JPH04222823A - 熱硬化性ポリオール樹脂およびこのような樹脂を基とする塗料 - Google Patents

熱硬化性ポリオール樹脂およびこのような樹脂を基とする塗料

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JPH04222823A
JPH04222823A JP3080569A JP8056991A JPH04222823A JP H04222823 A JPH04222823 A JP H04222823A JP 3080569 A JP3080569 A JP 3080569A JP 8056991 A JP8056991 A JP 8056991A JP H04222823 A JPH04222823 A JP H04222823A
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JP
Japan
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acid
adduct
primary hydroxyl
aliph
alcohols
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Pending
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JP3080569A
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English (en)
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Olivier Louis Pierre Andre
オリヴイエール・ルイス・ピエール・アンドレ
Carine Helena Paula Gerets
カリネ・ヘレナ・ポウラ・ゲレツツ
Henricus Paulus H Scholten
ヘンリカス・ポウラス・ヒユーバータス・シヨールテン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/66Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D167/00Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G63/66Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
    • C08G63/668Polyesters containing oxygen in the form of ether groups derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、熱硬化性ポリオール樹
脂、それの製造方法、およびそれを塗料中で使用するこ
とに関するものである。 【0002】 【従来の技術】欧州特許第3,166号明細書には、商
業的に“カードラ(CARDURA)E”(CARDU
RAは商標である)として知られているC9−11分枝
鎖脂肪酸混合物のグリシジルエステルを、このグリシジ
ルエステルを基にして0.5重量%の三弗化硼素エチル
エーテル錯化合物の存在下に、トリメチロールプロパン
(以下“TMP”と略称する)と、2:3のグリシジル
/第一ヒドロキシル基当量比において100℃で反応さ
せることからなる方法が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】その独特な方法によっ
て製造される生成物は暗い色を呈して、広い分子量分布
(MWD)を有する。したがって、このような生成物は
、クレーターを生ずるという望ましくない現象から明ら
かであるように、塗装用としての適性が低い。 【0004】 【課題を解決するための手段】塗装用に適している樹脂
系を提供するために、改善された色および狭い分子量分
布を有し、未反応の第一アルコール出発物質を本質的に
含まず、そして未転化のエポキシ基を実質的に含まない
ポリオール樹脂を製造できることが発見された。さらに
、前記ポリオール樹脂から製造された、硬化塗料は広範
囲にわたる工業的な焼付の適用において極めて優れた特
性を示す。とりわけ、そのポリオール樹脂は流動性、硬
度および可撓性の非常に魅力的な釣合を示す。本発明は
、まず最初に亜鉛化合物、鉄化合物または錫化合物のエ
ーテル化触媒の存在下において、付加物が0.2ミリ当
量/g未満のエポキシ基含有量を有しかつ少なくとも1
個の未反応第一ヒドロキシル基を含むような割合で、5
ないし15個の炭素原子を有する分枝鎖脂肪族モノカル
ボン酸のグリシジルエステルを、2ないし6個の第一ヒ
ドロキシル基を含む多価脂肪族アルコールと反応させる
ことによって付加物を製造し、ついでこの付加物をa)
脂肪族ポリカルボン酸、あるいはそれのグリシジルエス
テルまたは酸無水物のいずれか、およびb)2ないし6
個の第一ヒドロキシル基を含む多価脂肪族アルコールと
引き続いて反応させ、そして最終生成物が0.07ミリ
当量/g未満のエポキシ基含有量を有するようになるま
で反応を継続させることを特徴とする、熱硬化性樹脂の
製造方法を提供するものである。 【0005】本発明方法の第一段階においては、使用さ
れる触媒がグリシジルエステルと第一ヒドロキシル基と
の反応を選択的に促進させ、それによってアルコールの
間、グリシジルエステルの間、またはグリシジルエステ
ルと第二ヒドロキシル基との間の望ましくない反応が回
避される。これらの副反応は三弗化硼素エチルエーテル
錯化合物のような従来技術による触媒の存在下で起こる
。例えば、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によ
れば、従来技術の生成物が数種の望ましくない副産物を
含むことを示すことができる。それとは対照的に、本発
明方法は、第一段階において、転化される第一ヒドロキ
シル基の割合を予め決められた値に、好ましくは、三価
のアルコールに転化するときには1または2に、四価ア
ルコールについては2に、そして五価または六価アルコ
ールについては2または3に定めることができる、選択
的な誘導体の生成を導く。従来技術とは対照的に、この
第一段階において製造される付加物および本発明の全体
の合成生成物は、両者とも、MZ ・MW −1として
計算して、1.10未満の分子量分布を有することを特
徴としている。二価アルコールを反応させるときには、
少なくとも1個の未転化第一ヒドロキシル基が付加物中
に残留していなければならない。その場合第二の反応に
おいて、転化された酸、酸無水物またはエポキシ部分が
分子中に導入される反応は、残留する第一ヒドロキシル
基の反応および第一段階において使用されるグリシジル
エステルのグリシジル基の転化から生ずる第二ヒドロキ
シル基の随意の反応を経て促進される。 【0006】エーテル化触媒の好適な例はハロゲン化物
、およびアルカン酸並びにナフテン酸の塩、特に1分子
当り2ないし30個の範囲の炭素原子を有するアルカン
酸およびナフテン酸の塩を包含している。極めて好適な
触媒は錫、亜鉛または鉄の塩化物、錫または亜鉛のアル
カン酸塩、ジブチル錫ジアルカノエート、およびナフテ
ン酸の鉄塩である。好ましい触媒はオクタン酸錫(II
)、二塩化錫、ジブチル錫ジラウレートおよび四塩化錫
であり、前者が最も好ましい。触媒は比較的少量および
低い反応温度において使用することができる。したがっ
て、反応混合物を100ないし200℃の範囲の温度に
加熱しながら、0.01〜0.4%m/mの触媒を添加
するのが適している。0.03〜0.35%m/mの範
囲の量の触媒が特に適しており、0.05〜0.2%m
/mの範囲の量が最も適している。反応は115〜19
0℃、好ましくは130〜175℃の範囲の温度で非常
に好適に遂行することができる。 【0007】反応させるべき二価ないし六価の脂肪族第
一アルコールは、2個ないし6個の第一ヒドロキシル基
(すなわち、HOCH2 −)、随意に1個またはそれ
以上のエーテル結合を含み、そして好ましくはその他の
第二ヒドロキシル基(HOCH−2 )、または第三ヒ
ドロキシル基(HOC−3 )を含んでいない。好適な
化合物は、トリ(ヒドロキシメチル)エタン、−プロパ
ン、−ブタン、−ペンタン、−ヘキサン、−ヘプタン、
−オクタン、および−ノナン;テトラ(ヒドロキシメチ
ル)メタン、−エタン、−プロパン、−ブタン、−ペン
タン、−ヘキサン、−ヘプタン、および−オクタン;ペ
ンタ(ヒドロキシメチル)エタン、−プロパン、−ブタ
ン、−ペンタン、−ヘキサン、および−ヘプタン;およ
びヘキサ(ヒドロキシメチル)エタン、−プロパン、−
ブタン、−ペンタン、および−ヘキサン;ジヒドロキシ
エタン、−ペンタン、−ヘキサンおよび−ドデカンに対
応する異性体のいずれかである。 【0008】好ましい実施態様において、脂肪族第一ア
ルコールはTMP、DTMP(すなわち、TMPの二量
体)またはネオペンチルグリコール(NPG)である。 これは第一および第三の反応段階の両方において用いら
れるアルコールに適用される。分枝鎖モノカルボン酸の
グリシジルエステルは、好適にはC5−15分枝鎖脂肪
酸のグリシジルエステルまたはそれの混合物のいずれか
であり得る。好ましいエステルは、カードラ(CARD
URA)E10として商業的に知られているC9−11
分枝鎖脂肪酸のグリシジルエステルの混合物である。別
の好ましいグリシジルエステルはピバリン酸から誘導さ
れるグリシジルエステルである。好ましくは、第一の反
応段階において、出発物質の相対的な量は、付加物が未
反応のグリシジルエステルを本質的に含まないような量
である。 【0009】第二段階における好適な反応剤a)は特に
脂環式化合物である。好ましいポリグリシジルエステル
はジカルボン酸のジグリシジルエステルであり、ヘキサ
ヒドロフタル酸のジグリシジルエステルが最も好ましく
、それの商業的に入手できる等級はエピコート(EPI
KOTE)191(EPIKOTEは商標である)であ
る。好ましいカルボン酸およびその酸無水物はヘキサヒ
ドロフタル酸およびその酸無水物である。反応剤a)と
b)とのそれ以上の反応においてモル比は、最終生成物
中で適当な熱硬化性能(キュラビリティ)を許すのに十
分な数の未反応第一ヒドロキシル基が残るように選ばな
ければならない。硬化は遊離の第一ヒドロキシル基の反
応を経て実質的に進行するので、最終生成物中に未反応
のグリシジル基を提供する必要がない。それ故、最終生
成物のエポキシ基含有量は0.04ミリ当量/gを越え
ないのが好ましい。 【0010】本発明方法は式 【化1】 によって概略的に表すことができるポリオール分子の組
立を見込んでおり、これらの式の中でCE10、TMP
、NPG、PE、E191およびHHPAはそれぞれカ
ードラE10、トリメチロールプロパン、ネオペンチル
グリコール、ペンタエリスリトール、エピコート−19
1およびヘキサヒドロフタル酸の一部分を表している。 それらの構造の中には、NPGまたはTMP末端基では
第一ヒドロキシル基が存在し、さらにカードラ部分およ
びエピコート部分ではグリシジル基のエーテル化によっ
て生じる第二ヒドロキシル基が存在し得る。前述のよう
に、ポリオール樹脂の硬化は主として第一ヒドロキシル
基の存在によって保証され、第二のヒドロキシル基は比
較的重要でない役割しか果たさない。 【0011】所望ならば、本発明方法は好適な非反応性
溶剤、例えば、オクタン、ノナン、デカン、トルエン、
3種のキシレン、エチルベンゼンまたはイソプロピルベ
ンゼンのような炭化水素;1,4−ジオキサン、エチレ
ングリコールのジエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルのジエチルエーテルのようなエーテル;およびモノク
ロルベンゼンのような塩素化炭化水素の存在下で遂行す
ることができる。アルコール、アルデヒド、ケトンおよ
び同様な化合物は望ましくない副産物を生じ得るので、
上記の溶剤よりも適性が劣るものと考えられる。本発明
のポリオール樹脂の好ましい特性は、この樹脂を溶剤塗
装系の適用、特に周囲硬化(ambient  cur
e)の適用についてかなりの可能性を提供する。その他
の可能な適用は焼付エナメル、粉末塗装、および陰イオ
ン型または陽イオン型電着塗装にある。後者の塗装のた
めには、本発明の新規な樹脂はまず最初に酸または塩基
(例えばアミン)と反応させることによって変性し、中
和し、ついで適当な架橋剤とともに適用する。 【0012】本発明の意図するポリオール樹脂は高性能
の自動車用ハイソリッドトップコートにおいて使用する
のに適している。この点に関して魅力的な架橋性樹脂は
、例えば欧州特許出願第244,897号および第28
1,213号に開示されている樹脂である。特に好適な
架橋剤はホルムアルデヒドとメラミンまたはベンゾグア
ナミドとのアルコキシル化反応生成物のようなアミノプ
ラスト型の樹脂である。その他の好適な架橋剤は尿素−
アルデヒド樹脂、フェノール−アルデヒド樹脂、および
ブロックされたイソシアネートを包含している。硬化性
塗料において使用できる好適な触媒は燐酸またはp−ト
ルエンスルホン酸のような酸である。これらの触媒はポ
リオール樹脂および架橋性樹脂を基に計算して、例えば
0.05〜2重量%の範囲の量で使用できる。硬化性塗
料において使用できる好適な架橋触媒は燐酸またはp−
トルエンスルホン酸のような酸である。これらの触媒は
ポリオール樹脂および架橋性樹脂を基に計算して、例え
ば0.05〜2重量%の範囲の量で使用できる。 【0013】ポリオール樹脂と硬化剤との相対的な割合
は、一般に硬化性結合剤において使用される割合、すな
わち典型的にはポリオール樹脂と架橋性樹脂との合計量
を基に計算して5ないし50重量%の割合である。本発
明のポリオール樹脂は、主として表面塗料として使用す
ることが意図されている。積層品または流し込成形にお
ける適用のような、その他の適用も可能である。この樹
脂は脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素のような通例
の溶剤と配合してもよい。本発明方法にしたがって製造
されるポリオール樹脂を含む硬化性バインダー系には顔
料、充填剤、分散剤および塗料について知られているそ
の他の成分を添加することができる。硬化性塗料は当該
技術において知られている様々な方法、例えば吹付、浸
漬またはローラー塗によって塗布することができる。塗
膜は例えば100〜300℃の温度で焼付けることによ
って硬化することができ、そして硬化時間は例えば10
秒〜30分に変化する。本発明は以下の実施例からさら
に深く理解されるであろう。 【0014】 【実施例】実施例1 a)TMPとCE10との付加物 1モルのTMPとnモル(nは0.5、1.0または0
.7に等しい)のカードラE10を100℃において均
質化させ、そして0.10重量%のオクタン酸第一錫触
媒を添加した。混合物を160℃において2.5時間反
応させると、その期間の末期において混合物のエポキシ
基含有量(EGC)は0.04ミリ当量/gに低下した
。 b)エピコート191と生成物a)との付加物合成a)
から生じた3種の混合物のそれぞれに2モルのエピコー
ト191を加えた。溶液を160℃に加熱してから、触
媒の量を調節して0.15重量%の濃度を生じさせた。 反応を1.8時間続行させた。 【0015】c)最終的なポリオール生成物b)から生
じた反応混合物中にTMPまたはNPGのいずれかを2
モル混入し、追加量の触媒は加えなかった。 混合物を160℃において1.5時間反応させると、そ
の期間の末期には混合物のEGCは0.04ミリ当量/
gに低下した。ついでその溶液を室温まで冷却し、そし
てメチル  プロキシトール(PROXITOL)溶剤
を加えて20〜30重量%の固形分を生じさせた。3種
の生成物の分析によって次のデータが生じた。                 n        
Mz      MWD    遊離アルコール   
 粘度                      
                         
   重量%       mPa.s    NPG
      0.5       2160     
  1.92          3.2      
    1840    NPG      1.0 
      1960       1.89    
      2.4          1250  
  TMP      0.7       1700
       1.56          1.0 
          798【0016】d)ポリオー
ルの評価 1)透明被膜コーティング 架橋剤      :  ヘキサメトキシメチルメラミ
ン(HMMM) 触媒        :  メラミンでブロックされた
p−トルエンスルホン酸(レジメン(RESIMENE
)−6201)(RESIMENEはモンサントの商標
である)重量比  樹脂/HMMM  :  85/1
5触媒濃度    :  2重量% 固形分      :  メチル  プロキシトール中
30重量%バー(bar) コーティング、厚さ  :
  20ミクロン(乾燥被膜) 硬化、時間  :  30分 硬化、温度  :  120℃                         硬
度              可撓性       
       耐溶剤性              
          sec.           
    cm.kg              往復
摩擦              n     115
℃   140℃       115℃   140
℃       115℃   140℃──────
─────────────────────────
─────NPG     0.5      112
     143          69     
 58         100     100 N
PG     1.0       63      
85       > 92      35    
      90     100 TMP     
0.7       56     108     
    186      69         1
00     100 ──────────────
──────────────────────【00
17】2)着色塗膜 架橋剤    :  HMMM 触媒      :  レジメン(RESIMENE)
−6201 顔料      :  クロノス(Kronos)CL
310重量比  樹脂/HMMM  :  75/25
触媒濃度  :  3.3重量% 重量比  顔料/(樹脂+HMMM):  0.4/1
固形分      :  メチル  プロキシトール中
70重量%バー(bar) コーティング、厚さ  :
  30ミクロン(乾燥被膜) 硬化、時間  :  30分 硬化、温度  :  120℃                          
       硬度      可撓性       
   光沢                    
n          sec.       cm.
kg        20°  60°      N
PG        0.5         144
          57         80  
  92        NPG        1.
0          95          46
         81    91   【0018】実施例2 a)酸無水物と生成物a)との付加物 実施例1に述べたnが0.7に等しい場合の合成a)か
ら生じた混合物の試料に、種々の酸無水物をそれぞれ2
モル加えた。これらの酸無水物は無水フタル酸(PA)
(比較用)、無水テトラヒドロフタル酸(TPA)、無
水ヘキサヒドロフタル酸(HPA)、および無水メチル
ヘキサヒドロフタル酸(MHPA)であった。使用した
モル比は、すべての場合、実施例1の付加物1モルに付
き酸無水物2モルであった。酸無水物の融点に応じて溶
液を120ないし160℃に加熱した。反応を0.50
時間続けた。 【0019】b)最終的なポリオール生成物混合物に2
モルのNPGを混入し、そしてオクタン酸第一錫触媒を
添加して触媒濃度を0.20重量%に調整した。水の共
沸蒸留による除去を許すために5重量%のトルエンを導
入した。EGCが0.04ミリ当量/kg未満に低下す
るまで反応を180〜220℃において5時間続けた。 ポリオール生成物の分析によって次のデータが生じた。     酸無水物        Mz       
 MWD    遊離アルコール      粘度  
                         
                   重量%   
      mPa.s    PA*       
    1210         1.40    
      1.0            1660
    TPA          1100    
     1.35          1.1   
         1890    HPA     
     1160         1.38   
       0.9            122
0    MHPA        1220    
     1.39          2.0   
         1670    ────────
───────────────────────* 
比較用 【0020】c)ポリオールの評価 1)透明被膜コーティング 架橋剤      :  HMMM 触媒        :  レジメン(RESIMEN
E)−6201 重量比  樹脂/HMMM  :  75/25触媒濃
度    :  2重量% 固形分      :  メチル  プロキシトール中
70重量%バー(bar) コーティング、厚さ  :
  20ミクロン(乾燥被膜) 硬化、時間  :  30分 硬化、温度  :  120℃         酸無水物          硬度 
       可撓性        耐溶剤性   
                       se
c.        cm.kg         往
復摩擦          PA*         
    202           35     
       >100           TPA
            183          
 35            >100      
     HPA            179  
         23            >1
00           MHPA        
  197           23       
     >100           ─────
──────────────────────* 比
較用 【0021】2)着色塗膜 架橋剤    :  HMMM 触媒      :  レジメン(RESIMENE)
−6201 顔料      :  クロノス(Kronos)CL
310重量比  樹脂/HMMM  :  75/25
触媒濃度  :  3重量% 重量比  顔料/(樹脂+HMMM):  0.4/1
固形分      :  メチル  プロキシトール中
70重量%バー(bar) コーティング、厚さ  :
  40ミクロン(乾燥被膜) 硬化、時間  :  30分 硬化、温度  :  120℃         酸無水物          硬度 
       可撓性          光沢   
                       se
c.         cm.kg        2
0°  60°        PA*       
      175           46   
                         
TPA            140       
    69          93    93 
         HPA            1
50           69          
83    92          MHPA   
       165          115  
                         
 ────────────────────────
───* 比較用 【0022】実施例3 本発明の範囲外の別の付加方法に沿って製造された2種
の生成物と比較した形で、実施例2の最終的な生成物(
MPA)を貯蔵安定性について評価した。すなわち、生
成物c(1)は、1モルの2,2−ジエチル−1,3−
プロパンジオールに2モルのHPAを付加し、ついでN
PGと付加することによって製造した。このようにして
、生成物c(1)では、分子中にカードラE10を導入
しなかった。生成物c(2)においては1モルの2,2
−ジエチル−1,3−プロパンジオールを2モルのHP
Aと付加させた。ついで、この生成物を1モルのカード
ラE10および1モルのNPGと付加させた。最終生成
物の溶液はそれぞれ80重量%の固形分を有していた。 【0023】硬化剤HMMM(樹脂対硬化剤の重量比7
5:25)およびクロノス(KRONOS)CL310
顔料(顔料対樹脂+HMMMの重量比0.7:1)を加
えることによって、着色した調合物を調製した。固形分
の高い着色樹脂系の公知の欠陥は、室温で若干時間貯蔵
した後に起こる相分離によって示されるような、それら
の貧弱な安定性である。そこで相分離の挙動について3
種の調合物を試験した。比較生成物c(1)およびc(
2)は13日間まで安定であった。本発明のポリオール
生成物は42日間を過ぎても安定であり、このようにし
て本発明生成物の驚くべき効果が示された。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  亜鉛化合物、鉄化合物または錫化合物
    エーテル化触媒の存在下において、付加物が0.2ミリ
    当量/g未満のエポキシ基含有量を有しかつ少なくとも
    1個の未反応第一ヒドロキシル基を含むような割合で、
    5ないし15個の炭素原子を有する分枝鎖脂肪族モノカ
    ルボン酸のグリシジルエステルを、2ないし6個の第一
    ヒドロキシル基を含む多価脂肪族アルコールと反応させ
    ることによって付加物を製造し、ついでこの付加物を、
    a)脂肪族ポリカルボン酸、あるいはそれのグリシジル
    エステルまたは酸無水物のいずれか、およびb)2ない
    し6個の第一ヒドロキシル基を含む多価脂肪族アルコー
    ルと引き続いて反応させ、そして最終生成物が0.07
    ミリ当量/g未満のエポキシ基含有量を有するようにな
    るまで反応を継続させることを特徴とする、熱硬化性樹
    脂の製造方法。
  2. 【請求項2】  第一段階において製造された付加物中
    に残留する未反応の第一ヒドロキシル基の量が、二価ア
    ルコールを反応させるとき1分子当り1であり、三価ア
    ルコールについては1または2であり、四価アルコール
    については2であり、そして五価アルコールについては
    2または3であり、そして六価アルコールについては3
    または4である、請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】  多価アルコールがそれぞれ独立して二
    価または三価である、請求項1または2の製造方法。
  4. 【請求項4】  アルコールがトリメチロールプロパン
    またはネオペンチルグリコールである請求項3の製造方
    法。
  5. 【請求項5】  ポリグリシジルエステルがジカルボン
    酸のジグリシジルエステルである、請求項1ないし4の
    いずれか1項の製造方法。
  6. 【請求項6】  ポリカルボン酸がヘキサヒドロフタル
    酸である、請求項1ないし5のいずれか1項の製造方法
  7. 【請求項7】  触媒が塩化第二錫、塩化第一錫、オク
    タン酸第一錫またはジブチル錫ジアルカノエート、特に
    ジブチル錫ジラウレートである、請求項1ないし6のい
    ずれか1項の製造方法。
  8. 【請求項8】  a)請求項1ないし7のいずれか1項
    の製造方法によって得ることができる生成物、b)硬化
    剤およびc)有機溶剤を含む表面塗装用組成物。
JP3080569A 1990-03-23 1991-03-20 熱硬化性ポリオール樹脂およびこのような樹脂を基とする塗料 Pending JPH04222823A (ja)

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