JPS6123805Y2 - - Google Patents

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JPS6123805Y2
JPS6123805Y2 JP1977052948U JP5294877U JPS6123805Y2 JP S6123805 Y2 JPS6123805 Y2 JP S6123805Y2 JP 1977052948 U JP1977052948 U JP 1977052948U JP 5294877 U JP5294877 U JP 5294877U JP S6123805 Y2 JPS6123805 Y2 JP S6123805Y2
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JP
Japan
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detection
rotating body
rotation speed
capacitor
frequency
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JP1977052948U
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JPS53147782U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転体の回転に伴なう磁気抵抗の変化
を利用した回転体の回転数検出装置において、回
転体の回転速度に応じて最も効果的に検出信号を
得るとともに、外部雑音の影響を除去するように
なされたものである。
従来より、磁気抵抗の変化を検出コイルによつ
て検出する方法は種々のものが用いられてきたが
その代表的なものを第1図に示す。
第1図において、回転軸1には外周に多数個の
歯をもつ、磁性体よりなる円板状の歯車2が取り
付けられ、前記歯車2には図の方向に着磁された
円板状の永久磁石3が重ねて取り付けられてい
る。
また、前記歯車2と前記永久磁石3を囲む位置
に、前記歯車2の歯部と対応して同数の歯を有す
る固定子4が配設され、前記固定子4の内部には
検出コイル5が取付けられている。
さて第1図において回転軸1を回転させると、
この装置は交流発電機となり、検出コイル5の両
端には歯車2および固定子4の歯数と回転数に比
例した周波数の交流電圧が現われる。
つぎに第2図はこの種の回転数検出器に増幅器
を接続した回路例であり、回転数検出器6は信号
電圧源12,インダクタンス素子13,抵抗素子
14の等価直列回路で表わされている。前記回転
数検出器に並列にコンデンサ15が接続され、前
記コンデンサ15と並列にコンデンサ7を介して
増幅用トランジスタ8のベース・エミツタ間が接
続されている。抵抗9,10はそれぞれ負荷抵
抗,バイアス抵抗である。
第2図においてコンデンサ15の両端の電圧、
すなわち、検出電圧をVC、信号電圧V、検出周
波数をd、インダクタンス素子13のインダク
タンスをL、抵抗素子14の抵抗をR、コンデン
サ15の容量をCとすると、 VC=V/1−(2πLC+jCR(2π
) (1) インダクタンス素子13、抵抗素子14、コン
デンサ15はL−C−R直列共振回転を構成して
いるわけであるが、その共振周波数をpとする
方、検出電圧、信号電圧比|VC/V|は(1)式
から いま、実施例として下記の定数を(3)式に代入す
ると信号周波数dに対する|VC/V|の値は第
3図のよう示す如くなる。
R=300Ω L=75mH C=0.1μF また、上記の定数での共振共波数pは(2)式か
さて、第3図をみると、検出周波数dが共振
共波数pと等しくなつたとき、信号電圧のほぼ
3倍の大きさの検出電圧が直列共振によつて得ら
れる。
また、直列共振によつて検出電圧が顕著に増加
しているのは0.6KHz〜2.5KHzの間、すなわち、
/3〓d〓3/2の間である。
ところが、回転体を多回転速度で用いたりし
て、検出周波数dが変化して、/3〓d〓3
/2 の範囲外にある場合、検出電圧が顕著に減少して
いる。従つて、外部雑音の影響を受けやすくな
る。
本考案は回転体の回転速度の切替えに伴ない、
直列共振用のコンデンサの値を変化して、検出電
圧を増加させるとともに不要な高周波ノイズを遮
断することのできる、回転体の回転数検出装置を
提供するものである。
第4図に本考案を実施するための一回路構成例
を示す。
第4図において、信号電圧源12、インダクタ
ンス素子13、抵抗素子14の等価直列回路で表
わされる回転数検出器に並列にコンデンサ15と
コンデンサ15′がスイツチ11の切替えで接続
されるようになつている。
前記コンデンサ15又はコンデンサ15′と並
列にコンデンサ7を介して増幅用トランジスタ8
のベースエミツタ間が接続され、前記トランジス
タ8のコレクタは抵抗9を介してプラス側給電線
路に接続され、さらに前記トランジスタ8のベー
ス・コレクタ間には抵抗10が接続されている。
スイツチ11は、回転体の回転速度切替装置に
連動している。
いま実際例として下記の定数を(3)式に代入する
と信号周波数dに対する|VC/V|の値は第5
図に示す如くなる。
R=300Ω L=75mH C=0.012μF また、上記の定数での共振周波数pは(2)式か
さて、第3図と第5図を比較してみると、第3
図で検出出力が極端に小さい検出周波数に対し
て、容量(キヤパシタンス)Cの値のみを切替え
るだけで、検出出力を顕著に増加出来ることがわ
かる。従つて、回転体を多回転速度で使用できる
とき、各回転速度の検出周波数に応じて最も簡単
にしかも効果的に検出出力を得る手段であると云
える。
尚、第5図では共振点の検出電圧、信号電圧比
|VC/V|が第3図に比べて小さくなつている
が、これは、共振点での|VC/V|が次式によ
つて表わされることからも理解できる。
すなわち、(3)式より |V/V|=p=1/2πCR つまり、第3図に比べて第5図では〔d
C〕の値が大きくなつているのである。
本考案の回転体の回転数検出装置によれば、回
転体を多回転速度で使用する場合、各回転速度の
検出周波数に応じたコンデンサ7のキヤパシタン
スCの値を切替えるだけで大きな検出電圧を得る
ことができるので、従来のように、検出路内部の
磁束密度を大きくしたり、検出コイルの巻線数を
増加させたりして検出電圧を増大させる手段に比
べて、きわめて簡単に目的を達成することがで
き、また、外来ノイズに対する影響も少なくなる
など、大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転数検出装置の回転数検出器
の構成図、第2図は同回転数検出装置の回路結線
図、第3図は第2図に示される回転数検出装置の
−特性図、第4図は本考案の一実施例における回
転数検出装置の回路構成図、第5図は本考案の効
果を説明するための特性図である。 6……回転数検出器、7……コンデンサ、8…
…トランジスタ、9,10……抵抗、11……連
動スイツチ、12……信号電圧源、13……イン
ダクタンス素子、15,15′……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転体の回転に伴なう磁気抵抗の変化を検出す
    る検出コイルのインダクタンスL、等価直列抵抗
    Rと前記検出コイルに交流的に並列に接続された
    コンデンサのキヤパシタンスCによつてL−C−
    R直列共振回路を構成し、前記コンデンサと並列
    に検出信号増幅器の入力回路を接続している回転
    体の回転数検出装置において、前記回転体の回転
    速度切替えと同時に前記キヤパシタンスCの値を
    切替えることによつて、各回転速度における検出
    周波数dが、前記L−C−R直列共振回路の共
    振周波数pを【式】したとき /3〓d〓3/2となるように設定したこ
    とを特 徴とする回転体の回転数検出装置。
JP1977052948U 1977-04-25 1977-04-25 Expired JPS6123805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977052948U JPS6123805Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977052948U JPS6123805Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53147782U JPS53147782U (ja) 1978-11-21
JPS6123805Y2 true JPS6123805Y2 (ja) 1986-07-16

Family

ID=28945068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977052948U Expired JPS6123805Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25

Country Status (1)

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JP (1) JPS6123805Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52152772A (en) * 1976-06-14 1977-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Detector for number of rotations of rotary body

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52152772A (en) * 1976-06-14 1977-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Detector for number of rotations of rotary body

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53147782U (ja) 1978-11-21

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