JPH0422592A - ばね座金の製造方法及びその装置 - Google Patents

ばね座金の製造方法及びその装置

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JPH0422592A
JPH0422592A JP2126516A JP12651690A JPH0422592A JP H0422592 A JPH0422592 A JP H0422592A JP 2126516 A JP2126516 A JP 2126516A JP 12651690 A JP12651690 A JP 12651690A JP H0422592 A JPH0422592 A JP H0422592A
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JP
Japan
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laser beam
coil spring
spring material
oxygen gas
tip
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JP2126516A
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JPH0669631B2 (ja
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Lee Richard
リー リチャード
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SAIENCHEN LASER CO Ltd
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SAIENCHEN LASER CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属製ばね座金の製造方法及びその装置に関
する。
[従来の技術とその課題] 従来、金属製ばね座金の製造について、コイルばね素材
を機械的にせん断する加工により、即ち。
緊密なコイルばね形状の素材を構成する無数の連続的な
輪を−々に切断することによって、ばね座金をつくって
いたが、このように機械的なせん断加工によって、つく
られた座金は高い精密度を得られにくいし、製造のスピ
ードも遅いという課題が残されている。
本発明は上述した従来の製造法に存在している課題に鑑
みてなされたもので、製品の精度を高めると共に、製造
スピードを大幅に改善できるばね座金の製造方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するため、本発明に係わるばね座金
の製造方法は、従来の機械的にせん断する加工法の代り
に、レーザービームによる切断を利用して、加工素材で
ある緊密なコイルばね形状のコイルばね素材をその長手
方向に沿って、連続的に該コイルばね素材の周壁の片方
を切断することによって、ばね座金を製造する方法であ
る。
また、本発明に係わるばね座金の製造装置は。
コイルばね素材を水平に移送する移送機構と、該コイル
ばね素材の先端部の上方の所定な場所に設けられ、該コ
イルばね素材の先端部の外周面の頂点に向けてレーザー
ビームを照射するレーザービーム発生装置と、該レーザ
ービーム発生装置のノズルからレーザービームの照射個
所に吹き付けるための酸素ガスを供給する酸素ガス供給
装置と、該コイルばね素材の先頭部を案内するガイド治
具と、該ガイド治具を冷却する冷却システムを有してな
るばね座金の製造装置である。
[作 用] 本発明に係わるばね座金の製造方法は、緊密なコイルば
ね形状のコイルばね素材の先端部の上方の所定な場所に
設けられたレーザービーム発生装置により発生したレー
ザービームを該コイルばね素材の先端部の外周面の頂点
に照射すると共に。
このレーザービームの照射個所に酸素ガスを吹き付ける
ことにより、該コイルばね素材の先端部の周壁の片方を
切断しながら、該コイルばね素材を切断する側へ向けて
水平に移動することによって。
高速で且つ連続的にばね座金を製造することができる。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら本発明に係わるばね座金の
製造方法の原理を説明する。
第1図は本発明の加工原理を示す概要図、図中、Sは金
属線材などを緊密に巻くことによって得られたコイルば
ね素材、2はレーザービームを発生するレーザービーム
発生装置、6は平台である。
コイルばね素材Sはローラー11.12とローラー13
.14(第2図)と図示しないモーターからなる移送機
構10のローラー11.i2とローラー13.14との
間に挟まれながら、矢印方向(第1図中の左側)へ水平
に連続的に移送されている。レーザービーム発生装置2
は該コイルばね素材Sの先端部(第1図の左側)の真上
の位置に配設されたもので、該レーザービーム発生装置
2より発射したレーザービームをノズル21を通ってコ
イルばね素材Sの先端部の外周面の頂点Fに照射すると
共に、このレーザービームの照射個所(頂点F)に、酸
素供給装置7によって供給された酸素ガスをノズル2I
から吹き付けることにより、該頂点Fのところの壁面を
切断することができる。なお、前記吹き付ける酸素ガス
はレーザービームがコイルばね素材Sを切断する場合の
被切断材溶融物いわゆるドロスをコイルばね素材Sの表
面から吹き飛ばすためのアシストガスで、その酸素ガス
の圧力は切断するコイルばね素材Sの材質によって異な
るが、平均して2 、0 kg/ cm2以上に設定さ
れている。更に、コイルばね素材Sを切断される側く第
1図の左側)へ向けて移動し続ければ、コイルばね素材
Sを構成した無数の連続している輪の片方の壁面は連続
的にレーザービームによって切断されるので、すなわち
連続的にばね座金Zを製造することになる。
第2図は、本発明に係わるばね座金を製造する装置の部
分省略平面図(レーザービーム発生装置2と酸素ガス供
給装置7を省略して表示する)。
第2図において、コイルばね素材S(2点鎖ta>は平
台6の上面に対称に配設された4個ローラーII、12
,13.14と平台6の下に配設される図示しないモー
ターとからなる移送機構loにより、平台6の先端部の
外側(第2図の下側)に設けられたガイド治具4へ向け
て水平に移送され続ける。く第2図では、見やすいため
、コイルばね素材Sを比例的に太めに表示している)第
2図と第3図に示すように、ガイド治具4は、コイルば
ね素材Sの先頭部分を案内するために、第1ガイド治具
41と、第2ガイド治具42と、ベースブロック43と
、押さえ板44がら構成したもので、第2ガイド治具4
2とベースブロック43との間に配設された2本のばね
45,45を介して第2ガイド治具42に第1ガイド治
具41側へ向けて移動するように付勢している。押さえ
板44は第2ガイド治具42が上方へ上がることを防ぐ
ためのものである。そして、コイルばね素材Sの先頭の
部分は第1ガイド治具41と第2ガイド治具42との間
に摺動可能に挟持されている。
また、5ばガイド治具4を載置するための受は台である
本発明において、レーザービームを用いて第1ガイド治
具41と第2ガイド治具42との間に挟持されるコイル
ばね素材Sの片方の壁面を切断することによって、ばね
座金を製造するので、コイルばね素材Sの先頭部分を挟
持する第1ガイド治具41と第2ガイド治具42は長時
間に渡って高熱な周辺環境に覆われているため、このガ
イド治具41,42を高熱から保護する必要がある。
よって、第3図に示すように、第1ガイド治具41の本
体の中に冷却用水路411が設けられている。第1ガイ
ド治具41を冷却するための冷却水は入口412がら冷
却用水路411に入り、出口413から出ていくように
1なっている。同様に、第2ガイド治具42にも前記第
1ガイド治具41と同じな冷却用水路421が設けられ
、冷却水は入口422がら入り、出口423がら出てい
くようになっている。
更に、第2図に示すように、ガイド治具4を載置するた
めの受は台5の中にも、過熱を防止するだめの冷却水路
51が設けられ、冷却水は入口52から入り、出口53
がら出ていくようになっている。
なお5本発明において、前記第1ガイド治具41、第2
ガイド治具42及び受は台5を冷却するための水路関係
を総合して冷却システムと称する。
また、本発明に係わるばね座金を製造する装置では、加
工されるコイルばね素材の材質が異なると、そのドロス
の流動性も違ってくることを考慮して、第4図に示すよ
うに、レーザービーム及びアシスガスの酸素ガスのノズ
ル2■がコイルばね素材Sの先端部の頂点Fに対しての
垂直線から左右に角度θまで傾けることが可能にしてい
る。この角度θの設定はO〜30’の間でよい、そして
コイルばね素材Sの先端部の頂点Fに対し、て斜め上方
からレーザービームを照射すると同時に、酸素ガスを吹
き付けることにより、コイルばね素材Sのドロスを排除
しやすくすることができるので、コイルばね素材Sの壁
面を切断する効率を高めることができ、すなわちばね座
金の製造スピードを高めることができる。
[発明の効果] 本発明に係わるばね座金の製造方法及びその装置によれ
ば、レーザービームを用いて、連続的にコイルばね素材
を長手方向に沿って切断することによって、従来の製造
法よりいっそう高速でばね座金を製造することができる
なお、レーザービームを用いて、コイルばね素材を切断
することによって、切断したところの隙間を小さくする
ことができるので、従来方法では達成しにくい高精度の
ばね座金を簡単に造ることができる。
【図面の簡単な説明】
第】図は本発明に係わるバネ座金の製造方法の加工原理
を示す概要図、第2図は、本発明−に係わるばね座金を
製造する装置の部分省略平面図、第3図はガイド治具及
び冷却システムを示す斜視図、第4図はレーザービーム
と酸素ガスの吹き付はノズルがコイルばね素材との関係
を示す要部の正面図である。 2:レーザービーム発生装置、4ニガイド治具。 5:受は台、6:平台、7:酸素ガス供給装置、lO:
移送機構、11,12,13,14:ローラー、41:
第1ガイド治具、42:第2ガイド治具、21:ノズル
、43:ベースブロック、44:押さえ板、45:ばね
、5J:冷却水路、52:冷却水路入口、53:冷却水
路出口、411.421:冷却水路、s:コイルばね素
材、Z:ばね座金、F:レーザービーム照射箇所にに 昂 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緊密なコイルばね形状のコイルばね素材の先端部
    の上方の所定な場所に設けられたレーザービーム発生装
    置により発生したレーザービームを該コイルばね素材の
    先端部の外周面の頂点に照射すると共に、このレーザー
    ビームの照射個所に酸素ガスを吹き付けることにより、
    該コイルばね素材の先端部の周壁の片方を切断しながら
    、該コイルばね素材を切断する側へ向けて水平に移動す
    ることによって、連続的にばね座金を製造するばね座金
    の製造方法。
  2. (2)コイルばね素材を水平に移送する移送機構と、該
    コイルばね素材の先端部の上方の所定な場所に設けられ
    、該コイルばね素材の先端部の外周面の頂点に向けてレ
    ーザービームを照射するレーザービーム発生装置と、該
    レーザービーム発生装置のノズルからレーザービームの
    照射個所に吹き付けるための酸素ガスを供給する酸素ガ
    ス供給装置と、該コイルばね素材の先頭部を案内するガ
    イド治具と、該ガイド治具を冷却する冷却システムを有
    してなるばね座金を製造する装置。
JP2126516A 1990-05-16 1990-05-16 ばね座金の製造方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0669631B2 (ja)

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JPH0422592A true JPH0422592A (ja) 1992-01-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038668A1 (ja) * 2022-08-15 2024-02-22 日本発條株式会社 コイリングマシンおよびコイルばねの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024038668A1 (ja) * 2022-08-15 2024-02-22 日本発條株式会社 コイリングマシンおよびコイルばねの製造方法

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JPH0669631B2 (ja) 1994-09-07

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