペレ
ータが欲する方にセツトする。しかる後、カーソ
ル記号CCを、カーソルシフトキーCSKによりシ
フトさせ、入力したい該当位置にもつてくる。
間接直接選択キーIDKが間接側にセツトされて
いる場合は以下の様な手順で漢字の入力を行う。
先ず第1図の漢字シフトキーKK23を押し、
次に漢字の読みを入力する。漢字の読みはローマ
字仮名選択キーRKKがローマ字の場合は漢字の
読みをローマ字で入力し、又RKKが仮名の場合
は仮名で入力する。漢字の読みは音又は訓で入力
することができ、又該漢字の読みの先頭からの一
部分のみの入力であつても良い。しかる後再び漢
字シフトキーKKを押すと、スクリーン13に第
30図T1の如く該当の漢字が列挙される。列挙
された漢字群は第1図Bの下から2段目のキー群
に対応するものであつて、英文字のキーA,S,
D,F,G,H,J,K,L,;にそれぞれ順に
対応している。
次に所望の漢字が表示中にあればその漢字の位
置に対応するキーを押すことにより入力をするも
のである。表示に所望の漢字がない場合は「:」
キー又はスペースキーを押すことにより現画面の
漢字群に続く漢字群を表示し、前記と同様に所望
の漢字を入力することができる。例えば、第32
図においてT2の位置の「本」を「来」にかえた
い時はカーソルをカーソルシフトキーCSKによ
りT2の位置にもつてきて単漢字選択キーを押す
と画面がすべて消えてカーソルが最下段左部に移
る。しかる後前述の如く漢字シフトキーKK、
「ラ」、漢字シフトキーKKを押すことで第30図
T1の如く「ラ」から始まる漢字が列挙される。
ここで「来」に対応するキー「S」を押すとT2
位置に「来」の字が入りデータは修正されて画面
に表示され、カーソルは次の文字の位置に進む。
上述の如き制御を行うのが後述の単漢字入力制御
部である。
なお、本例においては、オペレータの標準的な
指つかい、例えば右手の中指は9,I,K,ヨ,
ニ,ノ,ネを入力するのに用いられるが、その中
のいずれのキーを押しても右手の中指に対応する
第30図の左から3つ目の文字が指定されるが如
く構成されている。
間接直接選択キーが直接側にセツトされている
場合は、漢字の直接入力手段DINにより現在カ
ーソルのある位置に対応するデータバツフアに漢
字コードを入力することができ、且つ、現カーソ
ルの位置に該漢字を表示することができる。入力
後はカーソルは次の位置に自動的に進む。この直
接入力手段は漢字のみならず、仮名英数字その他
の記号等も入力可能なものである。単独の漢字は
上記の如く入力することができるので、単語の辞
書フアイルにない語も容易に入力することができ
又変換の際に誤変換された漢字等の修正も容易に
できる。
以上の様にして文章を容易に且つ迅速に作成で
きる。
次にプリントキーが操作されると表示された文
章がプリントアウトされる。この際複数個の同音
語(変換語)の存在を示した*記号と余分な空白
(例えば第5図の“年”の後の空白)は抹消され
つめて記録される。
本実施例による文字変換装置の最も基本的操作
は以上の如きものであるが、図面を用いてこの文
字変換装置を更に詳しく説明する。
第6図は本実施例による文字変換装置を示すブ
ロツクダイアグラムであり、KB1,KB2,KB
3は前述の如き機能を有するキーであり、それぞ
れキーに対応したコード信号を発生するためのエ
ンコーダをそなえているものである。
上述の各キーの他の機能は後で更に詳述され
る。
CPUは処理部で、例えば16ビツト処理を行う。
かかる処理部CPUはデータ転送、加算、比較等
の機能を有するもので、例えばテキサス・インス
ツルメント社のTMS9900、ナシヨナルセミコン
ダクタのPACE、パナフアコム社PFL16A、日本
電気μPD16等で構成する。
ROMは制御メモリで、キーボードKB1,KB
2,KB3からの入力指示を判別し、それぞれに
応じた処理を行う制御手順、制御データ等を格能
している読み出し専用メモリである。このROM
は第7図に示す如き、各ブロツクに分けられる。
各ブロツクの説明は後述する。各制御部は、その
名前に関する制御を行うものである。例えば、
KB1入力制御部においてはKB1入力制御を行
うものである。又メイン制御部は、他の制御部を
スーパバイズするものである。
FIFOはKB2からの出力を一時蓄えるメモリ
で、フアーストインフアーストアウトメモリであ
り、64W(1W16bit)の容量をもつ。CPUの処理
能力を越えた情報が蓄えられる。
PM1はページメモリで、第5図に示す如く原
稿1ページ例えば16(文字)×12(行)の文字容量
即ち192WORDの容量を有する。又かかるページ
メモリPMの内容は後述するCRTにより表示さ
れ、又出力機器例えばプリンタ、磁気デイスク等
に出力される。
なおページメモリPMの各WORDの第14bit、
第15bitには以下の情報が記憶される。(第8図を
参照されたし) bit15−0,bit14−0の時、 bit13〜bit0に文字コードが入る。
bit15−0,bit14−1 同音語メモリのアドレスがbit9〜bit0に来る。
bit15−1,bit14−1 ラブアウトコードを意味する。このコードが存
在した時表示手段の表示面上にはスペースが表示
される。又プリントアウト時には無視される。
PM2はページメモリで、構成はPM1と同じ
である。本メモリの内容は、PM1と同様、CRT
に表示することができる。
WFは単語フアイルで、第11図に示す如く単
語(漢字)の読みがキーワードとなつて、その単
語の読みに対する単語の文字コード、文法情報等
が記入されている。
本実施例では1単語に対し32Wの記憶容量を用
意し、その内訳は、単語の読み(仮名見出し)に
対し10WORD、不変化仮名部の読み即ち漢字の
送り仮名の内活用により変化しない部分(例えば
“美しい”の“し”)に対し3WORD、単語の文字
コードに対し5WORD、品詞情報に対し
1WORD、活用形の情報に対し1WORD、接辞情
報に対し1WORD、分野情報に対し4WORD、漢
字の個数即ち文字コードの欄に記入された文字コ
ードの数の情報に対して1WORD、不変化仮名部
に記入された読みコードの数の情報に対して
1WORD、頻度情報として1WORD、空きとして
4WORDの配分から成る。
品詞情報は第10図に示す様に1WORDの各ビ
ツトに品詞を対応させたものである。この中に
は、接頭語、接尾語といつた情報も含めてある。
活用形の情報は第11図に示す様に1WORDの
各ビツトに動詞、形容動詞等の活用形を対応させ
たものである。
接辞情報は第12図に示す様に1WORDの各ビ
ツトに各接辞情報を対応させたものである。接辞
情報は、地名、人名、組織名、接地(地名に接続
するもの例えば県、、市)、接人(人名に接続する
もの例えば氏、君)、接組(組織名に接続するも
の例えば課、会)といつたものに分類してある。
頻度情報は国立国語研究所資料を参考にして決
めたものである。
分野情報は第13図に示す様に1WORDの各ビ
ツトに各分野情報を対応させたものである。各単
語について使用頻度の多い分野を示している。
なお単語フアイルWFに蓄えられている単語は
前記変換語の語となり得るものである。
単漢字辞書KFは第14図に示す如く漢字の読
みがキーワード(5W)になつていて、漢字コー
ドを検索することができる様になつている。漢字
の読み方は音、訓いずれからも検索できる様に、
各漢字について異る読み方があれば、その読み方
に対してKFが作られている。
なお本例においては1仮名見出しに対して1漢
字の構造をとつたが同音の漢字が複数個ある場合
はまとめて、1見出しに対して複数の同音の漢字
を記憶したテーブルにすることができることは、
明らかである。
PNT1はポインタメモリで、8bitの記憶容量
を有する。かかるメモリは表示手段の表示面に表
示されるカーソル記号CCの位置を指定するため
のアドレスレジスタ及びページメモリPM1のリ
ードライト用のアドレスレジスタの役目を行う。
PNT2はページメモリPM2のリードライト
用のアドレスレジスタである。
PNT1,PNT2ともアドレス値として1〜
192までが意味をもつ。他の値にセツトされてい
る時は無効となる。
DCOTは表示制御回路(第16図)で、第1
5図に示す如くコードコンバータCCT、セレク
タ(SLT)、キヤラクタジエネレータCG、CRT
コントローラCCLから構成される。
コードコンバータはPM1から出力された情報
のコード変換を下記の規則で行うものである。
即ち、 bit15=0、bit14=0の時、 そのまま出力する。
bit15=0、bit14=1の時、 “*”に対応する文字コードに変換する。
bit15=1、bit14=1の時、 スペースコードに変換する。
bit15=1、bit14=1の時、 スペースコードに変換する。
セレクタはコードコンバータを介したPM1の
出力とPM2の出力との一方を、ロツクキー
AMKと1DKとの関連において選択する役割を担
う。
CRTコントローラはセレクタからの出力情報
を表示体で表示する機能と、ポインタPNT1に
よつて指定された位置にカーソル記号を表示する
ものである。
かかるCRTコントローラはキヤラクタジエネ
レータCGを参照し、該CGに文字コードを入力す
ることにより該文字のパターンを発生させ、ペー
ジメモリPM内の文字コードを表示するものあ
る。
表示制御回路DCOTは縦12行、横16文字とな
る様に制御する。
従つてページメモリPM1あるいはPM2にキ
ヤリツジリターンコード、あるいはラインフイー
ドコードが含まれていない場合、表示制御回路内
に1行16文字表示となるために文字数をカウント
するカウンタ、又12行となる様に行をカウンタ、
又12行となる様に行をカウントするカウンタがそ
なえられている。
又処理部CPUがページメモリPM、ポインタ
PNTを制御する時機は表示制御コントロール
DCOTが1行のライン表示から次のライン表示
に移る時間に行われる。
CRTは表示部で、カソード、レイ、チユーブ
から成る。かかる表示部CRTに表示制御回路
DCOTの制御のもとに情報を表示する。
直接入力手段DINは第16図に示す如く、
TEN KEY34(KB4)とエンコーダENCDと
から成る。エンコーダKB4から出力された4ケ
タの数字を文字コードに変換する役割を負う。こ
れによつて、10進数4ケタによつて定義された文
字が、その文字に対応した文字コードに変換され
る。
又直接入力手段DINは漢字入力装置、例えば、
オキ電気工業株式会社KANJI TAB ENTRY−
500、富士通株式会社FACOM6802B等であつて
も良い。
OUは出力機器で、表示部CRT上に表示された
文字を印字する。例えばワイヤドツト、インクジ
エツト、サーマル、プリンタ等で構成される。
又出力機器として磁気デイスク等を接続し、記
憶容量を増加させても良い。
PM3はモニタ表示手段MONTに表示すべき
文字を格納するモニタ表示用メモリであり16Wの
容量を有する。
PM3に記入された情報は、モニタコントロー
ルMCOTによりモニタ表示手段MONTに表示さ
れる。MCOTは、モニタ表示コントロール装置
であり、PM3に蓄えられた情報(コードデー
タ)をパターン化し、モニタ表示手段MONTに
表示する機能を有する。PM3には、漢字始コー
ド及び漢字終コードが含まれるており、MCOT
は、該コードをこれらに対応するマーク“{“,”}”
に変更し、モニタ表示手段に表示する。MONT
は、モニタ表示手段であり、PM3に蓄えられた
コードデータがそのままパターン化されそれらを
目視することができる。本実施例においては、
MONTは、1行×16桁の表示を行うことができ
る。PM3,MCOT,MONTの関係をさらに詳
細に第61図に示す。本実施例ではMONTとし
て小型CRTを用いた。MCOTは、公知のCRT
CONTROLLERと文字パターンメモリ(CG)と
からなる。PM3は、漢字始コード,漢字終コ
ード,カーソルコードが含まれているがこれ
らはMCOTによりCRT上に“{“,”}”,“□”の
形状で表現される。これらのパターンは文字パタ
ーンメモリに格納されている。
本実施例ではカーソルを前述した如く、文字パ
ターンの1つとして表示したが、従来行われてい
る他の方法例えば、反転のアンダライン等で表示
しても良い。
ここで第2文字例表示手段としてのスクリーン
13と第1文字列表示手段としてのスクリーン5
1とに関する他の実施例を第62図を用い説明す
る。
第62図に示す実施例はスクリーン51とスク
リーン13とを一体化したものである。即ち一体
化したスクリーンとしてCRTを用い、CRT表示
の上12行を第2文字列の表示画面として用い下1
行を第1文字列の表示画面として用いる。PM1
とPM3は一体化する。PM1,PM3から出力
したDATAはコードコンバータ、セレクタを介
し、CRTコントローラに導かれてCRT上に表示
される。PNT1に蓄えられているカーソル情報
はCRTコントローラによりCRT上にカーソルと
して表示される。これは、市販されているLSI
(CRTコントローラ)を用いて容易に実現でき
る。第1文字列用カーソルは、第61図MONT
に表示されているごとく、文字のパターンの1つ
をカーソルとして用いることにより表示する。
RAMはメモリで、処理部CPUで処理されたデ
ータの転送等の制御を行うためにそなえられてい
るものである。その構成は、第17図に示される
様に各種REGISTER、WORKING AREA、変
換用パラメータ(1)、変換文バツフア、変換単語テ
ーブル、変換用パラメータ(2)、変換単位テーブ
ル、ネストテーブル、単語辞書テーブル等から成
る。
又上記REGISTERはキーワードレジスタ、選
択番号レジスタ、入力文野レジスタ、変換語分野
レジスタ等を含む。
次に、各パラメータ、バツフア、テーブル、各
制御部につき、その詳細及び相互の関係について
説明する。個々の説明にあたつては、それぞれの
図面を利用する他、相互の関係の説明にあたつて
は第18図を利用する。
変換文BUFを第19図に示す。変換文BUFは
これから変換すべき文章を蓄えるためのバツフア
であり、後述するKB1入力制御部の制御により
KB1より入力された文章の読み情報が定められ
たフオーマツトに従つて変換され蓄えられる。変
換文BUFのフオーマツトは第19図に示す通り
である。文字情報は、すべて仮名及び記号のJIS
コードにより表現される。又漢字に変換したい部
分(以下変換単位と呼ぶ)を示すための特殊コー
ド,が使用される。KB1入力制御部の制御
により蓄えられた情報の中には、上記文章情報と
特殊コードとが含まれる。は変換単位の先
頭を指定するものであり、は変換単位の最後尾
を指定するものである。
変換用パラメータMPA(1),MPA(2)は、変換文
バツフアに蓄えられた情報の内第2文字列に変換
すべき範囲を指定するパラメータであり、KB1
入力制御部によつてセツトされ、以後の変換のた
めのパラメータとなる(第20図参照)。
MPA(3)は、前記範囲の内変換が終了した範囲
を除く先頭アドレスを指定するものである。KB
1入力制御部によつて、イニシヤライズされ、
MPA(3)−MPA(1)にセツトされる。
MPA(4)4は、後述する変換後テーブルの空き
番号を格納するレジスタである。MPA(4)の具体
的役割については後述する。MPA(4)はINTキー
制御部によりイニシヤライズされる。
MPA(5)及びMPA(6)は変換すべき範囲、即ち
MPA(1)とMPA(2)の間を変換するにあたり、参照
すべき先頭のアドレスと最後のアドレスをそれぞ
れ示すものである。
KB1入力制御部は、AMKキーが自動であり、
且つKB1からの入力が存在した時に、メイ制御
部の指令により動作開始する。又動作終了後は、
メイン制御部にその制御をもどす。KB1入力制
御部は、KB1から入力された情報を変換文BUF
によつて規定されるフオーマツトに変換し、しか
る後変換文BUFにかかる情報を書き込むと同時
に、変換用パラメータ(1)に変換に必要なパラメー
タを書き込み、変換制御部に変換開始の指示を与
える役割を担う。KB1からの入力は、RKKキー
の操作により、仮名入力あるいはローマ字入力の
選択を行うことができる。又KB1の漢字シフト
キーKKは、奇数回目の打鍵は、変換単位の先頭
を指示するものであり、偶数回目は、変換単位の
後端を指示するものである。KB1入力制御部は
以上の入力を前述した交換文バツフアで規定され
たフオーマツトに変換を行い、且つ変換された情
報を変換文バツフアに書き込む。
変換文バツフアに蓄えられた情報を漢字まじり
文(第2文字列)に変換することを開始するの
は、次の条件のいずれかが満足された時であり、
下記条件のいずれかが満足された時、変換制御部
に対し、変換開始の指示を与える。
1 KB1からの入力情報中に記号例えば「,、。
等が存在した時。
2 漢字シフトキーにより漢字はじまりコードが
生成された時。
3 漢字シフトキーが2回打鍵された後特定の数
の文字が入力された時。
4 バツフアがオーバーフローする時。
KB1入力制御部は、変換開始の指示を変換制
御部に対し与える前に変換用パラメータ(1)に、変
換文BUFに蓄えられた情報の変換開始位置と終
了位置をセツトする。第2文字列への変換はこの
範囲内を行うものである。又同時に変換のための
関連情報としての参照範囲をも変換用パラメータ
(1)にセツトする。
仮名漢字変換においては、単語の前後の情報が
重要となるため、文章の中間にある単語を漢字に
変換する場合は常に前後の情報を付けて仮名漢字
変換を起動する様に制御する。
ローマ字仮名変換の起動はKB1入力制御部に
よりローマ字モードにおいて平仮名もしくは片仮
名の入力において母音、即ち〔A,I,U,E,
O〕もしくは〔X〕にキーボード(第1図参照)
上で対応する仮名、即ち〔ち,に,な,い,ら〕
もしくは〔さ〕、〔チ,ニ,ナ,イ,ラ〕もしくは
〔サ〕及びそれぞれの小文字のいずれかが入力さ
れた場合に行われる。変換はローマ字仮名対応テ
ーブル(第21図)を参照して行われる。例えば
「あ」を入力する場合は第1図のキーボードにお
いてローマ字入力にして、平仮名シフト状態で
「A」のキー即ち「ち」のキーが押されると、ロ
ーマ字仮名変換制御部は起動され第21図のテー
ブルで「あ」が取り出される。
モニタ制御部はKB1入力制御部又はBSキー制
御部により起動される。KB1入力制御部は、
KB1から入力が成された時変換文BUFに該
DATAを蓄えることにより交換文BUFの内容を
変更する。この時新しく変換文BUFに蓄えられ
た第1の文字列を表示するためにモニタ制御部を
起動する。又KB1入力制御部は、変換文BUFに
変換制御部を起動するに十分な情報が蓄えられた
ことを判断し、変換制御部を起動するが、それに
先立つてモニタ表示を消す。(変換終了後すぐに
第2文字列表示用スクリーン13に変換結果が表
示される)又BSキー制御部はBSキーの押下によ
つて変換文バツフア内で不要になつた文字をモニ
タ表示から消すために、やはりモニタ制御部を起
動する。モニタ制御部は起動されると、変換文
BUFに蓄えられた情報の表示又は、モニタ表示
手段の表示のクリアを行う。
単語辞書テーブルは、第22図に示す通り、単
語辞書WFに格納されていた情報の内、変換にお
いて必要なものだけを抜き出し格納しておくため
のバツフアであり、32×24Wの容量をもつ。即
ち、前述した如く1単語32Wの容量を有するた
め、24単語分の情報が格納でき、格納された情報
は、各単語ごとに順に1〜24の番号が付されてい
る。本単語辞書テーブルへの書き込みは、後述す
る変換制御により行われる。
ネストテーブルは、後述する変換制御部が各変
換単位から変換語を見つけ出すにあたつて書き込
むテーブルであり、第23図に示す如く、28×
8Wの容量を有する。
本実施例は、変換単位を自動的に分割する機能
を有する。例えば、〓キホンテキ〓という変換単
位に対して自動的に、〓キホン〓と〓テキ〓とい
う2つに分割するものである。この分割の数は上
記例の如く2分割に限るものではない。
本実施例においては8分割まで許すものとし
た。又分割されて得られて語は、自立語、接頭
語、接尾語のいずれかである。この分割の情報を
格納するのがこのネストテーブルである。分割さ
れた各語に対し、28Wの情報格納場所がある。
第23図Aにおいて、(A)は該語の読みが格納さ
れている変換文バツフア中のアドレスである。(B)
は該語の読みの数である。(C)は該語の読みに対応
する語が複数個存在した時、その数である。(D)は
該語に対応する単語辞書情報を格納する単語辞書
テーブルの先頭番号(前述した単語辞書テーブル
の1〜24の番号の1つ)である。(E)は該語に対応
する単語辞書情報が蓄えられている単語辞書テー
ブル中の番号である。
今、〓キホンテキ〓という変換単位が変換文バ
ツフアの頭に格納されており、今後述する変換制
御部により前記変換単位に対応するネストテーブ
ルが書き込まれたとする。その際“キホン”と
“テキ”とに分割され、前者に対応する文字列
(語)として“基本”、後者に対応する文字列
(語)として“敵”受“滴”,“適”,“的”の4種
が後述する変換制御部により見つけられたとす
る。この時のネストテーブルの例を第23図Bに
示す。
変換用パラメータ(2)は、後述する変換制御部に
より、変換単位を変換語に変換する時に書き込ま
れるもので、各種パラメータを含むものである。
第24図に示す如く9Wの容量を有し、MCW(1)
〜MCW(9)までの名前が付されている。
MCW(1)は、後述する変換制御部が、変換文バ
ツフアの指定された範囲(変換用パラメータ(1)に
よつて指定された範囲)の中から、捜し出した変
換単位の先頭アドレスを記入するレジスタであ
る。
MCW(2)は、前記変換単位の長さである。
MCW(3)は、前記変換単位の中で実際に後述す
る変換制御部が単語辞書WFの検索を行う単語の
先頭アドレスである。
MCW(4)は、前記検索を行う単語の長さであ
る。
MCW(5)は、前記検索の結果得られた語の数を
記入するレジスタである。但し負の時は検索した
結果該当するものが存在しなかつたことを示す。
MCW(6)は、前記検索の結果得られた各語の単
語辞書情報を格納する単語辞書テーブル中の空き
No.即ち単語辞書テーブルの中で前記MCW(6)で規
定されたNo.から24までの間が、空きテーブルとな
つていることを示している。
MCW(7)は、前記変換単位の分割において、分
割された数である。
MCW(8)は、該変換単位に対応して、変換され
た変換語の数を記入するレジスタである。正の時
は、変換された第2文字列の数、負の時は、変換
できなかつたことを示すものとする。
MCW(9)は、前記MCW(8)個の変換語の内“確
かさ”(後述)があるしきい値を越えるものの数
である。
変換制御部は、KB1入力制御部の指示により
動作開始し、終了後その制御をKB1入力制御部
にもどす。
本制御部は、変換文バツフアに蓄えられた情報
(第1の文字列)の内変換用パラメータ(1)によつ
て定められた範囲を第2文字列へ変換を行いその
結果をネストテーブル、単語辞書テーブル、変換
用パラメータ(2)に書き込む。その後変換単位テー
ブル作成制御部及び変換結果処理制御部を起動す
る役割を担う。ここで変換制御部の考え方を述べ
る。変換制御部は先ずMPA(3)からMPA(2)の範囲
の中から変換単位を捜す。変換単位が見つかつた
ら、MCW(1),MCW(2)をセツトする。又同時に
単語辞書テーブルをクリアするためにMCW(6)を
1にセツトする。次に単語辞書WFを検索し、該
変換単位に対応する変換語を見つけ出すために、
MCW(3),MCW(4)に単語辞書WFのキーワード
を設定する。当然のことながら、先ず初めは、
MCW(3)=MCW(1),MCW(4)=MCW(2)と設定す
る。又、MCW(7)に初期値として1を与える。
(MCW(7)については後述する。)検索は変換制御
部の中に配置される検索制御部によつて行われ
る。検索制御は、MCW(3),MCW(4)に設定され
た、キーワードに対応する辞書情報を単語辞書
WFから検索し、その結果を、単語辞書テーブル
及びMCW(5)に設定する。検索の結果もし見つか
つたなら、MCW(5)にその数を設定し、且つ単語
辞書テーブルにMCW(6)で示される位置を先頭に
して辞書情報を蓄える。もし検索の結果見つから
なかつたら、MCW(5)に−1をセツトする。
以上の検索制御部の動作が終了したならば、変
換制御部は、その検索結果を調べる。もし、
MCW(5)が負であるなら、MCW(4)から1を減じ
て、再び検索制御部により単語辞書を検索する。
該当語が見つかるまで、この動作を繰り返す。
該当語が見つかつたなら、即ちMCW(5)が正数
であつたなら、その時の状態をネストテーブルに
書き込む。即ち、MCW(3)を第23図Aに、
MCW(4)を(B)に、MCW(5)を(C)に、MCW(6)を(D)
に保存する。又、(E)には当該部の辞書情報が格納
されている単語辞書テーブル中の該当ナンバーを
MCW(5)にセツトされている数分だけ記入する。
前回まででの検索で変換単位に残余部のある場
合、MCW(7)に1を加算し、変換単位の残余部に
ついての単語辞書検索を前回と同様の方法で行
う。その際MCW(3)及びMCW(4)は、残余部を示
すアドレスとレングスに変更する。但し、残余部
についての検索において該当語が見つからなかつ
た時は、前回ネストテーブルに書き込んだ時に検
索して見つかつた時は、キヤンセルするものとす
る。従つてこの時には、MCW(7)から1を減じ、
ネストテーブルに既に書き込んである情報を再び
MCW(3)〜MCW(6)にもどす。そして、更に
MCW(4)から1を減じて再び検索制御を実行す
る。残余部についての単語辞書検索が成功した場
合は前回と同じ様に、MCW(3)〜MCW(6)をネス
トテーブルに保存し、ネストテーブルの(E)項に所
定事項を記入し、又、なお残余部がある時は、以
上の説明を繰り返す。
かくして該変換単位が単数又は複数個の語とし
て変換される。以上の過程でMCW(7)には変換単
位を分割した数が記入されていることになる。
以上で変換が終了するが、最終的に変換ができ
なかつた場合には、MCW(7)=1,MCW(5)=−
1、MCW(4)=1とセツトされていることは、以
上の説明から明らかである。
変換制御部はしかる後変換が成功した場合は変
換単位テーブル作成制御部を起動し、その後変換
結果処理制御部を起動する。又変換が不成功であ
つた場合MCW(8)を−1にセツトし、変換結果処
理制御部を起動する。
変換結果処理制御部がその制御を終了した後、
変換制御部は再び変換文バツフアの中から次の変
換すべき変換単位を捜す。もし存在すれば前記制
御を繰り返す。変換用パラメータ(1)で指定される
範囲をすべて変換し終えた後、変換制御部はその
制御をKB1入力制御部にもどす。KB1入力制
御部は、前述した様にその制御を、メイン制御部
に移す。
変換単位テーブルは、変換単位に対応する語の
組わせ(1語だけのことも有る)を記憶する場所
で、且つそれぞれの組合せに対する変換の確かさ
を記入するテーブルである。変換単位テーブルは
第25図に示す如く、11×24Wの容量を有する。
各組合わせに対して11Wの容量を有する。従つて
全部で24通りの組合わせを格納できる。例えば、
前述の様に〓キホンテキ〓という変換単位に対し
“キホン”と“テキ”とに対応する語がそれぞれ、
1通りと4通り得られたとする(この情報はネス
トテーブルに記載されている)と、両者の組合わ
せとして1×4の4通りの組合わせが作れる。こ
れらの4通りに対してそれぞれ11Wの情報を格納
する。始めの8Wは語の組わせを定義するもので、
それらの数値は単語辞書テーブル中に格納されて
いる語情報の番号である。次の1Wは語の個数即
ち最初の8Wに記入された番号の数、次の1Wは該
組合わせの全体としての品詞を記入する欄であ
る。例えば“基本”と“的”とを組合わせた“基
本的”という複合語は、形容動詞として捉える。
次の1Wは該組合わせの“確かさ”を記入する欄
である。変換単位テーブルへの書き込みは、変換
単位テーブル作成制御部により先ず行われ、しか
る後“確かさ”の欄については、後述する文法ウ
エイト制御部、頻度ウエイト制御部、接辞ウエイ
ト制御部及び分野ウエイト制御部により、モデフ
アイされる。
変換単位テーブル作成制御部は、前記変換単位
テーブルを作成することを主機能とする。作成に
あたつてはネストテーブル及び単語辞書テーブル
変換用パラメータ(2)を利用する。又MCW(8)に
は、変換単位テーブルに記入した語の組合わせの
種類の数即ち変換語の数を記入する。
次に、該組合わせの全体としての品詞及び活用
形を記入する。ここで問題になるのは、これら複
数個の変換語の中から何を選択するかということ
である。
そこで、変換単位テーブルの“確かさ”の項を
モデフアイするため文法ウエイト制御部、頻度ウ
エイト制御部、接続ウエイト制御部、分野ウエイ
ト制御部を起動する。
以上で変換単位テーブルを完成することができ
る。
次にMCW(9)の設定を行うが、MCW(9)は前述
した様に、変換単位テーブルに記入した語の組合
わせの種類の数としても良いが、ここでは他の設
定方法を用いることにし、それを説明する。
即ち、前記各ウエイト制御部によつてモデフア
イした確かさを考慮し、あるスレツシヨルド以上
のものの数という形で定義するものとする。又ス
レツシヨルドは常に一定であつても良いし、又、
各変換単位によつて変化させても良い。スレツシ
ヨルドの決定は、変換単位作成制御部に含まれる
スレツシヨルド決定制御部により行われる。これ
によつて明らかに誤りと思われる変換語の出力を
除くことができる。
文法ウエイト制御部は、変換単位から変換され
た第2文字列のそれぞれに対し、文法的なチエツ
クをくわえ、ウエイト付けをする役割を担う。な
お文法的チエツクは、MPA(5),MPA(6)で示され
る参照範囲内を行う。変換単位テーブル作成制御
部により起動され、終了後変換単位テーブル作成
制御部にその制御をもどす。
文法ウエイト制御部は2つに大別される。1つ
は、変換文バツフアにおいて、該変換単位の前部
とのつながりを調べる前部文法チエツク部と、後
部とのつながりを調べる後部文法チエツク部とに
分かれる。
前部文法チエツク部は、第2文字列が動詞であ
つた時該変換単位の前部が格助詞であるかどうか
をチエツクするもので、格助詞であつた場合ウエ
イトを増やし、それ以外の時ウエイトを減ずるこ
とを行う。
後部文法チエツク部は、更に2つに分かれる。
一方は、該変換単位に続く文字が、単語辞書テー
ブル中の不変化仮名部の読みに一致するか否かを
チエツクする不変化仮名部チエツクであり、他
は、該変換単位に続く文字が、動詞等の活用形と
一致するか否かをチエツクする活用形チエツクで
ある。
動詞、形容動詞等の活用形は衆知の様にその変
化に規則性があり、動詞の活用形の型が決まれ
ば、必然的にそれに続く文字が決定する。不変化
仮名部チエツク、活用形チエツクのいずれも第2
文字列の“確かさ”を判定する上で重要な役割を
担う。
変換単位テーブルに記載されたすべての第2文
字列に対してウエイトの計算を行う。
頻度ウエイト制御部は、変換単位から変換され
た変換語のそれぞれに対し頻度的なチエツクをく
わえウエイト付けをする役目を担う。本制御部
は、変換単位テーブル作成制御部により起動さ
れ、終了後変換単位テーブル作成制御部にその制
御をもどす。頻度ウエイト制御部は、変換単位テ
ーブルに記載された各語の頻度情報を単語辞書テ
ーブルから求め、それを各第2文字列のウエイト
にくわえるという制御を行うものである。
接続テーブル(1)は、第26図に示す如く自立語
の各品詞あるいは接頭語、あるいは接尾語の間の
接続関係を示すテーブルである。表中の数字は各
要素間の接続の度合を示すものである。但しこの
数字は経験的に決定したものであるが、随意変更
することにより、よりすぐれたものに近づき得
る。図中×印は接続する可能性の非常に低いもの
である。
接続テーブル(2)は、第27図に示す如く第12
図に示す接続情報を基準にしたところの接続関係
を示すテーブルである。図の見方は接続テーブル
(1)と同じである。
接続ウエイト制御部は、変換単位から変換され
た単数個あるいは複数個の変換語のそれぞれに対
し、接続的チエツクをくわえウエイト付けをする
役目を担う。本制御部は、変換単位テーブル作成
制御部により起動され、動作終了後変換単位テー
ブル作成制御部にもどす。
本制御部は大きく2つに分けられる。1つは接
辞テーブル(1)を用いた品詞接続チエツク部であ
り、他は接続テーブル(2)を用いた意味接続チエツ
ク部である。いずれも第2文字列が2つの語から
成る時、そのつながりを調べるものである。
品詞接続チエツク部は、第2文字列を構成する
2つの語の品詞からその接続を調べるものである
が、各語の品詞は変換単位テーブルに記されてい
る単語辞書テーブル1の格納ナンバーから、単語
辞書テーブルを参照することにより得られ、又そ
れらの接続のウエイトは、接続テーブル(1)から求
めることができる。このウエイト情報を、変換単
位テーブルの“確かさ”の欄(フイールド)にく
わえる。
意味接続チエツク部は、第2文字列を構成する
2つの語を意味関係からそのつながを調べるもの
である。この立場から語を分類したのが第12図
に示す接続情報である。各語の接続情報は、変換
単位テーブルに記されている単語辞書テーブルへ
の格納ナンバーから単語辞書テーブルを参照する
ことにより得られ、又それらの接続のウエイト
は、接続テーブル(2)から求めることができる。こ
れらのウエイト情報を変換単位テーブルの確かさ
の欄(フイールド)にくわえる。変換単位テーブ
ルに記されたすべての第2文字列に対しウエイト
付けをして終る。
第17図のREGISTER内にある変換語分野レ
ジスタへは第13図に示される如き分野情報が、
セツトされるのであるが、このセツトは2つの場
合がある。
1つは、仮名漢字変換により単語が一義的に決
まつてしまつた場合であり、変換単位テーブル内
の一義的に決まつた単語の分野情報が変換結果処
理制御部により変換語分野レジスタにセツトされ
る。もちろん同音の語が1つの場合は一義的に決
まつたものとして上記と同様に扱われる。もう1
つの場合は、同音語が複数個あり一義的に変換さ
れなかつた状態において、YESキー、NOキーに
より1語が選択された時、該選択された語の分野
情報を変換語テーブルから、YESキー制御部に
より変換語分野レジスタに入れる。変換語分野レ
ジスタは2WORDあり、複合語即ち単語が2つ以
上で1変換単位となつている場合は2つの語の分
野情報を変換語分野レジスタに入れる。
変換語分野レジスタに入つた分野情報は、分野
決定制御部により入力文分野レジスタ内の情報に
加算される。入力文分野レジスタ16はWORD
より成り各分野ごとに1WORDあてられる。例え
ば、過去に文芸の分野のビツトが立つている語が
28回、法律が20回、会社が10回、科学が2回、家
庭が4回入力されているとすれば、上記入力文分
野レジスタの16WORDはそれぞれ28,20,10,
2,4,、即ち第13図に対応して示せば〔0,
28,20,10,2,0,4,0,0,0,0,0,
0,0,0,0〕が蓄積されている。ここで変換
語分野レジスタに文芸の項のみが立つている分野
情報、即ち第13図の分野情報WORD内の1つ
が0′Sビツトから順に〔0,1,0,0,0,0,
0,0,0,0,0,0,0,0,0,0〕であ
る分野情報がセツトされると、分野決定制御部に
より変換語分野レジスタの各ビツトが入力文野レ
ジスタの各WORDにくわえられている。従つて、
この例では文芸のWORDに1がくわえられて文
芸の分野のWORDが119となる。従つてこの
例の場合は入力文分野レジスタの各WORDの値
は〔0,29,20,10,0,4,0,0,0,0,
0,0,0,0,0〕となる。
分野ウエイト制御部は、変換単位から変換され
た単数個あるいは複数個の第2文字列のそれぞれ
に対し、分野情報によるチエツクをくわえ、それ
ぞれに対しウエイト付けをする役目を担う。本制
御部は、変換単位テーブル作成制御部により起動
され動作終了後起動された制御部にその制御をも
どす。第50図のフローに示す如く分野情報に基
づくウエイト付けがなされるものであり、前述の
入力文分野レジスタの内容と、単数個あるいは複
数個の変換語のそれぞれの分野情報とを各分野ご
とに、掛けた後に各変換語ごとに上記掛算の結果
を合計し各変換語のウエイト情報の基礎データと
し、他のウエイト情報例えば文法チエツクによる
ウエイト情報等とのバランスを合わせるために、
補正定数例えば30を掛け第25図の変換単位テー
ブル内の各該当の単語のACにそれぞれくわえる。
上記の方法によつて分野情報によるウエイト付け
を行う。
変換語テーブルは、変換単位テーブルにまとめ
られた変換結果の情報を、CRTへ表示する時の
ために、まとめたテーブルである。第28図にそ
のフオーマツトを示す。容量は1024Wである。1
つの変換単位に対応して1つのブロツクがわりあ
てられる。1つのブロツクはそのブロツクの定義
を与えるHEADと複数個の変換語に対応する複
数個のレコードから成り立つ。
HEAD部は、iRL,iRN,iDN,iCL,iCCの
5個のアイテムから成る。iCCは20W、他は1W
である。iRLはレコードレングス、iRNはレコー
ド数、iCLは該変換単位の仮名読みの文字数、
iCCは該変換単位の仮名読みの文字コードであ
る。iDNはCRTに表示されている変換語の番号
を示すレジスタである。例えば、あるブロツクの
3番目のレコードに記入された変換語が表示され
ている時、iDNは3となる。又、もし、HEAD
部の仮名読みが表示されている時は、0とするこ
とにする。
レコードは、iFL1,iFL2,iAC,iKCの4個
のアイテムから成る。iFL1,iFL2,iACは
1W,iKCは一般に数Wである(可変長)。
各レコードは、該変換単位の変換結果即ち変換
語を文字コードの形で記入したものである。iFL
1は該変換語の分野を、記入するアイテムで、単
語辞書に記載されているものと同じである。iFL
2は該変換語が複数の語から成る時、第2の語に
対応する分野を記入するものである。iACは該変
換語の“確かさ”である。これは、すでに変換単
位テーブルに記載されているものである。
iKCは該変換語の文字コードである。なお、
iKCのレングスiKLは、変換語の文字コード列の
最大長で決まるものとする。例えば“トシ”の変
換語に対応して“都市”を“年”が選ばれた場
合、年の後にラブアウトコード(オール1)を追
加してそのレングスを合わせるものとする。
変換語テーブルは、変換結果処理制御部により
初期設定される。又、iDNについては変換結果処
理制御部により1にイニシヤライズされ、
BACKキー制御部、INVキー制御部、NOキー制
御部により変更される。
単漢字選択テーブル第29図は、キーボードよ
りの入力データに対するPM2のアドレスを示す
対照表であり、単漢字入力における単漢字選択制
御に用いられる。
変換結果処理制御部は、変換制御部及び変換単
位テーブル作成制御部により得られた結果を
CRTに表示するためにページメモリPM1に書き
込むとともに、オペレータによるBACKキー、
INVキー、NOキー等の操作に従つて表示文字を
変更するための準備として変換語テーブルを作成
する役割を担う。
変換結果処理制御部は、先ず変換用パラメータ
(1)で示される範囲の変換文バツフアの内容を頭か
ら漢字シフトコードが見つかるまでPNT1に
よつて示されるPM1の中に移す。もちろん
PNT1は、順次インクリメントする。もし、
が見つかつたならMCW(9)の正負を判断する。
MCW(9)が負、即ち該変換単位に対応する変換語
が見つからなかつた時、再び漢字シフトコード
の次から、変換用パラメータ(1)、MPA(2)で示さ
れる範囲又は、再び漢字シフトコードが見つか
るまで、変換文バツフアからページメモリPM1
に情報を移動する。但し漢字シフト解除コード
の転送は省略するものとする。
MCW(9)が1の時、即ち、該変換単位に対応す
る変換語が1個見つかつた時、変換単位テーブル
に記入された該変換語に対応する単語辞書テーブ
ルの番号を文字コードに変換し、PNT1の示す
ページメモリPM1に書き込む。その際PNT1
は順次インクリメントする。次に該変換語の分野
を変換語分野レジスタにセツトし、分野決定制御
部を起動する。分野決定制御部からその制御がも
どつたなら、次に再び該変換単位の漢字シフト解
除コードの次から変換用パラメータ(1)、MPA
(2)で示されるまでの範囲又は再び漢字シフトコー
ドが見つかるまで変換文バツフアからページメ
モリPM1に情報を移動する。
MCW(9)が2以上、即ち該変換単位に対応する
変換語の複数個見つかつた時は、変換用パラメー
タMPM(4)のbit15を0,bit14を1にセツトした
ものを、PNT1の示すPM1に書き込み、PNT
1をインクリメントする。次に、変換語テーブル
の書き込みを開始する。変換語テーブルのフオー
マツトは前述の通りである。変換結果処理制御部
は変換単位テーブルを参照し、変換単位テーブル
から“確かさ”の高い順にMCW(9)個変換語を抜
き出す。単語辞書テーブルを参照することによ
り、該変換語の文字コード、分野情報を見つけ出
し、変換語テーブルに書き込む。又、変換単語テ
ーブルに書き込まれた該ブロツクのHEADには、
該変換単位の読み、その他の情報を書き込む。そ
の際iDNには1を記入する。
以上変換語テーブルへの書き込みを終了したな
らMPA(4)を更新する。しかる後再びPM1に、
今変換語テーブルに書き込んだブロツクの第1レ
コードに対応する文字コードを書き込む。その際
該文字コードの中にラブアウトコードが記入され
ていても省略せずそのまま書き込むものとする。
但しCRT上には前述した様にラブアウトレコー
ドはスペースとして表示される。以上変換語の書
き込みが終了したなら再び、該変換単位の漢字シ
フト解除コードの次から、変換用パラメータ
(1)、MPA(2)で示されるまでの範囲又は再び漢字
シフトコードが見つかるまで変換文バツフアか
らページメモリPM1に情報を移動する。
以上でMCW(9)が負の場合と1の場合と2以上
の場合の説明を終る。次に変換結果処理制御部
は、変換終了範囲+1を指定するパラメータ
MPA(3)のセツトを行う。
MPA(3)のセツト値は、前記変換文バツフアか
らPM1へ情報転送された最後の番地+1とす
る。
次に変換結果処理制御部は、該変換単位に対応
する変換語の数が1か否かを調べ、もし1であつ
たなら該変換語の分野を変換語分野レジスタに記
入する。分野決定制御部を起動する分野決定制御
部から制御がもどされると、変換結果処理制御部
は、その制御を変換制御部にもどす。
分野決定制御部は、前述の如く変換語分野レジ
スタに入つたデータを入力文分野レジスタの各分
野にくわえるものである。従つて学習語分野レジ
スタの内容が次々とくわえられると、入力文分野
レジスタはオーバーフローすることになるが、分
野決定制御部はかかるオーバーフローがない様に
加算決果が31以上となつた場合はすべての入力文
分野レジスタから1を減ずる様に制御を行う。分
野決定制御部は、変換結果処理制御部又はYES
キー制御部によつて起動され、その制御終了後起
動した制御部にその制御をもどすものである。
プリントキー制御部は、ページメモリに蓄えら
れた情報を外部に出力する役割をもつ。メイン制
御部により起動され、動作終了後再びその制御を
メイン制御部にもどす。プリントキー制御部は、
ページメモリPM1の頭から終りまでの情報を順
に出力装置OUに出力するのであるが、その際
bit15=bit14=0以外のものは、コントロールで
あるので出力しないものとする。
カーソルシフトキー制御部は、CRT上に表示
されているカーソルを1つずつ移動させる役割を
もつ。メイン制御部により起動され、カーソルシ
フトキーの動作終了後その制御をメイン制御部に
もどす。カーソルシフトキー制御部は、カーソル
のシフトを行うためPNT1を、インクリメント
する機能を有するものである。
EDITキー制御部は、表示画面上の第2文字列
の中から複数個の変換語が存在する場所を捜す役
割をもつ。EDITキー制御部は、メイン制御部に
より起動され、その動作終了後再びその制御をメ
イン制御部にもどす。
EDITキー制御部は、ページメモリPM1をス
キヤンし、bit15=0、bin14=1である位置を捜
す。ページメモリPM1をスキヤンするにあたつ
ては、順次PNT1をインクリメントするので、
前記情報を見つけた位置で本制御部の動作を終了
することで、自動的にPNT1を前記情報の位置
にセツトできる。前記情報は、それに続く変換語
が複数個存在していることを意味しているので、
以上の動作により第2文字列の中から複数個の変
換語が存在する場所を捜し求めることができ、
CRT上においてはカーソル記号CCが該変換語の
前に表示されている*印の位置に表示されること
になる。
YESキー制御部は、第1文字列が第2文字列
に変換され変換語が複数個存在した時に、複数個
の第2の文字列の内CRT上に表示されている第
2の文字列を選択する機能と、選択した第2の文
次列を利用し、入力文の分野を決定するために、
分野決定制御部を起動する役割と分野決定制御部
からその制御がもどつた時CRT上の次に選択す
べき、第2文字列の位置を捜す機能とを有する。
YESキー制御部は、メイン制御部により起動
され、その動作終了後メイン制御部にその制御を
もどす。
YESキー制御部は、先ずPNT1の指し示して
いるPM1内の情報がbit15=0且つbit14=1で
あるかを確かめる。もし、bit=15=0且つbit14
=1でなければその制御をすぐメイン制御部にも
どす。もしbit15=0且つbit14=1であるなら下
記動作を行う。
YESキー制御部は、PNT1の指示している
PM1内の情報の下位bit0〜bit9が指しているア
ドレスによつて変換語テーブルを参照する。変換
後テーブルの該ブロツクのHEAD部には現在
CRT上に表示されている変換語を格納している
レコードNo.がiDNに格納されている。該レコード
には、該変換語の該分野が格納されている。
YESキー制御部は該分野情報を変換語分野レジ
スタに書き込み、分野決定制御部を起動する。分
野決定制御部からその制御がもどされると、
YESキー制御部は、現在カーソル記号CCが指し
示しているCRT上の*印に対応するページメモ
リPM1の内容のbit15を1にする。これにより
DCOT(表示制御回路)は、今までCRT上に表示
していた*印をスペースに変更する。
次に選択すべきCRT上の変換語を捜す。この
機能はEDITキー制御部と基本的に同じである。
但し、EDITキー制御部がPM1の頭からスキヤ
ンするのに対し、本制御部では現在PNT1が指
している場所以後をスキヤンする点で異る。
以上でYESキー制御部の動作は終了する。
NOキー制御部は、第1の文字列が第2の文字
列に変換され、第2文字列が複数個存在した時
に、現在CRT上に表示されている第2文字列の
かわりに、それ以外の第2文字列を表示する役割
を担う。
NOキー制御部は、メイン制御部により起動さ
れ、その動作終了後メイン制御部にその制御をも
どすものである。
NOキー制御部は、先ずPNT1の指し示して
いるPM1内の情報がbit15=0且つbit14=1で
あるかを確かめる。もし、bit15=0且つbit14=
1でなければその制御をすぐメイン制御部にもど
す。もし、bit15=0且つbit14=1であるなら下
記動作を行う。
NOキー制御部は、先ず前記PM1内の情報の
下位bit0〜bit9が指し示しているアドレスによつ
て変換語テーブルを参照する。変換語テーブルの
該ブロツクのHEAD部には現在CRT上に表示さ
れている変換語を格納しているレコードナンバー
がiDNに格納されている。
NOキー制御部は、現在のiDNをインクリメン
トする。この時もしiDNが、総レコード数iRNを
オーバーするならば、iDNを1に変更する。従つ
て、NOキー制御部は、それが記動されるたびに
iDNを1〜iRNまでの範囲内で、一定方向に回転
させることになる。しかる後NOキー制御部は、
今変更したiDNに対応するレコードに格納された
文字コードを拾い出し、ページメモリPM1内の
該当情報を変更する。以上動作終了後メイン制御
部にその制御をもどす。
BACKキー制御部は、NOキー制御部とほぼ同
一である。異る点はNOキー制御部が変換語テー
ブルのiDNを1〜iRNの範囲内で増加方向に回転
させるのに対し、BACKキー制御部は減少方向
に回転させることである。
INVキー制御部は、第2の文字列(変換語)
を第1の文字列(変換単位)に変換する役割を担
う。
INVキー制御部はメイン制御部により起動さ
れ、その動作終了後メイン制御部にその制御をも
どすものである。
INTキー制御部は、先ず前記PM1内の情報の
下位bit0〜bit9が指し示しているアドレスによつ
て変換語テーブルを参照する。変換語テーブルの
該ブロツクのHEAD部には現在CRT上に表示さ
れている変換語に対応する読み、即ち第1の文字
列が記入されている。INVキー制御部は、ペー
ジメモリPM1上の該第2の文字列を前記第1の
文字列に変更する。一般に第1の文字列は第2の
文字列よりその文字数が多いので、ページメモリ
PM1内の情報はその分すべてずらすことによ
り、情報の欠落が生じない様にする。
以上の動作終了後メイン制御部にその制御をも
どす。
INTキー制御部は、すべての制御部及び各種
メモリ、レジスタ等のイニシヤライズを行う制御
部で文章入力開始時にメイン制御部により起動さ
れるものである。動作終了後は再がメイン制御部
にその制御をもどす。
DIN入力制御部は、前述の如き直接に漢字を
指定して入力する手段DINよりのデータを読み
込み、PM1に入力する制御を行う。即ちAMK
が単漢字入力であつて、IDKが直接入力の状態の
時にDINからのデータを読み込みPM1に出力す
るものである。
単漢字入力制御部は、AMKが単漢字入力とな
つている時、FIFOからのデータ、即ち漢字の読
みをキーワードレジスタに送る。KF検索制御部
は、キーワードレジスタに入つた漢字の読みで
KF、即ち漢字フアイルを参照し該当の漢字群を
ページメモリ2(PM2)のアドレスPNT2に
送る。PM2に入つた漢字群は単漢字入力制御部
の制御によりDCOTを通つてCRTに表示される。
表示は前述の如く、第30図に示す如く最下行の
みが表示され、他の行は消えた状態となつてい
る。即ち単漢字入力状態では単漢字入力制御部の
制御によりDCOTがPM2のデータを選択しCRT
に表示する。この表示された漢字群の中から所望
の漢字を表示に対応するキーを押すことにより選
択し該漢字コードをPM1に送る。
変形例としては、前記の単漢字入力では文章
と、単漢字の列挙表示は同時に行わなかつたが、
第31図の如く行うことにより、より操作性を良
好とすることができる。
BSキー制御部は、メイン制御部によつて起動
され、その処理終了後メイン制御部にその制御を
戻す。
BSキー制御部は、第1文字列表示手段のカー
ソルを1つ戻す制御又は、第2文字列制御手段の
カーソルを1つ戻す役割を担う。又、漢字シフト
キーのシフト状態の適正化をも合わせて行う。
ここで第33図〜第60図に示したフローチヤ
ートにより文字処理装置の動作について説明する
ならば、第33図はメイン制御フローチヤートを
示し、図中YはYES、NはNOの略号である。メ
イン制御部はモードキー(DIN,IDK,AMK),
FIFO,プリントキー,カーソルシフトキー,
EDITキー,YESキー,BACKキー,INVキー,
NOキー,IHTキー等のDEVICEから情報を読み
取り、該当する仕事(JOB)を、決定し、それ
に対応する制御部を起動する。ここでモードキー
は、いつでも読取りのできる機能を有する。又他
のDEVICEは、そのDEVICEに情報が貰えられて
いるか否か即ち、まだ読取りが行われていない情
報が存在するか否かを示す機能と該情報を、読取
りが行なわれるまで保存しておく機能とを有する
ものである。
FIFOからの入力が有つた場合はモードキーの
状態により起動する制御部が異る。即ちAMKキ
ーが自動になつている時はKB1入力制御部、
AMKキーが単漢字でかつIDKキーが間接の時は
単漢字入力制御部、AMKキーが単漢字でかつ
IDKキーが直接の時はDIN入力制御部を起動す
る。
プリントキーから入力が有つたらプリント制御
部、カーソルシフトキーから入力が有つたらカー
ソルシフトキー制御部、EDITキーから入力があ
つたらEDITキー制御部YESキーから入力があつ
たらYESキー制御部、BACKキーから入力が有
つたらBACKキー制御部、INVキーから入力が
あつたらINVキー制御部、NOキーから入力が有
つたらNOキー制御部、INTキーから入力が有つ
たらINTキー制御部キーBSKから入力が有つた
らBSキー制御部をそれぞれ起動するものとする。
第34図で示すのはKBI入力制御のフローチヤ
ートであり、点線101で囲撓した部分は変換を
既に終つた仮名データの終りの6文字の部分を必
要に応じて変換文バツフアに残す制御ルーチンを
示すものである。又このフローチヤートにおいて
N(I)とあらわす時はバツフアもしくはメモリNの
番地Iのデータを示す。
又IHBUFは変換文バツフア、ILAはIHBUFの
データが変換された後に次に入力されるデータの
変換の参照範囲先頭データ部分を転送するために
用いられるIHBUFのアドレス情報、INPUTは
初期状態あるいは変換制御が完了した時は0で入
力途中では1である。IKSは漢字のシフト状態を
示し、αは漢字へのシフト、βは非漢字へのシフ
トを示すものである。入力がされると
“INPUT”が初期値として0のとき即ち入力が
開始されたときまたはカナ漢字変換が完了した直
後に於ては、101内のフローにしたがつて、前
者の場合は変換範囲の先頭を決定し、また後者の
場合はすでに変換し終つた部分の終りの6文字の
部分をIHBUFの先頭即ちIHBUF(1)よりつめる
はたらきをした後変換範囲の先頭即ちMPA(1)と
変換参照範囲の先頭即ちMPA(5)を決める。
“INPUT”が0でないときまたは上記101内
のフローを通過後入力されたキーが漢字シフトコ
ードであれば、現在の状態が非漢字へのシフト状
態即ちIKS=であるかどうかを検べてもしIKS
=のときは漢字シフトコードをに変更して、
またほかのときはに変更して100または130へ移
る。130で始まるフローはローマ字入力の場合で
あり必要に応じてローマ字→カナの変換がなされ
る。
Bにおいて、102は平仮名、片仮名以外であ
るかを判別するステツプであり、103は平仮
名、片仮名のち、に、な、い、ら、さ、チ、ニ、
ナ、イ、ラ、サ、の大文字もしくは小文字以外で
あるかを判別するステツプである。
第34図Cにおいて、ステツプ121,122は
IHBUFへの入力文字の書き込みを行うステツプ
である。ステツプ123は、モニタ制御部を起動す
るにあたつて、IHBUFの内容を、表示すること
を指令するため、パラメータMPARAを1に設
定したものである。ステツプ124はIHBUFをモ
ニタ表示手段にDISPLAYするために、モニタ制
御部を起動したものである。
ステツプ120は、カナ漢字変換を開始すべきか
否かを判定と開始すべき場合においての諸パラメ
ータを決定している。
なお、ステツプ104では、オーバーフローはカ
レントアドレスが16より大の時であり、ステツ
プ105において、変換開始コードは丸「。」,点
「、」,「,」,EOP,EOF,NL,CR等である。
ステツプ125は、カナ漢字変換を開始すべきだ
と判定された時に進んでくるステツプであり、モ
ニタ表示手段における表示をすべてクリアするた
めに、パラメータMPRAを0に設定している。
ステツプ126では、モニタ表示手段における表
示をすべてクリアするめに、モニタ制御部を起動
している。
次にINTPUT=0,MPA(3)=MPA(1)として
変換制御部を起動する。
第35図はローマ字−仮名変換のフローチヤー
トである。
第36図はDIN即ち直接入力手段による漢字
等の入力フローチヤートである。
第37図は単漢字入力即ち漢字の音又は訓によ
る読み方をカナまたはローマ字で入力して列挙表
示してその中から所望の漢字を選択入力する制御
部のフローチヤートであり、ステツプ106におけ
るPM2(177)={はPM2のアドレス177に“{”
を入れることを示し、PM2(182)=}はPM2
のアドレス182に“}”を入れることを示すもので
ある。
又ステツプ107はPM2のアドレスPNT2にデ
ータを入れることを示しているものである。
又第37図Cにおいてステツプ108,109は平仮
名ち,に,な,い,ら,さ,片仮名チ,ニ,ナ,
イ,ラ,サ以外であるかを判別するステツプであ
り、ステツプ110は平仮名,片仮名以外であるか
を判別するステツプである。
第38図はKF検索制御のフローチヤートであ
り、第39図は単漢字選択フローチヤートであ
り、第40図は変換制御フローチヤートであり、
このフローチヤートにおいて各ステツプについて
説明する。
1 MPA(3)>MPA(2)ならば変換すべき文字列が
変換文バツフアの中に存在しなかつたのでリタ
ーンする。
2 MPA(3)とMPA(2)との範囲内で変換文BUF
内に変換単位を捜す。
3 もし変換単位が存在しなければリターンす
る。本ルーチンが初めて起動されて2のステツ
プに来た時は一般に変換単位が存在するので次
のステツプ4に進む。
4 ステツプ2で捜した変換単位の範囲をMCW
(1),MCW(2)にセツトする。
5 単語辞書テーブルNOをイニシヤライズす
る。
6 単語辞書WFから検索すべき第1の文字例と
してMCW(3),MCW(4)に初期値をセツトする。
7 複合語の語数に対応するHEST DEPTHを
1にイニシヤライズする。即ち最初は、変換単
位が単数の語より成ると仮定する。
8 検索制御部を起動し、MCW(3),MCW(4)で
規定される文字列をキーワードとする語の検索
を行う。
9 検索の結果該当語が見つかればMCW(5)>0
でありステツプ10に進む、もし該当語が見つか
らなかつたらMCW(5)=−1でステツプ25に進
む。
10〜13 MCW(3)〜MCW(6)をNESTテーブルに
リザーブする。
14 ネストテーブルのEフイールドに検索した結
果見つかつた語の辞書情報が格納されている単
語辞書テーブルの先頭アドレスを、見つかつた
語の数だけ書き込む。本実施例では24個までの
同音語を書き込むことができる。
15 単語辞書テーブル空きNO.を更新する。
16 MCW(3),MCW(4)とMCW(1),MCW(2)が一
致していない時即ち変換単位が2つ以上の語か
らつくられる時、MCW(3)+MCW(4)の値と
MCW(1)+MCW(2)の値と比較することにより
変換単位のすべての検索を終了しているか否か
を判定できる。もし判定の結果残余部が有るな
らステツプ19に、残余部が無ければステツプ17
に進む。
17 変換単位テーブル作成制御部を起動し変換語
テーブルに変換語を書き込む準備等を行う。
18 変換結果処理制御部を起動しPM1への書き
込み、変換語テーブルへの書き込み等を行う。
変換文BUFに変換していない残りの第1の文
字列が存在していないかどうかを確めるためス
テツプ1に進む。
19 NEST DEPTHを更新する。
20 NEST DEPTHがオーバーフローするか否
かを確かめ、もしオーバーフローするなら検索
不能と判断されステツプ24に進む。
21 単語辞書テーブルがオーバーフローするか否
かを確かめ、もしオーバーフローするならステ
ツプ24に進む。
22,23 MCW(3),MCW(4)を残余部の範囲を示
す値にセツトし、再び単語辞書WFを検索する
ためステツプ8に進む。
24 変換語が見つからなかつたらパラメータ
MCW(8)を−1にセツトする。ステツプ18に進
む。
25,26 検索の結果語が見つからなかつた時
MCW(4)から1を減じて、もしMCW(4)0≠0
ならば再び検索を行うためステツプ8に進む。
もしMCW=0ならばステツプ27に進む。
27 MCW(7)=1ならばこれ以上検索しても意味
がないのでステツプ33に進む。MCW(7)≠1な
らば、MCW(7)−1の段階での検索をやり直す
ためにステツプ28に進む。
28 MCW(7)=MCW(7)−1 29 MCW(7)の段階での読みの数が1であつた
ら、再びステツプ27へ進む。1でなかつたら
MCW(7)の段階での再検索が可能でありステツ
プ30に進む。
30,31,32 リザーブしておいたMCW(3),
MCW(4),MCW(6)を復帰させ、MCW(4)につ
いては1を減じる。再検索のためステツプ8に
進む。第41図は検索制御フローチヤートであ
る。第42図で示すのは変換単位テーブル作成
制御フローチヤートであり、Iは変換単位テー
ブルのROWナンバーであり、以下各ステツプ
の動作について説明する。
1 ネストテーブルには、変換制御部による、検
索結果が記入されている。このネストテーブル
から、語の組合せから成る複合語(即ち変換
語)を作成し、変換単位テーブルの1W目〜8W
目に、単語辞書テーブルの番号を記入する。
(もちろん複合語でない場合もある) 2 複合語の組合せの数をMCW(8)に記入する。
3 変換単位テーブルの語数の欄に組合せの語数
を記入する。
4 ステツプ4〜ステツプ24はステツプ1で作成
した変換語に対しそれぞれの品詞を確定するも
のである。
ステツプ4ではまず変換単位テーブルの
ROWNOを1にイニシヤライズする。
5 MCW≠即ち複合語である時はステツプ6に
進む。
MCW(7)=1即ち1語からなる変換語の時は
ステツプ24に進む。
6 2語からなる複合語の時はステツプ7へ進
む。3語以上から成る複合語の時はステツプ23
に進む。
7 第1語目の品詞を調べる。
8 接頭語であるならステツプ20に進む。接頭で
ないならステツプ9へ進む。
9 名詞であるならステツプ10へ、名詞でないな
らステツプ23へ進む。
10 第2語目の品詞を調べる。
11 第2番目の品詞が名詞ならステツプ21へ進
む。名詞でないならステツプ13へ進む。
12 第2語目の品詞がサ変名詞であるならステツ
プ22へ進む。
サ変名詞でないならステツプ13へ進む。
13 第2番目の品詞が接尾語ならステツプ14へ進
む。接尾語でないならステツプ23へ進む。
14,15 第2語目の文字コードが“的”であるな
らステツプ16へ、そうでなければステツプ23へ
進む。
16 変換単位テーブルの品詞欄に形容動詞である
ことを記入する。
17 活用欄にダ活用であることを記入する。
18,19 変換単位テーブルに記入されたスベテの
変換語に対し、ステツプ5〜ステツプ24を適用
する。
20 第2語目の品詞及び活用形を変換単位テーブ
ルに記入する。
21 変換単位テーブルの品詞欄に名詞であること
を記入する。
22 変換単位テーブルの品詞欄にサ変動詞である
ことを記入する。
23 変換テーブルの品詞欄と活用形欄に0を記入
する。
24 変換テーブルの品詞欄と活用形欄に、該語の
品詞と活用形を記入する。
25 変換単位テーブルの確かさの欄を0にイニシ
ヤライズする。
26〜29 変換単位テーブルの確かさの欄をセツト
するため文法ウエイト制御部、頻度ウエイト制
御部、接続ウエイト制御部、分野ウエイト制御
部を記動する。
30 変換語として採用するスレツシヨルドを決定
するため、スレツシヨルド決定制御部を起動す
る。
31 MCW(9)をセツトする。
第43図はスレツシヨルド決定制御フローチヤ
ートであり、変換単位テーブルに記入された確か
さの値においてその最大値から1000を減じたもの
と、0との大きい方の値をスレツシヨルドとし
て、決定する。
第44図は文法ウエイト制御フローチヤートを
示し、Iは変換単位テーブルのROWナンバーを
示すものである。
このフローチヤートにおいて、該変換単位の前
部に参照すべき文字列が存在するならば前部文法
チエツクルーチンを起動する。
又該変換単位の後部に参照すべき文字列が存在
するならば、不変化仮名部チエツクルーチンと活
用形チエツクルーチンとを起動する。
以上による文法チエツクを変換単位テーブルに
記述されたすべての変換語について適用する。
第45図で示すのは前部文法チエツクフローチ
ヤートであり、該変換語が動詞でありかつ該変換
単位の前部が格助詞である場合、確かさの値を増
加させる。
第46図は不変化仮名部チエツクフローチヤー
トであり、変換語の語数が1でかつ不変化仮名部
を持つ場合その不変化仮名部が、該変換単位につ
づく文字例と一致するか否かを調べ確かさの値を
与える。
第47図は活用形チエツクフローチヤートであ
り、該変換語が動詞、形容動詞、サ変動詞である
時、それらの活用形が確定すれば、それに続く文
字列も数文字に限定される。このことを使用し、
各変換語に対しての確かさの値を与える。
第48図は頻度ウエイト制御フローチヤートで
あり、Iは変換単位テーブルのROWナンバーで
ある。ここでは変換語が1語より成る時は、該語
の頻度を、2語以上から成る時は、それらの頻度
の和を、確かさの値として与える。
第49図は接続ウエイト制御フローチヤート、
であり、語数が2の時の変換語に関し、接続テー
ブル(1),(2)によつてその結合の強さを求め確かさ
を与える。
変換単位テーブルに記入されたすべての変換語
について上記操作を行う。
第50図は分野ウエイト制御フローチヤートで
あり、IWDは単語辞書テーブル、IBRは入力文
分野レジスタ(16W)である。そしてこのフロー
チヤートは、入力文分野レジスタIBRの内容と各
変換語の分野情報より各変換語のウエイトを決め
るフローを示しているものである。
第51図は変換結果処理フローチヤート、であ
り以下各ステツプについて説明する。
1 カレントアドレスJをMPA(3)に初期設定す
る。
2 カレントアドレスJがMPA(2)+1になるま
で以下の動作を繰り返す。
3 変換文BUTからカレントアドレスJの内容
を読み出す。
4 読み出した内容が漢字シフトコードである
からステツプ9へでないならステツプ5へ進
む。
5 読み出した内容をPNT1で示されるPM1の中
へ移す。
6 PNT1をインクリメントする。
7 カレントアドレスJをインクリメントする。
8 ステツプ8の段階で、カレントアドレスJに
は処理済アドレス+1が格納されており、その
値をMPA(3)にセツトする。
9 MCW(9)=−1,即ち、変換語が存在しなか
つた時ステツプ10に進む MCW(9)≠−1,即ち、変換語が存在した時
ステツプ17に進む。
10〜16 変換文BUFの内容を読み出しページメ
モリPM1に順に書き込む。その際カレントア
ドレスJとPNT1は順次インクリメントする。
途中でカレントアドレスJがMPA(2)+1に達
したらステツプ8へ進む。又読出した内容が漢
字シフトコードであつたらステツプ8へ進
む。又読出した内容が漢字シフト解除コード
であつたら、該コードをPM1に書き込むのは
省略する。
17 変換語が1個ならばステツプ23に進む、変換
語が2個以上ならばステツプ18に進む。
18 MPA(4)のbit15=0,bit14=0にしたもの
をPNT1の示すPM1に書き込む。
19 PNT1をインクリメントする。
20 変換単位テーブルから“確かさ”の高い順に
MCW(9)に示される数だけ抜き出す。
21,22 単語辞書テーブルを参照し該変換語の文
字コード及び分野情報を見出し、変換語テーブ
ルに書き込む。
その際iDN=1にする。
23 MPA(4)を更新する。
24〜26 変換単位テーブルに記入された変換語の
内“確かさ”の最も高いものを抜き出し、該変
換語を単語辞書テーブルを参照することにより
文字コードに変換する。然る後、該文字コード
をPM1に書き込む。
27 カレントアドレスJを更新する。
28 変換語が1個からステツプ29へ進む。
変換語が2個以上からステツプ10へ進む。
29 該変換語を構成する語の分野情報を単語辞書
テーブルより見出し、変換語分野レジスタに記
入、分野決定制御部を起動する。
<注> 実際にはPNT1のインクリメントに対し
193以上の値をとらないよう、制限をする必要
がある。
第52図は入力文の分野を自動的に決定する分
野決定制御フローチヤートであり、IHBRは変換
語分野レジスタ、IBRは入力文分野レジスタ
(16W)である。
第53図はカーソルシフトキー制御フローチヤ
ートであり、PNT1が1〜192までをサイクリツ
クにインクリメントするようにする。
第54図はEDITキー制御フローチヤートであ
り、ページメモリPM1の頭からbit15=0,bit14
=1である場所をさがし、その値をPNT1にセツ
トする。
第55図はNOキー制御フローチヤートであ
り、カーソルが*印の位置にある時のみ本
ROuTiNEを有効とする。
PNT1が示すPM1の内容から、変換語テーブル
に格納されている変換語情報が存在するアドレス
を知ることができる。変換語テーブルに記入され
ているiDNを1〜iRNの範囲でサイクリツクにイ
ンクリメントし、かつiDNによつて示される変換
語をPM1に書き込む。
第56図はBACKキー制御フローチヤートで
あり、NOキー制御部と下記の点で異るのみであ
る。即ち、iDNをiRNと1との間をサイクリツク
にデクリメントする点である。
第57図はINVキー制御フローチヤートであ
り、カーソルが*印の位置にある時、PNT1で示
されるPM1の内容を調べることにより、変換語
テーブルの中に格納されている読み情報(第1の
文字列)が存在するアドレスを知ることができ
る。このようにして見つけた第1の文字列を
PM1内に移す。その際、一般に第2の文字列の
長さが第1の文字列の長さより短かいので、第1
の文字列をPM1に格納する場所を確保するため
にPM1のカーソル以後に存在する文字列を移動
しなければならない。
58図はYESキー制御フローチヤートであり、
カーソルが*印の上にある時のみ本ルーチンが動
作する。PNT1が指し示しているPM1の内容よ
り、変換語テーブルの該当位置を操す。
iDNに対応するレコードに格納されている分野
情報を分野レジスタに格納した後分野決定制御部
を起動する。
次にPNT1の示しているPM1の情報のbit15を
0にすることで、CRT表示から*印を消す。
次に、カーソル以後にある*印をサーチし、カ
ーソルをその位置まで移動する。その際カーソル
以後に*印が一つもなければPNT1=1としてカ
ーソルをCRT表示の頭にもつてくる。
第59図はプリント制御フローチヤートであ
り、PM1の頭からプリンタコードデータを出力
する。その際、コードデータのbit15とbit14が共
に0の時のみ文字データであり、その出力を行
う。
第60図はINTキー制御フローチヤートであ
り、各種パラメータ、BUFのイニシヤライズを
行うものである。
第63図はモニタ制御フローチヤートであり、
以下各ステツプについて説明する。
1 PM3のすべてにスペースコードを埋めてモ
ニタ表示のクリアを行う。
2 MPARA=1か否かを判断する。即ち、モ
ニタ表示のクリアを行うのか、変換文BUFの
表示を行うのかの判断を行う。MPARA=1
即ち変換文BUFの表示を行う時はステツプ3
に進む。
MPARA=0即ちモニタ表示のクリアを行
う時はステツプ5に進む。
3 変換文BUFの内容をPM3に移す。
変換文BUF内の移す領域は、アドレス
〔MPA(1)〕からアドレス〔IHBUFカレントア
ドレス−1〕までの範囲である。PM3の移さ
れる領域はPM3の先頭からである。但し、
PM3がオーバーフローしたとしてもその処理
は特に行なわない。
以上により変換文BUFのモニタ表示手段へ
の表示が行なわれた。
4 モニタ表示手段にカーソルを表示するめPM
3のアドレス〔IHBUFカレントアドレス−
MPA(1)+1〕の位置にカーソルコードを書
き込む。処理終了後リターンする。
5 モニタ表示手段に先頭にカーソルを表示する
ためPM3の先頭位置にカーソルコードを書
き込む。処理終了後リターンする。
第64図は、BSキー制御フローチヤートであ
り、以下各ステツプについ説明する。
1 モニタカーソルが先頭にあるか否かを調べ
る。もし、先頭にあるならば第2文字列表示手
段のカーソルを移動させるためにステツプ9に
進む。もし、先頭にないならばモニタカーソル
を移動させるために、ステツプ2に進む。
なおモニタカーソルが先頭にあるか否かは、
PM3の中のどの位置にモニタカーソルコード
が存在するかを調べれば判明する。
2 IHBUFカレントアドレスの内容から1を減
じることによりIHBUFの最後尾に格納されて
いるDATAをキヤンセルする。
3 モニタ表示手段にIHBUFの内容を表示する
ためにMPARA=1にセツトする。
4 モニタ制御部を起動し、IHBUFの内容を表
示する。
5 ステツプ2でキヤンセルした文字は、漢字シ
フトコード又はであるか否かを調べる。も
し、そうでなければリターンする。もし、漢字
シフトコードであるならばステツプ6に進む。
6 ISK=か否かを調べる。
ISK=であるならばステツプ8に進む。
ISK=であるならばステツプ7に進む。
7 ISK=にセツトする。
8 ISK=にセツトする。
ステツプ5〜8で、キヤンセルした文字が漢
字シフトコードであつた場合のオルタネート関
係の矛循点を、解消する。
9 第2文字列表示手段のカーソルを一つ戻すた
めにPNT1から1を減じる。
10,11 PNT1が0以下であるかを調べ、もし、
0以下であるならPNT1を1にセツトしてリ
ターンする。それ以外の時もリターンする。
[効果] 以上詳述した様に、本発明により、第1の文字
列上の位置を指示する場合を第1のカーソルと呼
び、第2の文字列上の位置を指示する場合を第2
のカーソルと呼ぶとすると、第1の文字列が存在
するか否かを判定し、前記第1の文字列が存在す
ると判定された場合は、前記第1の文字列上で前
記第1のカーソルを文字列の入力順とは逆の順に
1つづつ移動させる様に移動させ、前記第1の文
字列が存在しないと判定される場合は、前記第2
の文字列上で前記第2のカーソルを文字列の入力
順とは逆の順に1つづつ移動させる様にした文字
処理装置を提供することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明による文字処理装置の斜視
図、第1図Bは第1図Aに示した文字処理装置の
一部キーボードの正面図、第2図は原稿を示す正
面図、第3図、第4図は入力手順を示す説明図、
第5図はスクリーンを示す正面図、第6図は文字
処理装置を示すブロツク線図、第7図はROMを
示す説明図、第8図はページメモリPM1の説明
図、第9図は単語辞書を示す説明図、第10図は
品詞を示す説明図、第11図は活用形を示す説明
図、第12図は接続情報を示す説明図、第13図
は分野情報を示す説明図、第14図は単語辞書構
造を示す説明図、第15図はDCOTを示すブロ
ツク線図、第16図A、第16図BはDINを示
すブロツク線図、第17図はRAMを示す説明
図、第18図は文字処理装置を示すブロツク線
図、第19図は変換文バツフアを示す説明図、第
20図は変換用パラメータを示す説明図、第21
図はローマ字仮名対応テーブルを示す説明図、第
22図は単語辞書テーブルを示す説明図、第23
図A、第23図Bはネストテーブルを示す説明
図、第24図は変換用パラメータを示す説明図、
第25図は変換単位テーブルを示す説明図、第2
6図は接続テーブルを示す説明図、第27図は接
続テーブルを示す説明図、第28図は変換語テー
ブルを示す説明図、第29図は単漢字選択テーブ
ルを示す説明図、第30図、第31図、第32図
はスクリーンを示す正面図、第33図はメイン制
御フローチヤート、第34図A、第34図B、第
34図CはKB1入力制御フローチヤート、第3
5図はローマ字−仮名変換フローチヤート、第3
6図はDIN入力制御フローチヤート、第37図
A、第37図B、第37図Cは単漢字入力制御フ
ローチヤート、第38図はKF検索制御フローチ
ヤート、第39図は単漢字選択制御フローチヤー
ト、第40図は変換制御フローチヤート、第41
図は検索制御フローチヤート、第42図A、第4
2図B、第42図Cは変換単位テーブル作成制御
フローチヤート、第43図はスレツシヨルド決定
制御フローチヤート、第44図は文法ウエイト制
御フローチヤート、第45図は前部文法チエツク
フローチヤート、第46図は不変化仮名部チエツ
クフローチヤート、第47図A、第47図B、第
47図Cは活用形チエツクフローチヤート、第4
8図は頻度ウエイト制御フローチヤート、第49
図は接続ウエイト制御フローチヤート、第50図
は分野ウエイト制御フローチヤート、第51図は
変換結果処理フローチヤート、第52図は分野決
定制御フローチヤート、第53図はカーソルシフ
トキー制御フローチヤート、第54図はEDITキ
ー制御フローチヤート、第55図はNOキー制御
フローチヤート、第56図はBACKキー制御フ
ローチヤート、第57図はINVキー制御フロー
チヤート、第58図はYESキー制御フローチヤ
ート、第59図はプリント制御フローチヤート、
第60図はINTキー制御フローチヤートである。
第61図は、モニタ表示手段を説明するブロツク
図、第62図は、モニタ表示手段とDCOTに関
する他の実施例を示す図、第63図はモニタ表示
フローチヤート、第64図はBSキー制御フロー
チヤートである。 ここで、KB1,KB2,KB3,KB4はキー
ボード、13はスクリーン、15〜33はキー、
ROMはリードオンリーメモリ、RAMはランダ
ムアクセスメモリ、KFは漢字フアイル、CPUは
中央処理ユニツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力される文字列である第1の文字列或はそ
    れを変換した後の文字列である第2の文字列を表
    示する表示手段、 前記第1の文字列或は前記第2の文字列に対し
    て次の文字を表示すべき位置を示す第1のカーソ
    ル或は第2のカーソルを前記文字列の入力の順と
    は逆の順に1つづつ移動させることを指示する移
    動指示手段、 前記第1の文字列が存在するか否かを判定する
    判定手段、 前記判定手段による判定に基づいて、前記第1
    の文字列が存在する場合は、前記移動指示手段か
    らの指示に基づいて、前記第1のカーソルを前記
    第1の文字列上で1つづつ移動させ、 前記判定手段による判定に基づいて、前記第1
    の文字列が存在しない場合は、前記移動指示手段
    からの指示に基づいて、前記第2のカーソルを前
    記第2の文字列上で1つづつ移動させるべく、前
    記表示手段を制御する表示制御手段とを有したこ
    とを特徴とする文字処理装置。
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