JPH04232907A - 光学素子 - Google Patents

光学素子

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JPH04232907A
JPH04232907A JP40880390A JP40880390A JPH04232907A JP H04232907 A JPH04232907 A JP H04232907A JP 40880390 A JP40880390 A JP 40880390A JP 40880390 A JP40880390 A JP 40880390A JP H04232907 A JPH04232907 A JP H04232907A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical
light beam
optical waveguide
optical fiber
waveguide array
Prior art date
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Pending
Application number
JP40880390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Iwasaki
岳雄 岩崎
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光プリンターの光走査
装置等に用いられる光学素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光走査装置の光学素子として、光
導波路アレイが案出されている。
【0003】以下、このような光学素子を用いた光走査
装置について図4を参照して説明する。
【0004】図4には従来の光走査装置30を示し、こ
の光走査装置30においては、光源31からの光ビーム
はコリメートレンズ32により平行ビームとされた後、
集光レンズ33を経て一定速度で回転する傾斜ミラー3
4によって等角速度で偏向される。この偏向された光ビ
ームの軌跡は1平面上にあり、同じ平面上にある平板光
導波路アレイ35に入射される。光ビームは各光導波路
を伝搬し、その出射端から出射される。そして、回転す
る感光ドラム40上をその回転軸と平行な直線に沿って
照射され、傾斜ミラー34の1回転によって1ライン走
査される。
【0005】この光導波路アレイは多数の光導波路を平
面的に1層配列し、一端では円弧状に配列して光ビーム
の入射端とし、他端を直線状に配列して光ビームの出射
端としたものである。そして、この光導波路は光源から
の光ビームに対する屈折率の異なる2種類の透光性樹脂
から構成されており、屈折率の大きい物質がコアとして
光導波路の中心を形成し、屈折率の小さい物質がクラッ
ドとしてコアの周辺を取り巻くように形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光学素子においては、回転反射鏡の面倒れ
や軸ずれ、また、各部材の設置誤差や経時的な変形によ
って、偏向された入射光ビームが鉛直方向にずれてしま
うと、正しく光導波路に入射されないといった問題点が
あった.本発明は、上述した問題点を解決するためにな
されたものであり、簡単な構成で入射光ビームの鉛直方
向の許容位置ずれ量を増加できる光学素子を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光学素子は、光ビームを伝搬するコア及び
クラッドからなる多数の光導波路を列設して形成した光
導波路アレイと、前記光導波路アレイの光ビーム入射端
に、その光軸方向が、前記コアの配列方向に沿って配置
された可とう性光学繊維と、前記光学繊維と前記光導波
路アレイとの間を充填する透光性の充填剤とを備えてい
る。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、光源か
ら画像情報に基づいて発せられた光ビームは回転反射鏡
により等角速度で偏向され、光学繊維からなる円筒レン
ズに入射され、その曲面のレンズ効果により光ビームは
屈折を受けて焦点位置にある光導波路アレイのコアに順
次誘導され、入射される事によって、コア内を光ビーム
が伝送する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本発明に係る光学素子を備えた光走
査装置を示した図であり、図2は光走査装置の断面図を
示した図であり、図3は本発明にかかる光学素子の製造
装置である。
【0011】図1において、光走査装置10は、画像信
号により光ビームを発生する光源11と、光源11から
の光ビームを等角速度で偏向し、光導波路アレイ15に
順次入射するための傾斜ミラー14と、光ビームを光導
波路アレイ15を構成する各光導波路に導くための円筒
形状の光学繊維16と、光ビームを感光ドラム20に伝
搬するための光導波路を多数列設形成した光導波路アレ
イ15と、光導波路アレイ15と光学繊維16を位置合
わせして固定するための充填剤17とから構成されてい
る。
【0012】光源11は画像情報に基づく電気信号によ
り点滅して光ビームを発生するものであり、具体的には
レーザーダイオード(LD)あるいは発光ダイオード(
LED)等の半導体光源が用いられる。
【0013】光源11の光ビームの伝搬方向下流側には
光源11からの光ビームを平行光ビームにするためのコ
リメートレンズ12が設けられている。このコリメート
レンズ12のさらに下流側にはコリメートレンズ12か
らの出射光を光導波路アレイ15の入射端15a上に集
光するための集光レンズ13が設けられている。
【0014】傾斜ミラー14は公知のモーター等の回転
手段によって高速回転可能に配設されている。そして、
この傾斜ミラー14の回転により集光レンズ13で集光
された光ビームは光導波路アレイ15の入射端に配設さ
れた光学繊維16に導かれるように各部材は正確に位置
合わせされ、配設されている。
【0015】光導波路アレイ15は、光源11から発せ
られた光ビームを感光ドラム20に伝搬するための光導
波路を多数列設して形成されたものである。光導波路は
、光源11からの光ビームに対する屈折率の異なる2種
類の透光性材料から構成されており、屈折率の大きい物
質がコアとして個々の光導波路の中心を形成し、屈折率
の小さい物質がクラッドとしてコアの周辺を取り巻くよ
うに形成されている。光導波路アレイ15の製法は、例
えば、本人が先に出願した特願平2ー283703号に
添付した明細書及び図面に詳述した方法を用いるのがよ
い。この光導波路アレイ15の入射端は傾斜ミラー14
の回転軸を中心とする円弧状に形成されており、出射端
は光学研磨されて感光ドラム20の中心軸に平行な直線
状に形成されている。
【0016】図2に示すように光学繊維16は、単一の
透光性アクリル系プラスチックからなるファイバ素子か
らなり、その断面形状の真円度が、1μm以下の誤差を
もって形成されたものである。従って、この光学繊維1
6は、その光軸に垂直に光ビームを入射したならば、ほ
ぼ理想的な円筒レンズの働きをする。光学繊維16は、
光導波路の入射口15aの並びが、光学繊維16の曲面
16aによるレンズの焦点位置にくるように位置合わせ
されて充填剤17によって光導波路アレイ15に固定さ
れている。固定方法は、後述する製造装置による事がで
きる。従って、光源11によって鉛直下方向に出射され
た光ビームはコリメートレンズ12及び集光レンズ13
を通過して、傾斜ミラー14の鏡面14aにおいて、等
角速度で偏向され、光学繊維16に向かう。その後水平
方向に光学繊維16に入射した光ビームは、光学繊維1
6の曲面16aのレンズ効果によって屈折されて、その
焦点位置にある光導波路の入射口15aに誘導される。 これによると、光学繊維16への光ビームの入射位置が
鉛直方向に大幅にずれたとしても確実に光導波路に入射
され、伝送されると言う効果を得るものである。
【0017】いま、光学繊維16の半径を250μmと
すると、曲面16aの曲率半径は250μmとなり、従
って、この曲面16aの焦点は、曲面16aの頂点16
bから水平方向に750μm離れた点となる。光導波路
の入射口15aの幅を50μmとすると、入射光ビーム
の許容される鉛直方向のずれは±200μm程度となる
。もし本実施例にあるような光学繊維16を用いないな
らば、上記のずれは、±20μm程度しか許されないこ
とから、大きな効果が得られることがわかる。また、本
実施例において可とう性の光学繊維16を用いたのは、
もし成形等の手段によって光導波路アレイ15を形成し
たならば、水平方向の光導波路の入射口15aの並びが
、理想的な水平線で整列するように製造することは、非
常に困難であるからである。これは、成形時の材料の収
縮や、成形後の加熱、経時変形等の原因による。 従って、もし可とう性の光学繊維16を用いずに、従来
から提案されているような、石英ガラスや硬化プラスチ
ックによる、例えばドーナツ形状の集光レンズによって
光ビームを光導波路に誘導したならば、これらの焦点位
置が、理想的な水平線であるのに対し、光導波路アレイ
の入射口は、大きく蛇行していると考えられるので、光
導波路の並列全範囲に光ビームを入射するのは、非常に
困難であり、また、光導波路アレイ15の経時的な変形
によって正しく誘導できなくなると言った問題点も出て
くる。しかしながら、可とう性の光学繊維16を用いる
ことによれば、たとえ水平方向の光導波路並びが、おお
きく蛇行していたとしても、光学繊維16を、光導波路
アレイの蛇行に合わせて、常に光学繊維16の焦点位置
が、光導波路アレイの入射口15aを通るように位置合
わせしてから充填剤17によって光導波路アレイ15に
固定することによって、光ビームは並列全範囲において
有効に光導波路に誘導される。たとえ光導波路アレイ1
5が経時的に変形したとしても、入射口15aと光学繊
維16との位置関係は変わることが無いため変形による
問題点は生じない。
【0018】以上に示したように、本実施例によれば、
非常に簡単な構成を用いるだけでも入射光ビームの鉛直
方向の許容位置ずれ量を大幅に増やす事ができるといっ
た効果が得られるものである。
【0019】次に、再び図1を用いてこのような光走査
装置10の動作について説明する。光源11は画像信号
に基づいて点滅して光ビームを発しており、この光ビー
ムはコリメートレンズ12及び集光レンズ13を介して
傾斜ミラー14に導かれる。そして、傾斜ミラー14の
回転により光源11からの光ビームは光学繊維16に入
射されそのレンズ効果によって光導波路アレイ15を構
成する各光導波路に順次誘導される。光導波路アレイ1
5に入射された光ビームは、光導波路内を伝搬して出射
端15bから出射されて感光ドラム20表面に照射され
る。
【0020】以上の作動により画像信号によって点滅す
る光源11からの光ビームが感光ドラム20の中心軸方
向に等速度で走査され、画像の記録が行なわれる。そし
て、感光ドラム20を図示しない駆動源により定速回転
させ、光ライン走査を繰り返すことにより光走査が行な
われる。
【0021】次いで、図3を参照して、製造装置につい
て説明すると、製造装置は、光学繊維16の位置合わせ
に用いる光走査装置10の光源11と波長の等しい光ビ
ームを発する線光源23と、光学繊維16を支持する位
置合わせ手段21と、光ビームのパワを検出する光検出
器22とから構成されている。
【0022】まず、光導波路アレイ15の各々の光導波
路の出射端から線光源23よりの光ビームを入射する。 次いで、入射口15aからの出射光ビームが、曲面16
aによって、垂直方向にのみ屈折力を受けて平行ビーム
になるように光学繊維16を支持する位置合わせ手段2
1を微小変位させることによって位置合わせする。最後
に光学繊維を位置合わせした状態のまま液状の充填剤1
7を硬化させる。位置合わせ方法は、更に具体的には、
入射口15aからの出射ビームが、鏡面14aで反射さ
れて、図2中の光源11のあるべき位置にある光検出器
22に結像するようにすればよい。結像は光検出器22
であるpinフォトダイオードの出力によって検出する
とよい。
【0023】充填剤17としては、その屈折率が、光学
繊維16と等しいような透光性の紫外線硬化樹脂が挙げ
られる。これによれば、充填剤17の硬化方法は、紫外
線ビームの照射を用いることができ、微小範囲のみ硬化
させることが容易である。
【0024】以上の構成により、傾斜ミラー14を回転
させながら、順次光学繊維16の位置合わせと充填剤1
7硬化を行なうことにより、光導波路アレイ15の入射
口15aの全範囲において自動的に光学繊維16を固定
することが可能となる。
【0025】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、適宜変更を加えることが可能である。
【0026】例えば、光学繊維16として石英ガラス等
からなるグラスファイバを用いてもよい。
【0027】また、光走査装置としてだけでなく、光デ
ータバスや光コネクタ等のあらゆる光情報伝送機器に用
いる光学素子として応用できる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明によれば、平板光導波路アレイを用いた光学素子
においても、簡単な構成で入射光ビームの鉛直方向の許
容位置ずれ量を増加できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学素子を備えた光走査装置の概
略を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る光学素子を備えた光走査装置の断
面図である。
【図3】本発明に係る光学素子の製造装置を示す断面図
である。
【図4】従来の光学素子を備えた光走査装置の概略を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10  光学素子 15  光導波路アレイ 16  光学繊維 17  充填剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ビームを伝搬するコア及びクラッド
    からなる多数の光導波路を列設して形成した光導波路ア
    レイと、前記光導波路アレイの光ビーム入射端に、その
    光軸方向が、前記コアの配列方向に沿うように配置され
    た可とう性光学繊維と、前記光学繊維と前記光導波路ア
    レイとの間を充填する透光性の充填剤とから構成される
    事を特徴とする光学素子。
JP40880390A 1990-12-28 1990-12-28 光学素子 Pending JPH04232907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40880390A JPH04232907A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 光学素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40880390A JPH04232907A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 光学素子

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JPH04232907A true JPH04232907A (ja) 1992-08-21

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ID=18518209

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JP40880390A Pending JPH04232907A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 光学素子

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