JPH04229144A - 走行中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置 - Google Patents
走行中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置Info
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- JPH04229144A JPH04229144A JP2417824A JP41782490A JPH04229144A JP H04229144 A JPH04229144 A JP H04229144A JP 2417824 A JP2417824 A JP 2417824A JP 41782490 A JP41782490 A JP 41782490A JP H04229144 A JPH04229144 A JP H04229144A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガムの成形機からカ
ッティング装置間で生じる板ガムの蛇行を自動的に修正
しカッティング時に該ガムを正規位置に供給させること
により、板ガムの歩留りを向上させることの出来る走行
中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置に関する
。
ッティング装置間で生じる板ガムの蛇行を自動的に修正
しカッティング時に該ガムを正規位置に供給させること
により、板ガムの歩留りを向上させることの出来る走行
中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置に関する
。
【0002】
【従来の技術】従来、板ガムの製造は、次の工程を経て
製造される。即ち、成形機から帯状に吐出された温かい
軟質状のガムは、直列に多段に設けた圧延ローラ間を通
過させることにより、該ガムを所定の厚みにし、これを
冷却・熟成室を通して硬化した後ローラ表面にカッター
を備えたカッティング装置により製品寸法の板ガムに切
断し、包装工程へ供給される。
製造される。即ち、成形機から帯状に吐出された温かい
軟質状のガムは、直列に多段に設けた圧延ローラ間を通
過させることにより、該ガムを所定の厚みにし、これを
冷却・熟成室を通して硬化した後ローラ表面にカッター
を備えたカッティング装置により製品寸法の板ガムに切
断し、包装工程へ供給される。
【0003】ところで、前記カッティング装置は、帯状
ガムの両側の波状形状となっている端部は一定巾除去し
、巾方向に例えば5列分板ガムをとるため、カッティン
グ装置へ供給される帯状ガムは、巾方向にズレない様供
給する必要がある。もし、巾方向に許容寸法以上ズレて
供給されると、巾方向に5列分とれた板ガムが4列しか
とれないことになるため、少しのズレが板ガムの歩留り
を著しく低下させる。そして、巾方向の許容寸法ズレ量
は、ガムの歩留りとの関係から余り大きな寸法はとれな
い。
ガムの両側の波状形状となっている端部は一定巾除去し
、巾方向に例えば5列分板ガムをとるため、カッティン
グ装置へ供給される帯状ガムは、巾方向にズレない様供
給する必要がある。もし、巾方向に許容寸法以上ズレて
供給されると、巾方向に5列分とれた板ガムが4列しか
とれないことになるため、少しのズレが板ガムの歩留り
を著しく低下させる。そして、巾方向の許容寸法ズレ量
は、ガムの歩留りとの関係から余り大きな寸法はとれな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧延機からカ
ッティング装置まで複数の工程を経るため距離が長く、
圧延機出口では少しのズレであっても、カッティング装
置到達時には大きなズレとなってしまう。又、圧延機か
らガムが正規な寸法位置で吐出されても、圧延機の中で
は必ずしもガムが均一に流動していないため、密度の異
なる状態で吐出されると圧延ローラを通過するとき、圧
延応力の不均衡からズレが生じてくる。
ッティング装置まで複数の工程を経るため距離が長く、
圧延機出口では少しのズレであっても、カッティング装
置到達時には大きなズレとなってしまう。又、圧延機か
らガムが正規な寸法位置で吐出されても、圧延機の中で
は必ずしもガムが均一に流動していないため、密度の異
なる状態で吐出されると圧延ローラを通過するとき、圧
延応力の不均衡からズレが生じてくる。
【0005】又、圧延ローラの左右の高さ調整の不揃い
や、工程中に設けたコンベアの偏より等種々の要因が重
なって、該ガムをカッティング装置前で正規な走行位置
へ供給することは困難であった。
や、工程中に設けたコンベアの偏より等種々の要因が重
なって、該ガムをカッティング装置前で正規な走行位置
へ供給することは困難であった。
【0006】そのため、中間でこのズレを矯正させなけ
ればならないが、ガムは軟質かつ遡性変形容易なため繊
維織物の蛇行修正装置の様に織物の両端を把んで修正す
ることが出来ず、又該織物の修正に用いられている様な
偏心ローラ間を屈曲させ通過させることにより蛇行を矯
正させることが出来ないため従来の公知の矯正装置がそ
のまま適用できず、人手により修正せざるを得なかった
。
ればならないが、ガムは軟質かつ遡性変形容易なため繊
維織物の蛇行修正装置の様に織物の両端を把んで修正す
ることが出来ず、又該織物の修正に用いられている様な
偏心ローラ間を屈曲させ通過させることにより蛇行を矯
正させることが出来ないため従来の公知の矯正装置がそ
のまま適用できず、人手により修正せざるを得なかった
。
【0007】しかし、人手による方法は、熟練を要し、
又圧延状態は刻々変動する為、常時その為の作業員が必
要であった。
又圧延状態は刻々変動する為、常時その為の作業員が必
要であった。
【0008】本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、ガムを把持しないで、ガムの蛇行を
自動的に修正することのできる走行中の帯状ガムの蛇行
修正方法及びその矯正装置を提供することを目的とする
。
みなされたもので、ガムを把持しないで、ガムの蛇行を
自動的に修正することのできる走行中の帯状ガムの蛇行
修正方法及びその矯正装置を提供することを目的とする
。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、ガム成形機からカッティング装置間で生
じる帯状ガムの蛇行を修正するに際し、該帯状ガムを圧
延ローラ出口に設けたガムの走行方向中心を軸として回
動するシュート板を精油せしめ、カッティング装置手前
に設けた帯状ガムの正規走行位置検出器からの移動ズレ
信号量に応じて該シュート板をズレ量の多い方側が上方
になるよう回動させ傾斜させることを特徴とする走行中
の帯状ガムの蛇行修正方法によって達成される。
め、本発明は、ガム成形機からカッティング装置間で生
じる帯状ガムの蛇行を修正するに際し、該帯状ガムを圧
延ローラ出口に設けたガムの走行方向中心を軸として回
動するシュート板を精油せしめ、カッティング装置手前
に設けた帯状ガムの正規走行位置検出器からの移動ズレ
信号量に応じて該シュート板をズレ量の多い方側が上方
になるよう回動させ傾斜させることを特徴とする走行中
の帯状ガムの蛇行修正方法によって達成される。
【0010】又、これを実現する装置は、ガム成形機か
ら押出された帯状ガムがカッティング装置到達時までに
巾方向にズレた場合、そのズレを修正する帯状ガムの巾
方向位置矯正装置であって、成形機の圧延ローラ出口に
帯状ガムの走行方向中心を軸芯として左右に傾斜するシ
ュート板を有する巾方向矯正装置を直列に配置し、カッ
ティング装置の手前に設けた帯状ガムの正規走行位置か
らの左右の移動量を検出する位置検出器を左右に対設し
て設け、この位置検出器の出力信号差に応じて前記シュ
ート板を移動ズレ量の多い方が上方になる様傾斜させ、
該シュート板に載っている帯状ガムの滑り重力を利用し
て帯状ガムの走行位置を正規な走行位置に復帰させるこ
とを特徴とする走行中の帯状ガムの蛇行矯正装置によっ
て達成される。
ら押出された帯状ガムがカッティング装置到達時までに
巾方向にズレた場合、そのズレを修正する帯状ガムの巾
方向位置矯正装置であって、成形機の圧延ローラ出口に
帯状ガムの走行方向中心を軸芯として左右に傾斜するシ
ュート板を有する巾方向矯正装置を直列に配置し、カッ
ティング装置の手前に設けた帯状ガムの正規走行位置か
らの左右の移動量を検出する位置検出器を左右に対設し
て設け、この位置検出器の出力信号差に応じて前記シュ
ート板を移動ズレ量の多い方が上方になる様傾斜させ、
該シュート板に載っている帯状ガムの滑り重力を利用し
て帯状ガムの走行位置を正規な走行位置に復帰させるこ
とを特徴とする走行中の帯状ガムの蛇行矯正装置によっ
て達成される。
【0011】
【作用】即ち、この発明の走行中の帯状ガムの蛇行修正
方法及びその矯正装置は、圧延ローラで帯状に圧延され
た帯状ガムを該ガムの走行方向中心を軸として回動する
シュート板上を経由せしめ、カッティング装置手前に設
けた帯状ガムの位置検出器により帯状ガムの正規走行位
置からの移動ズレ量を検出し、その差に応じて該シュー
ト板をズレ量の多い方側が上方になる様回動させるよう
にしている。
方法及びその矯正装置は、圧延ローラで帯状に圧延され
た帯状ガムを該ガムの走行方向中心を軸として回動する
シュート板上を経由せしめ、カッティング装置手前に設
けた帯状ガムの位置検出器により帯状ガムの正規走行位
置からの移動ズレ量を検出し、その差に応じて該シュー
ト板をズレ量の多い方側が上方になる様回動させるよう
にしている。
【0012】これにより、もし、帯状ガムが正規走行位
置からズレて供給されると、そのズレ量に応じた量だけ
ズレている側の方が高くなるようにシュート板が回動し
傾斜する為、シュート板を走行中の帯状ガムは、シュー
ト板の傾斜角度に応じた重力が作用しシュート板上を滑
るため、該帯状ガムは、もとの正規走行位置へ戻ろうと
する。そして、ズレが少しづつ修正され帯状ガムが正規
な走行位置に戻っていくと、それに応じて該シュート板
を水平にしていき、正常な走行状態に帯状ガムを復帰さ
せる。
置からズレて供給されると、そのズレ量に応じた量だけ
ズレている側の方が高くなるようにシュート板が回動し
傾斜する為、シュート板を走行中の帯状ガムは、シュー
ト板の傾斜角度に応じた重力が作用しシュート板上を滑
るため、該帯状ガムは、もとの正規走行位置へ戻ろうと
する。そして、ズレが少しづつ修正され帯状ガムが正規
な走行位置に戻っていくと、それに応じて該シュート板
を水平にしていき、正常な走行状態に帯状ガムを復帰さ
せる。
【0013】この様にカッティング装置前へ供給される
帯状ガムの巾方向の偏位に応じて都度帯状ガムの走行軌
跡を修正させるため、常に帯状ガムをカッティング装置
へ正規な位置状態で供給させることが出来る。
帯状ガムの巾方向の偏位に応じて都度帯状ガムの走行軌
跡を修正させるため、常に帯状ガムをカッティング装置
へ正規な位置状態で供給させることが出来る。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明に係る帯状ガムの巾方向矯正装置を組
込んだ板ガムの製造工程図を示すもので、(1)はホッ
パ(1a)に投入されたガムブロックを混練し帯状で吐
出する成形機、(2)は工程間を接続するコンベア1、
(3)は前記成形機(1)から吐出された帯状ガムを所
定寸法の厚みに圧延する圧延ローラ、(4)は本発明の
要部となるガムの重力を利用して該ガムの蛇行を修正す
る巾方向矯正装置、(5)は一定温度下で供給される帯
状ガムを冷却・熟成する室で中に該帯状ガムを搬送する
ネットコンベア(5a)が設けられている。
る。図1は本発明に係る帯状ガムの巾方向矯正装置を組
込んだ板ガムの製造工程図を示すもので、(1)はホッ
パ(1a)に投入されたガムブロックを混練し帯状で吐
出する成形機、(2)は工程間を接続するコンベア1、
(3)は前記成形機(1)から吐出された帯状ガムを所
定寸法の厚みに圧延する圧延ローラ、(4)は本発明の
要部となるガムの重力を利用して該ガムの蛇行を修正す
る巾方向矯正装置、(5)は一定温度下で供給される帯
状ガムを冷却・熟成する室で中に該帯状ガムを搬送する
ネットコンベア(5a)が設けられている。
【0015】(6)は、後述するカッティング装置の手
前に設けられ、帯状ガムの正規搬送位置からの巾方向の
移動ズレ量を検出する位置検出器、(7)は、カッティ
ング前の帯状ガムの厚みを仕上げる仕上げローラ、(8
)は、連続して供給される帯状ガムを製品寸法に順次切
断するカッティング装置、(9)は、次工程である包装
工程へ接続するコンベア3であり、これらの工程を通す
ことにより、板ガムが連続的に製造される。
前に設けられ、帯状ガムの正規搬送位置からの巾方向の
移動ズレ量を検出する位置検出器、(7)は、カッティ
ング前の帯状ガムの厚みを仕上げる仕上げローラ、(8
)は、連続して供給される帯状ガムを製品寸法に順次切
断するカッティング装置、(9)は、次工程である包装
工程へ接続するコンベア3であり、これらの工程を通す
ことにより、板ガムが連続的に製造される。
【0016】図2は、前記巾方向矯正装置(4)の側面
図(同図(A)及び正面図(同図(B)を示すもので、
(41)は架台で、この架台(41)上に支柱(42)
を垂直に立て、この支柱(42)の先端に帯状ガム(1
0)を載置させ、その重力を利用して蛇行を修正させる
シュート板(43)が、該帯状ガム(10)の搬送方向
に対し、左右に傾斜できる様、回動自在に軸支される。
図(同図(A)及び正面図(同図(B)を示すもので、
(41)は架台で、この架台(41)上に支柱(42)
を垂直に立て、この支柱(42)の先端に帯状ガム(1
0)を載置させ、その重力を利用して蛇行を修正させる
シュート板(43)が、該帯状ガム(10)の搬送方向
に対し、左右に傾斜できる様、回動自在に軸支される。
【0017】(44)は、このシュート板の一端部に垂
下状態で固着されたラックで、架台(41)に固設した
サーボモータ(45)に軸着されたギャ(47)と噛合
して前記シュート板(43)を図示方向へ傾斜させる。
下状態で固着されたラックで、架台(41)に固設した
サーボモータ(45)に軸着されたギャ(47)と噛合
して前記シュート板(43)を図示方向へ傾斜させる。
【0018】(46)は、エンコーダーで、サーボモー
タ(45)の回転数を検出する。図3は、このシュート
板の動きと、それによる帯状ガムの蛇行修正方向を模擬
的に表わした矯正装置の動作図を示す。
タ(45)の回転数を検出する。図3は、このシュート
板の動きと、それによる帯状ガムの蛇行修正方向を模擬
的に表わした矯正装置の動作図を示す。
【0019】図4は、位置検出器の取付状態図を示すも
ので、(A)はその平面図、(B)はその正面図を示す
。この位置検出器(6)は、コンベア2(5a)上に枠
(63)を横架し、この枠の両側、すなわち帯状ガム(
10)の両側にそれぞれ、その正規搬送基準線を左右に
挟んで密に光電スイッチ(61)を取り付けたもので、
この光電スイッチ(61)の動作状態を比較することに
より、帯状ガム(10)の偏位を検出するものである。
ので、(A)はその平面図、(B)はその正面図を示す
。この位置検出器(6)は、コンベア2(5a)上に枠
(63)を横架し、この枠の両側、すなわち帯状ガム(
10)の両側にそれぞれ、その正規搬送基準線を左右に
挟んで密に光電スイッチ(61)を取り付けたもので、
この光電スイッチ(61)の動作状態を比較することに
より、帯状ガム(10)の偏位を検出するものである。
【0020】この判別方法のアルゴリズムを図6に示す
。すなわち、左側に設けた光電スイッチ(61)群のガ
ムの感知数と、右側のガムの感知数の差をXとし、偏位
がないとき、すなわち帯状ガムが正規位置を走行してい
る場合はX=0となり、その時のエンコーダの指示値Y
を180と定めておく。そして、左右の光電スイッチ群
の感知数が異なり、偏位が発生したことを検出すると、
その値Xに応じた量Yだけサーボモータ(45)を回転
させ、図6に示すテーブル表に該当するY値までシュー
ト板が傾けばサーボモータ(45)を停止させる。
。すなわち、左側に設けた光電スイッチ(61)群のガ
ムの感知数と、右側のガムの感知数の差をXとし、偏位
がないとき、すなわち帯状ガムが正規位置を走行してい
る場合はX=0となり、その時のエンコーダの指示値Y
を180と定めておく。そして、左右の光電スイッチ群
の感知数が異なり、偏位が発生したことを検出すると、
その値Xに応じた量Yだけサーボモータ(45)を回転
させ、図6に示すテーブル表に該当するY値までシュー
ト板が傾けばサーボモータ(45)を停止させる。
【0021】この場合、サーボモータの回転方向はその
シュート板が偏位Xの大きい側が下側になるよう回転さ
せる。尚、この感知数をガムの感知数でなく、コンベア
2(5a)の感知数とすると、前記シュート板の傾斜方
向は逆になる。
シュート板が偏位Xの大きい側が下側になるよう回転さ
せる。尚、この感知数をガムの感知数でなく、コンベア
2(5a)の感知数とすると、前記シュート板の傾斜方
向は逆になる。
【0022】いずれにしても、検出対象を感度良く検出
できるものを感知数とするのが信頼性の点から好ましい
。
できるものを感知数とするのが信頼性の点から好ましい
。
【0023】図5は、帯状ガムの蛇行修正装置の制御ブ
ロック図を示すもので、前述した図6に示す演算は光電
スイッチ(61)と、エンコーダ(46)の入力を受け
て、マイクロコンピュータ(62)が行ない、サーボモ
ータ(45)へ出力する。
ロック図を示すもので、前述した図6に示す演算は光電
スイッチ(61)と、エンコーダ(46)の入力を受け
て、マイクロコンピュータ(62)が行ない、サーボモ
ータ(45)へ出力する。
【0024】尚、偏位X量に基づくシュート板の制御方
法は、これ以外に、工程長に応じて公知の2次遅れ制御
要素を含むPID制御を用いても良い。
法は、これ以外に、工程長に応じて公知の2次遅れ制御
要素を含むPID制御を用いても良い。
【0025】以上の様に本発明は、カッティング装置手
前に帯状ガムの巾方向偏位量を検出する位置検出器を設
け、この信号量に応じて、圧延ローラー(3)出口に設
けたシュート板を巾方向に左右に傾斜させるようにした
から、偏位Xが発生し、シュート板が傾斜すると、その
上に走行している帯状ガムは重力方向に滑り、正規走行
方向へ修正される。走行中のガムは動摩擦抵抗が少なく
、しかも、ガムの表面には、機台やローラへの付着防止
のため粉が付いているため、シュート板の傾斜角に敏感
に反応して応答性良くその走行軌跡を修正させることが
出来る。
前に帯状ガムの巾方向偏位量を検出する位置検出器を設
け、この信号量に応じて、圧延ローラー(3)出口に設
けたシュート板を巾方向に左右に傾斜させるようにした
から、偏位Xが発生し、シュート板が傾斜すると、その
上に走行している帯状ガムは重力方向に滑り、正規走行
方向へ修正される。走行中のガムは動摩擦抵抗が少なく
、しかも、ガムの表面には、機台やローラへの付着防止
のため粉が付いているため、シュート板の傾斜角に敏感
に反応して応答性良くその走行軌跡を修正させることが
出来る。
【0026】尚、圧延ローラー(3)からカッティング
装置(8)までの工程長が長い場合は、巾方向矯正装置
(4)と位置検出器(6)の組合せをカスケードに複数
組設けても良い。この様に構成することにより、2次遅
れ要素を解消し、比例制御による簡易な制御手段により
最適制御をすることが出来る。
装置(8)までの工程長が長い場合は、巾方向矯正装置
(4)と位置検出器(6)の組合せをカスケードに複数
組設けても良い。この様に構成することにより、2次遅
れ要素を解消し、比例制御による簡易な制御手段により
最適制御をすることが出来る。
【0027】又、前記シュート板は、図1に示す様に、
帯状ガム走行方向の下流側に向って傾斜して設けた方が
ガムの自重作用が良く働き、迅速に軌道修正させること
が出来る。尚、本発明はガムについてその適用例を述べ
たが、同様にある程度重量のある帯状体であれば、本発
明に係る装置を当然に適用できる。
帯状ガム走行方向の下流側に向って傾斜して設けた方が
ガムの自重作用が良く働き、迅速に軌道修正させること
が出来る。尚、本発明はガムについてその適用例を述べ
たが、同様にある程度重量のある帯状体であれば、本発
明に係る装置を当然に適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明は、走行中の
帯状ガムを走行方向に対して左右に傾斜するシュート板
上に載せて搬送させているため、このシュート板の傾斜
角度を、その偏位量に応じて適宜変えるだけで該帯状ガ
ムの走行軌道を容易に修正させることができる。
帯状ガムを走行方向に対して左右に傾斜するシュート板
上に載せて搬送させているため、このシュート板の傾斜
角度を、その偏位量に応じて適宜変えるだけで該帯状ガ
ムの走行軌道を容易に修正させることができる。
【0029】従って、軟質なガムを把むことなくその蛇
行を修正することが出来るため、蛇行修正に当ってガム
のヘコミ等の品質上の問題が生じない。又、蛇行矯正装
置として、帯状ガムの搬送方向に対し、左右に回動させ
るシュート板という簡単な構造のもので実現出来るため
安価に出来、その工業的価値は極めて高い。
行を修正することが出来るため、蛇行修正に当ってガム
のヘコミ等の品質上の問題が生じない。又、蛇行矯正装
置として、帯状ガムの搬送方向に対し、左右に回動させ
るシュート板という簡単な構造のもので実現出来るため
安価に出来、その工業的価値は極めて高い。
【0030】更に、本発明により帯状ガムをカッティン
グ装置へ常に正規な位置状態で供給させることが出来る
ため、帯状ガム両端のロス部の歩留りを著しく向上させ
ることが出来た。
グ装置へ常に正規な位置状態で供給させることが出来る
ため、帯状ガム両端のロス部の歩留りを著しく向上させ
ることが出来た。
【図1】本発明に係るガムの製造工程図。
【図2】(A)(B)本発明に係る帯状ガムの巾方向矯
正装置の正面図(同図(B))及び側面図(同図(A)
)。
正装置の正面図(同図(B))及び側面図(同図(A)
)。
【図3】本発明に係る巾方向矯正装置の動作説明図。
【図4】(A)(B)本発明に係る帯状ガムの偏位量を
検出する位置検出器を示す平面図(A)及び正面図(B
)。
検出する位置検出器を示す平面図(A)及び正面図(B
)。
【図5】本発明に係る制御ブロック図。
【図6】本発明に係るガム蛇行修正のアルゴリズムテー
ブル。
ブル。
1・・・成形機 3・
・・圧延ローラー4・・・巾方向矯正装置
6・・・位置検出器8・・・カッティング装置
10・・・帯状ガム43・・・シュート板
・・圧延ローラー4・・・巾方向矯正装置
6・・・位置検出器8・・・カッティング装置
10・・・帯状ガム43・・・シュート板
Claims (2)
- 【請求項1】 ガム成形機からカッティング装置間で
生じる帯状ガムの蛇行を修正するに際し、該帯状ガムを
圧延ローラ出口に設けたガムの走行方向中心を軸として
回動するシュート板を経由せしめ、カッティング装置手
前に設けた帯状ガムの正規走行位置検出器からの移動ズ
レ信号量に応じて該シュート板をズレ量の多い方側が上
方になるよう回動させ傾斜させることを特徴とする走行
中の帯状ガムの蛇行修正方法。 - 【請求項2】 ガム成形機から押出された帯状ガムが
カッティング装置到達時までに巾方向にズレた場合、そ
のズレを修正する帯状ガムの巾方向位置矯正装置であっ
て、成形機の圧延ローラ出口に帯状ガムの走行方向中心
を軸芯として左右に傾斜するシュート板を有する巾方向
矯正装置を直列に配置し、カッティング装置の手前に設
けた帯状ガムの正規走行位置からの左右の移動量を検出
する位置検出器を左右に対設して設け、この位置検出器
の出力信号差に応じて前記シュート板を移動ズレ量の多
い方が上方になる様傾斜させ、該シュート板に載ってい
る帯状ガムの滑り重力を利用して帯状ガムの走行位置を
正規な走行位置に復帰させることを特徴とする走行中の
帯状ガムの蛇行矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417824A JPH04229144A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 走行中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417824A JPH04229144A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 走行中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04229144A true JPH04229144A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=18525856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2417824A Pending JPH04229144A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 走行中の帯状ガムの蛇行修正方法及びその矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04229144A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501948A (ja) * | 2013-12-24 | 2017-01-19 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 菓子製品を回収するシステム |
JP2017511143A (ja) * | 2014-05-16 | 2017-04-20 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 改良型ガム形成 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2417824A patent/JPH04229144A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501948A (ja) * | 2013-12-24 | 2017-01-19 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 菓子製品を回収するシステム |
US10059530B2 (en) | 2013-12-24 | 2018-08-28 | Intercontinental Great Brands Llc | System for collecting confectionary product |
JP2017511143A (ja) * | 2014-05-16 | 2017-04-20 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 改良型ガム形成 |
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