JPH04228954A - 差動式伝動装置および滑り制御式連結装置 - Google Patents
差動式伝動装置および滑り制御式連結装置Info
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- JPH04228954A JPH04228954A JP3107296A JP10729691A JPH04228954A JP H04228954 A JPH04228954 A JP H04228954A JP 3107296 A JP3107296 A JP 3107296A JP 10729691 A JP10729691 A JP 10729691A JP H04228954 A JPH04228954 A JP H04228954A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/06—Differential gearings with gears having orbital motion
- F16H48/08—Differential gearings with gears having orbital motion comprising bevel gears
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3505—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
- B60K17/351—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed comprising a viscous clutch
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/26—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using fluid action, e.g. viscous clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/40—Constructional details characterised by features of the rotating cases
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車に使用され
る差動式伝動装置に関する。
る差動式伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これらの差動装置は同じ軸上に回転でき
る様に取り付けた1個の入力部材および2個の出力部材
からなり、一設置例では2個の出力部材が横方向の伝動
軸により自動車の駆動輪に接続されている。別の配置で
は、その2個の出力部材がそれぞれ、他の2個の差動装
置の入力部材に接続されている。これらの作動装置に、
滑りを阻止するまたは制限するための装置を関連させる
ことにより、これらの差動装置の作動を改善する試みが
なされている。
る様に取り付けた1個の入力部材および2個の出力部材
からなり、一設置例では2個の出力部材が横方向の伝動
軸により自動車の駆動輪に接続されている。別の配置で
は、その2個の出力部材がそれぞれ、他の2個の差動装
置の入力部材に接続されている。これらの作動装置に、
滑りを阻止するまたは制限するための装置を関連させる
ことにより、これらの差動装置の作動を改善する試みが
なされている。
【0003】第一の型の自己阻止型差動装置は、2個の
該出力部材と入力部材との間に配置した少なくとも一つ
の摩擦クラッチを含み、このクラッチは、その差動装置
内で可動の少なくとも一つの部材により制御され、その
部材の位置はこの差動装置を経由して通過するトルクの
作用をする。差動装置の運転を改善するための第二の試
みには、その差動装置と関連する、円盤および粘性液体
を備え、剪断応力により作動し、「ビスコカプラー」と
呼ばれる連結装置が関与するが、その様な装置は差動装
置の2個の該入力部材と出力部材との間に配置される。 この第二の場合には、そのビスコカプラー装置を間に挟
む2個の部材間の回転速度の差がそのビスコカプラーの
制動効率を決定する。
該出力部材と入力部材との間に配置した少なくとも一つ
の摩擦クラッチを含み、このクラッチは、その差動装置
内で可動の少なくとも一つの部材により制御され、その
部材の位置はこの差動装置を経由して通過するトルクの
作用をする。差動装置の運転を改善するための第二の試
みには、その差動装置と関連する、円盤および粘性液体
を備え、剪断応力により作動し、「ビスコカプラー」と
呼ばれる連結装置が関与するが、その様な装置は差動装
置の2個の該入力部材と出力部材との間に配置される。 この第二の場合には、そのビスコカプラー装置を間に挟
む2個の部材間の回転速度の差がそのビスコカプラーの
制動効率を決定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら二つの
型の装置には、一方はクラッチの制御が事実上、差動装
置を経由して通過するトルクおよび出力部材間の速度差
の兆候だけを考慮し、第二の場合には、ビスコカプラー
装置を間に挟む部材間の速度差だけを考慮していること
から生じる欠点がある。どちらの場合も、このために、
速度差の作用として変えることができない、したがって
不適当なトルク変動特性が生じる。これらの欠点は特に
、第一の型の装置に関しては、駐車動作中に車輪の向き
が逸れるという難点、あるいは車輪間あるいは車軸間で
その方向が急に変わることがある高伝達トルクの発生に
なって現われ、一方、地面には低い駆動トルクまたは制
動トルクしかかけられなくなり、第二の型が関係する場
合には、車輪アンチロック制動機構(ABS) の使用
が困難になる。
型の装置には、一方はクラッチの制御が事実上、差動装
置を経由して通過するトルクおよび出力部材間の速度差
の兆候だけを考慮し、第二の場合には、ビスコカプラー
装置を間に挟む部材間の速度差だけを考慮していること
から生じる欠点がある。どちらの場合も、このために、
速度差の作用として変えることができない、したがって
不適当なトルク変動特性が生じる。これらの欠点は特に
、第一の型の装置に関しては、駐車動作中に車輪の向き
が逸れるという難点、あるいは車輪間あるいは車軸間で
その方向が急に変わることがある高伝達トルクの発生に
なって現われ、一方、地面には低い駆動トルクまたは制
動トルクしかかけられなくなり、第二の型が関係する場
合には、車輪アンチロック制動機構(ABS) の使用
が困難になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、これら
の欠点の大部分を解決することができ、公知の装置より
も応用範囲が広い装置を提供することである。この目的
は、本発明により、1個の入力部材および2個の出力部
材、並びに2個の該入力部材と出力部材との間に配置し
た滑り制御式連結装置からなる差動装置であって、該入
力および出力部材の少なくとも一つがそこにかかるトル
クの作用により軸方向に可動であり、この部材の移動が
その滑り制御式連結装置の差動特性を変えるのに利用さ
れることを特徴とする差動装置により達成される。
の欠点の大部分を解決することができ、公知の装置より
も応用範囲が広い装置を提供することである。この目的
は、本発明により、1個の入力部材および2個の出力部
材、並びに2個の該入力部材と出力部材との間に配置し
た滑り制御式連結装置からなる差動装置であって、該入
力および出力部材の少なくとも一つがそこにかかるトル
クの作用により軸方向に可動であり、この部材の移動が
その滑り制御式連結装置の差動特性を変えるのに利用さ
れることを特徴とする差動装置により達成される。
【0006】他の特徴により、−この滑り制御式連結装
置は、円盤および剪断応力下で作動する粘性液体を備え
た型の装置であり、−該可動部材の移動が粘性液体の内
部圧および/またはその連結装置内の円盤間の間隔を変
化させ、−その可動部材は、ハウジングの一部と軸との
間を密封可能に滑動することができる軸方向の延長部を
含み、この軸方向延長部の末端が滑り制御式連結装置の
容器の一部を限定する、および/またはその連結装置の
中にある円盤を一つに合わせるための板と相互作用する
ことができ、−ハウジングは、差動装置を含む第一容器
を、連結装置を含む第二容器から分離する壁を含み、こ
の壁は少なくとも一つのダクトを有し、その中に滑り部
材が受け入れられ、その一端が可動部材に突き当たり、
その他端は第二容器を部分的に限定する、および/また
は連結装置の円盤を固定するための板に突き当たること
ができ、−この連結装置がカバーを有し、差動装置の可
動部材とこのカバーとの間を連結する前方義歯部がある
。以下に、実施例を説明するためにのみ添付した図面を
参照しながら、本発明をさらに詳細に説明する。
置は、円盤および剪断応力下で作動する粘性液体を備え
た型の装置であり、−該可動部材の移動が粘性液体の内
部圧および/またはその連結装置内の円盤間の間隔を変
化させ、−その可動部材は、ハウジングの一部と軸との
間を密封可能に滑動することができる軸方向の延長部を
含み、この軸方向延長部の末端が滑り制御式連結装置の
容器の一部を限定する、および/またはその連結装置の
中にある円盤を一つに合わせるための板と相互作用する
ことができ、−ハウジングは、差動装置を含む第一容器
を、連結装置を含む第二容器から分離する壁を含み、こ
の壁は少なくとも一つのダクトを有し、その中に滑り部
材が受け入れられ、その一端が可動部材に突き当たり、
その他端は第二容器を部分的に限定する、および/また
は連結装置の円盤を固定するための板に突き当たること
ができ、−この連結装置がカバーを有し、差動装置の可
動部材とこのカバーとの間を連結する前方義歯部がある
。以下に、実施例を説明するためにのみ添付した図面を
参照しながら、本発明をさらに詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図1に示す作動装置は、リング11に固定さ
れ、この作動装置の入力部材を形成するハウジング10
を含み、フレーム13に対して回転できる様に軸受け1
2に取り付けてある。この作動装置の出力部材を構成し
、それぞれ軸16および17に接続された2個の遊星輪
14,15もこのハウジング内で同じ軸X−Xに回転で
きる様に取り付けてある。さらに、このハウジングは、
少なくとも一つの衛星輪を支える軸18を有し、その上
に遊星輪14,15と噛み合う衛星輪19がある。 遊星輪15はこの作動装置のハウジングに通常の方法で
支えられているが、遊星輪14はこのハウジングに対し
て滑動できる様に取り付けてあり、そのハブは軸方向の
延長部14aを有する。この遊星輪とハウジングの隣接
する面との間に、幾らかの軸方向の遊びjを設けてある
。ハウジングと遊星輪との間に、例えばベレヴィルワッ
シャー20からなるスプリングを備えることができる。 さらに、延長部14aおよびハウジング10および軸1
6の内壁と外壁との間に2個の密封部材21,22がそ
れぞれ配置されている。
れ、この作動装置の入力部材を形成するハウジング10
を含み、フレーム13に対して回転できる様に軸受け1
2に取り付けてある。この作動装置の出力部材を構成し
、それぞれ軸16および17に接続された2個の遊星輪
14,15もこのハウジング内で同じ軸X−Xに回転で
きる様に取り付けてある。さらに、このハウジングは、
少なくとも一つの衛星輪を支える軸18を有し、その上
に遊星輪14,15と噛み合う衛星輪19がある。 遊星輪15はこの作動装置のハウジングに通常の方法で
支えられているが、遊星輪14はこのハウジングに対し
て滑動できる様に取り付けてあり、そのハブは軸方向の
延長部14aを有する。この遊星輪とハウジングの隣接
する面との間に、幾らかの軸方向の遊びjを設けてある
。ハウジングと遊星輪との間に、例えばベレヴィルワッ
シャー20からなるスプリングを備えることができる。 さらに、延長部14aおよびハウジング10および軸1
6の内壁と外壁との間に2個の密封部材21,22がそ
れぞれ配置されている。
【0008】ハウジング10内の、遊星輪14と同じ側
に、2組の交互に配置した円盤からなる型の滑り制御式
連結装置23が取り付けられているが、第一の組24は
、回転に関してスプラインにより遊星輪14に接続した
出力軸16と一体化され、第二の組の円盤25は、回転
に関してスプラインにより差動装置ハウジングと一体化
されている。これらの円盤は、剪断応力下で作動する粘
性の液体中に浸漬されているが、その液体は例えばシリ
コンオイルでよい。その様な装置は次の様に作動する。 即ち、駆動トルクがかかっていない場合は、連結装置2
3は、ハウジング10と、遊星輪14に接続した出力軸
16との間の回転速度の差のみにより支配、つまり制御
されている。遊星輪14は図1に示す位置を占める。特
性Cv=f(Δn)をやや低く選定する(Cvはビスコ
カプラーに起因する抵抗トルクであり、Δnはハウジン
グと軸16との間の回転速度の差である)ことにより、
その様な機構は、非常に低い速度における動作に対して
ほとんど抵抗を示さない。駆動トルクが輪に伝達される
とすぐに、衛星輪と遊星輪の歯間に力がかかり、遊星輪
はハウジングに影響する様になる。したがって、遊星輪
14は移動し、同時にスプリング20を圧迫する。この
移動により、ハウジング10,軸16および遊星輪14
の末端により限定される容器内の粘性液体に与えられる
体積が減少する。その結果、容器の容積が減少し、液体
の内圧が増加し、したがって特性法則Cv=f(Δn)
が変化し、それによってビスコカプラーがより効率的に
なり、駆動トルクが高くなる。
に、2組の交互に配置した円盤からなる型の滑り制御式
連結装置23が取り付けられているが、第一の組24は
、回転に関してスプラインにより遊星輪14に接続した
出力軸16と一体化され、第二の組の円盤25は、回転
に関してスプラインにより差動装置ハウジングと一体化
されている。これらの円盤は、剪断応力下で作動する粘
性の液体中に浸漬されているが、その液体は例えばシリ
コンオイルでよい。その様な装置は次の様に作動する。 即ち、駆動トルクがかかっていない場合は、連結装置2
3は、ハウジング10と、遊星輪14に接続した出力軸
16との間の回転速度の差のみにより支配、つまり制御
されている。遊星輪14は図1に示す位置を占める。特
性Cv=f(Δn)をやや低く選定する(Cvはビスコ
カプラーに起因する抵抗トルクであり、Δnはハウジン
グと軸16との間の回転速度の差である)ことにより、
その様な機構は、非常に低い速度における動作に対して
ほとんど抵抗を示さない。駆動トルクが輪に伝達される
とすぐに、衛星輪と遊星輪の歯間に力がかかり、遊星輪
はハウジングに影響する様になる。したがって、遊星輪
14は移動し、同時にスプリング20を圧迫する。この
移動により、ハウジング10,軸16および遊星輪14
の末端により限定される容器内の粘性液体に与えられる
体積が減少する。その結果、容器の容積が減少し、液体
の内圧が増加し、したがって特性法則Cv=f(Δn)
が変化し、それによってビスコカプラーがより効率的に
なり、駆動トルクが高くなる。
【0009】図2の実施形態では、図1と同じ番号はそ
れに対応する部品を示す。ビスコカプラー23が入って
いる容器は、差動機構を収容するハウジング10の部分
から、軸16に対して密封されたハウジング壁26によ
り分離されている。遊星輪の軸方向延長部14aは、こ
の壁と軸16との間に伸びていない。この壁26には少
なくとも一つのダクト27が形成され、その中にガスケ
ット29で囲まれた滑りシャトル28が収容されている
。このシャトルは遊星輪の片面に直接またはスプリング
20aにより突き当たるので、この装置は先の装置と全
く同じ機能を果たすが、その違いは、液体の移動量が小
さいので、ビスコカプラーの特性変化が図1の実施形態
よりも進歩していることにある。無論、差動装置はシャ
トル28の様な複数のシャトルを含むことができ、必要
であれば、これらのシャトルが異なった長さを有し、遊
星輪の移動の際に得られる特性の変化を調整できる様に
することもできる。
れに対応する部品を示す。ビスコカプラー23が入って
いる容器は、差動機構を収容するハウジング10の部分
から、軸16に対して密封されたハウジング壁26によ
り分離されている。遊星輪の軸方向延長部14aは、こ
の壁と軸16との間に伸びていない。この壁26には少
なくとも一つのダクト27が形成され、その中にガスケ
ット29で囲まれた滑りシャトル28が収容されている
。このシャトルは遊星輪の片面に直接またはスプリング
20aにより突き当たるので、この装置は先の装置と全
く同じ機能を果たすが、その違いは、液体の移動量が小
さいので、ビスコカプラーの特性変化が図1の実施形態
よりも進歩していることにある。無論、差動装置はシャ
トル28の様な複数のシャトルを含むことができ、必要
であれば、これらのシャトルが異なった長さを有し、遊
星輪の移動の際に得られる特性の変化を調整できる様に
することもできる。
【0010】図3に示す差動装置は、図1および2に関
して既に説明した部材と類似の部材を幾つか含むので同
じ番号をつけている。この実施形態では、ビスコカプラ
ーは、軸方向に自由に移動できるが、ハウジングに突き
当たる追加の板30を有する。遊星輪14の末端は、駆
動トルクがゼロの時に丁度この板と接触する。遊星輪1
4の延長部の断面は比較的小さくてよい。全体的に、こ
の装置の作動は図1および2に関して記載した装置の運
転と同様である。しかし、図3では、遊星輪14が左に
移動する際に、それに対応して板30が移動して円盤2
4,25間の間隔が減少することにより、ビスコカプラ
ー装置の特性が変化する。
して既に説明した部材と類似の部材を幾つか含むので同
じ番号をつけている。この実施形態では、ビスコカプラ
ーは、軸方向に自由に移動できるが、ハウジングに突き
当たる追加の板30を有する。遊星輪14の末端は、駆
動トルクがゼロの時に丁度この板と接触する。遊星輪1
4の延長部の断面は比較的小さくてよい。全体的に、こ
の装置の作動は図1および2に関して記載した装置の運
転と同様である。しかし、図3では、遊星輪14が左に
移動する際に、それに対応して板30が移動して円盤2
4,25間の間隔が減少することにより、ビスコカプラ
ー装置の特性が変化する。
【0011】図4の実施形態では、図1および3に示す
2つの型の解決策を組み合わせている。この目的のため
に、遊星輪14の軸方向延長部14aの後端と板30と
の間に遊びj1 があるが、この遊びは、遊星輪の後面
とハウジングの隣接面との間の遊びj2 よりも小さい
。したがって、この場合、第一段階では遊星輪14が左
に移動することにより、液体の内圧が変化するためにビ
スコカプラーの特性が変化し、第二段階では、板30の
移動および円盤間の間隔減少によりこの特性が変化する
ことが分かる。
2つの型の解決策を組み合わせている。この目的のため
に、遊星輪14の軸方向延長部14aの後端と板30と
の間に遊びj1 があるが、この遊びは、遊星輪の後面
とハウジングの隣接面との間の遊びj2 よりも小さい
。したがって、この場合、第一段階では遊星輪14が左
に移動することにより、液体の内圧が変化するためにビ
スコカプラーの特性が変化し、第二段階では、板30の
移動および円盤間の間隔減少によりこの特性が変化する
ことが分かる。
【0012】図5に示す差動装置は、リング51を備え
たハウジング50,スプラインにより出力軸54,55
に接続した2個の遊星輪52,53、および直角に配置
した2本の軸58,59にそれぞれ取り付けた2組の衛
星輪56,57からなる。これらの2本の軸は、スプラ
インによりハウジング内部に滑動できる様に取り付けた
一対の半シェル60,61を受けるが、これらの半シェ
ルは対向するV字形傾斜面62(図6)を含み、その間
に衛星輪を支える軸を受け入れている。図面の右側にあ
る半シェル61と、ハウジングの隣接する壁との間に、
図に示す実施例では回転に関して遊星輪53と一体化し
た円盤64および回転に関してハウジング50と一体化
した円盤65からなる摩擦連結器63が配置されている
。ベレヴィルワッシャー66からなるスプリングがこの
クラッチとハウジングの末端壁との間に配置されている
。他の半シェル60は、出力軸54とハウジングの横壁
68との間で滑動できる様に、且つ密封されて受け入れ
られる部分67を有する。ベレヴィルワッシャー69か
らなるスプリングがこの半シェルとハウジングとの間に
配置されている。壁68の反対側には、図1〜4のいず
れかに示す形を取れるビスコカプラー23が配置されて
いる。図5の実施例では、このカプラーは板30を含み
、その板に、半シェル60が左方向へある距離移動した
後、そのシェルの後面が突き当たる。この装置の作動は
上記と同様であるが、伝達すべき駆動トルクの作用とし
て粘性液体連結の特性変化を決定するのはこの半シェル
60である。
たハウジング50,スプラインにより出力軸54,55
に接続した2個の遊星輪52,53、および直角に配置
した2本の軸58,59にそれぞれ取り付けた2組の衛
星輪56,57からなる。これらの2本の軸は、スプラ
インによりハウジング内部に滑動できる様に取り付けた
一対の半シェル60,61を受けるが、これらの半シェ
ルは対向するV字形傾斜面62(図6)を含み、その間
に衛星輪を支える軸を受け入れている。図面の右側にあ
る半シェル61と、ハウジングの隣接する壁との間に、
図に示す実施例では回転に関して遊星輪53と一体化し
た円盤64および回転に関してハウジング50と一体化
した円盤65からなる摩擦連結器63が配置されている
。ベレヴィルワッシャー66からなるスプリングがこの
クラッチとハウジングの末端壁との間に配置されている
。他の半シェル60は、出力軸54とハウジングの横壁
68との間で滑動できる様に、且つ密封されて受け入れ
られる部分67を有する。ベレヴィルワッシャー69か
らなるスプリングがこの半シェルとハウジングとの間に
配置されている。壁68の反対側には、図1〜4のいず
れかに示す形を取れるビスコカプラー23が配置されて
いる。図5の実施例では、このカプラーは板30を含み
、その板に、半シェル60が左方向へある距離移動した
後、そのシェルの後面が突き当たる。この装置の作動は
上記と同様であるが、伝達すべき駆動トルクの作用とし
て粘性液体連結の特性変化を決定するのはこの半シェル
60である。
【0013】図7および8に示す差動装置は、前と同様
に、リング71に固定したハウジング70,伝動軸74
,75に接続した遊星輪72,73、衛星輪を支える軸
76および衛星輪77からなる。この場合、衛星輪を支
える軸は、主ハウジング70内部で軸方向に滑動できる
内側ハウジング78により支えられている。この内側ハ
ウジングおよび外側ハウジングは、これら2つのハウジ
ング間の相対的な角度移動の作用により、内側ハウジン
グを軸方向に移動させることができる相補手段を有する
。これらの手段は、例えば内側ハウジングに取り付けた
2つの直径方向で対向するドグ79、および外側ハウジ
ングの対向面82上に備えた、止まり81まで伸びた2
つの傾斜部からなる。その2つのハウジング間にスプリ
ング83を配置してある。これらの傾斜部の反対側で、
外側ハウジングは、上記の実施例に関して説明した様な
、ハウジング70と軸75との間に配置した粘性液体連
結装置84を収容する様になっている。内側ハウジング
78は、図1の実施例における遊星輪14の延長部14
aと同様に、外側ハウジングの壁86と軸75との間で
密封されて伸びる軸方向の延長部85を有する。運転の
際、トルクがかからない時は、ビスコカプラーは、入力
部材と出力軸75との間に存在する速度差の作用である
低い特性で作動する。駆動トルクが輪に伝達されると、
外側ハウジングと内側ハウジングとの間に角度的な移動
が生じ、それにより内側ハウジングを図7で見て左側に
移動させ、その移動が上記の実施例と同様に、ビスコカ
プラーの作動特性を変化させる。
に、リング71に固定したハウジング70,伝動軸74
,75に接続した遊星輪72,73、衛星輪を支える軸
76および衛星輪77からなる。この場合、衛星輪を支
える軸は、主ハウジング70内部で軸方向に滑動できる
内側ハウジング78により支えられている。この内側ハ
ウジングおよび外側ハウジングは、これら2つのハウジ
ング間の相対的な角度移動の作用により、内側ハウジン
グを軸方向に移動させることができる相補手段を有する
。これらの手段は、例えば内側ハウジングに取り付けた
2つの直径方向で対向するドグ79、および外側ハウジ
ングの対向面82上に備えた、止まり81まで伸びた2
つの傾斜部からなる。その2つのハウジング間にスプリ
ング83を配置してある。これらの傾斜部の反対側で、
外側ハウジングは、上記の実施例に関して説明した様な
、ハウジング70と軸75との間に配置した粘性液体連
結装置84を収容する様になっている。内側ハウジング
78は、図1の実施例における遊星輪14の延長部14
aと同様に、外側ハウジングの壁86と軸75との間で
密封されて伸びる軸方向の延長部85を有する。運転の
際、トルクがかからない時は、ビスコカプラーは、入力
部材と出力軸75との間に存在する速度差の作用である
低い特性で作動する。駆動トルクが輪に伝達されると、
外側ハウジングと内側ハウジングとの間に角度的な移動
が生じ、それにより内側ハウジングを図7で見て左側に
移動させ、その移動が上記の実施例と同様に、ビスコカ
プラーの作動特性を変化させる。
【0014】最後に、図9の実施形態では、装置はハウ
ジング90、スプラインにより伝動軸93,94にそれ
ぞれ固定した遊星輪91,92、衛星輪支持体95およ
び衛星輪96からなる。ビスコカプラー装置97は差動
装置ハウジングの中に受け入れたハウジング98内に収
容され、2組の円盤99,100がそれぞれ回転に関し
て、一方はハウジング98と、他方はハブ101と一体
化されている。ハウジング98は、回転に関して、軸9
3に固定され、また、前スプライン103により遊星輪
91に接続したフランジまたはカバー102を経由して
、遊星輪91にも一体化されている。これらのスプライ
ンの圧力角度は、遊星輪の歯の圧力角度と適合する様に
選択する。ハブ101は回転に関して軸94に一体化さ
れているので、この連結装置はこの差動装置の2つの出
力部材間に配置されている。ビスコカプラーの特性変化
は、遊星輪91の僅かな軸方向の移動によりもたらされ
る。
ジング90、スプラインにより伝動軸93,94にそれ
ぞれ固定した遊星輪91,92、衛星輪支持体95およ
び衛星輪96からなる。ビスコカプラー装置97は差動
装置ハウジングの中に受け入れたハウジング98内に収
容され、2組の円盤99,100がそれぞれ回転に関し
て、一方はハウジング98と、他方はハブ101と一体
化されている。ハウジング98は、回転に関して、軸9
3に固定され、また、前スプライン103により遊星輪
91に接続したフランジまたはカバー102を経由して
、遊星輪91にも一体化されている。これらのスプライ
ンの圧力角度は、遊星輪の歯の圧力角度と適合する様に
選択する。ハブ101は回転に関して軸94に一体化さ
れているので、この連結装置はこの差動装置の2つの出
力部材間に配置されている。ビスコカプラーの特性変化
は、遊星輪91の僅かな軸方向の移動によりもたらされ
る。
【0015】
【発明の効果】先行技術と比較した、本発明の利点を図
10に示すが、そこではグラフ(C,Δn)が、2つの
先行技術の解決策、およびここで推奨する解決策の特性
、および「理想的な」特性を示す。この理想的な特性は
Aで示す。曲線B1およびB2は、値の異なった2つの
検量に関する、最初の型(摩擦クラッチによる)の解決
策に相当する。曲線C1およびC2は公知のビスコカプ
ラー装置の2つの特性を示す。本発明に係わる曲線Dは
、理想曲線Aに近くなっている。無論、装置を組み立て
る際、ビスコカプラーを減圧にすることにより、基本ま
たは公称特性を曲線C1で表わされる特性よりも低くす
ることができる。また、図中のj、j1、j2の様な軸
方向の遊びは敢えて誇張してある。
10に示すが、そこではグラフ(C,Δn)が、2つの
先行技術の解決策、およびここで推奨する解決策の特性
、および「理想的な」特性を示す。この理想的な特性は
Aで示す。曲線B1およびB2は、値の異なった2つの
検量に関する、最初の型(摩擦クラッチによる)の解決
策に相当する。曲線C1およびC2は公知のビスコカプ
ラー装置の2つの特性を示す。本発明に係わる曲線Dは
、理想曲線Aに近くなっている。無論、装置を組み立て
る際、ビスコカプラーを減圧にすることにより、基本ま
たは公称特性を曲線C1で表わされる特性よりも低くす
ることができる。また、図中のj、j1、j2の様な軸
方向の遊びは敢えて誇張してある。
【図1】本発明に係わる差動装置の第一の実施形態の半
断面図である。
断面図である。
【図2】別の実施形態の部分断面図である。
【図3】他の2つの実施形態の半断面図である。
【図4】他の2つの実施形態の半断面図である。
【図5】他の実施形態における差動装置の断面図である
。
。
【図6】図5の線6−6に沿って見た断面図である。
【図7】別の実施形態の断面図である。
【図8】図7の線8−8に沿って見た断面図である。
【図9】最後の実施形態を示す部分断面図である。
【図10】本発明に係わる装置の利点を示すグラフであ
る。
る。
Claims (15)
- 【請求項1】1個の入力部材(10, 50, 60,
61, 70, 78, 90)および2個の出力部
材(14, 15,52, 53, 72, 73,
91, 92)、並びに2個の該入力部材と出力部材と
の間に配置した滑り制御式連結装置(23, 84,
97)からなる差動装置を含む、特に自動車用の伝動装
置であって、該入力および出力部材(14, 60,
78, 91)の少なくとも一つがそこにかかるトルク
の作用により軸方向に可動であり、この部材の移動がそ
の滑り制御式連結装置の差動特性を変えるのに利用され
ることを特徴とする装置。 - 【請求項2】連結装置が、円盤および剪断応力下で作動
する粘性液体を備えた型の装置であることを特徴とする
請求項1記載の装置。 - 【請求項3】粘性液体連結装置が、差動装置を収容する
容器から密封されて分離されている容器を含むことを特
徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項4】前記可動部材の移動が粘性液体の内部圧お
よび/またはその連結装置内の円盤間の間隔を変化させ
ることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項5】可動部材が、ハウジング(10, 90)
内に軸方向に滑動できる様に取り付けてある差動遊星輪
(14, 91)の一つであることを特徴とする請求項
1〜4のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項6】可動部材が、入力部材および出力部材の共
通軸(X−X) と平行に、且つハウジング(50,
70)内で滑動できる様に取り付けてあり、ハウジング
(50, 70)と少なくとも一つの衛星輪支持体(5
8, 59, 76)との間でトルクを伝達する中間部
材(60, 78)であることを特徴とする請求項1〜
4のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項7】中間部材が、少なくとも一つの衛星輪支持
体軸(58, 59)を支持する傾斜部(62)を有す
る半シェル(60)であることを特徴とする請求項6記
載の装置。 - 【請求項8】中間部材が、少なくとも一つの衛星輪支持
体軸(76)を支える内側ハウジング(78)であり、
ハウジング(70)および内側ハウジング(78)が、
これら2つのハウジング間の角度的移動により、内側ハ
ウジングを軸方向に移動させることができる相補手段(
79, 80)を有することを特徴とする請求項6記載
の装置。 - 【請求項9】可動部材(14, 60, 78)が、ハ
ウジング(10)の一部と軸(16, 54, 75)
との間で密封的に滑動することができる軸方向の延長部
(14a, 67, 85) を含み、この軸方向延長
部の末端が、滑り制御式連結装置の容器の一部を限定し
、および/または板(30)と相互作用し、連結装置内
にある円盤を一つに合わせることができることを特徴と
する請求項5〜8のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項10】ハウジングが、差動装置を収容する第一
容器を連結装置を収容する第二容器から分離する壁(2
6)を含み、この壁が少なくとも一つのダクト(27)
を有し、そのダクト中に滑動部材(28)が受け入れら
れており、その横滑り部材の一端が可動部材に突き当た
り、その他端が第二容器を部分的に限定し、および/ま
たは板に突き当たり、連結装置の円盤を一つに合わせる
ことができることを特徴とする請求項5〜8のいずれか
1項記載の装置。 - 【請求項11】連結装置がカバー(102) を含み、
差動装置の可動部材とこのカバーとの間を連結する前方
義歯部があることを特徴とする請求項5〜8のいずれか
1項記載の装置。 - 【請求項12】可動部材(14, 60, 78)を、
その、連結装置の作動特性を変化させない位置に戻すた
めの少なくとも一つの弾性部材(20, 69, 83
)があることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項13】連結装置が、入力部材(10, 50,
70)と、差動装置の2個の出力部材の一つとの間に
配置されていることを特徴とする請求項1〜12のいず
れか1項記載の装置。 - 【請求項14】連結装置が、差動装置の2本の出力軸(
93, 94)間に配置されていることを特徴とする請
求項1〜12のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項15】円盤および粘性液体を備えた連結装置を
、その組み立て時に真空下におくことを特徴とする請求
項2〜14のいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9005907 | 1990-05-11 | ||
FR9005907A FR2661964B1 (fr) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | Dispositif de transmission a differentiel et accouplement a glissement controle. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228954A true JPH04228954A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=9396523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3107296A Withdrawn JPH04228954A (ja) | 1990-05-11 | 1991-05-13 | 差動式伝動装置および滑り制御式連結装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5149309A (ja) |
EP (1) | EP0456563A1 (ja) |
JP (1) | JPH04228954A (ja) |
FR (1) | FR2661964B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2666391A1 (fr) * | 1990-08-07 | 1992-03-06 | Glaenzer Spicer Sa | Dispositif de transmission a differentiel et accouplement notamment pour vehicule automobile. |
JP3445070B2 (ja) * | 1996-08-30 | 2003-09-08 | 栃木富士産業株式会社 | デファレンシャル装置 |
US6354978B1 (en) | 1999-10-26 | 2002-03-12 | Simplicity Manufacturing, Inc. | Differential and method for variable traction control |
US6293891B1 (en) * | 1999-12-23 | 2001-09-25 | Spicer Technologies, Inc. | Limited slip differential clutch pack |
US6428439B1 (en) * | 2000-10-04 | 2002-08-06 | Gkn Automotive, Inc. | Integrated viscous transmission in a differential |
US7104912B2 (en) * | 2004-07-21 | 2006-09-12 | Eaton Corporation | Differential gear mechanism and improved axle retention arrangement therefor |
US20080085804A1 (en) * | 2004-08-28 | 2008-04-10 | Georg Kwoka | Limited Slip Differential With Crown Gears |
US20090197719A1 (en) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Imtiaz Ali | Torsional decoupler |
US8192312B2 (en) * | 2008-01-31 | 2012-06-05 | The Gates Corporation | Isolator with damping |
US8888622B2 (en) | 2012-06-04 | 2014-11-18 | The Gates Corporation | Isolator decoupler |
US9291253B1 (en) | 2015-03-24 | 2016-03-22 | Gates Corporation | Isolating decoupler |
CN108361346B (zh) * | 2018-02-24 | 2019-11-12 | 潍坊学院 | 限滑差速器 |
US11549558B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-01-10 | Gates Corporation | Isolator decoupler |
DE102018221514A1 (de) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | Zf Friedrichshafen Ag | Sperrdifferential |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3815443A (en) * | 1958-10-27 | 1974-06-11 | Borg Warner | Differential mechanism |
US3906812A (en) * | 1973-03-31 | 1975-09-23 | Aisin Seiki | Locking differential |
US3929036A (en) * | 1973-12-26 | 1975-12-30 | Clark Equipment Co | Limited slip differential with negligible bias under light load conditions |
US4245525A (en) * | 1978-02-01 | 1981-01-20 | National Mine Service Company | Limited slip differential |
US4290321A (en) * | 1979-06-25 | 1981-09-22 | Wilson Denney R | Variable lock differential |
US4412459A (en) * | 1981-04-15 | 1983-11-01 | Eaton Corporation | Controlled differential |
HU195873B (en) * | 1983-11-14 | 1988-07-28 | Magyar Vagon Es Gepgyar | Double-acting differential gear with slip limiting elements |
CA1257106A (en) * | 1985-02-25 | 1989-07-11 | Masao Teraoka | Power transmission apparatus |
DE3609418A1 (de) * | 1985-03-30 | 1986-10-02 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Viskosekupplung |
AT383877B (de) * | 1985-09-16 | 1987-09-10 | Steyr Daimler Puch Ag | Fluessigkeitsreibungskupplung |
JPH0191153U (ja) * | 1987-12-08 | 1989-06-15 | ||
AT396812B (de) * | 1988-07-08 | 1993-12-27 | Viscodrive Gmbh | Viskosekupplung |
-
1990
- 1990-05-11 FR FR9005907A patent/FR2661964B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-03 EP EP91401173A patent/EP0456563A1/fr not_active Withdrawn
- 1991-05-08 US US07/697,186 patent/US5149309A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-13 JP JP3107296A patent/JPH04228954A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5149309A (en) | 1992-09-22 |
EP0456563A1 (fr) | 1991-11-13 |
FR2661964B1 (fr) | 1995-03-17 |
FR2661964A1 (fr) | 1991-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |