JPH04225897A - 汚水浄化槽の容量設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、汚水浄化槽の容量設定
方法に関する。

【０００２】

【従来技術とその課題】従来、例えば５人槽，６人槽，
７人槽のような異なる処理容量の各種浄化槽の容量設定
は、浄化槽の設計段階で槽ごとに予じめ設定されるため
、成形型も上記槽ごとに多種類用意せねばならない。 しかし、成形型は、一型数億円もの巨額な製作費を要す
ることから、上記成形型を多種類用意することは、極め
て不経済な問題と云わねばならない。

【０００３】そこで、本発明は、容積の大小異なる槽部
材同志の組合せ選択によって各種浄化槽の処理容量を設
定させ、もって成形型の数、種類を最小限におさえ、成
形型製作費の大巾な節約を計ることを目的とするするも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、マンホールの直径を通る線上に互いに突き
合い一致される垂直分割面を備え、かつ夫々が異なる容
積の第１及び第２の縦割槽部材を、上記第１の縦割槽部
材同志，第１と第２の縦割槽部材同志，第２の縦割槽部
材同志の組合せにより異なる汚水処理容量に設定するこ
とを要旨とするものである。

【０００５】

【実施例】第１図において、Ａは第１の縦割槽部材、Ｂ
は第２の縦割槽部材で、両割槽部材Ａ，Ｂは、マンホー
ルの直径を通る線上に互いに突き合い一致される垂直な
分割面Ａ１，Ｂ１（フランジ）を夫々に備え、また、上
記第１の縦割槽部材Ａは図のように内容積が小さく、第
２の縦割槽部材Ｂは上記槽部材Ａよりも所定量内容積が
大きく形成されている。また、本例では、マンホールが
図のように複数個直列に設けられたものを示している。

【０００６】

【作用】第２図は、第１の縦割槽部材Ａ同志を組合せて
、両者の分割面を突き合わせた状態の態様を示し、この
組合せは内容積の小さいもの同志なるため、例えば５人
槽の処理容量に設定される。第４図は、第１の縦割槽部
材Ａと第２の縦割槽部材Ｂとの組合せ状態を示し、この
組合せは、小容量と大容量のもの同志により、第２図の
槽よりも容量の大きい、例えば６人槽の処理容量に設定
される。第６図は第２の縦割槽部材Ｂ同志の組合せ状態
を示し、この組合せは大容積同志なるため、第４図のも
のより容量の大きい、例えば７人槽の処理容量に設定さ
れる。

【０００７】

【発明の効果】上述のように本発明の方法によれば、槽
体を縦割した形状のいわゆる縦割槽部材同志の突き合わ
せによって両槽部材の分割面同志がマンホールの直径を
通る線上で突き合うので第１と第２の縦割槽部材の何れ
の槽部材同志の組合せが可能となり、而も該槽部材同志
は夫々容積が異なるため、両槽部材同志の選択により、
希望する各種浄化槽の処理容量を容易に設定することが
できる。また、本発明の処理容量設定方法によれば、実
施例から明らかなように、第１及び第２の縦割槽部材を
成形するための２種類の成形型のみで済むので、型代の
大巾な節約を計ることができるもので、従来のこの種汚
水浄化槽にては望み得ない秀れた特長を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１及び第２の縦割槽部材の縦断正面図である
。

【図２】第１の縦割槽部材同志を組合せた状態の正面図
である。

【図３】図２の平面図である。

【図４】第１の縦割槽部材と第２の縦割槽部材とを組合
せた状態の正面図である。

【図５】図４の平面図である。

【図６】第２の縦割槽部材同志を組合せた状態の正面図
である。

【図７】図６の平面図である。

【符号の説明】

Ａ……第１の縦割槽部材 Ｂ……第２の縦割槽部材 Ａ１…分割面 Ｂ１…分割面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　マンホールの直径を通る線上に互いに
   突き合い一致される垂直分割面を備え、かつ夫々が異な
   る容積の第１及び第２の縦割槽部材を、上記第１の縦割
   槽部材同志，第１と第２の縦割槽部材同志，第２の縦割
   槽部材同志の組合せにより異なる汚水処理容量に設定す
   ることを特徴とする汚水浄化槽の容量設定方法。