JPH04224463A - 車両用ステアリングホイール - Google Patents

車両用ステアリングホイール

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Publication number
JPH04224463A
JPH04224463A JP41362990A JP41362990A JPH04224463A JP H04224463 A JPH04224463 A JP H04224463A JP 41362990 A JP41362990 A JP 41362990A JP 41362990 A JP41362990 A JP 41362990A JP H04224463 A JPH04224463 A JP H04224463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
lower cover
core
energy absorber
impact
Prior art date
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Pending
Application number
JP41362990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kimura
木村 正悦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seat Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seat Co Ltd filed Critical Tokyo Seat Co Ltd
Priority to JP41362990A priority Critical patent/JPH04224463A/ja
Publication of JPH04224463A publication Critical patent/JPH04224463A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ステアリングホ
イール、特に、合成樹脂製ロアカバーに係るものである
【0002】
【従来技術】従来公知の、実開昭61−75372号公
報には、機体側に設けたステアリング用のメインシャフ
トと、該メインシャフトの上端に固定した芯金と、該芯
金の下方位置に設けた合成樹脂製ロアカバーと、前記芯
金の上部位置にエネルギー吸収体を介して設けたパッド
からなるステアリングホイールについて記載されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、メ
インシャフトの上端に固定した芯金と、芯金の上部位置
にエネルギー吸収体を介して設けたパッドの構造である
が、車両事故等においてパッドに強大な力が加わっても
、合成樹脂製ロアカバーが邪魔してエネルギー吸収体の
つぶれが充分でなく、衝撃を吸収できないことがある。 エネルギー吸収体が完全につぶれるためには、椀状の合
成樹脂製ロアカバーが破壊される方がよい。即ち、ロア
カバーは、芯金が外部から見えないようにするため、椀
状にして芯金と重合する形状に形成されているから、パ
ッドはロアカバーと突当り、充分移動しないのである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、パッドを充分移動させ、エネ
ルギー吸収体を完全に作用させるようにしたものである
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、機体
側に設けたステアリング用のメインシャフト4と、該メ
インシャフト4の上端に固定した芯金6と、該芯金6の
下方位置に設けた合成樹脂製ロアカバー18と、前記芯
金6の上部位置にエネルギー吸収体10を介して設けた
パッド11からなるものにおいて、前記ロアカバー18
の周囲の全周または一部には起立壁22を設け、該起立
壁22には衝撃のあったとき前記起立壁22が破壊する
よう肉薄部25を形成した車両用ステアリングホイール
としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車両等に用いるステアリングホイールであり、2は
該ステアリングホイール1の円形のホイール部、3はス
ポーク部である。
【0007】前記ステアリングホイール1は、機体側に
設けられたステアリング用のメインシャフト4の上端に
固定するボス部5に金属製の芯金6を固定し、該芯金6
に前記スポーク部3のスポーク芯金7を一体的または別
体に形成し、スポーク芯金7の先端を前記ホイール部3
のホイール芯金8に固定する。前記スポーク芯金7の一
部および前記ホイール芯金8の外周面は、合成樹脂9に
より被覆する。
【0008】前記芯金6の上方には、薄金属板材料によ
り形成されたエネルギー吸収体10を設け、該エネルギ
ー吸収体10の上方には合成樹脂等の弾性部材により形
成したパッド11を設ける。前記エネルギー吸収体10
は、前記パッド11に前記メインシャフト4の軸方向の
衝撃が加わると、衝撃方向に座屈変形(つぶれ)して衝
撃を吸収するものであり、上板12と該上板12の側縁
に一体的または別体に形成した側板13とより形成され
、側板13の下部を前記芯金6に溶接固定して取付ける
。前記側板13は側方からみると、くの字形状に形成し
、エネルギー吸収体10が容易につぶれるように形成し
ている。
【0009】前記パッド11は前記エネルギー吸収体1
0の上側および上側側部を覆う形状に形成し、パッド1
1の裏面には下方に突出す係合脚15を形成する。該係
合脚15の下端部には係合部16を形成し、該係合部1
6を前記エネルギー吸収体10に形成した係合孔に挿入
して係合させ、パッド11をエネルギー吸収体10に取
付ける。17は、パッド11のガタ付きを防止する突起
である。
【0010】しかして、前記芯金6の下方には、ロアカ
バー18を設ける。ロアカバー18は合成樹脂により前
記芯金6の下方および該芯金6と前記スポーク芯金7と
の接続部分ならびに前記エネルギー吸収体10の下部を
包囲するように椀形状に形成される。ロアカバー18は
、底板21と該底板21の側縁に上方に起立する起立壁
22とより形成され、前記底板21を前記芯金6にボル
ト19により固定して取付ける。
【0011】前記ロアカバー18の起立壁22は、前記
底板21の全周または一部に形成し、本実施例では、ス
ポーク部3を3本形成しているので、前記底板21は上
方からみると、T型形状に形成し、スポーク部3の部分
には起立壁22を形成していない。ロアカバー18は、
その起立壁22の上縁23が前記パッド11の外周縁2
4の下方に位置するように取付けられているが、パッド
11に衝撃が加わると、パッド11の外周縁24により
起立壁22の上縁23を押し、第3図のように、分解す
る。
【0012】しかして、パッド11に衝撃が加わったと
き、パッド11が移動してエネルギー吸収体10がつぶ
れて衝撃を吸収するが、パッド11の移動がロアカバー
18に邪魔されると、エネルギー吸収体10が完全につ
ぶれず、衝撃を吸収できないことがある。
【0013】本発明では、前記ロアカバー18の起立壁
22には肉薄部25を形成し、該肉薄部25は、前記パ
ッド11が移動するとき、前記ロアカバー18が容易に
破壊するようにするものであり、所定の間隔を置いて縦
方向に複数形成する。肉薄部25は、本実施例では断面
がV型形状の溝により形成しているが、ミシン目のよう
に小孔を連続して直線状に形成したものでもよい。
【0014】また、肉薄部25は、ロアカバー18の全
体形状により適宜の箇所に形成されるが、本実施例のロ
アカバー18は左右方向の前側起立壁22と、L型形状
に屈曲する左右起立壁22を有して形成されているので
、前記前側起立壁22を中央部26と左右側部27、2
7とに分割して破壊するように、前記中央部26と各側
部27の間に前記肉薄部25を形成している。また、前
記左右起立壁22のそれぞれは、それぞれの中間部の屈
曲部に肉薄部25を形成している。
【0015】
【作用】次に作用を述べる。本発明は、前記の構成であ
り、機体側に設けられたステアリング用のメインシャフ
ト4の上端に固定したボス部5に金属製の芯金6を固定
し、該芯金6の上方位置にエネルギー吸収体10を介し
てパッド11を設けているから、パッド11に衝撃荷重
が掛ると、パッド11が移動してエネルギー吸収体10
を押し、エネルギー吸収体10がつぶれることによりパ
ッド11に掛る衝撃を吸収する。
【0016】この場合、前記芯金6の下方位置にはロア
カバー18が設けられているので、パッド11が衝撃荷
重により移動しようとするとき、ロアカバー18の起立
壁22が前記荷重を支持し、パッド11の移動を邪魔し
てエネルギー吸収体10が完全につぶれず、衝撃を吸収
できないことがあった。
【0017】本発明のロアカバー18は、底板21と該
底板21の周縁に形成した起立壁22とより形成される
が、起立壁22の所定部分には、縦方向の肉薄部25が
形成されているから、ロアカバー18に掛った衝撃は肉
薄部25に集中し、ロアカバー18は肉薄部25の部分
から簡単に破壊され、分解する。したがって、前記パッ
ド11はロアカバー18に邪魔されることなく充分に移
動してエネルギー吸収体10を確実かつ完全につぶし、
エネルギー吸収体10が衝撃を吸収するように作用させ
る。
【0018】
【効果】従来公知の、実開昭61−75372号公報に
は、機体側に設けたステアリング用のメインシャフトと
、該メインシャフトの上端に固定した芯金と、該芯金の
下方位置に設けた合成樹脂製ロアカバーと、前記芯金の
上部位置にエネルギー吸収体を介して設けたパッドから
なるステアリングホイールについて記載されている。 前記公知のものは、メインシャフトの上端に固定した芯
金と、芯金の上部位置にエネルギー吸収体を介して設け
たパッドの構造であるが、車両事故等においてパッドに
強大な力が加わっても、合成樹脂製ロアカバーが邪魔し
てエネルギー吸収体のつぶれが充分でなく、衝撃を吸収
できないことがある。しかるに、本発明は、機体側に設
けたステアリング用のメインシャフト4と、該メインシ
ャフト4の上端に固定した芯金6と、該芯金6の下方位
置に設けた合成樹脂製ロアカバー18と、前記芯金6の
上部位置にエネルギー吸収体10を介して設けたパッド
11からなるものにおいて、前記ロアカバー18の周囲
の全周または一部には起立壁22を設け、該起立壁22
には衝撃のあったとき前記起立壁22が破壊するよう肉
薄部25を形成した車両用ステアリングホイールとした
ものであるから、パッド11が衝撃により移動すると、
この移動により掛る力はロアカバー18の肉薄部25に
集中するので、肉薄部25の部分から簡単に破壊され、
分解するので、前記パッド11はロアカバー18に邪魔
されることなく充分に移動してエネルギー吸収体10を
確実かつ完全につぶして衝撃を吸収できる効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】  ステアリングホイールの斜視図である。
【図2】  装置の縦断面図である。
【図3】  ロアカバーの破壊状態を示す斜視図である
【図4】  要部断面図である。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール、2…ホイール部、3…スポ
ーク部、4…メインシャフト、5…ボス部、6…芯金、
7…スポーク芯金、8…ホイール芯金、9…合成樹脂、
10…エネルギー吸収体、11…パッド、12…上板、
13…側板、15…係合脚、16…係合部、17…突起
、18…ロアカバー、19…ボルト、21…底板、22
…起立壁、23…上縁、24…外周縁、25…肉薄部、
26…中央部、27…側部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機体側に設けたステアリング用のメイ
    ンシャフト4と、該メインシャフト4の上端に固定した
    芯金6と、該芯金6の下方位置に設けた合成樹脂製ロア
    カバー18と、前記芯金6の上部位置にエネルギー吸収
    体10を介して設けたパッド11からなるものにおいて
    、前記ロアカバー18の周囲の全周または一部には起立
    壁22を設け、該起立壁22には衝撃のあったとき前記
    起立壁22が破壊するよう肉薄部25を形成した車両用
    ステアリングホイール。
JP41362990A 1990-12-25 1990-12-25 車両用ステアリングホイール Pending JPH04224463A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990608