JPH04226915A - 抗炎症剤 - Google Patents

抗炎症剤

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JPH04226915A
JPH04226915A JP3116466A JP11646691A JPH04226915A JP H04226915 A JPH04226915 A JP H04226915A JP 3116466 A JP3116466 A JP 3116466A JP 11646691 A JP11646691 A JP 11646691A JP H04226915 A JPH04226915 A JP H04226915A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗炎症医薬組成物におけ
るステアリドン酸の使用に関する。ステアリドン酸(S
A、C18:4  Δ6、9、12、15)はn−3系
列の多価不飽和脂肪酸である(命名はメチル基から最初
の二重結合の位置によって示す)。生物体によって利用
されるためには、n−3系列の原点であり、かつ大部分
の摂取食物中にあるα−リノレン酸(ALA、C18:
3  Δ9、12、15)は、酵素Δ6デサチュラーゼ
により不飽和化してSAに代謝されねばならない。この
酵素の活性は弱く、加齢によってそして或る種の病気の
後に減少することは知られている。
【0002】例えば、喘息のようなアレルギー型、そし
てオデキ、乾癬、湿疹のような皮膚型、又はリューマチ
型の炎症作用、および例えば嚢胞性線維症のような外傷
、ショック状態又は病変に重要な関与をする物質の中で
、ロイコトリエンは主に細胞膜から放出されるアラキド
ン酸(AA、C20:4  Δ5、8、11、14)の
リポキシゲナーゼによる酸化によって生成される。更に
詳述すると、多形核のヒト白血球はAAをロイコトリエ
ンに変換し、更に特別には5−リポキシゲナーゼによっ
て安定な(SS、12R)−5,12−ジヒドロキシ−
6,14−シス−8,10−トランス−エイコサテトラ
エン酸(LTB4)に変換することは知られている。L
TB4は種々の炎症作用に主要な関与を演じている。
【0003】
【従来の技術】この理由のために、5−リポキシゲナー
ゼのインヒビターを開発することによって炎症の要因を
減ずる試みが行なわれた。例えばLee.T.H.等に
よって、「J.Clin  Invest」74巻、1
922−1933頁(1984)に、エイコサペンタエ
ン酸(EPA、C20:5  Δ5、8、11、14、
17)のようなn−3系列の或種の高級脂肪酸はロイコ
トリエンの合成を調節することができ、かつ炎症の状態
を改善できることが記載してある。このことは又、n−
6系列の脂肪酸、ジホモ−γ−リノレン酸(DHLA、
C20:3  Δ8、11、14)についても証明され
た(例えば、Tate.G等による、「J.Rheum
atol」16巻729−733頁、(1989年)参
照)。SAはロイコトリエンの生合成を阻害する性質を
有することを本発明者は見出した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は哺乳動物の炎
症原因の疾患、更に特別にはアレルギー性疾患、皮膚疾
患、リューマチ性疾患および外症、ショック状態そして
病変から生ずる疾患の予防および治療を目的とする、医
薬組成物を調製するためにステアリン酸、又は医薬的に
受容可能なその誘導体の使用に関する。本発明において
、医薬的に受容可能な誘導体は脂肪酸に相当する塩、エ
ステル又はアミドである。望ましい塩はアミノ酸、例え
ばアルギニンの塩である。望ましいエステルは例えばモ
ノ、ジ、トリグリセリドおよびリン脂質である。
【0005】
【課題を解決するための手段】特定の実施態様では、A
Aの酸素代謝を阻害する1つ以上の多価不飽和脂肪酸と
SAは併用される。この不飽和脂肪酸はN3系列の5−
リポキシゲナーゼ−阻害性多価不飽和脂肪酸、例えばE
PA、ドコサヘキサエン酸(DHA、C22:6  Δ
4、7、10、13、16、19)、又はN−6系列の
5−リポキシゲナーゼ−阻害性多価不飽和脂肪酸、例え
ばDHLA又はその前駆物質のγ−リノレン酸(GLA
、C18:3  Δ6、9、12)、又は上記のような
型の脂肪酸の医薬的に受容可能な誘導体である。この併
用の好ましい実施態様はクロフサスグリ種子油由来のG
LAおよびSAを本質的に含有する濃縮物、例えばEP
A第0399417号明細書の例1、2により調製した
濃縮物を使用する点で特徴がある。この併用の他の好ま
しい実施態様は魚油由来のSA、EPAおよびDHAを
本質的に含有する濃縮物、例えばEPA第039941
7号明細書の例3の第1節により調製した濃縮物を使用
する点で特徴がある。
【0006】本発明により使用するSA又は多価不飽和
脂肪酸又はそれ等の誘導体の混合物は酸化防止剤、例え
ばアスコルビル  パルミテート、トコフェロール、レ
シチンの存在下のアスコルビン酸のような酸化防止剤の
混合物により酸化を防止するのが有利である。
【0007】医薬組成物は投与方法により、例えば経口
の、腸溶性の直腸の、腸管外の又は局所の投与により種
々の方法で製剤化することができる。例えば医薬組成物
をカプセル、ゼラチン被覆をした錠剤、座薬又はシロッ
プとして製剤化することができる。腸溶性の又は腸管外
の投与のため、組成物は化学的におよび物理的に安定化
した、無加熱の無菌溶液又はエマルジョンとして製剤化
される。特殊な局所外用薬の場合、例えば、オデキ、湿
疹又は乾癬型の皮膚の炎症を治療するために、組成物を
例えば軟膏、膏薬、クリーム又はローションとして製剤
化することができる。投与量は治療する疾患の型と程度
により異なる。それは、1回の投与で又は好ましくは2
から3回に分けた投与で1日当り総量で0.05から1
0gのステアリドン酸の量とすることができる。
【0008】
【実施例】次例により本発明を更に具体的に説明する。 例中、部および%は特に断わらない限り、重量基準とす
る。
【0009】例  1 ロイコトリエンの生合成に及ぼすSAの効果ロコイトリ
エンの生合成に及ぼすSAの効果を研究するため、分離
したヒト白血球をSAと共に温置し、EPAおよびDH
LAとの比較のために、AAに5−リポキシゲナーゼを
作用させて得た代謝生成物を二次元薄層クロマトグラフ
ィ(TLC)により同定し、高性能液体クロマトグラフ
ィ(HPLC)により定量的分析する。AAとSAの代
謝を追求するため、C1 の位置にC14で識別したこ
れ等の脂肪酸で若干の実験を行なった。
【0010】1.実験条件 1.1  細胞サスペンションの調製 献血前少くとも10日間薬剤を使用していない正常な献
血者の血液を、抗凝血物質としてクエン酸、クエン酸三
ナトリウムおよびデキストロースの混合物に入れた。2
00Gで15分間遠心分離した後、血小板の多い血漿を
除去し、残留する血液画分を改修し、3%のデキストラ
ン250と0.9%の食塩を含有する水溶液の0.5容
量をそれに加えた。赤血球は環境温度で約90分間放置
して沈降させ、その後上澄液を回収し、80Gで15分
間遠心分離する。得た沈降物は約2×106 の細胞に
相当し、次に1mlの蒸留水で15秒間、再懸濁し、そ
の後1mlの2倍濃縮のTyrode/HEPE溶液を
添加して再び等モル濃度とする。次にサスペンションを
60Gで10分遠心分離し、白血球の沈降物を回収し、
ついで2mM(ミリモル/リットル)のカルシウムを含
有するTyrode/HEPES溶液で再懸濁する。白
血球をイオン泳動性カルシウムA23187(1μM)
、AA(20μM)で37℃、10分間刺激した後、そ
れ等を下記に示す量の脂肪酸(任意にSA又はAAの1
位にC14で標識をした)により37℃で30分間温置
する。 2ナノモルの13−ヒドロキシオクタデカジエン酸(1
3−HODE)(リノレン酸に大豆リポキシゲナーゼを
作用させて得る)および2ナノモルのプロスタグランジ
ンB2 (PGB2)を含有するエタノールで、サスペ
ンションの量に比し3倍の容量のエタノールにより、培
養を終結させる。脂質はサスペンションの容量の6倍量
のクロロホルムで(エタノール無し)抽出する。13−
HODEおよびPGB2は定量分析の標準として使用す
る。
【0011】1.2  モノヒドロキシル化脂肪酸の分
析抽出した脂質をシリカゲルGのプレートで二次元薄層
クロマトグラフィーにより分離する。モノヒドロキシル
化脂肪酸を第1次元でヘキサン、ジエチルエーテルおよ
び氷酢酸の59:40:1の容量比の溶媒混合物により
展開し、ジヒドロキシル化脂肪酸はプレートの初めに残
留する。放射能検出器で識別したこれ等のモノヒドロキ
シル化脂肪酸を検出し、13−HODEと共にプレート
から回収し、ジエチルエーテルで抽出し、ついで窒素下
で溶媒を蒸発させた後、逆相HPLCによりメタノール
とpH3の酢酸水の73:27の容量比の溶離溶媒混合
物で分離する。それ等を波長234nmのUV分光法に
より検出し、13HODE標準品との比較によりそれ等
全てが3×104 M−1cm−1の同一の比吸収係数
を有するという仮説を基礎として定量化する。
【0012】1.3  ジヒドロキシル化脂肪酸の分析
プレートの初めの部分に残留するジヒドロキシル化脂肪
酸は第二次元で、ヘキサン、ジエチルエーテルおよび氷
酢酸の25:74:1の容量比の溶媒混合物を使用して
、一次元と垂直に展開する。それ等の検出、回収、抽出
、分離および定量分析は上記に記載したと同様な方法で
行ない、但しHPLCに使用する溶離溶媒混合物はメタ
ノールおよびpH3の酢酸水溶液の66:34の容量比
の混合物である。PGB2は、それ等のそれぞれの最高
UV吸収によるジヒドロキシル化脂肪酸の定量値の標準
として使用する(波長270nm,PGB2およびジヒ
ドロキシ誘導体の吸光はそれぞれ2.8×104 およ
び5×104 M−1cm−1)。
【0013】2.結  果 アラキドン酸(AA)(シグマ・ケミカル・カンパニィ
,セントルイス、Mo./米国)は対照として使用する
。即ち白血球は他の脂肪酸と培養しない。白血球で培養
した脂肪酸は、EPA第0399417号明細書に従っ
てクロフサスグリ種子油の精製した形態の油から得たス
テアリドン酸(SA)、エイコサペンタエン酸(EPA
)(シグマ・ケミカル・カンパニィ)およびジホモ−γ
−リノレン酸(DHLA)(シグマ・ケミカル・カンパ
ニィ)である。5−ヒドロキシエイコサテトラエン酸(
5−HETE)(ケーマンケミカル  Ann  Ar
bor  Mi./米国)、最高波長(λmax ):
234nm、保持時間(Rt):42,69分,5S,
12S〔E,Z,E,Z〕−ジヒドロキシエイコサテト
ラエン酸(di−HETE)(M.Guicharda
nt等による、「Biochem.J.」256巻、8
79−883頁、1988年)、λmax :259、
268および279nm、Rt:29.96分、5S,
12R〔Z,E,E,Z〕−5,12−ジヒドロキシ−
6,14−シス−8,10−トランス−エイコサテトラ
エン酸(LTB4)(ケーマンケミカル)、λmax 
:261、271および282nm、RT:27.46
分、LTB4のA異性体、5S,12R〔E,E,E,
Z〕−LTB4(M,Guichardant等、「B
iochem.J.」、256巻、879−883頁、
1988年)、Rt:21.46分およびLTB4のB
異性体、5S,12S〔E,E,E,Z〕−LTB4(
M.Guichardant等、「Biochem.J
.」、256巻、879−883頁、1988年)、R
T:24.27分。得た代謝量はピコモル/108 白
血球で示し、n分析の5つの実験の平均で表わす。有意
の程度Pは対照に関する試験tによって決定する。結果
を次表に示す。
【0014】
【表1】
【0015】SA、n−3系列の多価不飽和脂肪酸はヒ
ト白血球の5−リポキシゲナーゼによりロイコトリエン
になるAAの代謝に効果を有することを上記の結果はは
っきりと示している。それは5−HETEおよびD1−
HETEの生成を約25%まで、そしてB4ロイコトリ
エンの生成を約50%迄、即ち同一濃度(20μm)の
n−3系列の多価不飽和脂肪酸であるEPAに匹敵し得
る水準まで減ずる。然し、その活性はジホモ−γ−リノ
レン酸、N−6系列の多価不飽和脂肪酸の活性ほど強く
無く、それは同じ濃度(20μm)でB4ロイコトリエ
ンの生成を約80%迄、そして5−HETEの生成を約
40%まで阻害する。その効果は又、そのヒドロキシル
化代謝生成物のどれかに起因することができ、それは標
識したSAから検出された。
【0016】例2から5 2.クロフサスグリ種子油から得た250mgのSAを
含有する、経口投与用のゼラチンカプセルを調製する。 3.魚油から得た250mgのSAを含有する、経口投
与用のゼラチンカプセルを調製する。 4.80%のGLAおよびクロフサスグリ種子油から得
た15%のSAを含有する脂肪酸混合物の500mgを
含有する経口投与用のゼラチンカプセルを調製する。 5.16%SA、35%EPAおよび魚油由来の39%
DHAを含有する脂肪酸混合物の500mgを含有する
経口投与用のゼラチンカプセルを調製する。
【0017】例6から9 局所用である次の組成物を調製する。 6.撥水性膏薬                  
                         
       %      SA         
                         
                      5  
  微粉状ポリエチレン              
                         
 10    ミリスチン酸イソプロピル      
                         
   857.撥水性軟膏             
                         
            %      SA    
                         
                         
  1    カプリン酸、カプリル酸およびステアリ
ン酸のトリグリセリド  40    カプリン酸およ
びカプリル酸のトリグリセリド           
     30    ワセリン          
                         
               20    ワセリン
油                        
                         
 98.クリーム                 
                         
          %      SA      
                         
                         
0.5    セチルアルコール、20モルのエチレン
オキシドを    エトキシ化したセチルアルコール、
モノステアリン    酸グリセロール       
                         
              6    カプリン酸お
よびカプリル酸のトリグリセリド          
      15    プロピレングリコール   
                         
          10    水        
                         
                       68
.59.ローション                
                         
         %      SA       
                         
                        0
.1    エタノール              
                         
         50    プロピレングリコール
                         
             49.9上記の例6から9
の組成物を調製し、光の入らない不活性雰囲気中に貯蔵
する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ステアリドン酸又はその医療的に受容
    可能な誘導体を活性成分として含有することを特徴とす
    る、哺乳動物の炎症原因の疾患予防用および治療用医薬
    組成物。
  2. 【請求項2】  アラキドン酸の酸素代謝を抑制する1
    つ以上の多価不飽和脂肪酸又は1つ以上のその酸の1つ
    以上の医薬的に受容可能な誘導体を併用する、請求項1
    記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】  エイコサペンタエン酸および/又はド
    コサヘキサエン酸を併用する、請求項2記載の医薬組成
    物。
  4. 【請求項4】  γ−リノレン酸および/又はジホモ−
    γ−リノレン酸を併用する、請求項2記載の医薬組成物
  5. 【請求項5】  クロフサスグリ種子油又は魚油が強化
    された濃縮状態がある、請求項2記載の医薬組成物。
  6. 【請求項6】  経口の、直腸の、腸溶性の又は腸管外
    の投与に適する形態である、請求項1から5の何れか1
    項に記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】  局所性投与に適した剤形である、請求
    項1から5の何れか1項記載の医薬組成物。
  8. 【請求項8】  1日/0.05〜10gのステアリド
    ン酸又はその医薬的に容認可能な誘導体を供する剤型で
    ある、請求項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】  有効量のステアリドン酸又はその医薬
    的に受容可能な誘導体を、任意にアラキドン酸の酸素代
    謝を抑制する1つ以上の多価不飽和脂肪酸又は1つ以上
    のその酸の1つ以上の医薬的に受容可能な誘導体とを併
    用して疾患動物に投与することを特徴とする、哺乳動物
    の炎症原因の疾患の予防および治療方法。
  10. 【請求項10】  1日/0.05から10gのステア
    リドン酸又はその医薬的に受容可能な誘導体を投与する
    、請求項9記載の方法。
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