JPH04227661A - 機能液中のポリマー添加剤懸濁物及び該懸濁物を含有する熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

機能液中のポリマー添加剤懸濁物及び該懸濁物を含有する熱可塑性樹脂組成物

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JPH04227661A
JPH04227661A JP3118055A JP11805591A JPH04227661A JP H04227661 A JPH04227661 A JP H04227661A JP 3118055 A JP3118055 A JP 3118055A JP 11805591 A JP11805591 A JP 11805591A JP H04227661 A JPH04227661 A JP H04227661A
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Gregory A Brewer
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サリベス・サミュエルズ
Chester Clinton Swasey
チェスター・クリントン・スウェイジー
William Allen Fraser
ウィリアム・アレン・フレイザー
Anthony M Fazzari
アントニー・エム・ファザリ
Morris Blumberg
モリス・ブルームバーグ
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/20Compounding polymers with additives, e.g. colouring
    • C08J3/22Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques
    • C08J3/226Compounding polymers with additives, e.g. colouring using masterbatch techniques using a polymer as a carrier
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリマー添加剤の機能
液における懸濁体に関する。本発明の懸濁体は向上した
安定性を特徴とし、並びに慣用のポンピング手段によっ
て容易にかつ正確に計量して熱可塑性樹脂に提供するこ
とができる。安定剤を含有する懸濁体の場合、生成する
熱可塑性樹脂組成物は、向上した耐熱、耐酸化及び/又
は耐光崩壊性を特徴とする。
【0002】
【従来技術】ポリオレフィンのような熱可塑性樹脂を用
いて生成物を製造する場合、樹脂の物理的特性を安定に
しかつこれより樹脂生成物の耐用年数を延ばすように、
色に影響を与え、物理的性質に影響を与え、加工を容易
にし、酸化及びその他のタイプの劣化を抑制する種々の
添加剤を入れるのが普通である。例えば、ポリオレフィ
ンは、触媒残渣の存在によって一層悪くなる機構、高温
暴露によって誘起される機構、高レベルの機械的剪断に
伴う機構及び酸素の存在において種々の波長の電磁線に
暴露することによって開始される機構を含む種々の機構
によって劣化を受ける傾向にある。このようなポリマー
は、劣化プロセスを遅延させることが観察されてきた種
々の添加剤を加えて、かかる劣化から保護するのが普通
である。オクタデシル−3−(3’,5’ −ジ−t−
ブチル−4’ −ヒドロキシフェニル)プロピオネート
のような一次酸化防止剤及び室温において粉末であるI
RGAFOS(登録商標)168のような二次酸化防止
剤を用いるのが普通である。
【0003】酸化防止剤或はその他の添加剤等の任意の
添加剤の熱可塑性樹脂における有効性は、使用する特定
の添加剤及びその使用レベルに依存する。添加剤が熱可
塑性樹脂系に分散される均一性も同等に重要である。任
意の特定の添加剤、特に安定剤について、その終局の有
効性は、それのポリマーにおける分散の均一性によって
変わるのが典型的である。添加剤分散剤の性質は、また
、熱可塑性樹脂の性質に対しその他の作用を与え得る。 例えば、分散不良の添加剤は、引張及び引き裂き強さの
低下、耐低温屈曲性の低下及び伸びの減少のような機械
的性質の不良の原因になり得る。不良の分散体は、また
、樹脂の電気的特性に、このような性質が重要であるそ
れらの用途において、例えば、ポリオレフィン誘電体の
絶縁破壊電圧強度を減少させることによって影響を与え
得、かつ誘電力率及び誘電率を増大させることによって
電気的損失の原因になり得る。安定剤及びその他の添加
剤をポリマー系に加入するのに、多数の手順が従来技術
において用いられてきた。一つのアプローチでは、添加
剤を、原料ポリマーを製造する間に加える。このアプロ
ーチは添加剤のポリマーへの適度に良好な分散体をもた
らすことができるが、ポリマーを形成する間に遭遇する
反応条件によって課される束縛は、使用可能な添加剤の
量及び特にタイプの両方を、特に安定剤の場合に、著し
く制限する。
【0004】別の方法では、溶融状態の樹脂と、添加剤
とを高剪断ミキサーで混合する。この系は、容認し得る
分散体を得るのに、比較的高い剪断力を、相当の期間、
ポリマーメルトを形成する程に高い温度において必要と
する。通常用いられている多くの添加剤は高い融点を有
するので、加工する間に溶融せず、それら自体と或は組
成物中の他の成分と凝集物を形成することがしばしばあ
る。このような凝集物は、高剪断速度においてさえ、加
工する間に容易に壊れず、これより添加剤の分散におい
てポリマー生成物全体に渡る不均一の原因になる。剪断
及び温度の過酷な条件もまた、ポリマーの分子量を減少
させる等によって、ポリマー自体の劣化に至り得る。こ
のような変化は、ポリマーの性質を悪化することになる
のが普通である。加えて、添加剤粉末をポリマーメルト
に高剪断混合によって加えることは、このような粉末物
質を均一な速度で供給することがしばしば難しいことか
ら、連続操作するのが極めて困難なことが判明している
。米国特許 3,000,854号は、連続して押し出
されるポリマーへの酸化防止剤の供給速度を、フィード
バック制御するための紫外線分析計を使用して調節する
方法を記載している。この手順は、遺憾ながら、アルキ
ル置換されたフェノールのような紫外線吸収剤を用いて
検出することができる酸化防止剤に限られる。適当に分
析するためには、ポリマーは溶融されかつ分析計の中を
メルトとし維持されなければならない。その上、この技
法は、このような成分をポリマー系に分散させるための
高剪断混合アプローチに関して前に略述した同じ不利の
内の多くをこうむる。
【0005】高剪断混合の必要性を回避する、当分野に
おいて開示された別の技法は米国特許3, 455, 
752号に記載されている。この方法に従えば、粒状、
例えばペレット状の、攪拌或はタンブル作用を有するリ
ボンブレンダーに室温で導入し、かつポリエチレンペレ
ット100部当り0.1〜10部のような少量の酸化防
止剤を混合サイクルの開始時に導入し、ペレットマス全
体にわたってランダムに散乱させる。次いで、溶融ジク
ミルペルオキシド硬化剤を、ポリエチレンの表面が粉末
酸化防止剤を密着させて有しかつペルオキシドで被覆さ
れるように加える。遺憾ながら、達成される分散は極め
て不定かつ全体的に不均一になることがしばしばであり
、酸化防止剤コーティングを全然受けないペレットがい
くつかある。酸化防止剤は、混合する間の衝突によって
ペレット表面に不均一にたまり得る静電荷によって所定
のペレットに優先的に付着し得る。後のペルオキシド添
加は粒子を均一に被覆する傾向にあり、かつ酸化防止剤
粒子をペレット中に運ぶ傾向になり得る。それでも、生
成するペレットは、初期の酸化防止剤の分散不良によっ
て、酸化防止剤の不均一な分散を保持する。このプロセ
スは、それ以上の不利として、また、ポリエチレンペレ
ットの表面摩砕によって、ダストを過剰量発生する傾向
にある。酸化防止剤或は安定剤のような添加剤を熱可塑
性樹脂に溶融押出によって混入することもまた知られて
いる。この方法は、一層低い剪断速度で作動する傾向に
あるが、安定剤のような微細な添加剤を均一に樹脂中に
適当に分配しない。この方法は多量の物質を混合するた
めにのみ有用な傾向にある。
【0006】Schmidtの米国特許4,101,5
12号は、架橋剤を酸化防止剤用溶媒として用いること
によって、酸化防止剤を架橋性ポリエチレン樹脂に導入
するプロセスを記載している。酸化防止剤を架橋剤に溶
解した溶液に、リボンブレンダーを使用して架橋性ポリ
エチレンのグラニュール或はペレットをブレンドする。 ペルオキシドをメルトとして液状で加えることから、ペ
ルオキシドは潤滑機能をもたらし、こうして先の ’7
52特許を操作する間に遭遇する微粉の発生を回避し、
他方、液状の架橋剤或は硬化剤は酸化防止剤をポリエチ
レンペレット全体にわたって均一に分散させるのを助成
するとされている。英国特許1,133,505号は、
酸化防止剤を、ポリオレフィンの軟化点より低くかつ酸
化防止剤の揮発が無視し得る温度において蒸発させるこ
とができる溶媒に溶解して酸化防止剤をポリオレフィン
の固体の多孔質粒子に加入するプロセスを記載している
。 また、ポリオレフィンは実質的に溶媒に不溶性でなけれ
ばならない。ポリオレフィンの固体の多孔質粒子を酸化
防止剤の溶液中に、酸化防止剤溶液のポリオレフィンへ
の吸収を可能にさせる或は引き起こさせる程の時間浸漬
する。次いで、溶媒を蒸発させて取り去り、ポリオレフ
ィンの多孔質粒子中に吸収された酸化防止剤が後に残る
。この手順は、溶媒を相当量蒸発させることが必要なこ
とにより、極めてエネルギー集約的である。その上、こ
の手順は汚染制御問題を提起し、オフガス処理プロセス
から溶媒蒸気を満足すべき程に凝縮させて除くのに相当
のエネルギー消費を要する。このアプローチは、また、
樹脂ペレットを製造するプロセスに対して過酷な束縛を
課す。初めにペレットにおいて均一な多孔度が得られな
ければ、吸収された酸化防止剤の分布が不均一になる可
能性が大きい。
【0007】Ruterの米国特記4,366,270
号に記載されるなお別の従来技術のアプローチでは、ポ
リマー添加剤を重合性環状エステルに溶解或は分散させ
る。次いで、エステル−添加剤混合物を、溶融押出する
間に、エステル重合の前か或は後のいずれかに、熱可塑
性樹脂に加える。従来のエステル重合は、添加剤が環状
エステルへの溶液或は安定な分散体を形成しないそれら
の場合において示唆されている。そうで無ければ、エス
テル重合は溶融押出プロセスの間に現場で行われる。こ
のアプローチがうまくいくかは、大部分、重合環状エス
テルと目標のポリマーとの相溶性に依存する。その上、
加工条件は満足すべきエステル重合を得る必要性、エス
テル重合触媒のようななお他の成分を熱可塑性樹脂に加
えることを必要とし得る要件によって制限される。樹脂
配合者或はフォーミュレーターは、うかつに早期樹脂劣
化の原因になり得る他の成分を加えることに反対するの
が普通であり、これよりこのアプローチを受けそうにな
い。
【0008】Hycheの米国特許4,898,616
号は、酸化防止剤のような添加剤をポリマー粒子に適用
するのに水性エマルションを用いることを開示している
。エマルションは、添加剤と、乳化性ワックスと、塩基
と、界面活性剤との水性混合物を、すべての固形分が溶
融される温度で攪拌して作られる。ポリマー粒子に、次
いでエマルションを接触させ、次いで乾燥した後に、エ
マルション固形分で被覆されたポリマー粒子を回収する
。このアプローチは、ワックスベースの水性エマルショ
ンを乾燥するのに相当のエネルギー消費を要する他に、
安定なワックスエマルションを形成するのに、ワックス
自体、特に塩基と界面活性剤との組合せのような、ポリ
マー添加剤として意図しない成分に依存することの悩み
がある。Leung等の米国特許4,857,593号
は、少なくとも1個のアルキレンオキシド単位を含有す
る置換基及びアルコキシ、ヒドロキシ、カルボキシ、エ
ポキシ或はアミノ基を含有するシリコーン油にすること
ができる加工添加剤と加工補助剤との混合物を熱可塑性
ポリマーに加える、熱可塑性ポリマーの加工を増進させ
るプロセスを記載している。これらの物質が組合わされ
る方式に、意義は結びつけられない。例では、すべての
添加剤を樹脂に組合せた後に、高速ヘンシェルミキサー
で混合した。本発明は、総括的には、光、大気条件及び
高い温度に暴露した際に、不安定性或は劣化を示す熱可
塑性ポリマー材料、特にポリオレフィン樹脂に、酸化防
止剤等の安定剤を含む種々の添加剤を加入する改良され
たアプローチを指向する。発明は従来技術の不利の多く
を回避しかつ実施するのが簡単である。
【0009】
【発明の構成】本発明に従えば、添加剤の流体における
安定な懸濁体を用いて、酸化防止性物質等の添加剤を熱
可塑性樹脂全体に渡って均一に分散させるのを助成する
。安定な流体懸濁体を広範囲の熱可塑性樹脂に、流体懸
濁体と固体ポリマー粒子とをブレンドするか或は流体懸
濁体と溶融樹脂とを、例えば溶融押出する間にブレンド
することによって、均一に分散させることができる。 このような方法は、添加剤と樹脂との均一な分散体を生
じる。試験は、固体酸化防止剤のキャリヤー流体におけ
る安定な懸濁体を用いてポリオレフィン樹脂を熱劣化に
対して安定にする場合に、ポリオレフィン樹脂粒子と安
定な懸濁体とをブレンドすることによって、ポリマーの
対物理的劣化性及び対変色性は、マルチパス押出におい
て、同じ固体酸化防止剤を単独で樹脂粒子に混合するそ
れらの場合に比べて、相当に改良されることを示した。 上述した通りに、本発明は、紫外線安定剤、熱安定剤、
一次及び二次安定剤、結晶化促進剤、成核剤、触媒失活
剤、酸中和剤及びその他同様の安定剤を含む、熱可塑性
合成樹脂用の全ての慣習的固体添加剤を熱可塑性樹脂に
均一に分散させる手段を講じる。
【0010】本明細書中で用いる通りの「安定剤」なる
用語は、暴露及び使用の種々の条件下でポリマーの性質
の保留を向上させる目的でポリマー組成物に加えること
ができる全ての物質を含む意味である。安定剤添加剤の
ポリマーへの分散が良好な程、安定剤の効率は良好にな
る。全ての安定剤は極性成分を含有しかつ比較的に非極
性のポリマー樹脂、特にポリオレフィン樹脂に分散させ
るのが厄介なことがしばしばである。例えば、ポリプロ
ピレン及びポリアミンにおいて、比較的高い分子量及び
高い融点(244℃)の酸化防止剤であるETHANO
X(登録商標)330を用いることは、理論上高い性能
をもたらすが、均一な添加剤−樹脂分散を得るのが困難
なことから、多くの用途から排除されてきた。同様の理
由で、安価な酸スキャベンジャーである比較的極性の酸
化亜鉛もまた、均一に分散させるのが困難なことから、
ポリオレフィンを安定にするのに常習的には用いられな
い。本発明は、極性添加剤を非極性ポリマーの中に分散
させようとする試みに直面する問題への解決をもたらす
【0011】安定剤の具体例は下記を含む:脂肪アミン
及び脂肪アミド帯電防止剤及び触媒失活剤、例えばウイ
ットコケミカル社のディビジョンがKEMAMINE(
登録商標)及びKEMAMIDE(登録商標)ラベル及
びATMER(登録商標)163で販売しているもの;
有機ホスフィット及びその他の有機リン化合物を含む安
定剤、例えばトリ−n−ドデシルホスフィット、ビス置
換されたペンタエリトリトールジホスフィット、例えば
WESTONラベルで入手し得るビス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィッ
ト、トリス(モノ−及びジ−ノニルフェニル)ホスフィ
ット及びIRGAFOS(登録商標)168を含むチバ
−ガイギーIRGAFOS製品、フルオロホスフォニト
を含むホスフォニト、例えばエチルのETHANOX3
98及びSANDOSTAB(登録商標)P−EPQ;
ヒンダードフェノール、例えばオクタデシル3−(3’
,5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、シェルのIONOL(登録商標)(ブチ
ル化ヒドロキシトルエン)、TOPANOL(登録商標
)CA(ICI)、チバ−ガイギーが市販するIRGA
NOX酸化防止剤、例えばIRGANOX1076,1
093,1098及びIRGANOX1010(テトラ
キス[メチレン−3(3’,5’ ジ−t−ブチル−4
’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン)、
3125及び1425及びエチルコーポレーションが市
販するETHANOX酸化防止剤、例えばETHANO
X 330(1,3,5 −トリメチル−2,4,6 
−トリス( 3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン)及びETHANOX702、及
びスカネクタディケミカルのISONOX129(2,
2’−エチリデン−ビス(4,6 −ジ−t−ブチル)
フェノール);CYANOX1790及び2446を含
む、アメリカンシアナミドが市販するCYANOX酸化
防止剤;GOOD−RITE(登録商標)3114及び
3125を含む、B.F.グッドリッチ社が市販するG
OOD−RITE酸化防止剤;酸化防止剤/金属失活剤
、例えばユニロイアルインコーポレイティドが市販する
NAUGARD(登録商標)製品、例えばNAUGAR
D  XL1及びチバガイギーが市販するIRGANO
X1024、チオジプロピオネート安定剤、例えばジラ
ウリルチオジプロピオネート及びジステアリルチオジプ
ロピオネート;ヒンダードアミン化合物、例えばテトラ
アルキル−ピペリジニル官能価を含有するもの、及びチ
バガイギーが市販するTINUVIN(登録商標)光安
定剤及び紫外線吸収剤を含むベンゾトリアゾール、例え
ばTINUVIN144、TINUVIN326及び3
27、TINUVIN  P,TINUVIN622L
D、CHIMASSORB944、アメリカンシアナミ
ドのCYANOX3346、GOOD−RITE303
4及びFAIRMOUNT  MIXXIM57、62
、63、67及び68;ベンゾフェノン安定剤、例えば
CYASORB  UV2018(アメリカンシアナミ
ド)、UVINUL(登録商標)M40及びUVINU
L490(アンタラケミカルス);IRGANOX14
11、1412、501W、712FF,B−225、
B−220、B−215、561、900及び921を
含む、チバガイギーがIRGANOXラベルで市販して
いる、有機リン化合物とヒンダードフェノールール酸化
防止剤とのブレンド;成核剤、例えばベンジリデンジソ
ルビトール及びナトリウムベンゾエート;金属酸化物、
例えば酸化亜鉛を含む酸中和剤;ヒドロタルサイト;金
属ステアレート;カルシウムラクテート;マグネシウム
アルミニウムヒドロキシカーボネート;安定剤、例えば
ミツイDHT、Reheis  L−55R、MILL
AD(登録商標)3905及び3940、等。
【0012】その他の適した安定剤は下記を含む:ビス
(2,4,6 −トリ−t−ブチル−フェニル)ペンタ
エリトリトールジホスフィット、ビス(ステアリル)ペ
ンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,4 
−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフィット及び(4、6
 −ジ−t−ブチルフェニル)フルオロホスフィット(
ETHANOX398)。それ以上の適した安定剤の化
学的な身元は下記の通りである:CYANOX  17
90−1,3,5 −トリス(4’−t−ブチル−5’
−ヒドロキシ−2’,6’ −ジメチルベンジル)イソ
シアヌレートCYANOX  2246−2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)
−2,4,6 −トリメチルベンゼンISONOX  
129−2,2’−エチリデンビス(4,6 −ジ−t
−ブチルフェノール)GOOD−RITE  3114
−1,3,5 −トリス(3’,5’ −ジ−t−ブチ
ル−4’−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレートGO
OD−RITE  3125及びIRGANOX  3
125−トリス(3−(3’,5’− ジ− t− ブ
チル−4’−ヒドロベンジル)−2”− アセトキシ−
 ステアリル)イソシアヌレートIRGANOX  1
076−オクタデシル−3−(3’,5’−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートIRG
ANOX  1425−カルシウムビス(エチル−3,
5 −ジ−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ホスフォ
ネートIRGANOX  1024−N,N’−ビス(
ベータ−3,5 ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルプロピオノ)ヒドラジドIRGANOX  109
3−ジステアリル−3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジルホスフォネートIRGANOX  1
098−N,N’−ヘキサメチレンービス−(3,5 
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ)シンナムア
ミドIRGAFOS  168−トリス(2,4 −ジ
−t−ブチルフェニル)ホスフィットSANDOATA
B−P−EPQ−テトラ(2”,4” −ジーt−ブチ
ルフェニル)ジフェニル−4,4’−エンジホスフォニ
【0013】本発明の懸濁体の液相として用いるのに
適した物質の例は下記の通りである:通常液状のシリコ
ーン;通常液状の熱可塑性樹脂安定剤;通常液状のヒド
ロキシル化ポリオキシアルキレン及びそれらのアルコキ
シ末端ブロックト生成物;通常液状のポリ(アルファ−
オレフィン)及びそれらの水素化生成物。本明細書中で
用いる通りの懸濁体とは、懸濁体及び分散体を包含する
総称である。本発明の適した懸濁体において連続相とし
て用いるシリコーンは、一般的に下記式によって表わす
ことができる合成ポリマーである: (R3 SiO1/2 )2 (R2 SiO)X (
式中、Rは同じに或は異なることができ、広範囲の一価
有機ラジカルの内のいずれかになることができ、X は
 1に等しいか或は 1より大きい整数である)。一般
にポリオルガノシロキサンとも呼ばれるシリコーンは、
優れた熱、酸化及び加水分解安定度を保有することが知
られており、低表面張力を有し、無臭でありかつ添加剤
の凝集を防ぐ。シリコーンは、これらの性質により、添
加剤と熱可塑性樹脂とをブレンドするためのキャリヤー
流体として用いるのに特に適する。本発明は、特に、固
体添加剤と熱可塑性樹脂とを混合する、特に熱可塑性樹
脂を押し出すのに用いる条件下で流体であるサブクラス
の合成シリコーンポリマーを用いることに関する。この
ようなシリコーンは、分子量約200〜約150,00
0の範囲を示すのが典型的である。適したシリコーン油
は線状でも、枝分れでも或は環状でもよい。
【0014】化学的に改質して懸濁安定度増進極性基、
例えばヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、カルボキシル
、アミノ、アミド、カルバミド、アルデヒド、ニトリル
、フェノール、ビシナルエポキシ、アルコキシ、ホスフ
ィット、ホスフィン、ホスフォネート、カルボン酸エス
テル、ポリエーテル、例えばポリアルキレンオキシド、
チオール、スルフィド及び/又はポリシロキサンに付い
た別の極性成分を導入したシリコーン油は、本発明にお
いて特に有用である。このようなシリコーン油は、固体
添加剤に関し安定な懸濁体を形成することの二元の役割
を果たすのが普通であり、熱可塑性樹脂に関し添加剤の
懸濁を増進し、かつそれら自体の資質で熱可塑性補助剤
として作用する。本発明の最も広い態様に従えば、懸濁
安定度増進極性基或は成分を、ポリマーシリコーン主鎖
に沿ってか或はシリコーン主鎖にぶら下がる置換基の部
分としてのいずれかで位置させることができる。米国特
許4,778,838号(本明細書中に援用する)は、
このような成分を両位置に有する既知のシリコーンポリ
マーを示す。成分は、ペンダント位に位置されるのが好
ましい。ペンダント成分のみを有する好ましいクラスの
シリコーン油は、式[1](化4)によって表わすこと
ができる:
【化4】 式中、置換基R1 〜R12は同じに或は異なることが
できかつ下記から選ぶ:アルキル基、好ましくは炭素原
子 1〜18を有するもの、アリール基、例えばフェニ
ル、アルキルフェニル、及び下記から選ぶ成分を含有す
るその他の一価有機ラジカル:ヒドロキシ、ヒドロキシ
アルキル、カルボキシル、アミノ、アミド、カルバメー
ト、アルデヒド、ニトリル、フェノール、ビシナルエポ
キシ、アルコキシ、ホスフィット、ホスフィン、ホスフ
ォネート、カルボン酸エステル、ポリエーテル、例えば
ポリアルキレンオキシド、チオール、及びスルフィド;
x、y及びzは同じに或は異なることができかつx、y
及びzの合計は 1〜3000である。知られている通
りに、単一の珪素原子に付いた置換基は全て同じになる
必要はない。すなわち、該置換基は全てメチル基になる
ことができもしくは 2個或はそれ以上のアルキル基或
は上に規定した通りの他の基の組合せにすることができ
る。
【0015】線状シリコーンが、トリ及びテトラ官能性
シロキサン単位を少量有する枝分れしたシリコーンを少
量含有してもよいことは了解されるべきである。化学的
に言えば、本発明において用いるための好ましい[1]
式に従う最も簡単なシリコーン油はポリジメチルシロキ
サンである。ポリジメチルシロキサンでは、[1]式に
おける置換基R1 〜R12は全てメチルである。この
ような物質は、通常、MDn M式(ここで、Mは末端
トリメチルシロキシ基を表わし、Dは反復ジメチルシロ
キサン単位を構成し、かつn=x+y+zである)によ
って表わされる。このようなシリコーン油は、環状シロ
キサン或はこの混合物、例えばヘキサメチルシクロトリ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、或
はデカメチルシクロペンタシロキサンを、酸触媒及び末
端−キャッパー、例えばヘキサメチルジシロキサンの存
在において重合させて製造することができる。シリコー
ン化学分野の当業者によく知られている通りに、M、D
、T及びQなる文字を使用して一価、二価、三価及び四
価のシロキサンモノマー単位を表わす速記命名法が開発
された。文字記号にプライム符合或は星印を付けて(例
えばD’ 或はD* )、メチルと異なる置換基を示す
。例えば、(CH3)3 SiO−[(CH3)2 S
iO]10−[CH3 ( C3 H6 OH) Si
O]10−Si(CH3)3 シリコーンは、この命名
法でMD10D’10M或はMD10D*10 Mとし
て表わされる。
【0016】好ましいシリコーン油は上記[1]式によ
り、R6 〜R9 の内の少なくとも 1つを、上述し
た極性成分の内の 1つを含有する一価有機ラジカルに
して表わすことができる。置換基R1 〜R6 及びR
9 〜R12はアルキル或はアリール成分を構成し、最
も典型的にはすべてがメチルであり、置換基R7 及び
R8 は上述した懸濁安定度増進極性成分を 1つ或は
それ以上含有するのが普通である。好ましい実施態様で
は、xは 0〜2000、好ましくは 5〜750 の
値を有し、yは 1〜500 、好ましくは 5〜25
0 の値を有し、zは 0〜500 の値を有する。か
かるポリジオルガノシロキサン、特にポリジアルキルシ
ロキサンは当分野においてよく知られており、詳細に説
明する必要はない。例えば、キャリヤー流体として用い
るのに適したジメチルシロキサンに下記を供することが
できる:米国特許 4,895,885号(本明細書中
に援用する)に記載される通りの熱可塑性樹脂を光安定
化するための立体障害アミン成分;米国特許 4,87
9,378号(本明細書中に援用する)に記載される通
りの樹脂貯蔵安定化するための立体障害フェノール性成
分;ペルオキシド分解を行うためのホスフィット成分;
残留触媒の失活を引き起こすためのヒドロキシアルキル
のような極性基;ヒンダードアミン光安定剤;或は熱可
塑性樹脂加工を向上させるためのポリエチレンオキシド
、ビシナルエポキシ或はアミノ成分(Fosterの米
国特許 4,535,113号(本明細書中に援用する
)に記載される通りのいわゆる加工助剤)。更に、官能
基を 1個より多く同じポリシロキサン主鎖に結合させ
ることができ或はかかる官能化されたポリシロキサンの
混合物を用いて樹脂において複数の効果を得ることがで
きる。
【0017】種々の置換基を主鎖に沿ってペンダント位
に有するポリシロキサンは当分野においてよく知られて
いる。このような物質は、所望の置換基を有する脂肪族
的に不飽和の化合物をヒドロシロキサンに、ヒドロシロ
キサン成分を消費する程のモル比で触媒的に添加するか
或はアルコールとヒドロシロキサンとをデヒドロ縮合さ
せて造ることができる。クロロ白金酸のような白金触媒
を使用するのが普通である。当業者ならば認識する通り
に、ヒドロシロキサンは、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン、1,2,3,4 −テトラメチルシクロテト
ラシロキサン、ヘキサメチルジシロキサンのような連鎖
停止剤及び酸触媒を含有する混合物を反応させて造るこ
とができる。テトラメチルシクロテトラシロキサンの代
わりに、トリ−メチル末端ブロックトメチルハイドロジ
ェンポリシロキサンを使用することができる。種々の反
応体のモル比を変えることによって、分子量及び種々の
反復単位の数を変えることができる。分子量少なくとも
約1000を有するシリコーン油が好ましい。また、添
加剤の溶解度パラメータに都合よく調和する溶解度パラ
メータをるるるシリコーン油を選ぶべきである;Cha
rles  M.Hansen,Journal  o
f  Paint  Technology,39(5
05)、104〜117(1967)(本明細書中に援
用する)を参照。この後者の要求は、異なる極性度を有
する懸濁安定度増進極性基、例えばヒドロキシ、ヒドロ
キシアルキル、カルボキシ、アミン、アミド、カルバメ
ート、アルデヒド、ニトリル、フェノール、ビシナルエ
ポキシ、アルコキシ、ホスフィット、ホスフィン、ホス
フォネート、カルボン酸エステル、ポリエーテル、例え
ばポリアルキレンオキシド、チオール、及びスルフィド
を導入してシリコーン油を適当に化学的に改質すること
によって満足させることができる。驚くべきことに、こ
のようなシロキサンポリマー主鎖の化学的改質は、シリ
コーン油と添加剤との間の相互作用に、殆どの場合、分
散相としての添加剤の、連続相としてのシリコーン油へ
の安定な懸濁体を製造するのを可能にするように影響を
与える。
【0018】本発明の懸濁体の連続相として適した液状
安定剤の中に、ゼネラルエレクトリック社が商標WES
TONで市販するトリス(モノ−及びジ−ノニルフェニ
ル)ホスフィット、例えばトリス(ノニルフェニル)ホ
スフィットで例示される液状ホスフィット;トリス(フ
ェニルエチルホスフィット)のような液状ホスフィット
、等がある。本発明の懸濁体の連続相として適した適当
なヒドロキシル化ポリオキシアルキレンの中で、下記を
挙げることができる:ユニオンカーバイドケミカルスア
ンドプラスチックスカンパニーインコーポレイティドが
商標CARBOWAXで市販する、下記の一般式を有す
るポリ(オキシエチレン)グリコール(また、ポリエチ
レングリコールとも呼ばれる)のようなヒドロキシルを
末端基とするポリオキシアルキレン:HO−(−CH2
 CH2 O−)a −H及びそれらのアルコキシ末端
ブロックト生成物(ここで、各々のアルキル基は炭素原
子1 〜6 ( それぞれを含む)を有しかつaはオキ
シエチレン基の数を表わす);BASFワイアンドット
が商標PLURONICで市販する、エチレンオキシド
及びプロピレンオキシド単位を有するブロックコポリマ
ーであるポリオール及びそれらのアルコキシ末端ブロッ
クト生成物(ここで、各々のアルキル基は炭素原子1 
〜6 ( それぞれを含む)を有する);ユニオンカー
バイドケミカルスアンドプラスチックスカンパニーイン
コーポレイティドが商標UCONで市販する、下記の化
5の一般式を有する、ランダム或はブロックポリマーに
なることができるモノヒドロキシル化ポリオキシアルキ
レン:
【化5】 (式中、R4 =H或は炭素原子1 〜6 ( それぞ
れを含む)のアルキル、bは少なくとも 1の値を有し
、cはゼロでも或は少なくとも 1でもよい)及びそれ
らのアルコキシ(炭素1〜6)末端ブロックト生成物;
ポリ(オキシアルキレン)ポリオール、例えばグリセロ
ール開始ポリ(オキシプロピレン)トリオール及びポリ
(オキシプロピレン)グリコール(共にユニオンカーバ
イドケミカルスアンドプラスチックスカンパニーインコ
ーポレイティドが商標NIAXで市販する)。
【0019】アルキル末端ブロックト生成物は、当分野
においてよく知られている通りに、アルキルハライドと
反応させて、簡便に製造することができる。液状ポリ(
アルファ−オレフィン)は、アルファオレフィン、例え
ばプロピレン、ブテン、4−メチルペンテン、ヘキセン
、オクテン、デセン、等を一種或はそれ以上重合させて
造るのが普通である。本発明の目的から、ポリ(アルフ
ァ−オレフィン)の水素化生成物もまた適している。 適したポリ(アルファ−オレフィン)は、エチルコーポ
レーションが商標HITECで市販している。本発明は
、すべての慣用の熱可塑性合成樹脂、例えば名前をいく
つか挙げると、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアクリレート、ポリエーテルに添加剤を分散さ
せるのに用いることができる。本発明から特に利点を得
ることができるポリオレフィンは下記を含む:オレフィ
ンのホモポリマー、並びに一種或はそれ以上のオレフィ
ンと互いとの及び/又はかかるオレフィンと共重合し得
る一種或はそれ以上のモノマー約30重量%までとのイ
ンターポリマー。ホモポリマー及びインターポリマーは
下記を含む:エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチ
レン、ヘキセン、4−メチル−ペンテン、ペンテン、オ
クテン、ノネン、デセンのようなオレフィンの高圧低密
度ポリマー、並びにかかるオレフィンの一種或はそれ以
上とかかるオレフィンとインター重合し得る他のモノマ
ー、例えばビニル及びジエン化合物の一種或はそれ以上
とのインターポリマー、例えばエチリデンノルボルネン
を含有するコポリマー。
【0020】オレフィンポリマーなる用語の中に一種の
ポリマーと一種或はそれ以上の他のポリマーとのブレン
ドも含まれる。このようなブレンドの例はエチレン/オ
レフィン性ポリマーと下記の一種或はそれ以上とのブレ
ンドである:ポリプロピレン、高圧低密度ポリエチレン
、高密度ポリエチレン、ポリブテン−1、コポリマー、
例えばエチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/メ
チルアクリレートコポリマー、エチレン/エチルアクリ
レートコポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリ
マー、エチレン/アクリル酸/エチルアクリレートター
ポリマー、エチレン/アクリル酸/ビニルアセテートタ
ーポリマー、またエチル−プロピレンエラストマーとの
プロピレンコポリマー、等。特許請求の範囲を含む本明
細書を通して用いる通りの「安定な懸濁体」とは、懸濁
体を重力の 100倍の力(100G)で 1時間遠心
分離した後に、2相が形成することによって立証される
、液相の分離が約 5重量%より少ないものである。特
に望ましいのは、1400Gの力で 4時間遠心分離し
た後に示す分離が約5重量%より少ないそれらの懸濁体
である。1400Gの力で 4時間遠心分離した後に示
す分離が約 5容積%より少ない懸濁体は、周囲条件下
で少なくとも約 6か月間安定であると考えられる。本
発明の懸濁体の重力安定性は、例えば長期の安定性及び
計量作業の間の均一なコンシステンシーで証明される。 本発明の懸濁体を配合するのに用いる添加剤は下記の粒
子寸法(直径)を有するのが普通である:少なくとも約
95重量%が約 150ミクロンより小さい粒子寸法を
有しかつ少なくとも約20重量%が約 30 ミクロン
より小さい粒子寸法を有し、好ましくは少なくとも約9
5重量%が約 150ミクロンより小さい粒子寸法を有
しかつ少なくとも約20重量%が約 20 ミクロンよ
り小さい粒子寸法を有し、一層好ましくは少なくとも約
95重量%が約 100ミクロンより小さい粒子寸法を
有しかつ少なくとも約35重量%が約 10 ミクロン
より小さい粒子寸法を有する。懸濁安定性は、重量平均
粒子寸法が約20ミクロンより小さい、好ましくは約1
0ミクロンより小さい場合に改良される。
【0021】当業者ならば、各々の安定剤粒子の比重或
は粒子密度がその組成に従って変わることを認識するの
は持ち論であると思う。例えば、酸化亜鉛の比重は約 
5 .7g/cm3 であり、IRGANOX1010
の比重は1.15g/cm3 である。従って、本明細
書中に報告する通りの懸濁体における安定剤の重量フラ
クションは、それらの容積フラクションと認め得る程に
異なり得る。重量フラクションが等しければ、安定剤は
密度が高い程、懸濁体における固形分の容積フラクショ
ンが小さくなり、よって懸濁体の粘度は小さくなり得る
(他の因子は等しい)。しかし、比重約 1を有する液
相の場合、安定剤は密度が高い程、密度が液相の密度に
一層近い安定剤に比べて懸濁体から一層容易に沈降する
傾向になり、これより懸濁体の安定性を低下させること
になる。これらの因子は、本発明に従って安定な懸濁体
が製造される組成を選択する際に考慮すべきである。本
明細書中に報告する通りのミクロンで表わす粒子寸法は
、MICROTRAC(登録商標)粒子寸法分析計を用
いて求めた。本発明の目的に特に望ましいのは、実際粒
子の混合物である、記載の粒子寸法を有する、すなわち
 2モードの寸法分布を有する添加剤である。特定の懸
濁体において一層大きい及び一層小さい寸法を有する粒
子分布の相対量を変えることは懸濁体粘度のある程度の
調整を可能にし、懸濁体粘度の低下は、特定の懸濁体に
おいて一層大きい寸法を有する粒子のフラクションを増
大させることに伴う。 懸濁体の粘度は、懸濁固体の濃度が増大すると、著しく
増大し得ることが知られている。粒子の濃度が高い場合
、粒子が「微細な」程、懸濁体の粘度は高くなる。また
、分散体の液体性を保ちながら、分散体中に充填するこ
とができる粒状固体の最大容積フラクションは「最大パ
ッキング」であり、これは粒子形状及び寸法分布の関数
であることも知られている。粒子の濃度が増大し、終局
的に粒子が互いに接するようになると、粒子を固定容積
でそれ以上供給することができなくなる点がある。粒子
単位重量当りの最小容積が最密充填容積である。全容積
のフラクションは固体粒子で占められ、残りのフラクシ
ョンはボイド或は液体容積で占められる。例えば、球形
の単分散性粒子が74%(容積)レベルに達する場合、
一層大きい球の間の間隙容積に適合することができる一
層小さい粒子を加入しなければ、粒子は最密充填され、
粒子をそれ以上加えることができない。一層小さい粒子
によるこのボイド充填の利点は、たとえ粒子容積濃度が
最密充填より小さくても、ボイド空間が大きい粒子を一
層加入すれば障害を引き起こす限り、実現することがで
きる。
【0022】懸濁体(分散体)に関して考えるべき別の
性質は沈降に対する安定性である。大きい粒子を含有す
る分散体は重力安定性でないのが普通である。小さい粒
子は、高表面積を有し、調和する液体媒体において構造
形成を増進し、これより分散体の安定性を高める。他方
、粒子分布を最適寸法比で混合すれば、分散体の粘度を
低下させる。次いで、混合物における一層大きい粒子は
、微細粒子ネットワークによって、沈降に対して安定に
することができる。粒子分布の最適比、微細粒子の存在
及び液体媒体の正しい選定は、すべて重要である。 今、予期しないことに、異なる平均粒子寸法を有する粒
子の 2つの母集団の混合物を、一層大きい粒子寸法母
集団における粒子の平均直径対一層小さい粒子寸法母集
団における粒子の平均直径の比が少なくとも約 2、好
ましくは約 2〜約 100になりかつ一層大きい粒子
寸法母集団からの粒子の重量が粒子のすべての重量の約
30〜約90%になるように用いると、生成する懸濁体
は、微細粒子のみを有する懸濁体に比べて、「濃厚にな
り」かつ粘度が相当低くなるばかりでなく、またたとえ
大きい粒子が存在しても安定であることを見出した。一
層大きい寸法の分布が一層小さい寸法の分布の重量平均
粒子寸法の少なくとも 5倍の重量平均粒子寸法を有す
る 2モードの粒子寸法分布が好ましい。本発明の懸濁
体は、固相と液相とを、COWLES(登録商標)ミキ
サーのような高剪断ミキサーを使用して単に混和するだ
けで造られる。懸濁体を配合する際に、固形分の混合物
及び/又は液体の混合物を用い得ることは了解されるべ
きである。分散体の濃度、すなわち液相中の固体の量は
、通常約 0.1〜約80重量%程度、一般に約 1〜
約60重量%、好ましくは約10〜約70重量%、一層
好ましくは約10〜約50重量%、なお一層好ましくは
約30〜約60重量%である。濃度が高い程、樹脂配合
物に含まれる液体は少なくなる。
【0023】特定の理論によって何ら束縛されることを
望むものではないが、本発明の安定な懸濁体は、調節さ
れた凝集が生じることによるものと考えられる。固形分
含量がある濃度より高い、通常約20重量%より高い場
合、調節された凝集は、液体容積全体におよびかつ個々
の粒子を支持する構造を生じ、粒子の沈降を防ぐと考え
られる。極性のような性質の異なる粒子は互いに異なる
度合に相互作用する。選定した好ましい極性を有する液
体は、粒子間の相互作用の度合を変えることができる。 よって、分散剤、界面活性剤、等のような外来成分であ
って、それらの唯一の目的が粒子の分散性及び懸濁体の
安定性を確実にすることであるものを、懸濁体に加入す
る必要はない。本発明は安定な懸濁体に、後に熱可塑性
樹脂と混和するための好都合な粘度を付与し、懸濁体成
分のすべては樹脂において働く機能を有する。所望の添
加剤を懸濁状で含有する懸濁体を、固体粒子の形(ペレ
ット、グラニュール、粉末、等の形)か或は溶融状態の
いずれかにすることができる合成樹脂に直接加える。換
言すれば、本発明の安定な懸濁体は、溶融押出、射出成
形等のようなポリマー加工作業の前に、ポリマー粒子と
プレブレンドすることができ或は懸濁体を溶融ポリマー
に加工する間に直接加えることができる。懸濁体と熱可
塑性樹脂との配合は、噴霧することにより或はリボンブ
レンダーで樹脂と懸濁体とを混合或はタンブルすること
により、二本ロール機、一軸スクリュー及び多軸スクリ
ュー押出機を含む押出機、バンバリー或はブラベンダー
ミキサーを使用して行うことができる。適した手順及び
装置は、ポリマー加工の当業者にとって、容易に思い浮
かぶものと思う。懸濁体及び樹脂のコンセントレート或
はマスターバッチを造りかつバージン樹脂と、ミル等で
ブレンドした後に、最終加工してもよい。二本ロール機
のロールは、異なる速度及び温度で作動させてもよい。 フライス作業が簡単であるにもかかわらず、押出機は連
続に作動して、例えばストランドを生じ、ストランドを
回転ナイフで切断してペレットにすることができるので
、懸濁体と樹脂とをブレンドする押出が通常好ましい。
【0024】安定な懸濁体は、合成樹脂に、樹脂重合或
は重縮合の直後のような樹脂製造プロセスの終りに、例
えば樹脂を依然溶融させながら加えることができ、もし
くは粉末或はペレットにしたポリマー粒子に、もしくは
ポリマーに反応媒体中のスラリーとして加えることがで
きる。しかし、懸濁体と合成樹脂とを、多数の加工段階
の内の一つの間の後に、例えば押し出す前或は間に混和
することが、また可能でありかつしばしば一層簡便であ
る。流状懸濁体を用いることは、添加剤とポリマーとの
混合/分散を容易にするばかりでなく、また、樹脂ポリ
マーと混合する添加剤の量を調節するのを一層容易にさ
せる。懸濁体をポリマーと、高剪断混合する、ドラムで
タンブルする或は押出機ポートに通し計量して供給する
ことによって、混合することができる。何にしても、添
加剤とポリマーとの均一な分配は、ポリマー或は添加剤
を熱分解する危険なしでかつ添加剤を凝集させないで、
達成される。均一に分散した固体、例えば安定剤を有す
ることの利点は、完成品のエージング特性において反映
される。添加剤を適当に分散させた場合、安定剤がない
ことからポリマー分解によって破損し得る局部領域は無
く、安定剤は実用寿命の間に徐々に減るので、物質のバ
ルクが劣化するのはずっと先になる。熱可塑性樹脂に加
える懸濁体の量は変りかつ、一部、懸濁体の濃度、実際
の熱可塑性樹脂及び所望の効果に依存する。懸濁体含有
安定剤の場合、樹脂を安定にするのに十分な量を加える
。通常、樹脂の重量を基準にして、約 0.01〜約 
2重量%、好ましくは約 0.02〜約 1重量%の固
体安定剤を供給するのが十分である。下記の例は、本発
明を例示するつもりであって、発明の範囲をいささかも
限定するつもりのものではない。例において、各々の例
及び各々の対照の懸濁体/分散体の成分、並びに懸濁体
/分散体及びそれらの基材になる熱可塑性ポリマー組成
物を製造しかつ試験するのに用いた手順を記載する。
【0025】
【実施例】例1:・ETHANOX(登録商標名)33
0・・・(1,3,5−トリメチル)−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)ベンゼン・超微粉砕ETHANOX  330・・
・粒子の約50重量%が約3.9μより小さい粒度を有
し且つ約90重量%が約13.8μより小さい粒度を有
する前記の通りの化合物ETHANOXはエチル・コー
ポレイションより市販されている製品である。・CAR
BOWAX(登録商標名)400・・・約400の数平
均分子量を有する液状ポリ(オキシエチレン)グリコー
ルCARBOWAXはユニオン・カーバイド・ケミカル
ズ・アンド・プラスチックス・カンパニーより市販され
ている製品である。 例2:・超微粉砕ETHANOX  330・・・例1
に記載の通り・WESTON(登録商標名)399・・
・トリス(ノニルフェニル)ホスファイトWESTON
はジェネラル・エレクトリック・カンパニーより市販さ
れている製品である。 例3:・IRGANOX(登録商標名)1010・・・
テトラキス[メチレン−3(3’−,5’−ジ−t−ブ
チル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メ
タン・超微粉砕IRGANOX  1010・・・粒子
の約50重量%が約3.2μより小さい粒度を有し且つ
約99重量%が約14.2μより小さい粒度を有する前
記の通りの化合物IRGANOXはチバ−ガイギー・コ
ーポレイションより市販されている酸化防止剤の製品で
ある。・WESTON  399・・・例2に記載の通
り例4:・超微粉砕IRGANOX  1010・・・
例3に記載の通り・非超微粉砕IRGANOX  10
10・・・粒子の約50重量%が約53.6μより小さ
い粒度を有し且つ約90重量%が約109.2μより小
さい粒度を有することを除いて例3に記載の通り・WE
STON  399・・・例2に記載の通り 例5:・超微粉砕ETHANOX  330・・・例1
に記載の通り・UCON(登録商標名)LB285・・
・次の一般式を有するプロピレンオキシドの液状線状ポ
リマー
【化6】 UCON  LB285はセイボルト・ユニバーサル秒
で表わして100°Fにおいて285の粘度を有するブ
タノール誘導製品である。この製品を使用することは、
匹敵する粘度の他の液状キャリヤーと比較して高濃度の
安定分散体を処方することができるので、特に有利であ
る。UCONはユニオン・カーバイド・ケミカルズ・ア
ンド・プラスチックス・カンパニーより市販されている
製品である。 例6:・超微粉砕ETHANOX  330・・・例1
に記載の通り・HITEC(登録商標名)180・・・
1−デセン及び1−オクテンの水素化ポリマーHITE
Cはエチル・コーポレイションのエチル・ケミカルズ・
グループより市販されている製品である。 例7:・超微粉砕ETHANOX  330・・・例1
に記載の通り・NIAX(登録商標名)LG56・・・
56のヒドロキシル価を有するグリセロール誘導ポリ(
オキシプロピレン)トリオールNIAXはユニオン・カ
ーバイド・ケミカルズ・アンド・プラスチックス・カン
パニーより市販されているヒドロキシポリオキシアルキ
レンの製品である。 対照例1:・超微粉砕ETHANOX  330・・・
例1に記載の通り・非超微粉砕ETHANOX  33
0・・・粒子の約50重量%が約75.5μより小さい
粒度を有し且つ約90重量%が約138.7μより小さ
い粒度を有することを除いて例1に記載の通り・グリセ
ロール
【0026】酸化防止剤を含有する樹脂の相対的酸化安
定性を、下記の刊行物の第9章に記載され且つ分で報告
された平均酸化誘導時間(OIT)試験に従って50ミ
リリットル/分の酸素供給下で180℃の温度において
測定した:H.E. ベア(Bair)Thermal
 Analysis of Additives in
 PolymerThermal Character
ization of Polymeric Mate
rials E. A. Turi Ed. Academic Press, 1981New Y
ork 各分散体(懸濁体)の安定性を、示された期間、示され
た力(重力はGで示される)の下で遠心分離し、分散体
を視覚的に検査することによって決定した。対照例1の
安定性は、遠心分離後の液の高さを計測し、円筒状容器
の断面積を知り、高さを体積計測に換算する(断面積と
高さから体積を計算する)ことによって決定した。粘度
値は、BOHLIN(登録商標名)VOR流動計を用い
て25℃の温度で報告された剪断速度で測定した。黄色
度指数・・・ ASTM試験D−1925−70に従っ
て測定。この試験は、被検ポリマーの黄変度又は黄変度
の変化を測定するためのものである。数値が小さければ
黄変が少ないということである。
【0027】例1 80gの超微粉砕ETHANOX  330及び120
gのCARBOWAX400を、1500rpmで作動
するCOWLES(登録商標名)ミキサー中で5分間混
合した。得られた分散体を次いでCOWLESミキサー
から取り出し、粘度及び安定性について試験した。粘度
92.3秒−1の剪断速度において7860cP安定性
1400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は
依然として安定だった。
【0028】例2 50gの超微粉砕ETHANOX  330及び100
gのWESTON  399を、1500rpmで作動
するCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られ
た分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、
粘度及び安定性について試験した。粘度 92.3秒−1の剪断速度において30000cP安定
性1400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体
は依然として安定だった。
【0029】例3 50gの超微粉砕IRGANOX  1010及び10
0gのWESTON  399を、1500rpmで作
動するCOWLESミキサー中で5分間混合した。得ら
れた分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し
、粘度及び安定性について試験した。粘度 92.3秒−1の剪断速度において38000cP安定
性1400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体
は依然として安定だった。
【0030】例4 25gの超微粉砕IRGANOX  1010、25g
の非超微粉砕IRGANOX  1010及び100g
のWESTON  399を、1500rpmで作動す
るCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られた
分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、粘
度及び安定性について試験した。粘度 92.3秒−1の剪断速度において32000cP安定
性1400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体
は依然として安定だった。より大きい粒度の集団からの
粒子の重量分率は50%であり、粒度が小さい方の集団
における粒子の平均直径に対する粒度が大きい方の集団
における粒子の平均直径の比は14.7だった。例3と
の比較は、例4におけるような粒子の混合物を用いるこ
とによって粘度がより小さい分散体が得られるというこ
とを示す。
【0031】例5 80gの超微粉砕ETHANOX  330及び80g
のUCON  LB285を、1500rpmで作動す
るCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られた
分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、粘
度及び安定性について試験した。粘度 92.3秒−1の剪断速度において4200cP5.8
3秒−1の剪断速度において6200cP安定性140
0Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は依然と
して安定だった。この例のデータは、UCON  LB
285を用いることによって比較的粘度が小さく且つ固
形分の濃度が高い安定な懸濁体が得られるということを
証明する。
【0032】例6 50gの超微粉砕ETHANOX  330及び150
gのHITEC  180を、1500rpmで作動す
るCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られた
分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、安
定性について試験した。安定性1400Gの重力下で4
時間の遠心分離の後に分散体は依然として安定だった。
【0033】例7 70gの超微粉砕ETHANOX  330及び210
gのNIAX  LG56を、1500rpmで作動す
るCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られた
分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、安
定性について試験した。安定性 1400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は
依然として安定だった。
【0034】対照例1 25gの超微粉砕ETHANOX  330、25gの
非超微粉砕ETHANOX330及び150gのグリセ
ロールを、1500rpmで作動するCOWLESミキ
サー中で5分間混合した。得られた分散体を次いでCO
WLESミキサーから取り出し、粘度及び安定性につい
て試験した。 粘度 92.3秒−1の剪断速度において5500cP5.8
3秒−1の剪断速度において13000cP安定性試料
A(アリコート部分) 1400Gの重力下で1時間の遠心分離の後に約10容
量%のグリセロールが分離した。この試料を次いでさら
に1400Gの重力下で3時間遠心分離した。約40容
量%のグリセロールが分離した。 試料B(アリコート部分) 700Gの重力下で4時間の遠心分離の後に、約15容
量%のグリセロールが分離した。
【0035】液状キャリヤーのグリセロールをシリコー
ンAに置き換えたことを除いて対照例1と同一の分散体
を調製した(下記の例28にその詳細を記載する)。下
記の例28の分散体(本発明を例示する)は対照例1の
分散体と比較して有意に低い粘度及び有意に改善された
安定性を有する。
【0036】表Iに記載した処方の組成物をHENSC
HEL(登録商標名)ミキサー中で配合し、BRABE
NDER(登録商標名)押出機に備え付けられたスリッ
トダイに通す200℃の温度における押出及び続いての
ローラーに通す圧縮によって厚さ20ミルのテープの形
にした。得られたテープを次いで表Iに記載したように
試験した。
【表1】 表Iに報告した性質は明らかに、例8の組成物によって
例示されるような本発明の組成物が対照例2〜4と比較
して良好な酸化安定性を有するということ、並びに例9
が対照例2〜4と比較して低い黄色度指数を有するとい
うことを証明する。
【0037】表Iの組成物に関して記載したようにして
、表IIに記載した処方の組成物を調製し、テープの形
にし、平均酸化誘導時間を測定するために試験した。
【表2】 例10によって例示される本発明の組成物は対照例5〜
7と比較して良好な酸化安定性を有する。
【0038】例11〜28の懸濁体及び(又は)ポリマ
ー組成物の処方においてはシリコーン油又は液体を用い
た。シリコーンAは約8000の分子量及び約1200
cPの粘度を有する有機改質ポリジメチルシロキサン油
である。シリコーンAは、ユニオン・カーバイド・ケミ
カルズ・アンド・プラスチックス・カンパニーよりUC
ARSIL(登録商標名)PA−1として市販されてい
る加工助剤である。メルトインデックス及びメルトフロ
ー比はASTM試験D−1238に従った種々の圧力下
での所定の温度におけるポリオレフィンの溶融粘度を表
わす。Tinius−Olsen  Plastogr
aph(登録商標名)によってデータを収集した。
【0039】例11 70gの超微粉砕ETHANOX  330(粒子の9
0重量%が19μ未満、粒子の50重量%が8.2μ未
満)及び210gのシリコーンAをCOWLESミキサ
ー中で1500rpmにおいて5分間ブレンドした。得
られた懸濁体は約1g/ミリリットルの密度及び25℃
で92秒−1の剪断速度において約4000cPの粘度
を有することがわかった。この懸濁体は、1400Gの
重力下で4時間の遠心分離に耐えるのに充分安定だった
。 通常約244℃であるETHANOX  330の融点
がシリコーンAのETHANOX  330に対する比
の関数として低下するということが見出された。この例
の3:1の重量比においては融点は約192℃だった。
【0040】例12 70gのZnO(Kadox  911)(重量平均粒
度1μ以下)及び210gのシリコーンAをCOWLE
Sミキサー中で1500rpmにおいて5分間ブレンド
した。得られた懸濁体は1400Gの重力下で4時間の
遠心分離に耐えるのに充分安定であることがわかった。
【0041】例13 70gの例11の超微粉砕ETHANOX  330及
び210gのヒドロキシプロピルシリコーン油(CH3
)3SiO−[(CH3)2SiO]10−[CH3(
C3H6OH)SiO]10−Si(CH3)3 をC
OWLESミキサー中で1500rpmにおいて5分間
ブレンドした。得られた懸濁体は1400Gの重力下で
4時間の遠心分離の後に安定なままだった。
【0042】例14 60gのReheis  L−55R(粒子の90重量
%が6.2μより小さいような粒度分布を有する、ある
等級のアルミニウム−マグネシウムヒドロキシカーボネ
ート)及び180gのシリコーンAをCOWLESミキ
サー中で1500rpmにおいて5分間ブレンドした。 得られた懸濁体は1400Gの重力下で4時間の遠心分
離に耐えるのに充分安定だった。
【0043】例15 40gの例11の超微粉砕ETHANOX  330を
、式MD5 D*15 M(ここで、D* は
【化7】 である)のヒンダードアミン部分を有するシリコーン油
120gとブレンドした。このブレンディングはCOW
LESミキサー中で1500rpmにおいて5分間実施
した。得られた懸濁体は1400Gの重力下で4時間の
遠心分離に耐えるのに充分安定だった。
【0044】例16 40gの例11の超微粉砕ETHANOX  330を
、式MD10D*10 M(ここで、D* は
【化8】 である)のグリシドキシプロピル部分を有するシリコー
ン油120gとブレンドした。このブレンディングはC
OWLESミキサー中で1500rpmにおいて5分間
実施した。得られた懸濁体は1400Gの重力下で4時
間の遠心分離に耐えるのに充分安定だった。
【0045】例17 40gの例11の超微粉砕ETHANOX  330を
、式MD400 D*75 M(ここで、D* は
【化
9】 であり、ここで、nは6.6であり、これは350の重
量平均分子量を有するアリルポリエチレングリコールと
ヒドロシロキサンとを反応させることによって作られる
)のポリエチレンオキシド部分を有するシリコーン油1
20gとブレンドした。このブレンディングはCOWL
ESミキサー中で1500rpmにおいて5分間実施し
た。得られた懸濁体は1400Gの重力下で4時間の遠
心分離に耐えるのに充分安定だった。
【0046】例18 10gの超微粉砕IRGANOX  1010(本質的
に全ての粒子が約14μより小さいもの)、20gの例
12に記載のZnO(Kadox  911)、20g
の超微粉砕IRGAFOS  168(本質的に全ての
粒子が約1μより小さいもの)及び150gのシリコー
ンAをCOWLESミキサー中で1500rpmにおい
て5分間ブレンドした。得られた懸濁体は1400Gの
重力下で4時間の遠心分離に耐えるのに充分安定である
ことがわかった。
【0047】例19 10gの例11の超微粉砕ETHANOX  330、
20gの例12に記載のZnO(Kadox  911
)、20gの超微粉砕IRGAFOS  168(本質
的に全ての粒子が約1μより小さいもの)及び150g
のシリコーンAをCOWLESミキサー中で1500r
pmにおいて5分間ブレンドした。得られた懸濁体は1
400Gの重力下で4時間の遠心分離に耐えるのに充分
安定であることがわかった。
【0048】例20 10gの超微粉砕IRGANOX  1076(本質的
に全ての粒子が約10μより小さいもの)、20gのR
eheis  L−55R(例14に記載したアルミニ
ウム−マグネシウムヒドロキシカーボネート)、20g
の超微粉砕IRGAFOS  168(本質的に全ての
粒子が約1μより小さいもの)及び150gのシリコー
ンAをCOWLESミキサー中で1500rpmにおい
て5分間ブレンドした。得られた懸濁体は1400Gの
重力下で4時間の遠心分離に耐えるのに充分安定である
ことがわかった。
【0049】例21 この例は、例11に記載のETHANOX  330と
0.4のメルトインデックスを有するポリプロピレンホ
モポリマー(HIMONT  PROFAX  680
1)との様々な分散方法が、多段押出の際の性質の崩壊
に対してETHANOXがポリプロピレンを安定化する
能力にどのように影響を及ぼすかを例証する。試料1は
生のHIMONT  PROFAX  6801粉末か
ら成り、対照例としての役目を果たす。試料2はポリプ
ロピレン粉末(HIMONT  PROFAX6801
)及びETHANOX  330をドライブレンドする
ことによって調製した。試料3はETHANOX  3
30のアセトン溶液をポリプロピレン粉末(HIMON
T  PROFAX  6801)と混合し、次いで減
圧下でアセトン溶媒を除去することによって調製した。 試料4は本発明に従い、例11に従ってETHANOX
  330をシリコーンA中に懸濁させ、この懸濁体を
ポリプロピレン粉末とブレンドすることによって調製し
た。試料2〜4においては、押出された樹脂中に100
0ppmのETHANOX  330を与えるのに充分
な量のETHANOX  330を添加した。樹脂試料
は3回押出し、そのそれぞれにおいて0.75インチの
BRABENDER一軸スクリュー押出機を用い、26
0℃で作動させた。それぞれの押出の後にメルトインデ
ックス及び黄色度指数の測定のために試料を残しておい
た。結果を下記の表III 及びIVに示す。これらの
結果は、本発明の懸濁体を用いて作られた樹脂/酸化防
止剤分散体が、溶媒中に添加剤をブレンドし又は溶解さ
せ且つ蒸発によって溶媒を除去することによって調製さ
れた試料と比べてより良好な色及びメルトインデックス
の維持を示したことを示す。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】例22 この例は、添加剤の組合せ、即ちステアリン酸カルシウ
ム、IRGAFOS168及び例11の超微粉砕ETH
ANOX  330のそれぞれ樹脂中に800ppmの
程度でのポリプロピレンホモポリマー(HIMONT 
 PROFAX6801)中への様々な分散方法が、複
数通過押出の際のポリマーの性質の崩壊にどのように影
響を及ぼすかを例証する。試料1は3種の添加剤の粉末
をポリプロピレン粉末とドライブレンドすることによっ
て調製した。試料2は再び3種の添加剤の粉末をポリプ
ロピレン粉末とドライブレンドすることによって調製し
た。 試料2は対照例1に記載したETHANOX  330
の非超微粉砕画分を用いた点で試料1と異なる。試料3
はポリプロピレン粉末を塩化メチレン中の3種の添加剤
の溶液とブレンドし、次いで減圧下で溶媒を除去するこ
とによって調製した。試料4は本発明に従い、COWL
ESミキサーを用いて超微粉砕ETHANOX  33
0をシリコーンA中に懸濁させ、次いでこの懸濁体を他
の2種の添加剤と共にポリプロピレン粉末に添加し、よ
く混合することによって作った。4種の試料を初めにW
erner  &  Pfleiderer  30m
m二軸スクリュー押出機を用いて275℃において押出
し、次いで例21において用いたBRABENDER押
出機を用いて2回押出した。165℃における溶融圧縮
によってプラックを調製し、各プラックの黄色度指数を
測定した。 結果を下記の表Vに示す。上記のように、本発明の改良
分散方法を用いて最良の結果が得られた(試料4)。
【表5】
【0053】例23 例22におけるのと同じ組成物を用いて下記のような4
種の試料を調製した:試料1及び2はポリプロピレン粉
末をステアリン酸カルシウム粉末、粉末状IRGAFO
S  168及びシリコーン中のETHANOX  3
30の溶液とブレンドすることによって調製した。試料
1及び2のETHANOX  330の重量平均粒度は
それぞれ5μ及び10μだった。試料3は懸濁体ではな
く、ポリプロピレン粉末を3種の添加剤並びに試料1及
び2の調製において用いたのと同じ量のシリコーンAと
ブレンドすることによって調製した。試料3のETHA
NOX330の重量平均粒度は10μだった。最後に試
料4は単純にポリプロピレン粉末を3種の固形添加剤と
ドライブレンドすることによって調製した。例22にお
けるのと同じ方法を用いて試料を押出し、黄色度指数を
測定するためにプラックを調製した。結果を下記の表V
Iに示す。
【表6】
【0054】例24 再び例22におけるのと同じ添加剤及び樹脂を用いて下
記の3種の試料を調製した:試料1はポリプロピレン粉
末を3種の添加剤とドライブレンドすることによって調
製した。試料2はポリプロピレン粉末とブレンドする前
にETHANOX330をシリコーンA中に前もって懸
濁させることによって調製した。試料3はヒドロキシプ
ロピル基(MD10D’10 M)を有するシリコーン
油中にETHANOX  330を前もって懸濁させる
ことによって調製した。例22におけるのと同じ方法を
用いて試料を押出し、黄色度指数を測定するためにプラ
ックを調製した。結果を表VII に示す。
【表7】
【0055】例25 50gの例1に記載の超微粉砕ETHANOX  33
0及び150gのシリコーンAを、1500rpmで作
動するCOWLESミキサー中で5分間混合した。得ら
れた分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し
、粘度及び安定性について試験した。粘度5.83秒−
1の剪断速度において4950cP92.7秒−1の剪
断速度において4350cP安定性1400Gの重力下
で4時間の遠心分離の後に分散体は依然として安定だっ
た。
【0056】例26 50gの例1に記載の超微粉砕ETHANOX  33
0及び50gのシリコーンAを、1500rpmで作動
するCOWLESミキサー中で5分間混合した。得られ
た分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し、
粘度及び安定性について試験した。粘度 5.83秒−1の剪断速度において62690cP92
.7秒−1の剪断速度において30350cP安定性1
400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は依
然として安定だった。
【0057】例27 50gの対照例1に記載の非超微粉砕ETHANOX 
 330及び150gのシリコーンAを、1500rp
mで作動するCOWLESミキサー中で5分間混合した
。 得られた分散体を次いでCOWLESミキサーから取り
出し、粘度及び安定性について試験した。粘度5.83
秒−1の剪断速度において4700cP安定性100G
の重力下で1時間の遠心分離の後に分散体は依然として
安定だった。700Gの重力下で4時間の遠心分離の後
に分散体の約60%が沈降した。1400Gの重力下で
1時間の遠心分離の後に分散体の約60%が沈降した。
【0058】例28 25gの例1に記載の超微粉砕ETHANOX  33
0、25gの対照例1に記載の非超微粉砕ETHANO
X  330及び150gのシリコーンAを、1500
rpmで作動するCOWLESミキサー中で5分間混合
した。得られた分散体を次いでCOWLESミキサーか
ら取り出し、粘度及び安定性について試験した。粘度5
.83秒−1の剪断速度において4600cP92.7
秒−1の剪断速度において3900cP安定性1400
Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は依然とし
て安定だった。より大きい粒度の集団からの粒子の重量
分率は50%であり、粒度が小さい方の集団における粒
子の平均直径に対する粒度が大きい方の集団における粒
子の平均直径の比は12.9だった。例27との比較は
、この例によって証明されるように、分散体の安定性に
ついての混合粒度の利点を示す。例25との比較は、こ
の例によって証明されるように、分散体の粘度について
の混合粒度の利点を示す。
【0059】例29 25gの例1に記載のETHANOX  330、25
gの対照例1に記載の非超微粉砕ETHANOX  3
30及び50gのシリコーンAを、1500rpmで作
動するCOWLESミキサー中で5分間混合した。得ら
れた分散体を次いでCOWLESミキサーから取り出し
、粘度及び安定性について試験した。粘度 5.83秒−1の剪断速度において25670cP92
.7秒−1の剪断速度において18320cP安定性1
400Gの重力下で4時間の遠心分離の後に分散体は依
然として安定だった。例26との比較は、この例によっ
て証明されるように、粘度についての混合粒度の利点を
示す。
【0060】係属中の米国特許出願第512411号明
細書の開示を参考として本明細書に取り入れることに留
意されたい。

Claims (68)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固相と液相を含む安定懸濁物であって
    、前記固相が、平均粒度の異なる粒子母集団2種の混合
    物にして、小粒度母集団の平均粒径に対する大粒度母集
    団の平均粒径の比が少なくとも約2であり、大粒度母集
    団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%であ
    り、該粒子の少なくとも約95重量%が約150ミクロ
    ン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なくとも約20
    %が約30ミクロン未満の粒度を有する如き前記混合物
    より本質上なる安定懸濁物。
  2. 【請求項2】  比が約2〜100であり、大粒度母集
    団からの粒子重量が全粒子の重量の約30%〜90%で
    ある、請求項1に記載の安定懸濁物。
  3. 【請求項3】  固相と液相を含む安定懸濁物であって
    、前記固相が、平均粒度の異なる粒子母集団2種の混合
    物にして、小粒度母集団の平均粒径に対する大粒度母集
    団の平均粒径の比が少なくとも約2であり、大粒度母集
    団からの粒子重量が全粒子重量の約30重量%〜90重
    量%であり、該粒子の少なくとも約95%が約100ミ
    クロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なくとも約
    35%が約10ミクロン未満の粒度を有する如き前記混
    合物より本質上なる安定懸濁物。
  4. 【請求項4】  比が約2〜100であり、大粒度母集
    団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%であ
    る、請求項3に記載の安定懸濁物。
  5. 【請求項5】  固相としての熱可塑性樹脂用安定剤の
    粒子と、分散体の液相として、液体シリコーン、熱可塑
    性樹脂用の液体安定剤、液体ヒドロキシル化ポリオキシ
    アルキレンないしそのアルコキシ末端閉塞物、液体ポリ
    (α−オレフィン)ないし該ポリ(α−オレフィン)の
    水素化物またはこれらの混合物を含む安定分散体。
  6. 【請求項6】  粒子の少なくとも約95重量%が約1
    50ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なく
    とも約20重量%が約30ミクロン未満の粒度を有する
    、請求項5に記載の安定懸濁物。
  7. 【請求項7】  粒子の少なくとも約95重量%が約1
    00ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なく
    とも約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する、請
    求項5に記載の安定懸濁物。
  8. 【請求項8】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集団
    2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対する
    大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり、
    大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜
    90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約1
    50ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なく
    とも約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する如き
    前記混合物より本質上なる安定懸濁物。
  9. 【請求項9】  比が約2〜100であり、大粒度母集
    団からの粒子重量が全粒子の重量の約30%〜90%で
    ある、請求項8に記載の安定懸濁物。
  10. 【請求項10】  固相としての熱可塑性ポリマー用安
    定剤粒子及び懸濁物の液相として熱可塑性ポリマー用安
    定剤を含む安定懸濁物。
  11. 【請求項11】  粒子の少なくとも約95重量%が約
    150ミクロン未満の粒度を有し、前記粒子の少なくと
    も約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する、請求
    項10に記載の安定懸濁物。
  12. 【請求項12】  粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有し、前記粒子の少なくと
    も約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する、請求
    項10に記載の安定懸濁物。
  13. 【請求項13】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    150ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項10に記載の安定
    懸濁物。
  14. 【請求項14】  比が少なくとも約2〜100であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%である、請求項13に記載の安定懸濁物。
  15. 【請求項15】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項10に記載の安定
    懸濁物。
  16. 【請求項16】  比が少なくとも約2〜100であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%である、請求項15に記載の安定懸濁物。
  17. 【請求項17】  安定剤がホスフィットである、請求
    項10に記載の安定懸濁物。
  18. 【請求項18】  ホスフィットがトリス(ノニルフェ
    ニル)ホスフィットである請求項17に記載の安定懸濁
    物。
  19. 【請求項19】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子を含有する、請求項10
    に記載の安定懸濁物。
  20. 【請求項20】  テトラキス[メチレン−3−(3’
    ,5’ −ジ−t−4’ −ヒドロキシフェニル)プロ
    ピオネート]メタンの粒子を含有する、請求項10に記
    載の安定懸濁物。
  21. 【請求項21】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子及び液相としてトリス(
    ノニルフェニル)ホスフィットを含有する、請求項10
    に記載の安定懸濁物。
  22. 【請求項22】  テトラキス[メチレン−3−(3’
    ,5’ −ジ−t−ブチル−4’ −ヒドロキシフェニ
    ル)プロピオネート]メタンの粒子及び、液相としてト
    リス(ノニルフェニル)ホスフィットを含有する、請求
    項10に記載の安定懸濁物。
  23. 【請求項23】  固相としての熱可塑性ポリマー用安
    定剤粒子及び、懸濁物の液相として液体ヒドロキシル化
    ポリオキシアルキレンないしそのアルコキシ末端閉塞物
    を含む安定懸濁物。
  24. 【請求項24】  固相としての熱可塑性ポリマー用安
    定剤粒子及び、懸濁物の液相として液体ヒドロキシル化
    ポリオキシアルキレンないしそのアルコキシ末端閉塞物
    を含む安定懸濁物にして、前記粒子の少なくとも約95
    重量%が約150ミクロン未満の粒度を有しそして前記
    粒子の少なくとも約20重量%が約30ミクロン未満の
    粒度を有する、安定懸濁物。
  25. 【請求項25】  粒子の少なくとも95%が約100
    ミクロン未満の粒度を有し、そして前記粒子の少なくと
    も約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する、請求
    項24に記載の安定懸濁物。
  26. 【請求項26】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも95重量%が約1
    50ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少なく
    とも約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する如き
    前記混合物より本質上なる、請求項24に記載の安定懸
    濁物。
  27. 【請求項27】  比が約2〜100であり、大粒度母
    集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%で
    ある、請求項26に記載の安定懸濁物。
  28. 【請求項28】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項24に記載の安定
    懸濁物。
  29. 【請求項29】  比が約2〜100であり、大粒度母
    集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%で
    ある、請求項28に記載の安定懸濁物。
  30. 【請求項30】  ヒドロキシル化ポリオキシアルキレ
    ンが式: HO−(CH2 −CH2 O)a −Hを有する、請
    求項24に記載の安定懸濁物。
  31. 【請求項31】  ヒドロキシル化ポリオキシアルキレ
    ンがエチレンオキシド及びプロピレンオキシド単位を含
    む、請求項24に記載の安定懸濁物。
  32. 【請求項32】  ヒドロキシル化ポリオキシアルキレ
    ンが式: 【化1】 (式中R4 は水素または、炭素原子1〜6個のアルキ
    ルである)を有する請求項24に記載の安定懸濁物。
  33. 【請求項33】  ヒドロキシル化ポリオキシアルキレ
    ンが式: 【化2】 を有する、請求項24に記載の安定懸濁物。
  34. 【請求項34】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子を含有する、請求項24
    に記載の安定懸濁物。
  35. 【請求項35】  テトラキス[メチレン−3−(3’
    ,5’ −ジ−t−ブチル−4’ −ヒドロキシフェニ
    ル)プロピオネート]メタンの粒子を含有する、請求項
    24に記載の安定懸濁物。
  36. 【請求項36】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子及び液相としてポリ(オ
    キシエチレン)グリコールを含有する、請求項24に記
    載の安定懸濁物。
  37. 【請求項37】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子及び液相としてヒドロキ
    シ化ポリオキシプロピレンを含有する、請求項24に記
    載の安定懸濁物。
  38. 【請求項38】  固相としての熱可塑性ポリマー用安
    定剤粒子及び、懸濁物の液相として液体ポリ(α−オレ
    フィン)またはその水素化物を含む安定懸濁物。
  39. 【請求項39】  粒子の少なくとも約95重量%が約
    150ミクロン未満の粒度を有し、前記粒子の少なくと
    も約20重量%が約30ミクロン未満の粒度を有する、
    請求項38に記載の安定懸濁物。
  40. 【請求項40】  粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有し、前記粒子の少なくと
    も約35重量%が約10ミクロン未満の粒度を有する、
    請求項38に記載の安定懸濁物。
  41. 【請求項41】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    150ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項38に記載の安定
    懸濁物。
  42. 【請求項42】  比が少なくとも約2〜100であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%である、請求項41に記載の安定懸濁物。
  43. 【請求項43】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項38に記載の安定
    懸濁物。
  44. 【請求項44】  比が約2〜100であり、大粒度母
    集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%で
    ある、請求項43に記載の安定懸濁物。
  45. 【請求項45】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子を含有する、請求項38
    に記載の安定懸濁物。
  46. 【請求項46】  ポリ(α−オレフィン)がデセン−
    1とオクテン−1またはこれらの水素化物のコポリマー
    である、請求項38に記載の安定懸濁物。
  47. 【請求項47】  (1,3,5−トリメチル)−2,
    4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
    キシベンジル)ベンゼンの粒子及び、液相としてデセン
    −1とオクテン−1の水素化コポリマーを含有する、請
    求項38に記載の安定懸濁物。
  48. 【請求項48】  固相としての熱可塑性樹脂用安定剤
    粒子及び懸濁物の液相としてのシリコーンを含む安定懸
    濁物。
  49. 【請求項49】  固相としての熱可塑性樹脂用安定剤
    粒子及び懸濁物の液相として、懸濁安定性を向上させる
    極性基を結合させたポリオルガノシロキサンポリマーを
    含み、前記粒子の少なくとも約95重量%が約150ミ
    クロン未満の粒度を有し、そして前記粒子の少なくとも
    約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する、安定懸
    濁物。
  50. 【請求項50】  粒子の少なくとも約95重量%が約
    100ミクロン未満の粒度を有し、前記粒子の少なくと
    も約35%が約10ミクロン未満の粒度を有する、安定
    懸濁物。
  51. 【請求項51】  固相が、平均粒度の異なる粒子母集
    団2種の混合物にして、小粒度母集団の平均粒径に対す
    る大粒度母集団の平均粒径の比が少なくとも約2であり
    、大粒度母集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%
    〜90%であり、該粒子の少なくとも約95重量%が約
    150ミクロン未満の粒度を有しそして前記粒子の少な
    くとも約20%が約30ミクロン未満の粒度を有する如
    き前記混合物より本質上なる、請求項49に記載の安定
    懸濁物。
  52. 【請求項52】  比が約2〜100であり、大粒度母
    集団からの粒子重量が全粒子重量の約30%〜90%で
    ある、請求項51に記載の安定懸濁物。
  53. 【請求項53】  極性基が、ヒドロキシ、ヒドロキシ
    アルキル、カルボキシ、アミノ、アミド、カルバメート
    、アルデヒド、ニトリル、フェノール、ビシナルエポキ
    シ、アルコキシ、ホスフィット、ホスフィン、ホスホネ
    ート、カルボン酸エステル、ポリエーテル、ポリアルキ
    レンオキシド、チオール及びスルフィドより選ばれる部
    分を含有する一価の有機基である、請求項49に記載の
    安定懸濁物。
  54. 【請求項54】  ポリオルガノシロキサンポリマーが
    式: 【化3】 (式中置換基R1 〜R12は同じかまたは別異にして
    、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、カルボキシ、アミ
    ノ、アミド、カルバメート、アルデヒド、ニトリル、フ
    ェノール、ビシナルエポキシ、アルコキシ、ホスフィッ
    ト、ホスフィン、ホスホネート、カルボン酸エステル、
    ポリエーテル、ポリアルキレンオキシド、チオール及び
    スルフィドより選ばれ、x、y及びzは同じかまたは別
    異にして、x、y及びzの和が1〜3000範囲である
    )を有する、請求項49に記載の安定懸濁物。
  55. 【請求項55】  R1 〜R6 及びR9 〜R12
    がアルキルないしアリール基より選ばれ、R7 及びR
    8 が一価の有機基から選ばれ、xが0〜2000範囲
    の値であり、yが1〜500範囲の値であり、zが0〜
    500範囲の値である、請求項54に記載の安定分散体
  56. 【請求項56】  樹脂安定剤がホスフィット、ホスホ
    ニット、ヒンダードフェノール、チオジプロピオネート
    、ヒンダードアミン、ベンゾフェノン安定剤またはこれ
    らの混合物である、請求項48に記載の安定懸濁物。
  57. 【請求項57】  有機ホスフィットがビス置換ペンタ
    エリトリットジホスフィットである、請求項56に記載
    の安定懸濁物。
  58. 【請求項58】  樹脂安定剤がトリ−n−ドデシルホ
    スフィット、ビス−(2,4−ジ−t−フェニル)ペン
    タエリトリットジホスフィット、トリス(ノニルフェニ
    ル)ホスフィット、トリス(ジノニルフェニル)ホスフ
    ィット、オクタデシル3−(3’,5’ −ジ−t−ブ
    チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ジラ
    ウリルチオジプロピオネート、テトラキス[メチレン−
    3(3’,5’ −ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
    フェニル)プロピオネート]メタン、1,3,5−トリ
    メチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル
    −4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,2’−エチ
    リデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチル)フェノールま
    たはN,N’−ジフェニル−N,N’−ジ−2−ナフチ
    ル−p−フェニレン−ジアミンである、請求項56に記
    載の安定懸濁物。
  59. 【請求項59】  ポリオルガノシロキサン流体が、側
    鎖ポリエーテル部分を有するポリジメチルシロキサンで
    あり、樹脂安定剤が1,3,5−トリメチル−2,4,
    6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
    ベンジル)ベンゼンである、請求項48に記載の安定懸
    濁物。
  60. 【請求項60】  ポリオルガノシロキサンが、側鎖ヒ
    ドロキシアルキル部分を有するポリジメチルシロキサン
    であり、樹脂安定剤が1,3,5−トリメチル−2,4
    ,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
    シベンジル)ベンゼンである、請求項48に記載の安定
    懸濁物。
  61. 【請求項61】  請求項1に記載の安定懸濁物及び熱
    可塑性樹脂を含む組成物。
  62. 【請求項62】  請求項5に記載の安定懸濁物及び熱
    可塑性樹脂を含む組成物。
  63. 【請求項63】  請求項10に記載の安定懸濁物及び
    熱可塑性樹脂を含む組成物。
  64. 【請求項64】  請求項23に記載の安定懸濁物及び
    熱可塑性樹脂を含む組成物。
  65. 【請求項65】  請求項38に記載の安定懸濁物及び
    熱可塑性樹脂を含む組成物。
  66. 【請求項66】  請求項48に記載の安定懸濁物及び
    熱可塑性樹脂を含む組成物。
  67. 【請求項67】  熱可塑性樹脂がオレフィンのポリマ
    ーである、請求項61に記載の組成物。
  68. 【請求項68】  ポリマーがエチレンとブテン−1の
    コポリマーである、請求項67に記載の組成物。
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