JPH04231875A - サンプル流体成分の分析測定用テストキャリヤ - Google Patents

サンプル流体成分の分析測定用テストキャリヤ

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JPH04231875A
JPH04231875A JP3102837A JP10283791A JPH04231875A JP H04231875 A JPH04231875 A JP H04231875A JP 3102837 A JP3102837 A JP 3102837A JP 10283791 A JP10283791 A JP 10283791A JP H04231875 A JPH04231875 A JP H04231875A
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エリッヒ シュナイダー
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アンドレアズ マルシャル
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54386Analytical elements
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体によって順次連続
的にぬれて流体移送経路を形成するように配された複数
のテスト層を備え、生物学的親和性を有する二つの結合
パートナーの間の特異的な結合反応を利用したサンプル
流体成分の分析測定用テストキャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】定性
および定量的な分析測定はしばしばテストキャリヤを用
いて実施される。毛細管作用を有するテスト層は、通常
、紙や不織布または多孔性のプラスチック材料などの吸
収性の層材料からなり、それらは前記テストキャリヤに
おいて、流体が順次連続的にテスト層を流れ通るように
、基本エレメント上にもしくは基本エレメントに対して
さまざまな配列で固定されている。
【0003】テスト層は全体として試薬システムと称さ
れる試薬を含有しており、それがサンプルと反応するこ
とにより物理的に検出可能な変化、とくに、検出層にお
ける色彩の変化の形態でのシグナルが検出される。
【0004】テストキャリヤは多様な外形のものが知ら
れている。とくに実際的に重要なものは、テスト層が固
定されたプラスチックストリップが基材エレメントを形
成しているストリップタイプのテストキャリヤ、また、
テスト層が枠に囲まれている正方形小板型のテストキャ
リヤである。
【0005】イギリスの文献においては「テストキャリ
ヤ」はしばしば「ソリッドステート分析エレメント」と
称されている。
【0006】すでに多くのテストキャリヤが、生物学的
親和性を有する二つの結合パートナー間の特異的な結合
反応に基づく試験方法について提案されてきた。
【0007】ここでいう特異的な結合反応とは、とくに
免疫学的相互作用、すなわち、一方が抗原またはハプテ
ンであり、他方が抗体である二者間の相互作用である。 しかしながら、ビオチン− ストレプタビジン(Str
eptavidine) 、レクチン− 糖または、活
性物質と受容体の相互作用のような、そのほかの特異的
な生物学的親和性の相互作用もまた利用することができ
る。免疫学的相互作用について、その一般的特性を示す
例示であって限定的ではない具体例をあげてつぎに説明
する。
【0008】このような試験においては、特定の試験手
順にかかわらず、結合反応中に結合した部分を未結合部
分から分離する(結合体とフリー体との分離(以下B/
F分離と称する))という作業がしばしば生ずる。これ
は、従来の通常の免疫学的試験のばあいは、時間のかか
る洗浄および吸引工程で行なわれている。また、迅速な
キャリヤ分析のばあいは、特異的な結合反応における二
つの結合パートナーのうち一方が固定されている多孔性
キャリヤマトリックスからなる固定層が、しばしば分離
に用いられる。固定層は第二の結合パートナーを含有す
る流体がそれを流れ通るようにテストキャリヤ上に配さ
れている。結合反応は、流れるあいだに行なわれる。す
なわち、第二の結合パートナーの一部が特異的な結合反
応によって、キャリヤに固定された第一の結合パートナ
ーに結合し、それによって直ちに固定される。第二の結
合パートナーの未結合体は、自由に動く状態のままであ
り、固定層の下流の流体移送経路に配された少なくとも
1つの吸収層へと固定層を通って流れる。
【0009】テストキャリヤでのB/F分離を含めて、
特異的な結合反応を実施するこの方法は、簡単であるよ
うにみえる。しかしながら、これを現実化することはき
わめて難しいことがわかる。
【0010】最初の問題は、特異的な結合反応の反応時
間が長いことである。とくに速い反応速度を有する結合
パートナーの開発により、従来必要であった何時間もの
反応時間が、大幅に短縮されてはいるが、それはサンプ
ル流体がテスト層を通過するのに要する時間に比較する
と、まだ長時間である。
【0011】それゆえ、サンプル流体が固定層をその表
面に対して垂直に通過するのではなく、固定層表面に平
行に、すなわち、その長手方向に流れるようなテストキ
ャリヤが、免疫学的分析のために開発されてきた。これ
によってクロマトグラフ法におけるような、比較的長い
経路(通常数cm)が、結合反応およびB/F分離の経
路用に供給されている。このような種類のテストキャリ
ヤは、アメリカ特許第4361537 号明細書および
同第4861711 号明細書に記載されている。
【0012】しかしながら、このデザインは製造コスト
が高い。テストキャリヤの大きさは取り扱いの困難を生
ぜしめる。それに加え、サンプル流体が固定層と長時間
接触することで、すでに結合した第二の結合パートナー
の一部が結合部位から分離するような、逆の反応が部分
的に起こる。
【0013】それゆえ、より優れたデザインは、第二の
結合パートナーを含有する流体がその表面に対して垂直
に流れ通るように、テストキャリヤ上に固定層が配され
たテストキャリヤの形態である。そのようなテストキャ
リヤはたとえばヨーロッパ特許出願公開第318777
号明細書に記載されている。しかしながら、ここでは極
端な要件が満たされなければならない。とくに、免疫学
的結合反応の反応時間は非常に短い。それは典型的には
10秒以下である。にもかかわらず、充分な精度をえる
ためには、結合ができるだけ完全(90%より大)に行
なわれなければならない。最新の分析テストキャリヤが
極端に少ないサンプル量(典型的には30μl未満)で
操作され、およびその結果、固定層がきわめて薄く(典
型的には0.5mm 未満の厚さ)設計されるという事
実は、これらの要求をなお一層増すものである。
【0014】それゆえ、本発明の目的は、きわめて短時
間、すなわち流体が固定層をその表面に対して垂直に流
れるあいだに、実用上充分な結合反応および結合体の分
離が行なわれるのを可能にすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明により、流体によ
って順次連続的にぬれ、流体移送経路を形成するように
配された複数のテスト層を備えており、テスト層の一つ
が、二つの結合パートナーの第一のものが固定される多
孔性のキャリヤマトリックスからなる固定層であって、
該固定層が、第二の結合パートナーを含有する流体がそ
の表面に対して垂直に流れ通るように、テストキャリヤ
上に配され、固定層の下流の流体移送経路に少なくとも
一つの吸収剤層が備えられてなるテストキャリヤであっ
て、固定層のキャリヤマトリックスが0.01μm以上
の孔サイズPを有する微小孔性のプラスチック層であり
、孔サイズPが第二の結合パートナーの平均サイズDの
2倍以上10倍以下になるように、第二の結合パートナ
ーの平均サイズDとプラスチック層の孔サイズPが互い
に関連づけられていることを特徴とする相互に生物学的
親和性を有する二つの結合パートナー間の特異的な結合
反応によるサンプル流体成分の分析測定用テストキャリ
ヤが提供される。
【0016】本発明のテストキャリヤにおいては、第二
の結合パートナーが化学結合させることにより、そのサ
イズにおいてモノマー体に対応する分子量より高い分子
量に増大するもの、第二の結合パートナーがモノマー体
のオリゴマーもしくはポリマーであるもの、第二の結合
パートナーのサイズが、生物学的親和性の結合反応に関
して不活性である結合パートナーとの化学結合によって
増大するもの、第一の結合パートナーがストレプタビジ
ンおよび第二の結合パートナーがビオチンよりなるもの
、固定層の下流の流体移送経路に色彩検出層が配され、
固定層と色彩検出層との間に光学的障壁層が配されるも
の、固定層の厚さが0.5mm 未満であるもの、固定
層の厚さが0.25mm未満であるもの、固定層が、サ
ンプル流体の固定層通過時間を調節しうる流量調節エレ
メントと組み合わされているもの、固定層が、テストキ
ャリヤの初期状態においては流体移送経路中のすぐ上流
の流体供給層と流体の導通において非接触であるが、流
体供給層と流体の導通において接触せしめられうるよう
に、テストキャリヤに固定されているもの、固定層、光
学的障壁層および色彩検出層が流体供給層の上方に連続
してフラップ様に配されているものおよび固定層が、ポ
リビニルジフルオリド、ポリアミド、ポリスチレンまた
はニトロセルロースからなるものが好ましい。
【0017】
【作用】固定層のキャリヤマトリックスが、孔サイズP
が0.01μm以上の微小孔性プラスチック層であり、
第二の結合パートナーのサイズDおよびプラスチック層
の孔サイズPが、孔サイズPが第二の結合パートナーの
サイズDの2倍以上10倍以下になるように互いに調整
されるということから、前述目的は本発明のテストキャ
リヤを用いて達成される。
【0018】多孔性プラスチック層を免疫学的な試薬の
ためのキャリヤマトリックスとして利用することは知ら
れている。それはたとえば、ドイツ連邦共和国特許出願
公開第3329728 号明細書に記載されており、こ
こでは多くの異った材料が比較されている。ヨーロッパ
特許出願公開第194578号および同第274911
号明細書では、免疫学的試験のためのキャリヤ材料とし
て多孔性のプラスチック膜を詳細に扱っている。しかし
ながら、流体がその表面に対して垂直に通過する薄い固
定層の特別な要件はそこでは議論されていない。
【0019】本発明によれば、流体がきわめて薄い固定
層(厚さが好ましくは0.4mm 未満、とくに好まし
くは0.25mm未満)を流れ通るあいだのきわめて短
い時間に、大部分の完全な結合反応が達成される。この
ことは、用いられる大きさの特定の組み合わせに起因す
るものである。すなわち、一方において、孔サイズPが
一定の最小値以上でなくてはならない。そしてもう一方
では、孔サイズPと第二の結合パートナーのサイズDが
互いに調節され、前記特定の上下限値が守られなくては
ならない。
【0020】ただしここで、各々のばあいに、孔サイズ
と第二の結合パートナーのサイズとが両方とも互いに調
節されることが要求されていると理解すべきではない。 むしろ、個々のばあいに応じて、当業者なら少なくとも
これらのサイズの一方を他方に対して相対的に調整する
であろう。たとえば、個々のばあいにおいて、第二の結
合パートナーが比較的大きければ、相応の固定層の孔サ
イズを簡単に選ぶことで充分であろう。もっとも、その
ほかのばあいには、特定の孔サイズがまず選ばれ、それ
から第二の結合パートナーのサイズがそれに応じて調整
されるというのがより一般的であろう。
【0021】好ましい具体例によれば、二つめの条件は
、第二の結合パートナーが化学結合することによってそ
のモノマー体の分子量よりも高い分子量に増大するとい
うことによって達成される。
【0022】驚くべきことに、この増大により、結合部
位の総数は増えていないのにもかかわらず、結合がさら
にずっと速く、より完全となる。
【0023】第二の結合パートナーのサイズを増大させ
ることは、第二の結合パートナーのオリゴマーやポリマ
ーを使うことによって、なしとげられる。そのような試
薬を製造するあいだに、しばしば自然に凝集が起こる。 たとえば、抗体と酵素とから形成される接合体(con
jugate)(AbE)は通常、酵素と抗体間の結合
部分に活性な基を有している。従来のプラクティスは、
こうしてえられた混合物から、たとえばモレキュラーシ
ーブなどを用いて、できる限り小さなフラクションを選
択することであった。その目的は、1つの抗体がそれぞ
れ1つの酵素分子と接合している、いわゆる1:1接合
体を使用することであった。できる限り高い感度をうる
ために、ばあいによっては酵素さえも、FABフラグメ
ントを用いてその大きさがより一層低減せしめられてき
た。
【0024】第二の結合パートナーのサイズを増大させ
るそのほかの可能な方法は、(たとえば、抗体と酵素と
の接合体を作製するあいだに)標識ポリマー酵素を使用
すること、または、たとえば高分子やラテックス粒子な
どの生物学的親和性相互作用に関して不活性である粒子
に結合させることである。
【0025】驚くべきことに、本発明において、第二の
結合パートナーのサイズが増大することによる拡散の遅
延は、結合反応の反応時間を増加させないことが見出さ
れた。
【0026】高度に均一な孔サイズ分布を有する多くの
微小孔性プラスチック層材料が入手可能である。それら
の孔サイズは、通常その製造業者によって記載されてい
る。本発明にはポリビニルジフルオリド、ポリアミド、
ポリスチレンおよびニトロセルロースが、とくに適した
層材料である。
【0027】必然的に第二の結合パートナーは、異なる
粒子サイズの混合物として生ずる。粒子サイズDの記載
はこの混合物の平均値を意味する。このように定義され
る粒子サイズは、第二の結合パートナーを液体中に懸濁
させ、既知の孔径の微小孔性プラスチック層を通過させ
るろ過試験によって測定される。
【0028】本発明において定義されている粒子サイズ
Dは、10%以下の粒子がDの1.5 倍の孔径Pを有
する微小孔性プラスチック層によって保持され、一方、
90%以上の粒子がDの0.67倍の孔径Pを有する微
小孔性プラスチック層によって保持されるということに
より特徴づけられる。
【0029】第一の結合パートナーの微小孔性プラスチ
ック層への結合は、通常の方法によって行なうことがで
きる。たとえば、プラスチック材料の表面に通常は軽微
なエッチング法によって活性な有機基が形成される。こ
れに、たとえば抗原および抗体が共有結合できる。その
ような方法はたとえばはじめに引用した参照文献に記載
されているので、参照することができる。
【0030】
【実施例】本発明を、図に示した具体例をあげることに
よって以下詳細に記載する。ここで、図1は複層テスト
キャリヤの層配列を示す断面図であり、図2はテストキ
ャリヤの別な例を示す斜視図である。
【0031】図1に示した本発明のテストキャリヤ1の
層配列は、透明なプラスチック材料で形成される基材層
2、色彩検出層(吸収剤層)3、固定層4、流量調節層
5および接合層(conjugate layer) 
6からなる。層の表面に対して垂直方向にできるかぎり
均一に流体を通過させる層3〜6は、互いにそれらの全
域で接触するように基材層2の上に固定されている。そ
うして形成された流体移送経路を矢印7により示す。
【0032】例として示したテストキャリヤの機能を、
本質的に免疫− 酵素測定試験の原理にしたがう試験方
法によって説明する。たとえば、サンプルに含まれる抗
原(以下Agと表記する)を測定すべきとき、分析はつ
ぎのように行なわれる。
【0033】たとえば血液などのサンプルの液滴を接合
層6上に乗せると、そこで拡散する。層6はここで流体
移送経路7上に続く層のための流体供給層の役割を果た
す。
【0034】接合層6は酵素(E) で標識が付された
抗体(Ab)をサンプル中の最大Ag濃度と比べて過剰
な量のAgに適合するように含有する。抗体− 酵素接
合体(以下AbE と表記する)は、サンプル流体が通
過することによって溶解する。同時にAbE とAg間
でAg−AbEと称する複合体が形成される。余剰Ab
E が存在するため、平衡状態に達したのち、フリーの
AbE が残る。
【0035】流量調整層5は、接合層6から固定層4へ
の流体通過時間を調節する役割を果たしている。それは
とくに溶解の遅い障壁層として設計されており、流体に
よってゆっくりしか溶解しない層形成材料からなる。こ
の操作方法は知られており、ここで詳細に記載する必要
はない。層5による流量調整によって、固定層4を流体
が通過する前に接合層6で、AgとAbE 間の複合体
形成が実際上、完結することが確実になる。しかしなが
ら、この流量調節層は任意構成要素であることが強調さ
れるべきである。
【0036】固定層4の目的はさらなる分析の実施に障
害となるAbE を免疫学的結合によってとり除くこと
である。固定層4はキャリヤに固定された形態でAgま
たはその類似物(抗体と特異的に結合しうる他の物質)
を含有する。流体が固定層4を流れるあいだ、複合体を
形成していないAbE は、キャリヤに固定されたAg
など(Ag(f) )と結合し、一方、Ag−AbE複
合体は妨げられずに流れることができる。このように、
目的とする分離がなしとげられる。
【0037】酵素で標識された複合体は、標識酵素Eの
ための発色性基質Sを含有する検出層3にしみ込む。こ
の層の色は、酵素と基質間の反応によって変化し、発色
は分析されたAg濃度をあらわす。
【0038】検出層3の基質Sは通常可溶であるため、
サンプルによって溶解されたのち、層3から層4へ拡散
するおそれがあり、そして、層5や層6までも入り込む
可能性がある。そうしている間に分析に関連のない基質
Sまでが標識酵素Eと接触するようになる。もしそれに
よる発色が評価サイド8から検出されるならば、このこ
とにより測定結果に歪曲を生じる。これを防ぐために、
たとえば、酸化チタンを挿入することによって、色彩検
出層3は光学的に不透過に形成される。また、層3と4
とのあいだに図中に破線で示した、流体通過性の特別な
光学的障壁層3aを備えることも可能である。
【0039】前記試験の原理自体は既知であり、それゆ
え詳細な記載は必要としない。その原理は本発明による
テストキャリヤにとって好ましいものであり、抗体と抗
原がテストキャリヤの層配列においてそれぞれ互いに入
れ替わるならば、試料中に存在する抗体を当然ながら同
様の方法で測定することができる。
【0040】しかしながら、本発明はそのような方法に
限定されるものではない。そうではなく、固定層4を通
ってきわめて短時間にきわめて短距離を移動するあいだ
に、キャリヤに固定された結合パートナーとサンプル流
体によって移送される結合パートナーとのあいだで実際
的に充分な結合反応が生じなければならないばあいであ
れば、用いる方法の詳細にかかわらず、いかなるばあい
にも本発明は有効に利用できる。
【0041】きわめて少ないサンプル量で、高精度、短
時間に分析が可能なとくに好ましい具体例を図2に示す
【0042】テストキャリヤ10は、基材層11上に、
流体移送経路を形成するテスト層を配した検出域12を
備えている。
【0043】サンプル導入域13では、赤血球分離層1
5はカバーネット14の下に配される。赤血球分離層1
5と基材層11との間に配された接合層16は、サンプ
ル導入域13から評価域17まで、基材層11の表面と
平行にのびている。 評価域17において、固定層18、光学的障壁層19お
よび色彩検出層20は特定の方法で取り付けられている
。すなわち、テストキャリヤ10が図示したような初期
位置にあるばあいには流体供給層として機能する接合層
16に対して流体的に接触せず、しかし外的な操作によ
って前記接合層に対して流体的に接触せしめられうる。 図示された例においては、初期状態のテストキャリヤで
接合層16から複数のフラップ状に斜め上方に突き出す
ように、ホットメルト接着剤ストリップ21により各々
一端で基本層11に固定された層18、19、20によ
って、前記流体的接触は単純な方法で達成される。22
として全体的に描かれているフラップとしての流量調節
エレメントの構成もまた既知であり、詳細な説明は必要
でない。
【0044】本発明との関連においては、各層18、1
9および20についての図示した層配列順序が、とくに
有効であることがわかっている。固定層18は、本発明
によれば、きわめて薄いことが可能であり、好ましくは
0.5mm 未満、とくに好ましくは0.25mm未満
の厚さである。それゆえ、サンプル流体をごく微量だけ
吸収する。色彩検出層20は裏当てフォイル20a と
試薬フィルム層20b とからなる。試薬フィルム層2
0b は、裏当てフォイル20a の接合層16に向い
た表面を覆うように配置され、同様にきわめて薄く(2
00 μm未満の層厚さ)設計されている。これにより
、少ないサンプル量での集中的な色彩検出が可能になる
。外乱のない発色評価の要件は光学的障壁層19が充分
に光に対して不透過性であることである。このように層
18と20b の流体必要量が少ないので、サンプル流
体の合計必要量を望ましい限界値(例示では30μl)
をこえて増加させることなく、光学的障壁層19は充分
な厚さ(50μm以上の層厚)で設計されうる。光学的
障壁層は試薬フィルム層20b 上に直接コーティング
してもよく、これによって流体の吸収がさらに小さくな
る。
【0045】テスト方法は図1に関して既述したものに
対応する。なお、層15はその後の反応工程(とくに層
20での色彩検出)を妨害しえないように血液から赤血
球が分離されることを確実にしている。
【0046】図示されたフラップを有する構成により、
図1の具体例に比べて個々の反応工程のより信頼性の高
い時間的な分離が可能になる。このことは本発明による
固定層18のすぐれた分離効果とあいまって、とくに有
益な効果を奏する。たとえば、前記反応順序においては
、接合層16に対してフラップ18、19、20を押圧
する前に充分でかつ監視された最初の反応段階がまず行
なわれ、一方、固定層18による次工程たる分離反応が
すばやく、しかも充分に行なわれるからである。もっと
も、実際には、フラップ様に固定された固定層を有する
構成のために、固定層18を流れて通過する時間はきわ
めて短く(典型的には10秒未満)なる。それにもかか
わらず本発明によると以下に具体例をあげながら説明す
るように、充分な分離効果が達成される。
【0047】実施例1 固定層18の孔サイズPおよび接合層16における接合
体の粒子サイズDに関してのみ互いに異なる、図2によ
るテストキャリヤの3モデル、A、B、Cを作製した。
【0048】接合層は、溶解を容易にするためにポリビ
ニルアルコールでコーティングしたグラスファイバーマ
ットで構成される。モデルAのばあい、この層は、15
0mU/cm2 の活性を有する<テオ>エーケー −
δ− ガラクトシダーゼ接合体(<Theo>−AK−
δ− galactosidase )(抗テオフィリ
ン抗体− βガラクトシダーゼ接合体)(分子量:約1
5メガDa, サイズD:約0.08μm)でみたされ
ている。比較モデルBおよびCにおいては同じ活性の低
分子量接合体(分子量:約0.7 メガDa、サイズD
:約  0.015 μm)が用いられる。
【0049】固定層18は、モデルAおよびBのばあい
、0.2 μmの孔サイズPを有する微小孔性プラスチ
ック材料からなる。このキャリヤマトリックスはテオフ
ィリン− ポリ− ハプテン(テオフィリンで覆われた
タンパク質)によって共有結合的に50μg/cm2 
の充填密度で満たされている。対照モデルCでは、その
保持している特性に関しては同じであるが、1.2 μ
mの孔径Pを有するマトリックスが使用されている。
【0050】検出層および光学的障壁層は、発色性基質
としてクロロフェノールレッドガラクトシダーゼがはめ
込まれた、フィルム形成剤としてプロプリオファン( 
Propriofan) (商標、BASF株式会社)
を用いた分散試薬フィルムからなる。光学的障壁層は酸
化チタンからなり、これは色彩検出層上に直接コーティ
ングされている。
【0051】3つのモデルにより、6種類の異なるテオ
フィリン濃度すべてを含有する血清もしくは血液は、市
販の入手可能なレフロトロン(Reflotron) 
装置(商標、ベーリンガー・マンハイム株式会社)を用
いて試験された。フラップ20は、本装置に備わった機
構で、0.3 秒の閉鎖時間で流体供給層16に対して
押圧された。この時間は流体が固定層18を流れて通過
する時間のおおよその値である。
【0052】反応経過の時間的順序はつぎに示すとおり
である。
【0053】予反応時間(接合体の溶解および試料中の
抗原との複合体形成)が120 秒、ひきつづきフラッ
プが押圧され、120 秒後に発色の測定が行なわれた
【0054】その結果を次の表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】これから明らかなことは、本発明によるモ
デルAを使用したばあい、全体で30%レム(レムは拡
散反射力(diffuse reflectivity
)、すなわち白の標準と比較した拡散反射力のパーセン
テージを示す)のシグナル範囲がえられたが、比較モデ
ルでは、はるかに低い値(約13%および11%)しか
えられていない。大きいシグナル範囲により、光学的評
価に備わった精度に対して高精度の分析が可能になる。 対照試験においては、精度ははるかに悪い。より高濃度
の範囲では、意味のある評価は不可能である。
【0057】実施例2 実施例1の特徴とはつぎのように異なった、図2による
2つのテストキャリヤモデルDおよびEを作製した。
【0058】接合層16には、加えて0.5 μg/m
lの濃度のビオチン化テオフィリン(テオフィリン−8
− カルボキシプロピル− ビオチン)をみたした。そ
の他の点においては、層16はモデルDでは実施例1に
おけるモデルA(接合体が高分子量接合体)に、および
、モデルEにおいてはモデルBおよびC(接合体が低分
子量接合体)に相当した。
【0059】固定層18の孔径Pは、モデルDおよびE
の両方において、0.65μmである。これはストレプ
タビジンによって、約20μg/cm2 の充填密度で
共有結合的に満たされている。
【0060】両モデルにおいては種々の濃度のテオフィ
リンを含む血清が測定された。測定方法は実施例1にお
けるのと同様であるが、フラップはよりゆっくりと押圧
された。8秒間の押圧時間によって、サンプル流体と接
触したのち、ストレプタビジンが充分な程度に復元(r
enatured) されることが確実になった。
【0061】試験原理は、このばあい、図2および実施
例1に関連して記載された試験原理とは異なっている。 接合層16において、試料からのAgは、抗体酵素接合
体(AbE)との結合以外に、強制的にビオチン化抗体
(B−Ag)となる。
【0062】B−Ag−AbEおよびAg−AbEの複
合体が形成されるが、後者の複合体濃度は、試料中に存
在する抗原の量に直接比例して増加する。
【0063】フラップ22が押圧されたあと、いずれの
複合体も固定層18にしみ込んでゆき、そこで、ビオチ
ンを含有する複合体がストレプタビジンと結合し、そし
て強固に保持される。このばあいも、色彩検出層20に
おける発色は抗原濃度をあらわす。その結果をつぎの表
2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】本発明によるモデルDは、モデルEに比べ
、全体のシグナル幅が大きいことは明らかである。
【0066】
【発明の効果】本発明のテストキャリヤは、生物学的親
和性を有する二つの結合パートナー間の特異的な結合反
応を利用した分析において、試料が固定層をその表面に
対して垂直に流れるきわめて短時間のうちに、完全な結
合反応および結合体の分離を可能にするものであり、こ
れによって、試料の迅速かつ高精度な分析が可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複層テストキャリヤの層配列を示す断
面図である。
【図2】本発明のテストキャリヤの別な例を示す斜視図
である。
【符号の説明】 1、10  テストキャリヤ 7  流体移送経路 6、16  接合層 4、18  固定層 3a、19  光学的障壁層 3、20  色彩検出層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流体によって順次連続的にぬれ、流体
    移送経路を形成するように配された複数のテスト層を備
    えており、テスト層の一つが、二つの結合パートナーの
    第一のものが固定される多孔性のキャリヤマトリックス
    からなる固定層であって、該固定層が、第二の結合パー
    トナーを含有する流体がその表面に対して垂直に流れ通
    るように、テストキャリヤ上に配され、固定層の下流の
    流体移送経路に少なくとも一つの吸収剤層が備えられて
    なるテストキャリヤであって、固定層のキャリヤマトリ
    ックスが0.01μm以上の孔サイズPを有する微小孔
    性のプラスチック層であり、孔サイズPが第二の結合パ
    ートナーの平均サイズDの2倍以上10倍以下になるよ
    うに、第二の結合パートナーの平均サイズDとプラスチ
    ック層の孔サイズPが互いに関連づけられていることを
    特徴とする相互に生物学的親和性を有する二つの結合パ
    ートナー間の特異的な結合反応によるサンプル流体成分
    の分析測定用テストキャリヤ。
  2. 【請求項2】  第二の結合パートナーが化学結合によ
    り、そのサイズにおいて、モノマー体に対応する分子量
    より高い分子量に増大する請求項1記載のテストキャリ
    ヤ。
  3. 【請求項3】  第二の結合パートナーがモノマー体の
    オリゴマーもしくはポリマーである請求項2記載のテス
    トキャリヤ。
  4. 【請求項4】  第二の結合パートナーのサイズが、生
    物学的親和性の結合反応に関して不活性である結合パー
    トナーとの化学結合によって増大する請求項2記載のテ
    ストキャリヤ。
  5. 【請求項5】  第一の結合パートナーがストレプタビ
    ジンおよび第二の結合パートナーがビオチンよりなる請
    求項1、2、3または4記載のテストキャリヤ。
  6. 【請求項6】  固定層の下流の流体移送経路に色彩検
    出層が配され、固定層と色彩検出層との間に光学的障壁
    層が配される請求項1記載のテストキャリヤ。
  7. 【請求項7】  固定層の厚さが0.5mm 未満であ
    る請求項1、2、3、4、5または6記載のテストキャ
    リヤ。
  8. 【請求項8】  固定層の厚さが0.25mm未満であ
    る請求項1、2、3、4、5または6記載のテストキャ
    リヤ。
  9. 【請求項9】  固定層が、サンプル流体の固定層通過
    時間を調節しうる流量調節エレメントと組み合わされて
    いる請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の
    テストキャリヤ。
  10. 【請求項10】  固定層が、テストキャリヤの初期状
    態においては流体移送経路中の直ぐ上流の流体供給層と
    流体の導通において非接触であるが、流体供給層と流体
    の導通において接触せしめられうるように、テストキャ
    リヤに固定されている請求項9記載のテストキャリヤ。
  11. 【請求項11】  固定層、光学的障壁層および色彩検
    出層が流体供給層の上方に連続してフラップ様に配され
    ている請求項6および10記載のテストキャリヤ。
  12. 【請求項12】  固定層が、ポリビニルジフルオリド
    、ポリアミド、ポリスチレンまたはニトロセルロースか
    らなる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0または11記載のテストキャリヤ。
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