JPH04231146A - 無枠鋳型造型設備 - Google Patents
無枠鋳型造型設備Info
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- JPH04231146A JPH04231146A JP41675890A JP41675890A JPH04231146A JP H04231146 A JPH04231146 A JP H04231146A JP 41675890 A JP41675890 A JP 41675890A JP 41675890 A JP41675890 A JP 41675890A JP H04231146 A JPH04231146 A JP H04231146A
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- 238000005266 casting Methods 0.000 title 1
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 36
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 7
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マッチプレートを用い
て無枠上の上・下鋳型を同時に造型する設備の改良に関
する。
て無枠上の上・下鋳型を同時に造型する設備の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備の一つとしては特公
昭56−37018合公報で開示されるものがある。こ
の設備は、垂直状に配置したマッチプレートと、マッチ
プレートに当接・分離可能な一対の上・下型枠と、この
上・下型枠内にそれぞれ嵌入可能な一対の上・下スクイ
ズプレートとで画成した一対の上・下造型空所内に、砂
供給装置をもって鋳物砂を充填したのちその鋳物砂を上
・下スクイズプレートで圧縮し、垂直状態の上・下型枠
をマッチプレートから分離したのち90度旋回させて水
平状態にし、その後、上・下型枠を合わせて上・下型枠
内から上・下鋳型を抜き出すようにしたものである。
昭56−37018合公報で開示されるものがある。こ
の設備は、垂直状に配置したマッチプレートと、マッチ
プレートに当接・分離可能な一対の上・下型枠と、この
上・下型枠内にそれぞれ嵌入可能な一対の上・下スクイ
ズプレートとで画成した一対の上・下造型空所内に、砂
供給装置をもって鋳物砂を充填したのちその鋳物砂を上
・下スクイズプレートで圧縮し、垂直状態の上・下型枠
をマッチプレートから分離したのち90度旋回させて水
平状態にし、その後、上・下型枠を合わせて上・下型枠
内から上・下鋳型を抜き出すようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の設備では、垂直状のマッチプレートと上
・下型枠とスクイズプレートとで画成された造型空所内
に対して上方から、すなわち、マッチプレートおよび上
・下型枠から見たときにはこれらの横に当る個所から鋳
物砂が吹き込まれるように構成されている。このため、
マッチプレートの模型部において鋳物砂吹込み口に対し
て陰になる個所に鋳物砂を十分に充填させることが困難
であり、これに伴い、その個所の鋳型の硬度・強度が不
足する弊害が多発するなどの問題があった。本発明は上
記の問題を解消するためになされたものである。
成された従来の設備では、垂直状のマッチプレートと上
・下型枠とスクイズプレートとで画成された造型空所内
に対して上方から、すなわち、マッチプレートおよび上
・下型枠から見たときにはこれらの横に当る個所から鋳
物砂が吹き込まれるように構成されている。このため、
マッチプレートの模型部において鋳物砂吹込み口に対し
て陰になる個所に鋳物砂を十分に充填させることが困難
であり、これに伴い、その個所の鋳型の硬度・強度が不
足する弊害が多発するなどの問題があった。本発明は上
記の問題を解消するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の鋳型造型設備においては、機台に回転フレー
ムを垂直面ないで90度往復回転可能に装着し、回転フ
レームには、これが上方へ90度回転したときに垂直状
態になるとともに下方へ90度回転したときに水平状態
になる上・下型枠を互に対向させるとともに進退装置を
介して進退可能に装着し、さらに前記回転フレームにお
ける上・下型枠間位置にマッチプレートを入出可能に配
設し、またマッチプレートの両面にそれぞれ当接されて
下降旋回された上・下型枠の他端側にその先端部がそれ
ぞれ嵌入して上・下造型室をそれぞれ画成しかつこれら
の造型室にそれぞれ鋳物砂を吹き込むとともに吹き込ま
れた鋳物砂をマッチプレートとで圧縮可能な一対の上・
下砂吹込み装置と、下方旋回した上・下型枠内から鋳型
を下方へ抜き出す鋳型抜き出し装置とをそれぞれ水平方
向に往復移動可能に装着し、さらに機台には、上・下型
枠から抜き出された鋳型を受ける鋳型受け装置と、下降
旋回された上・下型枠の間にマッチプレートを搬入出可
能な搬送装置とをそれぞれ配設したことを特徴とするも
のである。
に本発明の鋳型造型設備においては、機台に回転フレー
ムを垂直面ないで90度往復回転可能に装着し、回転フ
レームには、これが上方へ90度回転したときに垂直状
態になるとともに下方へ90度回転したときに水平状態
になる上・下型枠を互に対向させるとともに進退装置を
介して進退可能に装着し、さらに前記回転フレームにお
ける上・下型枠間位置にマッチプレートを入出可能に配
設し、またマッチプレートの両面にそれぞれ当接されて
下降旋回された上・下型枠の他端側にその先端部がそれ
ぞれ嵌入して上・下造型室をそれぞれ画成しかつこれら
の造型室にそれぞれ鋳物砂を吹き込むとともに吹き込ま
れた鋳物砂をマッチプレートとで圧縮可能な一対の上・
下砂吹込み装置と、下方旋回した上・下型枠内から鋳型
を下方へ抜き出す鋳型抜き出し装置とをそれぞれ水平方
向に往復移動可能に装着し、さらに機台には、上・下型
枠から抜き出された鋳型を受ける鋳型受け装置と、下降
旋回された上・下型枠の間にマッチプレートを搬入出可
能な搬送装置とをそれぞれ配設したことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】次にこのように構成された設備を用いて上・下
無枠鋳型を造型する手順について述べると、所要の間隔
をおいて対向する上・下型枠間に搬送装置を介してマッ
チプレートを搬入したのち、進退装置を介して下枠を上
昇させてマッチプレートを下型枠上に載せるとともに、
上型枠を下降させてマッチプレートを上・下型枠で挟持
し、続いて、回転フレームを介して上・下型枠およびマ
ッチプレートを上昇旋回させて、これらを上・下砂吹込
み装置間に移動させるとともに水平状態から垂直状態に
90度回転させる。
無枠鋳型を造型する手順について述べると、所要の間隔
をおいて対向する上・下型枠間に搬送装置を介してマッ
チプレートを搬入したのち、進退装置を介して下枠を上
昇させてマッチプレートを下型枠上に載せるとともに、
上型枠を下降させてマッチプレートを上・下型枠で挟持
し、続いて、回転フレームを介して上・下型枠およびマ
ッチプレートを上昇旋回させて、これらを上・下砂吹込
み装置間に移動させるとともに水平状態から垂直状態に
90度回転させる。
【0006】次いで、上・下砂吹込み装置を互に近付け
て前記上・下型枠の他端側に上・下砂吹込み装置の先端
部を嵌入して上・下造型室をそれぞれ画成し、続いてこ
れらの上・下造型室に上・下砂吹込み装置により鋳物砂
を吹込み充填するとともに、充填された鋳物砂を上・下
砂吹込み装置とマッチプレートとで圧縮する。鋳物砂の
圧縮完了後、上・下砂吹込み装置の先端部を上・下型枠
内から抜き出し、続いて、鋳型を内蔵した上・下型枠お
よびマッチプレートを回転フレームを介して90度下降
旋回させてこれらを垂直状態から水平状態にする。次い
で、進退装置を介して上・下型枠をマッチプレートから
それぞれ分離して離型を行うとともに、搬送装置を介し
てマッチプレートを上・下型枠間から搬出させる。次い
で、再び進退装置を介して上・下型枠を合わせ、続いて
、鋳型受け装置と鋳型抜き出し装置とをもって上・下型
枠内から鋳型を抜き出すと、無枠状で重畳状の上・下鋳
型が得られる。
て前記上・下型枠の他端側に上・下砂吹込み装置の先端
部を嵌入して上・下造型室をそれぞれ画成し、続いてこ
れらの上・下造型室に上・下砂吹込み装置により鋳物砂
を吹込み充填するとともに、充填された鋳物砂を上・下
砂吹込み装置とマッチプレートとで圧縮する。鋳物砂の
圧縮完了後、上・下砂吹込み装置の先端部を上・下型枠
内から抜き出し、続いて、鋳型を内蔵した上・下型枠お
よびマッチプレートを回転フレームを介して90度下降
旋回させてこれらを垂直状態から水平状態にする。次い
で、進退装置を介して上・下型枠をマッチプレートから
それぞれ分離して離型を行うとともに、搬送装置を介し
てマッチプレートを上・下型枠間から搬出させる。次い
で、再び進退装置を介して上・下型枠を合わせ、続いて
、鋳型受け装置と鋳型抜き出し装置とをもって上・下型
枠内から鋳型を抜き出すと、無枠状で重畳状の上・下鋳
型が得られる。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参考にして説明すると
、一部を断面した正面図である図1に示すように、台1
には、回転フレーム2が支持軸3を介して垂直面内で回
転可能に装着され、回転フレーム2の左側下部には、機
台1にブラケット4を介して枢支したシリンダ5のピス
トンロッドの先端が回動自在に連結されていて、回転フ
レーム2はシリンダ5の伸縮作動により、上下に90度
往復回転するようになっている。そして、回転フレーム
2は、図示するように下降回転したときには垂直状態に
なり、上昇回転したときには水平状態になるようになっ
ている。また、回転フレーム2には上・下型枠6、7が
進退装置8を介して装着されており、上・下型枠6、7
は、進退装置8の図示しないシリンダの伸縮作動により
、タイバー9、9に沿って互に進退移動するようになっ
ている。
、一部を断面した正面図である図1に示すように、台1
には、回転フレーム2が支持軸3を介して垂直面内で回
転可能に装着され、回転フレーム2の左側下部には、機
台1にブラケット4を介して枢支したシリンダ5のピス
トンロッドの先端が回動自在に連結されていて、回転フ
レーム2はシリンダ5の伸縮作動により、上下に90度
往復回転するようになっている。そして、回転フレーム
2は、図示するように下降回転したときには垂直状態に
なり、上昇回転したときには水平状態になるようになっ
ている。また、回転フレーム2には上・下型枠6、7が
進退装置8を介して装着されており、上・下型枠6、7
は、進退装置8の図示しないシリンダの伸縮作動により
、タイバー9、9に沿って互に進退移動するようになっ
ている。
【0008】また機台1の上部位置には、図示の状態か
ら90度上昇旋回されて垂直状態になった上・下型枠6
、7内に鋳物砂を吹き込む上・下砂吹込み装置10、1
1が、左右対向しかつ、機台1に軸支したつば付ローラ
12、12を介して左右方向へ移動自在に装着されてお
り、上・下砂吹込み装置10、11においては、L字型
筒状の上ブローヘッド13と、逆向L字型筒状の下ブロ
ーヘッド14とが、それぞれ走行部材15、16を介し
てつば付ローラ12、12上に装架されている。そして
上・下ブローヘッド10、11の上端にはホッパ17、
18を備えた開閉機構19、20がそれぞれ装着され、
さらに上・下ブローヘッド13、14の下端にはブロプ
レート21、22がそれぞれ取り付けられている。 また、上・下ブローヘッド13、14の背面には、機台
1に固設した横向きシリンダ23、24のピストンロッ
ドの先端がそれぞれ連結されている。
ら90度上昇旋回されて垂直状態になった上・下型枠6
、7内に鋳物砂を吹き込む上・下砂吹込み装置10、1
1が、左右対向しかつ、機台1に軸支したつば付ローラ
12、12を介して左右方向へ移動自在に装着されてお
り、上・下砂吹込み装置10、11においては、L字型
筒状の上ブローヘッド13と、逆向L字型筒状の下ブロ
ーヘッド14とが、それぞれ走行部材15、16を介し
てつば付ローラ12、12上に装架されている。そして
上・下ブローヘッド10、11の上端にはホッパ17、
18を備えた開閉機構19、20がそれぞれ装着され、
さらに上・下ブローヘッド13、14の下端にはブロプ
レート21、22がそれぞれ取り付けられている。 また、上・下ブローヘッド13、14の背面には、機台
1に固設した横向きシリンダ23、24のピストンロッ
ドの先端がそれぞれ連結されている。
【0009】また、走行部材16における前記ブローヘ
ッド14の左側位置には、鋳型抜出し装置25が装着さ
れており、鋳型抜出し装置25においては、走行部材1
6に貫装固着された下向きのシリンダ26のピストンロ
ッドの下端に抜出し板27が固着されている。また、前
記機台1における前記上・下型枠6、7の下降旋回直下
方位置には、鋳型受け装置28が設置されており、鋳型
受け装置28においては、機台1上に設置された上向き
のシリンダ29のピストンロッドの先端に受け板30が
固着されている。
ッド14の左側位置には、鋳型抜出し装置25が装着さ
れており、鋳型抜出し装置25においては、走行部材1
6に貫装固着された下向きのシリンダ26のピストンロ
ッドの下端に抜出し板27が固着されている。また、前
記機台1における前記上・下型枠6、7の下降旋回直下
方位置には、鋳型受け装置28が設置されており、鋳型
受け装置28においては、機台1上に設置された上向き
のシリンダ29のピストンロッドの先端に受け板30が
固着されている。
【0010】また、前記鋳型受け装置28付近には、マ
ッチプレート31用の搬送装置32が配設されており、
搬送装置32においては、図2に示すように一対のタイ
バー33、33が固定フレーム34に設けられ、タイバ
ー33、33には走行部材35が摺動自在に装架されて
おり、走行部材35は、固定フレーム34に装着の減速
機付モータ36の正逆回転により往復移動するようにな
っている。そして、走行部材35には、マッチプレート
31を支持するマッチプレート受け38が設けられてい
る。また、固定フレーム34には、鋳型受け装置28上
の鋳型を鋳型搬送装置(図示せず)上に押し出す横向き
のシリンダ39が装着されている。尚、40〜42は、
ストッパ機能を有するクッションシリンダである。
ッチプレート31用の搬送装置32が配設されており、
搬送装置32においては、図2に示すように一対のタイ
バー33、33が固定フレーム34に設けられ、タイバ
ー33、33には走行部材35が摺動自在に装架されて
おり、走行部材35は、固定フレーム34に装着の減速
機付モータ36の正逆回転により往復移動するようにな
っている。そして、走行部材35には、マッチプレート
31を支持するマッチプレート受け38が設けられてい
る。また、固定フレーム34には、鋳型受け装置28上
の鋳型を鋳型搬送装置(図示せず)上に押し出す横向き
のシリンダ39が装着されている。尚、40〜42は、
ストッパ機能を有するクッションシリンダである。
【0011】次にこのように構成された設備を用いて上
・下無枠鋳型を造型する手順について述べる。まず、図
1に示すように、搬送装置32によりマッチプレート3
1を上・下型枠6、7間に搬入したのち、進退装置8を
介して下型枠7を上昇させてマッチプレート31を下型
枠7上に載せるとともに押し上げ、続いて、進退装置8
を介して上型枠6をマッチプレート31に当接させる。 次いで、シリンダ5を伸長作動して回転フレーム2を支
持軸3を中心にして反時計回り方向へ90度回転させ、
上・下型枠6、7およびマッチプレート31を、上昇旋
回させるとともに水平状態から垂直状態に回転させる。
・下無枠鋳型を造型する手順について述べる。まず、図
1に示すように、搬送装置32によりマッチプレート3
1を上・下型枠6、7間に搬入したのち、進退装置8を
介して下型枠7を上昇させてマッチプレート31を下型
枠7上に載せるとともに押し上げ、続いて、進退装置8
を介して上型枠6をマッチプレート31に当接させる。 次いで、シリンダ5を伸長作動して回転フレーム2を支
持軸3を中心にして反時計回り方向へ90度回転させ、
上・下型枠6、7およびマッチプレート31を、上昇旋
回させるとともに水平状態から垂直状態に回転させる。
【0012】次いで、図3に示すように、シリンダ23
、24を伸長作動して上・下砂吹込み装置10、11の
先端部を上・下型枠6、7の他端にそれぞれ嵌入して上
・下造型室をそれぞれ画成したのち、当該上・下造型室
内に鋳物砂をそれぞれ吹込み充填し、続いて、シリンダ
23、24をさらに伸長作動して上・下造型室内の鋳物
砂をマッチプレート31、上・下砂吹込み装置10、1
1等で圧縮して固化させる。鋳物砂の圧縮完了後、シリ
ンダ23、24を収縮作動して上・下砂吹込み装置10
、11の先端部を上・下型枠6、7内からそれぞれ抜き
出し、続いて、シリンダ5を収縮作動して回転フレーム
2を支持軸3を中心にして時計回り方向に90度回転さ
せ、上・下型枠6、7およびマッチプレート31を下降
旋回させるとともに再び水平状態に戻す。
、24を伸長作動して上・下砂吹込み装置10、11の
先端部を上・下型枠6、7の他端にそれぞれ嵌入して上
・下造型室をそれぞれ画成したのち、当該上・下造型室
内に鋳物砂をそれぞれ吹込み充填し、続いて、シリンダ
23、24をさらに伸長作動して上・下造型室内の鋳物
砂をマッチプレート31、上・下砂吹込み装置10、1
1等で圧縮して固化させる。鋳物砂の圧縮完了後、シリ
ンダ23、24を収縮作動して上・下砂吹込み装置10
、11の先端部を上・下型枠6、7内からそれぞれ抜き
出し、続いて、シリンダ5を収縮作動して回転フレーム
2を支持軸3を中心にして時計回り方向に90度回転さ
せ、上・下型枠6、7およびマッチプレート31を下降
旋回させるとともに再び水平状態に戻す。
【0013】次いで、進退装置8を介して上型枠6を上
昇させて上鋳型の離型を行い、続いて、搬送装置32の
減速機付モータ36を正転駆動して走行部材35を介し
てマッチプレート受け38をマッチプレート31の直下
方位置に搬入させる。次いで、進退装置8を介して下型
枠7およびマッチプレート31を下降させる。これらが
下降すると、マッチプレート31がマッチプレート受け
38上に載って下型枠7だけが下降し、これにより下鋳
型の離型が行われる。次いで、減速機付モータ36を逆
転駆動してマッチプレート31を上・下型枠6、7間か
ら搬出させ、続いて、進退装置8を介して上・下型枠6
、7を合わせる。次いで、鋳型受け装置28のシリンダ
29を伸長作動して受け板30を下型枠7内の鋳型の下
面に当接させ、続いて、鋳型抜き出し装置25のシリン
ダ26を伸長作動して抜き出し板27を下降させるとと
もに、シリンダ29を収縮作動して受け板30を下降さ
せ、これにより、重畳状態の上・下鋳型Mを上・下型枠
6、7から抜き出す。次いで、シリンダ39を伸縮作動
して受け板30上の上・下鋳型Mを鋳型搬送装置(図示
せず)上に押し出し、さらに、進退装置8を介して上型
枠6を上昇させるとともに下型枠7を下降させて一サイ
クルを終了する。
昇させて上鋳型の離型を行い、続いて、搬送装置32の
減速機付モータ36を正転駆動して走行部材35を介し
てマッチプレート受け38をマッチプレート31の直下
方位置に搬入させる。次いで、進退装置8を介して下型
枠7およびマッチプレート31を下降させる。これらが
下降すると、マッチプレート31がマッチプレート受け
38上に載って下型枠7だけが下降し、これにより下鋳
型の離型が行われる。次いで、減速機付モータ36を逆
転駆動してマッチプレート31を上・下型枠6、7間か
ら搬出させ、続いて、進退装置8を介して上・下型枠6
、7を合わせる。次いで、鋳型受け装置28のシリンダ
29を伸長作動して受け板30を下型枠7内の鋳型の下
面に当接させ、続いて、鋳型抜き出し装置25のシリン
ダ26を伸長作動して抜き出し板27を下降させるとと
もに、シリンダ29を収縮作動して受け板30を下降さ
せ、これにより、重畳状態の上・下鋳型Mを上・下型枠
6、7から抜き出す。次いで、シリンダ39を伸縮作動
して受け板30上の上・下鋳型Mを鋳型搬送装置(図示
せず)上に押し出し、さらに、進退装置8を介して上型
枠6を上昇させるとともに下型枠7を下降させて一サイ
クルを終了する。
【0014】尚、上記の実施例では、上・下砂吹込み装
置10、11は両方とも水平移動可能に構成してあるが
、図4に示すように、上砂吹込み装置10を固定式にし
て下砂吹込み装置11だけを水平移動可能に構成しても
よい。この場合、回転フレーム2によつて上昇旋回され
た上・下型枠6、7およびマッチプレート31は、旋回
後、上砂吹込み装置10側に移動されて上・下造型室を
画成し、さらに上砂吹込み装置10側に若干移動されな
がら、上・下造型室内の鋳物砂を圧縮することとなる。 また、前記走行部材35、マッチプレート受け38等の
往復移動は、横向きシリンダの伸縮作動により行うよう
に構成してもよい。
置10、11は両方とも水平移動可能に構成してあるが
、図4に示すように、上砂吹込み装置10を固定式にし
て下砂吹込み装置11だけを水平移動可能に構成しても
よい。この場合、回転フレーム2によつて上昇旋回され
た上・下型枠6、7およびマッチプレート31は、旋回
後、上砂吹込み装置10側に移動されて上・下造型室を
画成し、さらに上砂吹込み装置10側に若干移動されな
がら、上・下造型室内の鋳物砂を圧縮することとなる。 また、前記走行部材35、マッチプレート受け38等の
往復移動は、横向きシリンダの伸縮作動により行うよう
に構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
によれば、垂直状態のマッチプレートおよび上・下型枠
内に対して、マッチプレートの表裏両面方向から鋳物砂
を吹き込むため、従来のこの種の設備のようにマッチプ
レートの模型部に砂吹込みの陰ができることは全くなく
、従って、鋳物砂を上・下型枠内に容易かつ確実に吹込
み充填して所要の鋳型硬度・強度を有する上・下無枠鋳
型を適確に造型することができる優れた効果を奏する。
によれば、垂直状態のマッチプレートおよび上・下型枠
内に対して、マッチプレートの表裏両面方向から鋳物砂
を吹き込むため、従来のこの種の設備のようにマッチプ
レートの模型部に砂吹込みの陰ができることは全くなく
、従って、鋳物砂を上・下型枠内に容易かつ確実に吹込
み充填して所要の鋳型硬度・強度を有する上・下無枠鋳
型を適確に造型することができる優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であっ
て、鋳型造型前の状態を示すものである。
て、鋳型造型前の状態を示すものである。
【図2】本発明の一実施例の主要部を示す一部断面側面
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であっ
て、鋳型造型時の状態を示すものである。
て、鋳型造型時の状態を示すものである。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部断面正面図であ
る。
る。
1 機台
2 回転フレーム
6 上型枠
7 下型枠
8 進退装置
10 上砂吹込み装置
11 下砂吹込み装置
25 鋳型抜出し装置
28 鋳型受け装置
31 マッチプレート
33 搬送装置
Claims (2)
- 【請求項1】 マッチプレートを用いて無枠状の上・
下鋳型を同時に造型する無枠鋳型造型設備であって、機
台1と;この機台1に垂直面内で90度往復回転可能に
装着された回転フレーム2と;この回転フレーム2に互
いに対向しかつ進退装置8を介して進退可能に装着され
、さらに回転フレーム2が上方へ90度回転したときに
垂直状態になるとともに下方へ90度回転したときに水
平状態になる上・下型枠6、7と;この上・下型枠6、
7間に入出かつ着脱可能に配設され上・下型枠6、7と
対向可能なマッチプレート31と;前記機台1に水平方
向に往復移動可能に装着され、前記マッチプレート31
の両面にそれぞれ当接されるとともに上昇旋回された前
記上・下型枠6、7の他端側にその先端部がそれぞれ嵌
入して上・下型枠6、7とで上・下造型室をそれぞれ画
成し、かつこれらの造型室にそれぞれ鋳物砂を吹き込む
とともに吹き込まれた鋳物砂を前記マッチプレート31
とで圧縮可能な一対の上・下砂吹込み装置10、11と
;前記機台1に水平方向に往復移動可能に装着され、下
降旋回された前記上・下型枠6、7内の鋳型を上・下型
枠6、7内から下方へ抜き出す鋳型抜出し装置25と;
前記機台1に設置され前記上・下型枠6、7から抜き出
される鋳型を受ける鋳型受け装置28と;下降旋回され
た上・下型枠6、7の間に前記マッチプレート31を入
出可能な搬送装置33と;を備えたことを特徴とする無
枠鋳型造型設備。 - 【請求項2】 前記上砂吹込み装置10を前記機台1
に固定したことを特徴とする請求項1記載の無枠鋳型造
型設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41675890A JP2736565B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 無枠鋳型造型設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41675890A JP2736565B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 無枠鋳型造型設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231146A true JPH04231146A (ja) | 1992-08-20 |
JP2736565B2 JP2736565B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18524954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41675890A Expired - Lifetime JP2736565B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 無枠鋳型造型設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736565B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006134798A1 (ja) * | 2005-06-13 | 2009-01-08 | 新東工業株式会社 | 鋳枠無し上・下鋳型の造型方法、その装置および中子入れ方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41675890A patent/JP2736565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006134798A1 (ja) * | 2005-06-13 | 2009-01-08 | 新東工業株式会社 | 鋳枠無し上・下鋳型の造型方法、その装置および中子入れ方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2736565B2 (ja) | 1998-04-02 |
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