JPH04223272A - 電磁ピックアップセンサの信号処理回路 - Google Patents
電磁ピックアップセンサの信号処理回路Info
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- JPH04223272A JPH04223272A JP40689090A JP40689090A JPH04223272A JP H04223272 A JPH04223272 A JP H04223272A JP 40689090 A JP40689090 A JP 40689090A JP 40689090 A JP40689090 A JP 40689090A JP H04223272 A JPH04223272 A JP H04223272A
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- Japan
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 208000004356 Hysteria Diseases 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 208000012839 conversion disease Diseases 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関回転速度、車速等
を検出するために使用される電磁ピックアップセンサの
信号処理回路に関する。
を検出するために使用される電磁ピックアップセンサの
信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば内燃機関の機関回転速度を検出す
る電磁ピックアップセンサの従来例として、第3図に示
すようなものがある。すなわち、機関のクランクシャフ
トの回転に同期して回転するディスクプレ−ト1の周壁
には突起2が一定間隔で突出形成されている。また、セ
ンサ本体にはピックアップコイル3が前記ディスクプレ
−ト1外周壁に対向して設けられ、ピックアップコイル
3は磁気を帯びた鉄心(図示せず)に巻回されている。
る電磁ピックアップセンサの従来例として、第3図に示
すようなものがある。すなわち、機関のクランクシャフ
トの回転に同期して回転するディスクプレ−ト1の周壁
には突起2が一定間隔で突出形成されている。また、セ
ンサ本体にはピックアップコイル3が前記ディスクプレ
−ト1外周壁に対向して設けられ、ピックアップコイル
3は磁気を帯びた鉄心(図示せず)に巻回されている。
【0003】そして、ディスクプレ−ト1の回転に伴っ
て突起2がピックアップコイル3近傍を通過すると、ピ
ックアップコイル3の周囲に形成される磁界が断続され
てピックアップコイル3に図5の実線示の如く出力電圧
が発生する。この出力電圧は磁束変化に比例するので、
機関回転速度が増大するに従って図6の実線示の如く出
力電圧の振幅が増大すると共に出力電圧の周期が短くな
る。
て突起2がピックアップコイル3近傍を通過すると、ピ
ックアップコイル3の周囲に形成される磁界が断続され
てピックアップコイル3に図5の実線示の如く出力電圧
が発生する。この出力電圧は磁束変化に比例するので、
機関回転速度が増大するに従って図6の実線示の如く出
力電圧の振幅が増大すると共に出力電圧の周期が短くな
る。
【0004】また、前記ピックアップコイル3からの出
力電圧を波形整形する波形整形回路が図4に示すように
設けられている。この回路には前記ピックアップコイル
3からの出力電圧を分圧して図5の鎖線示の如く低下さ
せる分圧回路4が設けられ、分圧回路4に分圧された電
圧がピ−クホ−ルド回路5に印加されている。ピ−クホ
−ルド回路5は、分圧された電圧のピ−ク値を第1基準
電圧VREF1としてスライスレベル切換回路6に出力
し、スライスレベル切換回路6は前記第1基準電圧VR
EF1と一定の第2基準電圧VREF2とのいずれかを
切換てコンパレ−タ7の一端子に出力する。また、コン
パレ−タ7の他端子には前記ピックアップコイル3の出
力電圧が印加されている。ここで前記第1基準電圧VR
EF1は、図6の破線示すの如く、機関回転速度が増加
するに従って増大する。
力電圧を波形整形する波形整形回路が図4に示すように
設けられている。この回路には前記ピックアップコイル
3からの出力電圧を分圧して図5の鎖線示の如く低下さ
せる分圧回路4が設けられ、分圧回路4に分圧された電
圧がピ−クホ−ルド回路5に印加されている。ピ−クホ
−ルド回路5は、分圧された電圧のピ−ク値を第1基準
電圧VREF1としてスライスレベル切換回路6に出力
し、スライスレベル切換回路6は前記第1基準電圧VR
EF1と一定の第2基準電圧VREF2とのいずれかを
切換てコンパレ−タ7の一端子に出力する。また、コン
パレ−タ7の他端子には前記ピックアップコイル3の出
力電圧が印加されている。ここで前記第1基準電圧VR
EF1は、図6の破線示すの如く、機関回転速度が増加
するに従って増大する。
【0005】そして図7に示すようにピックアップコイ
ル3の出力電圧が前記第1基準電圧VREF1を超える
とコンパレ−タ7の出力がロ−になり、さらに前記出力
電圧が第2基準電圧VREF2まで低下するとコンパレ
−タ7の出力がハイになる。そしてマイクロコンピュー
タは、コンパレ−タ7からの出力信号に基づいて、機関
回転速度を算出する。
ル3の出力電圧が前記第1基準電圧VREF1を超える
とコンパレ−タ7の出力がロ−になり、さらに前記出力
電圧が第2基準電圧VREF2まで低下するとコンパレ
−タ7の出力がハイになる。そしてマイクロコンピュー
タは、コンパレ−タ7からの出力信号に基づいて、機関
回転速度を算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機関一回転
当たりのパルス数を多くするために前記ディスクプレ−
ト1の突起2を多くすると、相互干渉してピックアップ
コイル3の出力電圧が小さくなる。このため、出力電圧
を交流増幅器にて一度増幅した後、前記波形整形回路に
入力する必要がある。このとき、交流増幅器の電源電圧
以上に前記出力出力がなると、交流増幅器の出力が飽和
するので、交流増幅器の出力が入力に対応して増大しな
くなるため、前記出力電圧に対応して波形整形が出きず
機関回転速度の検出精度が悪化するという不具合がある
。
当たりのパルス数を多くするために前記ディスクプレ−
ト1の突起2を多くすると、相互干渉してピックアップ
コイル3の出力電圧が小さくなる。このため、出力電圧
を交流増幅器にて一度増幅した後、前記波形整形回路に
入力する必要がある。このとき、交流増幅器の電源電圧
以上に前記出力出力がなると、交流増幅器の出力が飽和
するので、交流増幅器の出力が入力に対応して増大しな
くなるため、前記出力電圧に対応して波形整形が出きず
機関回転速度の検出精度が悪化するという不具合がある
。
【0007】また、前記出力の飽和を防止するために、
交流増幅器のゲインを回転速度に応じて変化させること
も考えられるが、回路が複雑になるという不具合がある
。また、出力電圧が小さいので耐ノイズ性を考慮して回
路をセンサ本体に内蔵することも考えられるが、従来の
波形整形回路ではセンサ本体が大きくなりレイアウト上
不利になるという不具合がある。
交流増幅器のゲインを回転速度に応じて変化させること
も考えられるが、回路が複雑になるという不具合がある
。また、出力電圧が小さいので耐ノイズ性を考慮して回
路をセンサ本体に内蔵することも考えられるが、従来の
波形整形回路ではセンサ本体が大きくなりレイアウト上
不利になるという不具合がある。
【0008】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たもので、ディスクプレ−トの突起を多くしても簡易な
回路構成で検出精度を向上できる電磁ピックアップセン
サの信号処理回路を提供することを目的とする。
たもので、ディスクプレ−トの突起を多くしても簡易な
回路構成で検出精度を向上できる電磁ピックアップセン
サの信号処理回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、電磁ピックア
ップセンサのピックアップコイルの出力電圧をコンデン
サを介して増幅器の一方の入力端子に入力させると共に
、前記増幅器の出力端子と、いずれか一方の入力端子と
、を帰還抵抗を介して接続し、前記増幅器の出力端子を
コンパレ−タの一方の入力端子に接続すると共に、前記
コンパレ−タの出力端子と、コンパレ−タの他方の入力
端子と、をヒステリシス抵抗を介して接続し、かつ前記
ピックアップコイル側の出力インピ−ダンスを前記コン
デンサ側の入力インピ−ダンスよりも充分に大きくなる
ように設定した。
ップセンサのピックアップコイルの出力電圧をコンデン
サを介して増幅器の一方の入力端子に入力させると共に
、前記増幅器の出力端子と、いずれか一方の入力端子と
、を帰還抵抗を介して接続し、前記増幅器の出力端子を
コンパレ−タの一方の入力端子に接続すると共に、前記
コンパレ−タの出力端子と、コンパレ−タの他方の入力
端子と、をヒステリシス抵抗を介して接続し、かつ前記
ピックアップコイル側の出力インピ−ダンスを前記コン
デンサ側の入力インピ−ダンスよりも充分に大きくなる
ように設定した。
【0010】
【作用】そして、ピックアップコイルの出力電圧を増幅
器にて増幅する。この増幅時に、前記入力インピ−ダン
スを出力インピ−ダンスより充分に小さく設定すること
により、例えば機関回転速度が増大しても、増幅された
電圧の振幅を略一定に保持する。そして、増幅器からの
出力電圧をコンパレ−タにて基準電圧と比較し、コンパ
レ−タの出力から例えば機関回転速度を検出できるよう
にした。
器にて増幅する。この増幅時に、前記入力インピ−ダン
スを出力インピ−ダンスより充分に小さく設定すること
により、例えば機関回転速度が増大しても、増幅された
電圧の振幅を略一定に保持する。そして、増幅器からの
出力電圧をコンパレ−タにて基準電圧と比較し、コンパ
レ−タの出力から例えば機関回転速度を検出できるよう
にした。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。図1において、磁気を帯びた鉄心に
巻回されたピックアップコイル11にはリ−ド線等の内
部抵抗12が直列接続され、これらピックアップコイル
11と内部抵抗12とはディスクプレ−ト近傍に配設さ
れるセンサ本体13に内蔵されている。前記内部抵抗1
2はコンデンサ14を介して反転増幅器15の反転側端
子に接続され、反転増幅器15の反転側端子と出力端子
とは帰還抵抗16を介して接続されている。前記反転増
幅機関回転速度15の非反転側端子には基準電圧VRE
Fが印加されている。
基づいて説明する。図1において、磁気を帯びた鉄心に
巻回されたピックアップコイル11にはリ−ド線等の内
部抵抗12が直列接続され、これらピックアップコイル
11と内部抵抗12とはディスクプレ−ト近傍に配設さ
れるセンサ本体13に内蔵されている。前記内部抵抗1
2はコンデンサ14を介して反転増幅器15の反転側端
子に接続され、反転増幅器15の反転側端子と出力端子
とは帰還抵抗16を介して接続されている。前記反転増
幅機関回転速度15の非反転側端子には基準電圧VRE
Fが印加されている。
【0012】前記反転増幅器15の出力はヒステリシス
用コンパレ−タ17の反転側端子に印加され、前記コン
パレ−タ17の非反転側端子にはヒステリシス用第1抵
抗18を介して前記基準電圧VREFが印加されている
。また、コンパレ−タ17の非反転側端子と出力端子と
はヒステリシス用第2抵抗19により接続されている。
用コンパレ−タ17の反転側端子に印加され、前記コン
パレ−タ17の非反転側端子にはヒステリシス用第1抵
抗18を介して前記基準電圧VREFが印加されている
。また、コンパレ−タ17の非反転側端子と出力端子と
はヒステリシス用第2抵抗19により接続されている。
【0013】ここで、ピックアップコイル11のインダ
クタンスはコンデンサ14のキャパシタンスより充分に
小さく設定されており、ピックアップコイル11からコ
ンデンサ14に電流が流れやすくなっている。これによ
りピックアップコイル11側の出力インピ−ダンスがコ
ンデンサ14側の入力インピ−ダンスよりも充分に大き
くなるように設定されている。
クタンスはコンデンサ14のキャパシタンスより充分に
小さく設定されており、ピックアップコイル11からコ
ンデンサ14に電流が流れやすくなっている。これによ
りピックアップコイル11側の出力インピ−ダンスがコ
ンデンサ14側の入力インピ−ダンスよりも充分に大き
くなるように設定されている。
【0014】次に作用を説明する。ディスクプレ−トの
回転に伴って突起がピックアップコイル11近傍を通過
すると、ピックアップコイル11周囲の磁界が断続され
、ピックアップコイル11の出力電圧は従来例と同様に
エンジン回転速度が増大するに従ってその振幅が増大す
ると共にその周期が短くなる。
回転に伴って突起がピックアップコイル11近傍を通過
すると、ピックアップコイル11周囲の磁界が断続され
、ピックアップコイル11の出力電圧は従来例と同様に
エンジン回転速度が増大するに従ってその振幅が増大す
ると共にその周期が短くなる。
【0015】ここで、ピックアップコイル11の出力電
圧Vは磁束Φの変化に比例するので、以下の如く表せる
。 V=K×dΦ/dt Kは定数・・・(1)そして、
ピックアップコイル11の出力電圧は内部抵抗12,コ
ンデンサ14を介して反転増幅器15の反転側端子に印
加される。その出力電圧は反転増幅器15にて増幅され
てコンパレ−タ17の反転側端子に出力される。この増
幅時に、エンジンの回転速度の如何に拘わらず、コンパ
レ−タ17に印加される電圧の振幅は略一定になり、そ
の電圧の変化の周期がエンジンの回転速度に対応して変
化する。
圧Vは磁束Φの変化に比例するので、以下の如く表せる
。 V=K×dΦ/dt Kは定数・・・(1)そして、
ピックアップコイル11の出力電圧は内部抵抗12,コ
ンデンサ14を介して反転増幅器15の反転側端子に印
加される。その出力電圧は反転増幅器15にて増幅され
てコンパレ−タ17の反転側端子に出力される。この増
幅時に、エンジンの回転速度の如何に拘わらず、コンパ
レ−タ17に印加される電圧の振幅は略一定になり、そ
の電圧の変化の周期がエンジンの回転速度に対応して変
化する。
【0016】これを、具体的に説明すると、図1のA点
における電圧VAは、次式により表せる。 VA=V×R1/[R0+jωL+(1/jω)]・・
・(2)R0は内部抵抗12の抵抗値、R1は帰還抵抗
16の抵抗値、Lはピックアップコイル11のインダク
タンス、Cはコンデンサ14のキャパシタンス、ωはデ
ィスクホイ−ルの回転角速度である。
における電圧VAは、次式により表せる。 VA=V×R1/[R0+jωL+(1/jω)]・・
・(2)R0は内部抵抗12の抵抗値、R1は帰還抵抗
16の抵抗値、Lはピックアップコイル11のインダク
タンス、Cはコンデンサ14のキャパシタンス、ωはデ
ィスクホイ−ルの回転角速度である。
【0017】次に、前記(2)式の分母をまとめると共
に、前記(1)式を(2)式に代入すると、VA=K×
(dΦ/dt)×R1/[R02+ω2(L−1/C)
2]1/2となる。ここで、内部抵抗12の抵抗値R0
は極めて小さいので、ω(L−1/C)>>R0となる
。また、ピックアップコイル11のインダクタンスLは
コンデンサ14のキャパシタンスCよりも小さく設定さ
れているので、L>>1/Cとなり、これらの関係から
前記(2)式の分母の一部が無視でき、以下の如く表せ
る。VA=K(dΦ/dt)(R1/ωL)...(3
)さらに、磁束変化(dΦ/dt)は回転速度ωに比例
するので、前記(3)式は以下の如く表せる。 VA=KA ×(R1/L) したがって、反転増幅器15にて出力電圧は増幅される
が、R1とLとは一定であるので、コンパレ−タ17の
反転側端子に印加される電圧の振幅は、機関回転速度の
変化に拘わらず、略一定となり、その電圧の周期が機関
回転速度に対応して変化するのである。
に、前記(1)式を(2)式に代入すると、VA=K×
(dΦ/dt)×R1/[R02+ω2(L−1/C)
2]1/2となる。ここで、内部抵抗12の抵抗値R0
は極めて小さいので、ω(L−1/C)>>R0となる
。また、ピックアップコイル11のインダクタンスLは
コンデンサ14のキャパシタンスCよりも小さく設定さ
れているので、L>>1/Cとなり、これらの関係から
前記(2)式の分母の一部が無視でき、以下の如く表せ
る。VA=K(dΦ/dt)(R1/ωL)...(3
)さらに、磁束変化(dΦ/dt)は回転速度ωに比例
するので、前記(3)式は以下の如く表せる。 VA=KA ×(R1/L) したがって、反転増幅器15にて出力電圧は増幅される
が、R1とLとは一定であるので、コンパレ−タ17の
反転側端子に印加される電圧の振幅は、機関回転速度の
変化に拘わらず、略一定となり、その電圧の周期が機関
回転速度に対応して変化するのである。
【0018】尚、実際には、内部抵抗12の抵抗値が低
回転域では無視できず、前記A点の電圧は低回転域にて
図2に示すように低下する傾向を示す。そして、コンパ
レ−タ17は、反転側端子に印加される電圧が非反転側
端子に印加される基準電圧を超えるとロ−信号をマイク
ロコンピュータに出力し、逆に電圧が基準電圧以下にな
るとハイ信号をマイクロコンピュータに出力する。そし
て、マイクロコンピュータは、前記信号の入力周期或い
はパルス信号数に基づいて機関回転速度を算出する。
回転域では無視できず、前記A点の電圧は低回転域にて
図2に示すように低下する傾向を示す。そして、コンパ
レ−タ17は、反転側端子に印加される電圧が非反転側
端子に印加される基準電圧を超えるとロ−信号をマイク
ロコンピュータに出力し、逆に電圧が基準電圧以下にな
るとハイ信号をマイクロコンピュータに出力する。そし
て、マイクロコンピュータは、前記信号の入力周期或い
はパルス信号数に基づいて機関回転速度を算出する。
【0019】以上説明したように、反転増幅器15の出
力電圧の振幅が機関回転速度に拘わらず略一定に保持し
つつコンパレ−タ17の出力から機関回転速度を検出す
るようにしたので、従来例に較べてピックアップコイル
11の信号処理部の回路構成が極めて簡易になるため、
信号処理部をセンサ本体12に内蔵でき、もって耐ノイ
ズ性を向上できると共にレイアウト上も有利になる。ま
た、反転増幅器15の出力電圧の振幅を、機関回転速度
に拘わらず略一定に保持するようにしたので、ディスク
プレ−トの突起を増大しても反転増幅器15の出力が飽
和することがなく、これにより機関回転速度を全運転領
域にて高精度に検出できる。さらに、反転増幅器15の
出力電圧の振幅が略一定になるので、次のコンパレ−タ
17のヒステリ量も一定にできる。
力電圧の振幅が機関回転速度に拘わらず略一定に保持し
つつコンパレ−タ17の出力から機関回転速度を検出す
るようにしたので、従来例に較べてピックアップコイル
11の信号処理部の回路構成が極めて簡易になるため、
信号処理部をセンサ本体12に内蔵でき、もって耐ノイ
ズ性を向上できると共にレイアウト上も有利になる。ま
た、反転増幅器15の出力電圧の振幅を、機関回転速度
に拘わらず略一定に保持するようにしたので、ディスク
プレ−トの突起を増大しても反転増幅器15の出力が飽
和することがなく、これにより機関回転速度を全運転領
域にて高精度に検出できる。さらに、反転増幅器15の
出力電圧の振幅が略一定になるので、次のコンパレ−タ
17のヒステリ量も一定にできる。
【0020】尚、本実施例では反転増幅器を用いたが、
非反転増幅器を用いてもよい。
非反転増幅器を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ピック
アップコイルの出力電圧をコンデンサを介して増幅器に
印加すると共に、増幅器の出力をコンパレ−タに出力し
、かつピックアップコイル側の出力インピ−ダンスをコ
ンデンサ側の入力インピ−ダンスよりも充分に大きく設
定するようにしたので、信号処理回路の構成を極めて簡
易にできると共に、検出精度を向上できる。
アップコイルの出力電圧をコンデンサを介して増幅器に
印加すると共に、増幅器の出力をコンパレ−タに出力し
、かつピックアップコイル側の出力インピ−ダンスをコ
ンデンサ側の入力インピ−ダンスよりも充分に大きく設
定するようにしたので、信号処理回路の構成を極めて簡
易にできると共に、検出精度を向上できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】同上の特性図。
【図3】電磁ピックアップセンサの概要図。
【図4】信号処理回路の従来例を示す回路図。
【図5】同上の特性図。
【図6】同上の他の特性図。
【図7】同上のさらに他の特性図。
11 ピックアップコイル
14 コンデンサ
15 反転増幅器
16 機関抵抗
17 コンパレ−タ
18 ヒステリシス用第1抵抗
18 ヒステリシス用第2抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】磁気を帯びた部材に巻回されたピックアッ
プコイルを、ディスクプレ−トの外壁に、対向させて配
設し、前記ディスクプレ−ト外壁の突部を前記ピックア
ップコイルに接離させることにより、所定電圧を発生さ
せるようにした電磁ピックアップセンサにおいて、前記
ピックアップコイルの出力電圧をコンデンサを介して増
幅器の一方の入力端子に入力させると共に、前記増幅器
の出力端子と、いずれか一方の入力端子と、を帰還抵抗
を介して接続し、前記増幅器の出力端子をコンパレ−タ
の一方の入力端子に接続すると共に、前記コンパレ−タ
の出力端子と、コンパレ−タの他方の入力端子と、をヒ
ステリシス抵抗を介して接続し、かつ、前記ピックアッ
プコイル側の出力インピ−ダンスを前記コンデンサ側の
入力インピ−ダンスよりも充分に大きくなるように設定
したことを特徴とする電磁ピックアップセンサの信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40689090A JPH04223272A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 電磁ピックアップセンサの信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40689090A JPH04223272A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 電磁ピックアップセンサの信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223272A true JPH04223272A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18516508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40689090A Pending JPH04223272A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 電磁ピックアップセンサの信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223272A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10154642C1 (de) * | 2001-11-07 | 2003-07-17 | Siemens Ag | Auswerteschaltung für einen induktiven Sensor |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40689090A patent/JPH04223272A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10154642C1 (de) * | 2001-11-07 | 2003-07-17 | Siemens Ag | Auswerteschaltung für einen induktiven Sensor |
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