JPH04224457A - ウォーニングランプによるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式 - Google Patents

ウォーニングランプによるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式

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JPH04224457A
JPH04224457A JP40597490A JP40597490A JPH04224457A JP H04224457 A JPH04224457 A JP H04224457A JP 40597490 A JP40597490 A JP 40597490A JP 40597490 A JP40597490 A JP 40597490A JP H04224457 A JPH04224457 A JP H04224457A
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JP
Japan
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warning lamp
brake control
control system
skid brake
lighting pattern
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JP40597490A
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Hideo Yabe
矢部英男
Tomoyuki Ishii
石井伴幸
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォーニングランプに
よるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にアンチスキッドブレーキ制御は、
制動時に車輪がスキッド状態となったことを検出したと
き、その車輪のブレーキ力を緩めてスキッド状態を解消
し、その後再びブレーキ力を大きくすることにより、車
両の操縦を安定させると共に、制動距離ができるだけ短
くなるようにブレーキ制御を行うものである。
【0003】このようなブレーキ制御を行うアンチスキ
ッドブレーキ制御システムにおいては、車輪速センサか
らの車輪速信号に基づいて、電子制御装置(ECU)が
制動車輪のスキッド傾向を判断し、その結果制動車輪が
スキッド傾向にあると判断するとECUは制御信号をブ
レーキ圧力を調整するモジュレータに出力する。これに
より、モジュレータは制動車輪のスキッド状態が解消す
るようにブレーキ圧力を調整するようになっている。
【0004】従来のアンチスキッドブレーキ制御システ
ムにおいては、制動車輪がスキッド状態となったときは
、いつでもこれを検知して確実に動作することにより、
制動車輪のブレーキ力を制御してスキッド状態が解消す
るようにすることが必要である。
【0005】そのために、従来においてはアンチスキッ
ドブレーキ制御システムが常時正常に作動するか否かを
診断するようにしている。すなわち、アンチスキッドブ
レーキ制御システムにウォーニングランプを配備し、シ
ステムに異常が生じれば、ウォーニングランプが点灯表
示することにより、その異常をドライバーに知らせるよ
うにしている。
【0006】また、近年アンチスキッドブレーキ制御シ
ステムにおける過去の失陥状態を記録保存できるECU
が開発されている。このようなECUによれば、過去の
失陥履歴が保存されるので、定期的な車両検査等におい
てシステムの失陥状態を知ることができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実車両
に搭載されているECUは単に失陥状態を記録保存する
だけであるため、ドライバーはその場で過去にシステム
に失陥があったか否かを知ることはできないという問題
がある。また、ECUに記録保存されている過去の失陥
状態を知るためには、特別のチェッカーが必要となるの
で費用がかさむばかりでなく、そのチェッカーの操作を
行う必要があり、簡単に失陥状態を知ることはできない
という問題があった。
【0008】更に、ECUへの電源をオンしたときウォ
ーニングランプが点灯してシステムの正常状態を確認す
るようになっているが、その場合、車両速度が所定の車
速(例えば8km/h)に以上にならないと、システム
が正常であってもウォーニングランプは消灯しないよう
に設定されていることが多い。これは電磁ピックアップ
としての車輪速センサとエキサイタリングとの関係上、
低速ではセンサ出力電圧が充分に得られないためである
。このため、重量物運搬車等の加速性能があまりよくな
い車両では、例えば登坂発進時等においてなかなかウォ
ーニングランプが消灯しないので、ドライバーは正常な
システムであるのに異常が発生したのではないかと誤認
するおそれがある。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、ドライバーがアンチスキ
ッドブレーキ制御システムの過去の失陥状態を簡単に知
ることのできるウォーニングランプによるアンチスキッ
ドブレーキ制御システムの診断方式を提供することであ
る。
【0010】本発明の他の目的は、システム正常時にウ
ォーニングランプができるだけ低車速において消灯する
ようなウォーニングランプによるアンチスキッドブレー
キ制御システムの診断方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、異常状態を点灯表示するウォ
ーニングランプが配備されたアンチスキッドブレーキ制
御システムの診断方式において、前記ウォーニングラン
プの点灯パターンに、前記アンチスキッドブレーキ制御
システムが正常であることを表示する正常点灯パターン
、前記アンチスキッドブレーキ制御システムが現在異常
であること表示する現在異常点灯パターン、および前記
アンチスキッドブレーキ制御システムが過去に異常があ
ることを表示する過去異常点灯パターンがそれぞれ設定
されており、前記ウォーニングランプはこれらの点灯パ
ターンに基づいて診断結果を点灯表示することを特徴と
している。
【0012】また請求項2の発明は、前記ウォーニング
ランプの点灯パターンに、更に車輪速センサ信号不良を
表示するセンサ信号不良点灯パターンが設定されている
ことを特徴としている。
【0013】更に請求項3の発明は、車両速度が第1設
定車速以上のとき、ウォーニングランプが車輪速センサ
信号の診断結果を点灯表示するように、前記センサ信号
不良点灯パターンが設定されていることを特徴としてい
る。
【0014】更に請求項4の発明は、前記車両速度が前
記第1設定車速より小さい第2設定車速以上のとき全て
の車輪の車輪速信号が得られない場合にもウォーニング
ランプが消灯するように、前記正常点灯パターンが設定
されていることを特徴としている。
【0015】更に請求項5の発明は、前記車両速度が少
なくとも前記第2設定車速以上のときウォーニングラン
プが消灯するように、前記過去異常点灯パターンが設定
されていることを特徴としている。
【0016】更に請求項6の発明は、車輪速度のうち最
高車輪速度に基づいて前記車両速度を演算することを特
徴としている。
【0017】
【作用】このように構成された本発明のウォーニングラ
ンプによるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断
方式においては、ウォーニングランプの点灯パターンが
、システムが正常な場合、過去にシステムに異常があっ
た場合および現在システムに異常がある場合で異なる。 したがって、ドライバーはウォーニングランプの点灯状
態によってシステムの正常状態、これまでのシステムの
異常状態あるいは現在のシステムの異常状態をその場で
簡単に知ることができる。
【0018】更に請求項2および3の発明では、車両走
行中において車輪速センサからのセンサ信号が異常にな
った場合、ウォーニングランプの点灯状態により、ドラ
イバーは簡単にセンサ信号異常を知ることができる。
【0019】更に請求項4の発明では、ウォーニングラ
ンプが正常なときには比較的に早く消灯するようになる
ので、重量物運搬車等の車両を運転するドライバーが正
常なシステムであるのに異常であると誤認するおそれは
低減する。
【0020】更に請求項5の発明では、車両走行中に過
去の異常表示はされないので、過去の異常と現在の異常
または新たに発生した異常とが混同するおそれはなくな
り、ドライバーはシステムの現時点での異常を確実に知
ることができる。
【0021】更に請求項6の発明では、前後左右の車輪
速度のうち最高車輪速度に基づいて車両速度を演算して
いるので、前後左右車輪のうちいずれかの車輪の車輪速
度信号がECUに入力されれば、ECUは車両速度を演
算ができ、ウォーニングランプによるシステムの診断が
可能となる。
【0022】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0023】図1は本発明に係るウォーニングランプに
よるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式の
一実施例が適用されるアンチスキッドブレーキ制御シス
テムを示す図である。図中、1は車輪速センサ(1a:
右前輪センサ,1b:左前輪用,1c:右後輪用,1d
:左後輪用)、2はモジュレータ(2a:前輪用,2b
:右後輪用,2c:左後輪用)、3はアンチスキッドブ
レーキ制御およびトラクションコントロール用電子制御
装置(ABS/TRC用ECU:以下単にECUという
)、4はトラクションバルブ、5はエキゾースト・ブレ
ーキ・カットリレー、6はセフティリレー、7はウォー
ニングランプ、8はトラックション・パイロットランプ
、9はブレーキ圧力スイッチ、10はブレーキ・チャン
バ(10a:前輪用,10b:右後輪用,10c:左後
輪用)、11はデュアルブレーキバルブ、12はエア・
タンク、13はダブルチェックバルブ(13a:右後輪
用,13b:左後輪用)である。
【0024】図1に示すアンチスキッドブレーキ制御シ
ステムは圧縮空気による3チャンネルのフルエアブレー
キ回路により構成されており、図示状態はアンチスキッ
ドブレーキ制御システムがブレーキ非作動状態である。 この状態では、各モジュレータ2a,2b,2cは、そ
れぞれブレーキチャンバ10a,10b,10cを大気
へ連通している。
【0025】この状態で制動のためブレーキペダル11
aを踏み込むと、ブレーキバルブ11が切り換わり、圧
縮空気がブレーキバルブ11を通って各モジュレータ2
a,2b,2cに導入される。これにより、各モジュレ
ータ2a,2b,2cは流路切換弁(不図示:モジュレ
ータ内に設けられている)を切り換えるので、圧縮空気
源からの圧縮空気が各ブレーキチャンバ10a,10b
,10cに供給され、各車輪にブレーキがかけられる。
【0026】制動解除のためブレーキペダル11aを離
すと、ブレーキバルブ11が切り換わって元の状態に戻
り、各モジュレータ2a,2b,2cのブレーキバルブ
11から送給された圧縮空気が排出される。このため、
各モジュレータ2a,2b,2cの流路切換弁も元の位
置に戻り、各ブレーキチャンバ10a,10b,10c
の圧縮空気が排出される。これにより、各車輪のブレー
キが解除する。
【0027】制動中に、ECU3は各車輪速センサ1a
〜1dからの車輪速信号に基づいて、例えば右前輪がス
キッド傾向にあると判断すると、前輪用モジュレータ2
aのソレノイドを励磁するので、モジュレータ2aの流
路切換弁が非作動位置設定される。この結果、ブレーキ
チャンバ10aは減圧されて前輪のブレーキ力が弱めら
れる。これにより、前輪の減速度が次第に小さくなる。
【0028】次いで、例えば前輪の速度が最大に落ち込
んだ後回復しようとするとき、ECU3はモジュレータ
2aを保持位置にし、その結果ブレーキチャンバ10a
の圧力が一定に保持される。前輪の速度が所定量回復し
たとき、ECU3はモジュレータ2aの流路切換弁を作
動位置にし、その結果、ブレーキチャンバ10aは圧縮
空気が供給されて再増圧され、前輪のブレーキ力が増大
する。このようにブレーキ圧の減圧、保持および再増圧
を行うことによりアンチスキッドブレーキ制御が行われ
る。他のチャンネルにおけるアンチスキッドブレーキ制
御も前述と同様にして行われる。
【0029】図2は本発明に係るウォーニングランプに
よるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式の
一実施例を示す図である。
【0030】図2には、上から順に車両速度の時間的変
化、ECU3の電源オン・オフ状態およびウォーニング
ランプ7の点灯パターンがそれぞれ示されている。車両
速度として、セレクトハイにより前後左右輪の車輪速度
のうち選択された最高車輪速度が用いられている。
【0031】更に図2に示すように、ウォーニングラン
プ7の点灯パターンとして、上から順にアンチスキッド
ブレーキ制御システムが正常であることを表示する正常
点灯パターン、アンチスキッドブレーキ制御システムが
現在異常であること表示する現在異常点灯パターン、ア
ンチスキッドブレーキ制御システムが過去に異常がある
ことを表示する過去異常点灯パターン、および車輪速セ
ンサ1a,1b,1c,1dからのセンサ信号不良を表
示するセンサ信号不良点灯パターンがそれぞれ設定され
ている。
【0032】正常点灯パターンでは、ECU3の電源が
オンされたときウォーニングランプ7が点灯し、時間T
aが経過したときウォーニングランプ7が消灯する。消
灯後時間Tb経過すると、ウォーニングランプ7は再び
点灯する。その後車両が発進し、車両速度、すなわち前
後左右輪の車輪速度のうち最高の車輪速度が第2設定車
速(例えば3km/h)になると、ウォーニングランプ
7が消灯する。これ以降、システムが正常である限り、
ウォーニングランプ7は消灯状態に保持される。  現
在異常点灯パターンでは、ECU3の電源がオンされた
ときウォーニングランプ7が点灯し、以後点灯状態が保
持される。
【0033】過去異常点灯パターンでは、ECU3の電
源がオンされたときウォーニングランプ7が点灯し、最
高車輪速度が3km/hになるまで、すなわち時間Ta
とTbとTcを合わせた時間だけ点灯状態が保持される
。そして、最高車輪速度が3km/hになると、ウォー
ニングランプ7は消灯し、以後アンチスキッドブレーキ
制御システムが正常である限り消灯状態が保持される。
【0034】センサ信号不良点灯パターンでは、現在ま
たは過去にシステムに異常がない限り、前述の正常点灯
パターンと同じである。すなわち、車両速度が3km/
hになってウォーニングランプ7が消灯し、その後時間
Tdが経過して車両速度が第1設定車速(例えば8km
/h)になると、ウォーニングランプ7は車輪速センサ
1a,1b,1c,1dからのセンサ信号不良による点
灯を行うようになる。したがって、車両速度が8km/
h以上のとき、車輪速センサ1a,1b,1c,1dか
らのセンサ信号のうちいずれかが不良であるときは、ウ
ォーニングランプ7が点灯するようになる。図示の例で
は、車両速度が8km/hになったとき、車輪速センサ
1a,1b,1c,1dからのいずれかのセンサ信号が
不良になったため、ウォーニングランプ7が点灯した場
合である。
【0035】このように、各点灯パターン毎にウォーニ
ングランプ7の点灯の仕方が異なるので、ウォーニング
ランプ7がどの診断結果を表示しているかをドライバー
は簡単に知ることができる。
【0036】図3はこの実施例におけるウォーニングラ
ンプによるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断
方式を行うためのフローを示す図である。
【0037】図3に示すように診断のためのプログラム
がスタートするにあたっては、まずステップ101でE
CU3の電源がオンし、同時にウォーニングランプ(W
/L)7が点灯する。次に、ステップ102でECU3
のメモリに記録、保存されている過去の失陥データを読
み込み、ステップ103で初期チェックが行われる。車
輪速センサの断線、ショート等の電気的障害はここで検
出可能である。
【0038】次に、電源オンから時間Taが経過すると
ステップ104で過去又は現在に失陥が有るか否かが判
断され、過去又は現在に失陥がないときは、ステップ1
05で一定時間Tbだけウォーニングランプ7が消灯す
る。時間Tbが経過すると、ステップ106でウォーニ
ングランプ7が再び点灯する。過去又は現在に失陥があ
るときは、ウォーニングランプ7は点灯状態を保持する
【0039】次に、ステップ107で車輪速センサ1a
,1b,1c,1dからの車輪速度のうち最高車輪速度
を選択し、この最高車輪速度に基づいて車両速度を演算
する。次いで、ステップ108で演算によって得られた
車両速度が3km/h以上であるか否かが判断される。 車両速度が3km/hより小さいときは、再びステップ
107に戻って最高車輪速度に基づいて車両速度を演算
する。
【0040】車両速度が3km/h以上のときは、ステ
ップ109でシステムに現在失陥が有るか否かが判断さ
れる。システムに現在失陥が有ると判断されると、ウォ
ーニングランプ7は点灯状態を保持し続ける。また、シ
ステムに現在失陥がないと判断されると、ステップ11
0でウォーニングランプ7が消灯する。ステップ106
でのウォーニングランプ7の再点灯からこのステップ1
10での消灯までは時間Tcが経過している。
【0041】ウォーニングランプ7の消灯後、ステップ
111で車両速度が8km/h以上であるか否かが判断
される。車両速度が8km/hより小さいときは、再び
ステップ111で車両速度が8km/h以上であるか否
かの判断が行われる。車両速度が8km/h以上のとき
は、ステップ112で全ての車輪速センサ信号が正常に
出力されているか否かが判断される。全ての車輪速セン
サ信号が正常に出力されていると判断されると、ウォー
ニングランプ7は消灯状態を保持し続ける。また、いず
れかの車輪速センサの信号が不良であると判断されると
、ステップ113でウォーニングランプ7が再び点灯す
る。こうして、このウォーニングランプによる診断結果
の表示が繰り返し行われる。
【0042】なお、前述の実施例では本発明における第
1設定車速および第2設定車速をそれぞれ8km/hお
よび3km/hに設定しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、第1設定車速および第2設定車速
を他の値に適宜設定することができる。また、ステップ
107でのウォーニングランプを消灯するための車両速
(第2設定車速)は、非駆動輪速のセレクトハイが望ま
しい。
【0043】また、前述の実施例のように車輪速センサ
の出力信号の不良を表示する以外に、アンチスキッドブ
レーキ制御システムにおける他の装置の診断結果をウォ
ーニングランプにより表示するようにすることもできる
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るウォーニングランプによるアンチスキッドブレー
キ制御システムの診断方式によれば、ドライバーはウォ
ーニングランプの点灯状態によって、システムの正常状
態、これまでのシステムの異常状態あるいは現在のシス
テムの異常状態を簡単に知ることができる。
【0045】また、ウォーニングランプはシステムが正
常なときは比較的に早く消灯するので、重量物運搬車等
の車両を運転するドライバーが正常なシステムであるの
に異常であると誤認することが防止できる。
【0046】更に、車両走行中に過去の異常表示がされ
ないので、過去の異常と現在の異常または新たに発生し
た異常とが混同するおそれはなく、ドライバーはシステ
ムの現時点での異常を確実に知ることができる。
【0047】更に、セレクトハイに基づいて車両速度を
演算しているので、前後左右車輪のうちいずれかの車輪
の車輪速度信号がECUに入力されれば、ECUは車両
速度を演算でき、ウォーニングランプによるシステムの
診断を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウォーニングランプによるアンチ
スキッドブレーキ制御システムの一実施例が適用される
アンチスキッドブレーキ制御システムの一例を示す図で
ある。
【図2】この実施例におけるランプ点灯パターンを示す
図である。
【図3】この実施例のアンチスキッドブレーキ制御シス
テムの診断を行うためのフローを示す図である。
【符号の説明】
1a    右前輪速センサ 1b    左前輪速センサ 1c    右後輪速センサ 1d    左後輪速センサ 2a    前輪用モジュレータ 2b    右後輪用モジュレータ 2c    左後輪用モジュレータ 3      ABS/TRC用電子制御装置(ECU
)4      トラクションバルブ 5      エキゾースト・ブレーキ・カットリレー
6      セフティリレー 7      ウォーニングランプ 8      トラックション・パイロットランプ9 
     ブレーキ圧力スイッチ 10a  前輪用ブレーキ・チャンバ 10b  右後輪用ブレーキ・チャンバ10c  左後
輪用ブレーキ・チャンバ11    デュアルブレーキ
バルブ 12    エア・タンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  異常状態を点灯表示するウォーニング
    ランプが配備されたアンチスキッドブレーキ制御システ
    ムの診断方式において、前記ウォーニングランプの点灯
    パターンに、前記アンチスキッドブレーキ制御システム
    が正常であることを表示する正常点灯パターン、前記ア
    ンチスキッドブレーキ制御システムが現在異常であるこ
    とを表示する現在異常点灯パターン、および前記アンチ
    スキッドブレーキ制御システムが過去に異常があること
    を表示する過去異常点灯パターンがそれぞれ設定されて
    おり、前記ウォーニングランプはこれらの点灯パターン
    に基づいて診断結果を点灯表示することを特徴とするウ
    ォーニングランプによるアンチスキッドブレーキ制御シ
    ステムの診断方式。
  2. 【請求項2】  前記ウォーニングランプの点灯パター
    ンに、更に車輪速センサ信号不良を表示するセンサ信号
    不良点灯パターンが設定されていることを特徴とする請
    求項1記載のウォーニングランプによるアンチスキッド
    ブレーキ制御システムの診断方式。
  3. 【請求項3】  前記センサ信号不良点灯パターンは、
    車両速度が第1設定車速以上のとき、ウォーニングラン
    プが車輪速センサ信号の診断結果を点灯表示するように
    設定されていることを特徴とする請求項2記載のウォー
    ニングランプによるアンチスキッドブレーキ制御システ
    ムの診断方式。
  4. 【請求項4】  前記正常点灯パターンは、前記車両速
    度が前記第1設定車速より小さい第2設定車速以上のと
    き全ての車輪の車輪速信号が得られない場合にもウォー
    ニングランプが消灯するように、設定されていることを
    特徴とする請求項3記載のウォーニングランプによるア
    ンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式。
  5. 【請求項5】  前記過去異常点灯パターンは、前記車
    両速度が少なくとも前記第2設定車速以上のとき、ウォ
    ーニングランプが消灯するように設定されていることを
    特徴とする請求項3または4記載のウォーニングランプ
    によるアンチスキッドブレーキ制御システムの診断方式
  6. 【請求項6】  車輪速度のうち最高車輪速度に基づい
    て前記車両速度を演算することを特徴とする請求項3な
    いし4記載のウォーニングランプによるアンチスキッド
    ブレーキ制御システムの診断方式。
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