JPH04232107A - タイヤの空気抜け検出方法 - Google Patents

タイヤの空気抜け検出方法

Info

Publication number
JPH04232107A
JPH04232107A JP17243691A JP17243691A JPH04232107A JP H04232107 A JPH04232107 A JP H04232107A JP 17243691 A JP17243691 A JP 17243691A JP 17243691 A JP17243691 A JP 17243691A JP H04232107 A JPH04232107 A JP H04232107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
criterion
deflation
wheels
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17243691A
Other languages
English (en)
Inventor
Pierre Neyrat
ピエール ネイラ
Sabine Crosnier
サビーヌ クロスニエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renault SAS
Regie Nationale des Usines Renault
Original Assignee
Renault SAS
Regie Nationale des Usines Renault
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renault SAS, Regie Nationale des Usines Renault filed Critical Renault SAS
Publication of JPH04232107A publication Critical patent/JPH04232107A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/061Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車輪のいずれか
1つに装備されるタイヤの空気抜け検出方法、特に車輌
の車輪の角速度の観察に基づくそのような方法に関する
【0002】
【従来の技術】タイヤの空気抜けはある種の運転条件で
タイヤの破裂を惹き起こすことがある。そのような破裂
が起きると、その車輌に乗っている人が重大な危険に曝
される。破裂がなくても、空気抜けは車輌の燃料消費お
よびタイヤの摩耗の速さを増大させるという不都合を持
っている。これらのあらゆる理由から、自動車に装備さ
れるタイヤの内部を支配している圧力を自動的に、連続
してまたは周期的に監視することを可能にするのに適切
な手段を設置することが提案された。第1の解決方法は
、明らかなように、各タイヤに圧力検知器、および場合
によっては、例えば過渡的な仕方でタイヤの中の圧力に
同様に影響を及ぼすことができるいろいろな動的な現象
を考慮に入れる計算手段に信号を伝達するための温度検
知器を設置することにある。
【0003】これらのタイヤの圧力の監視手段は、検知
器の設置に費用がかかり、かつ検知された信号の伝達手
段が複雑であるが故に、期待されていた成功を収めるこ
とができなかった。検知された信号は振動、寄生現象、
温度変化、水や泥の吹付け、等の影響を受ける自動車の
難しい環境に耐えなければならない。
【0004】タイヤの空気抜けの検出を車輌の車輪の角
速度の観察に基づいて行なうことも考えられた。仮定に
よって車輪のタイヤの1つが空気抜けしていると、その
タイヤの転がり半径は低下する。しかし、タイヤの地面
に対する直線速度Vが普通に空気が入っている他のタイ
ヤの直線速度に等しいままであれば、空気抜けしている
タイヤを持っている、転がり半径Rの車輪の角速度Ω(
V=RΩ)は、空気抜けの故にRが減少するとき、他の
車輪の角速度に対して増大すると考えられる。
【0005】フランス特許出願第2,568,519号
に、この観察の応用であるタイヤの空気抜けの警報装置
が記載されている。ヨーロッパ特許出願第291,21
7号にも同類の空気抜け検出方法が記載されている。両
方の場合に、自動車、例えば乗用車の四つの車輪の各々
に、例えば目に見えるまたは音響の警報を選択的に制御
するように、以上述べた角速度の変化を実証するのに適
した信号処理手段に信号を供給する角速度検知器を設け
る。
【0006】このような解決方法は、可変磁気リラクタ
ンス検知器のような、優れた信頼性を持ち、車輪のアン
チブロッキング装置を具備した車輌で既に広く利用され
ている速度検知器を使用することを可能にすることがで
きるので魅力的である。このような装置を既に備えてい
る車輌においては、この解決方法はそのうえ特に経済的
である。このときには、それを実施するために、アンチ
ブロッキング装置の計算機の中に植え込まれる補足の論
理手段と前に述べた警報手段しか必要としないからであ
る。
【0007】それに反して、この解決方法は、タイヤ(
例えばラジアル・ケーシング・プライ付きの)の空気抜
けによって誘起される転がり半径(およびしたがって角
速度)の変化が車輌の動力学のいくつかの現象によって
それらのタイヤに通常誘起される変化に較べて1桁小さ
いことに起因する主要な困難を克服しなければならない
。このような転移は例えば車輌の制動または加速、車輪
の方向変換、車輌の昇り坂または下り坂、凹凸またはカ
ーブした道路での運転の結果生じる。そのようにして、
通常の充填圧力に対する0.2barの空気抜けに起因
する角速度の相対的な変化は0.1%のオーダであり、
他方、低速であっても、例えば、30mの曲率半径のカ
ーブでの車輌の通過に起因する相対的な変化は約5%で
あることを測定することができた。
【0008】検出しようとする空気抜けをそうでなかっ
たら覆い隠し、備えられた警報の誤った起動を惹き起こ
すことができるこれらの現象の影響の除去を試みるため
に、前に述べたフランス特許出願の中では、予め定めら
れた距離、例えば20kmでの平均の効果を使用するこ
とを提案している。前に述べたヨーロッパ特許出願の中
では、車輌の横方向または軸方向の加速が予め定められ
た閾値を越えるときは、時としてあるタイヤの空気抜け
の発生に関するあらゆる指示を除去することを提案して
いる。これらの解決方法は車輌の運転者があらゆる瞬間
に信頼できる警報を持つということを妨げる。このこと
は特にパンクによる空気抜けの場合に不都合である。
【0009】そのうえ、以上述べた出願のいずれにおい
ても同様に良く実施される検出方法は、本質的にそれぞ
れ車輌の支持の四辺形の2つの対角線上にある車輪の平
均角速度の差の観察に基づいている。さて、カーブでは
、対角線上で互いに対向している車輪が走る距離の和は
他方の対角線の車輪が走る距離の和に近似的にしか等し
くない。この近似は、既に前に見たように、その指示が
、振幅がそれを覆い隠している他の現象の振幅よりに1
桁小さい現象を明らかにしなければならないにしても、
その検出方法によって集めることができる指示の正確さ
に不利に作用する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、以上述べられた制限を何も有しないタイヤの空
気抜けの検出方法を提供することである。
【0011】特に、本発明は、自動車に装備されている
1組のこのようなタイヤに属している1つのタイヤに空
気抜けの状況が現れたとき、信頼できる指示をほとんど
常時供給することができるタイヤの空気抜けの検出方法
を提供することを目的とする。
【0012】本発明はまた、空気抜けしている1組のタ
イヤのうち単数または複数の空気抜けしているタイヤを
識別することを可能にするような方法を提供することを
目的とする。
【0013】本発明は、さらに、存在を証明しようとし
ている空気抜けを覆い隠さないように、タイヤに影響を
及ぼす動的な現象を考慮に入れるような方法を提供する
ことを目的とする。
【0014】本発明はまた、検出された空気抜けを定量
することを可能にするような方法を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的、およ
び本明細書の以下に記載される目的は、それぞれ車輌の
車軸に結合されている車輪の少なくとも第1および第2
の対を含む自動車の車輪に装備されるタイヤのうちの少
なくとも1つの空気抜け検出方法を使って達成される。 その方法は車輪の角速度の分析によって検出を行なう種
類のものである。本発明によれば、(a)下記の形の、
それぞれ第1および第2の対の車輪の角速度の自乗の差
の線形関数を計算する。
【0016】a1(Ω12−Ω22)−a2(Ω32−
Ω42)ここで、a1およびa2は車輪のそれぞれ第1
および第2の対によって定義される輪距に比例する正の
係数であり、一方ではΩ1、Ω2、他方ではΩ3、Ω4
は車輪のそれぞれ第1および第2の対の車輪の角速度で
ある。(b)予め定められた少なくとも1つの値に対す
るその関数の値の位置から、それらの車軸のうちの1つ
の上の空気抜けしたタイヤの時としてある存在に関する
指示を引き出す。
【0017】以下に詳細に説明するように、使用される
自乗値の差は従来の技術で利用される非自乗の角速度の
値に起因する誤差を乗り越えることを可能にする。
【0018】本発明による方法の有利な実施によれば、
以上定式化され、下記の形の線形関数から引き出される
、空気抜けしたタイヤの存在の検出の判断基準CR1を
使用する。
【0019】       CR1=k1[a1(Ω12−Ω22)−
a2(Ω32−Ω42)]/Ωref2 ここで、k1は利得係数、Ωrefは参照角速度、a1
およびa2は平均輪距によって規格化された、車輪の第
1および第2の対の輪距である。
【0020】また、下記の形の第2の検出の判断基準C
R2も使用する。
【0021】       CR2=k2[cosα1(Ω1+Ω2)
−cosα2(Ω3+Ω4)]/Ωref2 ここで、k2は利得係数であり、その判断基準CR2の
値から補足の指示を引き出し、少なくとも1個の空気抜
けしたタイヤを識別するために、それを第1の判断基準
CR1によって供給される指示と組み合わせる。
【0022】いくつかの動的な現象の補正を加えた後で
、これらの2つの判断基準を有利に利用する。
【0023】
【作用】本発明による方法の第1の態様によれば、予め
定められた閾値に対する各判断基準の値の位置から空気
抜けしたタイヤの位置を導き出す。
【0024】本発明による方法の第2の態様によれば、
予め定められた係数AiおよびBjに結び付いた各タイ
ヤについて下記の形の補正された判断基準の線形の組み
合わせの値を計算し、 Ai・CR1(補正後)+Bj・CR2(補正後)予め
定められた閾値に対するこの線形の組み合わせの値の位
置からそれに結び付いたタイヤの時としてある空気抜け
の状態を導き出す。
【0025】本発明による方法の第3の態様によれば、
その線形の組み合わせの値からタイヤの圧力の値の評価
を引き出す。
【0026】本発明による検出方法のその他の特徴およ
び利点は以下の記載を読み、付図を調べれば明らかとな
るであろうが、付図は例示にすぎない。
【0027】
【実施例】付図中図1を参照すれば、そこでは2つの列
または車軸に配分され、本発明が脹らみ状態を監視する
ことを目指している4個のタイヤを具備する前輪(1、
2)と後輪(3、4)の4個の車輪1、2、3、4が図
式化されている。そこでは、左輪は奇数の指数を打たれ
ている。車輪の地面との接点は座標系(x、o、y)で
表記される。その座標系の横軸は車輌の縦対象軸と一致
しており、他方縦軸は軸距2Lの中点において前記軸に
垂直である。引用番号1、2は半輪距e1の前輪を表わ
し、引用番号3、4は半輪距e2の後輪を表わす。
【0028】この座標系において、何らかの軌跡を追跡
する車輌5はあらゆる瞬間に座標(x、y)の瞬間的な
回転中心Cを持っている。この瞬間的な回転中心に対す
る車輪1、2、3、4の旋回半径をR1、R2、R3、
R4で、車輪1、2、3、4の地面に対する切線方向の
速度をV1、V2、V3、V4で、回転中心Cの囲りの
車輌の瞬間的な角速度をΩで表わせば、下記の関係を書
くことができる。
【0029】   V1=R1Ωであるから、(x−L)2+(y−e
1)2=R12=(V1/Ω)2  V2=R2Ωであ
るから、(x−L)2+(y+e1)2=R22=(V
2/Ω)2  V3=R3Ωであるから、(x+L)2
+(y−e2)2=R32=(V3/Ω)2  V4=
R4Ωであるから、(x+L)2+(y+e2)2=R
42=(V4/Ω)2これらの方程式の間でx、yおよ
びLを除去し、次の関係式を引き出す。
【0030】       (V12−V22)e2−(V32−V4
2)e1=0              (I)車輪
の地面に対する直線速度、車輌によって追跡される軌跡
およびタイヤの脹らみの状態が何であっても、この関係
式は常時確認されたままとなることが見られる。
【0031】そのほか、特に車輪1、2、3、4のタイ
ヤの脹らみの関数である転がり半径をr1、r2、r3
、r4で表わし、それらの車輪の角速度をそれぞれΩ1
、Ω2、Ω3、Ω4で表わせば、それらの量は関係式V
i=riΩi(iは1から4まで変化する)によって結
び付けられていることが知られている。
【0032】上記関係式(I)の中の置換によって、次
のようになる。
【0033】       (r12Ω12−r22Ω22)e2−(
r32Ω32−r42Ω42)e1=0あらゆる空気抜
けも動的な現象もなければ、r1=r2=r3=r4=
r と評価することができる。
【0034】そのとき、前の関係式は簡単化され、次の
ようになる。
【0035】       (Ω12−Ω22)e2−(Ω32−Ω4
2)e1=0              (II)そ
れに反して、半径riの1つが半径riの車輪の空気抜
けの故に、以上定義された値rから遠ざかると、関係式
(II)の両辺の平衡はもはや保証されず、次のように
なる。
【0036】 (Ω12−Ω22)e2−(Ω32−Ω42)e1≠0
ゼロからの関係式(II)の左辺の値のあらゆる偏差は
、転がり半径の変化のあらゆる他の原因がなければ、対
応するタイヤの中の単数または複数の圧力変化に帰すこ
とができる転がり半径r1、r2、r3、r4のうちの
単数または複数の変化を表わす。
【0037】角速度Ω1および/またはΩ4の増加に起
因するこの関数の正の値は、このように、車輪1または
4のタイヤのうちの少なくとも1つの空気抜けを表わし
ている。他方角速度Ω2および/またはΩ3の増加に起
因するこの関数の負の値は車輪2または3のタイヤのう
ちの1つの空気抜けを表わしている。したがって、この
関数から出発して、それらのタイヤのうちの少なくとも
1つの空気抜け検出の第1の判断基準CR1を構成する
ことができる。
【0038】       CR1=k1[a1(Ω12−Ω22)−
a2(Ω32−Ω42)]/Ωref2  (III) ここで、a1=e2/eおよびa2=e1/e、eは車
輌の平均半輪距(e1+e2)/2を表わす。
【0039】Ωref=車輌の車輪の参照角速度。例え
ば非被駆動車輌の角速度の平均に等しく採ることができ
る。
【0040】k1=利得係数。
【0041】典型的な自動車においては、係数a1およ
びa2は1に非常に近く、したがって第1近似ではその
値と見なすことができることは明らかである。
【0042】関係式(II)に対してこのように修正さ
れた関係式(III)は無次元で、車輌の速度に無関係
な特徴を持っており、このことはなおその判断基準の有
効性を増大させることが注意されるだろう。車輌の瞬間
的な回転中心の正確な位置およびしたがってその車輌の
車輪によって実質上追跡される軌跡を考慮に入れた方程
式から出発して確立されたこの判断基準は、従来の技術
の判断基準に影響を及ぼす不正確さ、対角線を介して対
向している車輪の軌道に関する近似の結果として生じる
不正確さから解放されている。
【0043】図2のグラフは、この点に関して、横方向
の加速を考慮に入れないために十分に低い定められた速
度で走行し、空気抜けしたタイヤを含んでいるか含んで
いない車輌について、車輌の軌跡の曲率半径の関数とし
、両方とも圧力について規格化されている、本発明によ
る生の判断基準CR1および従来技術(TA)の判断基
準の変化を表わす。以上述べたように、従来技術の判断
基準は、1式のタイヤの2つの対角線の車輪の軌道の値
あるいは角速度の差を介入させる。軌跡の曲率半径が判
断基準CR1の値に実質上無影響であり、それに反して
、それは従来の技術の判断基準TAには著しい影響を及
ぼすことが観察される。TAでの誤差は0.3〜0.4
barに達することがある。それは検出しようとする空
気抜けに帰せられる変化と同じ大きさのオーダの変化で
ある。本発明による判断基準CR1は車輌によって追跡
される軌跡のジェオメトリに無関係であるという利点を
持っていることは明らかである。
【0044】このように、以下に見られるように、検出
しようとする空気抜けの現象を覆い隠すことができる横
方向の加速および荷重の移転の効果を補正するために場
合によっては補正されている、本発明による判断基準C
R1のみを考慮して、車輌に装備されている1組のタイ
ヤの脹らみ状態に関する診断を確立することが可能であ
る。そのほか、その判断基準は、空気抜けした状態のタ
イヤがタイヤの列のどの対角線にあるかを決定すること
を可能にする。そのとき、運転者に警告を与えるために
、警報が起動されることができる。図4に関連して、こ
の警報を実施する手段が以下に記載されるだろう。
【0045】このように操作される検出は、摩耗速度お
よび高速での破裂の防止で、一式のタイヤおよびそれら
のタイヤおよびそれらのタイヤの脹らみの影響に関して
、運転者の安全と車輌の優れた動作を保証するのに十分
であることができる。しかし、さらに遠くまで進み、空
気抜け状態にあるタイヤの正確な識別を運転者に提供す
ることを望むことができる。このため、本発明は単数ま
たは複数の張りを失ったタイヤの位置に関して第1の判
断基準によって供給される指示の不正確さを取り除くこ
とを可能にする第2の判断基準を利用する。2つの判断
基準によって供給される指示を蓄積すれば、車輌の同じ
側の両方である場合を除き、1つまたは2つの空気抜け
したタイヤを曖昧さなしに検出する。
【0046】このために実証しようとする空気抜けを覆
い隠すことができる現象の補正されない生の形で使用さ
れる第2の判断基準CR2は下記の形をしている。
【0047】d1(Ω1+Ω2)−d2(Ω3+Ω4)
ここで、d1およびd2は、本発明の一実施の態様によ
れば、前輪および後輪の平均最大旋回角度α1およびα
2を使ってd1=cosα1およびd2=cosα2の
ような値である(図1参照)。
【0048】勿論、車輌が操縦輪を2つしか持っていな
いときは、cosα2=1である。
【0049】判断基準CR2はなるべく下記の形をとる
【0050】       CR2=k2[cosα1(Ω1+Ω2)
−cosα2(Ω3+Ω4)]Ωref2  (IV) ここで、k2は利得係数である。
【0051】判断基準CR2は前列の車輪の平均角速度
を後列の車輪の平均角速度と、それらの速度を係数co
sα1およびcosα2を使って車輌の縦軸に「引き戻
して」比較する。それだけを使って、タイヤの前列また
は後列の空気抜けおよび/または過負荷を検出すること
が可能である。空気抜けに関しては、この判断基準の正
の値は前列の空気抜けを表わし、それに反して負の値は
後列の罪とすることが観察される。
【0052】このように、本発明によれば、判断基準C
R1およびCR2の符号の可能な四つの組み合わせが特
定の空気抜けした1個のタイヤをそれぞれ曖昧さなしに
同定する。
【0053】本発明による方法の他の実施の態様によれ
ば、そうではなくて正および/または負の、したがって
、ゼロではない閾値に対する2つの判断基準の値の位置
を利用する。このようにして、方法の信頼性を低下させ
ることができるいくつかの擾乱を炉波する。
【0054】以下に詳細に記載する、本発明による方法
のさらに他の1つの実施の態様によれば、各車輪に特有
の係数を使って2つの判断基準の値の線形の組合せの値
を計算し、その組合せの値からそれに結び付いたタイヤ
の内部を支配している圧力の評価を導き出す。
【0055】しかし、以上定義されているような生の判
断基準CR1およびCR2の使用は、ある車輪から他の
車輪への荷重の移動、昇り坂または下り坂、カーブにお
ける横方向の加速、車輪の加速または減速、いくつかの
車輪のスリップまたは滑り、等のような現象によって車
輌の振舞が影響を及ぼされる沢山の状況で満足できる結
果を与えることができない。
【0056】実際、前に述べたように、このような動的
な現象によって惹き起こされるタイヤの転がり半径の変
化は、運転者への警報を正当化するような空気抜けを起
こす圧力の低下によって惹き起こされるものよりも1桁
大きい。
【0057】また、それらの判断基準をあらゆる状況で
有効にする動的な現象の補正をその中に導入して、以上
定義された判断基準の助けで得られる結果を改善するよ
うに導かれる。
【0058】以上の関係式(III)によって定義され
る生の判断基準CR1のゼロの囲りでの平衡は、荷重の
移動およびタイヤの偏角の故に、車輌の横方向の加速Γ
tに感じ易い。そのうえ、その感度は参照角速度Ωre
fに十分に直線的に依存する。下記の形の修正された判
断基準に導かれる。
【0059】       CR1(補正後)=(1+kv・Ωref
)(CR1+kΓ・Γt)  (V)ここで、 Γt=横方向加速(評価値または測定値)kΓ、kv補
正係数(実験的に調節された)同様に、判断基準CR2
は、カーブの効果および横方向の加速に感じなければ、
縦方向の加速Γlおよび参照速度Ωrefを介入させて
、縦方向の荷重の移動または地面でのタイヤのスリップ
について補正されなければならない。このようにして次
式を計算する。
【0060】   CR2(補正後)=CR2(生)+b1・Ωref
2+b2・Ωref+c1・Γl+c2・Γl2   
           (VI)ここで、b1、b2、
c1、c2は実験的に調節された補正係数である。簡単
化された変形では、これらの係数のうちの単数または複
数、特にb2およびc2はゼロとすることができる。
【0061】このように本発明によるタイヤの空気抜け
の検出方向の基礎となる原理を明確にした後で、図3の
機能的ダイヤグラムの助けで、この方法のいろいろな段
階の実施の態様を記載するがそれは例示に過ぎない。
【0062】検知器6のような4個の速度検知器がそれ
らの検知器に結び付いた車輪の角速度Ωi(i=1から
4まで)を表わす信号をブロック7に供給する。古典的
にはそれらの検知器は例えば可変磁気リラクタンス型で
、それらの信号はパルス列によって構成され、その周波
数はそれに結び付いた車輪の角速度に比例する。それら
のパルス列は整形され、ブロック7の中で処理され、そ
のブロックはそれらの速度Ωiを表わす非同期信号を供
給する。縦方向加速Γl、場合によっては横方向加速Γ
t、車輪の最大旋回角度α1、α2、またはハンドル角
、等のアナログ検知器は並列にクロック9によってブロ
ック8の中でサンプルされるアナログ信号を供給する。 そのクロックはブロック8によって供給されるアナログ
信号と同じ周波数で速度Ωiの測定を再同期化するため
に、ブロック10もまた制御する。ブロック7およびブ
ロック8の出力はブロック11に供給される瞬間的な物
理的なパラメータΓl、Γt、α1、α2、曲率、スリ
ップ、等、および速度ΩiとΩrefが計算される方法
の工程を記号化するブロック11に供給される。このよ
うに形成された物理的なパラメータは、次いで、例えば
それらのサンプルの許容閾値との比較によるサンプル有
効化のブロック12に供給される。有効化されたサンプ
ルは、次いで、ブロック13において生の判断基準CR
1、CR2の計算およびすべてn個のサンプルでの平均
値と同一とされる、物理的なパラメータの平均値の計算
に役立つ。このように計算された生の判断基準は、場合
によっては使用しようとする係数の適応する評価の助け
で(ブロック17)、以上公式(V)および(VI)の
中で予想される影響の補償が計算されるブロック14の
中で補正される。
【0063】空気抜けしたタイヤの検出および/または
同定、および/または後に見るように、タイヤの中の圧
力の評価のアルゴリズムが、そのとき、ブロック15の
中で補償される判断基準に加えられる。ブロック15に
おいて実行される処理の結果の関数として、車輌の運転
者に知らせるために目に見えるまたは音響の警報および
/または圧力表示の手段(16)を制御する。
【0064】以上記載された方法においては、比較的高
い周波数、例えば20Hzのサンプリングが予定される
。このようにして、有効化されないいくつかのサンプリ
ングの瞬間的な除去(ブロック12)が、例えば数秒間
集められた一式のサンプルを排除することなしに、場合
によっては相連続しない1シーケンスのn個のサンプル
を保存することを可能にする。このことは、次いで、従
来の技術のいくつかの方法で予想されたこととは反対に
、運転者が車輌のタイヤの膨らみ状態に関する情報を決
して奪われることなしに、必要な平均値の計算を可能に
する。
【0065】さて、図4に図式的に示された、本発明に
よる方法を実施するための装置の一実施の態様が記載さ
れる。この装置が例示としてのみ記載され、前に記載さ
れた検出方法を実施するために沢山の他の装置が当業者
によって選択され得ることは勿論である。
【0066】この図では、図3に関連して既に述べられ
た角速度の4個の検知器6が見られる。車輪のアンチブ
ロッキング装置を備えた車輌においては、それらの検知
器はその装置の検知器と共通するだろう。それはその経
済的な性質を既に述べた解決方法である。車輪のアンチ
ブロッキング装置を備えない車輌においては、車輪の角
速度を表わす信号を経済的な方法で供給することを可能
にする手段を装備した、「計器を備えた」と言われる軸
受けを車輪の支持スピンドルに装備することができるだ
ろう。このような軸受けの例として会社エス・エヌ・ア
ール・ルールマン(軸受け)のフランス特許第2,59
9,794号に記載されたものを挙げることができる。
【0067】正弦波の推移を示す信号を供給する可変リ
ラクタンスを持った古典的な角速度検知器の場合におい
ては、ディジタル的な手段による処理のために、信号の
整形が必要である。このために、シュミット・トリガ2
0が使用される。信号を車輪の1回転当たりのパルスの
数に適合させるために前置除算器21を備えることがで
きる。スイッチ回路22が時間測定回路23への車輪の
速度情報の相連続する伝送を制御する。それは、例えば
、会社のアドバンスト・マイクロデバイシーズのカタロ
グのなかの、番号AM9513を打たれている16ビッ
ト回路によって構成されることができる。この回路は、
これらの情報をマイクロプロセッサ24に伝送するため
に、車輪速度のいろいろな信号の周期を高い精度で測定
することを可能にする。そのマイクロプロセッサは会社
インテルのカタログの中の番号80186を打たれてい
るマイクロプロセッサによって構成されることができる
【0068】それに平行して、車輌の中に適当に形成さ
れている加速度計25が縦方向加速度 Γlを表わすア
ナログ信号を増幅器26に供給し、その増幅器の出力は
マルティプレクサ27の入力に接続される。28のよう
な他の検知器が場合によって使用される他の物理的なパ
ラメータΓt、α1、α2、等を供給する。
【0069】マルティプレクサ27がアナログ・チャン
ネルを選択し、それらを、選択的にサンプリング器−ブ
ロック器28に接続し、その出力はアナログ−ディジタ
ル変換器29(CAN)の中でディジタル化される。ク
ロック9がサンプリング器28およびCAN29のテン
ポを定める。バッファ・レジスタが変換器29の出力と
マイクロプロセッサ24の間のインターフェイスを保証
する。
【0070】それは図3のダイヤグラムのブロック10
から15までおよび17で予定されている処理を実行す
る。これらの処理の結果は目に見える(32)または例
えば音声合成による音声を使った(33)警報制御回路
31を適当な仕方で励起することを可能にする。後に見
るように、そのマイクロプロセッサが空気抜けしたタイ
ヤの中の圧力評価もまた計算するときは、その圧力表示
は適当なインターフェイス回路35によって制御される
、例えば、ダイオード棒(「バーグラフ」)による表示
器(34)を使って保証されることができる。
【0071】さて、本発明による方法の実施の中で使用
することができる、空気抜けしたタイヤの検出および/
または空気抜けしたタイヤの圧力の評価のいろいろのア
ルゴリズムを記載しよう。
【0072】非常に簡単な第1のアルゴリズムによれば
、ゼロではない、好ましい予め定められた閾値に対する
第1の判断基準(CR1)の絶対値の位置から、車輌に
装備された一式のタイヤの中の空気抜けした少なくとも
1個のタイヤの場合によってある指示を引き出す。この
比較はその車輌の運転者に予告するために警報を起動す
る役をする。使用される非常に簡単なアルゴリズムは、
勿論、単数または複数の空気抜けしたタイヤの位置を正
確にすることを可能にしない。この位置は、罪があると
される対角線を決定するために、判断基準CR1を正お
よび負の閾値と比較して正確にされることができる。
【0073】誤った警報の介入の確率を低下させるため
に、なるべく判断基準CR1の値を低域通過フィルタに
かける。使用されるフィルタの応答時間は例えば15秒
と45秒の間に調節されることができる。
【0074】原則として、そのアルゴリズムは、全く同
様によく、罪があるとされるタイヤの列を正確にするこ
とを可能とする判断基準CR2といっしょに実施される
ことができるが、このアルゴリズムの中での判断基準C
R1の使用が好ましい。
【0075】第2のアルゴリズムによれば、判断基準C
R1およびCR2の値をいっしょに使用する。以下に見
るように、そのとき、4個の車輪のいずれか1つの空気
抜け、またはあらゆる場合に、それらが車輌の同じ側に
なければ、4個のタイヤのうちの空気抜けした2個の車
輪を検出し、位置決めすることができる。
【0076】使用されるアルゴリズムのフローチャート
が図5に示されている。このアルゴリズムの中で使用さ
れる判断基準CR1およびCR2は、前の場合における
と同様に、なるべく炉波される。判断基準CR2の値は
2つの閾値と比較される。一方は負であり、他方は正で
、それらは場合によってある空気抜けを前車軸(CR2
>S2)または後車軸(CR2<S1)に位置決めする
ことを可能にする。CR2がS1とS2の間にあるとき
は、判断基準CR1のみを考慮に入れる。
【0077】前車軸または後車軸における空気抜けの可
能な存在を決定した後で、2つの判断基準の間の感度の
比を表わす係数kで補正された判断基準CR2の絶対値
を判断基準CR1の絶対値と比較する。
【0078】CR2の絶対値において、絶対値で表わし
たk・CR1よりも大きいときは、次いで、前車軸また
は後車軸における空気抜けしたタイヤの存在の可能性に
したがって、それぞれCR2を閾値S3または閾値S4
と比較する。CR2がS3よりも大きいときは、「前輪
」の警報が起動する。CR2の絶対値がS4よりも大き
いときは、「後輪」の警報が起動する。
【0079】CR2の絶対値において、k・CR1より
も小さいときは、そのときに居るフローチャートのブラ
ンチにしたがって判断基準CR1を閾値S01、S02
と比較する。CR1が絶対値において比較の閾値を越え
る場合には、判断基準CR1の符号によって条件付けら
れる警報が空気抜け欠陥のある車輪を位置決めすること
を可能にする。
【0080】以上のように、判断基準CR2が閾値S1
とS2の間にあるときは、判断基準CR1のみが考慮に
入れられる。それが、まず、絶対値でS0と比較される
。それがその閾値を越えるときは、その符号によって条
件付けられる警報が、それが負であるときは、前輪左(
AVG)および後輪右(ARD)のうちの少なくとも1
つ、それが正であるときは、前輪右(AVD)および後
輪左(ARG)のうちの少なくとも1つにある膨らみの
欠陥を知らせる。
【0081】他の場合には、いかなる警報も起動されな
い。勿論、一般的な警報が望ましい場合には、前に記載
されたすべての警報が、論理機能ORにしたがってその
ような一般的な警報に再グループ化することができるだ
ろう。
【0082】図5に関連して、記載されたアルゴリズム
が、単数または複数の空気抜けした車輪の位置に関して
、前に記載されたアルゴリズムよりも正確な指示を与え
ることは明らかである。しかし、それはそれらの車輪の
空気抜けの大きさを評価することを可能にしない。本発
明による方法の中で利用することができる第3のアルゴ
リズムがもたらすのはこの空気抜けの評価である。この
アルゴリズムが図6のフローチャートに示されている。
【0083】そのアルゴリズムは下記のように定義され
る係数A1からA4までおよびB1、B2を介入させる
【0084】A1=1/2・gAV(CR1)A2=−
1/2・gAV(CR1) A3=−1/2・gAR(CR1) A4=1/2・gAR(CR1) B1=+gAV(CR2) B2=−gAR(CR2) 利得gAV(CRi)およびgAR(CRi)は、考慮
している車輪を支持している車軸に依存し、判断基準C
Ri(i=1または2)に関する、圧力における正規化
係数である。
【0085】係数A1からA4までは、車輪の位置に依
存する符号、および判断基準CR1に関係する利得gA
VまたgARに依存する振幅を持って判断基準CR1を
介入させる。これらの利得の影響はアルゴリズムのいろ
いろな段階で実行されるテストにおける通路の道程の関
数である。ある道程においては、係数A1からA4まで
のうちのいくつかはゼロとなる。
【0086】判断基準CR2の絶対値の係数k2によっ
て補正された判断基準CR1の絶対値との比較テストに
よってその判断基準が有効化されるとき、係数B1およ
びB2は前輪について正の符号、後輪について負の符号
をもって判断基準CR2を介入させる。そのうえ、その
フローチャートに見られるように、それらの係数B1お
よびB2は0に初期化される。係数B1およびB2の値
は、勿論、それぞれ前輪および後輪の圧力に対する感度
に依存している。
【0087】このアルゴリズムによれば、次いで、タイ
ヤの各々の空気抜けが判断基準CR1とCR2の線形組
合せの計算によって評価される、その組合せは、組合せ
の実現の前にそれらの2つの判断基準およびそれらの符
号に作用させられるいろいろな比較によって条件付けら
れる係数AiおよびBjを一まとめにする。次の関係式
がタイヤAVG(左前輪)、AVD(右前輪)、ARG
(左後輪)、ARD(右後輪)の各々の評価された空気
抜けを表わす。
【0088】 空気抜けAVG=A1・CR1+B1・CR2空気抜け
AVD=A2・CR1+B1・CR2空気抜けARG=
A3・CR1+B2・CR2空気抜けARD=A4・C
R1+B2・CR2すべての係数Aiには、i=1また
は2についてはBj=B1、i=3または4については
Bj=B2のような係数Bjが結び付いていることが注
意されるだろう。このことは、判断基準CR2単独では
「右」輪を「左」輪から区別しないことを反映している
【0089】各タイヤの圧力はそのタイヤの中の規定の
圧力P0と以上の関係式によって表現されるような空気
抜けの評価された値の間の差によって表わされることが
できる。
【0090】上記アルゴリズムの好ましい一変形が図7
の非常に簡単なフローチャートによって示される。この
フローチャートによれば、先ず最初に、判断基準CR1
およびCR2の線形の組合せを計算し、それをするため
に前に定義された利得係数A1からA4までおよびB1
およびB2を利用して、各タイヤの空気抜けを評価する
。しかし、係数B1およびB2は今回は0に初期化され
ないことが注意されるだろう。空気抜けの負の値が見出
されるときは、それは値ゼロによって置き換えられる。 次いで、前に述べたように、規定の圧力P0から見出さ
れた空気抜けの値を差し引くことによって各車輪におけ
る圧力を評価する。このようにして計算された圧力は、
場合によっては、車輪毎に警報を起動することを可能に
する。前に述べたように、前もっての炉波がそれらの警
報の時ならない起動を避けることを可能にする。
【0091】そのうえ、本発明による方法は、転がり半
径および使用される補正係数の自動適合性の学習方法を
有利に内蔵することができる。
【0092】このようにして、タイヤの圧力がサービス
・ステーションで再調整され、確認されたときは、装置
に圧力が規定の値P0に調節されたことを知らせるため
の手段が備えられる。タイヤまたは車輪の交換の際にも
同様である。そのとき、装置はその装置のマイクロプロ
セッサによって行なわれる再較正手続きを開始する。こ
の手続きは車輪の各々の展開の学習にある。それを行な
うために、その手続きは、まず、軌跡のカーブの観点か
ら、一定の車輌の運転条件を識別することにある。その
条件はタイヤの熱的な安定および学習のいろいろな操作
の推移を可能にするのに十分な時間間隔中続かなければ
ならない。したがって、この手続きは、タイヤの不等な
摩耗、いろいろな種類のタイヤあるいはまた荷重の効果
によって惹き起こされる展開(あるいは転がり半径)の
差と両立することができる、予め定められた許容値より
も小さく、かつ十分な長さに亘る直線か、あるいは曲率
が一定のままの軌跡を求める。転がり半径の各々の値は
、各車輪の角速度を角速度の平均と比較することによっ
て決定される。このようにして決定される四つの転がり
半径(または展開)は装置の一部を構成する不揮発性メ
モリ36(図4を見よ)の中に記憶される。車輪の個々
の速度の以降の計算はこれらの現実化された転がり半径
を使用する。
【0093】同様に、以上定義された生の判断基準に加
えなければならない補正に影響を及ぼす、好ましくない
影響(縦方向横方向加速度、速度、等)の補正のパラメ
ータの連続的なオンラインの適合手続きを本発明による
検出方法の中に内蔵させることができるだろう。このよ
うにして、道路の粘着性、タイヤに起因する変化(型式
、摩耗)または車輌に起因する変化(荷重、等)による
システムの変化も考慮に入れることができるだろう。
【0094】本発明が以上記載された方法に限定されな
いことは勿論である。それは例として示されているに過
ぎない。2軸4輪の車輌の助けで示されたこの方法をも
っと沢山の車軸および車輪を含む車輌に拡げても本発明
の枠を越えることはないだろう。同様に以上記載された
アルゴリズムはいくつかのシーケンスのテストにしたが
って判断基準CR1およびCR2を利用する。他のシー
ケンスにしたがってこれらの判断基準を利用するアルゴ
リズムを考えることもできるだろう。
【0095】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、動
的な現象に起因する制限を何も持っていない、特に、自
動車に装備されている1組のタイヤに属している1つの
タイヤに空気抜けの状況が現れたとき、信頼できる指示
をほとんど常時供給することができる、タイヤの空気抜
けの検出方法を得ることができる。また、本発明によれ
ば、空気抜けしているタイヤを識別し、さらに、検出さ
れた空気抜けを定量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を理解するのに役立つ、自動車の図式的
な平面図である。
【図2】本発明による方法によって得られる検出精度の
改善を図示するグラフである。
【図3】本発明による検出方法を表わす機能的ダイヤグ
ラムである。
【図4】本発明を実施するための装置の図式図である。
【図5】本発明による方法において使用することができ
る、空気抜けしたタイヤの検出アルゴリズムのフローチ
ャートである。
【図6】空気抜けしたタイヤの位置決めおよびそれらの
タイヤの空気抜けの評価のアルゴリズムのフローチャー
トである。
【図7】図6のフローチャートの好ましい一変形のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、2…前輪、3、4…後輪、AVG…左前輪、AVR
…右前輪、ARG…左後輪、ARR…右後輪、C…回転
中心、r1、r2、r3、r4…車輪1、2、3、4の
転がり半径、R1、R2、R3、R4…瞬間的な回転中
心に対する車輪1、2、3、4の旋回半径、V1、V2
、V3、V4…車輪1、2、3、4の地面に対する切線
方向の速度、Ω…回転中心の囲りの車輌の瞬間的な角速
度、Ω1、Ω2、Ω3、Ω4…車輪1、2、3、4の角
速度、e1…前輪の半輪距、e2…後輪の半輪距、L…
半軸距、Γl…縦方向加速度、Γt…横方向加速度、α
1、α2…車輪の最大旋回角度、CR1…第1の判断基
準、CR2…第2の判断基準、7…パルスの整形および
四つの速度の測定ブロック、8…アナログ入力のサンプ
リングブロック、9…クロック、10…アナログ入力の
サンプリング周波数での再同期化ブロック、11…瞬間
的な物理的パラメータΓl、Γt、α1、α2、曲率、
スリップの計算ブロック、12…サンプルの有効化ブロ
ック、13…生の判断基準およびn個のサンプルでの平
均値の計算ブロック、14…CR1およびCR2への影
響の計算および補償ブロック、15…空気抜けの検出お
よび/または圧力の評価ブロック、16…表示/警報ブ
ロック、17…補償係数の適応する評価ブロック、20
…シュミット・トリガ、21…前置除算器、22…スイ
ッチ回路、23…時間測定回路、24…マイクロプロセ
ッサ、25…加速度計、26…増幅器、27…マルチプ
レクサ、28…サンプリング器−ブロック器、29…デ
ィジタル−アナログ変換器、31…警報制御器、32…
目に見える警報器、33…音響警報器、34…表示器、
35…インターフェイス回路。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪の角速度の分析によって検出を行なう
    種類の、それぞれ車輌の車軸に結合されている車輪の少
    なくとも第1および第2の対を含む自動車の車輪に装備
    されるタイヤのうちの少なくとも1つの空気抜け検出方
    法において、(a)下記の形の、それぞれ第1および第
    2の対の車輪の角速度の自乗の差の線形関数を計算し、
    a1(Ω12−Ω22)−a2(Ω32−Ω42)ここ
    で、a1およびa2は車輪のそれぞれ第1および第2の
    対によって定義される輪距に比例する正の係数であり、
    一方ではΩ1、Ω2、他方ではΩ3、Ω4は車輪のそれ
    ぞれ第1および第2の対の車輪の角速度であり、(b)
    予め定められた少なくとも1つの値に対するその関数の
    値の位置から、それらの車軸のうちの1つの上の空気抜
    けしたタイヤの時としてある存在に関する指示を引き出
    すことを特徴とするタイヤの空気抜け検出方法。
  2. 【請求項2】k1を利得係数、Ωrefを参照角速度と
    して、       CR1=k1[a1(Ω12−Ω22)−
    a2(Ω32−Ω42)]/Ωref2 の形の線形関数から引き出される、空気抜けしたタイヤ
    の存在の検出の判断基準(CR1)を使用することを特
    徴とする、請求項1記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  3. 【請求項3】d1およびd2を係数として、d1(Ω1
    +Ω2)−d2(Ω3+Ω4)の形の、それぞれ第1お
    よび第2の対の車輪の角速度の和の線形関数を計算し、
    予め定められた少なくとも1つの値に対するこの第2の
    関数の値の位置から、補足的な指示を引き出し、それを
    、空気抜けしたタイヤを同定するために、第1の判断基
    準によって供給される指示と組み合わせることを特徴と
    する、請求項2記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  4. 【請求項4】k2を利得係数として、       CR2=k2[d1(Ω1+Ω2)−d2
    (Ω3+Ω4)]/Ωref の形の検出の第2の判断基準(CR2)を用い、この判
    断基準(CR2)の値から補足的な指示を引き出し、そ
    れを、空気抜けした少なくとも1つのタイヤを同定する
    ために、第1の判断基準(CR1)によって供給される
    指示と組み合わせることを特徴とする、請求項3記載の
    タイヤの空気抜け検出方法。
  5. 【請求項5】α1およびα2をそれぞれ第1および第2
    の対の車輪の平均最大旋回角として、d1=cosα1
    およびd2=cosα2であることを特徴とする、請求
    項3また4記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  6. 【請求項6】動的な現象の補正を加えた後の第1(CR
    1)および第2(CR2)の判断基準を使用することを
    特徴とする、請求項3から5までのいずれか1つに記載
    のタイヤの空気抜け検出方法。
  7. 【請求項7】Γtを車輪の横方向加速度、kΓ、kvを
    補正係数として、CR1(補正後)=(1+kv・Ωr
    ef)(CR1+kΓ・Γt)の形の補正された第1の
    判断基準を使用することを特徴とする、請求項6記載の
    タイヤの空気抜け検出方法。
  8. 【請求項8】Γlを車輌の縦方向加速度、b1、b2、
    c1、c2を補正係数として、 CR2(補正後)=CR2(生)+b1・Ωref2+
    b2・Ωref+c1・Γl+c2・Γl2 の形の補正された第2の判断基準を使用することを特徴
    とする、請求項6または7に記載のタイヤの空気抜け検
    出方法。
  9. 【請求項9】補正された第1(CR1)および第2(C
    R2)の判断基準の符号、予め定められた閾値に対する
    各判断基準の値の位置、および乗算係数を掛けた第1の
    判断基準(CR1)の絶対値の位置に対する第2の判断
    基準(CR2)の絶対値の位置から空気抜けしたタイヤ
    の位置を導き出すことを特徴とする、請求項8記載のタ
    イヤの空気抜け検出方法。
  10. 【請求項10】係数(Ai)および(Bj)に結び付い
    た各タイヤ(i)について、 Ai・CR1(補正後)+Bj・CR2(補正後)の形
    の補正された判断基準の線形組合せの値を計算し、この
    線形組合せの値から、場合によってあるそれに結び付い
    たタイヤの空気抜けの評価を導き出すことを特徴とする
    、請求項7記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  11. 【請求項11】第1(CR1)および第2(CR2)の
    判断基準の値、および乗算係数を掛けた第1の判断基準
    (CR1)の絶対値の位置に対する第2の判断基準(C
    R2)の絶対値の相対的な位置について行なわれるテス
    トによって、各線形の組合せの中で使用される係数(A
    i)および(Bj)を決定することを特徴とする、請求
    項10記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  12. 【請求項12】非同期の方法で車輪の角速度を測定し、
    そのサンプルを採取し、生の判断基準の補正の中で使用
    される物理量を測定し、そのサンプルを採取し、それら
    の物理量のサンプリング周期によって角速度の測定のサ
    ンプリングを再同期化することを特徴とする、請求項6
    、7、8、9、10または11に記載のタイヤの空気抜
    け検出方法。
  13. 【請求項13】把握したサンプルを即座に有効化し、生
    の判断基準を計算し、このようにして得られた生の判断
    基準を測定された物理量から引き出される補正係数によ
    って補正することを特徴とする、請求項12記載のタイ
    ヤの空気抜け検出方法。
  14. 【請求項14】判断基準の計算のためにも、それらの補
    正の中に介入して来る物理量の計算のためにも、有効な
    サンプルの平均値を計算することを特徴とする、請求項
    13記載のタイヤの空気抜け検出方法。
  15. 【請求項15】使用される補正係数の適合する評価を行
    なうことを特徴とする、請求項7、8、9、10、11
    、12、13または14に記載のタイヤの空気抜け検出
    方法。
  16. 【請求項16】一定曲率で十分な長さの軌跡の上で車輪
    の転がり半径の学習を行なうことを特徴とする、前記請
    求項のいずれか1つに記載のタイヤの空気抜け検出方法
JP17243691A 1990-07-12 1991-07-12 タイヤの空気抜け検出方法 Withdrawn JPH04232107A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9008875A FR2664536B1 (fr) 1990-07-12 1990-07-12 Procede de detection du sous-gonflage d'un pneumatique.
FR90-8875 1990-07-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04232107A true JPH04232107A (ja) 1992-08-20

Family

ID=9398636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17243691A Withdrawn JPH04232107A (ja) 1990-07-12 1991-07-12 タイヤの空気抜け検出方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0466535A1 (ja)
JP (1) JPH04232107A (ja)
FR (1) FR2664536B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068714A (ja) * 1992-04-02 1994-01-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 車両に装着されたタイヤの減圧検出方法
JP2735387B2 (ja) * 1993-04-01 1998-04-02 住友ゴム工業株式会社 車輌における減圧タイヤを検出する方法
US6014599A (en) * 1996-08-29 2000-01-11 Denso Corporation Tire abnormality sensor
WO2009101841A1 (ja) * 2008-02-14 2009-08-20 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. 空気圧低下検出方法におけるパラメータの設定方法
CN105539026A (zh) * 2015-12-11 2016-05-04 西安交通大学 一种胎压检测系统和方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9026560D0 (en) * 1990-12-06 1991-01-23 Sumitomo Rubber Ind Method of detecting a deflated tyre on a vehicle
GB9026558D0 (en) * 1990-12-06 1991-01-23 Sumitomo Rubber Ind Method of detecting a deflated tyre on a vehicle
DE4102769C2 (de) * 1991-01-31 1995-11-09 Telefunken Microelectron Verfahren zur Luftdruckkontrolle von Kraftfahrzeugreifen
US5218862A (en) * 1992-01-21 1993-06-15 General Motors Corporation Tire pressure monitor
JP2780887B2 (ja) * 1992-01-31 1998-07-30 本田技研工業株式会社 車両のタイヤ空気圧判定装置
DE4331845B4 (de) * 1992-10-05 2007-04-26 Volkswagen Ag Verfahren zur Erzeugung eines Reifendruck-Warnsignals
JP3032092B2 (ja) * 1992-12-21 2000-04-10 住友ゴム工業株式会社 タイヤの角速度の変化から空気圧異常を検出する装置における自動初期設定方法
JP2952151B2 (ja) * 1993-07-30 1999-09-20 トヨタ自動車株式会社 車輪の外乱検出装置とその使用方法
DE4337443A1 (de) * 1993-11-03 1995-05-04 Teves Gmbh Alfred Verfahren und Schaltungsanordnung zur Reifendrucküberwachung
US5710539A (en) * 1993-12-07 1998-01-20 Sumitomo Electric Industrties, Ltd. Tire air-pressure reduction detecting apparatus
JP2749784B2 (ja) * 1994-11-21 1998-05-13 住友電気工業株式会社 旋回半径計算方法および旋回半径計算装置
JPH08164720A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Sumitomo Electric Ind Ltd タイヤ空気圧低下検出方法およびタイヤ空気圧低下検出装置
IT1276440B1 (it) * 1995-06-26 1997-10-31 Fiat Auto Spa Procedimento ed apparecchiatura per l'individuazione di un pneumatico sgonfio in un autoveicolo.
DE19951273B4 (de) 1999-10-25 2004-06-03 Lucas Varity Gmbh Verfahren und System zum Identifizieren eines Reifens eines Fahrzeugs
DE60205340T2 (de) * 2001-02-26 2006-03-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota Gerät zur reifenzustandabschätzung und gerät zur erfassung eines abnormalen reifenzustandes
FR2927018B1 (fr) * 2008-01-31 2010-03-19 Renault Sas Procede et systeme de diagnostic de l'etat de gonflage d'au moins un pneumatique d'un vehicule automobile
FR2927019B1 (fr) * 2008-01-31 2010-02-19 Renault Sas Procede et systeme de diagnostic de l'etat de gonflage d'au moins un pneumatique d'un vehicule automobile
FR2927017B1 (fr) 2008-01-31 2011-05-20 Renault Sas Procede de calibration d'un signal de detection de crevaison d'un pneumatique d'un vehicule
FR2937298B1 (fr) 2008-10-16 2011-06-10 Renault Sas Procede de determination de l'ecart de rayon entre les roues avant et les roues arriere d'un vehicule automobile.

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2568519A1 (fr) * 1984-08-02 1986-02-07 Michelin & Cie Dispositif avertisseur de sous-gonflage d'un pneumatique
JP2503386B2 (ja) * 1985-03-18 1996-06-05 株式会社日本自動車部品総合研究所 車輪の異常検出装置
GB8711310D0 (en) * 1987-05-13 1987-06-17 Sp Tyres Uk Ltd Tyres deflation warning device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068714A (ja) * 1992-04-02 1994-01-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 車両に装着されたタイヤの減圧検出方法
JP2735387B2 (ja) * 1993-04-01 1998-04-02 住友ゴム工業株式会社 車輌における減圧タイヤを検出する方法
US6014599A (en) * 1996-08-29 2000-01-11 Denso Corporation Tire abnormality sensor
WO2009101841A1 (ja) * 2008-02-14 2009-08-20 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. 空気圧低下検出方法におけるパラメータの設定方法
US8032344B2 (en) 2008-02-14 2011-10-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Method of setting parameter in method of detecting decreased pneumatic pressure
CN105539026A (zh) * 2015-12-11 2016-05-04 西安交通大学 一种胎压检测系统和方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0466535A1 (fr) 1992-01-15
FR2664536A1 (fr) 1992-01-17
FR2664536B1 (fr) 1992-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04232107A (ja) タイヤの空気抜け検出方法
KR100306663B1 (ko) 타이어의 공기압 이상 검출 방법 및 장치
EP0863028B1 (en) Method for detecting a deflated tire on a vehicle
EP2923861B1 (en) Improved method for passenger car tire pressure monitoring system
US5248957A (en) Method of detecting a deflated tire on a vehicle
US6426694B1 (en) Method and apparatus for determining vehicle speed
US6198988B1 (en) Method for detecting an erroneous direction of travel signal
JP3129516B2 (ja) 車輌に装着されたタイヤのデフレーションを検出する方法
JP3418121B2 (ja) タイヤの摩耗状態検知装置および方法
US6118369A (en) Tire diagnostic system
US7327243B2 (en) Method for warning deflation of tires and system thereof, and judgment program of deflation of tires
US20040260436A1 (en) Tire pressure monitoring system
US20020157461A1 (en) Method and system for monitoring tire pressure in vehicles equipped with anti-lock braking systems
US5442331A (en) Method and device for detecting a deflated tire by comparing angular velocity and forward/backward speed data with a data table
JPH07149120A (ja) 車輌における減圧タイヤを検出する方法
JPH10297228A (ja) タイヤ空気圧警報装置
JPH07149119A (ja) 車輌における減圧タイヤの検出方法
US6956471B2 (en) Hybrid tire inflation monitor
JP3978774B2 (ja) 車両制御装置
JP2735387B2 (ja) 車輌における減圧タイヤを検出する方法
JP2004529798A (ja) 自動車の右輪及び左輪の自動位置確認のための方法
US6822561B2 (en) Method and device for detecting a drop in pressure in motor vehicle tires
US5862499A (en) Method of detecting a deflated tire on a vehicle
JP5126048B2 (ja) タイヤ空気圧監視装置
US6909949B2 (en) Method and arrangement for detecting a pressure loss of tires in motor vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008