JPH04228795A - スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘 - Google Patents
スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘Info
- Publication number
- JPH04228795A JPH04228795A JP13192391A JP13192391A JPH04228795A JP H04228795 A JPH04228795 A JP H04228795A JP 13192391 A JP13192391 A JP 13192391A JP 13192391 A JP13192391 A JP 13192391A JP H04228795 A JPH04228795 A JP H04228795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sinker
- boring
- weight
- sinking
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 abstract description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000005527 soil sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
の地質調査あるいはボーリング工事等を行う際に使用す
る海底堀削用の足場であるスパーブイ型ボーリング櫓を
係留する場合に用いる沈錘に関するものである。
等を行うに当って、図4および図15に示すように、途
中に浮力体Aを設けた標柱体Bの下端を係留装置Cによ
り1個の沈錘に係留し、浮力体Aを水中に引き込んでそ
れより上方である標柱体Bの途中に水線Lがくるように
し、浮力により水中に直立するようにしたスパーブイ型
ボーリング櫓を用いることが提案されている(平成1年
特許願第49157号)。上記作業を行うに当って、引
込み係留式のスパーブイを用いる着想は、風波による傾
斜が少なく直立状に安定し、しかも、移動が比較的容易
であることに着目したからである。
しく説明すると、浮力体Aおよび標柱体Bを貫通するよ
うにセンターパイプDを設け、該センターパイプDの下
端は標柱体Bの底板に達して水中に開口せしめ、また、
センターパイプDの上端は少くとも水線Lより上方に位
置せしめ、その中に図面符号Eで示すようにボーリング
用ケーシングパイプ、ロッドもしくはサンプラーなど(
ただし、本明細書においては、これらをボーリング用パ
イプ類と略称する)が挿通されている。そして、標柱体
BとセンターパイプDとは二重のパイプ構造であり、セ
ンターパイプDの外方は水密中空状となっていてスパー
ブイの浮力を増し、センターパイプD内は吃水線まで水
が侵入する。一方、標柱体Bの頂部には作業用プラット
ホームFが設けられている。
イプDの中に挿通せしめられているボーリング用パイプ
類Eは、スパーブイ型ボーリング櫓を係留するための沈
錘をも上下に貫通して海底である地盤Gに達し、さらに
その地中に伸びる。
当然ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通する孔が形成
されているが、その孔はボーリング用パイプ類Eが貫通
する程度の大きさにすぎず沈錘底面がすべて基礎地盤に
接するから、ボーリング孔周辺基盤に沈錘の重量がもろ
にかかり、地盤が変形し、自然の状態と異なることにな
り、ボーリングやボーリング孔を利用しての原位置試験
による正確な土質構造・土質特性を把握したり、あるい
は、自然状態での土質常数を得るための乱されない試料
のサンプリングを行うことができないという欠点があっ
た。
目的とするものである。
、本発明では、ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通す
る沈錘本体の少くとも中央付近底部に、比較的大きな空
間2を備えたものである。
状に交差させた上下2つの枠体21,22で構成し、ボ
ーリング用パイプ類Eが上下に貫通する部分の外方であ
る両枠体21,22の底部に一対の脚片23,23、2
4,24をそれぞれ設け、各脚片23,23、24,2
4の内方であって上下2つの枠体21,22の交差部分
の下方付近を比較的大きな空間2とするとよい。
1,22を分離可能ならしめておくと都合がよい。
は、沈錘重量を支持する支圧部3’を設けておくとよい
。
切り欠き、ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通するそ
の切欠部分の外方である沈錘底部に、沈錘重量を支持す
る支圧部3を環状に設けておくとよい。
ーボックス6との間であって該支圧部3の上方内側に位
置せしめた補強材を帯状板とし、それを地盤Gに対して
直角となるように配置することが好ましい。
通する部分に、ボーリング用パイプ類案内用のコーン9
を配置しておくとよい。
、海底の地質調査あるいはボーリング工事等を行う際海
底に沈められ、従来の場合と同様係留装置Cによりこの
沈錘に標柱体Bの下端が係留される。そして、センター
パイプDの中に挿通されているボーリング用パイプ類E
は図5および図16に示すように、この沈錘を上下に貫
通して海底である地盤Gに達し、さらにその地中に伸び
る。
貫通しているボーリング用パイプ類Eの周辺に相当する
沈錘本体中央付近底部は、比較的大きな空間2となって
いるから、ボーリング作業およびサンプリングに際して
、ボーリング地点基礎地盤に作用することがなく、自然
状態の下でボーリングを行うことができ、土質構造の把
握やサンプリングを行うことができる。
せた上下2つの枠体21,22から構成されていると、
沈錘本体を軽量化することができる。また、図17に示
すように改定の地盤G’が水平な地盤Gに対してθだけ
傾いていてその上に沈錘が設置された場合でも、傾いて
いる地盤G’の垂線H’に対してθの範囲内ならば沈錘
の一部にぶつかることがなくボーリング用パイプ類Eを
降して行くことができる。換言すれば、沈錘本体が上下
2つの枠体を平面十字状に交差させた形式でない場合に
は、地盤G’がわずかに傾いているだけでも鉛直に降さ
れてきたボーリング用パイプ類Eが沈錘の一部にぶつか
ることが多かったが、この形式のものとした場合には、
地盤G’が多少傾いていてもボーリング用パイプ類Eを
降して行くことができ、沈錘の設置場所が大きく制限さ
れることがない。
しめると、沈錘を2つの枠体に分離して小さくすること
ができる。
枠体21,22の底部に一対の脚片23,23、24,
24をそれぞれ設け、各脚片23,23、24,24の
底部に沈錘重量を支持する支圧部3’を、また、沈錘本
体の中央付近を上から下まで切り欠き、ボーリング用パ
イプ類Eが上下に貫通するその切欠部分の外方である沈
錘底部に沈錘重量を支持する支圧部3が環状に設けられ
ていると、ボーリング用パイプ類Eにより穿孔されるボ
ーリング孔から相当離れた位置で沈錘の重量を支持する
ことができる。より自然な状況を保持することができ、
品質の高い土質調査結果を得ることができ、さらに、地
盤の強度特性を把握するために行うボーリング孔を利用
しての諸原位置試験結果の正確さを得ることができ、正
確な土質力学的常数を得るために不可欠な乱さない土の
サンプリングが可能となる。
カーボックス6との間であって該支圧部3の上方内側に
位置せしめた補強材を帯状板とし、それを地盤Gに対し
て直角となるように配置すると、軟弱な地盤であってそ
の上に設置された沈錘が図5に示すように地盤Gよりた
とえ沈下するようなことがあっても、重量物であるシン
カーが入っているシンカーボックス底面の圧力が地盤G
に直接作用することがなく、しかも、沈下した沈錘に土
圧が掛かるのを極力防止することができる。
貫通する部分にボーリング用パイプ類案内用のコーン9
が配置されていると、標柱体BのセンターパイプD内を
通って降ろされてくる長いボーリング用パイプ類Eを上
下に貫通させるに当り、長いボーリング用パイプ類Eを
このコーン9により確実に案内することができる。
る。
全体の平面図、図10は、本発明の第2の実施例を示す
沈錘全体の平面図である。第1の実施例に示す沈錘は平
面的に見て方形状であるが、その全体形状は図示例の場
合のみに限定されるものではなく、例えば平面的に見て
円形もしくは多角形であってもよい。一方、第2の実施
例に示す沈錘は平面十字形である。
に、また、第2の実施例に示す沈錘は図15に示すよう
に、いずれも海底の地質調査あるいはボーリング工事等
を行う際海底に沈められ、従来の場合と同様係留装置C
によりそれぞれの沈錘に標柱体Bの下端が係留される。 そして、センターパイプDの中に挿通せしめられている
ボーリング用パイプ類Eは図5及び図16に示すように
それぞれの沈錘を上下に貫通して海底である地盤Gに達
し、さらにその地中に伸び、それを回転させることによ
り堀削することができる。
に基づいて詳細に説明する。
リング用パイプ類Eがこの沈錘を上下に貫通すべく、そ
の沈錘本体の中央付近は上から下まで方形状に切り欠か
れており、その底部に比較的大きな空間2を形成する。 この空間2とは、少くともボーリング用パイプ類Eが沈
錘を上下に貫通するのに必要な大きさより少くとも大き
い空間であればよい。そして、この空間2は沈錘本体の
中央付近底部のみに形成してもよいが、第1の実施例の
場合には、沈錘本体の中央付近を上から下まで方形状に
欠如してボーリング用パイプ類Eが貫通する部分1の直
下にこれとほぼ同じ大きさで方形状の空間2が形成され
るようにしてある。
重量を支持する支圧部3を環状に形成する。実施例では
、沈錘本体が平面的に見て方形状であるから、これに合
わせて支圧部3も図6に示すように方形枠状としてある
が、その形はこの場合のみに限定されるものではなく、
円環状あるいは多角環状としてもよい。そして、第1の
実施例におけるこの支圧部3は、方形環状の底板3a上
にI型鋼3bを二重枠状に溶接してその枠内にコンクリ
ート3cを打設することにより構成されている。もっと
も、コンクリート3cに代えて分割した鋳鉄製ブロック
を枠内に並置するようにしてもよい。沈錘底部に支圧部
3が環状に設けられていると、ボーリング用パイプ類E
により穿孔されるボーリング孔から相当離れた位置で沈
錘の重量を支持することができ、より自然な静的土圧状
況の下で土質データを得たり、あるいはサンプルを採取
したりすることができる。
において4aで示す2本のH型鋼と、その間に位置する
4bで示す2枚の帯状板とが図6における支圧部3の左
右方向に渡し掛けた状態で支圧部3のI型鋼3b上面に
溶接されている。この2枚の帯状板4b,4b は垂直
に立て掛けた状態に配置されている。また、2本のH型
鋼4a, 4aからは、図6における支圧部3の上に現
われる枠体部分に渡し掛けられる帯状板4cが垂直に立
て掛けた状態で4枚づつ突設され、これらも支圧部3の
I型鋼3b上面に溶接されている。これらの部材はいず
れも補強材であってこれらの部材で構成される補強材4
上には、さらに図8において5aで示すH型鋼からなる
方形状の枠体と左右2枚の帯状板5b, 5bとからな
る補強材5が溶接されている。この2枚の帯状板5b,
5bも図7において4bで示す帯状板と同じように垂
直に立て掛けた状態で配置されている。
て6で示すシンカーボックスが配置され、両者は多数の
ボルト7により固定されている。なお、ボルト7を外す
と、シンカーボックス6とそれより下側の部分とを分離
することができる。
に貫通する部分1とその直下に位置する空間2は、上段
の補強材5上に配置されたシンカーボックス6の中央部
の底板を方形状に除くことによって形成されているが、
その周囲は区画された室6aとし、その中に図2の鎖線
および図5の実線で示すように重量物であるシンカー8
を1個づつ収納する。なお、第1の実施例では各室6a
の区画壁である板を図2および図3において6’で示す
ように外方に行くに従い低くなるようにしてある。これ
は、各室6aに重量物であるシンカー8を収納しやすく
するために工夫されたものである。
位置することになる補強板4の一部である2枚の帯状板
4bと補強板5の一部である2枚の帯状板5bとは、平
面的に直交することになり、リブ4b’, 5b’で互
いに溶接、固着されており、図2および図3に示すよう
にボーリング用パイプ類Eが上下に貫通する部分1の下
方である空間2を塞ぐことはない。また、2枚の帯状板
4b, 4bと2枚の帯状板5b,5bはいずれも垂直
に立て掛けた状態で配置されているから、沈錘を海底に
沈めたとき2枚の帯状板4b,4bと5b,5bとはい
ずれも地盤Gに対して直角となり、軟弱な地盤であって
その上に設置された沈錘が図5に示すようにたとえ地盤
Gより沈下するようなことがあっても、重量物であるシ
ンカー8が入っているシンカーボックス6の底面の圧力
が地盤Gに直接作用することがなく、しかも、沈下した
沈錘に土圧が掛かるのを極力防止することができる。沈
錘が地盤Gより沈下してもシンカーボックス6の底面の
圧力が地盤Gに直接作用しない範囲とは、支圧部3の底
面からシンカーボックス6の底面までの間、すなわち図
5における GL 〜 GH の高さHの範囲であり、
この範囲内であればたとえ沈錘が地盤Gより沈下したと
してもシンカーボックス6の底面の圧力が地盤Gに直接
作用しない。
19に基づいて詳細に説明する。
本体が平面十字状に交差させた上下2つの枠体21と2
2とで構成されており、全体形状が平面十字形である。 このような構造とすると、両枠体21,22の交差部分
の枠内をボーリング用パイプ類Eが貫通する部分1とす
ることができる。そして、ボーリング用パイプ類Eが貫
通するこの部分1の外方である両枠体21,22の底部
に、枠体の長手方向に対して一対となるごとく脚片23
,23、24,24が取り付けられている。このような
構造とした場合においては、図12および図16に示す
ように各脚片23,23、24,24の内方であって上
下2つの枠体21,22の交差部分の下方付近を比較的
大きな空間2とすることができる。この空間2は、少く
ともボーリング用パイプ類Eが沈錘を上下に貫通するの
に必要な大きさより少なくとも大きくなっておればよい
。
せた上下2つの枠体21と22とで構成されていると、
沈錘本体を軽量化することができる。また、図17に示
すように海底の地盤G’が水平な地盤Gに対してθだけ
傾いていてその上に沈錘が設置された場合でも、傾いて
いる地盤G’の垂線H’に対してθの範囲内ならば沈錘
の一部にぶつかることなくボーリング用パイプ類Eを降
して行くことができる。換言すれば、沈錘本体が上下2
つの枠体を平面十字状に交差させた形式のものでない場
合には、地盤G’がわずかに傾いているだけでも鉛直に
降されてきたボーリング用パイプ類Eが沈錘の一部にぶ
つかることが多かったが、この形式のものとした場合に
は、地盤G’が多少傾いてもボーリング用パイプ類E
を降して行くことができ、沈錘の設置場所が大きく制限
されることがない。
いに固定してもよいが、図13と図14とに示すように
2つの枠体21と22とを分離可能としておく方がよい
。すなわち、上下2つの枠体21と22とを多数のボル
ト25により固定できるようにし、逆に、ボルト25を
外すと上下2つの枠体21と22を分離できるようにす
る。そのために、実施例では上下2つの枠体21と22
とが交差する4個所の接合部分において、上側の枠体2
1の下面にフランジ26(図13)を、また、下側の枠
体22の上面にフランジ27(図14)をそれぞれ取り
付けてある。そして、上下に位置する2枚のフランジ2
6,27をいずれも接合させた状態でこれらを介して多
数のボルト25により上下2つの枠体21と22を固定
できるようにしてある。
分離可能ならしめると、沈錘を長方形状の2つの枠体2
1と22とに分離して小さくすることができる。これは
、沈錘の構成部品のうち最大寸法のフレーム部を2つに
分離して小さくすることができる。従って、トラックな
どによる輸送が可能となる。
1,22の上面であって、両者の交差部分である枠内を
除いた部分、すなわち図10において外側に突出してい
る部分をシンカー8’の設置部とする。2つの枠体21
と22とは上下2段になっているから、上側の枠体21
におけるシンカー設置部28と下側の枠体22における
シンカー設置部29とは段違いになっており、したがっ
て、シンカー8’も図11に示すように枠体21側と枠
体22側とで高さの異なる所に設置されることになる。 なお、図10、図11において30はシンカー8’用の
コーナー板であり、シンカー8’はそれより内側に収納
される。
底部には、沈錘重量を支持する支圧部3’を設ける。第
2の実施例におけるこの支圧部3’は平板を水平状に配
置したものであって、都合4枚の平板からなる支圧板で
沈錘重量を支持することができる。このように一対の脚
片23,23、24,24の底部に支圧部3’が設けら
れていると、ボーリング用パイプ類Eにより穿孔される
ボーリング孔から相当離れた位置で沈錘の重量を支持す
ることができ、より自然な静的土圧状況の下で土質デー
タを得たり、あるいはサンプルを採取したりすることが
できる。
圧部3’にあっては、その支圧板の下面にエキスパンド
メタル31が溶接により多数固定してあって、沈錘設置
時多数のエキスパンドメタル31を地盤Gに食い込ませ
得るようにしてある。これにより、沈錘設置時において
地盤Gに対する沈錘の摩擦抵抗が増し、沈錘が滑動する
のを防止することができる。
す沈錘の変形例を示す。この沈錘が第2の実施例の場合
と大きく異なる所は、上述したエキスパンドメタル31
に代えてスパイクパイプ32を用いたことである。すな
わち、図19に示すように、支圧板の下面にスパイクパ
イプ32が溶接により固定されていて、沈錘設置時この
スパイクパイプ32を地盤Gに食い込ませ得るようにし
てある。これにより、支圧板の下面に多数のエキスパン
ドメタル31を固定した場合と同様の効果が期待できる
。
片23,24はH型鋼を用いて作製することができる。
通する部分1にボーリング用パイプ類案内用のコーン9
を配置しておくと、第1の実施例の場合には、図3,図
5に示すように作業用プラットホームFからセンターパ
イプDを挿通して長いボーリング用パイプ類Eを降ろし
てきたときこのコーン9がボーリング用パイプ類Eの先
を案内して沈錘に確実に差し込まれるようにすることが
できる。ちなみに、ボーリング用パイプ類Eの全体長さ
は沈錘を沈めた場合における水深よりも長い(例えば、
水深約30mの所に沈錘を沈めた場合、40m程度のボ
ーリング用パイプ類が必要となる)から、水面上の高い
所から海底に沈められた沈錘に長いボーリング用パイプ
類Eを差し込む作業はきわめて厄介であるが、ボーリン
グ用パイプ類Eが上下に貫通する部分1にコーン9が配
置されていると、水面上に位置する作業用プラットホー
ムFからでも海底に沈めれた沈錘に長いボーリング用パ
イプ類を確実に差し込むことができる。
ては、このコーン9を配置した状態を全く示してないか
、概略的に示す程度に止めてあるが、第2の実施例に示
す沈錘にこのコーン9を配置するに当っては、図18に
示すように、上側の枠体21の中央部分すなわち下側の
枠体22と交差する部分における上側の枠体21上に、
H型鋼からなる左右一対の取付部材33,33を橋架し
、両取付部材33,33間に渡し掛けるようにコーン9
を取り付ける。この部分にコーン9が配置されている場
合には、第1の実施例における場合と同様の効果が期待
できる。
によりシンカーボックス6とそれより下側の部分とが分
離・組立可能になっているから、両者の組立を浅い水深
の所(例えば港内)で浮力を利用して行い、シンカー8
は水深の深い設置現場で挿入することが可能である。ま
た、シンカーボックス8をセットしやすいよう図8にお
いて5で示す補強材の外周部分には、略L字形のガイド
板10が8個取り付けられている。
おいて、11〔図1、図2、図7〕は補強材4の四隅に
取り付けた本体吊環、12〔図1、図2、図3、図5、
図9〕はシンカーボックス6に取り付けられた係留環、
13〔図1、図2、図9〕は同じくシンカーボックス6
に取り付けられた補助吊環、I〔図4〕は作業用プラッ
トホームFに搭載されたボーリング機材である。
図19 )において、34〔図10、図11、図12、
図13、図16、図17、図18、図19〕は、左右一
対の上記取付部材33,33に差し込むようにして取り
付けられた係留環、35〔図10、図12、図13、図
14、図16、図17、図18〕は、上下2つの枠体2
1,22の四隅に取り付けた吊環である。
19において36で示すように、一対の脚片23,23
または(および)24,24の外面に防食板を取付けて
おくとよい。
ボーリング用パイプ類Eにより穿孔されるボーリング孔
地点の地盤に沈錘の重量が作用することがなく、自然の
状況の下でボーリングや原位置試験を行ったり、乱さな
い土のサンプルを採取することができる効果がある。
本体を軽量化できる効果がある。さらに、ボーリング用
パイプ類Eを降して行くことができる沈錘の設置場所が
大きく制限されることがないという効果がある。
勝ちな沈錘本体を分離して小さくし、トラックなどによ
る輸送が可能となる効果がある。
ーリング用パイプ類Eにより穿孔されるボーリング孔か
ら相当離れた位置で沈錘の重量を支持することができ、
自然な状況の下でボーリングや原位置試験を行ったり、
乱さない土のサンプルを採取することができる効果があ
る。
であってその上に設置された沈錘が地盤Gよりたとえ沈
下するようなことがあっても、重量物であるシンカーが
入っているシンカーボックス6の底面の圧力が地盤Gに
直接作用することがなく、しかも、沈下した沈錘に土圧
が掛かるのを極力防止することができるから、自然の土
圧状況の下で土質データの取得やサンプリングを行った
り、自然の状況の下でボーリング工事を行うに当って、
何ら支障がないという効果がある。
られた沈錘に向って降される長いボーリング用パイプ類
Eを沈錘の所定位置に確実に案内して上下に貫通させ得
る効果がある。
の第1の実施例を示す全体の平面図、
のIII −III 線における断面図、
の実施例に示す沈錘の使用状態を示す正面図、
図2のVI−VI線における平面図、
図2のVII −VII 線における平面図、
下段の補強材の上に位置している上段の補強材のみを示
す図2のVIII−VIII線における平面図、
】上段の補強材上に配置されるシンカーボックスのみの
平面図、
錘の第2の実施例を示す全体の平面図、
正面図、
図、
】下側の枠体のみを示す平面図、
例に示す沈錘の使用状態を示す正面図、
、
に設置した場合の利点を説明するための断面図、
8】第2の実施例の変形例を示す沈錘全体の平面図、
空間 3 支圧部 4b, 5b 帯状板 6 シンカーボックス 21,22 枠体 23,24 脚片 3’ 支圧部 E ボーリング用パイプ類 G 地盤
Claims (7)
- 【請求項1】ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通する
沈錘本体の少くとも中央付近底部に、比較的大きな空間
2を備えたことを特徴とするスパーブイ型ボーリング櫓
用沈錘。 - 【請求項2】沈錘本体を、平面十字状に交差させた上下
2つの枠体21,22で構成し、ボーリング用パイプ類
Eが上下に貫通する部分の外方である両枠体21,22
の底部に一対の脚片23,23、24,24をそれぞれ
設け、各脚片23,23、24,24の内方であって上
下2つの枠体21,22の交差部分の下方付近を比較的
大きな空間2としてなる請求項1記載のスパーブイ型ボ
ーリング櫓用沈錘。 - 【請求項3】上下2つの枠体21,22を分離可能なら
しめた請求項2記載のスパーブイ型ボーリング櫓用沈錘
。 - 【請求項4】前記脚片23,23、24,24の底部に
、沈錘重量を支持する支圧部3’を設けた請求項2記載
のスパーブイ型ボーリング櫓用沈錘。 - 【請求項5】沈錘本体の中央付近を上から下まで切り欠
き、ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通するその切欠
部分の外方である沈錘底部に、沈錘重量を支持する支圧
部3を環状に設けた請求項1記載のスパーブイ型ボーリ
ング櫓用沈錘。 - 【請求項6】支圧部3とその上方に配置したシンカーボ
ックス6との間であって該支圧部3の上方内側に位置せ
しめた補強材を帯状板とし、それを地盤Gに対して直角
となるように配置した請求項5記載のスパーブイ型ボー
リング櫓用沈錘。 - 【請求項7】ボーリング用パイプ類Eが上下に貫通する
部分に、ボーリング用パイプ類案内用のコーン9を配置
した請求項1もしくは2もしくは5記載のスパーブイ型
ボーリング櫓用沈錘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131923A JPH07107349B2 (ja) | 1990-05-10 | 1991-05-08 | スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12196990 | 1990-05-10 | ||
JP2-121969 | 1990-05-10 | ||
JP3131923A JPH07107349B2 (ja) | 1990-05-10 | 1991-05-08 | スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228795A true JPH04228795A (ja) | 1992-08-18 |
JPH07107349B2 JPH07107349B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=26459210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131923A Expired - Lifetime JPH07107349B2 (ja) | 1990-05-10 | 1991-05-08 | スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107349B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4785857B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2011-10-05 | フーグロ エンジニアーズ ベーフェー | 可動支持構造物 |
JP2015158111A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 鹿島建設株式会社 | 削孔装置、削孔方法、及び、ガイド装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876688A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-09 | 有限会社 「よし」村工業所 | 水中ボ−リング装置の支柱パイプ保持装置 |
JPS63190392U (ja) * | 1988-02-17 | 1988-12-07 |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP3131923A patent/JPH07107349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5876688A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-09 | 有限会社 「よし」村工業所 | 水中ボ−リング装置の支柱パイプ保持装置 |
JPS63190392U (ja) * | 1988-02-17 | 1988-12-07 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4785857B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2011-10-05 | フーグロ エンジニアーズ ベーフェー | 可動支持構造物 |
JP2015158111A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 鹿島建設株式会社 | 削孔装置、削孔方法、及び、ガイド装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07107349B2 (ja) | 1995-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110397076A (zh) | 一种深水大直径灌注桩施工方法 | |
US2429952A (en) | Underwater foundation and method of erecting the same | |
CN102535529A (zh) | 自平衡法桩基承载力试验装置施工方法 | |
CN105951747B (zh) | 一种逆作法预埋格构柱的施工方法 | |
CN105239574B (zh) | 应用于填海地质的静压预应力管桩的施工方法 | |
CN101824919A (zh) | 钢管柱在富水软弱地层中深孔水下的安装定位方法 | |
CN110705095A (zh) | 一种岩溶地面塌陷分析方法 | |
CN107989057A (zh) | 一种桥梁桩基施工方法 | |
JP2543405B2 (ja) | スパ―ブイ型ボ―リング櫓および係留装置 | |
JP4043380B2 (ja) | 浮き基礎の浮体を沈下させる方法、およびこの方法を実施するための装置 | |
CN114197439A (zh) | 高涌流深水水下碎石桩施工方法以及施工设备 | |
CN116479888B (zh) | 深水倾斜不平整裸岩区域钢护筒定位装置及桩基成孔方法 | |
US4711601A (en) | Method of installing offshore constructions | |
JPH04228795A (ja) | スパーブイ型ボーリング櫓用沈錘 | |
Zuidberg | Seacalf: A submersible cone‐penetrometer rig | |
JPH07145616A (ja) | 場所打ちコンクリート杭工法 | |
US4480944A (en) | Offshore drilling of large diameter holes in rock formations | |
CN105735372B (zh) | 端承型大直径灌注桩单桩承载力超前检测方法 | |
JPH0128167B2 (ja) | ||
CN208379577U (zh) | 一种串珠式溶洞发育区围护桩 | |
JPS599695B2 (ja) | 水中捨石基礎の「てん」圧均し工法とその重錘 | |
CN115563681A (zh) | 一种沉井下部塌陷引起地表沉陷量预测方法 | |
CN205604308U (zh) | 钻芯取样装置 | |
CN113106997B (zh) | 一种倾斜岩层预钻引导孔的桩基施工方法 | |
KR102622212B1 (ko) | 가이드 프레임을 이용한 해상풍력 선 천공방법 및 선천공장비 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 16 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 16 |