JPH04226489A - クリーニングパッドの配置構造及び汚れ検出装置 - Google Patents
クリーニングパッドの配置構造及び汚れ検出装置Info
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- JPH04226489A JPH04226489A JP12289591A JP12289591A JPH04226489A JP H04226489 A JPH04226489 A JP H04226489A JP 12289591 A JP12289591 A JP 12289591A JP 12289591 A JP12289591 A JP 12289591A JP H04226489 A JPH04226489 A JP H04226489A
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- cleaning pad
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- cleaning
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザープリンターや複
写機のプロセス、その他あらゆる機械機構部で用いられ
ているドラム(円筒)及びベルト(ベッドタイプ)の表
面をクリーニングするためのクリーニングパッドの配置
構造及び汚れ検出装置に関するものである。
写機のプロセス、その他あらゆる機械機構部で用いられ
ているドラム(円筒)及びベルト(ベッドタイプ)の表
面をクリーニングするためのクリーニングパッドの配置
構造及び汚れ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドラムの表面をクリーニングする方式と
して、たとえば、レーザープリンターのOPCドラムに
付着した残留トナーをクリーニングする従来方式は、図
8及び図9に一例を示す如く、ドラム2の表面に、クリ
ーニングパッド1をドラム軸心方向に配置し、且つ該ク
リーニングパッド1をスプリング3等でドラム2に圧接
させた状態とし、ドラム2を回転させることによる摩擦
力でクリーニングを行うようにしてある。
して、たとえば、レーザープリンターのOPCドラムに
付着した残留トナーをクリーニングする従来方式は、図
8及び図9に一例を示す如く、ドラム2の表面に、クリ
ーニングパッド1をドラム軸心方向に配置し、且つ該ク
リーニングパッド1をスプリング3等でドラム2に圧接
させた状態とし、ドラム2を回転させることによる摩擦
力でクリーニングを行うようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来に
おけるドラム2のクリーニング方式の場合には、図9に
示す如く、ドラム2の回転方向に対してクリーニングパ
ッド1の上流側のエッジが摩擦力により下流側へ巻き込
まれる如き状態となるが、一方、下流側のエッジははじ
かれるため、クリーニングパッド1全体としてはドラム
2に対する密着度が減少する傾向となり、思うようなク
リーニング効果が上がらないという問題がある。又、複
写機等で用いられているOPC製のベルトをクリーニン
グする場合も、ベルトの回転移動方向に対して直角にク
リーニングパッドを配置した場合には同様な問題がある
。
おけるドラム2のクリーニング方式の場合には、図9に
示す如く、ドラム2の回転方向に対してクリーニングパ
ッド1の上流側のエッジが摩擦力により下流側へ巻き込
まれる如き状態となるが、一方、下流側のエッジははじ
かれるため、クリーニングパッド1全体としてはドラム
2に対する密着度が減少する傾向となり、思うようなク
リーニング効果が上がらないという問題がある。又、複
写機等で用いられているOPC製のベルトをクリーニン
グする場合も、ベルトの回転移動方向に対して直角にク
リーニングパッドを配置した場合には同様な問題がある
。
【0004】更に、上記クリーニングパッドによるクリ
ーニング方式の場合、ドラムに付着したトナー粒子をク
リーニングパッドで掻き取って行くと、経時的に汚れが
累積されてくるが、従来では、この汚れの度合を検出す
ることはできなかった。
ーニング方式の場合、ドラムに付着したトナー粒子をク
リーニングパッドで掻き取って行くと、経時的に汚れが
累積されてくるが、従来では、この汚れの度合を検出す
ることはできなかった。
【0005】そこで、本発明は、ドラム及びベルトに対
するクリーニングパッドの密着度を高めてクリーニング
効果を向上させることができるようなクリーニングパッ
ドの配置構造を提供し、更に、ドラムに対するクリーニ
ングパッドの累積された汚れ度合を検出することができ
るようなクリーニングパッドの汚れ検出装置を提供しよ
うとするものである。
するクリーニングパッドの密着度を高めてクリーニング
効果を向上させることができるようなクリーニングパッ
ドの配置構造を提供し、更に、ドラムに対するクリーニ
ングパッドの累積された汚れ度合を検出することができ
るようなクリーニングパッドの汚れ検出装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ドラムのクリーニングのために用いる場
合は、帯状のクリーニングパッドを、一端を固定してド
ラムの表面に螺旋状に配置した構成とする。又、ベルト
のクリーニングのために用いる場合は、クリーニングパ
ッドを、ベルトの表面に、該ベルトの移動方向に対して
斜めに配置した構成とする。更に、ドラムの表面に帯状
のクリーニングパッドを螺旋状に配置し、且つ該クリー
ニングパッドのドラム回転方向上流側の一端をスプリン
グに係止し、更に、上記クリーニングパッドのドラムと
の摩擦力の増大に伴う他端側への移動を検出するための
移動量検出器を備えた構成とするとよい。
決するために、ドラムのクリーニングのために用いる場
合は、帯状のクリーニングパッドを、一端を固定してド
ラムの表面に螺旋状に配置した構成とする。又、ベルト
のクリーニングのために用いる場合は、クリーニングパ
ッドを、ベルトの表面に、該ベルトの移動方向に対して
斜めに配置した構成とする。更に、ドラムの表面に帯状
のクリーニングパッドを螺旋状に配置し、且つ該クリー
ニングパッドのドラム回転方向上流側の一端をスプリン
グに係止し、更に、上記クリーニングパッドのドラムと
の摩擦力の増大に伴う他端側への移動を検出するための
移動量検出器を備えた構成とするとよい。
【0007】
【作用】一端を固定した帯状のクリーニングパッドをド
ラムの表面に螺旋状に配置すると、ドラムの回転によっ
て生ずる摩擦力でクリーニングパッドがドラムに締め付
けられるため、密着度が高められて接触面積が増大させ
られる。更に、この際、クリーニングパッドはドラムの
回転方向に対して斜めの配置となることから、ドラム表
面の汚れを掻き落し易くなり、クリーニング効果が増大
させられる。
ラムの表面に螺旋状に配置すると、ドラムの回転によっ
て生ずる摩擦力でクリーニングパッドがドラムに締め付
けられるため、密着度が高められて接触面積が増大させ
られる。更に、この際、クリーニングパッドはドラムの
回転方向に対して斜めの配置となることから、ドラム表
面の汚れを掻き落し易くなり、クリーニング効果が増大
させられる。
【0008】又、ベルトの表面に、該ベルトの移動方向
に対してクリーニングパッドを斜めに配置した場合も、
ベルトへの接触面積が大きくなるためクリーニング効果
が向上させられる。
に対してクリーニングパッドを斜めに配置した場合も、
ベルトへの接触面積が大きくなるためクリーニング効果
が向上させられる。
【0009】更に、ドラムの表面に螺旋状に配置したク
リーニングパッドの一端をスプリングに係止させ、且つ
上記クリーニングパッドの他端側への移動を検出する移
動量検出器を備えると、クリーニングパッドは、汚れが
累積されることによる摩擦力の増大に伴い、スプリング
に抗して他端側へ移動させられるので、この移動量が移
動量検出器に検出されることによって汚れの度合が検出
されることになる。
リーニングパッドの一端をスプリングに係止させ、且つ
上記クリーニングパッドの他端側への移動を検出する移
動量検出器を備えると、クリーニングパッドは、汚れが
累積されることによる摩擦力の増大に伴い、スプリング
に抗して他端側へ移動させられるので、この移動量が移
動量検出器に検出されることによって汚れの度合が検出
されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例を示すもので、レーザー
プリンターで用いられているドラム2の表面をクリーニ
ングする場合について示す。すなわち、ドラム2の表面
に、一端1aをドラム2の表面近傍に固定し他端1bを
自由端としたフェルト製の帯状のクリーニングパッド1
を、ドラム2の一端から他端へ向けて右巻きの螺旋状に
配置する。
する。図1は本発明の一実施例を示すもので、レーザー
プリンターで用いられているドラム2の表面をクリーニ
ングする場合について示す。すなわち、ドラム2の表面
に、一端1aをドラム2の表面近傍に固定し他端1bを
自由端としたフェルト製の帯状のクリーニングパッド1
を、ドラム2の一端から他端へ向けて右巻きの螺旋状に
配置する。
【0011】ドラム2の表面をクリーニングするときに
は、矢印Rで示す如くドラム2を右回りに回転させる。 この場合、クリーニングパッド1の一端1aが固定端と
してあるため、ドラム2を右回りに回転させると、クリ
ーニングパッド1がロックされ、回転時に生じる摩擦力
の作用でクリーニングパッド1がドラム2の表面に締め
付けられることにより高密着度が得られる。又、上記ク
リーニングパッド1が螺旋状に配置してあることに付随
して従来方式に比してクリーニングパッド1の長さが長
くなるため、その分の接触面積が増大し、それに伴い耐
久性が向上する。すなわち、従来方式と本発明とを模式
的に比較すると、従来方式の場合は図2の(A)に示す
如く、クリーニングパッド1の長さがドラム2の軸心方
向の長さとほぼ等しいl1であるが、本発明の場合は図
2の(B)に示す如く、クリーニングパッド1の長さが
ドラム2の軸心方向の長さより長いl2となって、l1
<l2となることから、ドラム2に対する接触面積がl
2−l1の長さ相当分だけ増大する。更に、上記におい
て、クリーニングパッド1が螺旋状の配置ということは
、ドラム2の回転方向に対してクリーニングパッド1が
斜めの状態で接触していることになるため、たとえば、
図3に示す如く、ドラム2の表面に付着しているトナー
粒子7を掻き取る場合、ドラム2の回転方向に対してト
ナー粒子7に斜めの力Fを作用させることができてトナ
ー粒子7に回転力を与えることができるので、ドラム2
の表面から遊離させ易くなる利点がある。したがって、
クリーニング効果を従来方式に比して大幅に増大させる
ことができる。なお、図1において、クリーニングパッ
ド1の一端1aを自由端とし他端1bを固定端とした場
合には、矢印Lで示す如く左回りにドラム2を回転させ
ることにより同様な作用効果が奏し得られる。
は、矢印Rで示す如くドラム2を右回りに回転させる。 この場合、クリーニングパッド1の一端1aが固定端と
してあるため、ドラム2を右回りに回転させると、クリ
ーニングパッド1がロックされ、回転時に生じる摩擦力
の作用でクリーニングパッド1がドラム2の表面に締め
付けられることにより高密着度が得られる。又、上記ク
リーニングパッド1が螺旋状に配置してあることに付随
して従来方式に比してクリーニングパッド1の長さが長
くなるため、その分の接触面積が増大し、それに伴い耐
久性が向上する。すなわち、従来方式と本発明とを模式
的に比較すると、従来方式の場合は図2の(A)に示す
如く、クリーニングパッド1の長さがドラム2の軸心方
向の長さとほぼ等しいl1であるが、本発明の場合は図
2の(B)に示す如く、クリーニングパッド1の長さが
ドラム2の軸心方向の長さより長いl2となって、l1
<l2となることから、ドラム2に対する接触面積がl
2−l1の長さ相当分だけ増大する。更に、上記におい
て、クリーニングパッド1が螺旋状の配置ということは
、ドラム2の回転方向に対してクリーニングパッド1が
斜めの状態で接触していることになるため、たとえば、
図3に示す如く、ドラム2の表面に付着しているトナー
粒子7を掻き取る場合、ドラム2の回転方向に対してト
ナー粒子7に斜めの力Fを作用させることができてトナ
ー粒子7に回転力を与えることができるので、ドラム2
の表面から遊離させ易くなる利点がある。したがって、
クリーニング効果を従来方式に比して大幅に増大させる
ことができる。なお、図1において、クリーニングパッ
ド1の一端1aを自由端とし他端1bを固定端とした場
合には、矢印Lで示す如く左回りにドラム2を回転させ
ることにより同様な作用効果が奏し得られる。
【0012】次に、図4は本発明の他の実施例を示すも
ので、複写機で用いられているOPCベルトの如きベル
ト4の表面をクリーニングする場合について示す。すな
わち、ロール5,6間に回転駆動可能に掛け回されたベ
ルト4の表面に、クリーニングパッド1を、ベルト4の
移動方向に対して斜めに平面的に配置したものである。
ので、複写機で用いられているOPCベルトの如きベル
ト4の表面をクリーニングする場合について示す。すな
わち、ロール5,6間に回転駆動可能に掛け回されたベ
ルト4の表面に、クリーニングパッド1を、ベルト4の
移動方向に対して斜めに平面的に配置したものである。
【0013】図4の実施例の場合も、図5の(A)(B
)に示す如く、クリーニングパッド1が従来方式の長さ
l1より長い長さl2でベルト4に接触するため、上記
実施例の場合と同様に、接触面積の増大、耐久性の向上
、掻き落し効果の向上を図ることができる。
)に示す如く、クリーニングパッド1が従来方式の長さ
l1より長い長さl2でベルト4に接触するため、上記
実施例の場合と同様に、接触面積の増大、耐久性の向上
、掻き落し効果の向上を図ることができる。
【0014】更に、図6は図1に示す配置構造に関連し
た本発明のクリーニングパッドの汚れ検出装置の一実施
例について示すもので、ドラム2に付着するトナー粒子
の条件によりドラム2とクリーニングパッド1との間の
汚れによる摩擦力が経時的に増大する作用を利用して、
クリーニングパッド1の汚れの度合を検出するようにし
たものである。すなわち、図1に示すものと同様に、ド
ラム2の表面に帯状のクリーニングパッド1を螺旋状に
配置した構成において、ドラム2の回転方向(矢印R)
上流側の一端(図上右端)1aをスプリング8に係止し
、且つ上記クリーニングパッド1のドラム2との摩擦力
の増大に伴う他端(図上左端)1b側への移動を検出す
るための移動量検出装置として、たとえば、発光器9a
と受光器9bとからなるスリット光式の光センサー9を
、上記クリーニングパッド1の他端1bの近傍位置に設
置したものである。
た本発明のクリーニングパッドの汚れ検出装置の一実施
例について示すもので、ドラム2に付着するトナー粒子
の条件によりドラム2とクリーニングパッド1との間の
汚れによる摩擦力が経時的に増大する作用を利用して、
クリーニングパッド1の汚れの度合を検出するようにし
たものである。すなわち、図1に示すものと同様に、ド
ラム2の表面に帯状のクリーニングパッド1を螺旋状に
配置した構成において、ドラム2の回転方向(矢印R)
上流側の一端(図上右端)1aをスプリング8に係止し
、且つ上記クリーニングパッド1のドラム2との摩擦力
の増大に伴う他端(図上左端)1b側への移動を検出す
るための移動量検出装置として、たとえば、発光器9a
と受光器9bとからなるスリット光式の光センサー9を
、上記クリーニングパッド1の他端1bの近傍位置に設
置したものである。
【0015】一般に、トナー分布の多いプリント及びト
ナー分布の少ないプリント等の条件により、トナー掻き
取り量(クリーニング量)は累積されて行くものである
。つまり、プリント量に応じ、クリーニングパッド1の
汚れは累積されて行くが、単純にプリント枚数に比例す
るのではなく、プリント総数におけるトナー掻き取り量
によってクリーニングパッド1の汚れが累積されて行く
。図6に示す実施例の如き構成とした場合、クリーニン
グパッド1の汚れ度合が増大すると、ドラム2との間の
摩擦力が増大するので、この摩擦力増大作用により螺旋
状配置のクリーニングパッド1はドラム2の回転に伴っ
て更に巻き込まれて行き、このときの巻き込まれようと
する力が一端1aを係止させたスプリング8の張力に打
ち勝ち、M方向に移動する。したがって、他端1bの移
動量が光センサー9で検出されることによってクリーニ
ングパッド1の汚れの度合が検出される。これにより、
画像品質の上では、クリーニングパッド1の寿命とOP
Cドラムの寿命とはイコールの関係であることから、プ
リント総数の限界点を見い出すことができる。
ナー分布の少ないプリント等の条件により、トナー掻き
取り量(クリーニング量)は累積されて行くものである
。つまり、プリント量に応じ、クリーニングパッド1の
汚れは累積されて行くが、単純にプリント枚数に比例す
るのではなく、プリント総数におけるトナー掻き取り量
によってクリーニングパッド1の汚れが累積されて行く
。図6に示す実施例の如き構成とした場合、クリーニン
グパッド1の汚れ度合が増大すると、ドラム2との間の
摩擦力が増大するので、この摩擦力増大作用により螺旋
状配置のクリーニングパッド1はドラム2の回転に伴っ
て更に巻き込まれて行き、このときの巻き込まれようと
する力が一端1aを係止させたスプリング8の張力に打
ち勝ち、M方向に移動する。したがって、他端1bの移
動量が光センサー9で検出されることによってクリーニ
ングパッド1の汚れの度合が検出される。これにより、
画像品質の上では、クリーニングパッド1の寿命とOP
Cドラムの寿命とはイコールの関係であることから、プ
リント総数の限界点を見い出すことができる。
【0016】上記における摩擦力とクリーニングパッド
1の移動量との関係は図7に示すベクトル図の如くであ
る。図7において、F1 はスプリング8の張力、F0
は当初の均衡のとれた引張力、f1 、f2 は当初
の均衡のとれた摩擦力、f3 はプリント中に増大した
摩擦力、F2 はプリント中に増大した摩擦力に準じた
引張力を示す。これらのことから、F2 >F1 のと
きに、クリーニングパッド1は他端1a側へ移動する応
力が発生することがわかる。したがって、この応力によ
り移動した運動量を検出することで、クリーニングパッ
ド1の汚れの度合を求めることができる。
1の移動量との関係は図7に示すベクトル図の如くであ
る。図7において、F1 はスプリング8の張力、F0
は当初の均衡のとれた引張力、f1 、f2 は当初
の均衡のとれた摩擦力、f3 はプリント中に増大した
摩擦力、F2 はプリント中に増大した摩擦力に準じた
引張力を示す。これらのことから、F2 >F1 のと
きに、クリーニングパッド1は他端1a側へ移動する応
力が発生することがわかる。したがって、この応力によ
り移動した運動量を検出することで、クリーニングパッ
ド1の汚れの度合を求めることができる。
【0017】なお、上記実施例ではレーザープリンター
のドラム2、複写機のベルト4に付着しているトナー粒
子7のクリーニングについて実施した場合を示したが、
他の機械機構部に有するドラム、ベルト上の油、その他
の液体をクリーニングする場合についても同様に実施で
きること、又、図1に示す如くクリーニングパッド1を
螺旋状に配置する場合には、長さを任意に選定できるこ
と、更に、図6の実施例ではクリーニングパッド1の移
動量検出器の一例としてスリット光式の光センサー9を
用いた場合を示したが、これに限らず、他方式の光セン
サー、あるいは機械式センサー等、あらゆる方式の検出
器を用いることができること、更に又、図6に示す方式
を、LP、複写機、FAX分野におけるドラム面のクリ
ーニング汚れ検出による印字頻度判定機構に応用するこ
とは任意であること、その他本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
のドラム2、複写機のベルト4に付着しているトナー粒
子7のクリーニングについて実施した場合を示したが、
他の機械機構部に有するドラム、ベルト上の油、その他
の液体をクリーニングする場合についても同様に実施で
きること、又、図1に示す如くクリーニングパッド1を
螺旋状に配置する場合には、長さを任意に選定できるこ
と、更に、図6の実施例ではクリーニングパッド1の移
動量検出器の一例としてスリット光式の光センサー9を
用いた場合を示したが、これに限らず、他方式の光セン
サー、あるいは機械式センサー等、あらゆる方式の検出
器を用いることができること、更に又、図6に示す方式
を、LP、複写機、FAX分野におけるドラム面のクリ
ーニング汚れ検出による印字頻度判定機構に応用するこ
とは任意であること、その他本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のクリーニング
パッドの配置構造によれば、帯状のクリーニングパッド
を、一端を固定した状態でドラムの表面に螺旋状に配置
した構成を有するので、ドラムの回転時に生ずる摩擦力
の働きによりクリーニングパッドをドラムに締め付ける
ことができて密着力を高めることができると共に、従来
方式に比して接触面積を大きくできて、クリーニングパ
ッドの寿命を長くでき、且つドラムの回転方向に対し斜
めの方向に汚れを掻き落すことができることによりクリ
ーニング効果を向上することができ、又、クリーニング
パッドをベルトの表面に斜めに配置した構成とした場合
でも、ベルトに対するクリーニングパッドの接触面積を
大きくできて効率よくクリーニング作業を行うことがで
きる、等の優れた効果を発揮する。更に、本発明のクリ
ーニングパッドの汚れ検出装置によれば、ドラムの表面
に螺旋状に配置したクリーニングパッドの一端をスプリ
ングに係止し、且つクリーニングパッドの他端側への移
動を検出する移動量検出器を備えた構成としたので、汚
れ累積によるクリーニングパッドとドラムとの間の摩擦
力の増大作用を利用してクリーニングパッドの移動量を
検出することができて、クリーニングパッドの汚れ度合
を検出することができる、という優れた効果を発揮する
。
パッドの配置構造によれば、帯状のクリーニングパッド
を、一端を固定した状態でドラムの表面に螺旋状に配置
した構成を有するので、ドラムの回転時に生ずる摩擦力
の働きによりクリーニングパッドをドラムに締め付ける
ことができて密着力を高めることができると共に、従来
方式に比して接触面積を大きくできて、クリーニングパ
ッドの寿命を長くでき、且つドラムの回転方向に対し斜
めの方向に汚れを掻き落すことができることによりクリ
ーニング効果を向上することができ、又、クリーニング
パッドをベルトの表面に斜めに配置した構成とした場合
でも、ベルトに対するクリーニングパッドの接触面積を
大きくできて効率よくクリーニング作業を行うことがで
きる、等の優れた効果を発揮する。更に、本発明のクリ
ーニングパッドの汚れ検出装置によれば、ドラムの表面
に螺旋状に配置したクリーニングパッドの一端をスプリ
ングに係止し、且つクリーニングパッドの他端側への移
動を検出する移動量検出器を備えた構成としたので、汚
れ累積によるクリーニングパッドとドラムとの間の摩擦
力の増大作用を利用してクリーニングパッドの移動量を
検出することができて、クリーニングパッドの汚れ度合
を検出することができる、という優れた効果を発揮する
。
【図1】本発明のクリーニングパッドの配置構造の一実
施例を示す概要図である。
施例を示す概要図である。
【図2】ドラムに対するクリーニングパッドの長さにつ
いて示すもので、(A)は従来方式の概略図、(B)は
図1に示す方式の概略図である。
いて示すもので、(A)は従来方式の概略図、(B)は
図1に示す方式の概略図である。
【図3】クリーニングパッドによりトナー粒子を掻き取
っている状態を示す一部切断平面図である。
っている状態を示す一部切断平面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す概要図である。
【図5】ベルトに対するクリーニングパッドの長さにつ
いて示すもので、(A)は従来方式の概略図、(B)は
図4に示す方式の概略図である。
いて示すもので、(A)は従来方式の概略図、(B)は
図4に示す方式の概略図である。
【図6】本発明のクリーニングパッドの汚れ検出装置の
一実施例を示す概要図である。
一実施例を示す概要図である。
【図7】摩擦力とクリーニングパッドの移動量との関係
を示すベクトル図である。
を示すベクトル図である。
【図8】従来のドラムのクリーニング方式の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】図8の拡大端面図である。
1 クリーニングパッド
1a クリーニングパッドの一端
1b クリーニングパッドの他端
2 ドラム
4 ベルト
8 スプリング
9 光センサー(移動量検出器)
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状のクリーニングパッドを、一端を
固定してドラムの表面に螺旋状に配置した構成を有する
ことを特徴とするクリーニングパッドの配置構造。 - 【請求項2】 クリーニングパッドを、ベルトの表面
に、該ベルトの移動方向に対して斜めに配置した構成を
有することを特徴とするクリーニングパッドの配置構造
。 - 【請求項3】 ドラムの表面に帯状のクリーニングパ
ッドを螺旋状に配置し、且つ該クリーニングパッドのド
ラム回転方向上流側の一端をスプリングに係止し、更に
、上記クリーニングパッドのドラムとの摩擦力の増大に
伴う他端側への移動を検出するための移動量検出器を備
えた構成を有することを特徴とするクリーニングパッド
の汚れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12289591A JPH04226489A (ja) | 1990-10-03 | 1991-04-26 | クリーニングパッドの配置構造及び汚れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10412190 | 1990-10-03 | ||
JP2-104121 | 1990-10-03 | ||
JP12289591A JPH04226489A (ja) | 1990-10-03 | 1991-04-26 | クリーニングパッドの配置構造及び汚れ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04226489A true JPH04226489A (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=26444665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12289591A Pending JPH04226489A (ja) | 1990-10-03 | 1991-04-26 | クリーニングパッドの配置構造及び汚れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04226489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015219364A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃部材、帯電装置、画像形成装置 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP12289591A patent/JPH04226489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015219364A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 清掃部材、帯電装置、画像形成装置 |
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