JPH0423275A - サーボライタ装置における記録媒体のスリップ検査装置 - Google Patents

サーボライタ装置における記録媒体のスリップ検査装置

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JPH0423275A
JPH0423275A JP12881590A JP12881590A JPH0423275A JP H0423275 A JPH0423275 A JP H0423275A JP 12881590 A JP12881590 A JP 12881590A JP 12881590 A JP12881590 A JP 12881590A JP H0423275 A JPH0423275 A JP H0423275A
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JP
Japan
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servo pattern
signal
servo
recording medium
writing
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JP12881590A
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English (en)
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Atsushi Oishi
篤 大石
Takao Hosaka
保坂 隆男
Hiroyuki Goto
後藤 洋之
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] この発明は、記録媒体上にサーボパターンを書込むサー
ボライタ装置における記録媒体のスリップ検査装置に関
する。
[従来の技術] 情報の書込み及び読出しを行なう記憶装置として、例え
ばフレキシブル磁気ディスク装置があり、このものは高
速回転する円板形の記録媒体上をヘッドが走行しながら
情報の書込み及び読出しを行なうものである。
このフレキシブル磁気ディスク装置の記録密度は、円周
方向のビット密度と、それに直角な半径方向のトラック
密度によって決まり、大容量化を図る際に、記録媒体上
に配置されたトラック数を増加させることが直接的で有
効であるが、一方トラックピッチがノJzさくなるため
、精密なヘッドの位置決めの要求を満たす必要があった
このため、記録媒体上に特殊な情報を記録し、ヘッドの
位置ずれを検出して自動的に正しい位置に、ヘッドを追
従せしめるサーボ制御技術を利用することが一般的であ
る。
例えば、フレキシブル磁気ディスクに位置決めサーボパ
ターンを予め書込んでおき、磁気ディスク装置において
、このサーボパターン信号に追従しながらデータの書込
み或いは読出しを行なう方式がある。サーボライタ装置
は、このサーボパターンを書込む装置で、この書込み信
号の品質により磁気ディスク装置のヘッドの位置決め性
能が犬ぎく左右される。また、磁気ディスク装置の回転
変動、偏心等を考慮すると、サーボトラックには非常に
厳しい位置決め精度が必要である。
このため、例えば、記録媒体上にサーボパターンを書込
むサーボライタ装置における記録媒体のクランプ方法が
種々ある。
この−例を第8図及び第9図に、記録媒体である525
インチのフロッピディスクのサーボライタ装置における
クランプ方法を表わす。
5.25インチのフロッピディスクをクランプする方法
としては、第8図に示すように記録媒体であるフロッピ
ディスク21をハブ22にコレット23により押付けな
がらクランプする方法と、第9図に示すようにフロッピ
ディスク21をコーン形状のハブ24にキャップ25に
より押付けながらクランプする方法とがある。
ところで、これらのクランプ方法では記録媒体であるフ
ロッピディスク21の表面性やクランプ時の押付力によ
っては、記録媒体に作用する負荷により微少なりランプ
ズレが生じ、フロッピディスク21のスリップが発生す
る。
また、35インチの記録媒体であるフロッピディスクを
クランプする方法としては、第10図及び第11図に示
すようにフロッピディスク31の中心付近に設けられた
磁性体からなるハブ32をチャッキングすることで、ク
ランプする方法が一般になされている。そのクランプ方
法は、ハブ32の回転中心位置決め孔34をスピンドル
35に挿着すると共に、駆動ビン孔36に駆動ピン37
を挿着して、駆動ビン孔36の押付力によりスピンドル
35が回転中心位置決め孔34を押付け、ハブ32がス
ピンドル35と駆動ピン37との2点で接触して固定さ
れるものである。この固定方法にあっても、この固定す
る力かヘッドのシーク動作等の外乱により、この力が変
動し微少なりランプズレが生じ、フロッピディスク31
のスリップが発生する場合がある。
このような記録媒体のスリップが生じると、サーボパタ
ーンの書込用のクロック信号を作っているものと、記録
媒体の位置関係がズレるため記録媒体の円周方向でサー
ボパターンの書込み位置がトラックによりズレることに
なり、ドライブでサーボパターンを読出す時にエラーを
生しやすい、特に、隣接トラック間でサーボパターン信
号の位相合わせが必要なサーボパターン信号においては
、致命傷ともなる。
そこで、従来の記録媒体のスリップの有無を検査する方
法としては、サーボライタ装置でサーボパターン信号を
書込んだ後にドライブに入れ、そのサーボパターン信号
をもとにヘッドの位置決めをしながら、イニシャライズ
データを書込んでいき、この時にエラーが発生するか否
かで記録媒体のスリップも含めたサーボパターン信号の
品質チエツクを行なっていた。
また、イニシャライズデータを書込む前にスリップの有
無の検査をする方法では、サーボパターン信号チエツク
用のクランプ力の強い装置を別に用意し、これに記録媒
体を挿入し、ヘッドを記録媒体の内周、外周の各々に動
かしてオシロスコープ等で、サーボパターン信号の波形
の発生タイミングを観察し、スリップの有無を検査して
いた。
[発明が解決しようとする課j!!!]このようなスリ
ップの有無の検査方法における欠点は、イニシャライズ
データを書込時にチエツクする方法では、スリップのみ
独立しては検査できないことに加え、不良品の原因がス
リップであると特定することができないので、サーボラ
イタ装置に不良が有るか否かが判断できず、工程アクシ
日ンが取れない、さらに、イニシャライズ工程で不良品
が判明するため、スリップ量もイニシャライズ工程まで
流れ込んでしまい、生産効率が悪くなる。
また、別のサーボパターン信号チエツク用の装置でチエ
ツクする方法は、時間及び工数がかかりその上サーボパ
ターン信号チエツク用の新たな装置が必要で費用がかか
るという欠点を有する。
従来の記録媒体のスリップの有無を検査する装置の前記
欠点を解消するため、この発明の目的は、記録媒体のス
リップによるサーボパターンの書込不良が発生した場合
に素早く工程アクションが取れるようにすることにある
また、この発明の別の目的は、サーボライタ装置で生産
中に各トラックにおけるスリップ量或いは全トラックに
おけるスリップの累積量により、スリップの有無を検査
することでスリップを有する不良品を、次工程に移行さ
せず生産効率を高めることにある。
さらに、この発明の別の目的は、スリップチエツク用の
装置及び工数を不要にすることもあり、スリップの検査
手段をサーボライタ装置に内蔵すること、しかも自動的
に一枚一枚スリップ検査ができ、かつ簡単でしかも精度
の高い検査装置を提供することにある。
また、さらにこの発明の別の目的としてはロータリーエ
ンコーダから発生されるクロック信号を直接サーボパタ
ーン信号及び/又はウィンドウ信号として利用すること
でより、簡素化した装置を提供することにもある。
[l!!題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、サ
ーボパターンを記録媒体上に書込むサーボライタ装置に
おいて、前記記録媒体を回転させるスピンドルの回転軸
の回転に同期したクロック信号を発生する手段と、前記
クロック信号に同期してサーボパターン信号及びサーボ
パターン信号の発生位置がわかるようなウィンドウ信号
を発生する手段と、前記記録媒体に前記サーボパターン
を書込み読出しするヘッドと、このヘッドで前記サーボ
パターンを前記記録媒体上のトラックに書込んだ後に前
記ヘッドが前記サーボパターンの書込まれた任意のトラ
ックに位置するよう制御する手段と、このトラックでサ
ーボパターンを読出しながらこのトラックに前記サーボ
パターンを書込んだ時と同じサーボパターン信号及びウ
ィンドウ信号を発生させ書込みのためのサーボパターン
信号位置と読出したサーボパターン信号位置とを比較し
てサーボパターンの位置ズレを判定する手段とを備える
ことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、サーボパターンを記B媒
体上に書込むサーボライタ装置において、前記記録媒体
を回転させるスピンドルの回転軸の回転に同期したクロ
ック信号を発生する手段と、前記クロック信号に同期し
てサーボパターン信号を発生する手段と、前記記録媒体
に前記サーボパターンを書込み読出しするヘッドと、こ
のヘッドで前記サーボパターンを前記記録媒体上のトラ
ックに書込んだ後に前記ヘッドが前記サーボパターンの
書込まれた任意のトラックに位置するよう制御する手段
と、このトラックでサーボパターンを読出しながらこの
トラックに前記サーボパターンを書込んだ時と同じサー
ボパターン信号を発生させ書込みのためのサーボパター
ン信号位置と読出したサーボパターン信号位置とを比較
してサーボパターンの位置ズレを判定する手段とを備え
ることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、前記サーボパターンを書
込み読出しするヘッドが、全トラック書込み後最初に書
込まれたトラックに戻ることを特徴としている。
さらに、請求項4記載の発明は、前記記録媒体を回転さ
せるスピンドルの回転軸の回転に同期したクロック信号
を発生する手段のクロック信号は、前記にスピンドルの
回転軸の回転に同期したサーボパターン信号及び/又は
ウィンドウ信号で構成されることを特徴としている。
[作用] 請求項1記載の発明では、サーボパターンを記録媒体上
に書込むサーボライタ装置において、記#j!媒体を回
転させるスピンドルの回転軸の回転に同期したクロック
信号に同期して、サーボパターン信号及びウィンドウ信
号を発生させ、サーボパターンを記録媒体に書込みを行
なう、このサーボパターンを記録媒体上のトラックに書
込んだ後に、ヘッドをサーボパターンの書込まれた任意
のトラックに位置するようIII御しサーボパターンの
読出しを行ない、この読出しと同時にそのトラックでの
書込時と同一のサーボパターン及びウィンドウ信号を発
生させ、これらを比較して差異が無いか否か判定してス
リップ検査を行なう。
また、請求項2記載の発明では、クロック信号に同期す
るウィンドウ信号を発生させないで、ヘッドによりサー
ボパターンを記録媒体上のトラックに書込んだ後に、ヘ
ッドをサーボパターンの書込まれた任意のトラックに位
置させ、このトラックでサーボパターンを読出しながら
このトラックにサーボパターンを書込んだ時と同じサー
ボパターン信号を発生させ書込みのためのサーボパター
ン信号位置と読出したサーボパターン信号位置とを比較
してサーボパターンの位置ズレを判定する。
また、請求項3記載の発明では、サーボパターン書込後
に、ヘッドが最初のトラックに戻るように制御し、全ト
ラックにおけるトータルのスリップ量を検出し正確にス
リップ検査を行なう。
さらに、請求項4記載の発明では、記録媒体を回転する
スピンドルの回転軸の回転に同期してサーボパターン信
号及び/又はウィンドウ信号を発生させることで、クロ
ック信号を直接サーボパターン及び/又はウィンドウ信
号として利用することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に従って説明する
第1図はこの発明による記録媒体のスリップ検査装置を
含むサーボライタ装置のブロック図を示すものである。
サーボライタ装置はサーボパターンを記録媒体上に符号
化するために用いられ、このサーボライタ装置は精密ス
ピンドル1を有している。スピンドル1の回転軸2の一
端にはハブ3が取り付けられている。ハブ3は記録媒体
であるフレキシブル磁気ディスク4を受けるもので、フ
レキシブル磁気ディスク4は図示しないキャップでハブ
3に固定される。スピンドル1の回転軸2の他端には回
転方向で高剛性のカップリング50で結合されたロータ
リーエンコーダ5が結合され、ロータリーエンコーダ5
をスピンドル1と一体化することで、フレキシブル磁気
ディスク4の回転をロータリーエンコーダ5に高精度に
伝達するようになっている。スピンドル1の回転軸2は
フライホイールを兼ねたプーリ51、弾性を有するベル
ト52でモータ6と連結され、モータの回転による振動
をロータリーエンコーダ5やスピンドル1に伝達しない
ようにしている。
また、ロータリーエンコーダ5はPLL7に電気的に接
続され、これらで記録媒体を回転させるスピンドル1の
回転軸2の回転に同期したクロック信号を発生する手段
を構成している。
PLL7にはサーボパターン信号及びウィンドウ信号発
生手段を構成するパターン発生回路8が接続されている
。このパターン発生回路8にはリードライト回路9が接
続され、このリードライト回路9にはざらにヘッドキャ
リッジ11に備えられたヘッド10が電気的に接続され
、これらでサーボパターンを書込み続出しされる。
リードライト回路9にはパターン検査回路12が接続さ
れ、さらにこのパターン検査回路12にはパターン発生
回路8が接続されており、任意のトラックでサーボパタ
ーンを読出しながらウィンドウ信号を発生させ書込みの
ためのサーボパターン信号位置と読出したサーボパター
ン信号位置とを比較してサーボパターンの位置ズレを判
定する手段を構成している。
パターン検査回路12にはマイクロコンピュータ13が
接続され、このマイクロコンピュータ13にサーボパタ
ーン信号の位置ズレを判断した信号が送られる。
マイクロコンピュータ13は外部スイッチ等の操作信号
に基づき、メカニカルコントローラ14やステージコン
トローラ15に指令信号を出力し、サーボパターンを記
録媒体上のトラックに書込んだ後に、ヘッド10がすで
にサーボパターンの書込まれた任意のトラックに位置す
るように制御する手段等を構成している。
メカニカルコントローラ14は指令信号に基づき、モー
タ6を駆動させたり、図示しない記録媒体の供給排出機
構を制御する。また、ステージコントローラ】5は指令
信号に基づき、ヘッドキャリッジ11を有する一軸ステ
ージ16を制御する。
この実施例におけるサーボライタ装置の動作は、次のよ
うになっている。
サーボライタ装置は電源を入れた時に各回路及び制御部
が初期化される。この時、マイクロコンピュータ13に
対し外部から動作指令を送ると、まずメカニカルコント
ローラ14を制御し、モータ6を駆動してスピンドル1
の回転をスタートさせる。
次に、フレキシブル磁気ディスク4の供給排出機構を動
作させ、フレキシブル磁気ディスク4をスピンドル1の
回転軸2に設けられたハブ3に装着する。
そして、マイクロコンピュータ13からステージコント
ローラ15に指令が送られ、−軸ステージ16を制御し
て、ヘッドキャリッジ11に設けられたヘッド10をフ
レキシブル磁気ディスク4の最外部のトラックOに位置
決めする。なお、この実施例では最外部に位置決めした
が、最内部に位置決めしてもよい。
マイクロコンピュータ13からはパターン発生回路8に
指令が送られ、ロータリーエンコーダ5の1回転ごとに
発生するインデックス信号を起点としてPLL7が発生
するクロック信号に同期してサーボパターン信号がリー
ドライト回路9に送られる。このリードライト回路9か
らの書込み信号で、ヘッドキャリッジ11に備えられた
ヘッド10でフレキシブル磁気ディスク4の最外部のト
ラック0にサーボパターンを書込む。
−回転分サーボパターンの書込が終了すると、次の一回
転は、書込まれた直後の前記サーボパターンをヘッド1
0により読出しを行ない、後に述べるフレキシブル磁気
ディスク4のスリップ検査及びサーボパターン信号振巾
検査を行なう。
この検査により不良品と判定された場合には、同一トラ
ックにおいて、再度サーボパターンの書込及びスリップ
の検査及びサーボパターン信号振幅検査を行なう。
この再検査を何度か繰り返して行い、合格とならない場
合には、マイクロコンピュータ13はこのフレキシブル
磁気ディスク4を不合格品と判定し、メカニカルコント
ローラ14を制御して、記録媒体の供給排出機構を動作
させ、フレキシブル磁気ディスク4を不合格品用容器に
排出すると共に、別の新たなフレキシブル磁気ディスク
4の供給を行ない、同様に前記のサーボパターンの書込
み及びスリップ検査及びサーボパターン信号振幅検査を
続行する。
検査が合格した場合には、マイクロコンピュータ13は
ステージコントローラ15に指令を出し、ヘッド10を
次のトラック1に移動し位置決めする。そして、前記の
サーボパターンの書込み及びスリップ検査及びサーボパ
ターン信号振幅検査を続行する。
サーボパターンの書込み、スリップ検査及びサーボパタ
ーン信号振幅検査が全トラックに亘って終了し、不合格
品として判定されなかった場合には、ヘッド10をトラ
ック0に移動位置決めし、スリップ検査を行ない最終的
に合格、不合格を判定する。
判定後、メカニカルコントローラ14を制御して、記録
媒体の供給排出機構を動作させ、合格品は合格品用容器
に、不合格品は不合格品用容器にフレキシブル磁気ディ
スク4を排出すると共に、別の新たなフレキシブル磁気
ディスク4の供給を行ない、前記のサーボパターンのフ
レキシブル磁気ディスク4への書込み、スリップ検査及
びサーボパターン信号振幅検査を続行する。
次に、記録媒体へ書込まれたサーボパターンのスリップ
検査方法について述べる。
パターン発生回路8には、フレキシブル磁気ディスク4
のサーボパターンの書込みと、検査時即ち読込時に、第
3図に示すように、PLL7が発生するクロック信号に
同期してサーボパターン(3号及びサーボパターン信号
の発生位置がわかるようなウィンドウ信号を、インデッ
クス信号を起点として各セクタのサーボパターン信号エ
リアに対応するタイミングでセクタの数だけ発生させる
機能を有する。
この実施例におけるクロック信号は、前述のようにスピ
ンドル1と回転方向で高剛性のカップリング50で結合
されたロータリーエンコーダ5とPLL7とで発生され
る。
前記サーボパターン信号及びウィンドウ信号は前記パタ
ーン発生回路8が内蔵するROMやRAMから読出して
くるものであり、書込時及び読出時ともに同一の信号が
発生する。
このサーボパターン信号及びウィンドウ信号はパターン
発生回路8が発生し、クロック信号に同期するものであ
るが、スピンドル1の回転軸1の回転に同期してロータ
リーエンコーダ5から発生されるクロック信号そのもの
をサーボパターン信号及びサーボパターン信号の発生位
置がわかるようなウィンドウ信号とするものであっても
よい。
このサーボパターン信号の書込時及び読出時即ち検査時
の信号発生状況を第2図に示し、同サーボパターン信号
とウィンドウ信号の発生状況を第3図及び第4図に示す
サーボパターン信号の書込時には、パターン発生回路8
に発生するサーボパターン信号をリードライト回路9に
送り、ヘッド10を介してフレキシブル磁気ディスク4
の各トラックへサーボパターンを書込む(第2図(a)
、(C) )。
サーボパターンの読出時即ち検査時には、ヘッド10を
介して読出したサーボパターン信号(第2図(b)、(
d) ’)をリードライト回路9を通してパターン検査
回路12に送り、パターン発生回路8に発生ずるウィン
ドウ信号(第4図)を使用して、この読出サーボパター
ン信号の検査を行なっている。
パターン発生回路8には、書込時及び読込時共に同一の
サーボパターン信号及びウィンドウ信号(第3図、第4
図)が発生しているが、書込時の時のみリードライト回
路9を通してサーボパターン信号をヘッド10に送り、
検査時にはこれを送らずにヘッド10により読込んだサ
ーボパターン信号をパターン検査回路12に送ると同時
に、前記のウィンドウ信号をパターン検査回路12に送
り、読出信号の検査を行なっている。
この場合、スピンドル1の回転角度はロータリーエンコ
ーダ5で検知できるので、フレキシブル磁気ディスク4
の各トラックへの書込みにスリップがない場合には、第
4図において示されるように読出したサーボパターン信
号のタイミングは第3図で示される書込時のタイミング
と同じである。即ち各ウィンドウでサーボパターンパル
ス数を検出すれば、ウィンドウ1には0個、ウィンドウ
2には3個、ウィンドウ3には1個、ウィンドウ4には
13個のパルスが検出される。
これに対し、フレキシブル磁気ディスク4の各トラック
への書込みにスリップがある場合には、読出したサーボ
パターン信号のタイミングはズレを発生させることにな
り、ウィンドウ1には2個、ウィンドウ2には2個、ウ
ィンドウ3には2個、ウィンドウ4には10個のパルス
が検出され、前記スリップのない場合と比較し、各ウィ
ンドウ内のパルス数が異なることにより、スリップ検査
の判定ができる。
前記の場合は、各トラック毎のスリップ検査方T去であ
る。
これに対し、全トラックの書込が完了した後フレキシブ
ル磁気ディスク4の最初のトラック(トラック0)に戻
って、スリップ検査を行なう場合には、このトラックに
書込んだ時と同じウィンドウ信号を発生させ、各ウィン
ドウに入る続出しサーボパターン信号のパルス数が正し
いか否かを判定することで、全トラックにおけるスリッ
プの累積量によるスリップの有無の判定ができる。
次に、前記スリップ検査の検査性能に関わるウィンドウ
信号について述べる。ウィンドウ信号はどのようなスリ
ップがあっても、どれか最低1つ以上のウィンドウで、
そのウィンドウ内の読出しサーボパターン信号のパルス
数が正常の場合と異なるように設定する必要がある。実
施例の場合、第4図にスリップ発生時の読出しサーボパ
ターン信号と、各ウィンドウ信号のタイミングが示され
ているが、更にスリップ量が大ぎくなった場合、ウィン
ドウ1では検出されるサーボパターンパルス数がOとな
り正常値と同しになるが、ウィンドウ4等、他のウィン
ドウでスリップの検出が行なえるようになっている。ま
た、微小スリップを検出するためには、書込み時のサー
ボパターン信号のパルスと、ウィンドウ信号のエツジ部
とのタイミングを狭くすればよい、但し、一般に、スリ
ップの発生がない時でも、読出しサーボパターン信号と
ウィンドウ信号のタイミングは、前後に多少のズレ(ジ
ッター)が生ずるので、読出し検査を複数回行なって、
その結果の統計的判断により、スリップの判定を行なう
ことが有効である。
次に、!@5図に示すようにサーボパターンを書込むヘ
ッド10の幅が、トラックのピッチより長く部分的にオ
ーバーラツプして書く場合の検査時には、第6図のよう
にサーボパターンA、Bの位相が合っている信号の部分
か、または信号の発生していない部分のウィンドウ信号
を使ってスリップ検査をするほうが、外乱を避けること
ができよい方法となる。
即ち、第7図のようにサーボパターンBを読出しスリッ
プ検査するとぎ、位相のズしている部分の信号は、第6
図における位相の合っている部分の信号に比べ、サーボ
パターンAの一部が余分な信号として検出され、続出す
べきサーボパターン80′)S/Nが劣化し、誤検出の
要因となるからである。
この実施例においては、読出しサーボパターン信号と、
各ウィンドウ信号とのタイミングでスリップを検出する
ものだが、ウィンドウ信号のかわりにウィンドウ信号と
ともに、パターン発生回路8で発生しているサーボパタ
ーン信号を使用し、前記読出しサーボパターン信号との
タイミングを検査して、スリップ検出するものであって
もよい。
また、この実施例におけるクロック信号の発生手段は、
スピンドル1と回転方向で高剛性のカップリング50で
結合されたロータリーエンコーダ5とPLL7とで発生
されるものであるが、スビンドル1の回転軸2が貫通し
て取付けられるホールタイプのロータリーエンコーダ5
とPLL7とで発生されるものであワてもよい。
[発明の効果] 以上のように、請求項1記載の発明は、サーボパターン
のスリップ検査装置をサーボライタ装置に内蔵し、しか
も自動で一枚一枚検査できるようにしたため、記録媒体
にスリップによるサーボパターンの書込不良が発生した
場合に素早く工程アクションが取れる。また、サーボラ
イタ装置で生産中にスリップの有無を検査し、スリップ
を有する不良品を次工程に8行することなく排出できる
ので、生産効率を高めることができる。
さらに、スリップ検査装置をサーボライタ装置釘内蔵し
たため、チエツク用の専用の装置が不要となり、また自
動的に一枚一枚記録媒体のスリップ検査がきるので、チ
エツク用の工数を軽減することができる。
また、請求項2記載の発明は、ヘッドによりサーボパタ
ーンを記録媒体上のトラックに書込んだ後に、ヘッドを
サーボパターンの書込まれた任意のトラックに位置させ
、このトラックでサーボパターンを読出しながらこのト
ラックにサーボパターンを書込んだ時と同じサーボパタ
ーン信号を発生させ書込みのためのサーボパターン信号
位置と読出したサーボパターン信号位置とを比較するこ
とで、簡単な構成でサーボパターンの位置ズレを判定す
ることができる。
また、請求項3記載の発明は、サーボパターンを読取る
ヘッドが位置する任意トラックが、最初に書込まれたト
ラックであるから、全トラックにおけるトータルのスリ
ップ量を用い、正確に判定することができる。従って、
スリップ量が大きい場合には、各トラック毎のサーボパ
ターン書込検査時でも不良品の判定ができるが、スリッ
プ量が小さい場合には判定できない場合もあり、また不
連続に発生するスリップの場合スリップがあっても、再
書込すれば合格品となってしまう場合もあるが、この場
合全スリップ量を用いることで、正確にスリップの判定
を行なうことができる。
さらに、請求項4記載の発明による効果としては、ロー
タリーエンコーダから発生されるクロック信号を直接サ
ーボパターン信号、或いはウィンドウ信号として利用す
ることができる構成としたことで、より簡素化した装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例におけるスリップ検査装置
を含むサーボライタ装置のブロック図、第2図はこの実
施例におけるサーボパターン信号の書込時及び読出時の
信号のタイミングチャート、第3図はこの実施例におけ
るサーボパターン信号及びウィンドウ信号の書込時にお
ける信号のタイミングチャート、第4図はこの実施例に
おけるサーボパターン信号及びウィンドウ信号の読出時
における信号のタイミングチャート、第5図乃至第7図
はこの実施例におけるサーボパターンをオーバーラツプ
して書く時の信号の説明図、第8図及び第9図は従来の
5625インチのフロッピディスクのサーボライタ装置
におけるクランプ方法を表わす断面図、第10図及び第
11図は従来の3.5インチのフロッピディスクのサー
ボライタ装置におけるクランプ方法を表わす平面図及び
断面図である。 図中符号1はスピンドル、2は回転軸、4はフレキシブ
ル磁気ディスク、5はロータリーエンコーダ、6はモー
タ、7はPLL、8はパターン発生回路、9はリードラ
イト回路、10はヘッド、12はパターン検査回路、1
3はマイクロコンピュータ、14はメカニカルコントロ
ーラ、5はステージコントローラである。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サーボパターンを記録媒体上に書込むサーボライタ
    装置において、前記記録媒体を回転させるスピンドルの
    回転軸の回転に同期したクロック信号を発生する手段と
    、前記クロック信号に同期してサーボパターン信号及び
    サーボパターン信号の発生位置がわかるようなウィンド
    ウ信号を発生する手段と、前記記録媒体に前記サーボパ
    ターンを書込み読出しするヘッドと、このヘッドで前記
    サーボパターンを前記記録媒体上のトラックに書込んだ
    後に前記ヘッドが前記サーボパターンの書込まれた任意
    のトラックに位置するよう制御する手段と、このトラッ
    クでサーボパターンを読出しながらこのトラックに前記
    サーボパターンを書込んだ時と同じサーボパターン信号
    及びウィンドウ信号を発生させ書込みのためのサーボパ
    ターン信号位置と読出したサーボパターン信号位置とを
    比較してサーボパターンの位置ズレを判定する手段とを
    備えることを特徴とするサーボライタ装置における記録
    媒体のスリップ検査装置。 2、サーボパターンを記録媒体上に書込むサーボライタ
    装置において、前記記録媒体を回転させるスピンドルの
    回転軸の回転に同期したクロック信号を発生する手段と
    、前記クロック信号に同期してサーボパターン信号を発
    生する手段と、前記記録媒体に前記サーボパターンを書
    込み読出しするヘッドと、このヘッドで前記サーボパタ
    ーンを前記記録媒体上のトラックに書込んだ後に前記ヘ
    ッドが前記サーボパターンの書込まれた任意のトラック
    に位置するよう制御する手段と、このトラックでサーボ
    パターンを読出しながらこのトラックに前記サーボパタ
    ーンを書込んだ時と同じサーボパターン信号を発生させ
    書込みのためのサーボパターン信号位置と読出したサー
    ボパターン信号位置とを比較してサーボパターンの位置
    ズレを判定する手段とを備えることを特徴とするサーボ
    ライタ装置における記録媒体のスリップ検査装置。 3、前記サーボパターンを書込み読出しするヘッドは全
    トラック書込み後最初に書込まれたトラックに戻ること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のサーボライ
    タ装置における記録媒体のスリップ検査装置。 4、前記記録媒体を回転させるスピンドルの回転軸の回
    転に同期したクロック信号を発生する手段のクロック信
    号は、前記スピンドルの回転軸の回転に同期したサーボ
    パターン信号及び/又はウィンドウ信号で構成されるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のサーボラ
    イタ装置における記録媒体のスリップ検査装置。
JP12881590A 1990-05-18 1990-05-18 サーボライタ装置における記録媒体のスリップ検査装置 Pending JPH0423275A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5673062A (en) * 1992-11-06 1997-09-30 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5673062A (en) * 1992-11-06 1997-09-30 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal apparatus

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