JPH0422444A - 摩砕粉砕装置 - Google Patents

摩砕粉砕装置

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JPH0422444A
JPH0422444A JP12770090A JP12770090A JPH0422444A JP H0422444 A JPH0422444 A JP H0422444A JP 12770090 A JP12770090 A JP 12770090A JP 12770090 A JP12770090 A JP 12770090A JP H0422444 A JPH0422444 A JP H0422444A
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JP
Japan
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processing cylinder
grinding
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particles
cylinder
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JP12770090A
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Yoshitaka Ihara
井原 嘉敬
Hidemasa Ishikawa
秀正 石川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、粒状体を製造する摩砕粉砕装置、特に摩砕
粉砕作用と分級作用を兼ね備えた装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の摩砕粉砕装置としてタワーミルと呼ばれるもの
があり、そのものは、第1図及び第2図を参照して説明
すると、竪型処理筒10内に、上下方向のスクリュー軸
13を設けるとともに鋼球等の粉砕媒体すを充填し、ス
クリュー軸13を回した状態で処理筒10内に被処理物
aを投入して流動させ、この被処理物aを、その相互間
及び前記粉砕媒体すとの摩砕により微細な生産粒子Cと
し、処理筒10内を通過する空気又は水等の上昇流体に
その生産粒子Cをのせて処理筒10外に導出する。この
生産粒子Cは、分級機に送り込まれて所要粒径のものが
捕捉されて製品となるとともに、それ以外の生産粒子C
は、廃棄又は処理筒10にフィードバックされる。
この摩砕粉砕装置において、処理筒10上方に分級ゾー
ンを設けたものとして、特開昭56−111056号公
報記載のものがある。この技術における分級ゾーンは、
そのゾーンにおける生産粒子Cの沈降性を向上させて、
粗粒子の分級効率を高め、それによって摩擦粉砕量を高
めて、後段の分級機へのスラリー濃度(所要径の生産粒
子Cの濃度)を向上させたものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記公報記載の技術は、沈降性の向上を目的としている
ため、被処理物a等を分級ゾーンの上方から投入してい
る。すなわち、分級槽の上方から被処理物aを投入すれ
ば、その被処理物aが沈降作用の核となって、沈降性が
向上する。
しかしながら、被処理物aの投入により分級槽内に、そ
の投入による下降流が生し、これによって上昇流に乱れ
が生し、上昇流に生産粒子Cをのせて分級する本来の分
級効率が低下する。すなわち、所要粒径の生産粒子Cま
でも沈降させる。この現象は、生産粒子Cが小径となれ
ばなるほど、上記核によって引き下げられる(沈降させ
られる)度合が高くなるため、はげしくなる。
この発明は、上記の処理筒上方に分級ゾーンを設けた摩
砕粉砕装置において、上昇流に生産粒子をのせて分級す
る本来の分級効率を高めることを課題とする。
〔課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、この発明にあっては、上記
従来の分級ゾーンを処理筒上方に設けた摩砕粉砕装置に
おいて、その分級ゾーンを形成する筒体下方に、被処理
物投入口を形成したのである。
上記分級用処理筒体内には、処理筒からの上昇流体の渦
巻流を阻止する整流手段を設けることができ、その整流
手段は、処理筒体中心に対し放射状の上下方向の整流板
を処理筒体内に設けた構成、水平な多孔板を処理筒体内
に設けた構成、等とすることができる。
〔作用] 以上のように構成されるこの発明に係る摩砕粉砕装置は
、従来と同様にして、処理筒内において、摩砕粉砕作用
が行なわれ、処理筒体内で分級作用が行われて、所要粒
径以下の生産粒子が取出し口から導出される。
この作用時、処理筒体下方から、被処理物が投入される
ため、その投入口から上方の処理筒体内は、上昇流のみ
による分級作用となる。このとき、整流手段が設けられ
ておれば、渦巻流は阻止されて、その分級効率が向上す
る。
〔実施例〕
第1図、第2図に示すように、フレームF内に、円筒状
の摩砕粉砕用処理筒10が支持アーム11等を介して設
けられ、この処理筒10内に、粉砕媒体すが所要高さま
で充填されており、投入口12から、被処理物すが処理
筒10内に投入されると、スクリュー軸13の回転によ
り、被処理物a及び粉砕媒体すが上下に移動F拌(流動
)して、被処理物aが、その相互間及び粉砕媒体すとの
摩砕により細かくなって生産粒子Cに粉砕される。
」二記スクリュー軸13は、中空軸であって、フレーム
Fの上面まで至って、その上面のエアボックス14を貫
通したのち、ギャードモータMに、カップリング15、
軸受16を介して連結されている。エアボックス14に
は空気流入口17が形成されており、この流入口17が
ら空気が送り込まれると、その空気は、エアボックス1
4内のスクリュー軸13の透孔(図示せず)を通ってそ
の軸13内に至り、その下端から、処理筒10内に噴出
する。その噴出口18は、処理筒10の中心に位置する
ため、空気は処理筒10内全域に均等に噴出する。噴出
した空気は、処理筒10内において、上賓流となり、そ
の上昇流に上記粉砕粒子(生産粒子C)がのってともに
上昇する。なお、スクリュー軸13の下端の空気噴出口
18は、ダンパー等によって噴出量を調整可能とすると
よい。
上記処理筒10の上部には、分級用処理筒体19が設け
られている。この処理筒体19内に、その中心に対し放
射状の上下方向の整流板20が設けられており、上記処
理筒10内ではスクリューの回転により上昇流は渦巻き
流となるが、この渦巻き上昇流は、処理筒体19内に至
ると、整流板20によって、渦巻き流が防止されてほぼ
真直ぐになる。このため、生産粒子Cの分級作用は、は
ぼ真直ぐに上昇する空気にのり得るもののみが取出し口
21から導出されることとなる。
通常、渦巻き流により遠心力が働くと、分級作用は向上
するが、所望する生産粒子Cの径が小さくなればなるほ
ど、その分級作用が強くなって、所望径の生産粒子Cさ
え分離してその所望径の生産粒子Cを得にくくなる。し
かし、渦巻き流がなくなれば、空気の流れにのり得るか
否かで分級されるため、その分級作用もゆるやかとなり
、そのような不都合がない。したがって、この実施例に
おいては、はぼ上昇流の流速のみによって、取出し口2
1から導出される生産粒子Cが決定されることとなる。
この実施例においては、数十ミクロンから数ミクロン以
下の生産粒子Cを円滑に生産することができた。
ここで、前述の処理筒10内の摩砕粉砕ゾーンと投入口
12より上方の分級ゾーンの最適流速は異なるのが一般
的であり、通常、後者が遅い。このため、処理筒体19
の横断面積は、処理筒10のそれより大きくなり、実操
業、実験等によって適宜に決定する。また、処理筒体1
9の長さ(高さ)は、上記上昇流による分級が十分に行
える滞留時間を得ることができるように実操業・実験等
によって適宜に決定する。その滞留時間は、通常、本実
施例のごとく乾式の場合で、1〜20秒、湿式の場合で
、0.5〜lO分程度である。
この実施例は以上の構成であり、いま、取出し口21か
ら吸気することにより、処理筒10、処理筒体19内に
上昇流を生しさせた状態で、被処理物aを投入口12か
ら投入すると、従来と同様にして処理筒10内において
摩砕粉砕作用が行われ、処理筒体19内で分級作用が行
われて、所要粒径以下の生産粒子Cが取出し口21から
導出される。導出された生産粒子Cは、さらに分級機を
軽で分級されたのち、捕集されて製品となる。その分級
機は除去することもあり、分級した粒子は処理筒10内
にフィードバックする。
上記の整流板20に代えて、第4図に示す多孔板22を
第1図鎖線のごとく、投入口12のすぐ上に水平に設け
て整流手段としてもよい。この多孔板22は、複数枚と
して各板の孔22aの軸をずらした構成としでもよく、
その際、所要間隔をもたせることもできる。孔22aの
形状は、円、三角等の種々のものを採用でき、多孔板2
2をハニカム構造、格子状構造等の板とすることもでき
る。整流板20と多孔板22は併用してもよい。
また、第1図、第3図鎖線で示すように、処理筒体19
内のスクリュー軸13に、円筒23を被せて、スクリュ
ー軸13の回転による上昇流への影響力、すなわち回転
力が生じないようにするとよい。
投入口12は、処理筒体19の下方ならどこでもよく、
すなわち、前記の分級用の滞留時間を得ることかできる
位置より下であればどこでもよく、例えば、処理筒10
の中程、下部等とすることができる。
取出し口21は、処理筒体19の周方向に複数設けるこ
とができ、この場合、等間隔が好ましい。
複数の場合、処理筒体1Sからの空気流出(導出)が周
方向に均一となり、偏向導出による処理筒体19内の上
昇流の乱れが防止される。
この発明は、実施例のごとく吸気によるものに限らず、
空気流入口17から圧縮空気を送り込む形式のものにも
適用でき、また、乾式のみならず、湿式においても通用
できることは勿論である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように構成して、被処理物の分級作
用への影響をなくしたので、上♂疏にのることによる分
級作用が円滑に行われる。この上昇流にのる分級は、微
細な粒子の分級に有利であり、このため、この発明は、
微細粒子の生産に非常に有利なものである。
その分級作用は、筒体内に整流手段を設ければより向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る摩砕粉砕装置の一実施例の要
部切断正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第
1図のX−X線断面図、第4図は、他の実施例の整流手
段としての多孔板の斜視図である。 10・・・・・・摩砕粉砕用処理筒、 11・・・・・・支持アーム、 12・・・・・・被処理物投入口、 13・・・・・・スクリュー軸、14・・・・・・エア
ボックス、15・・・・・・カップリング、16・・・
・・・軸受、17・・・・・・空気流入口、 18・・
・・・・空気噴出口、19・・・・・・分級用処理筒体
、 20・・・・・・整流板、   21・・・・・・取出
し口、22・・・・・・多孔板、   23・・・・・
・円筒、F・・・・・・フレーム、    M・・・・
・・ギャードモータ、a・・・・・・被処理物、   
 b・・・・・・粉砕媒体、C・・・・・・生産粒子6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)堅型処理筒内に、上下方向のスクリュー軸を設け
    るとともに粉砕媒体を充填し、前記スクリュー軸を回し
    た状態で処理筒内に被処理物を投入して流動させ、この
    被処理物を、その相互間及び前記粉砕媒体との摩砕によ
    り微細な生産粒子とし、処理筒内の上昇流体にのせてそ
    の生産粒子を処理筒外に導出する摩砕粉砕装置において
    、前記処理筒上方に分級用処理筒体を連続して設け、こ
    の処理筒体上部に前記生産粒子の取出し口を形成すると
    ともに、処理筒体下方には前記被処理物投入口を形成し
    たことを特徴とする摩砕粉砕装置。
  2. (2)上記処理筒体内に、上記処理筒からの上昇流体の
    渦巻流を阻止する整流手段を設けてなることを特徴とす
    る請求項(1)記載の摩砕粉砕装置。
  3. (3)上記整流手段を、処理筒体中心に対し放射状の上
    下方向の整流板を処理筒体内に設けて構成したことを特
    徴とする請求項(2)記載の摩砕粉砕装置。
  4. (4)上記整流手段を、処理筒体内に水平な多孔板を設
    けて構成したことを特徴とする請求項(2)記載の摩砕
    粉砕装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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