JPH04222550A - 生鮮肉のpH値を均一化する方法と装置 - Google Patents

生鮮肉のpH値を均一化する方法と装置

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JPH04222550A
JPH04222550A JP3040811A JP4081191A JPH04222550A JP H04222550 A JPH04222550 A JP H04222550A JP 3040811 A JP3040811 A JP 3040811A JP 4081191 A JP4081191 A JP 4081191A JP H04222550 A JPH04222550 A JP H04222550A
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JP
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meat
container
lid
storage
pressure
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JP3040811A
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English (en)
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Aemich Rene
レーネ・アエミヒ
Jan Jansen Diederich
ディーデリック・ヤン・ヤンゼン
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Vesten AG
Original Assignee
Vesten AG
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R31/00Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
    • H01R31/02Intermediate parts for distributing energy to two or more circuits in parallel, e.g. splitter

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】この発明は、生鮮肉、特に牛・豚・家禽・
ラム肉および野獣肉のpH値の均一化法に関するもので
ある。 【0002】動物の各筋肉片が別々のpH値を呈し、し
かも個々の筋肉片の内部にも異なるpH値が存在し得る
ことが知られている。例えば正常と表示される肉でも5
.3〜5.8と変動し、許容範囲内とされる豚肉ですら
5.8〜6.2と一定しない。pH値は生鮮肉の柔らか
さ、色、食味、吸水性および保存性に大きな影響を及ぼ
すので、鮮肉におけるpH値の非均一は肉質を著しく変
化させる。 【0003】発明の根底をなす課題は生鮮肉の品質を肉
の柔らかさ、色合い、食味、吸水性更に保存性に関して
改善できる方法の開発である。 【0004】これには発明に従って生鮮肉、特に牛肉、
豚肉および家禽肉のpH値を均一化する方法が役立ち、
その際に畜殺したての肉を個々の肉塊に区分けして隙間
なく容器内に積層し、次いで積層肉塊に外から圧力を加
えて肉塊を嫌気性貯蔵状態とし、積層した肉塊の内部と
間に生じた内圧で浸透が起こり、貯蔵は最低7日間−1
°〜約+2℃の冷却温度で行なう。嫌気性雰囲気の同時
的創出下で、すなわち酸素の侵入排除下で肉に十分な内
圧を発生させることにより、浸透経過が促進されて個々
の肉塊または筋肉塊内および個々の貯蔵筋肉塊間でpH
値の平均化が生じる。 【0005】このような浸透経過は既知の肉加工法では
得られない。例えば個々の肉塊または筋肉塊をそれぞれ
プラスチック袋で包装して袋内を真空にする方法が知ら
れている。この場合、個々の肉塊自体間の交換は生じ得
ず、肉塊内部でも浸透交換は存在する内圧が不十分なの
で同じく不可能である。またむしろ正に真空処理により
浸透効果が抑制される。 【0006】別の鮮肉加工法は特に牛肉の場合、個々の
肉塊を自然状態で一緒に放置するものである。しかし個
々の筋肉塊は皮に覆われ、皮は透過性がなく浸透が阻止
されるので、pH値の調整は不可能である。その上、浸
透効果を肉塊内および肉塊間に生じさせるだけの十分な
内部圧力が存在しない。更にこの方法は豚肉および家禽
肉の場合、バクテリア被害が長期貯蔵を妨げるのでやは
り不可能である。しかし発明に係る方法によれば、バク
テリア被害は嫌気性環境の創出により防止される。 【0007】発明に係る方法の成果は以下の比較実験で
実証できる:貯蔵温度1℃で一方は発明に係る方法によ
り、他方は従来方法により真空パックして貯蔵したいわ
ゆる牛肉下皮を比較した。 【0008】         下皮、真空pH値         
           下皮、発明pH値      
      5.73               
             5.53        
    5.69                 
           5.62          
  5.47                   
         5.64            
5.48                     
       5.62            5.
49                       
     5.64            5.46
                         
   5.62            5.45  
                         
 5.63       【0009】   更に牛肉の腰肉塊を同様に調べて以下のpH値を得
た:        腰肉、真空pH値       
             腰肉、発明pH値    
        5.68             
               5.71      
      5.66               
             5.78        
    5.73                 
           5.76          
  5.68                   
         5.75            
5.65                     
       5.70            5.
51                       
     5.71            5.67
                         
   5.65【0010】上掲のpH値はそれぞれ各
肉塊の比較可能な部位で肉塊長さ沿いに測定した。上掲
の比較測定から明らかなように、発明によるpH値の均
一化が達成され、付加的に平均pH値の上昇効果が判明
し、従って特に肉質が全体的に均一化され、また特に肉
の軟度が改善された。 【0011】発明に係る方法の別の効果としてO2 の
局部圧力が高まり、従って酸素の副原子価に関し肉の中
にあるミオグロビンの2価鉄に付加され、これにより肉
の鮮赤発色をもたらすオキシミオグロビンが形成され、
発明に従って貯蔵された肉、特に牛・豚肉の外観が本質
的に改善される。 【0012】発明に係る方法は肉貯蔵の嫌気性環境を創
るので、乳酸バクテリアが最適に繁殖して食味が改善さ
れ、従って肉の酸敗が回避される。また空気中酸素によ
るアルデヒドおよびケトン発生の原因となり脂くさい匂
いを生じがちな酸化も排除される。このように酸化を抑
制するので肉中の脂肪酸の悪影響もなく、従って発明に
従って貯蔵した肉の新鮮な風味と匂いが完全に保持され
る。 【0013】また発明は鮮肉の肉汁保持力を高める方法
も含む。これは肉塊から骨を取り除く場合に特に有利で
ある。外から圧力を加えて、各種太さの単繊維が集まっ
た肉の筋繊維束の筋原繊維をふくらませれば、分子間隔
が拡大し、ミオシン分子間に含まれる水分が増加する。 その際この水分は固定される。すなわち保持されてもは
や自由に移動しないので、水分および肉汁保持力が向上
する。更に発明に従って水分・肉汁保持力が高まるので
、繊維への加圧およびゆっくりとした温度低下により繊
維の収縮が抑制される。従って水分を容れるスペースが
拡大して水分・肉汁保持力が高まる。また発明に係る方
法により同様な仕組みで、比較的自由に移動する筋小胞
体の水分および生きた筋肉の総水分の10%以下を占め
る細胞外水分も保たれる。 【0014】更に発明に係る方法はいわゆるチョリーゾ
(豚肉から造る生ソーセージ)の製造に使用する豚肉の
貯蔵にも応用できる。上述のように発明に従って創る嫌
気性環境によりpH値の上昇が促進されるので、肉の酸
敗を抑制できる。これは摂取を妨げるやゝ酸味のある味
がしばしば現われるので、チョリーゾの生産には特に効
果がある。従って最低14日の貯蔵期間が予定される。 【0015】また発明に係る方法はその適用後に塩水に
漬けた骨なし豚肉を利用するボイルハムの品質改良にも
応用できる。発明に係るpH値の均一化により肉の均一
的塩分吸収が達成されるので、全体的にボイルハムの保
存性、色合い、汁気と風味は改善される。更に発明に係
る方法を通じて約3%の重量増加が生じるため、ボイル
ロスは小さくなる。 【0016】要する発明に係るpH値均一化により肉の
保存性、色合い、細菌耐性および鮮度の改善が認められ
、発明に従って貯蔵した肉は短く、ひきしまって、しか
も柔らかい組織を呈するのでテクスチャーが明らかに向
上する。 【0017】特に家禽肉に関連してその畜殺したての肉
を個々の肉塊に区分けし、隙間なく容器内に積層し、次
に外から圧力を加えて肉塊の嫌気性貯蔵状態を容器内に
創り、最低約2週間−1°〜+1℃、特に0℃の冷蔵温
度で貯蔵する方法も有利である。従来新鮮な鳥肉は長期
間貯蔵できず、むしろ極力短期間に賞味すべきであると
されたので、この方法は鳥肉加工に関する在来のすべて
の認識とは異なる。 【0018】特に家禽肉の汚染に関して以下の点が明ら
かになった:畜殺したての家禽肉に存在する細菌数を調
査すれば、24時間後に約50,000、2日後に15
0,000〜200,000、4日後は500,000
〜800,000に達する。 【0019】発明に係る方法で貯蔵した家禽肉の細菌数
は貯蔵期間の経過時で約40,000〜50,000、
しかもその後もこの数は僅かに増加するにすぎず、保存
性は更に1〜2週間に及ぶので、家禽肉の全体保存期間
は4〜6週間となる。 【0020】更に外圧をかけて積層肉塊の間および内部
に内圧を原因とする浸透が発生する場合、pH値を均一
化するのは合目的である。発明に係る方法は例えばもは
や卵も生めない雌鳥のような老獣の肉──こうした肉は
畜殺したての状態でも堅く、黄色味を帯びるので視覚的
にも魅力がない──でも活用できる利点がある。このよ
うな肉は本来ならボイル肉または加工肉より値下げしな
ければ売れない。しかし発明に係る方法──この場合は
特に0°〜−1℃の貯蔵温度を維持する──を利用すれ
ば、肉の品質および保存性が著しく改善され、しかも特
に肉の柔らかさと色合いが向上する。つまり特に3週間
の貯蔵期間後には当初の黄色味が薄れて肉が全体に白く
なり、従って肉の組織が一層ひきしまって柔らかく、風
味が増す。 【0021】特に家禽肉の貯蔵に発明に係る方法を利用
すれば、皮つきまたは皮なし肉が使える。また骨つき家
禽肉にも利用できる。発明に係る方法では最低約150
kg/cm2 、特に300〜350kg/cm2 の
外圧を加えるのが有利である。牛肉および豚肉の貯蔵温
度は主として0°〜1℃、また既述のように家禽肉の場
合は−1°〜0℃とする。 【0022】この発明は付録図およびそこに示す実施例
で明らかなように、発明に係る方法を実施する装置にも
関係する。発明に係る方法を実施する発明に係る装置は
肉(図示せず)を容れる容器1から成る。容器1は図示
の実施例で長方形横断面をなし、底部2と4つの側壁3
,4,5,6で形成され、上部はオープンである。側壁
3〜6に限られる容器内部7は上方からふた9を矢印方
向11に装着でき、加圧器12(図2)──その機能は
後述する──で圧力を加え得る。ふた9は面積が容器内
部7の断面積より僅かに小さいので、ふた9と少くとも
ひとつの側壁3〜6との間に常に隙間があり、この隙間
から加圧で肉から流出する肉汁と空気が外に流れ得る。 加圧はふた9が肉汁に覆われて嫌気性貯蔵状態となるま
で継続する。 【0023】容器1は発明に従って、肉の温度変化に伴
う容積変化が容器1、すなわち底部2および側壁3,4
,5,6の収縮または膨張により補整されるような弾性
および熱膨張率をもつ素材で構成する。使用する素材は
従って熱伝導率も小さい。この場合は特にプラスチック
、それも必要な弾力性および小さな熱伝導率に加えてす
ぐれた機械的剛性をもつので、高い圧力にも問題が生じ
ないグラスファイバ強化プラスチックが好適である。 好都合にも容器1はポリエステル樹脂の外層とグラスフ
ァイバマットから成り、その上にベースポリエステル樹
脂──混合色素を含んでもよい──を内装塗布する。ポ
リエステル樹脂約60%、グラスファイバマット約30
%および上層約10%(それぞれ重量%)の容器組成は
有利なことが実証されている。発明に係る容器1は清掃
し易く、衛生的で食品に無害、しかも亀裂その他の損傷
を生じることなく必要な圧力を加えるための十分な機械
強度も備える。 【0024】基材としてポリエステル樹脂は粘性1,0
00mpのモノスチロール35%を伴うオルトフタル酸
ポリエステル樹脂をベースに使用し、これにコバルトナ
フテナル1%を含むスチロール溶液から成るゴバルト促
進剤、ならびに硬化剤として約9%の活性酸素の標準活
性溶液から成る過酸化メチルエチルケトンを減感剤フタ
ル酸エステルに溶解し、グリコール誘導体と混合する。 補強として450〜600g/cm2 の継ぎ目なしグ
ラスファイバマットを使用する。ファイバの定格直径は
15μ、上層はモノスチロールおよび酸化チタンの顔料
を含めて標準グリコールおよび分散した珪酸を伴うイソ
フタール酸ポリエステル樹脂、ならびに上述のコバルト
促進剤と硬化剤から成る。 【0025】この素材で製作する容器1は温度変化に際
し極めて良好かつ耐久性のある、すなわち疲労すること
のない膨張・収縮力を備える。例えば肉80kgを収容
した容器は温度18℃で高さ620mm、横470mm
、縦580mmあるが、同じ温度18℃においてこの容
器が空ならば床上25cmの高さで測って163.5c
mの周囲となる。しかし肉を容れ加圧した容器の周囲は
15℃で164cm、3℃では163.5cmとなり、
従って冷却後も常に十分な圧力が保証される。これは容
器が暖かい状態では加圧により強く弾力的に膨張し得る
ので、冷却時にはまずこの弾力的残留応力およびその後
場合によっては使用素材の熱膨張率により定まりかつ温
度により異なる容器の収縮が一定のまたは上昇すらする
圧力を容器内部にもたらすからである。発明に係る容器
1はいかなるサイズ、いかなる形態にも製作できる。特
に4つの異なる規格サイズ、すなわち肉45kg、80
kg、150kgおよび300kg用が用意されている
。 【0026】発明に従って容器1の内部スペース7はそ
の底部2から上方に拡大する。ふた9は主として底部2
の面積にほぼ等しい。この形状により肉の極めて良好な
脱気が保証される。肉量が少ない場合もふた9は容器側
壁3〜6から隔たるので、肉汁および空気は流出可能で
ある。更に内部スペース7の拡大形態は型抜きが容易な
ので、容器1の製造上でも有利である。 【0027】脱気、すなわち肉の隙間からの空気押し出
しを更に改善するため、ふた9の裏面15(容器1の底
部2に向く下側)の主として中心に隆起部16(図3a
)または17(図3b)を設ければ好都合である。隆起
部16はふた9の裏面15から先細りの梯形断面を有し
、図3bに示す別形状の隆起部17は中高のアーチ状を
なす。従って発明の範囲内でふた9の裏面15は全体的
に凸状に湾曲して形成されるといえる。あらゆる場合に
肉の加圧はまず中心から開始されるので、空気は側方に
内から外へ押し出される。図示のふた9は容器1の底部
2に背く上面18に偏心的に配した取手19を備え、付
着力で肉にはり付くことのあるふた9の取り除きが容易
である。更にふた9の周縁21を面取りして、その裏面
15の面積を上面18より小さくすれば便利である。 これは同じく空気がふた9と側壁3〜6間を流出し易く
するのに役立つ。 【0028】容器1はその上部開口の領域に開口を取り
囲み外に延びる縁部23──最低2つの正反対の場所を
加圧器12でつかめるよう補強する──を有する。この
補強場所は合目的に2つの相対する側壁3,5または4
,6の縁部23の中心領域にある。 【0029】図2に示す加圧器12はウエブ26および
2本の平行するアーム27,28を伴うU型クランプ2
5を備える。両アーム27,28はその端部29に容器
縁部23をつかむため相互に向き合うつかみ手31を有
する。ウエブ26には発明に従って矢印方向30に可動
の巻上げ棒33はその下端部にふた9と接触する圧力プ
レート34を有する。図示の実施例でのジャッキ32は
機械タイプで操作レバー35を矢印方向に上下して巻上
げ棒33を垂直下方に動かし、圧力プレート34を介し
てふた9を容器内部7に押し込む。ジャッキ32の巻上
げ棒33は圧力をふたの中心に加えるためクランプウエ
ブ26の中心孔を通せば有利となる。クランプアーム2
7,28に固定するつかみ手31はL型棒で形成し、そ
れに向かい合って配したアームが容器縁部23をつかむ
。更にアーム27,28に上下の間隔をおいてL型棒に
ガイドローラを配し、容器縁部23の上面にあてるよう
にすれば便利である。加圧器12は従って容器縁部23
上を側方に押し開け可能となる。発明の別の実施態様に
おいては、クランクアーム27,28の最低ひとつを外
に変位可能に形成し、加圧器12を上から容器1上に装
着するようにもできる。 【0030】要約すれば発明に係る容器1の形態は以下
の利点がある:大きな機械的剛性と同時にすぐれた弾力
性、小さい熱伝導率、すなわちすぐれた熱絶縁性、清掃
が容易、衛生的、温度および薬品安全性、危険物質も健
康有害物質も含まない。
【図面の簡単な説明】
【図1】aおよびbは、本発明に係る装置の容器および
ふたの透視図である。
【図2】加圧器の透視図を示す。
【図3】aおよびbはふたの2つの異なる形態の図1に
示す線 III−III による横断面図である。
【符号の説明】
1    容器 2    底部 3〜6    側壁 7    容器内部 9    ふた 12    加圧器 15    裏面 16    隆起 21    縁部 25    クランプ 26    ウエブ 27,28    アーム 31    つかみ 32    ジャッキ 33    巻上げ棒 34    圧力プレート 35    操作レバー

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  畜殺直後の肉を個々の肉片に区分けし
    て隙間なしに容器内に積層し、更に積層した肉塊上に外
    側から圧力を加え、嫌気性貯蔵状態──貯蔵は最低7日
    間−1℃〜約+2℃の冷蔵温度で行なう──で積層した
    肉の内部および間で加えた内圧の故に浸透が起こる鮮肉
    、特に牛・豚・家禽・ラム肉および野獣肉のpH値を均
    一化する方法。
  2. 【請求項2】  畜殺直後の家禽肉を個々の肉片に区分
    けして隙間なく容器内に積層し、次に積層肉に外から圧
    力を加えて肉塊を容器内で嫌気性の貯蔵状態──貯蔵は
    最低約2週間、−1℃〜+1℃、特に0℃の冷蔵温度で
    行なう──にした畜殺直後の状態における家禽肉の貯蔵
    方法。
  3. 【請求項3】  積層した肉塊の内部および間で加えた
    内部圧力の故に浸透が起こり、これが肉のpH値の均一
    化をもたらすことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】  最低約150kg/cm2 、特に3
    00〜350kg/cm2 の外部圧力を加えることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  牛・豚肉の貯蔵が0°〜1℃の貯蔵温
    度で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】  肉塊から貯蔵に先立ち肉塊についた皮
    を少くとも部分的に除去することを特徴とするクレーム
    1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】  家禽肉を−1°〜0℃の貯蔵温度で貯
    蔵することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】  家禽肉を畜殺の遅くとも24時間後ま
    でに貯蔵庫に入れることを特徴とする請求項1または2
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】  家禽肉を皮つき/または皮なしで、お
    よび骨つき/または骨なしで貯蔵庫に入れることを特徴
    とする請求項1または2に記載の方法。
  10. 【請求項10】  貯蔵期間が約3週間に達することを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】  肉を収容する上部開放の内部スペー
    ス、上から容器内部に装着可能なふた──その面積に容
    器内部の横断面積より僅かに小さい──、およびふたを
    容器内部に圧迫する加圧器を備えた容器から成り;容器
    (1)は温度変化で生じる肉の容積変化が容器の収縮ま
    たは膨張により相殺されるような弾性と熱膨張率をもつ
    素材で構成することを特徴とする請求項1乃至10のい
    ずれかに記載の方法を実施する装置。
  12. 【請求項12】  容器(1)が熱伝導率の小さい素材
    から成ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】  容器(1)がプラスチック、特にグ
    ラスファイバ強化プラスチックから成ることを特徴とす
    る請求項11または12に記載の装置。
  14. 【請求項14】  容器(1)がポリエステル樹脂およ
    びグラスファイバマット製の外層ならびに主として混合
    顔料を含むベースポリエステル樹脂製内層から成ること
    を特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】  容器(1)がポリエステル樹脂約6
    0%、グラスファイバマット約30%、内層約10%か
    ら成ることを特徴とする請求項13または14に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】  容器(1)の内部スペース(7)は
    底部(2)から上方に拡大し、ふた(9)は底部(2)
    の面積にほぼ等しいことを特徴とする請求項11乃至1
    5のいずれかひとつまたはそれ以上に記載の装置。
  17. 【請求項17】  ふた(9)は容器(1)の底部(2
    )に向くその下面(15)の中央に隆起部(16,17
    )を有することを特徴とする請求項11乃至17のいず
    れかひとつまたはそれ以上に記載の装置。
  18. 【請求項18】  隆起部(16)はふた(9)の下面
    (15)から先細りの梯形状横断面を有することを特徴
    とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】  隆起部(17)は中高のアーチ状に
    形成されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 【請求項20】  ふた(9)は容器(1)の底部(2
    )に背を向けた上面(18)に最低1つの偏心的に配し
    た取っ手(19)を備えることを特徴とする請求項11
    乃至19のいずれかひとつまたはそれ以上に記載の装置
  21. 【請求項21】  容器(1)はその上方開口の領域で
    開口を取り巻き外向きに延びる縁部(23)を有し、縁
    部は少くとも2つの正反対に向き合う加圧器(12)に
    よるつかみ場所で補強形成されることを特徴とする請求
    項11乃至20のいずれかひとつまたはそれ以上に記載
    の装置。
  22. 【請求項22】  加圧器(12)は1本のウエブ(2
    6)と2本の平行するアーム(27,28)をもつU型
    クランプ(25)を備え、アーム(27,28)はその
    端部(29)に容器縁部(23)をつかむため相互に向
    き合ったつかみ(31)を有しかつウエブ(26)にジ
    ャッキ(32)を固定し、ジャッキは容器内部(7)ま
    で可動な垂直リフト棒(33)──その下端にふた(9
    )と接触する圧力板(34)を有する──を備えること
    を特徴とする請求項11乃至21のいずれか1つまたは
    それ以上に記載の装置。
  23. 【請求項23】  ジャッキ(32)のリフト棒(33
    )はクランプのウエブ(26)の中心孔を通ることを特
    徴とする請求項22に記載の装置。
JP3040811A 1990-07-11 1991-02-14 生鮮肉のpH値を均一化する方法と装置 Pending JPH04222550A (ja)

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