JPH04224437A - 搭乗者用保護装置 - Google Patents

搭乗者用保護装置

Info

Publication number
JPH04224437A
JPH04224437A JP2406716A JP40671690A JPH04224437A JP H04224437 A JPH04224437 A JP H04224437A JP 2406716 A JP2406716 A JP 2406716A JP 40671690 A JP40671690 A JP 40671690A JP H04224437 A JPH04224437 A JP H04224437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air bag
airbag
aircraft
passenger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2406716A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okano
岡野 正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2406716A priority Critical patent/JPH04224437A/ja
Publication of JPH04224437A publication Critical patent/JPH04224437A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機などに適用され
る搭乗者用保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機、特に旅客機においてはシ
ョックから乗客を保護する搭乗者用保護装置としてシー
トベルトが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、航空機
が墜落した場合には上記のような従来の搭乗者用保護装
置では、墜落時の衝撃で機内に飛ばされるか、墜落等の
衝撃そのものに耐えられないなどのため、乗客が助かる
見通しは極めて少ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る搭乗者用保
護装置は上記課題の解決を目的にしており、互いに小穴
を介して連通し上下左右に連続して継がる複数の袋状の
膜により形成され膨らんで機内を埋めるエアバッグと、
機体の異常を検知して上記エアバッグ内に気体を送気し
上記エアバッグを膨らませる手段とを備えた構成を特徴
としている。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る搭乗者用保護装置において
は、機体の異常が検知されると互いに小穴を介して連通
し上下左右に連続して継がる複数の袋状の膜により形成
されたエアバッグ内に気体が送気されてエアバッグが膨
らみ機内を埋めるようになっており、機体が異常になる
と複数の袋状の膜が連続して継がっているエアバッグが
膨らんで機内を埋め、搭乗者を上下、前後、左右から挟
み込んで保護する。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る搭
乗者保護装置の構造説明図、図3は作用説明図である。 図において、本実施例に係る搭乗者保護装置は旅客機に
おいて使用されており、1は機内の座席シートに埋め込
まれたエアバッグ、2はエアバッグ1内に空気を送排気
する送排気装置、3は送排気装置2を制御する制御装置
、4は機体の状態を検知するセンサである。図1におい
て、エアバッグ1は従来の自動車などに採用されている
ものとは異なり、数cm角程度の袋状の薄膜を幾つも連
ねた形状をしており、袋と袋とは互いに小さな穴で上下
および前後左右に継がっていて機内側の最外部にのみ小
穴が開いている構造、或いはこれに類する構造になって
いる。そして、座席シートおよび壁面に平面的に収納さ
れており、内部に空気が注入されると全体が膨張して機
内を埋め尽くす体積を有する量が具えられている。また
、本装置のエアバッグ1を除く部分は空気ポンプ、バッ
テリ、高度センサ、圧力センサ、加速度センサ、コンピ
ュータなどの組み合わせにより構成されていて、機体の
急降下、破損、内圧低下などの異常を検知して自動的に
エアバッグ1内に空気を送排気するようになっており、
センサ、バッテリなどの小型、軽量化によりコンパクト
に形成されている。
【0007】そして、これらの機器は図2に示すように
互いに組み合わされており、センサ4で検知された機体
の状態に関する情報に基づいて制御装置3が機体の状況
を判断し、危険を察知すると送排気装置2に信号を送る
。すると、送排気装置2が送気を開始し、エアバッグ1
内に空気を送り込む。空気はエアバッグ1の下方から侵
入し、エアバッグ1を図3(b) に示すように下方か
ら順次膨張させる。エアバッグ1の最外部には小穴が開
けられており、この小穴から送り込まれた空気が吹き出
すことによって乗客に空気の供給が行われるとともに調
圧が行われ、着地または着水するまで続けて送気される
。 制御装置3が着地または着水による機体の停止を検出す
ると、送排気装置2に排気の信号が送られて排気が行わ
れ、エアバッグ1が同図(a) に示すように速やかに
収縮するようになっている。
【0008】機体の状態は高度センサ、圧力センサ、加
速度センサなどのセンサにより常時モニタされており、
高度の急激な低下、予定外のコース飛行、墜落の危険性
、機体の破損などによる機内圧力の低下がコンピュータ
によって自動的に判断されると、バッテリなどの動力に
より空気ポンプが作動してエアバッグ1内に空気を送気
する。エアバッグ1は空気圧により膨張して機内を埋め
尽くし、乗客を上下、左右、前後から包み込む。空気ポ
ンプは機体が着地するなどして停止するまで作動し続け
、乗客の保護と乗客への空気の供給とを併せて行う。 着地、着水後の状況により空気ポンプの作動は異なるが
、着地であれば乗客の脱出のために空気ポンプを逆回転
させて排気を行い着水であれば引き続き送気を行って沈
没を防ぐ。なお、エアバッグ1の空気源としては空気ポ
ンプの他に、高圧ボンベによる圧縮空気を使用するよう
にしてもよい。このようにして、膨らんだエアバッグ1
により衝撃の吸収力が増加することにより、従来は乗客
が耐えられないような衝撃にも耐えることが可能となる
。また、エアバッグ1が連続した小さな袋状の多気泡状
をしていることにより、気泡の一部が破損しても機能を
維持することができる。また、エアバッグ1は全体とし
て複雑な形状に膨らむことが可能で、乗客を上下、左右
、前後から密着して包んで中空に固定することにより、
乗客はあらゆる方向からの衝撃に耐えることができる。 また、エアバッグ1は座席シート中などに分散して収納
することができる。また、エアバッグ1の気泡が機内を
埋め尽くすことにより、機内に余分な空間がなくなり、
機内の物体が飛来したり、乗客が飛ばされることがなく
なり、機体に穴が明いた場合でもその穴からの乗客、物
体の流出を最小限に喰い止められるとともに、爆風、破
片などの侵入を防ぐことができる。また、エアバッグ1
の最外部に小穴を設けることにより、膨らんだ気泡が乗
客の口を塞いで窒息させるのを防ぎ、気泡内外の圧力差
に耐えられずにエアバッグ1が破裂するのを防ぎ、墜落
時などのショックで送排気装置2が動作不能となった場
合でも空気が自然に抜けて乗客の脱出経路が確保される
【0009】
【発明の効果】本発明に係る搭乗者用保護装置は前記の
ように構成されており、エアバッグが搭乗者を上下、前
後、左右から挟み込んで保護するので、搭乗者があらゆ
る方向からの衝撃に耐えることができるとともに、エア
バッグは複数の袋状の膜が連続して継がっているので、
一部が破損してもその機能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る航空機の搭乗者
保護装置の断面図である。
【図2】図2はそのブロック図である。
【図3】図3はこれらの作用説明図である。
【符号の説明】
1    エアバッグ 2    送排気装置 3    制御装置 4    センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに小穴を介して連通し上下左右に
    連続して継がる複数の袋状の膜により形成され膨らんで
    機内を埋めるエアバッグと、機体の異常を検知して上記
    エアバッグ内に気体を送気し上記エアバッグを膨らませ
    る手段とを備えたことを特徴とする搭乗者用保護装置。
JP2406716A 1990-12-26 1990-12-26 搭乗者用保護装置 Withdrawn JPH04224437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406716A JPH04224437A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 搭乗者用保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406716A JPH04224437A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 搭乗者用保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04224437A true JPH04224437A (ja) 1992-08-13

Family

ID=18516336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2406716A Withdrawn JPH04224437A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 搭乗者用保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04224437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066432A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Azumaya Corporation System and method for prevention of hijacking
WO2010016220A1 (ja) 2008-08-04 2010-02-11 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 航空機座席用の衝撃吸収装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066432A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Azumaya Corporation System and method for prevention of hijacking
WO2010016220A1 (ja) 2008-08-04 2010-02-11 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 航空機座席用の衝撃吸収装置
JP2010036684A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Japan Aerospace Exploration Agency 航空機座席用の衝撃吸収装置
US8573690B2 (en) 2008-08-04 2013-11-05 Japan Aerospace Exploration Agency Shock absorbing apparatus for aircraft seat

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7232001B2 (en) Collision air bag and flotation system
JP5853306B2 (ja) 構造体取り付け型エアバッグ組立体、並びに、関連システム及び方法
US7523891B2 (en) Safety pre-impact deceleration system for vehicles
US6966576B1 (en) Airbag restraint system
US5310214A (en) Air bag system for restraining movement of an adult and/or a child
US4977623A (en) User wearable inflatable garment
JP5511985B2 (ja) マルチチャンバ・ニー・エアバッグ
US5984350A (en) Vehicle safety system
US20170225788A1 (en) Multi-chamber airbags and associated methods of manufacture and use
US20150042078A1 (en) Structure mounted airbag assemblies and associated systems and methods
KR20080066064A (ko) 항공기용 충돌 완충 시스템
JPH0872661A (ja) 助手席用エアバッグ装置
US20200298984A1 (en) Airbag systems for use on aircraft
US5174599A (en) Steering wheel double air bag protective system
US20200290545A1 (en) Airbag systems for use on aircraft
CN114426005A (zh) 安全气囊系统及其使用方法
JPH04224437A (ja) 搭乗者用保護装置
US20210214092A1 (en) Structure mounted airbag systems
JPH09240595A (ja) エアバッグ装置
JP2005178696A (ja) エアバッグ装置
EP4209397A1 (en) Pedestrian protection airbag device
JP7265179B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP3558703B2 (ja) 乗員保護装置
KR100894538B1 (ko) 다층 구조를 갖는 에어백
CN219665666U (zh) 一种具有防摔气囊装置的机器人

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980312