JPH0423103Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423103Y2 JPH0423103Y2 JP1984106662U JP10666284U JPH0423103Y2 JP H0423103 Y2 JPH0423103 Y2 JP H0423103Y2 JP 1984106662 U JP1984106662 U JP 1984106662U JP 10666284 U JP10666284 U JP 10666284U JP H0423103 Y2 JPH0423103 Y2 JP H0423103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traction wire
- butterfly rod
- casing
- wire
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はベビーカの車輪の首振り動作用、ブレ
ーキ動作用等に使用する牽引ワイヤの集合装置に
関する。
ーキ動作用等に使用する牽引ワイヤの集合装置に
関する。
「従来の技術」
乳母車の制動装置に係る考案（実開昭53−
7061）の一部に、車軸に進退自在に緩装するブレ
ーキシユーをコーン断面のブレーキシユーとする
とともに、それに対応させてコーン断面のライナ
ー面が形成されたブレーキドラムを車軸にキーを
もつてして、固定させ、ブレーキシユーの可動要
素として、ブレーキシユーに２本の開閉リンクの
先端を連結し、開閉リンクの基端をスライドロツ
ド一端に集めて連結し、他端に牽引ワイヤを連結
して手元操作で制動できるようにしたものがあ
る。
7061）の一部に、車軸に進退自在に緩装するブレ
ーキシユーをコーン断面のブレーキシユーとする
とともに、それに対応させてコーン断面のライナ
ー面が形成されたブレーキドラムを車軸にキーを
もつてして、固定させ、ブレーキシユーの可動要
素として、ブレーキシユーに２本の開閉リンクの
先端を連結し、開閉リンクの基端をスライドロツ
ド一端に集めて連結し、他端に牽引ワイヤを連結
して手元操作で制動できるようにしたものがあ
る。
「考案が解決しようとする課題」
開閉リンクの基端を集めて連結しているスライ
ドロツドは充分なストロークがないとブレーキシ
ユーをブレーキドラムに押圧させることができな
い。即ちスライドロツドを直線方向に進退させる
ストロークが大きく、かつ、スライドロツドを収
納するケーシングも大型となり、コンパクトな設
計を要求されるベビーカに装着するのが難しい。
ドロツドは充分なストロークがないとブレーキシ
ユーをブレーキドラムに押圧させることができな
い。即ちスライドロツドを直線方向に進退させる
ストロークが大きく、かつ、スライドロツドを収
納するケーシングも大型となり、コンパクトな設
計を要求されるベビーカに装着するのが難しい。
「課題を解決するための手段」
複数本の副牽引ワイヤをケーシング内へ挿通し
ケーシングにバタフライ杆の中心を枢着して反転
自在とし、バタフライ杆の両端部に副牽引ワイヤ
の基端をそれぞれ反対方向に連結するとともにバ
タフライ杆の一端部に副牽引ワイヤと反対方向へ
牽引する主牽引ワイヤの基端を連結し、かつ、主
牽引ワイヤにバタフライ杆の一端部を押圧する押
圧ばねを弾装することでコンパクトな牽引ワイヤ
集合装置をベビーカに装着することを目的とす
る。
ケーシングにバタフライ杆の中心を枢着して反転
自在とし、バタフライ杆の両端部に副牽引ワイヤ
の基端をそれぞれ反対方向に連結するとともにバ
タフライ杆の一端部に副牽引ワイヤと反対方向へ
牽引する主牽引ワイヤの基端を連結し、かつ、主
牽引ワイヤにバタフライ杆の一端部を押圧する押
圧ばねを弾装することでコンパクトな牽引ワイヤ
集合装置をベビーカに装着することを目的とす
る。
「作用」
主牽引ワイヤを手元の操作摘みを操作すること
で進退させると、主牽引ワイヤに連結されたバタ
フライ杆がケーシングに対する枢着点を中心とし
て反転し、バタフライ杆の半径と同じ短いストロ
ークで副牽引ワイヤを進退させるのである。
で進退させると、主牽引ワイヤに連結されたバタ
フライ杆がケーシングに対する枢着点を中心とし
て反転し、バタフライ杆の半径と同じ短いストロ
ークで副牽引ワイヤを進退させるのである。
「実施例」
本考案の実施例を図面によつて説明すると、第
１図に示すように、矩形函状のケーシング１の対
向する側壁に複数のアウターチユーブ２…を嵌挿
して固着し、一方の側壁にアジヤストニツプル３
を差入れて固着する。ケーシング１の中央部にバ
タフライ杆４の中心を反転自在に枢着し、バタフ
ライ杆４の両端にそれぞれ二又状の連結具５，５
を固着し、アジヤストニツプル３を固着した側壁
と該側壁に対向する他方の側壁とからそれぞれ２
ケ所づつ計４本の副牽引ワイヤ６…をアウターチ
ユーブ２内へ挿通し、各対をなす２本の副牽引ワ
イヤ６，６の基端を集めて各連結具５へそれぞれ
反対方向に連結する。アジヤストニツプル２に主
牽引ワイヤ７を連結するとともにケーシング１内
の主牽引ワイヤ７ａの端末をバタフライ杆４の端
部に連結し、かつ、該端部とアジヤストニツプル
２の内突端部にわたつて押圧ばね８を弾装させ
る。このように形成した本考案に係る牽引ワイヤ
集合装置を第２図に示すように上部クロス部材９
の枢着部に固着しアウターチユーブ２，２を前脚
杆１０，１０に添わせて垂下させ、アウターチユ
ーブ２内の副牽引ワイヤ６，６を前輪１１の首振
り自在装置１２の操作杆１２ａに連結する。主牽
引ワイヤ７はハンドル杆１３に添わせて立上がら
せたアウターチユーブ２の上端から突出させ、ハ
ンドル杆１３に設けた操作摘み１４と一体のクラ
ンク部１４ａに連結する。本考案に係る牽引ワイ
ヤ集合装置はこの他に折畳み動作用として、また
後輪に圧接するブレーキシユー動作用として活用
できる。
１図に示すように、矩形函状のケーシング１の対
向する側壁に複数のアウターチユーブ２…を嵌挿
して固着し、一方の側壁にアジヤストニツプル３
を差入れて固着する。ケーシング１の中央部にバ
タフライ杆４の中心を反転自在に枢着し、バタフ
ライ杆４の両端にそれぞれ二又状の連結具５，５
を固着し、アジヤストニツプル３を固着した側壁
と該側壁に対向する他方の側壁とからそれぞれ２
ケ所づつ計４本の副牽引ワイヤ６…をアウターチ
ユーブ２内へ挿通し、各対をなす２本の副牽引ワ
イヤ６，６の基端を集めて各連結具５へそれぞれ
反対方向に連結する。アジヤストニツプル２に主
牽引ワイヤ７を連結するとともにケーシング１内
の主牽引ワイヤ７ａの端末をバタフライ杆４の端
部に連結し、かつ、該端部とアジヤストニツプル
２の内突端部にわたつて押圧ばね８を弾装させ
る。このように形成した本考案に係る牽引ワイヤ
集合装置を第２図に示すように上部クロス部材９
の枢着部に固着しアウターチユーブ２，２を前脚
杆１０，１０に添わせて垂下させ、アウターチユ
ーブ２内の副牽引ワイヤ６，６を前輪１１の首振
り自在装置１２の操作杆１２ａに連結する。主牽
引ワイヤ７はハンドル杆１３に添わせて立上がら
せたアウターチユーブ２の上端から突出させ、ハ
ンドル杆１３に設けた操作摘み１４と一体のクラ
ンク部１４ａに連結する。本考案に係る牽引ワイ
ヤ集合装置はこの他に折畳み動作用として、また
後輪に圧接するブレーキシユー動作用として活用
できる。
「考案の効果」
本考案によれば、主牽引ワイヤ７の基端に複数
本の副牽引ワイヤ６…をバタフライ杆４を介して
ケーシング１内に集中して連結することができる
ため、主牽引ワイヤ７のワンタツチ操作により副
牽引ワイヤ６の末端に連結した諸動作を同時に、
かつ、確実に行なわせることができるのであり、
操作摘み１４を手元で回動するとフランク杆１４
ａを引き上げ前輪１１，１１を首振り自在な状態
としベビーカを軽ろやかに曲進させることができ
るのである。また主牽引ワイヤ７を牽引すること
により後輪に制動を利かせ或いは折畳み動作の初
期において車体を安定よく固定している係脱自在
な車体固定装置を解除し折畳みを可能とするので
ある。尚押圧ばね８の押圧力はアジヤストニツプ
ル３を進退させて調節する。
本の副牽引ワイヤ６…をバタフライ杆４を介して
ケーシング１内に集中して連結することができる
ため、主牽引ワイヤ７のワンタツチ操作により副
牽引ワイヤ６の末端に連結した諸動作を同時に、
かつ、確実に行なわせることができるのであり、
操作摘み１４を手元で回動するとフランク杆１４
ａを引き上げ前輪１１，１１を首振り自在な状態
としベビーカを軽ろやかに曲進させることができ
るのである。また主牽引ワイヤ７を牽引すること
により後輪に制動を利かせ或いは折畳み動作の初
期において車体を安定よく固定している係脱自在
な車体固定装置を解除し折畳みを可能とするので
ある。尚押圧ばね８の押圧力はアジヤストニツプ
ル３を進退させて調節する。
このように本考案はコンパクトな牽引ワイヤ集
合装置であると共に構造は堅牢で耐久性に富み、
然も製造容易なすぐれた有用考案である。
合装置であると共に構造は堅牢で耐久性に富み、
然も製造容易なすぐれた有用考案である。
第１図は本考案の実施例を示す縦断面図、第２
図は本考案の使用状態を示す斜視図、第３図は操
作部の実施例を示す要部切欠拡大正面図である。 １……ケーシング、５……連結具、６……副牽
引ワイヤ、７，７ａ……主牽引ワイヤ、１４……
操作摘み。
図は本考案の使用状態を示す斜視図、第３図は操
作部の実施例を示す要部切欠拡大正面図である。 １……ケーシング、５……連結具、６……副牽
引ワイヤ、７，７ａ……主牽引ワイヤ、１４……
操作摘み。
Claims (1)
- 複数本の副牽引ワイヤをケーシング内へ挿通
し、ケーシングにバタフライ杆の中心を枢着して
反転自在とし、バタフライ杆の両端部に副牽引ワ
イヤの基端をそれぞれ反対方向に連結するととも
にバタフライ杆の一端部に副牽引ワイヤと反対方
向へ牽引する主牽引ワイヤの基端を連結し、か
つ、主牽引ワイヤにバタフライ杆の一端部を押圧
する押圧ばねを弾装して成るベビーカの車輪の首
振り動作用ブレーキ動作用等の牽引ワイヤ集合装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10666284U JPS6121667U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ベビ−カの車輪の首振り動作用、ブレ−キ動作用等の牽引ワイヤ集合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10666284U JPS6121667U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ベビ−カの車輪の首振り動作用、ブレ−キ動作用等の牽引ワイヤ集合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6121667U JPS6121667U (ja) | 1986-02-07 |
| JPH0423103Y2 true JPH0423103Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30665941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10666284U Granted JPS6121667U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ベビ−カの車輪の首振り動作用、ブレ−キ動作用等の牽引ワイヤ集合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121667U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6445249B2 (ja) * | 2014-04-15 | 2018-12-26 | アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社 | 乳母車 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537061B2 (ja) * | 1974-08-22 | 1978-03-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537061U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-21 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP10666284U patent/JPS6121667U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS537061B2 (ja) * | 1974-08-22 | 1978-03-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6121667U (ja) | 1986-02-07 |
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