JPH0423001Y2 - - Google Patents

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JPH0423001Y2
JPH0423001Y2 JP19984284U JP19984284U JPH0423001Y2 JP H0423001 Y2 JPH0423001 Y2 JP H0423001Y2 JP 19984284 U JP19984284 U JP 19984284U JP 19984284 U JP19984284 U JP 19984284U JP H0423001 Y2 JPH0423001 Y2 JP H0423001Y2
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panel
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tacking
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JP19984284U
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JPS61111735U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パネル(例えばプリント基板)にフ
イルム(例えば感光性フイルム)を付着させるた
めのラミネータに用いられるフイルム仮付け部材
に関する。
(従来の技術) パネルにフイルムを付着させるためのラミネー
タおよびそのラミネータに用いられるフイルム仮
付け部材は公知である(例えば特開昭52−14876
号公報参照)。この種のフイルム仮付け部材は、
フイルム先端を吸着保持したままパネルへ向かつ
て近接移動し、パネルの幅方向に延びる先端縁部
でフイルム先端をパネルの前端に圧着させること
によりフイルムの仮付けを行なう。仮付け終了
後、フイルムは圧着ロールによつてパネルの全面
にわたつて付着されてゆく。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来のフイルム仮付け部材によれば、
パネルがほぼ平面である場合には、支障なくフイ
ルムの仮付けを行なうことができた。しかしなが
ら、パネルの平坦度が良くない場合には、仮付時
にフイルムにシワや気泡等が発生する確率が高か
つた。すなわち、フイルム仮付け部材がパネルへ
向かつて近接移動し、その先端縁部に保持された
フイルム先端が平坦度の悪いパネルに接触する
と、フイルムの貼付面には粘着性があるため、フ
イルムはパネルの凸面に先に仮付けされてしま
う。その後、仮付け部材がパネルを押さえつけて
平坦にする間、フイルムとパネルとの間にはズレ
等が生じ、仮付けが終了した時点でフイルムにシ
ワや気泡等が発生してしまうのである。このよう
なフイルム仮付けの不均一は、パネルが横方向に
波をうつている場合にも、また、パネルが薄いた
めに前端部が垂下がつている場合にも生じ、結果
として、フイルム付着不良のパネルを多量に発生
させることになる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、平坦度の悪いパネルにおける上述し
たようなフイルム仮付けの不均一をなくすことを
目的としており、本考案によれば、パネルにフイ
ルムを付着させるためのラミネータに用いられる
フイルム仮付け部材にして、付着前のフイルムの
先端を保持可能であり、保持したフイルム先端を
パネルの前端に押し付けることにより該フイルム
先端をパネルに仮付けするための、パネルの幅方
向に延びる先端縁部を有しているフイルム仮付け
部材において、前記先端縁部に平行に隣接してパ
ネル矯正部材が設けられており、該パネル矯正部
材は、パネルに当接するための真直に延びる前端
を有し、該前端が前記先端縁部からわずかに突出
するようにパネル面へ向けて所定の付勢力によつ
て常時付勢されており、さらに前記パネル矯正部
材は、前記前端に前記付勢力以上の力を受けたと
きに前記前端が前記付勢力に抗して前記先端縁部
の位置まで後退するよう該先端縁部に相対的に移
動可能となされている、フイルム仮付け部材が提
供される。
(作用) フイルム先端を吸着保持したフイルム仮付け部
材が、平坦度の悪いパネルへ向かつて近接移動す
ると、まずパネル矯正部材の前端がパネルの凸面
に接触し、次いでパネルを、フイルム仮付けが不
均一とならない程度に実質的に平坦になるように
押えこんで矯正する。さらにフイルム仮付け部材
がパネルに向かつて近接移動することにより、フ
イルム仮付け部材の先端縁部が、実質的に平坦に
矯正されたパネルの前端にフイルム先端を圧着仮
付けする。この間、パネル矯正部材はパネルを実
質的に平坦の押えこんだまま不動であり、したが
つてフイルム仮付け部材の先端縁部に相対的に後
退移動することになる。フイルム仮付けが終了す
ると、フイルム仮付け部材全体がパネルから離れ
るように移動し、パネル矯正部材はその前端がフ
イルム仮付け部材の先端縁部からわずかに突出す
るような初期位置へと戻る。
(実施例) 第1図および第2図に示すように、孔1を介し
て真空吸引することによりフイルム2の先端を吸
着保持している上下一対のフイルム仮付け部材本
体3は、ガイドローラ4を通して図の左方から搬
送されてきたパネル5の前端にフイルム2を圧着
仮付けするための先端縁部6を備えている。先端
縁部6は、ゴムまたは金属からなり、パネル5の
幅方向(図面に垂直な方向)に延びている。先端
縁部6の前方(図において右方)には先端縁部6
に平行に隣接してパネル矯正部材7が設けられて
いる。図示実施例では、パネル矯正部材7はパネ
ル5の幅方向に延びる板状部材である。パネル矯
正部材7は、フイルム仮付け部材本体3の突起8
に設けたスロツト内を上下に摺動可能に設けら
れ、パネル5とその全幅にわたつて当接するため
の水平方向に真直な前端9を有している。また、
パネル矯正部材7の折曲がつた後端部とストツパ
10との間には、適所に圧縮バネ11が設けら
れ、該バネ11の付勢力によつて、パネル矯正部
材7は前端9が先端縁部6からわずかに突出する
ようにパネル面へ向けて常時付勢されている。
第1図はフイルム仮付け動作に入る前の状態を
示している。ここに示すパネル5は、左右両端が
上方に持上がり、中央が下方に凹んだ形状となつ
ている。第1図の状態からフイルム仮付け部材本
体3がパネル5に向かつて近接移動すると、上側
のパネル矯正部材7の前端9はパネル5の左右両
端に、そして下側のパネル矯正部材7の前端9は
パネル5の中央にそれぞれ接触したのち、パネル
5を押さえこんでフイルム仮付けが不均一となら
ない程度に実質的に平坦に矯正する。バネ11の
付勢力は、パネル矯正に必要な力よりも大きくな
るように設定されているので、この時点まではパ
ネル矯正部材7は先端縁部6に対して相対移動し
ない。
さらにフイルム仮付け部材本体3がパネル5に
向かつて近接移動すると、パネル矯正部材7の前
端9はバネ11の付勢力よりも大きな力を反作用
力として受けることになり、フイルム仮付け部材
本体3の先端縁部6がパネル5に近づくにつれ
て、パネル矯正部材7はバネ11の付勢力に抗し
て先端縁部6に相対的に後退することになる。
第2図に示すように、先端縁部6によつてフイ
ルム2の先端が、実質的に平坦に矯正されたパネ
ル5の前端に圧着仮付けされた時点では、パネル
矯正部材7は前端9が先端縁部6の位置になるま
で後退せしめられている。
フイルム仮付けが終了してフイルム仮付け部材
本体3がパネル5から離れるように移動すると、
パネル矯正部材7はバネ11の付勢力によつて再
び第1図の状態に戻る。
フイルムを均一に仮付けされたパネル5は図の
右方へ送られ、一対の圧着ロール(図示せず)間
でフイルムを全面にわたつて付着される。
パネル5が薄いためにパネル前端が下方に垂下
がつている場合にも、上下にパネル矯正部材7の
前端9がパネル前端を中央位置に保持してからフ
イルムの仮付けを行なうことになるので、均一な
フイルム仮付けがなされる。
図示実施例で示したバネ11に代え、同様の付
勢力を与える他の適当な手段を用いてもよい。
また、図示実施例では、パネル矯正部材7がフ
イルム仮付け部材本体3に組みこまれた状態で、
本考案によるフイルム仮付け部材が構成されてい
るが、パネル矯正部材7はフイルム仮付け部材本
体3から分離した状態で設けてもよい。
(考案の効果) 本考案のフイルム仮付け部材によれば、平坦度
の悪いパネルであつてもフイルムの仮付けを均一
に行なうことができ、ひいてはフイルム付着不良
のパネルの発生を効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるフイルム仮付け部材の一
実施例をパネルとともに示す縦断面図であり、フ
イルム仮付け前の状態を示している。第2図は第
1図と同様の縦断面図であるが、フイルム仮付け
時の状態を示している。 2……フイルム、3……フイルム仮付け部材本
体、5……パネル、6……先端縁部、7……パネ
ル矯正部材、9……パネル矯正部材の前端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルにフイルムを付着させるためのラミネー
    タに用いられるフイルム仮付け部材にして、付着
    前のフイルムの先端を保持可能であり、保持した
    フイルム先端をパネルの前端に押し付けることに
    より該フイルム先端をパネルに仮付けするため
    の、パネルの幅方向に延びる先端縁部を有してい
    るフイルム仮付け部材において、前記先端縁部に
    平行に隣接してパネル矯正部材が設けられてお
    り、該パネル矯正部材は、パネルに当接するため
    の真直に延びる前端を有し、該前端が前記先端縁
    部からわずかに突出するようにパネル面へ向けて
    所定の付勢力によつて常時付勢されており、さら
    に前記パネル矯正部材は、前記前端に前記付勢力
    以上の力を受けたときに前記前端が前記付勢力に
    抗して前記先端縁部の位置まで後退するよう該先
    端縁部に相対的に移動可能となされている、フイ
    ルム仮付け部材。
JP19984284U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0423001Y2 (ja)

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JP19984284U JPH0423001Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP19984284U JPH0423001Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61111735U JPS61111735U (ja) 1986-07-15
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JPH0692124B2 (ja) * 1989-02-07 1994-11-16 大阪富士工業株式会社 ステンレス板へのシート貼付装置

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JPS61111735U (ja) 1986-07-15

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