JPH04229489A - 改善された信頼性を有するメモリ用のbicmosビット・ライン負荷 - Google Patents

改善された信頼性を有するメモリ用のbicmosビット・ライン負荷

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JPH04229489A
JPH04229489A JP3183958A JP18395891A JPH04229489A JP H04229489 A JPH04229489 A JP H04229489A JP 3183958 A JP3183958 A JP 3183958A JP 18395891 A JP18395891 A JP 18395891A JP H04229489 A JPH04229489 A JP H04229489A
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bit line
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、リード・モー
ドとライト・モードとを有するメモリに関し、さらに詳
しくは、データ・ビットをメモリ・セルに記憶し、相補
信号ライン対を介してこれらのメモリ・セルに対してデ
ータの読み書きを行うメモリに関する。
【従来の技術】MOS型スタティック・ランダム・アク
セス・メモリ(SRAM)では、一般にメモリ・セルの
データ・ビットは2つのビット・ライン間の差電圧とし
て表される信号により読み書きが行われる。複数のメモ
リ・セルが1つのビット・ライン対に結合され、1つの
メモリ列(column)を形成し、各メモリ・セルが
その列の1つの行(row) に配置されている。各メ
モリ・セルは、1つの行と1つの列との交点において固
有のアドレスを有する。通常、ビット・ライン対はメモ
リ・セルに対してデータを読み書きするために用いられ
る。ライト・サイクルが生じると、データ・ビットが2
つのビット・ライン間の差電圧としてビット・ライン対
上に駆動される。この差電圧は、選択されたメモリ・セ
ルの値を上書きするのに十分な大きさである。一般に、
ビット・ライン上の差電圧は約3Vである。リード・サ
イクルが生じると、選択されたメモリ・セルは選択され
たメモリ・セル内に記憶されたデータ・ビットを差動的
にビット・ライン対上に乗せ、このときリード・サイク
ルの差電圧は100mV以下である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ライト・サイクルが完
了すると、リード・サイクルが開始し、ライト・サイク
ル終了時にビット・ライン対上に残った差電圧は、続く
リード・サイクル中にデータが誤ってメモリに書き込ま
れないように低レベルまで減圧しなければならない。リ
ード・サイクルが必要以上に延長しないように、ビット
・ライン対上の差電圧も急速に減圧しなければならない
。このプロセスは、書き込み回復(write rec
overy)と呼ばれる。書き込み回復とは、ビット・
ライン対の第1ビット・ラインをそのビット・ライン対
の第2ビット・ラインに結合させ、それぞれのビット・
ラインの電圧が互いに均等になる(以下「等化」という
)ようにするか、あるいは両方のビット・ラインを通常
5Vの電源電圧端子VDDである基準電圧に結合させる
(以下「プリチャージ」という)のいずれか、もしくは
その両方からなる。しかし、たとえこれが実現できたと
しても、書き込み回復は、データが上書きされないよう
に、かつ正しいデータがリード・サイクル中にすばやく
検出されるように、ビット・ライン対の第1および第2
ビット・ラインの電圧を十分均等にしなければならない
【0003】一般に、書き込み回復は、ビット・ライン
負荷として知られる回路により実現され、これらの回路
は各ビット・ライン対上に配置される。ライト・サイク
ル終了時に、ビット・ライン負荷はビット・ライン対の
第1ビット・ラインを第2ビット・ラインに結合させる
か、あるいは各ビット・ラインをVDDなどの電源電圧
端子に結合させるか、もしくはその両方を行う。バイポ
ーラCMOS(BICMOS)技術が利用できる場合、
CMOSトランジスタより高速なバイポーラ・トランジ
スタを利用して、対応するビット・ライン対をプリチャ
ージすることができる。プリチャージ電圧は、VDDの
ようなベース・バイアス信号から該当するバイポーラ・
トランジスタのベース・エミッタ間電圧(VBE)を差
し引いた値に等しい。
【0004】しかし、ライト・サイクル中には、選択さ
れたメモリ・セルの内容を上書きするため、データ入力
バッファは比較的大きな差信号をビット・ラインに与え
る。この差電圧は3Vを越えることがある。ビット・ラ
イン負荷のバイポーラ・トランジスタのベースに加えら
れるバイアス信号は、ライト・サイクル中は低論理にな
るので、バイポーラ・トランジスタのベース・エミッタ
接合に大きな逆バイアスが生じることがある。バイポー
ラ・トランジスタは、逆バイアス状態では劣化し、逆バ
イアスが増加するにつれて、劣化の程度も増加する。し
たがって、バイポーラ・トランジスタを使用することは
、トランジスタが経時的な劣化を受け、最後にはメモリ
を破損する結果になりかねないという信頼性の問題に直
面する。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、リード・サ
イクルとライト・サイクルを実行するメモリのブロック
内のおいて差動ビット・ライン対に結合されたビット・
ライン負荷の一例が提供される。このビット・ライン負
荷は、バイアス手段と第1,第2,第3および第4トラ
ンジスタとから構成される。バイアス手段は、ライト・
サイクル中において対応するメモリ・ブロックが選択さ
れた場合に、低論理電圧で等化信号を与え、それ以外の
場合には、高論理電圧で等化信号を与える。第1トラン
ジスタは、第1基準電圧を受け取るコレクタ,前記等化
信号を受け取るベースおよびビット・ラインに結合され
たエミッタを有する。第2トランジスタは、前記第1基
準電圧を受け取るコレクタ,等化信号を受け取るベース
および相補ビット・ラインに結合されたエミッタを有す
る。第3トランジスタは、第2基準電圧を受け取る第1
電流電極,負の電源電圧端子に結合された制御電極およ
びビット・ラインに結合された第2電流電極を有する。 第4トランジスタは、第2基準電圧を受け取る第1電流
電極,前記負の電源電圧端子に結合された制御電極およ
び相補ビット・ラインに結合された第2電流電極を有す
る。等化信号の高論理電圧から第1トランジスタまたは
第2トランジスタのベース・エミッタ間ダイオード電圧
降下を差し引いた値と、等化信号の低論理電圧との間の
差は、最悪の状態でも少なくとも10年間の平均トラン
ジスタ寿命が得られるように十分小さくなっている。
【0006】
【実施例】図1は、従来技術に従ったビット・ライン負
荷20および制御回路25の部分概略図である。例えば
、Tranによる米国特許第4,866,674号「B
itlinePull−Up Circuit for
 a BICMOS Read/Write Memo
ry」(1989年9月12日開示);Kertisら
による「A 12ns 256K BiCMOS SR
AM 」1989 IEEE Solid State
 Circuits Conference, p18
7 を参照。ビット・ライン負荷20は、「VDD」と
記された正の電源電圧端子に接続されたコレクタ,「E
QW」と記された信号を受け取るベースおよび「BIT
LINE」と記された信号を有するビット・ライン23
に結合されたエミッタを有するNPNトランジスタ21
と;VDDに結合されたコレクタ,信号EQWを受け取
るベースおよび「反転BITLINE」と記された信号
を有するビット・ライン24に結合されたエミッタを有
するNPNトランジスタ22とから成る。制御回路25
は、「反転W」と記されたライト信号を受け取る入力端
子と、出力端子とを有するインバータ;および「BS」
と記されたブロック選択信号を受け取る第1入力端子,
インバータ26の出力端子に接続された第2入力端子お
よびEQWを与える出力端子を有するNANDゲート2
7によって構成される。
【0007】信号EQWにより、トランジスタ21,2
2はビット・ライン23,24をプリチャージする。信
号BSが低論理として非アクティブになるか、あるいは
信号反転Wが高論理として非アクティブになることに応
答して、EQWがアクティブになる。BSまたは反転W
が非アクティブとなり、ビット・ライン23,24上の
電圧が実質的に等しくなるまでの間に書き込み回復期間
が生じる。信号BSおよび反転Wの両方がアクティブに
なることに応答してEQWが非アクティブになり、これ
は、ビット・ライン負荷20が置かれたメモリ・ブロッ
クに対するライト・アクセスを示す。EQWがアクティ
ブになると、トランジスタ21,22は対応するビット
・ライン、すなわちビット・ライン23またはビット・
ライン24それぞれの電圧をEQW以下のベース・エミ
ッタ間しきい電圧(VBE)まで上昇させる。また、一
般に、ビット・ライン23とビット・ライン24(図1
には図示せず)との間に結合されたMOSトランジスタ
は導通状態となり、ビット・ライン23,24間の電圧
を等化させる。ビット・ライン負荷20はバイポーラ・
トランジスタ21,22を利用しているので、ライト・
サイクル終了後にビット・ラインに電圧をプリチャージ
するスピードは、CMOSトランジスタを利用する場合
よりも改善される。
【0008】しかし、ビット・ライン負荷20には問題
がある。書き込み回復期間中、ビット・ライン負荷20
は、ほぼ(EQW−VBE)に等しい電圧をビット・ラ
イン23,24に与える。しかし、ライト・サイクル中
に、EQWは低論理となる。一般にCMOSトランジス
タを用いて構成されるNANDゲート27は、「VSS
」と記されている負の電源電圧(通常0V)に非常に近
い低論理のEQWを与える。従って、トランジスタ21
またはトランジスタ22のエミッタとベースとの間に大
きな逆バイアスが生じる。最大逆バイアスを「VRBM
AX 」と表すと、VRBMAX   =  EQW 
 −  VBE−  VSS      (1)となる
。EQWが5Vに等しい場合、VBEは0.7Vに等し
く、VSSは0Vに等しく、VRBMAX は4.3V
に等しくなる。時間的には、この大きな逆バイアスを継
続的に印加することにより、トランジスタ21またはト
ランジスタ22が破損し、その結果、メモリ全体が破損
することになりかねない。電子的には、PN接合にかか
る大きな逆バイアスにより、ホット・キャリア注入が上
層の酸化物に生じ、その結果、接合性能が低下する。こ
れについては、例えば、Burnett およびHu共
著による「Hot−Carrier Degradat
ion in Bipolar Transistor
s at 300  and110K − Effec
t on BiCMOS Inverter Perf
ormance IEEE Transactions
 on Electron Device, vol.
 37, no. 4, April 1990, p
p.1171−1173を参照。ホット・キャリア注入
量は、逆バイアスが生じる時間に比例する。VRBMA
X の大きさは、所定の最悪状態において、トランジス
タの平均寿命に対して逆半対数の関係にある。つまり、
VRBMAX が直線的に減少すると、平均寿命は指数
関数的に増加する。VRBMAX が4.3Vのとき、
ビット・ライン負荷20のトランジスタ平均寿命はきわ
めて短くなる。  図2は、本発明を取り入れたメモリ
30のブロック図である。図2は、本発明を理解する上
で関係のある特徴を示しているが、その他の特徴につい
ては省略してある。概して、メモリ30はブロック・プ
リデコーダ(blockpredecoder)31,
行デコーダ32,入出力部33およびメモリ・ブロック
部34からなる。入出力部33は、リード/ライト論理
ブロック35,列プリデコーダ36,グローバル・デー
タ・ライン負荷部37,データ出力バッファ38および
データ入力バッファ39からなる。メモリ・ブロック部
34は、複数のメモリ・ブロックからなり、図示の実施
例では、メモリ・ブロック部34は16のメモリ・ブロ
ック40〜55からなっている。
【0009】ブロック・プリデコーダ31は、「アドレ
ス」と記された複数のアドレス信号のうち第1部分を受
け取り、それに応答して、「A8」,「反転A8」,「
BP0〜BP3」,「BP4〜BP7」および「BP8
〜BP15」と記されたプリデコード化されたブロック
信号を与える。特定のメモリ・ブロックは独自の組み合
わせのプリデコード化されたブロック信号を受け取り、
この独自の組み合わせによりいつブロックを選択するか
が決まる。偶数番号のメモリ・ブロックは、反転A8を
受け取り、奇数番号のメモリ・ブロックはA8を受け取
る。メモリブロック40と41,42と43,44と4
5,46と47,48と49,50と51,52と53
および54と55は、信号BP8,BP9,BP10,
BP11,BP12,BP13,BP14およびBP1
5をそれぞれ受け取る。偶数番号のメモリ・ブロックは
BP0〜BP3を受け取り、奇数番号のメモリ・ブロッ
クはBP4〜BP7を受け取って、さらにデコードする
。行デコーダ32は、「アドレス」の第2部分を受け取
り、それに応答して、「RS0〜RS63」と記された
行選択信号を与える。RS0〜RS63は、各メモリ・
ブロックに与えられる。
【0010】リード/ライト論理ブロック35は、入力
として、「反転E」と記されたイネーブル信号および「
反転W」と記されたライト信号を受け取る。リード/ラ
イト論理ブロック35は、それに応答して、各メモリ・
ブロック40〜55に対し「反転WRT」と記されたラ
イト信号を与え、かつデータ出力バッファ38とデータ
入力バッファ39とに対して「CSWE」と記された制
御信号を与える。反転WRTは、ライト・サイクルが進
行中であることを示すバッファされた信号である。CS
WEは、リード・サイクルまたはライト・サイクルが進
行中であることを示す信号である。列プリデコーダ36
は、「アドレス」の第3部分を受け取り、それに応答し
て、「CPR0〜CPR7」および「CPW0〜CPW
7」と記された複数のプリデコード化された列信号を与
える。グローバル・データ・ライン負荷37は、「RG
DL0〜RGDL7」および「反転RGDL0〜反転R
GDL7」と記された8つの差動グローバル・データ・
ライン対のそれぞれに結合する。グローバル・データ・
ライン負荷37は、それに応答して、「PREDATA
0〜PREDATA7」および「反転PREDATA0
〜反転PREDATA7」と記された信号を与える。 データ出力バッファ38は、PREDATA0〜PRE
DATA7および反転PREDATA0〜反転PRED
ATA7に結合し、それに応答して、「DATA」と記
された複数のデータ信号を与える。DATA中の信号の
数は、グローバル・データ・ライン対の数に対応する。 ここでは、DATAには8つのデータ信号があることに
なる。しかし、メモリ30によって与えられるデータ・
ビットの数は、実施例に応じて変わるため、DATA中
のデータ信号の数は、任意である。データ入力バッファ
39は、DATAを受け取り、それに応答して、「WG
DL0〜WGDL7」および「反転WGDL0〜反転W
GDL7」と記された8つのライト・データ・ライン信
号対を与える。
【0011】図2は、本発明が動作するメモリの動作を
理解する上で有用である。メモリ30は、リード・サイ
クルとライト・サイクルとを実行することができる。メ
モリ30は、16のブロックから構成され、各ブロック
は256の行と64の列とから構成される。行デコーデ
ィングとみなすことができる機能は、アドレスの第1部
分を利用して1つのブロックをアクティブにし、そのブ
ロック中の1つのローカル・ワード・ラインをアクティ
ブにする。したがって、行デコーディングにより、メモ
リ(30)中の4096ローカル・ワード・ラインのう
ち1つをデコードする。行でコード機能は、ブロック・
プリデコーダ31および行デコーダ32からなる。RS
0〜RS63およびブロック・プリデコーダ31から受
け取った複数のプリデコード化されたブロック信号に応
答して、ローカル・ワード・ラインはアクティブになっ
たメモリ・ブロック内においてアクティブとなる。列デ
コーディングは、アクティブになったローカル・ワード
・ライン上の64のビット・ライン対のうち8つのビッ
ト・ライン対をデコードする。行に冗長性を与えること
もできるが、図2では示されていない。メモリ30の構
成は、行デコーディングおよび列デコーディングそれぞ
れについて利用するアドレス部分を変更するなど、さま
ざまな実施例において変更できる。
【0012】リード・サイクル中、信号反転Eがアクテ
ィブになり、信号反転Wが非アクティブになる。リード
/ライト論理ブロック35は、信号反転WRTとCSW
Eとを非アクティブに維持する。ブロック・プリデコー
ダ31は、アドレスの第1部分に応答して、信号A8,
反転A8およびBP0〜BP15を選択的にアクティブ
にする。行デコーダ32は、アドレスの第2部分に応答
して、RS0〜RS63の行選択信号の1つをアクティ
ブにする。プリデコード化された信号A8,反転A8お
よびBP8〜BP15群からの対応する信号によって選
択されたメモリ・ブロックは、RS0〜RS63のうち
アクティブな行選択信号と共に、残りのプリデコード化
された信号BP0〜BP7を利用して、1つのローカル
・ワード・ラインをアクティブにする。次に、選択され
たブロック内で、アクティブになったローカル・ワード
・ライン上の各メモリ・セルがその内容を対応する差動
ビット・ライン対上に乗せる。さらに、CPR0〜CP
R7を用いて、ビット・ライン対において列デコーディ
ングが行われる。進行中のサイクルの種類によって、ど
の信号がアクティブになるか、すなわち、リード・サイ
クルについてはCPR0〜CPR7のうちのいずれか、
またライト・サイクルについてはCPW0〜CPR7の
うちのいずれか1つがアクティブになるかが決まる。リ
ード・サイクル中に、CPR0〜CPR7のうちいずれ
か1つの信号がアクティブになり、選択されたメモリ・
ブロック内の8つのビット・ライン対のうち1つを選択
し、対応するグローバル・データ・ライン対上に出力す
る。これにより、CPR0〜CPR7は64ビット・ラ
インのうち8つをデコードする。最後に、8つのビット
・ライン対が選択される。したがって、選択されたメモ
リ・セルは、アクティブになったメモリ・ブロック内の
アクティブになったローカル・ワード・ラインと選択さ
れたビット・ライン対との交点に配置される。
【0013】8つの選択されたビット・ライン対のそれ
ぞれの差電圧は、グローバル・データ・ライン負荷37
により受け取られ、検出される。このグローバル・デー
タ・ライン負荷37は、メモリブロックの出力、すなわ
ち差電流、を信号PREDATA0〜PREDATA7
および反転PREDATA0〜反転PREDATA7の
差電圧に変換する。PREDATA0〜PREDATA
7および反転PREDATA0〜反転PREDATA7
として差動的に表されるデータ・ビットは、データ出力
バッファ38により外部からメモリ(30)に与えられ
る。
【0014】ライト・サイクル中、データの流れは実質
的に逆になる。データ入力バッファ39がDATAを受
け取り、それに応答して、対応するライト・グローバル
・データ・ライン対にそれぞれデータ・ビットを差動的
に与える。メモリ30は各アクセスについて8データ・
ビットを記憶または出力するように構成されているので
、DATAは8つの差動ライト・グローバル・データ・
ライン対WGDL0〜WGDL7および反転WGDL0
〜反転WGDL7に与えられる。列プリデコーダ36か
らの信号CPW0〜CPW7を選択されたメモリ・ブロ
ック内で用いて、列デコードを行い、8つのライト・グ
ローバル・データ・ラインを8つのビット・ライン対に
結合させる。ライト・サイクル中、CPW0〜CPW7
のうち1つの信号がアクティブになり、選択されたメモ
リ・ブロック内で8つのビット・ライン対のうち1つを
選択し、対応するグローバル・データ・ライン対上に出
力する。これにより、CPW0〜CPW7が64ビット
・ラインのうち8ラインをデコードする。ローカル・ワ
ード・ラインのデコードは、リード・サイクルの場合と
同様に行われる。ビット・ライン対上に生じたる差電圧
は、選択されたメモリ・セルの内容を上書きするため、
リード・サイクルの場合よりもライト・サイクルの場合
の方がはるかに大きい。
【0015】図3は、図2のメモリ30のメモリ・ブロ
ック50の一部のブロック図である。メモリ・ブロック
50は、ローカル・ワード・ライン・ドライバ・ブロッ
ク60,列デコーダ62,制御信号発生回路64および
メモリ・アレイ66によって構成される。ローカル・ワ
ード・ライン・ドライバ・ブロック60は、入力行選択
信号RS0〜RS63,ブロック信号BP0〜BP3,
BP13および反転A8に応答して、代表的なローカル
・ワード・ライン71を含む256のローカル・ワード
・ライン信号を与える。さらに、このドライバ・ブロッ
ク60は、BP13および反転A8に応答して、「BS
」と記されたブロック選択信号を与える。メモリ・アレ
イ66は、ローカル・ワード・ラインとビット・ライン
対との各交点において、複数のメモリ・セルによって構
成される。図3において、代表的なメモリ・セル70は
、ローカル・ワード・ライン71と、「BL」と記され
た信号を与えるビット・ライン72および「反転BL」
と記された信号を与えるビット・ライン73からなるビ
ット・ライン対との交点に配置される。ビット・ライン
72,73は列デコーダ62に結合される。また、列デ
コーダ62は「WLOC」と記された信号とBSとを受
け取る。WLOCとは、ビット・ライン72,73上の
メモリ・セルの列アドレスに対応する、「WLOC0〜
WLOC7」(図3には図示せず)と記された信号群の
内の1つの信号である。WLOCは、この事実を強調す
るために、汎用的に示されたものである。ビット・ライ
ン72,73に結合されているのは、ビット・ライン負
荷74であり、この負荷74は入力としてEQBIAS
,EQLOCおよびWLOCを受け取る。制御回路64
は、信号EQBIASおよびCPWを受け取り、信号E
QLOCおよびWLOCを与える。CPWは、ビット・
ライン72,73上のメモリ・セルの列アドレスに対応
する、信号群CPW0〜CPW7(これらはメモリ・ブ
ロックに入る)のうちの1つの信号である。CPWは、
この事実を強調するために、汎用的に示されたものであ
る。他の制御回路は、信号群CPW0〜CPW7のうち
その他の対応するプリデコード化された列信号を受け取
る。列デコーダ62は、8つの信号CPR0〜CPR7
を受け取り、メモリ・アレイ66中の各ビット・ライン
対に結合し、8つのリード・グローバル・データ・ライ
ン対(図3には図示せず)に結合する。図3では、RG
DL0を与える第1リード・グローバル・データ・ライ
ン80と反転RGDL0を与える第2リード・グローバ
ル・データ・ライン80とが列デコーダ62の出力に結
合されてなるリード・グローバル・データ・ライン対、
およびWGDL0を与える第1リード・グローバル・デ
ータ・ライン82と反転WGDL0を与える第2ライト
・グローバル・データ・ライン83とが列デコーダ62
の入力に結合されてなるライト・グローバル・データ・
ライン対が示されている。
【0016】動作中、メモリ・ブロック50は、プリデ
コードされた信号反転A8とBP13をアクティブにす
ることにより選択される。反転A8とBP13とがアク
ティブになると、ローカル・ワード・ライン・ドライバ
60が信号BSをアクティブにして、選択されたビット
・ライン負荷をアクティブにし、列デコーダ62によっ
て実行される列デコードをアクティブにする。メモリ・
ブロック50が選択されると、ローカル・ワード・ライ
ン・ドライバ・ブロック60は、RS0〜RS63およ
び8つの別のプリデコードされたブロック信号BP0〜
BP7に応答して、256ワード・ラインのうち1つを
与える。リード・サイクルにおいて、メモリ・ブロック
50が選択され、ローカル・ワード・ライン・ドライバ
・ブロック60がローカル・ワード・ライン71をアク
ティブにすると、メモリ・セル770はそこに記憶され
たデータ・ビットをビット・ライン72,73に差動的
に結合する。ビット・ライン負荷74は、ビット・ライ
ン72,73に対してアクティブ・プルアップを行う。 バイナリ1がメモリ・セル70に記憶されると、正の差
電圧がBLと反転BLとの間に生じる。バイナリ0がメ
モリ・セル70に記憶されると、負の差電圧がBLと反
転BLとの間に生じる。いずれの場合でも、メモリ・セ
ル70のトランジスタは、ビット・ライン負荷74によ
って与えられる電圧を減圧させるのに十分なゲート・サ
イズを有しており、そのため差電圧は列デコーダ62に
よって認識できるようになる。つぎに、列デコーダ62
は、各リード・グローバル・データ・ライン対に対して
1対のビット・ラインをデコードする。各選択されたビ
ット・ライン対は、対応するリード・グローバル・デー
タ・ライン対に結合され、対応する選択されたメモリ・
セルに記憶された情報は検出され、対応するリード・グ
ローバル・データ・ライン上に差電流として与えられる
【0017】ライト・サイクルにおいて、データは8つ
のライト・グローバル・データ・ライン対から対応する
選択されたメモリ・セルに差動的に与えられる。デコー
ドはリード・サイクルの場合と同様にして行われるが、
データはライト・サイクル中に、信号WGDL0と反転
WGDL0とを与えるライト・グローバル・データ・ラ
イン82,83から列デコーダ62によって受け取られ
る。リード・サイクルとライト・サイクルとの間の主要
な相違点は、リード・サイクル中には小さな差電圧がビ
ット・ライン対上に生じるが、ライト・サイクル中には
、列デコーダ62により大きな差電圧がビット・ライン
対上に生じることである。ライト・サイクル中にビット
・ライン対上に生じる電圧は、対応すメモリ・セルに記
憶されたビットを上書きするのに十分な大きさでなけれ
ばならないが、ビット・ライン負荷は、ライト・サイク
ル後に、ビット・ライン上の電圧を十分にプリチャージ
して等化することにより次のリードサイクルに支障をき
たさないようにしなければならない。
【0018】図4は、メモリ30で使用するビット・ラ
イン負荷74、およびビット・ライン負荷74をバイア
スするNPNトランジスタ101,102および抵抗器
105の概略図を示す。ビット・ライン負荷74は、N
PNトランジスタ103,104;抵抗器105;およ
びPチャンネル・トランジスタ106,107,108
によって構成される。トランジスタ101は、VDDに
接続されたコレクタ,信号EQBIASを受け取るベー
スおよびノード110に接続されたエミッタを有する。 トランジスタ102は、VDD接続されたコレクタ,信
号BQBIASを受け取るベースおよびノード111に
接続されたエミッタを有する。トランジスタ103は、
ノード110に接続されたコレクタ,信号EQLOCを
受け取るベースおよびビット・ライン72に接続された
エミッタを有する。トランジスタ104は、ノード11
0に接続されたコレクタ,信号EQLOCを受け取るベ
ースおよびビット・ライン73に接続されたエミッタを
有する。抵抗器105は、VDDに接続された第1端子
およびノード110に接続された第2端子を有する。ト
ランジスタ106は、ノード111に接続されたソース
,VSSに接続されたゲートおよびビット・ライン72
に接続されたドレインを有する。トランジスタ107は
、ノード111に接続されたソース,VSSに接続され
たゲートおよびビット・ライン73に接続されたドレイ
ンを有する。トランジスタ108は、ビット・ライン7
2に接続された第1電流電極,信号WLOCを受け取る
ゲートおよびビット・ライン73に接続された第2電流
電極を有する。トランジスタ108のどの電流電極がソ
ースとして機能するか、またどの電流電極がドレインと
して機能するかは、ビット・ライン72,73のそれぞ
れの電圧によって決まる。
【0019】基本動作において、ビット・ライン負荷7
4は2つの機能を果たす。まず第1に、ビット・ライン
負荷74はビット・ライン72,73の両方に対してア
クティブ・プルアップを行い、リード・サイクル中に電
圧BL,反転BLが正しく発生するようにする。リード
・サイクル中に、トランジスタ103,104は、差電
流に応答して、ビット・ライン72,73に電圧を与え
る。さらに、トランジスタ106,107(これら2つ
のトランジスタは常に導通状態である)は、ビット・ラ
イン72,73を若干プルアップする。トランジスタ1
08も、リード・サイクル中に導通状態となり、差電圧
を低レベルに制限する。ただし、ここでいう低レベルと
は、検出できるレベルのことである。第2の機能として
は、ビット・ライン負荷74は、書き込み回復期間中に
、ビット・ライン72,73の電圧を等化し、プリチャ
ージする。書き込み回復は、ライト・サイクルからリー
ド・サイクルに遷移する際に生じる。プリチャージは、
所定の電圧をビット・ライン72,73に与えるトラン
ジスタ103,104によって行われ、等化はビット・
ライン72,73を互いに結合させるトランジスタ10
8によって行われる。トランジスタ103,104,1
08の動作により、ビット・ライン72,73の電圧は
、書き込み回復期間終了時点で実質的に等しくなる。ビ
ット・ライン負荷74は図1のビット・ライン負荷20
を改善したものである。これは、バイポーラ・トランジ
スタ103,104にかかる最悪ケースの逆バイアスが
所定の電圧に制限され、この所定の電圧により、最悪の
状態でもトランジスタは許容できる平均寿命が得られる
ためである。
【0020】具体的には、トランジスタ101は、信号
EQBIASの電圧以下のベース・エミッタ間ダイオー
ド電圧降下(VBE)の電圧、すなわち(EQBIAS
−VBE)をノード110に与える。同様に、トランジ
スタ102は(EQBIAS−VBE)に等しい電圧を
ノード111に与える。ここで、ベース・エミッタ間ダ
イオード電圧降下VBEは、全てのトランジスタに対し
て等しいものと仮定することに注目されたい。現実には
、バイポーラ・トランジスタのエミッタ・サイズより、
トランジスタのVBEが部分的に決まる。しかし、さま
ざまなトランジスタのVBEのばらつきは、本発明に影
響を与えるものではない。EQBIASはVDDよりい
くぶん低めに設定され、VDDのばらつきとは実質的に
無関係に行われる。VDDが約5Vの場合、EQBIA
Sは約4.2Vに設定される。トランジスタ101のV
BEが0.7Vの場合、ノード110の電圧は約3.5
Vに等しい。
【0021】書き込み回復期間中、トランジスタ103
,104はビット・ライン72,73の電圧を(EQL
OC−VBE)まで増加させる。信号EQLOCは、リ
ード・サイクル中には約EQBIASのレベルで与えら
れる。EQLOCは、対応するメモリ・ブロックがライ
ト・サイクル中に選択されると、VSS以上の約2VL
LLBEの低論理レベルでで非アクティブになり、それ
以外の場合には、約EQBIASの高論理レベル、すな
わち約4.2Vでアクティブとなる。トランジスタ10
3,104にかかる最大逆バイアス電圧(VRBMAX
 )、VRBMAX X  =  BL(HIGH)−
EQLOC(LOW)  (2)すなわち約3.5  
−  1.4  =  2.1Vがライト・サイクル中
に生じる。VBEが0.7Vに等しく、かつVSSが0
Vに等しい場合、VRBMAX は約2.1Vに等しく
なり、これは図1の従来のビット・ライン負荷20のレ
ベルよりはるかに小さいレベルである。
【0022】トランジスタ101および抵抗器105に
よってノード110に与えられる電圧は、いくつかのビ
ット・ライン負荷間で分配してもよい。同様に、トラン
ジスタ102によりノード111に与えられる電圧もい
くつかのビット・ライン負荷間で分配してもよい。した
がって、ビット・ライン負荷74は、ビット・ライン負
荷回路を等価的に表したものであり、各ビット・ライン
負荷に固有の全ての構成要素を表すものではない。好適
な実施例では、ノード110は64のビット・ライン負
荷によって共有されている。ノード110の電圧は、ブ
ロック50内の8つの同一の回路によって与えられ、こ
れらの回路それぞれはトランジスタ101および抵抗器
105に相当する構成要素を有する。ノード111の電
圧は図2の16個全てのメモリ・ブロック40〜55の
間で共有されており、各メモリ・ブロックが同一の回路
を成し、この回路はノード111に接続されたエミッタ
を有するトランジスタ102に相当するトランジスタか
ら成っている。
【0023】トランジスタ101と抵抗器105とを組
み合わせてノード110に電圧を与えることは、セルフ
・ブースト(self−boosting) を防ぐと
いう好ましい効果が得られる。セルフ・ブーストは、バ
イポーラ・トランジスタのベース電圧が急速に上昇する
とき生じ、この場合、エミッタが容量の高い負荷に結合
されることになる。ベース・エミッタPN接合は、関連
接合容量を有する。ベース電圧が急速に上昇すると、大
きなベース・エミッタ間電圧が生じる(これは、容量の
高い負荷が急速な昇圧に抵抗するためである)。PN接
合の容量は、VBEが1ダイオード電圧降下を上回ると
、大幅に上昇する。したがって、エミッタ電圧が上昇す
るにつれて、ベース・エミッタ接合容量はベース電圧レ
ベルを上昇させる。セルフ・ブーストは、ベースのチャ
ージを低減することにより阻止することができる。ベー
スのチャージを低減する1つの方法として、ベース・コ
レクタ間ダイオードを順方向バイアスすることにより、
トランジスタを飽和状態にする方法がある。トランジス
タ101および抵抗器105は、大きなコレクタ電流が
(書き込み回復中に)流れる際に、トランジスタ103
,104のコレクタ電圧を減圧することにより、トラン
ジスタ103,104のベースに対するセルフ・ブース
トの影響を低減させる。抵抗器105は、実質的に電流
が流れない(これはEQLOCが低論理のときに生じる
)場合に、ノード110の電圧をVDDにする。実際に
は、小さな逆飽和電流が流れるが、抵抗器105のサイ
ズを正しく設定しておけば、この電流は無視できる。E
QLOCが高論理に変化すると、トランジスタ103ま
たはトランジスタ104のいずれかがアクティブとなる
。これは、そのベース・エミッタ接合が低電圧でビット
・ラインに順方向バイアスされ、かつそのベース・コレ
クタ接合が逆方向バイアスされるからである。ノード1
10に流れるコレクタ電流が与えられる。適切な電流で
あれば、ノード110の電圧は、抵抗器105のIR降
下により降下し始める。しかし、トランジスタ101は
、ノード110の電圧が(EQBIAS−VBE)以下
に低下するすることを防ぐ。トランジスタ103または
トランジスタ104のベース電圧が(EQBIAS−V
BE)以上の1ダイオード電圧降下分だけ上昇すると、
過剰ベース・チャージがベース・コレクタ間ダイオード
を介してディスチャージし、セルフ・ブーストは停止す
る。トランジスタ103のコレクタ電流が低下するにつ
れて、抵抗105はトランジスタ103のコレクタ電圧
を上昇させ、トランジスタ103を非飽和状態にする。
【0024】図3に戻って、図4のトランジスタ103
,104のベース・エミッタ接合に対する逆バイアス源
は2つあることがわかる。1つは、上述のように、逆バ
イアスはライト・サイクル中に生じることがある。ビッ
ト・ライン72,73の電圧は、プリチャージが完了す
ると(EQLOC−VBE)になる。ライト・サイクル
中に、EQLOCは低論理電圧として与えられる。その
ため、EQLOCの高論理電圧と低論理電圧との間の差
は、所定の電圧まで限定して、最悪の状態においても許
容できるトランジスタの寿命を確保しなければならない
。第2に、ライト・サイクル中に、図2のデータ入力バ
ッファ39が、記憶すべきデータ・ビットをライト・グ
ローバル・データ・ライン対上に差動的に与えることで
ある。列デコーダ62は、プリデコードされた信号WL
OC0〜WLOC7を用いてライト・グローバル・デー
タ・ライン対を選択されたビット・ライン対に結合させ
る。最悪の場合のベース・エミッタ間逆バイアスがEQ
LOCによって設定される所定の電圧以下になるように
するため、図2のデータ入力バッファ39は、ライト・
グローバル・データ・ラインの高論理電圧、例えばWG
DL0または反転WGDL0を(EQLOC−VBE)
に限定する。ここで、列デコーダ62は、ライト・グロ
ーバル・データ・ラインをビット・ライン対に結合する
場合、この電圧を若干減圧することに注意されたい。
【0025】制御信号EQLOC,WLOCおよびその
他の関連信号の典型的な波形を図5に示す。図示の信号
は、WLOC,EQBIAS,BL,反転BLおよびE
QLOCである。図5は、各信号の電圧の経時変化を示
す。横軸の「t1」と記された点は、ライト・サイクル
とリード・サイクルとの間の近似的な時間的分岐点を示
す。t1以前では、ライト・サイクルが進行中であり、
t1と「t2」と記された時点との間は書き込み回復期
間である。EQBIASは約4.2Vで一定である。ラ
イト・サイクル中に、BLと反転BLとの間に電圧が生
じる。上述のように、BL,反転BLの電圧は、図2の
データ入力バッファ39によりライト・グローバル・デ
ータ・ラインに与えられ、これらのライト・グローバル
・データ・ラインは図3の列デコーダ62に結合され、
ビット・ライン対を結合する。図示の例では、バイナリ
1がBLと反転BLとの間の正の差電圧として与えられ
ている。BLは約3.5Vであり、反転BLは、VSS
以上の約1VBE、すなわち約0.7Vである。したが
って、約2.8Vの差電圧があり、この電圧は、選択さ
れたメモリ・セルがライトサイクル中に上書きされる場
合に高速データ転送を確保するのに十分である。EQL
OCのレベルは、(VSS  +  2VBE)、すな
わち約1.4Vである。書き込み回復期間が始まると、
EQLOCはt1で上昇し始める。EQLOCが上昇す
るにつれて、反転BLも上昇する。同時に、WLOCは
非アクティブになり、そのため図4のトランジスタ10
8は導通状態になり、ビット・ライン72,73を互い
に結合させる。反転BLの電圧は、「t2」と記された
時点においてこの電圧がBLの電圧とほぼ等しくなるま
で上昇する。「VRB103 」と記された最大逆バイ
アスは、この場合、トランジスタ103において生じる
。図示の実施例では、VRB103 は、3.5  −
  1.4  =  2.1Vである。従って、VRB
103 は、図1の従来のビット・ライン負荷20に伴
うVRBMAX   =  4.3Vよりもはるかに小
さい。EQLOCに対して選ばれた高論理電圧および低
論理電圧,トランジスタ106、107(図4に図示)
のソース電圧およびデータ入力バッファ39(図2に図
示)によって与えられる電圧(この電圧は最終的に対応
するビット・ラインに結合される)により、約2.1V
の最悪ケースの逆バイアスが確保され、最悪の状態にお
いても少なくとも10年間の平均トランジスタ寿命が保
証される。また、EQLOCの高論理電圧および低論理
電圧により、ライト・サイクルにおいて高速データ転送
が確保される。最悪状態は、所定のメモリ・セルがVD
Dの最大規定電圧および最小規定温度で連続的に書き込
まれる場合に生じる。ここで、より小さい最悪ケースの
逆バイアス電圧を選ぶことによりその他のトランジスタ
寿命も確保できることに注目されたい。
【0026】図6は、図4のビット・ライン負荷ととも
に使用する制御信号発生回路64の部分的な概略図であ
る。回路64は、NANDゲート121,Nチャンネル
・トランジスタ135,136,137,抵抗器138
,Pチャンネル・トランジスタ139,NPNトランジ
スタ140,141,142,143,Nチャンネル・
トランジスタ144,Pチャンネル・トランジスタ14
5およびインバータ146によって構成される。NAN
Dゲート121は、Pチャンネル・トランジスタ131
,132およびNチャンネル・トランジスタ133,1
34によって構成される。
【0027】トランジスタ131は、EQBIASに接
続されたソース,信号BSを受け取るゲートおよびNA
NDゲート121の出力端子となるドレインを有する。 トランジスタ132は、EQBIASに接続されたソー
ス,「CPW」と記された信号を受け取るゲートおよび
トランジスタ131のドレインに接続されたドレインを
有する。トランジスタ133は、トランジスタ131の
ドレインに接続されたドレイン,信号BSを受け取るゲ
ートおよびソースを有する。トランジスタ132は、ト
ランジスタ133のソースに接続されたドレイン,信号
CPWを受け取るゲートおよびVSSに接続されたソー
スを有する。トランジスタ135は、ドレイン,信号B
Sを受け取るゲートおよびソースを有する。トランジス
タ136は、トランジスタ135のソースに接続された
ドレイン,信号CPWを受け取るゲートおよびソースを
有する。トランジスタ137は、トランジスタ136の
ソースに接続されたドレイン,トランジスタ131のド
レインに接続されたゲートおよびVSSに接続されたソ
ースを有する。抵抗器138は、EQBIASに接続さ
れた第1端子およびEQLOCを与える第2端子を有す
る。 トランジスタ139は、EQBIASに接続されたソー
ス,信号WLOCを受け取るゲートおよび抵抗器138
の第2端子に接続されたドレインを有する。トランジス
タ140は、VDDに接続されたコレクタ,トランジス
タ131のドレインに接続されたベースおよび抵抗器1
38の第2端子とトランジスタ139のドレインとに接
続されたエミッタを有する。トランジスタ141は、ト
ランジスタ140のエミッタに接続されたコレクタ,抵
抗器138の第2端子とトランジスタ139のドレイン
とに接続されたベースおよびトランジスタ135のドレ
インに接続されたエミッタを有する。トランジスタ14
2は、トランジスタ141のエミッタに接続されたコレ
クタ,トランジスタ137のドレインに接続されたベー
スおよびVSSに接続されたエミッタを有する。トラン
ジスタ143は、VDDに接続されたコレクタ,トラン
ジスタ131のドレインに接続されたベースおよびエミ
ッタを有する。トランジスタ144は、トランジスタ1
41のエミッタに接続された第1電流電極,VDDに接
続されたゲートおよびトランジスタ143のエミッタに
接続された第2電流電極を有する。トランジスタ145
は、VDDに接続されたソース,信号WLOCを受け取
るゲートおよびトランジスタ143のエミッタに接続さ
れたドレインを有する。インバータ146は、トランジ
スタ143のエミッタに接続された入力端子および信号
WLOCを与える出力端子を有する。
【0028】回路64は、まず入力信号間で確立される
論理関係により、さらに図6に示す構成要素の機能のし
かたにより理解することができる。BSは、対応するビ
ット・ライン対が配置されるブロックがアクティブにな
ると高論理になる信号である。CPWは、対応するビッ
ト・ライン対に対する書き込みが生じると高論理になる
信号であり、信号群CPW0〜CPW7のうち1つに相
当する。トランジスタ140のエミッタで与えられるE
QLOCは、信号BSとCPWとの間の論理NANDで
ある。一方、WLOCはCPWとBSとの間の論理NA
NDの反転として、すなわちBSとCPWとの論理AN
Dとして与えられる。WLOCはCMOSレベルで与え
られ、その高論理は約VDDであり低論理は約VSSで
あるが、EQLOCは高論理は約EQBIASで、低論
理は約VSS+2VBEで与えられる。上述のように、
EQLOCの低論理電圧を制限することにより、図4の
トランジスタ103,104の平均寿命が向上する。
【0029】NANDゲート121の出力端子は、トラ
ンジスタ131のドレインによって与えられる。NAN
Dゲート121の出力端子が高論理の場合、トランジス
タ140のベース・エミッタ接合は順方向にバイアスさ
れて、EQLOCを高論理にする。NANDゲート12
1の出力が高論理の場合、トランジスタ131またはト
ランジスタ131のいずれか、またはその両方が導通状
態となる。トランジスタ131,132はともに、約4
.2Vの電圧EQBIASに接続されたPチャンネル・
トランジスタであるので、ゲートの低論理電圧によりト
ランジスタは導通状態となる。各トランジスタのドレイ
ン・ソース間電圧VDSは約0Vであり、NANDゲー
ト121の出力端子電圧はほぼEQBIASである。し
たがって、EQLOCの高論理電圧は、ほぼEQBIA
Sである。一方、(EQBIAS−VBE)がインバー
タ146の入力端子に表れ、トランジスタ145により
VDDにラッチされる。この電圧は、インバータ146
により高論理として認識され、インバータ136の出力
端子は低論理に駆動される。トランジスタ139は飽和
状態になり、EQLOCをEQBIASに上昇させる。 つまり、インバータ146とトランジスタ139とは、
弱いラッチを形成し、EQLOCが低論理から高論理に
なるとEQLOCをEQBIASに上昇させる。トラン
ジスタ137は、NANDゲート121の出力により導
通状態になり、トランジスタ142のベースをVSSに
結合させ、トランジスタ142のベース・エミッタ接合
が順方向バイアスされるのを防ぎ、したがって電流がト
ランジスタ141または142に流れ込むのを防ぐ。
【0030】BSおよびCPWが高論理になることによ
りNANDゲート121の出力端子が低論理になると、
EQLOCは約(VSS+2VBE)となる。トランジ
スタ140のベース・エミッタ接合は、逆方向バイアス
され、トランジスタ139は非導通状態になる。トラン
ジスタ135,136はともに導通状態になり、トラン
ジスタ142のコレクタをトランジスタ142のベース
に結合させる。トランジスタ137は非導通状態になる
。 したがって、EQLOCは2つのダイオード接続された
トランジスタ141,142を介してVSSに接続され
る。抵抗器138はバイアス電流を与え、トランジスタ
141,142のベース・エミッタ間ダイオードを順方
向バイアスに維持する。
【0031】WLOCについては、NANDゲート12
1の出力が高論理になると、インバータ146の入力端
子電圧は高論理となり、インバータ146の出力端子は
低論理となる。そして、トランジスタ145は導通状態
となり、インバータ146の入力端子電圧が低論理から
高論理になると、弱いラッチとなる。NANDゲート1
21の出力が低論理になると、トランジスタ143は非
導通状態となる。それから、インバータ146の入力端
子に発生した高電圧により、トランジスタ144は導通
状態となり、トランジスタ142を介してインバータ1
46の入力端子電圧をVSSにディスチャージする。こ
のディスチャージは、電圧がインバータ146のスイッ
チ・ポイント以下になるまで続く。ここで、回路64は
図5に示す波形を与える1実施例にすぎず、その他の回
路も可能であることに注目されたい。
【0032】以上より、改善された書き込み回復および
改善された信頼性を有するメモリを説明してきたことが
明らかであろう。図示の実施例では、メモリは複数のメ
モリ・ブロックからなり、各メモリ・ブロックがローカ
ル・ワード・ラインとビット・ライン対との間の交点に
配置される複数のメモリ・セルを有している。各ビット
・ライン対には、ビット・ライン負荷が結合され、この
ビット・ライン負荷は、第1および第2バイポーラ・ト
ランジスタおよび第3,第4,第5PチャンネルMOS
トランジスタによって構成される。第1および第2バイ
ポーラ・トランジスタは、最悪ケースの逆バイアスが所
定の電圧に限定されるようにバイアスされる。最悪ケー
スの逆バイアスを制限することは、第1および第2トラ
ンジスタのベースをバイアスするために用いる等化信号
の高論理電圧を制限して、等化信号の低論理電圧を最小
にし、かつライト・サイクル中にビット・ラインの高論
理電圧を制限することにより実現できる。最悪ケースの
逆バイアスを印加しても最悪状態の下で第1および第2
トランジスタが所定の平均寿命を確保できるように、所
定の電圧が選ばれる。バイポーラ・トランジスタを用い
ることにより、ビット・ライン負荷は高速書き込み回復
が可能となり、最悪ケースの逆バイアスを制限すること
により信頼性が向上する。
【0033】本発明は好適な実施例に基づき説明してき
たが、本発明は多くの点で変更でき、以上具体的に説明
してきた以外の多くの実施例が可能であることは当業者
には明かである。例えば、本発明は、マイクロプロセッ
サのレジスタ・セットのような別のタイプのメモリ記憶
素子とともに用いることができ、シングル・チップ・メ
モリ用に限定されないものではない。故に、本発明の真
の精神と範中に該当する本発明の全ての変形例は添付の
クレームに含まれるものとする。
【0034】本発明の1例として、1つの実施例におい
て、メモリ(30)のライト・サイクル中にビット・ラ
イン(72)または相補ビット・ライン(73)のいず
れかに与えられる電圧は、等化信号の高論理信号から1
ベース・エミッタ間ダイオード電圧降下を差し引いたレ
ベルを上回らない。
【0035】また、本発明の別の例では、ビット・ライ
ン負荷(74)は、ビット・ライン(72)に結合され
た第1電流電極,第2等化信号を受け取る制御電極およ
び相補ビット・ライン(73)に結合された第2電流電
極を有する第5トランジスタによりさらに構成される。
【0036】本発明の別の例では、第2基準電圧が等化
信号の高論理電圧から第1トランジスタ(103)また
は第2トランジスタ(104)のいずれかの1ベース・
エミッタ間ダイオード電圧降下を差し引いたレベル以下
である。
【0037】本発明のさらに別の例では、第3トランジ
スタ(106)および第4トランジスタ(107)はP
チャンネルMOSトランジスタである。
【0038】さらに、本発明の別の例では、第2基準電
圧が、正の電源電圧端子に結合されたコレクタ,第2バ
イアス信号を受け取るベースおよび第2基準電圧を与え
るエミッタを有する第7トランジスタ(102)によっ
て与えられる。
【0039】また、さらに本発明の別の例では、第1バ
イアス信号が等化信号に実質的に等しく、第2バイアス
信号が第1バイアス信号に実質的に等しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術にしたがったビット・ライン負荷およ
び制御回路の部分的な概略図である。
【図2】本発明を取り入れたメモリのブロック図である
【図3】図2のメモリのメモリ・ブロックの一部のブロ
ック図である。
【図4】図3のメモリ・ブロックに示すビット・ライン
負荷および共通の電圧駆動回路の概略図である。
【図5】図4に関係のある信号のタイミング・チャート
である。
【図6】図4のビット・ライン負荷とともに用いる図3
のビット・ライン負荷制御回路の部分的な概略図である
【符号の説明】
30  メモリ 31  ブロック・プリデコーダ 32  行デコーダ 33  入出力部 35  リード/ライト論理ブロック 36  列プリデコーダ 37  グローバル・データ・ライン負荷部38  デ
ータ出力バッファ 39  データ入力バッファ 40〜55  メモリ・ブロック 60  ローカル・ワード・・ライン・ドライバ62 
 列デコーダ 64  制御信号発生回路 66  メモリ・アレイ 70  メモリ・セル 71  ローカル・ワード・ライン 72,73  ビット・ライン 74  ビット・ライン負荷 80,81  リード・グローバル・データ・ライン8
2,83  ライト・グローバル・データ・ライン10
1,102  NPNトランジスタ105  抵抗器 106,107,108  Pチャンネル・トランジス
タ121  NANDゲート 131,132  Pチャンネル・トランジスタ133
,134  Nチャンネル・トランジスタ135,13
6,137  Nチャンネル・トランジスタ138  
抵抗器 139  Pチャンネル・トランジスタ140,141
,142,143  NPNトランジスタ144  N
チャンネル・トランジスタ145  Pチャンネル・ト
ランジスタ146  インバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード・サイクルおよびライト・サイクル
    を実行するメモリ(30)のブロック(50)内の差動
    ビット・ライン対(72,73)に結合された、改善さ
    れた信頼性を有するメモリ(30)用のBICMOSビ
    ット・ライン負荷(74)であって:ライト・サイクル
    中にメモリ・ブロック(50)が選択されると低論理電
    圧で等化信号を与え、それ以外の場合には高論理電圧で
    前記等化信号を与えるバイアス手段(64);第1基準
    電圧を受け取るコレクタ,前記等化信号を受け取るベー
    スおよびビット・ライン(72)に結合されたエミッタ
    を有する第1トランジスタ(103);前記第1基準電
    圧を受け取るコレクタ,前記等化信号を受け取るベース
    および相補ビット・ライン(73)に結合されたエミッ
    タを有する第2トランジスタ(104);第2基準電圧
    を受け取る第1電流電極,負の電源電圧端子に結合され
    た制御電極および前記ビット・ライン(72)に結合さ
    れた第2電流電極を有する第3トランジスタ(106)
    ;および前記第2基準電圧を受け取る第1電流電極,前
    記負の電源電圧端子に結合された制御電極および前記相
    補ビット・ライン(73)に結合された第2電流電極を
    有する第4トランジスタ(107);によって構成され
    、前記等化信号の前記高論理電圧と前記等化信号の前記
    低論理電圧との間の差が所定の電圧に制限され、この所
    定の電圧により最悪の状態においても所定の平均トラン
    ジスタ寿命が確保されることを特徴とするBICMOS
    ビット・ライン負荷(74)。
  2. 【請求項2】リード・サイクルおよびライト・サイクル
    を実行するメモリ(30)のブロック内の差動ビット・
    ライン対(72,73)に結合されるビット・ライン負
    荷(74)であって;ライト・サイクル中にメモリ・ブ
    ロック(50)が選択されると低論理電圧で等化信号を
    与え、それ以外の場合には高論理で前記等化信号を与え
    るバイアス手段(64);第1基準電圧を受け取るコレ
    クタ,前記等化信号を受け取るベースおよびビット・ラ
    イン(72)に結合されたエミッタを有する第1トラン
    ジスタ(103);前記第1基準電圧を受け取るコレク
    タ,前記等化信号を受け取るベースおよび相補ビット・
    ライン(73)に結合されたエミッタを有する第2トラ
    ンジスタ(104);第2基準電圧を受け取る第1電流
    電極,負の電源電圧端子に結合された制御電極および前
    記ビット・ライン(72)に結合された第2電流電極を
    有する第3トランジスタ(106);および前記第2基
    準電圧を受け取る第1電流電極,前記負の電源電圧端子
    に結合された制御電極および前記相補ビット・ライン(
    73)に結合された第2電流電極を有する第4トランジ
    スタ(107);正の電源電圧端子に結合されたコレク
    タ,第1バイアス信号を受け取るベースおよび前記第1
    基準電圧を与えるエミッタを有する第5トランジスタ(
    101);および前記正の電源電圧端子に結合された第
    1端子および前記第5トランジスタ(101)の前記エ
    ミッタに結合された第2端子を有する抵抗器(105)
    ;によって構成され、前記等化信号の前記高論理電圧か
    ら前記第1トランジスタまたは前記第2トランジスタの
    いずれかの1ベース・エミッタ間ダイオード電圧降下を
    差し引いた電圧と、前記等化信号の前記低論理電圧との
    間の差が所定の電圧に制限され、この所定の電圧により
    最悪の状態においても所定の平均トランジスタ寿命が確
    保されることを特徴とするBICMOSビット・ライン
    負荷(74)。
  3. 【請求項3】メモリ(30)のブロック内の差動ビット
    ・ライン対(72,73)に結合されるビット・ライン
    負荷(74)であって:電源電圧端子に結合されたコレ
    クタ,バイアス信号を受け取るベースおよび第1基準電
    圧を与えるエミッタを有する第1トランジスタ(101
    );前記電源電圧端子に結合された第1端子および前記
    第1トランジスタ(101)の前記エミッタに結合され
    た第2端子を有する抵抗器(105);前記第1基準電
    圧を受け取るコレクタ,等化信号を受け取るベースおよ
    びビット・ライン(72)に結合されたエミッタを有す
    る第2トランジスタ(103);および前記第1基準電
    圧を受け取るコレクタ,前記等化信号を受け取るベース
    および相補ビット・ライン(73)に結合されたエミッ
    タを有する第3トランジスタ(104);によって構成
    されることを特徴とするビット・ライン負荷(74)。
  4. 【請求項4】メモリ(30)のブロック(50)内の差
    動ビット・ライン対(72,73)に結合されるビット
    ・ライン負荷(74)であって:第1基準電圧端子に結
    合されたコレクタ,等化信号を受け取るベースおよびビ
    ット・ライン(72)に結合されたエミッタを有する第
    1トランジスタ(103);前記第1基準電圧端子に結
    合されたコレクタ,前記等化信号を受け取るベースおよ
    び相補ビット・ライン(73)に結合されたエミッタを
    有する第2トランジスタ(104);第2基準電圧端子
    に結合されたコレクタ,バイアス信号を受け取るベース
    およびエミッタを有する第3トランジスタ(102);
    前記第3トランジスタ(102)の前記エミッタに結合
    された第1電流電極,第3基準電圧端子に結合された制
    御電極および前記ビット・ライン(72)に結合された
    第2電流電極を有する第4トランジスタ(106);お
    よび前記第3トランジスタ(102)の前記エミッタに
    結合された第1電流電極,前記第3基準電圧端子に結合
    された制御電極および前記相補ビット・ライン(73)
    に結合された第2電流電極を有する第5トランジスタ(
    107);によって構成されることを特徴とするビット
    ・ライン負荷(74)。
JP3183958A 1990-07-06 1991-06-28 改善された信頼性を有するメモリ用のbicmosビット・ライン負荷 Expired - Lifetime JP2745873B2 (ja)

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EP0468660B1 (en) 1997-05-28
DE69126255D1 (de) 1997-07-03
JP2745873B2 (ja) 1998-04-28
EP0468660A1 (en) 1992-01-29
US5155703A (en) 1992-10-13
DE69126255T2 (de) 1997-11-13

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