JPH04227823A - オレフィン/パラフィンガス分離用促進液膜及び関連方法 - Google Patents

オレフィン/パラフィンガス分離用促進液膜及び関連方法

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JPH04227823A
JPH04227823A JP3116332A JP11633291A JPH04227823A JP H04227823 A JPH04227823 A JP H04227823A JP 3116332 A JP3116332 A JP 3116332A JP 11633291 A JP11633291 A JP 11633291A JP H04227823 A JPH04227823 A JP H04227823A
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gas
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Dean T Tsou
ディーン ティー ツォー
Marc W Blachman
マーク ダブリュー ブラックマン
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    • C10G31/11Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for by dialysis
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はガス流成分の選択的分離のための
促進液膜及びその使用に関する。より詳しくは本発明は
オレフィンガス分離に対する多孔質支持部材により支持
された炭酸アルキル液体の使用に関する。本発明はまた
フィード流から少くとも1つのガスを選択的に分離する
方法を提供する。そのような方法は他のガスからのオレ
フィンの分離を求める製造又は再生利用に使用できる。
【0002】
【発明の背景】現在、例えばオレフィン及びパラフィン
成分を含むガス流からのオレフィンの除去を含む気体フ
ィード流を選択的に分離する多くの方法及び装置が存在
する。遷移金属例えば銅、コバルト、ニッケル、マンガ
ン及び銀が不飽和化学種と配位結合することが長い間知
られてきた。この化学は合成、触媒作用及び分析に広範
に使用された。
【0003】ガスを互いに分離する機能的手段としてこ
の配位化学を利用する液膜の利用もまた当該技術におい
て知られている。例えば米国特許第3,758,603
 号及び第3,758,605 号には硝酸銀を含み、
種々の多孔質高分子支持体上に支持された水性液膜を、
パラフィン例えばメタン及びエタンからオレフィン例え
ばエチレン及びプロピレンを分離するために使用するこ
とが記載されている。
【0004】種々の液膜系が他の型の分離の達成に使用
された。例えば、プロトン付加エチレンジアミンを含む
腸イオン交換膜を種々のガス流からのCO2の分離に使
用することが知られている。しかし、これは水性基液膜
の使用を必要とする。既知水性液膜系に固有の問題が存
在する。1つは流れるガス流に対する膜の不変の暴露が
、膜を乾燥、それによるその効用の破壊、から防ぐため
に流れの増湿を必要とすることである。他の問題は水性
系が、使用できる促進剤(facilitator)の
範囲を水溶性であるものに制限することである。なお他
の問題は膜支持物質例えばポリスルホンがしばしば疎水
性であって湿潤にすることが困難であり、湿潤を維持す
ることが一層困難であることである。高分子支持体の乾
燥は非分離フィードガス流の浸透を許す開路を生じ、よ
くても透過物純度に激しい低下を生ずる。
【0005】水性膜系に固有の問題のために、有機液膜
が有利であると考えることができよう。しかし有機溶媒
がすべて膜をベースにしたガス分離に使用できるわけで
はない。有機溶媒例えばエチレングリコール、グリセリ
ン、及びDMSOはすべてそれらの水性等価物より非常
に低いオレフィン透過率を生ずるので、決して望ましく
ないことが証明された。
【0006】従って、耐膜乾燥性であり、増湿ガス流に
対する要求を排除する液体成分を用いる液膜系に対する
要求が存在する。液体成分は現在の支持成分工学を利用
するために水に匹敵する粘度及び比誘電率を有すべきで
ある。
【0007】
【発明の概要】従って、本発明の目的はガスフィード流
からのオレフィンの選択的な分離に有用な促進液膜を提
供することである。本発明の他の目的は流れるフィード
流に対する暴露による乾燥に対して低い傾向を示す前記
促進液膜を提供することである。
【0008】本発明の他の目的はガスフィード流からオ
レフィンを選択的に分離する方法を提供することである
。本発明のなお他の目的は高い透過物量及び純度を与え
ることができる前記方法を提供することである。これら
の及び他の目的並びに以下の記載から明らかになる既知
液膜にまさるそれらの利点は以下に記載し、特許請求す
る本発明により達成される。
【0009】一般に、ガスフィード流からオレフィンを
分離する促進液膜は多孔質支持膜並びにオレフィンガス
と配位結合できる金属塩促進剤を含む水溶液及び炭酸ア
ルキル共存溶媒(co−solvent) を含む液膜
を含む。ガスフィード流からオレフィンを分離する本発
明による方法はガスフィード流を促進液膜の1側に通す
段階、次いで膜系の他側でオレフィンを捕集する段階を
含む。促進液膜は多孔質支持膜及び液膜を含む。該液膜
はオレフィンガスと配位結合できる金属塩促進剤を含む
水溶液及び炭酸アルキル共存溶媒を含む。
【0010】
【発明を実施する好ましい態様】本発明はガスフィード
流からのオレフィンの選択的分離に関する。本発明によ
り可能な分離の適例は製油所オフガス、オレフィン/パ
ラフィン品質向上、ガス精製などにおいて遭遇するよう
なオレフィン/パラフィンガス流を含むものである。
【0011】本発明による促進液膜は2つの成分を含む
。第1成分は、液膜である第2成分を支持する多孔質支
持部材である。支持部材は好ましくは微孔質高分子であ
る。支持部材の組成は該部材が基本的に液膜に対する不
活性支持体として作用する限り臨界的ではない。支持部
材は、しばしば高い塩濃度である担体種の潜在的に苛酷
な溶媒和力に対して不活性であるべきであり;それは等
方性又は異方性であることができ、またそれは疎水性又
は親水性であることができる。示唆した支持体物質には
とりわけ、ポリスルホン、酢酸セルロース、再生セルロ
ース、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリイミド、及
び微孔質セラミックス、金属又はガラスが包まれる。 ポリスルホン中空繊維はそれが高い多孔度及び強度を有
するので好ましい。
【0012】選ばれる膜は500(10Å)〜約100
,000(200Å))、好ましくは約2,000〜約
20,000の分子量カットオフ(MWCO)を有すべ
きである。これらの膜は典型的な限外濾過膜に類似する
細孔サイズレーティングを有する。本発明に有用な膜に
は破裂又は崩壊することなく、又は膜細孔の外へ促進剤
溶液を押出すことなく運転圧力に十分耐える強さである
膜が含まれる。
【0013】こゝに使用を示唆した膜はスキンド(異方
性)膜であることができる。そのような膜に対してスキ
ンは通常約500Å〜約10μの厚さである。この薄い
層は初期分離層であり、膜の圧力保全性に関与する。そ
れは膜が有効な技術を保持する圧力の量を決定する特有
の細孔大きさを有する。図1は本発明において支持部材
として有用な中空繊維10を示す。中空繊維10は外壁
11及び内壁12を有する。内壁12は孔13を規定す
る。壁11と12の間には多数の通常不規則な細孔14
がある。細孔14は外壁11から内壁12を通り孔13
中への連絡又は開いた通路を与える。
【0014】中空繊維に加えて、支持体成分のための他
の有用な形状には支持体成分物質の平板から作られたも
の並びに管形状及び平板からら旋状に巻いたモデュール
が含まれる。典型的な平板支持部材15が図2中に示さ
れる。それは上部又は第1平面16及び下部又は第2平
面18及びその間の多数の不規則な細孔19を有する。
【0015】支持部材は、飽和されるすなわち支持部材
の細孔が液膜で装填されるように液膜を装荷される。実
際の分離は分離される気相成分がフィードガス/膜界面
で膜中に溶解するときに生ずる。溶解したガス(通常オ
レフィン/パラフィンガス分離におけるオレフィン)は
種々の機構により膜系の生成分側へ拡散又は運ばれ、そ
こでスイープガス流の使用によるように捕集される。
【0016】液膜は水及び炭酸アルキルを共存溶媒とし
て、並びに促進剤を含む水溶液からなる。使用される促
進剤はフィード流から除去されるオレフィンと可逆的に
錯化するものである。通常金属錯体が使用されるが、し
かし有利なカップリング及びデカップリング速度論並び
に液体媒質中の許容できる溶解度を有する他の物質もま
た使用できる。オレフィン分離に対する既知の有用な促
進剤にはオレフィンとの錯化が知られた金属Ag、Cu
、Mn、Zn、Pt、Pd、Ni、Co、Fe、Ru、
Rh、Cr及びMoの塩がある。銀塩、AgF 、Ag
NO3 、AgClO4及びAgBF4 が殊に有用で
ある。
【0017】支持部材及び液膜を含む膜促進液体はフィ
ードガス流の流れ、及びおそらく膜系の生成物側のスイ
ープ流にさらされる。前記のように、これが液膜を乾燥
させて開いた支持部材細孔を生じ、非分離ガスフィード
流の高い透過及び低い透過物純度を生ずることが認めら
れた。水単独を溶媒として用いる膜が水の比較的低い沸
点のために殊に乾燥する傾向があることが認められた。
【0018】従って、液膜系の溶媒は、好ましくは互い
に連結して環状構造を形成するか又は分離した、各基が
1〜約5個の炭素原子を有する2つのアルキル基を与え
る炭酸アルキルであり、炭酸エチレン及び炭酸プロピレ
ンが好ましい。これらの炭酸アルキルは220℃を越え
る沸点を有する有機液体の群を意味する。従って、それ
らはそれらが乾燥し始める前に長期間ガスフィード流に
さらされることができる。例えば、後に提供される実験
研究において本発明による膜は性能が影響される前に約
48時間の間良好に使用された。もちろん、より長時間
を得ることができ、従って、本発明は特定の時間の間持
続する促進液膜に限定されないこと、しかも一般に該膜
が水単独を溶媒として用いる膜よりかなり長く持続する
ことを認めるべきである。さらに、乾燥が生ずる前の増
加時間はまた透過物純度を向上し、また膜系の寿命を改
善する。
【0019】水はまた共存溶媒として使用される。共存
溶媒混合物が調製され、約1〜約99重量%の炭酸アル
キル共存溶媒及び約99〜約1重量%の水を有する。金
属塩促進剤は共存溶媒混合物内に、溶液が約0.1 〜
約10の規定度(N)を有するように溶液にされ、約1
〜約5の範囲が好ましい。疎水性支持部材例えばポリス
ルホンで作られたものは、しばしば水性促進剤溶液と不
相容性であることが認められた。本発明は膜系をより親
水性にすることにより、又は液膜溶液を性質的に一層有
機にすることによりこの効果を最小にする。本発明の炭
酸アルキルはこの目的の達成に殊に適する。一般に知ら
れているように、疎水性支持体は初めにメタノール中で
飽和させ、次いで水で細孔「湿潤」にすることができ、
それらの段階を、支持部材を本発明の液膜溶液で飽和す
る前に用いることができる。
【0020】十分な膜溶液は、図1及び2中に点描によ
り示されるように支持部材の細孔の完全飽和に使用され
る。支持部材細孔の飽和は飽和の達成に用いる時間及び
用いるかくはんの量などに依存し、一般に存在する膜溶
液の量に依存しない。過剰体積の膜溶液が飽和操作の間
に使用される。本発明による方法はガスフィード流から
のオレフィンの選択的分離に向けられる。詳しくはこの
方法発明は促進液膜をフィード流にさらすことによるガ
スフィード成分の分離を含む。本発明は殊にガス流から
のオレフィンの分離に適する。
【0021】促進液膜が前記のように本発明に従って調
製され、好ましくは前記のように微孔質高分子を含む支
持部材ガ使用され、それが過剰の液膜溶液で飽和される
。支持部材細孔飽和段階は種々の機構により達成するこ
とができる。例えば支持部材を単に膜溶液中に何時間も
浸漬することができる。飽和段階を促進するためにかく
はんを用いることができる。実際の飽和機構は本発明に
対し臨界的ではない。開孔がフィード流を透過させるの
で、単に支持部材細孔の完全な装填が得られることが必
要である。
【0022】ガスフィード流は膜系の1側に接触させら
れる。フィード流と膜の間の界面で、所望のオレフィン
が膜溶媒中に溶解し、種々の機構により膜の反対側の生
成物側への移動を生ずる。膜の生成物側で透過物を、例
えばスイープガス流の使用により捕集することができる
。フィードガス流に対する促進液膜の暴露は、フィード
流が非分離成分を含む限り行なうことができる。さらに
、暴露は膜系保全性が保持される限り行なうことができ
る。溶媒が乾燥し始め、支持体成分細孔が開き始めると
操作をやめ、又は膜系を再生して使用に戻すことができ
る。再生は単に数時間又は多孔質支持体の細孔が再び飽
和されるまで液膜飽和段階の繰返しを必要とする。
【0023】
【一般的実験】本発明の実施及び有効性を示すために多
数のオレフィン/パラフィンガス分離を行なった。分離
は平板支持体成分及び中空繊維で行なった。初めの一連
の分離のために、平板膜を市販源から得た。シート、ス
ペクトラム/スペクトラ・ポア(Spectrum/S
pectra por)、は約6000〜約8000の
分子量カットオフを有し、約3.1 ミルの厚さである
天然セルロース物質からなる。
【0024】6.0 cmディスクをシートから切りと
り、メタノール中で最低10時間かくはん下に浸漬した
。次いでディスクを水中にさらに10時間かくはん下に
浸漬した。3.0 N−AgBF4 溶液を炭酸プロピ
レン/水(50/50)混合物中に調製した。洗浄した
ディスクをこの溶液中に最低10時間かくはん下に浸漬
した。従って、ディスクは炭酸プロピレン及び水(50
/50)中の3.0 N−AgBF4 促進液膜を支持
した。
【0025】液膜及び平板支持部材を次いで図3に示し
た試験セル30中に置いた。試験は第1及び第2体部、
それぞれ31及び32、からなり、各、それぞれ室33
及び34を有した。平板支持部材及び液膜15は室33
と34の間に保留され、Oリングシール36を膜の両側
のシールに用いた。次に記載する試験ガスを平板支持部
材及び液膜35の一側16上に、第1体セクション31
のガス入口導管40及び出口導管41を経て供給した。 試験ガス混合物は14%エチレン、14%エタン及び7
2%ヘリウムを含み、約25℃のキャビティ33を通し
て約50cc/分の流量で供給した。
【0026】同様に、スイープガスを膜の他側18上に
第2体セクション32の入口導管42を通して導入する
ことにより供給し、出口導管43を経て退出させた。キ
ャビティ34を通過したスイープガスはヘリウムであり
、20cc/分の流量で供給した。透過物(スイープ流
)をエチレン及びエタンについて分析した。試験時間3
時間後、透過物分析は2.0 ×10−7cc・cm/
cm2 ・sec ・cmHgのエチレン透過率及び3
.0 ×10−10cc ・cm/cm2 ・sec 
・cmHgのエタン透過率を示した。
【0027】比較のために類似促進液膜を100%水性
膜を用いて調べた。この系は1.7 ×10−7cc・
cm/cm2 ・sec ・cmHgのエチレン透過率
及び3.4 ×10−10cc ・cm/cm2 ・s
ec ・cmHgのエタン透過率を生じた。さらに、A
LPHA−10平板ポリスルホン支持膜を用いて試験を
行なった。ALPHA−10はフィルトロン(Filt
ron)により製造されたわずかに疎水性のポリスルホ
ンシートである。5.0cm直径のディスクをシートか
ら切りとり、メタノール中に最低15時間かくはん下に
浸漬して部材を完全に湿潤にした。次いでディスクを水
中にさらに最低15時間かくはん下に浸漬した。次いで
各個のディスクを取り出し、液膜として研究した個々の
媒質の溶液中に置いた。これらの膜で行なった実験は二
元セル系の両セルを用いて対にして試験した。1つのセ
ルは100%水性4.0 N−AgNO3 溶液で浸漬
した膜を用い、他の膜は水/炭酸エチレン(それぞれ8
0重量%及び20重量%)4.0 N−AgNO3 溶
液で浸漬した。
【0028】実験は14%エチレン、14%エタン、7
2%ヘリウム試験ガスを用いて行なった。膜を横切る圧
力差なく試験したとき、水及び水/炭酸エチレン膜はと
もに若干の保全性を保持し、それぞれ1.0 〜3.0
 ×10−4cc/cm2 ・sec 及び1.0 〜
3.0 ×10−3cc/cm2 ・sec の範囲内
の流束を生じた。両セルが一様に増加するオレフィン透
過を示したけれども、水セルはまた増加するエタン流束
を示した。水/炭酸エチレンセルは一定のエタン流束を
示した。その結果、水セルの分離係数は約60に安定し
たが、しかし水/炭酸エチレンセルのそれは徐々に10
0から約280に上昇した。平板ポリスルホン及び10
0%水膜の結果は図4中にグラフで示され、同じ膜と水
/炭酸エチンレ4.0 N−AgNO3 溶液の結果は
図5中に示される。
【0029】水セルに対して認められた増加エタン流束
はおそらく液膜の薄化が生じたこと、すなわち水が疎水
性高分子支持部材から去ったことを示した。20%炭酸
エチレンの存在は溶液と高分子支持体の間の不相容性を
非常に低下し、少い乾燥及び一定のエタン流束が水/炭
酸エチレンセルに対する初期40時間の実験の間生じた
。試験ガス圧をあげて20psi (0.138MPa
)の膜を横切る圧力差を生ぜしめたときに両セルが不良
になり、10未満の分離係数を有した。
【0030】次いで膜をそれらのそれぞれの溶液で再生
し、さらに1度膜を横切る圧力差なく開始して試験した
。その結果は前記の0psi 試験に匹敵した。膜を横
切る圧力差を10psi (0.069MPa)に上げ
たときに水セルは直ちに不良になった。エチレン及びエ
タンの両流束は水セルに対して激しく増加し、観察分離
係数は2未満であった。水/炭酸エチレンセルはなお1
.2 ×10−3cc/cm2 ・sec のエチレン
流束及び約50の分離係数で、許容できる性能を生じた
【0031】炭酸アルキルのAgNO3 溶液に対する
添加は溶液と平板高分子支持部材の不相容性を低下し、
膜系の寿命を増大した。他の一連の分離を、ポリスルホ
ン中空繊維10を支持部材として用いて行なった。ケー
シングはステンレス鋼管及び端取付具で作った。所望表
面積を生ずるのに必要な数の繊維をケーシングに通し、
端をエポキシで注射した。エポキシが硬化した後、モデ
ュールを真空で排気し、蒸留水400mlでフラッシュ
した。過剰の水を吹き去り、次いでモデュールを試験膜
溶液100mlでフラッシュした。再び過剰の溶液を吹
き去り、モデュールを試験系に連結した。再び純水性3
.0 N−AgNO3 溶液を含む1つのセル及び水/
炭酸エチレン(80/20)AgNO3 溶液を含む他
のモルを対にして試験を行なった。試験はすべて室温で
、14%エタン、14%エチレン、72%ヘリウム試験
ガス、及び膜を横切る100psi (0.6 89M
Pa)の圧力差(100psig試験ガス)を用いて行
なった。これらの結果は図6及び7にグラフで示される
【0032】モデュールは初期安定性を測定するために
増湿したスイープガスで実験した。両モデュールは約7
.0 ×10−4cc/cm2 ・sec のエチレン
流束をそれぞれ約300及び250の分離係数で生じた
。約24時間後、両モデュールから増湿を排除した。増
湿の排除数時間後に水モデュールは乾燥の徴候を示し始
めた。乾燥の初めの徴候は液膜が薄くなるためのエチレ
ン及びエタン両流束の一様な増加であった。増湿の排除
10時間後に水モデュールはエタン流束の急速な上昇及
び分離係数の大きな低下で不良になった。水モデュール
を水性3.0 N−AgNO3 溶液で90分間フラッ
シュすることにより再生し、次いで運転に戻した。再生
はモデュールをその性能の初めの状態に戻した。しかし
再生したモデュールは単に約数時間持続した。モデュー
ルは再び不良になり、第2再生を必要とした。該再生は
再びモデュールをその性能の初めの状態に多少なりとも
戻した。第2再生後のモデュールは単に約5時間持続し
た。次いで第3再生を行ない、それが不良になったモデ
ュールを約8時間その初めの状態に戻した。これらの実
験は非増湿ヘリウムスイープガス(10cc/分)で行
なったので、それらはこのポリスルホンモデュールに対
する促進乾燥試験と考えることができる。これらの促進
乾燥条件のもとで水性AgNO3 溶液は各回10時間
未満で不良になり、各回簡単な再生が十分モデュールを
その初めの状態に戻らせた。
【0033】対照的に、20%炭酸エチレンを含むモデ
ュールはその性能が、モデュールの乾燥が問題になるこ
とを示す前に増湿の排除後約48時間運転された。水/
炭酸エチレンモデュールに対する乾燥はエチレン及びエ
タン両流束の遅く緩徐な低下によって示された。溶媒混
合物中の有機成分の存在は再び溶液と高分子支持体の間
の不相容性を改善し、中空繊維膜モジュールの寿命を増
大させた。
【0034】炭酸エチレンの使用に伴なう改善された結
果に基づいて、若干の他の有機溶媒を選び、100:0
、75:25、50:50、25:75及び0:100
の水対有機溶媒比で評価した。溶媒エチレングリコール
、グリセリン及びジメチルスルホキシド(DMSO)を
2.0 N−AgNO3 でスペクトラ・ポア膜中に用
い、前記試験ガス及び同じ条件を用いてセル中で試験し
た。溶媒組成の関数としてエチレン透過率を図8にプロ
ットした。図9に有機溶媒炭酸プロピレン及びエチレン
グリコールを種々の濃度で、スペクトラ・ポア膜を用い
、前記と同じ試験ガス及び条件を用いてセル中で試験し
水と比較した。
【0035】グラフから明らかなように、溶媒として1
00%水を用いたときに最大のエチレン透過率が生じた
。透過率の激しい低下が図8中の3例及び図9中のエチ
レングリコールに対して、単に25%の有機溶媒の添加
で生じた。有機溶媒の濃度の増加とともにより少ない割
合であるけれども透過率が低下し続けた。しかし炭酸プ
ロピレンの使用は100%になるまで透過率に低下を生
じなかった。実際には性能は、そのような例を試験しな
かったけれども75%炭酸プロピレンを越える範囲内で
若干低下することが予想できる。
【0036】要するに、ポリスルホン膜物質の疎水性が
水性AgNO3 溶液促進オレフィン輸送の性能に激し
い影響を有した。溶媒中の高沸点有機成分の添加は乾燥
問題を低下させ、オレフィン/パラフィン分離系の寿命
を増大させることができる。前記例及び特定の開示から
、本発明によるオレフィン分離のための促進液膜が分離
操作の間の液膜の乾燥の低下に基づいて改善された透過
物純度を示すことが明らかであろう。
【0037】本発明はオレフィンの分離に特定適用性を
有するけれども、それが同様に他の成分の分離に対して
同等の適用可能性を有することは当業者によって理解さ
れよう。開示した銀塩がオレフィント錯化するけれども
、そのような塩は他の化学種と錯化することができ、こ
れらの種を本発明の方法により分離できることを理解す
べきである。さらに、前記分離操作において錯化剤とし
て有用であることがわかる他の促進剤を用いることがで
き、すべてのそのような促進剤が本発明の精神により包
含される。同様に、本発明が前記以外の水と炭酸アルキ
ル共存溶媒で実施できることは当業者により理解される
べきである。従って、当業者はこの開示により促進剤並
びに共存溶媒を容易に選ぶことができよう。
【0038】最後に、本発明は例示以外の他の支持体物
質、金属塩促進剤及び炭酸アルキル共存溶媒で実施でき
、例は単に主題発明の実施を例示するために提供された
ことを理解すべきである。従ってこゝに開示した変数の
いずれも、開示し、記載した本発明の範囲から逸脱する
ことなく容易に決定し、制御することができる。さらに
、本発明の範囲は特許請求の範囲内に属するすべての改
変、変更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に有用な中空繊維支持部材の断面
、端面図である。
【図2】本発明の実施に有用な平板支持部材の拡大斜視
図である。
【図3】試験セル中に使用中の図2に示した平板支持部
材の断面図である。
【図4】金属塩促進剤に対する溶媒としての水を支持す
る平板ポリスルホン支持部材を用いたエチレン/エタン
フィード流分離から得られた試験結果を示すグラフであ
る。
【図5】金属塩促進剤に対する共存溶媒としての炭酸エ
チレン及び水を支持する平板ポリスルホン支持部材を用
いたエチレン/エタンフィード流分離から得られた試験
結果を示すグラフである。
【図6】金属塩促進剤に対する溶媒としての水を支持す
る中空繊維ポリスルホン支持部材を用いたエチレン/エ
タンフィード流分離から得られた試験結果を示すグラフ
である。
【図7】金属塩促進剤に対する共存溶媒としての炭酸エ
チレン及び水を支持する中空繊維ポリスルホン支持部材
を用いたエチレン/エタンフィード流分離から得られた
結果を示すグラフである。
【図8】支持部材として平板セルロース物質を用い、金
属塩促進剤に対する共存溶媒としての非炭酸エチレン及
び水を支持したエチレン/エタンフィード流分離から得
られた試験結果を示すグラフである。
【図9】支持部材として平板セルロース物質を用い、金
属塩促進剤に対する共存溶媒としての炭酸プロピレン及
び水を支持したエチレン/エタンフィード流分離から得
られた試験結果を、金属塩促進剤に対する共存溶媒とし
てのエチレングリコール及び水と比較して示すグラフで
ある。
【符号の説明】
10  中空繊維 13  孔 14  細孔 15  平板支持部材 19  細孔 30  試験セル 33、34  室 40  ガス入口導管 41  ガス出口導管 42  スイープガス入口導管 43  スイープガス出口導管

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  気体フィード流からオレフィンを分離
    する方法であって、多孔性支持部材;及びオレフィンガ
    スと配位結合できる金属塩促進剤を含む水溶液;及び炭
    酸アルキル共存溶媒を含む液膜、を含む促進液膜の1側
    上に気体フィード流を流す段階;並びに前記膜の他側で
    前記オレフィンを捕集する段階、を含む方法。
  2. 【請求項2】  さらに、捕集したオレフィンの純度を
    モニターする段階及び前記捕集したオレフィンがガスフ
    ィード流の他のガスをかなりの量含むと認められたとき
    に膜を再生する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  さらに、促進液膜を調製する段階を含
    む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】  さらに、多孔性支持部材を液膜で飽和
    する段階を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  炭酸アルキル共存溶媒が、分離し、又
    は連結して環状構造を形成し、各1〜約5個の炭素原子
    を有する2つのアルキル基を与える、請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】  液膜が約99〜約1重量%の水及び約
    1〜約99重量%の共存溶媒を含む、請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】  金属塩促進剤がオレフィンと錯化する
    ことが知られたAg、Cu、Mn、Zn、Pt、Pd、
    Ni、Co、Fe、Ru、Rh、Cr及びMoからなる
    群から選ばれる金属の塩を含む、請求項6に記載の方法
  8. 【請求項8】  金属塩促進剤がAgF 、AgNO3
     、AgClO4及びAgBF4 からなる群から選ば
    れる、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】  支持部材がポリスルホン、酢酸セルロ
    ース、再生セルロース、ポリアミド、ポリカーボネート
    、ポリイミド、並びに微孔質セラミックス、金属及びガ
    ラスからなる群から選ばれる、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】  支持部材がポリスルホン膜であり、
    共存溶媒が炭酸エチレン及び炭酸プロピレンからなる群
    から選ばれ、金属塩促進剤がAgNO3 である、請求
    項9に記載の方法。
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